<   2010年 10月 ( 29 )   > この月の画像一覧

<日刊 社会福祉ニュース ソーシャル・ニュース・レビュー>
福祉ニュース・クリップ*特集:地域福祉・コミュニティ
 筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク

<下記の各記事タイトル(赤色)をクリックすると、全文が読めます>
9月の失業率、女性が大幅改善 医療・福祉で就業者増加 - ビジネス・経済asahi.com(朝日新聞社):2010年10月30日7時3分
 29日に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は5.0%で、前月より0.1ポイント改善した。男性が前月比0.1ポイント増で5.5%となったのに対し、女性は同0.3ポイント減の4.3%と大幅な改善を見せた。女性の比率が高い医療・福祉分野での就業者数の大幅な増加が影響している。9月の有効求人倍率(同)は、前月より0.01ポイント高い0.55倍で5カ月連続で改善した。医療・福祉分野の9月の就業者数は668万人で、前年同月より42万人増えた。増加は30カ月連続。女性全体の就業者数は2683万人で前年同月比で20万人増えたが、その多くを医療・福祉分野が占めたとみられる。医療・福祉分野の就業者数は、この分野の区分ができた2002年以降で最も多い。産業別では製造業(1066万人)、卸売業・小売業(1041万人)に次ぎ、全体の就業者数(6309万人)の1割強を占めている。 厚生労働省が8月にまとめた雇用動向調査でも、09年に新たに就職した人の労働者全体に占める割合(入職率)から、仕事をやめた人の割合(離職率)を引いた入職超過率は、医療・福祉が3.2ポイントで産業別では最高。定着率が高まっていることを示した。 就業者が増える背景には、介護職員に対する処遇改善策の効果もある。昨年10月からは、職員1人当たりの賃金を月額1万5千円相当引き上げるための「介護職員処遇改善交付金」も始まった。

DV:避難同伴児童の学習支援 県家庭福祉室、ボランティア導入へ /鳥取 - 毎日jp(毎日新聞2010年10月30日 地方版)
 D V(ドメスティックバイオレンス)対策で先進的な県は、シェルターに女性と一緒に逃げ込んだ児童の学習支援を「被害者支援計画」に盛り込む。不登校になりがちな同伴児童について、不安を訴える声が上がっていた。県家庭福祉室によると、DV被害を訴えて県内のシェルターで保護される女性は年約80人に上る。児童同伴の女性も多いが、加害者の追跡を恐れて不登校になったり、勉強に手がつかない児童も少なくないという。計画では、同伴児童の学習をボランティアがサポートする仕組みを導入する。ボランティアは教員OBなどを想定。被害女性について秘密を守れる人材を確保する。厚生労働省はこうした学習支援は「聞いたことがない」としている。計画には、DV予防に向けた授業を高校に導入することも盛り込む。来年から実施したい意向。

要支援者の情報共有を 個人情報で民生・児童委員協が要望 - 八重山毎日新聞10月30日
 市長と民生委員・児童委員協議会役員の意見交換会が29日、市役所で開かれた。席上、委員の増員や補助金の増額のほか、福祉活動の課題となっている後期高齢者や要支援者の名簿提供など、個人情報の提供、共有を求める要望があった。同協議会は定員71人で、人口比77人の定員児童生徒への登校時の声かけ運動や高齢者宅の訪問、各関係機関との連携を図っている。意見交換会で東宇里永清会長は「民生・児童委員は地域住民の身近な相談役としてさまざまな活動をしており、安心・安全な地域社会の実現に向けて数々の取り組みを理解してほしい」とあいさつ。役員紹介や民生委員・児童委員の概要説明、活動説明が行われたあと、同協議会は中山市長に▽人口増に伴う委員の増員▽協議会運営費・実費弁償費の確保に向けた補助金の増額▽後期高齢者と要支援者の名簿提供など個人情報への理解の3項目を要望した。

中国の女子大生が高齢介護施設を見学/和歌山2010年わかやま新報:10月29日
 県立医科大学へ交換学生として訪れている中国山東省、山東大学の3、4回生の女子学生5人が28日、研修の一環で、和歌山市田野の高齢者介護施設、社会福祉法人わかうら会、わかうら園を見学した。土山理事長は、同施設のある田野地区が高齢者が占める割合が市内で最も高いことや、施設の利用者の年齢や介護度などについて説明。平成14年8月に開設されたケアハウスの施設内を歩いて回りながら、利用者が分かりやすいようにエレベーターの扉の色を各階で変えたり、大浴場と少人数用の風呂があることなどを紹介。「竜宮城をイメージして造っており、社会的地位をなくして平等に過ごしましょうという思いが込められています」と話した。山東大学の袁魁昌さん(50)は「高齢者について考え込まれたデザインに感銘を受けた。高齢者を助けることが、社会を良くすることなんだと改めて感じました」と話していた。女子学生らは26日から和歌山へ来ており、今後、同大学の講義を受けたり、和歌山市内の病院を訪れる予定で、11月2日に中国へ帰国する。

障がい者の地域生活のためのセミナー開催、東京都福祉センター(障がい者の働く場ニュース) - エキサイトニュース
 東京都心身障がい者福祉センターは、12月1日に「第15回東京都障がい者福祉交流セミナー」を開催すると発表した。これは総合テーマを『障がい者の地域生活をすすめるために』として、同センターが平成20年度より3か年のシリーズで開催してきた福祉交流セミナー。今回のテーマは「大都市におけるライフステージと地域」となる。障がい者の特性を踏まえつつ、人生のそれぞれのステージに対応した、地域でのよりよい支援を学んでいくことが目的という。オープニングの基調講演は、毎日新聞の論説委員 野沢和弘氏による「支えあい 障がい者が暮らし続けることで 地域がかわる」で、自身の活動や経験を通して、共生していく社会の実現に向けて何が必要かを講演していく。午後1時40分から開始のシンポジウムでは、「ライフステージに沿った支援とは 暮らしとは 地域とは」をテーマとして、障がい者制度改革推進会議構成員で、日本社会事業大学教授の佐藤久夫氏をコーディネーターに、6人のシンポジストを迎えて皆で話し合われることとなる。

高齢化や過疎対策模索で連携 - 中国新聞'10/10/31
 広島市安佐北区の高陽ニュータウン「B住区」をエリアに持つ落合東地区社会福祉協議会と、江津市松平地区のまちおこしグループ「松平村塾」が、活性化に向けて連携する。郊外の団地と農村部の共通の課題である高齢化や過疎をテーマに交流を深め、住民同士で支え合う地域づくりのヒントを見いだす構えだ。交流の第一歩として11月3日午前10時から、同区落合の落合東福祉センターで共同朝市を開催する。松平村塾は新米や野菜、江の川のアユなど約50品を軽トラック10台で運んで販売する「軽トラ朝市」を出店する。12月中旬には落合東社協のメンバーが松平地区を訪れ、「川登の市」などのイベントに参加。軽トラ朝市の定期開催や松平地区での農業体験などを通して交流を進める予定だ。

ボランティア体験:避難所生活想定ミニコンサート--柴田・中学生ら /宮城 - 毎日jp(毎日新聞2010年10月29日 地方版)
 柴田町地域福祉センター(同町船岡)で28日、ボランティア体験学習「避難所想定コンサート」が開かれ、中学生たちが「音楽の癒やし」などについて学んだ。えずこホール(仙南芸術文化センター)がアウトリーチ(出張サービス)事業の一環として、柴田町社会福祉協議会と主催した。体験学習には、船岡中学校の生徒たちが自主的にボランティア活動に参加するために設立した「船岡中学校ボランティアセンター」の生徒約20人と、町食生活改善推進員連絡会など約30人が参加。ピアニストの田村緑さんがミニコンサートを開催。避難所で演奏すると人々が音楽の力で元気になるという「音楽の癒やし」効果について体験談を交えながら説明した。生徒たちはおにぎりづくり体験や災害救助犬の訓練施設見学なども行った。


