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日刊 社会福祉ニュース 避難者ストレス・不安、被災とPTSD、震災遺児、被災高齢者調査、被災別居

<社会福祉情報 ソーシャル・ニュース・レビュー 特集:震災、避難者ストレス、PTSD、震災遺児、被災高齢者調査>
筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク
<下記の各記事タイトル(赤色)をクリックすると、全文が読めます
避難者世帯の3割 帰郷や将来見えずストレス 体調も崩しがち 青森県が調査 (河北新報1月14日(土) - Yahoo!ニュース
 引用「東日本大震災で岩手、宮城、福島県などから青森県内に避難している被災者世帯の約3割が、大きなストレスを感じていることが青森県が実施した調査で分かった。古里に再び戻れるめどが立たないことなど、将来への不安が主な理由となっている。
 調査は県生活再建・産業復興局が昨年11月~12月中旬、県が把握している全477世帯を対象に実施し、202世帯から回答を得た。健康状態については複数回答で、31.2%が「自分や家族が大きなストレスを感じている」と答え、「体調を崩しがちである」とした世帯が22.3%あった。ストレスの原因には、「帰郷できる時期が未定なことなどで、将来の見通しを立てられない」(31.7%)、「仮設住宅退去後の住居の確保」(19.0%)などが挙がった。日常生活で困っていることは、「震災前に住んでいた自治体の行政情報が少ない」(34.2%)が最多で、「被災者間の交流の場が欲しい」(22.3%)、「医療機関や介護の情報が少ない」(19.8%)が続いた。今後の居住期間については、44.1%が「現時点では判断できない」と回答した。県生活再建・産業復興局は「帰れる環境が整えば、すぐにでも帰りたいが、先のことが見えないために決められないという人が多いようだ」と分析している。
引用ここまで

PTSD疑い3割 被災地看護師、不安や鬱は7割 (産経新聞2011年12月28日(水)) - Yahoo!ニュース
 引用「東日本大震災で被災した宮城、岩手両県の看護師について、震災から半年の心理状態を調べたところ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがある人が約3割、不安や鬱の症状がある人が約7割に上ることが28日、筑波大学の松井豊教授(社会心理学)らの調査で分かった。松井教授は「自分が被災者にもかかわらず、患者に寄りそわなければならなかった。亡くなった人も多く、心理的負担も大きかったのではないか」と分析している。
 調査は今年8~9月に実施。宮城・岩手両県の沿岸部の医療・福祉施設で働く看護師407人から有効回答があった。調査では、「地震のことがいきなり頭に浮かんでくる」などPTSD症状の疑いがある高リスク者が137人で33.7%。不安や鬱の症状がみられる人は274人で67.3%だった。その一方で、「震災を通じて自身が成長したこと」について尋ねたところ、「人のやさしさや温かさを感じるようになった」が7割を超えたほか、「社会的な問題への関心が強くなった」も4割超だった。ストレスが大きかった一方で、成長につながったことも明らかになった。

東日本大震災被災高齢者8000人調査 福祉の実態把握へ 東北福祉大 (河北新報1月16日(月)) - Yahoo!ニュース
 東日本大震災後の高齢者福祉政策の在り方を考えるため、東北福祉大(仙台市)などは津波で甚大な被害を受けた宮城県南三陸、女川両町で、高齢者ら計8000人を対象に生活状況や健康状態などの実態を把握する調査に乗り出した。3月末までに結果を分析し、被災地での新たな地域福祉政策の指針として提言する。
 調査は同大総合福祉学部の渡辺誠教授(高齢者医学)のグループが中心となって進める。渡辺教授は「大規模災害の被災地の高齢者を対象とした福祉調査としては、国際的にも最大規模ではないか」としている。
 調査対象は原則65歳以上の高齢者のほか、特別養護老人ホームなど関連施設職員にも広げる。国の財政支援を受け、調査員には両町の被災住民を雇用。現地での聞き取り調査を既に始めた。調査内容は(1)医療(2)福祉(3)社会(4)住民のメンタル(5)生活行動(6)原発事故の影響―の6分野。介護支援の状況や近所付き合いの増減、震災ストレスの影響など震災前後の環境変化を多角的に尋ね、高齢者が置かれている状況や課題を把握する。
 グループは両町長らを交えてデータを分析し、それを基に高齢者福祉にポイントを絞った「地域社会再生ビジョン」を策定する。被災自治体が復興計画を進める際に参考にしてもらうのが狙いで、全国の自治体に配布することも検討するという。渡辺教授は「大規模複合災害は例がなく、被災地での高齢者福祉に関する基礎データの収集は、学術的にも社会的にも急務。復興を進めていく上でどのような福祉政策が望ましいのかを示していきたい」と話している。

