ソーシャワーカーのワークライフバランス1 相談援助演習レジュメ 社会福祉士養成学科にて

相談援助演習(ソーシャルワーク演習Ⅳ)レジュメ概要 ソーシャワーカーのワークライフバランス1
 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科2クラスBにて

*今年度に演習で解説した内容のうち、ブログ未掲載のものをダイジェストで公開します。
<相談援助演習ライブラリ

講義:ソーシャルワーカーのワーク・ライフ・バランスとストレス・マネジメント
*ワーク・ライフ・バランスとソーシャワーカー

・人間の生活を総合的に支援するソーシャルワーカーは、自らのワークライフ・バランスを実現することによって、クライエント、関係者、社会に対するモデルとなるべきである。
 もし、仕事と自分自身の人生のバランスを重視しないならば、燃え尽きのリスクの一つとなる。
 今後のソーシャルワーカーにとっての、最優先のテーマであろう。

<概要>
・「仕事と生活の調和

 「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。

<参考:ワークライフバランス
 「老若男女誰もが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など、様々な活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態である」。
~「「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向報告」
(平成19年7月 男女共同参画会議 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会)

 「個人が仕事上の責任を果たしつつ、結婚や育児をはじめとする家族形成のほか、介護やキャリア形成、地域活動への参加等、個人や多様なライフスタイルの家族がライフステージに応じた希望を実現できるようにすることである」。
~「「子供と家族を応援する日本」重点戦略検討会議各分科会における「議論の整理」及びこれを踏まえた「重点戦略策定に向けての基本的考え方」について(中間報告)」
(平成19年6月 「子供と家族を応援する日本」重点戦略検討会議)

 「多様な働き方が確保されることによって、個人のライフスタイルやライフサイクルに合わせた働き方の選択が可能となり、性や年齢にかかわらず仕事と生活との調和を図ることができるようになる。男性も育児・介護・家事や地域活動、さらには自己啓発のための時間を確保できるようになり、女性については、仕事と結婚・出産・育児との両立が可能になる」。
~「労働市場改革専門調査会第一次報告」
(平成19年4月 経済財政諮問会議労働市場改革専門調査会)

 働く人が仕事上の責任を果たそうとすると、仕事以外の生活でやりたいことや、やらなければならないことに取り組めなくなるのではなく、両者を実現できる状態のことです。
~「男性も育児参加できるワーク・ライフ・バランス企業へ-これからの時代の企業経営-」
(平成18年10月 厚生労働省 男性が育児参加できるワーク・ライフ・バランス推進協議会)

*社会福祉専門職の健康管理とストレスマネジメント
1 健康管

・介護職員のなかには、介護の業務からの精神的、身体的な負担が過重となっている。
・自分自身の健康状態の維持、回復が課題となる。
 心身の健康管理を心がけること。
・健康管理に気を付け、いつも良い介護業務ができるよう心がける必要がある=心身状態が安定していないと
注意力が散漫になり、事故の原因になる。
・定期的な健康診断等も必要不可欠である。
・利用者やその家族にも気を配るところから、精神的な疲労も生じる。
 懸命に業務を行なうあまり、バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまう場合もある。

2 日課という時間
・訪問や施設におけるスケジュールによって、ゆとりの無い業務となっている現状がある。
 スケジュールに合わせることが、良いサービスに繋がるわけではない。

3 介護職員の身体的疲
・特に介護は、身体にも負担がかかる労働である。
 トランス(移乗)等の身体介護業務が多いと、職員の腰痛のリスクが増大する。
・介護業務は、腰痛予防が重要な課題である。
 作業姿勢
 腰痛ベルト 等の工夫が不可欠となる。

4 職員が感染源とならないための健康管理
*感染

 病原微生物が経口・経皮等の経路によって身体に侵入して増殖,毒素を出して起こす病気。
病院や福祉施設など職員を含め不特定多数が生活する場で蔓延しやすく,院内感染とよばれ,日常的な予防対策が重要である。
 一方,施設入所の際に,感染症に罹患していない診断書を医師から発行してもらわなければ入所できないところも増えており,入所者にとってはその費用負担も大きい。
 また在宅介護においても,介護職員が利用者から感染させられたり,さらに別の利用者に感染させたりする等の報告も増えている。
 介護サービス事業者のなかには感染症対策マニュアルを用意しているところもあるが,十分な対策がとられているとはいい難い状況にあり,うつされた利用者の賠償責任やホームヘルパーの休業補償などの課題も残されている。

*社会福祉職員の感染予防対
・職員自身が、感染症に感染し、抵抗力の弱い利用者に感染させてしまうことは、避けなければならない。
・手洗いやうがいを確実に実施し、利用者に感染させたり、利用者からの感染を予防するよう心がけなければならない。
・職員は、食事や睡眠をきちんと取って免疫力を維持することも重要である。
・感染症の予防等に努め、常に体調を万全にしておくことが基本である。
・インフルエンザ予防接種による、健康維持。

*レジュメ2に続く

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日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

社会福祉士及び介護福祉士法

<入学予定・検討中の皆様へ 入学前講義のお知らせ>
社会福祉士入門講座「貧困問題とソーシャルワーク実践」
 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科

2/17(金)19:00から21:00 参加無料
担当:当ブログ筆者(本校専任講師) 会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 高田馬場駅徒歩7分

*社会福祉士を目指す方を対象としたプレスクール・入門講座です。
 実際の授業を受講できる入学前教育です。本校に入学予定の方(参加自由)、受験を検討中の方、お待ちしています。
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15  
*参加申し込み先 日本福祉教育専門学校  電話:0120-166-255

参加費:無料(どなたでも参加できます)


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<卒業生、在校生、一般の皆様、入学予定の方へお知らせ>
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生現場報告<一般公開> 社会福祉士養成学科・養成科

 ソーシャルワーク実践研究会 2012年2月18日(土)14:30から16:00
  会場:日本福祉教育専門学校高田馬場校舎 JR山手線・東京メトロ東西線 高田馬場駅徒歩7分

*今回のテーマ:子供家庭支援センターにおける相談援助・社会福祉士の実践
 子供家庭支援センターとは、子供と家庭の問題に関する総合相談窓口です。子育てや家族問題、子供に関するサービス情報の提供やケース援助等を行っています。

*ソーシャルワーク実践研究会は、社会福祉士養成学科・養成科等の卒業後の教育とフォロー、交流の集まりです。毎回さまざまなテーマで、卒業生・社会福祉士からの実践報告・現場レポートや、ディスカッションなどを行なっています。当ブログ筆者(本校専任教員)も参加予定です。
 ソーシャルワーク実践研究会は、在校生はもちろん、一般の皆様の参加も歓迎です。卒業生から、社会福祉士の職場・仕事の実際を聞ける機会です。参加申し込みは不要です。お気軽にお越し下さい。
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15 電話:0120-166-255

参加費:無料(どなたでも参加できます)


<進路検討中の皆様へ>
社会福祉士の就職セミナー 社会福祉士養成(学)科説明会 2/15(水)18:30から20:00 会場日本福祉教育専門学校高田馬場校舎 参加無料
担当:当ブログ筆者(本校専任講師)
 社会福祉士=相談援助の専門職の働く領域や仕事内容などを説明します。イベント終了後に個別相談もできます。社会福祉士の資格と仕事等に関心をお持ちの皆さん、ぜひご参加ください

<参加申し込み・お問い合わせ先>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

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by yrx04167 | 2012-02-13 20:26 | Comments(0)