【それでも撲滅できないのか】「虐待親を甘やかすな」「父親は育児を母親に押しつけすぎ」…海外読者の声 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
 これまでに海外の日本人読者から届いたメールには「日本の虐待対応は甘すぎる」「父親が育児を母親に押しつけすぎでは」といった声が多かった。豪州在住の女性は《こちらでは虐待の疑いがあるとためらわず親から子供を引き離す。虐待する親を甘やかしてはいけません。しつけに暴力がいけないとの認識が必要です》と書いた。オーストリアの女性(43)は《ここウィーンでも、近所の人が通報したらすぐに警察が来て「念のためお子さんにあざがないか見せてください」と確認する。親権の制限を含め法律も整備されている》。フランスの1児の母親は《日本の母子家庭でのネグレクト(育児放棄)や母親の交際相手による虐待のニュースを見ると、実の父親は何をしているのかと不思議でならない》とし、《フランスでは離婚手続きは高額で時間もかかるが、裁判所の判決を得るので養育費は父親の給料から天引きされる。今、日本で虐待を防ぐために必要なことは実の父親に責任を果たさせることだと思う》とつづった。 タイの1児の母親は《タイでは虐待や育児放棄の話はほとんど聞かない。貧困による問題はあるだろうが、豊かな日本でこんなにも多くの子供が虐待されているのはやりきれません》とし、こう続けた。《タイでは子供はどこへ行っても人気者で、食堂や百貨店、電車やバスの車内でも話しかけられる。日本では車内で子供がぐずり始めたら周囲の冷たい目を気にしなければならない。そんな環境で子育てするのはつらいものです》メキシコの2児の父親(45)は《海外で生活していて感じるのは日本の人間関係の閉鎖性、希薄さが虐待の問題を助長しているのではないかということだ》とし、こう問いかけた。《日本は赤ん坊の泣き声さえ近所迷惑とされてしまうが、メキシコではそんなことで文句を言う人がいれば逆に笑い者になる。むろんこちらは寛容すぎるのが問題なのだが、日本人はもっと他者に対して寛容になる必要がある気がする》



<皆様にお知らせ 11/6(土)公開シンポジウム>
*ソーシャルワーク実践研究会は、11月6日(土)13時から14時45分、日本福祉教育専門学校・高田馬場校舎にて開催します。参加費は無料、どなたでも参加できます。
 今回は、敬心祭の一環として、研究会を拡大し、公開シンポジウム「対人援助実践を切りひらく」を開催します。筆者も参加する予定です。
 コーディネーターに天理大学教授の山田明先生をお招きし、パネラーは、医療ソーシャルワーカー、高齢者・障害者福祉の各分野でソーシャルワーカー(社会福祉士)として活躍する本校の卒業生です。 
社会福祉士・ソーシャルワーカーに関心をお持ちの皆さん、お気軽にご参加ください!
 申し込みは不要です 。

*この研究会は、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生を中心に、在校生・教員などの学習交流の集まりです。2ヶ月に1回、社会福祉士の相談援助の現場からの報告、学習と交流を行なっています。

11/6(土)ソーシャルワーク実践研究会 公開シンポジウム
 日時:2010年11月6日(土) 13時から14時45分
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)

11月6日(土)は、日本福祉教育専門学校・学園祭『敬心祭』を開催しています。併せてお立ち寄り下さい。


<進路検討中の皆様にお知らせ-社会福祉士養成学科・養成科-下記をクリック>
*11/11(木)社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会-社会福祉士のお仕事
 <筆者の担当企画>
 10年11月11日(木)18:30から20時。日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎にて。
 どなたでも参加できます。参加無料


*社会福祉士=相談援助・ソーシャルワークの専門職 になるには
 今回の説明会は、相談援助の専門職=社会福祉士の資格、仕事の内容・役割、就職・転職、社会福祉士養成学科・養成科のカリキュラム等について、その概要を、現役の社会福祉士である専任講師(筆者)が、ご説明します。
 社会福祉士の資格や仕事、就職等に関心をお持ちの皆さま、お気軽にご参加ください!!
 当日は、社会福祉士や本学科に関するご相談なども受け付けます。

<社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会>
 日時:2010年11月11日(木) 18時30分から20時
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)


<お問い合わせ・参加予約先  下記の予約フォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

<交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部です
日本福祉教育専門学校

*社会福祉士とは・・・ 「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です


<社会福祉士の仕事 Web オリエンテーション 下記をクリック>
社会福祉士の資格と仕事<社会福祉士 Web オリエンテーション・全般の解説>
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介1 医療ソーシャルワーカー
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介2―児童福祉
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介3―高齢者福祉
社会福祉士の資格・仕事 Web オリエンテーション 各分野の紹介4-社会福祉行政機関
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介 5 貧困・低所得者支援と生活保護の施設・事業
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介6 地域福祉 コミュニティ・ワーク
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<日刊 社会福祉ニュース ソーシャル・ニュース・レビュー>
福祉ニュース・クリップ*特集:児童虐待・子ども福祉
 筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク

<下記の各記事タイトル(赤色)をクリックすると、全文が読めます>
9月の失業率、女性が大幅改善 医療・福祉で就業者増加 - ビジネス・経済asahi.com(朝日新聞社):2010年10月30日7時3分
 29日に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は5.0%で、前月より0.1ポイント改善した。男性が前月比0.1ポイント増で5.5%となったのに対し、女性は同0.3ポイント減の4.3%と大幅な改善を見せた。女性の比率が高い医療・福祉分野での就業者数の大幅な増加が影響している。9月の有効求人倍率(同)は、前月より0.01ポイント高い0.55倍で5カ月連続で改善した。医療・福祉分野の9月の就業者数は668万人で、前年同月より42万人増えた。増加は30カ月連続。女性全体の就業者数は2683万人で前年同月比で20万人増えたが、その多くを医療・福祉分野が占めたとみられる。医療・福祉分野の就業者数は、この分野の区分ができた2002年以降で最も多い。産業別では製造業(1066万人)、卸売業・小売業(1041万人)に次ぎ、全体の就業者数(6309万人)の1割強を占めている。 厚生労働省が8月にまとめた雇用動向調査でも、09年に新たに就職した人の労働者全体に占める割合(入職率)から、仕事をやめた人の割合(離職率)を引いた入職超過率は、医療・福祉が3.2ポイントで産業別では最高。定着率が高まっていることを示した。 就業者が増える背景には、介護職員に対する処遇改善策の効果もある。昨年10月からは、職員1人当たりの賃金を月額1万5千円相当引き上げるための「介護職員処遇改善交付金」も始まった。

DV:避難同伴児童の学習支援 県家庭福祉室、ボランティア導入へ /鳥取 - 毎日jp(毎日新聞2010年10月30日 地方版)
 D V(ドメスティックバイオレンス)対策で先進的な県は、シェルターに女性と一緒に逃げ込んだ児童の学習支援を「被害者支援計画」に盛り込む。不登校になりがちな同伴児童について、不安を訴える声が上がっていた。県家庭福祉室によると、DV被害を訴えて県内のシェルターで保護される女性は年約80人に上る。児童同伴の女性も多いが、加害者の追跡を恐れて不登校になったり、勉強に手がつかない児童も少なくないという。計画では、同伴児童の学習をボランティアがサポートする仕組みを導入する。ボランティアは教員OBなどを想定。被害女性について秘密を守れる人材を確保する。厚生労働省はこうした学習支援は「聞いたことがない」としている。計画には、DV予防に向けた授業を高校に導入することも盛り込む。来年から実施したい意向。

要支援者の情報共有を 個人情報で民生・児童委員協が要望 - 八重山毎日新聞10月30日
垣市長と民生委員・児童委員協議会役員の意見交換会が29日、市役所で開かれた。席上、委員の増員や補助金の増額のほか、福祉活動の課題となっている後期高齢者や要支援者の名簿提供など、個人情報の提供、共有を求める要望があった。

 同協議会は定員71人で、人口比77人の定員児童生徒への登校時の声かけ運動や高齢者宅の訪問、各関係機関との連携を図っている。
 意見交換会で東宇里永清会長は「民生・児童委員は地域住民の身近な相談役としてさまざまな活動をしており、安心・安全な地域社会の実現に向けて数々の取り組みを理解してほしい」とあいさつ。
 中山義隆市長は「良いところは表に出やすいが、社会的弱者の問題点を一つひとつ解決していくことも重要だ。より良いまちづくりに向けて現場の意見を聞かせていただき、皆さんの力を貸してほしい」と協力を求めた。