小2震災遺児、神戸の元教諭と合唱<被災者交流コンサート> (毎日新聞1月16日(月) - Yahoo!ニュース
 阪神大震災で中学生の心のケアにあたった元教諭の女性と、東日本大震災で両親と姉、祖母の4人を亡くした岩手県陸前高田市の小学2年生の女児とが、15日に陸前高田市であった被災者交流コンサートで共に司会を務め、復興を願って歌を歌った。
 2人は神戸市立中学の元教諭、村嶋さん(64)=兵庫県芦屋市=と、陸前高田市立高田小2年の熊谷さん(8)。震災で父(当時43歳)、母(同37歳)、姉(同9歳)、母方の祖母(同60歳)を亡くした。
 2人の出会いは昨年11月、村嶋さんらが陸前高田市で開いた復興支援コンサート。来場していた父方の祖母(70)が「元気で頑張っていることを天国の家族に伝えたいから、孫がどうしてもここで歌いたいと言っている」と村嶋さんに訴えた。音楽グループ・ロケットくれよんの復興支援ソング「みかづきスマイル」をアカペラで歌った。
 15日のコンサートは、陸前高田市や仙台市の合唱団などが歌を披露する際、曲名を紹介。曲に入る時には、村嶋さんと「それではどうぞ」と手を差し出し、息の合ったところを見せた。また、「愛する仲間を忘れない」という思いが歌詞に込められたロケットくれよんの「つばさひろげて」を歌った。終了後、村嶋さんが「チームの結成は1日だったけど、みんなを勇気づけたよ。よく頑張ったね」と語りかけると、笑顔でうなずいた。

震災によるPTSD、パニック障害、うつ病も 被災地派遣自衛官の深刻なストレス(NEWSポストセブン) - エキサイトニュース
 全国の自衛隊員約25万人の半数近い10万6900人にのぼる自衛隊員が、東日本大震災で被災した人々の捜索・救助、生活支援、救援物資の運送、緊急医療チームの派遣、福島第一原発への決死の放水活動、さらに遺体の収容・埋葬などに出動した。
 瓦礫の山と化した凄惨な光景が映し出されるなか、命懸けで働く自衛官たちのたくましい姿に多くの人が感動したが。肉体的な疲労はもちろんのこと、隊員たちの精神的なストレスは深刻だ。軍事ジャーナリスト・世良光弘さんが代弁する。若い隊員たちに話を聞くと、“身内以外の遺体を初めて見た”というんですね。警察や消防は事件や事故、火事などで遺体を見ることがあるので免疫がありますが、自衛隊員は本物の遺体を見る機会はほとんどない。慣れていないんです。活動している最中は緊張感で、そのストレスが表に出ることはありませんが、被災地から戻った後に、“悪夢にうなされた”“やる気が出なくなった”といったPTSD(心的外傷後ストレス障害)や燃え尽き症候群が出てしまうんです」
 阪神・淡路大震災で災害派遣を経験した陸上自衛官の妻は当時の夫の様子をこう話す。夫が25才のころで、彼にとっては初めての大きな災害派遣でした。発生後の1月に派遣され7月に帰ってきましたが、そのとき、こういったんです。“あそこに、まだどれだけの人が眠っているんだろう”って」夜、眠っている間にうなされているので妻が起こすと、「ああ、しんどかった」といってまた眠ることもあった。また、こんな体験も語ったという。県知事の指令で「人命救助」から「復旧」に切り替わり、重機を使って瓦礫の撤去作業を始めてからのことだ。作業をじっと見つめている家族とおぼしき住民がいた。「その人に声をかけると、“ここで母が寝ていたんです”と答えたそうです。そこで、夫たちが手掘りに切り替えると、下半身が焼け、上半身はそのままのご遺体が出てきたと…。この話をしたとき、夫は目に涙をためていました」(妻)
 その後、夫は精神科にかかり、パニック障害とうつ病と診断され、4、5年通院。そして夫は、今回再び被災地に向かった。
引用ここまで

