相談援助の理論講義レジュメ インテーク面接スキル、カタルシス。離職防止、コミュニケーション研修。11回

相談援助の理論と方法 第11回講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者(専任講師、社会福祉士、精神保健福祉士)が、社会福祉士養成科トワイライト・ナイトにて、2014/06/25に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>

3節 受理面接・インテーク
1 インテーク段階の内容 テキストP103
*概要

・インテーク(受理面接)は,援助の過程ではクライエント(この段階では申請者)が、最初に援助機関と出会う局面である。
 また、クライエントの問題を、援助者は的確に把握し,その人にとって最も適切な機関を判断する場面でもある。(社会福祉士国家試験に出題多数)

・ケースワーク・相談援助は、実質的にインテークによって開始される。
 インテークは,「取り入れること」あるいは「受理」と訳すことができる。
 単なる事務的な受付と混同しないため,インテークという言葉が使用される。
・通常、インテークは,問題が持ち込まれた時点で,面接というかたちをとって行われる。

・来談者は、人生における危機、苦境のなかでソーシャルワーカーのもとを訪れる。
 例えば離婚とその後の生活問題。「望まない妊娠」等の家族形成多問題家族、虐待、暴力等の家族問題、複雑な家族関係(親子の長期分離歴)。犯罪被害。家族介護や、家族のハンディキャップ、その受容。
・危機のなかにある来談者の感情表現、泣く、怒る。
・クライエントの自己評価、自尊感情の低さ-価値が無い自分。
 自分の声に耳を傾けてくれる-「もう一人ではない」社会的孤立から脱する。 略 詳細は講義にて。

*インテークでは、次の三点が行われる。
①主訴の提示

 申請者の主たる訴え(主訴)に十分耳を傾け(傾聴),その要求(ニーズ)が何であるかをあますところなく表明してもらい,的確に把握する。
・生活問題の現状と経緯等を聴取する-質問を活用する。
開かれた質問と閉じた質問を状況に応じて組み合わせる。

②ソーシャルワークとサービスの説明
 援助者と所属する機関や施設が提供できるサービスの内容と機能を情報として明示し,申請者の要求と関連させて理解と納得がいくようにわかりやすく説明する。

(③契約)⇒注意 略
 申請者の要求と、施設・機関の提供できる機能とが適合するか否かを検討しつつ,申請者による選択と、解決に向けた協同の確認を行なう。

<補足>
*準備段階

・事前に入手できるクライエントに関する情報を調べる。
・予備的な理解-波長合わせ

*面接の導入部分
・配慮のある声がけ、挨拶-援助者の第一声のあり方 略

*質問の組み立て 略 詳細は講義にて

*非言語(ノンバーバル)コミュニケーションの必要性(観察)
・援助者の専門的な非言語的表現は,重要である。 略

*来談者の言葉の二面性
・事例 詳細は講義にて


・時として利用者の言葉は、「表面的な(言語による)情報」と「裏側に潜む感情や価値観を含んだメッセージ」といったような、二つの面からできていることがある。裏側への気づきが必要である。特に高齢者の場合に、配慮を要する(例 SOSは発しづらい)。
・そのため、対人援助の場面では, 略

*インテークにおけるアカウンタビリティ
・インテーク時に、所属機関のサービスの内容、期待できる効果について、専門職は説明する責任がある。 略

◎解説:アカウンタビリティ(第16回等 社会福祉士国家試験出題)


2 二つ(二重)の不安 テキストP104
・社会福祉機関や施設に相談を持ち込む人は,二重の不安を抱いている。
 直面する問題からもたらされる不安と,いま直面している問題について,相談を持ち込もうとしている機関や施設の職員が対応してくれるかどうかの不安である。
・これらの不安感に加えて、クライエントにはある種の「罪悪感」、恥辱、不信感(例:人間・社会全般)を持つ場合がある-クライエントへの受容の態度が求められる。

事例:「もう誰も信じられない」、「皆から拒絶され、自分は誰からも必要とされていない」。拠り所が無い。
 援助者の、無条件の肯定的配慮の姿勢。 略 詳細は講義にて

・援助者はインテーク段階で利用者の話を「傾聴」し,この二重の不安を緩和するという援助を開始 略

<補足>
*対応時の留意点 略


<国家試験問題の出題実績>
◎援助契約に際しては,スティグマに留意しつつ,説明責任(アカウンタビリティ)に配慮し,説明と同意(インフォームド・コンセント)を遂行する。
◎サービスの適正さを担保するための苦情解決に関する情報を提供する。

◎インテークでは,ワーカーとクライエントの両者の間で相互によりよい関係を築くため,信頼関係(rapport)の形成を図ることが重要である。

*インテーク(受理面接)において行うこと。
◎家族構成など利用者に関する基本的な情報を収集する。
◎援助者の役割と提供できる援助内容を伝える。
◎利用者の不安と緊張を解きほぐしながら,主訴の内容を把握する。
◎自らの機関が十分に援助できない場合には,他機関への送致や紹介を行う。

日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
離職防止、正規雇用拡大、研修実施など処遇改善に支援 府と京都市、20日から公募 
 京都新聞 【 2014年06月19日 22時10分 】

引用「京都府と京都市は本年度、賃上げや正規雇用拡大など社員の処遇改善に取り組む企業の支援に乗り出す。在職者の定着率向上などに取り組んだ場合、150万円を支払う内容。
 景気回復で雇用機会は拡大しているが、府内の非正規雇用率は41・8%(2012年)と全国3番目に高い。大学卒業3年後の離職率も全国で31・0%(13年)にのぼり、雇用の質の改善が課題となっている。
 国の緊急経済対策に基づく「地域人づくり基金」から3億2千万円を活用し、本年度初めて取り組む。
 処遇改善には、離職防止や福利厚生の充実も含まれる。具体的には、販路拡大や新事業参入を賃金増に結び付ける取り組み、若手とのコミュニケーションを進めるための社内研修実施などを想定する」。引用ここまで

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「クエスチョン・バンク QB 社会福祉士国家試験問題解説2015」
ISBN978-4-89632-525-6
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第26回社会福祉士国家試験255名合格、精神保健福祉士278名合格 2014年3月発表 日本福祉教育専門学校
合格率89.2%、合格者74名、当ブログ筆者が専任講師の社会福祉士養成学科。一般養成施設ルート(昼間通学)合格者数 全国第1位。


当ブログ筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

<ブログ記事 バックナンバー>
福祉サービスの組織と経営練習問題 社会福祉法人会計基準とは。震災被災者アルコール依存症対策専門チーム

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社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験対策 学習に役立つリンク集 関連法編1 福祉六法、介護保険法等 <第26回社会福祉士国家試験問題と正答> 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です。電話:0120-166-255
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube



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 相談援助の専門職=社会福祉士、精神保健福祉士への就職を考える 業界セミナー。1年間で国家資格を取得する通学課程。
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士、精神保健福祉士)や、在校生が説明します。
【模擬授業】 自分らしく働ける「福祉」の仕事 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)
【セミナー】 福祉の仕事まるごと紹介 :本校広報課
【 在校生 】 「社会福祉士を目指したワケ」 :社会福祉士養成学科学生
※終了後、個別進学相談も承ります(希望制)
7/3(木)18:00から19:30 会場:日本福祉教育専門学校 本校舎 電話:0120-166-255<

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by yrx04167 | 2014-06-28 12:00 | Comments(0)