 役員紹介や民生委員・児童委員の概要説明、活動説明が行われたあと、同協議会は中山市長に▽人口増に伴う委員の増員▽協議会運営費・実費弁償費の確保に向けた補助金の増額▽後期高齢者と要支援者の名簿提供など個人情報への理解の3項目を要望した。


中国の女子大生が高齢介護施設を見学/和歌山2010年わかやま新報:10月29日
県立医科大学へ交換学生として訪れている中国山東省、山東大学の3、4回生の女子学生5人が28日、研修の一環で、和歌山市田野の高齢者介護施設、社会福祉法人わかうら会、わかうら園(土山憲一郎理事長)を見学した。

土山理事長は、同施設のある田野地区が高齢者が占める割合が市内で最も高いことや、施設の利用者の年齢や介護度などについて説明。平成14年8月に開設されたケアハウスの施設内を歩いて回りながら、利用者が分かりやすいようにエレベーターの扉の色を各階で変えたり、大浴場と少人数用の風呂があることなどを紹介。「竜宮城をイメージして造っており、社会的地位をなくして平等に過ごしましょうという思いが込められています」と話した。女子学生らは、メモを取ったり写真を撮るなど、熱心に日本の介護施設について学んでいた。

山東大学の袁魁昌さん(50)は「高齢者について考え込まれたデザインに感銘を受けた。高齢者を助けることが、社会を良くすることなんだと改めて感じました」、土山理事長は「施設の利用者や我々と対話することなどで、福祉の面でも日中友好のきっかけになれば」と話していた。

女子学生らは26日から和歌山へ来ており、今後、同大学の講義を受けたり、和歌山市内の病院を訪れる予定で、11月2日に中国へ帰国する。

ボランティア体験:避難所生活想定ミニコンサート--柴田・中学生ら /宮城 - 毎日jp(毎日新聞2010年10月29日 地方版)
柴田町地域福祉センター(同町船岡)で28日、ボランティア体験学習「避難所想定コンサート」が開かれ、中学生たちが「音楽の癒やし」などについて学んだ。えずこホール(仙南芸術文化センター)がアウトリーチ(出張サービス)事業の一環として、柴田町社会福祉協議会と主催した。

 体験学習には、船岡中学校の生徒たちが自主的にボランティア活動に参加するために設立した「船岡中学校ボランティアセンター」の生徒約20人と、町食生活改善推進員連絡会など約30人が参加。

 ピアニストの田村緑さんがミニコンサートを開催。避難所で演奏すると人々が音楽の力で元気になるという「音楽の癒やし」効果について体験談を交えながら説明した。生徒たちは「自分自身にできるボランティア」について考えていた。また、生徒たちはおにぎりづくり体験や災害救助犬の訓練施設見学なども行った。【

佐賀市に総合福祉ビル完成 ジャンル違うサービス入居/佐賀のニュース :佐賀新聞2010年10月30日更新
ジャンルの違う複数の福祉サービスが入居する総合福祉ビル「ハーモニー」が佐賀市鍋島に完成した。ビジネスホテルを改装、高齢者専用賃貸住宅と知的障害者向けグループホーム、多機能ホームなどが同じビルに“同居”する。障害者と高齢者が相互扶助できることも目指す。1日から事業を始める。

 

 ハーモニーは6階建て2540平方メートル。4~6階は以前はビジネスホテルで、6階に女性専用の障害者グループホーム、5階は高齢者向けケア付き賃貸住宅(8戸)、4階には通所、宿泊が可能な多機能ホームを設置。地域住民との交流スペースも作った。通路に手すりを付け、車いす利用できるようにエレベーターも広くした。

 

 1~3階は、以前から入所している障害者の就労支援事業を行うNPOなどの事務所がある。

 

 ビルはビル管理業の泰山興業(佐賀市、古賀直社長)が所有し、ケア付き住宅も運営する。グループホームや多機能ホームはそれぞれNPOが運営する。ホテルの従業員6人も介護の資格取得や研修を受け転職する。

 

 ケアを行うNPOふくしの家の江口陽介理事長は「高齢者と障害者と地域住民がつながるのが狙い。“新たなまち”のモデルケースにしたい」と話す。

2010年10月30日更新

高齢者専用賃貸住宅やグループホームなどが入居する総合福祉ビル「ハーモニー」=佐賀市鍋島


高齢者専用賃貸住宅の居間・食堂スペースでくつろぐ内覧会参加者たち=佐賀市の総合福祉ビル「ハーモニー」


<皆様にお知らせ 11/6(土)公開シンポジウム>
*ソーシャルワーク実践研究会は、11月6日(土)13時から14時45分、日本福祉教育専門学校・高田馬場校舎にて開催します。参加費は無料、どなたでも参加できます。
 今回は、敬心祭の一環として、研究会を拡大し、公開シンポジウム「対人援助実践を切りひらく」を開催します。筆者も参加する予定です。
 コーディネーターに天理大学教授の山田明先生をお招きし、パネラーは、医療ソーシャルワーカー、高齢者・障害者福祉の各分野でソーシャルワーカー(社会福祉士)として活躍する本校の卒業生です。 
社会福祉士・ソーシャルワーカーに関心をお持ちの皆さん、お気軽にご参加ください!
 申し込みは不要です 。

*この研究会は、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生を中心に、在校生・教員などの学習交流の集まりです。2ヶ月に1回、社会福祉士の相談援助の現場からの報告、学習と交流を行なっています。

11/6(土)ソーシャルワーク実践研究会 公開シンポジウム
 日時:2010年11月6日(土) 13時から14時45分
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)

11月6日(土)は、日本福祉教育専門学校・学園祭『敬心祭』を開催しています。併せてお立ち寄り下さい。


<進路検討中の皆様にお知らせ-社会福祉士養成学科・養成科-下記をクリック>
*11/11(木)社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会-社会福祉士のお仕事
 <筆者の担当企画>
 10年11月11日(木)18:30から20時。日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎にて。
 どなたでも参加できます。参加無料


*社会福祉士=相談援助・ソーシャルワークの専門職 になるには
 今回の説明会は、相談援助の専門職=社会福祉士の資格、仕事の内容・役割、就職・転職、社会福祉士養成学科・養成科のカリキュラム等について、その概要を、現役の社会福祉士である専任講師(筆者)が、ご説明します。
 社会福祉士の資格や仕事、就職等に関心をお持ちの皆さま、お気軽にご参加ください!!
 当日は、社会福祉士や本学科に関するご相談なども受け付けます。

<社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会>
 日時:2010年11月11日(木) 18時30分から20時
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)


<お問い合わせ・参加予約先  下記の予約フォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

<交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部です

*社会福祉士とは・・・ 「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です


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社会福祉士の資格と仕事<社会福祉士 Web オリエンテーション・全般の解説>
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介1 医療ソーシャルワーカー
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社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介3―高齢者福祉
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社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介 5 貧困・低所得者支援と生活保護の施設・事業
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介6 地域福祉 コミュニティ・ワーク
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<日刊 社会福祉ニュース ソーシャル・ニュース・レビュー>
福祉ニュース・クリップ*特集:児童虐待・子ども福祉
 筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク

<下記の各記事タイトル(赤色)をクリックすると、全文が読めます>
「ネグレクトは貧困に巣くう アメリカ版「2児遺棄事件」」:産経新聞 イザ!2010/10/26 22:23
 米ニューハンプシャー大学のデービッド・フィンケルホー教授(63)=社会学=の研究によると、米国の児童虐待の件数は1992(平成4)年をピークに減少傾向にある。特に身体的虐待は92年度から2008年度までの16年間で55%減り、性的虐待は同じ期間に58%減った。フィンケルホー教授は「この期間は経済状況がよかった上、警察、司法、児童福祉の職員が増員された。また虐待をより積極的に訴追するようになった。さらに一般の意識が高まったことなども虐待が減った理由として考えられる」。わが国でも同様の対応が取れれば、一筋の光もみえてきそうだ。だが一方で、ネグレクトは同じ16年間で10%減と高止まりし、08年度は54万件と全体の71%を占めた。フィンケルホー教授は「身体・性的虐待ほど政府も市民もネグレクトに注意を払わない。ネグレクトの定義が広がり、従来型が減っていても新たな形のネグレクトが増えて相殺されたとも考えられる」と分析する。
 韓国はどうか。韓国保健福祉部の統計によると、09年に全国45カ所の児童相談所「児童保護専門機関」が対応した虐待のうち、ネグレクトは35%と最も多かった。また主な加害者は実父50%、実母28%、継母2%、継父1%の順だった。中央児童保護専門機関のキム・ビョンイク教育広報チーム長(34)は「虐待の半数は実父によるもので、貧困家庭も多い上、特に離婚による父子家庭で多く起きている」とし、韓国特有の背景を語った。「韓国は離婚率が高く、親権は経済力に左右されるため専業主婦の母親より父親が取る例が多い。さらに儒教社会の家父長的な考えから父親は子供を育てるものではないとの観念が強いことも原因となっている」
 わが国でもネグレクトは虐待の37%を占め、身体的虐待の38%と並んで多い。大阪2児遺棄のような重大事件も起きた。ネグレクトは貧困と結びつきやすいといわれ、社会の格差が拡大すれば今後さらに増える恐れがある。早稲田大学の原田綾子助手(33)=法社会学=は「米国ではネグレクトは貧困だけでなく人種や移民、薬物やアルコール依存などの問題と関連しており、米国の現状が即、日本の近未来というわけではない。だが、貧困と虐待には強い相関関係があるといわれている」と指摘する。

「「虐待大国」アメリカは介入先進国 「行きすぎ」くらいでないと救えない」:産経新聞 イザ!2010/10/26 02:59
 米国は「虐待大国」として知られる。米保健福祉省の統計によると、人口3億1千万人の米国で2008(平成20)年度、330万件600万人の虐待通報があった。うち206万件が各州の児童保護局などで調査・評価され、虐待とされたのは77万2千件。同年度のわが国の対応件数は4万2千件であり、人口比を勘案しても7.5倍に上る。子どもの虹情報研修センターの増沢高研修部長(49)は「米国は虐待の定義が日本より広いとはいえ、件数がはるかに多く、重大な社会問題であり続けている。だからこそ介入態勢も進んでおり、『虐待先進国』として学ぶべき点も少なくない」と話す。米国では虐待が問題化した1960年代から、通報をはじめ子供の保護、家族支援などを福祉機関や警察、司法、民間団体などが連携して当たる仕組みが作られていった。医師や教師、警察官、聖職者ら子供と日常的にかかわる職業の専門家には罰則つきの通報義務があり、学校と警察がそれぞれ通報全体の16%を占める。小学生以下の子供を屋内外を問わず一人にすることも通報対象となる。北東部のミシガン州で児童虐待対応について実地調査した早稲田大学の原田綾子助手(33)=法社会学=は「虐待介入の仕組みが非常にうまくできている。システムがしっかりしているから保護を必要とする子供が見すごされず、虐待件数も多くなる」。原田さんによると、介入後に子供を親から引き離す場合、日本では原則、児童相談所が判断するのに対し米国では裁判所が関与する。その際は原則、親と子の双方に弁護士がつき、貧困家庭には公費が出るという。
 一方、19世紀末から虐待対応の歴史を持つ英国。英教育省の統計によると、人口6100万人の英国で2009(平成21)年度は60万件の通報があり、39万件が調査・評価され、4万件超が保護の対象となった。

虐待予防の養育支援を 県社会福祉審議会が報告書案 沖縄タイムス | 2010年10月28日
 ことし5月に沖縄市で起きた乳幼児虐待死亡事件を検証する、県社会福祉審議会の児童福祉専門分科会審査部会(部会長・井村弘子沖縄国際大学准教授)第3回会合が27日、県庁であり、虐待予防の視点に立った子育て・養育支援の構築などの提言を盛り込んだ報告書案をまとめた。11月中旬、県知事に提出する。
今回の事件では、同市に住民登録がなく、行政の関与が薄かったことや児童相談所への相談などもなかったケースだったが、問題点として「転居によって、身近な人からの育児支援が得にくくなるなどの認識が、行政・関係機関等に欠けていた」と指摘。さらに「若年での妊娠・出産、転居に伴う養育環境の変化や経済的不安、医療機関が把握した情報などを、養育支援の必要性に結び付ける認識・体制が十分ではなかった」などと分析した。その上で(1)地域と行政、自治体間の連携による子育て世帯の情報収集(2)支援を必要とする家庭・親子の早期把握(3)児童虐待予防に関する体制整備―を提言。母子保健・福祉の既存のサービスでも、虐待防止の視点に立った個別の養育支援の必要性を判断するマニュアルやチェックリストを行政側が作成する必要性などを明記した。井村部会長は「相談窓口に行きにくいということもあり、支援が必要なところへ、行政が手をさしのべるシステムを整えるべきだ」と話した。

児童虐待防止:「立ち入り調査」訓練も 関係機関が会議 /熊本 (毎日新聞10月28日朝刊) - Yahoo!ニュース
 児童虐待の防止方法を考える児童虐待対応関係機関連絡会議が27日、熊本市渡鹿4の県警察学校であった。県、県警、市の関係者約60人が、立ち入り調査などの実践的な事例で課題を探った。県警によると、昨年県内の児童相談所に寄せられた虐待に関する相談は354件と前年から37件減ったものの、全国的には増加傾向にあるという。一方、強制立ち入り調査(臨検)は08年度が2件、09年度が1件と少なくなっている。
女児が通う保育園から虐待の疑いがあるとの通告を受けた児相職員が立ち入り調査に行く想定でロールプレーイングを実施。女児の母親の内縁の夫が「子どもは具合が悪くて寝ている」などと立ち入りを拒否。女児の悲鳴が聞こえたため職員は食い下がったが家の中に入ることはできなかった。市児童相談所職員の藤山幸一郎さん(35)は「すぐそこに子どもがいるのだから、のぞきこんででも確認できればよかったのだが経験がなく難しかった。毅然(きぜん)とした態度で対応するのが大事だと思った」と話していた。

離婚後の子と面会を保障 超党派議員 来年、法案提出へ (産経新聞10月29日(金)7時57分配信) - Yahoo!ニュース
 民主、自民両党などの国会議員が超党派で、離婚後に親権のない親が子供と面会することを保障する法案を作成し、来年の通常国会提出を目指していることが28日、分かった。近年、離婚後に母親がつきまとい行為を禁じた「配偶者暴力(DV)防止法」などを利用して、父親の接触を拒むケースが社会問題化しており、是正を図る目的がある。法案作成には与野党議員約20人が参加。片方の親による子供の連れ去りや、片方の親による子供の引き離しなどの問題解決に向けて議論している。今後は具体的な罰則なども検討し、議員立法での成立を目指す。厚生労働省の調査では、親が離婚した子供の数は平成21年が約24万9千人と、40年前の約8万9千人の3倍近くに達している。日本は欧米諸国では主流の「共同親権」ではなく、一方の親だけに親権を与える「単独親権」を民法で規定している。夫婦が離婚した場合、親権の約8割は母親にわたるが、最近は育児参加に積極的な父親を中心に、離婚後も子供との交流を望む声が高まっている。離婚した妻のもとから実子を連れ戻そうと試みた父親が未成年者略取容疑で逮捕されたケースもある。親権争いを経験したある男性は「子供との面会を求めても親権者の権限で拒否される父親は多い」と指摘する。ただ、母親が子供を連れ去ったり、父親の子供への接触を拒む理由には、父親による暴力・虐待などへの懸念もあるため、新法案にはこれらの対策も盛り込む予定だ。