<人生相談>
東京、原発が不安で、九州から妻と子が帰ってきません : 家族・友人・人間関係 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞2011年10月31日)

 引用「都内在住、先日第一子となる男の子が誕生しました。妻は地元の九州で出産をし、産後1ヶ月を目処に帰って来る予定でした。僕も家族3人での暮らしをとても楽しみにしていました。
 ところが、原発の不安から子供がまだ小さいからどんな影響があるかわからないので東京には数年戻るつもりはないというのです。しまいには私の体も心配だから仕事をやめて九州へ来いと。
 マタニティブルーでしょうか?安全だから戻ってこいと言っても聞く耳を持たずです。
 仕事を辞めるわけにはいかないし子供にも会えないしどうしたらよいかわかりません。
引用ここまで

<関連記事 バックナンバーの一部>
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・飯舘村102歳男性も自殺 福島県内、自殺者2割増、4~6月 東日本大震災・福島原発事故(毎日新聞)
・「お墓にひなんします」 南相馬の93歳自殺 福島原発事故・東日本大震災:-(毎日新聞2011年7月9日
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 日刊 社会福祉ニュース 特集:震災と児童福祉 震災孤児・遺児、親族里親支援、福島子ども交流キャンプ
東日本大震災:宮城県の震災遺児は711人―さらに増える可能性も。震災孤児は117人 - MSN産経ニュース2011.8.3
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 日刊 社会福祉ニュース 貧困、過労自殺・就活自殺、ワーキングプア、就職活動やる気無、震災被災地支援


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 低所得者に対する支援と生活保護制度 重要ポイントレジュメ総集編 社会福祉士精神保健福祉士受験対策共通


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

社会福祉士及び介護福祉士法

社会福祉士国家試験合格率 2011年3月 
 日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科合格率96.1% (現役のみ)

*第23回(平成22年度)社会福祉士国家試験 合格実績
 社会福祉士養成学科(昼間部)合格率96.1% (受験者76名 合格者73名

<全国受験者数・合格率(第23回)>
・受験者数 43568人
・合格者数 12255人
・全国受験者合格率 28.1%

毎年2,000件以上の求人が日本福祉教育専門学校就職センターに寄せられます
 2011-11-17現在、就職センターに届いている求人数は1,491件。
 昨年同時期より13%増加
■社会福祉士系:259件
■精神保健福祉士系:80件
■介護福祉士系(手話・音楽も含む):797件
■言語聴覚士系:355件

 昨年度は2,126件の求人をいただきました。


進路検討中の皆様にお知らせ 社会福祉士養成学科・養成科説明会 下記をクリック
2012年1/21(土)13:20~15:30 日本福祉教育専門学校オープンキャンパス・学科説明会
 会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 予約不要 直接、会場へお越しください


児童相談所における社会福祉士の仕事 社会福祉士養成(学)科説明会
 1/19(木)18:00~19:00 担当:小川 ヒロ子 先生 会場:日本福祉教育専門学校高田馬場校舎

 元児童相談所所長の小川先生が、児童相談所における具体的な事例を交えながら、仕事のやりがいや魅力をお話しします。そのほか、社会福祉士の仕事内容や、本校の授業の様子などもあわせてお話しします。


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by yrx04167 | 2012-01-17 13:24 | Comments(0)