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日記・つぶろぐ更新のお知らせ-簡易宿泊所・寿町の診療所精神科デイケアの1日

*画面右側の「つぶろぐ」を更新しました。
 筆者の日記などのコメントです。
 2010年5月19日
 昨日は研究日=寿町の日でした。
 午前中は、精神科デイケアの利用者たちと、お好み焼き風オムレツ、五目ヒジキ煮、小松菜味噌汁を調理しました。簡易宿泊所で単身生活をしている利用者がほとんどなので、なるべく野菜等のバランスを考えています。学生の皆さんも、健康と美容のため食生活も気をつけましょう!!

 精神科デイケアの午後は、エアロビ教室でした。簡易宿泊所街のなかでエアロビは意外でしょうが、エアロビ講師の方が、その時の利用者の体調に合った、プログラムを組み立てて下さってます。やはり、健康には適度の運動も必要ですねー生活を総合的な視点で捉えるソーシャルワークとしても、健康・運動・栄養・食、住まい・環境等について、更に考える必要がありそうです。


*参考リンク
ことぶき共同診療所のホームページ
・上記より引用:当診療所は「寿の住人に必要な医療サービスを提供する」という趣旨への賛同者から寄付を募り、1996年4月に開設されました。現院長は昭和40年(1965)から八年間、横浜市の「寿生活館(当時)」という、生活相談所に勤務していましたが、当時、寿町の人々にとって、一般の医療機関が、かなり掛かりにくいものであり(違和感を持って迎えられる等)、またそのためもあって、治療の中断が多く、一般地域の人々に比べて、かなり若年で死を迎えてしまう人々が多かった。このため「何とか医療をもっと身近な、隣の家に行くように気軽に掛かれるものにしていきたい」との切実な願いがありました。
 そこで、以前から寿町にて活動していたボランティアグループで知り合っていた仲間や医療・福祉関係友人と協力し、1995年11月に設立準備会を発足。「ことぶき共同診療所設立趣意書」を作り、六つの基本方針を決めました。そこには「時間的、場所的、応対的に、患者さんが来やすい診療所にしていくこと。いわゆる敷居の低いこと」が診療所の基本的な理念とされました。そして、翌1996年4月の開設となりました。
 診療科目は当初は精神科・内科だけでしたが、現在は整形外科も加わり、全般的なプライマリーケアを行っています。また、鍼灸院、精神科デイケアも併設されており、生活のサポートをしています。

・ことぶき共同診療所では、精神科の治療の一環としてデイケアを併設しており、当精神科に通院されている患者さんの中で日常生活からのアプローチが必要と思われる方に参加していただいています。
 当デイケアの特徴は、統合失調症の患者さんだけでなく、うつ病、アルコール依存症等、様々な疾病の患者さんが、共に通ってきていることです。皆、家族のいない単身者であり、高齢であったり、身体に障害のある人が多いので、デイケアに通ってくることが生活の大きな柱になっているといえます。
 地域作業所や病院に多い作業が中心のプログラムではなく、昼食を毎日一緒に調理し食事することを基本に各種プログラム(造形、書道、ゲートボールなど)と季節の行事を行っています。様々なプログラムを一緒に楽しんだり経験したりすることで、閉じこもりがちな心が開放され、日常生活技術を身につけていくことを目指しています。

デイケアだより
by yrx04167 | 2010-05-19 15:35 | Comments(0)