裁判員裁判:次男暴行死 母親に懲役3年6月--地裁判決 /埼玉 (毎日新聞10月28日朝刊) - Yahoo!ニュース
 次男(3)を暴行し死なせたとして傷害致死罪に問われた茨城県結城市結城の無職、篠田啓子被告(33)の裁判員裁判で、さいたま地裁は22日、懲役3年6月(求刑・懲役8年)を言い渡した。田村真裁判長は「守ってくれるはずの母親から暴行を加えられた末に死に至り、将来を奪われた結果は重大」と述べた。判決によると、篠田被告は昨年12月10日、自宅浴室で次男の黎我(れいが)ちゃんの頭や背中をシャワーヘッドで数回殴り、和室に連れて行き布団の上に投げて首にけがを負わせて死亡させた。公判では篠田被告が黎我ちゃんに日常的に暴力を加えていたかどうかが争点の一つになった。判決は「夫に離婚を告げられた昨年12月2日をきっかけに暴行を加えていた」と指摘し、以前から日常的な虐待が続いていたとする検察側の主張は認めなかった。裁判員を務めた20歳代の男性は判決後の会見で、「自分にも子供がおり複雑な気持ちだったが、証拠に気をつけて議論した」と述べた。量刑については、「(被告が)出所した後の(黎我ちゃん以外の)子供との関係を考慮した」と話した。

“サイト”被害児童のほとんど、フィルタリングに加入しておらず -INTERNET Watc2010/10/28 17:37 h
 警視庁は28日、SNSなどの“非出会い系サイト”に起因して児童が福祉事犯の被害者となった事件ついて、2010年上半期における調査・分析結果をとりまとめた。 2010年上半期に検挙した、非出会い系サイトに起因する児童被害の福祉事犯は730件で、被疑者は599人、被害児童は601人。このうち今回は、捜査過程でサイトの利用状況などの事実が判明したものを集計している。被害児童が当該サイトへアクセスしていた手段としては、携帯電話が98.2%を占めた。また、フィルタリングには98.5%が加入していなかったこともわかった。 ただし、一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の認定サイトに起因した事犯が50.3%あることも報告している。EMAが認定したコミュニティサイトは、青少年の利用に配慮した管理・運用が行われているものとしてフィルタリングの対象から外れるため、たとえフィルタリングに加入していたとしても、被害につながったサイトにアクセスできる状況ということになる。 児童との連絡手段としては、SNSサイトなどで提供されている、わゆるミニメールを被疑者の59.0%が利用。また、連絡手段をミニメールから通常のメールに移行した上で児童を誘い出していたことがうかがえる結果も出た。ミニメールから通常のメールに移行した被疑者が95.5%に上った。通常のメールアドレスの連絡手段としては、ミニメールへの記載が94.6%、掲示板・プロフへの記載が3.7%、リンク先サイトへの記載が1.7%。警察庁では、今後の対策として、フィルタリングの普及徹底や、サイト運営者によるミニメールの監視体制の拡充などを挙げている。


<参考HP 下記をクリック>
児童虐待の防止等に関する法律

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社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 日刊 社会福祉ニュース・レビュー*特集:貧困・生活保護*無料高校受験対策講座、中・高校生の貧困・格差




<皆様にお知らせ 11/6(土)公開シンポジウム>
*ソーシャルワーク実践研究会は、11月6日(土)13時から14時45分、日本福祉教育専門学校・高田馬場校舎にて開催します。参加費は無料、どなたでも参加できます。
 今回は、敬心祭の一環として、研究会を拡大し、公開シンポジウム「対人援助実践を切りひらく」を開催します。筆者も参加する予定です。
 コーディネーターに天理大学教授の山田明先生をお招きし、パネラーは、医療ソーシャルワーカー、高齢者・障害者福祉の各分野でソーシャルワーカー(社会福祉士)として活躍する本校の卒業生です。 
社会福祉士・ソーシャルワーカーに関心をお持ちの皆さん、お気軽にご参加ください!
 申し込みは不要です 。

*この研究会は、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生を中心に、在校生・教員などの学習交流の集まりです。2ヶ月に1回、社会福祉士の相談援助の現場からの報告、学習と交流を行なっています。

11/6(土)ソーシャルワーク実践研究会 公開シンポジウム
 日時:2010年11月6日(土) 13時から14時45分
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)

11月6日(土)は、日本福祉教育専門学校・学園祭『敬心祭』を開催しています。併せてお立ち寄り下さい。


<進路検討中の皆様にお知らせ-社会福祉士養成学科・養成科-下記をクリック>
*11/11(木)社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会-社会福祉士のお仕事
 <筆者の担当企画>
 10年11月11日(木)18:30から20時。日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎にて。
 どなたでも参加できます。参加無料


*社会福祉士=相談援助・ソーシャルワークの専門職 になるには
 今回の説明会は、相談援助の専門職=社会福祉士の資格、仕事の内容・役割、就職・転職、社会福祉士養成学科・養成科のカリキュラム等について、その概要を、現役の社会福祉士である専任講師(筆者)が、ご説明します。
 社会福祉士の資格や仕事、就職等に関心をお持ちの皆さま、お気軽にご参加ください!!
 当日は、社会福祉士や本学科に関するご相談なども受け付けます。

<社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会>
 日時:2010年11月11日(木) 18時30分から20時
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)


<お問い合わせ・参加予約先  下記の予約フォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

<交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部です
日本福祉教育専門学校

*社会福祉士とは・・・ 「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です


<社会福祉士の仕事 Web オリエンテーション 下記をクリック>
社会福祉士の資格と仕事<社会福祉士 Web オリエンテーション・全般の解説>
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介1 医療ソーシャルワーカー
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介2―児童福祉
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介3―高齢者福祉
社会福祉士の資格・仕事 Web オリエンテーション 各分野の紹介4-社会福祉行政機関
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介 5 貧困・低所得者支援と生活保護の施設・事業
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介6 地域福祉 コミュニティ・ワーク
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相談援助の理論と方法 第40回講義 レジュメ<後半>2010/10/29
社会福祉士養成科・夜間部にて
7章1節 心理社会的アプローチ
1 起源と基盤理論 テキストP144

・心理社会的アプローチは、ホリスによって提唱された。
 臨床ソーシャルワークとも呼称される。
・起源は、リッチモンドによるケースワーク理論にある。
その特徴は、クライエントと環境との間を意識的に調整し、その人物のパーソナリティの変容・発達を図る。
その要は、クライエントの社会的状況とパーソナリティを捉える社会診断にある。
・リッチモンドの理論はその後、診断主義ケースワークに引き継がれた(部分的に)。
診断主義は、フロイトの精神分析理論から影響を受け、中核に位置付けられた。ハミルトンや、トールらが発展させた。その後、心理社会的アプローチとして継承されている。

2 心理社会的アプローチを理解するためのキーワード テキストP144
*臨床ソーシャルワーク
 心理社会的状況下にある人間の行動や発達に着目し、クライエントの社会的機能の維持・向上を支援目標におく。

*精神分析理論
 19世紀末、フロイトにより創始された神経症の病因論と治療法に関する理論であり、人間の「自我」の構造を明示した理論体系である。

*状況のなかの人間
「人」と「状況」と両者の「相互作用」からなる三重の相互関連性によって成立する、重要視点である。

*暫定的目標
すぐに取り組める具体的課題を含んだ特定される目標。

3 適用対象・適用課題
・支援を要するすべての人に適応可能なアプローチである。
家族問題、精神医学的課題、医療的課題の解決に適応できる(ホームレス等にも)。
・一方、言語コミュニケーションが前提となり、動機づけに乏しいクライエントへの適応は困難である。また、クライエントとワーカーとの関係性の重視により支援に時間がかかり、援助過程にクライエントが継続的に参加することが前提になる。加えて、環境要因への介入が弱い点が、指摘される。

4 支援焦点
・援助関係におけるコミュニケーションを通じ、パーソナリティの変容を図り、状況側の機能を高める。人と状況相互の機能不全を改善し、課題の解決を図る。

5 支援展開
・「状況のなかの人間」を中心視点に、援助関係を確立し、両者の協働により、問題の解決を図り、人と状況相互の機能不全を減じることに目標がある。
・アセスメントは、クライエントの問題の原因、状態、また、「人」と「状況」の全体関連において、「誰が、何が問題の解決に向けて変化しやすいのか」に焦点があてられる。
・介入は、援助の初期段階から実際の介入が開始されていくことが強調される。
・アセスメント(診断)に基づく支援計画の策定が、実践の成否をにぎる。

