修了式・卒業式を迎える皆様へご挨拶 当ブログ筆者 2014年3月19日

修了式・卒業式を迎える皆さんへ
 本校の社会福祉士養成学科・養成科等にて1年間、学んできた皆さんには、いろいろなご苦労、出来事があったと思います。
 本当にお疲れ様でした。
 また、学生の皆さんの講義や演習等へのご協力に感謝しています。
 そして、学生を支えて下さったご家族の皆様に、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 20日の修了・卒業式を区切りとして、皆さんは社会福祉士、つまり専門職としてスタートすることになります。
 私たち福祉専門職の使命は、苦境のなかにある人々を支えることにあります。併せて、社会全体を捉え、専門職として貢献することも求められています。意義ある仕事です。
 修了式を迎え、専門職となる皆さんの、それぞれの分野の職場、地域、社会における実践に、期待しています。

 これから、専門職として歩みだす皆さんにいくつかの助言です。
 一、職場の先輩、同僚、関係者、住民や当事者の人々が、教えてくれることを大切に聞きましょう。
 二、それぞれの職場の仕事の進め方には、経緯・背景・理由があり、そこに加わる皆さんには、謙虚な姿勢が求められています。謙虚さは、専門職として必要な知識・技術を効率良く吸収するためにも不可欠なものです。
 三、職場のチームワーク、人間関係、職員の相互支援を大切にしましょう。
 四、専門職である自分を支えてくれるネットワーク(職場内、職場の外の友人や学友、専門職団体、教員等)を構築しましょう。燃え尽きの予防です。
 五、狭い視野は思い込みのもとであり、短気は挫折のもとです。広い視野と長期的な視点で、大局を見ましょう。
 六、他者の生きることを支えることと併せて、自分が活きることも重要です。

*ワーク・ライフ・バランスと社会福祉士
 今日、ワーク・ライフ・バランスが福祉専門職にとって、重要な課題の一つです。これは、仕事と生活の調和であり、やりがいや充実感を持ちながら働き、家庭や地域生活などにおいても、人生の段階に応じた希望、生き方を実現することです。もし、このバランスが保てないと、燃え尽きのリスクの一つともなり得ます。
 生活を総合的に支援する福祉専門職は、自らのワーク・ライフ・バランスを実現することにより、利用者とその家族や関係者、社会に対するモデルとなるべきでしょう。

 また、実務上の留意点を数点挙げます。
一、支援に関わる実務スキルの修熟に努める。特に記録業務の熟練と、それに要する時間の短縮が課題である。
ニ、日々の実務の優先順位を明確にして、確実に取り組む。
三、環境への適度の適応。過剰な適応や反発はしない。
四、行き過ぎた完璧主義の放棄。無理をしない。
五、適切に人に頼ることも必要である。

 なお、学科の1年間の学びでは、ソーシャルワークを完全に身に付けるには充分とは言えません。上記のことも気に留めながら、着実に実力を蓄えていきましょう。
 新しい環境には慣れるまで少し疲れることもあるかもしれませんが、あまり力まずに、気長に、専門職としての成長と、自分の生活の充実を図って下さい。過剰に焦ったり、緊張しなくても、新たな職場、繋がりが、皆さんを待っていて、受け入れ、認めてくれると思います。
 社会福祉・ソーシャルワークの仕事は、実務に就いた後も、学び続け、自己研鑽に励むことが求められます。職場の先輩や同僚、もしくは学友と支え合いながら、これからも更に専門性を向上させていくことに期待します。
 4月、6月それ以降とソーシャルワーク実践研究会が予定されています。卒業後の学習と交流の機会として、都合の良い時に、ご参加下さい。

 修了式に参加出来ない方も、学校にお立ち寄りの際には、声を掛けて下さい。
 例年、秋頃の本校同窓会総会には、多くの修了・卒業生の方が集まります。学校からの案内、学校HP、当ブログ等で後日、お知らせします。

 また、社会福祉士試験の結果が不合格だった方は、次年度の試験に再挑戦しましょう。重要なのは、気落ちせず、次回に向けて着実に学習を継続すること、しかし焦らないことだと思います。励ましと応援の気持ちが伝わることを願っています。再挑戦を、当講座も可能な限りサポートします。

 大学のソーシャルワーク演習の学生の皆さんも、ご卒業、おめでとうございます。
 社会福祉や教育等、それぞれの進路でのご活躍を願っています。
 日本福祉大学の受験対策講座の受講生の皆さんも、今後、それぞれの現場での活躍を願っています。
 
 最後ですが、これからの皆さん自身の人生の、ご多幸、ご健康を、筆者は祈念しています。
 皆さんに、応援、お祝いの挨拶を送ります。またお会いできる日を楽しみにしています。

 2014年3月19日  社会福祉士受験支援講座・教員日記 筆者

<追記>
平成25年度 卒業式・修了式を開催しました 日本福祉教育専門学校



第26回社会福祉士国家試験合格者、合格率発表 日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科合格率89.2% : 社会福祉士受験支援講座・教員日記
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by yrx04167 | 2014-03-19 17:38 | Comments(0)