*介入時の技法(六つのカテゴリー)
①持続的支持
傾聴、受容、はげまし、共感的理解など。

②直接的支持
ワーカーからの意見や態度の表明など。

③浄化法
クライエントの状況について探索し、事実を描写し、感情の解放を行なう。

④人と状況の全体関連性についての反省的話し合い
環境や他者との関係に関する思考・感情・認知への気づき。

⑤パターン力動的要因への反省的話し合い
行動傾向、出来事への反応や行動を生み出す思考・感情のパターンを明確化。

⑥発達的要因への反省的話し合い
原家族や幼少期の経験について考察する



*前回講義レジュメ 下記をクリック
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第40回講義レジュメ<前半>10/29*ジェネラリスト・ソーシャルワーク

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第39回講義 レジュメ<前半>10/25*治療・医学モデル*社会福祉士養成科

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第39回講義 レジュメ<後半> 2010/10/25*ストレングスモデル

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相談援助の理論と方法 第40回講義 レジュメ<前半>2010/10/29
社会福祉士養成科・夜間部にて
6章3節 ジェネラリスト・ソーシャルワークの展開と実践モデル
1 実践モデル相互の関係 テキストP136

・テキストP136図 実践モデル相互の関係 
三つの実践モデルの特徴を、ジェネラリスト・ソーシャルワークとの関係からまとめた図である。
・「治療モデル」における限界と課題を克服するために、「生活モデル」は登場し、「ストレングスモデル」も同様と言えよう。
 しかし、前出の実践モデルを、その後の実践モデルが完全に乗り越えたことは意味しない。
・現実の支援においては、三つの実践モデルを混成し、問題を把握している。
 実践モデルはそれぞれの特徴をもちながら、互いに影響を及ぼしつつ共存し、状況に応じ適宜に活用されているとの理解が現実的なものである。
 実践においては、「課題認識の範型」としての実践モデルは、連続体として理解され得る。

*ジェネラリスト・ソーシャルワークにおける実践モデルの利用
・「生活モデル」を中核とし、「治療モデル」「ストレングスモデル」の強みを活用し、複雑多様な動態としての生活をとらえ、問題を認識する。
・ジェネラリスト・ソーシャルワークの特性から、3つの実践モデルを活用し、クライエントが抱える生活課題の把握を図る。
・現実・課題を認識する際に、「ファインダー装置」として、焦点のあて方が異なる各モデルを、状況に応じて、混成活用することが必要であろう。


2 ジェネラリスト・ソーシャルワークの展開過程と実践モデル テキストP137
・ソーシャルワークの支援過程(課題解決の過程) テキストP137から
 第Ⅰ局面から第Ⅴ局面である
・フィードバック過程、循環過程を形成している。

・支援過程において、実状に応じながら、3つのモデルをそれぞれ活用する必要がある。


3 事例考察による実践モデル理解
・実践モデルの焦点のあて方の違いが、ソーシャルワーカーが設定する「問い」の違いとして現れる。

・実践モデルの利用により、事例のソーシャルワーカーが着眼し、発せられる問いを通じて、テキストは実践モデルの特徴を解説している。

*治療モデル
・クライエントを対象として、どのような問題か、また問題の原因を、客観性をもった因果関係を探求する。
・問題の原因
・周囲との人間関係
・親の育て方の問題
・生育歴、発達課題上の問題
・精神疾患的な課題

・エリクソンによる発達課題等を想定して生育歴を聞き取ること、精神的不調、精神疾患の可能性を探ること等が、具体的に進められる。
これらにより、直接的因果関係を見出していく。

*ストレングスモデル
・ストレングスモデルの特徴は、クライエント等の「強さ」や「能力」に着目し、質問形の問いではなく、意味づけの形で表現される。
・不登校のような問題は、「自分の意思を表明できる能力をもっている」と意味づける。
本人にとって最悪の状況を回避できる力と捉える。
・相談や支援へのアクセスは、事態を打開しようとする意思・意欲と、対処しようとする力をもっている。

・これらの積極的・ポジティブな意味づけにより、治療モデルでは異なるクライエント像を見出すことが可能となる。
・「強さ」や「能力」を具体的に引き出しながら、抱えている課題を解決に導くアプローチが考えられることになる。

*生活モデル
・人と環境の交互作用に着目する。
・交互作用、関係性、家族成員との関係性、地域社会との関係等、クライエントの環境を想定し、その交互作用とそれへの対処・適応について、情報を収集し、包括的・統合的にアセスメント(課題分析)を推進する。
・環境との適応状況
・環境のなかでの、ストレス状況と対処について。
・家族成員との関係。
・近隣・地域社会との関係

<後半に続く>


*前回講義レジュメ 下記をクリック
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第39回講義 レジュメ<前半>10/25*治療・医学モデル*社会福祉士養成科

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第39回講義 レジュメ<後半> 2010/10/25*ストレングスモデル

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第38回講義 レジュメ<前半>10/22*ソーシャルアクション過程*社会福祉士養成科

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第38回講義 レジュメ<後半>10/22*実践モデル発展の経緯*社会福祉士養成科

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第38回講義 練習問題 10/22*社会福祉士養成科・夜間部



<皆様にお知らせ 11/6(土)公開シンポジウム>
*ソーシャルワーク実践研究会は、11月6日(土)13時から14時45分、日本福祉教育専門学校・高田馬場校舎にて開催します。参加費は無料、どなたでも参加できます。
*今回は、敬心祭の一環として、研究会を拡大し、公開シンポジウム「対人援助実践を切りひらく」を開催します。
 コーディネーターに天理大学教授の山田明先生をお招きし、パネラーは、医療ソーシャルワーカー、高齢者・障害者福祉の各分野でソーシャルワーカー(社会福祉士)として活躍する本校の卒業生です。 
社会福祉士・ソーシャルワーカーに関心をお持ちの皆さん、お気軽にご参加ください!
 申し込みは不要です 。

*この研究会は、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生を中心に、在校生・教員などの学習交流の集まりです。2ヶ月に1回、社会福祉士の相談援助の現場からの報告、学習と交流を行なっています。

11/6(土)ソーシャルワーク実践研究会 公開シンポジウム
 日時:2010年11月6日(土) 13時から14時45分
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)

<お問い合わせ先  下記の予約フォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

<交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

11月6日(土)は、日本福祉教育専門学校・学園祭『敬心祭』を開催しています。併せてお立ち寄り下さい。

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部です
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<日刊 社会福祉ニュース ソーシャル・ニュース・レビュー>
福祉ニュース・クリップ*特集:児童虐待・子ども福祉
 筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク

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虐待予防の養育支援を 県社会福祉審議会が報告書案 沖縄タイムス | 2010年10月28日
ことし5月に沖縄市で起きた乳幼児虐待死亡事件を検証する、県社会福祉審議会の児童福祉専門分科会審査部会(部会長・井村弘子沖縄国際大学准教授)第3回会合が27日、県庁であり、虐待予防の視点に立った子育て・養育支援の構築などの提言を盛り込んだ報告書案をまとめた。11月中旬、県知事に提出する。

 今回の事件では、同市に住民登録がなく、行政の関与が薄かったことや児童相談所への相談などもなかったケースだったが、問題点として「転居によって、身近な人からの育児支援が得にくくなるなどの認識が、行政・関係機関等に欠けていた」と指摘。さらに「若年での妊娠・出産、転居に伴う養育環境の変化や経済的不安、医療機関が把握した情報などを、養育支援の必要性に結び付ける認識・体制が十分ではなかった」などと分析した。

 その上で(1)地域と行政、自治体間の連携による子育て世帯の情報収集(2)支援を必要とする家庭・親子の早期把握(3)児童虐待予防に関する体制整備―を提言。

 母子保健・福祉の既存のサービスでも、虐待防止の視点に立った個別の養育支援の必要性を判断するマニュアルやチェックリストを行政側が作成する必要性などを明記した。

 井村部会長は「相談窓口に行きにくいということもあり、支援が必要なところへ、行政が手をさしのべるシステムを整えるべきだ」と話した。

児童虐待防止:「立ち入り調査」訓練も 関係機関が会議 /熊本 (毎日新聞10月28日朝刊) - Yahoo!ニュース
児童虐待の防止方法を考える児童虐待対応関係機関連絡会議が27日、熊本市渡鹿4の県警察学校であった。県、県警、市の関係者約60人が、立ち入り調査などの実践的な事例で課題を探った。
 県警によると、昨年県内の児童相談所に寄せられた虐待に関する相談は354件と前年から37件減ったものの、全国的には増加傾向にあるという。一方、強制立ち入り調査(臨検)は08年度が2件、09年度が1件と少なくなっている。
 女児が通う保育園から虐待の疑いがあるとの通告を受けた児相職員が立ち入り調査に行く想定でロールプレーイングを実施。女児の母親の内縁の夫が「子どもは具合が悪くて寝ている」などと立ち入りを拒否。女児の悲鳴が聞こえたため職員は食い下がったが家の中に入ることはできなかった。
 市児童相談所職員の藤山幸一郎さん(35)は「すぐそこに子どもがいるのだから、のぞきこんででも確認できればよかったのだが経験がなく難しかった。毅然(きぜん)とした態度で対応するのが大事だと思った」と話していた。



「「虐待大国」アメリカは介入先進国 「行きすぎ」くらいでないと救えない」:産経新聞 イザ!2010/10/26 02:59
米国は「虐待大国」として知られる。米保健福祉省の統計によると、人口3億1千万人の米国で2008(平成20)年度、330万件600万人の虐待通報があった。うち206万件が各州の児童保護局などで調査・評価され、虐待とされたのは77万2千件。同年度のわが国の対応件数は4万2千件であり、人口比を勘案しても7.5倍に上る。

 子どもの虹情報研修センターの増沢高研修部長(49)は「米国は虐待の定義が日本より広いとはいえ、件数がはるかに多く、重大な社会問題であり続けている。だからこそ介入態勢も進んでおり、『虐待先進国』として学ぶべき点も少なくない」と話す。

 米国では虐待が問題化した1960年代から、通報をはじめ子供の保護、家族支援などを福祉機関や警察、司法、民間団体などが連携して当たる仕組みが作られていった。

 医師や教師、警察官、聖職者ら子供と日常的にかかわる職業の専門家には罰則つきの通報義務があり、学校と警察がそれぞれ通報全体の16%を占める。小学生以下の子供を屋内外を問わず一人にすることも通報対象となる。

 北東部のミシガン州で児童虐待対応について実地調査した早稲田大学の原田綾子助手(33)=法社会学=は「虐待介入の仕組みが非常にうまくできている。システムがしっかりしているから保護を必要とする子供が見すごされず、虐待件数も多くなる」。

 原田さんによると、介入後に子供を親から引き離す場合、日本では原則、児童相談所が判断するのに対し米国では裁判所が関与する。その際は原則、親と子の双方に弁護士がつき、貧困家庭には公費が出るという。

 ■見逃し引責解雇

 カナダ南西部のバンクーバーに暮らす日本人家庭で1年ほど前、次男(2)が電話機に触って遊んでいて、誤って日本の110番に当たる「911番」のボタンを押してしまったことがあった。数分後にパトカーがやってきて、大柄な警察官が「通報がありました」と告げた。「間違いでした」と説明したが、警察官はすべての部屋を確認し、子供の人数を数え、クローゼットの中をのぞき、笑顔を見せて帰っていった。

 一方、19世紀末から虐待対応の歴史を持つ英国。英教育省の統計によると、人口6100万人の英国で2009(平成21)年度は60万件の通報があり、39万件が調査・評価され、4万件超が保護の対象となった。

 07年にはロンドンで「ベイビーP事件」と呼ばれる虐待死が起きた。1歳5カ月の男児、ピーター・コネリーちゃんが実母と交際相手らから8カ月にわたり暴行され死亡した。背骨やあばら骨が折れた上、全身50カ所以上に傷があり、胃からは顔を殴られて折れた歯が検出されたという。

 事件は、対応機関が要注意ケースとして登録し、職員が60回家庭訪問しながら最終的に男児を母親の元へ返していたことや、同じ地区で00年に9歳の女児が関係機関の関与がありながら虐待死していたことから、教訓が生かされなかったとして厳しい社会的非難を浴びた。

 ここまでならわが国と同様だが、英国ではその後、対応機関の幹部や、ピーターちゃんを診察しながら虐待を疑えなかった医師らが引責解雇されたのだった。

 ■夫婦げんかで通報

 米国在住の日本人女性(33)は渡米当初「子育てがしづらい国に来てしまった」と感じたという。

 「言葉が理解できない幼い子供が危険なことをしたときでも、家の外では絶対に手の甲さえたたけないし、大声でしかることもできない」。度を超した夫婦げんかは子育ての環境が悪いとして通報される。誤報もあれば、子供が逆手に取り「通報するよ」とつけ上がることもあるという。

 「それでも、米国には子供を守ることへの徹底した雰囲気がある。最初は『行きすぎだ。これではしつけもできない』と思ったが、今は行きすぎくらいでないと救える命も救えないと考えるようになった。そこまでしないと救えない命があると思うようになった」

「ネグレクトは貧困に巣くう アメリカ版「2児遺棄事件」」:産経新聞 イザ!2010/10/26 22:23
米ニューハンプシャー大学のデービッド・フィンケルホー教授(63)=社会学=の研究によると、米国の児童虐待の件数は1992(平成4)年をピークに減少傾向にある。特に身体的虐待は92年度から2008年度までの16年間で55%減り、性的虐待は同じ期間に58%減った。

 フィンケルホー教授は「この期間は経済状況がよかった上、警察、司法、児童福祉の職員が増員された。また虐待をより積極的に訴追するようになった。さらに一般の意識が高まったことなども虐待が減った理由として考えられる」。わが国でも同様の対応が取れれば、一筋の光もみえてきそうだ。

 だが一方で、ネグレクトは同じ16年間で10%減と高止まりし、08年度は54万件と全体の71%を占めた。フィンケルホー教授は「身体・性的虐待ほど政府も市民もネグレクトに注意を払わない。ネグレクトの定義が広がり、従来型が減っていても新たな形のネグレクトが増えて相殺されたとも考えられる」と分析する。

 ■儒教の教え影響

 韓国はどうか。韓国保健福祉部の統計によると、09年に全国45カ所の児童相談所「児童保護専門機関」が対応した虐待のうち、ネグレクトは35%と最も多かった。また主な加害者は実父50%、実母28%、継母2%、継父1%の順だった。

 中央児童保護専門機関のキム・ビョンイク教育広報チーム長(34)は「虐待の半数は実父によるもので、貧困家庭も多い上、特に離婚による父子家庭で多く起きている」とし、韓国特有の背景を語った。

 「韓国は離婚率が高く、親権は経済力に左右されるため専業主婦の母親より父親が取る例が多い。さらに儒教社会の家父長的な考えから父親は子供を育てるものではないとの観念が強いことも原因となっている」

 わが国でもネグレクトは虐待の37%を占め、身体的虐待の38%と並んで多い。大阪2児遺棄のような重大事件も起きた。ネグレクトは貧困と結びつきやすいといわれ、社会の格差が拡大すれば今後さらに増える恐れがある。

 早稲田大学の原田綾子助手(33)=法社会学=は「米国ではネグレクトは貧困だけでなく人種や移民、薬物やアルコール依存などの問題と関連しており、米国の現状が即、日本の近未来というわけではない。だが、貧困と虐待には強い相関関係があるといわれている」と指摘する。


離婚後の子と面会を保障 超党派議員 来年、法案提出へ (産経新聞10月29日(金)7時57分配信) - Yahoo!ニュース
民主、自民両党などの国会議員が超党派で、離婚後に親権のない親が子供と面会することを保障する法案を作成し、来年の通常国会提出を目指していることが28日、分かった。近年、離婚後に母親がつきまとい行為を禁じた「配偶者暴力(DV)防止法」などを利用して、父親の接触を拒むケースが社会問題化しており、是正を図る目的がある。

 法案作成には与野党議員約20人が参加。片方の親による子供の連れ去りや、片方の親による子供の引き離しなどの問題解決に向けて議論している。今後は具体的な罰則なども検討し、議員立法での成立を目指す。

 厚生労働省の調査では、親が離婚した子供の数は平成21年が約24万9千人と、40年前の約8万9千人の3倍近くに達している。

 日本は欧米諸国では主流の「共同親権」ではなく、一方の親だけに親権を与える「単独親権」を民法で規定している。夫婦が離婚した場合、親権の約8割は母親にわたるが、最近は育児参加に積極的な父親を中心に、離婚後も子供との交流を望む声が高まっている。

 離婚した妻のもとから実子を連れ戻そうと試みた父親が未成年者略取容疑で逮捕されたケースもある。親権争いを経験したある男性は「子供との面会を求めても親権者の権限で拒否される父親は多い」と指摘する。

 ただ、母親が子供を連れ去ったり、父親の子供への接触を拒む理由には、父親による暴力・虐待などへの懸念もあるため、新法案にはこれらの対策も盛り込む予定だ。

裁判員裁判:次男暴行死 母親に懲役3年6月--地裁判決 /埼玉 (毎日新聞10月28日朝刊) - Yahoo!ニュース
次男(3)を暴行し死なせたとして傷害致死罪に問われた茨城県結城市結城の無職、篠田啓子被告(33)の裁判員裁判で、さいたま地裁は22日、懲役3年6月(求刑・懲役8年)を言い渡した。田村真裁判長は「守ってくれるはずの母親から暴行を加えられた末に死に至り、将来を奪われた結果は重大」と述べた。
 判決によると、篠田被告は昨年12月10日、自宅浴室で次男の黎我(れいが)ちゃんの頭や背中をシャワーヘッドで数回殴り、和室に連れて行き布団の上に投げて首にけがを負わせて死亡させた。
 公判では篠田被告が黎我ちゃんに日常的に暴力を加えていたかどうかが争点の一つになった。判決は「夫に離婚を告げられた昨年12月2日をきっかけに暴行を加えていた」と指摘し、以前から日常的な虐待が続いていたとする検察側の主張は認めなかった。
 裁判員を務めた20歳代の男性は判決後の会見で、「自分にも子供がおり複雑な気持ちだったが、証拠に気をつけて議論した」と述べた。量刑については、「(被告が)出所した後の(黎我ちゃん以外の)子供との関係を考慮した」と話した。
“非出会い系サイト”被害児童のほとんど、フィルタリングに加入しておらず -INTERNET Watc2010/10/28 17:37 h
警視庁は28日、SNSなどの“非出会い系サイト”に起因して児童が福祉事犯の被害者となった事件ついて、2010年上半期における調査・分析結果をとりまとめた。

 2010年上半期に検挙した、非出会い系サイトに起因する児童被害の福祉事犯は730件で、被疑者は599人、被害児童は601人。このうち今回は、捜査過程でサイトの利用状況などの事実が判明したものを集計している。

 被害児童が当該サイトへアクセスしていた手段としては、携帯電話が98.2%を占めた。また、フィルタリングには98.5%が加入していなかったこともわかった。

 ただし、一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の認定サイトに起因した事犯が50.3%あることも報告している。EMAが認定したコミュニティサイトは、青少年の利用に配慮した管理・運用が行われているものとしてフィルタリングの対象から外れるため、たとえフィルタリングに加入していたとしても、被害につながったサイトにアクセスできる状況ということになる。


被害児童のアクセス手段とフィルタリング加入状況(警察庁の発表資料より)

 児童との連絡手段としては、SNSサイトなどで提供されている、わゆるミニメールを被疑者の59.0%が利用。また、連絡手段をミニメールから通常のメールに移行した上で児童を誘い出していたことがうかがえる結果も出た。ミニメールから通常のメールに移行した被疑者が95.5%に上った。通常のメールアドレスの連絡手段としては、ミニメールへの記載が94.6%、掲示板・プロフへの記載が3.7%、リンク先サイトへの記載が1.7%。

 警察庁では、今後の対策として、フィルタリングの普及徹底や、サイト運営者によるミニメールの監視体制の拡充などを挙げている。




<閲覧中の皆様にお知らせ-社会福祉士養成学科・養成科>
*ソーシャルワーク実践研究会は、11月6日(土)13時から14時45分、日本福祉教育専門学校・高田馬場校舎にて開催します。参加費は無料、どなたでも参加できます。
*今回は、敬心祭の一環として、研究会を拡大し、公開シンポジウム「対人援助実践を切りひらく」を開催します。
 コーディネーターに天理大学教授の山田明先生をお招きし、パネラーは、高齢・障害者・医療の各分野でソーシャルワーカー(社会福祉士)として活躍する本校の卒業生です。
 関心をお持ちの皆さん、お気軽にご参加ください!申し込みは不要です 。

 この研究会は、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生を中心に、在校生・教員などの学習交流の集まりです。当学科の卒業生である社会福祉士の、相談援助の現場からの報告がメインです。

11/6(土)ソーシャルワーク実践研究会 公開シンポジウム
 日時:2010年11月6日(土) 13時から14時45分
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)

11月6日(土)は、日本福祉教育専門学校・学園祭『敬心祭』を開催しています。併せてお立ち寄り下さい。


<進路検討中の皆様にお知らせ-社会福祉士養成学科・養成科-下記をクリック>
*11/11(木)社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会-社会福祉士のお仕事
 <筆者の担当企画>
 10年11月11日(木)18:30から20時。日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎にて。
 どなたでも参加できます。参加無料


*社会福祉士=相談援助・ソーシャルワークの専門職 になるには
 今回の説明会は、相談援助の専門職=社会福祉士の資格、仕事の内容・役割、就職・転職、社会福祉士養成学科・養成科のカリキュラム等について、その概要を、現役の社会福祉士である専任講師(筆者)が、ご説明します。
 社会福祉士の資格や仕事、就職等に関心をお持ちの皆さま、お気軽にご参加ください!!
 当日は、社会福祉士や本学科に関するご相談なども受け付けます。

<社会福祉士の資格と就職・転職の説明会&相談会>
 日時:2010年11月11日(木) 18時30分から20時
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)

<お問い合わせ・参加予約先  下記の予約フォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

<交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部です

*社会福祉士とは・・・ 「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です


<社会福祉士の仕事 Web オリエンテーション 下記をクリック>
社会福祉士の資格と仕事<社会福祉士 Web オリエンテーション・全般の解説>
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介1 医療ソーシャルワーカー
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介2―児童福祉
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介3―高齢者福祉
社会福祉士の資格・仕事 Web オリエンテーション 各分野の紹介4-社会福祉行政機関
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介 5 貧困・低所得者支援と生活保護の施設・事業
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介6 地域福祉 コミュニティ・ワーク
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by yrx04167 | 2010-10-28 09:14
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by yrx04167 | 2010-10-27 12:33
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by yrx04167 | 2010-10-26 22:30
相談援助の理論と方法 第39回講義 レジュメ<後半> 2010/10/25
社会福祉士養成科・夜間部にて
<前半からの続き>
*診断主義学派の特徴

・1920年代からのケースワークは,リッチモンドの社会診断の流れを引きながらも,第一次世界大戦後の戦争神経症の治療に用いられたS.フロイトの精神分析学に接近した。とりわけそのパーソナリティ論にひかれ,環境との関係を次第に弱め,個人の心理的問題への関心に傾斜していった。このようなケースワークが,後に「診断主義ケースワーク」と呼ばれることになった。
・診断主義の流れは,ニューヨーク社会事業学校のG、ハミルトン(G.Hamilton)による『ケースワークの理論と実際』(1940年)に集約される。その後、診断主義のケースワークは,1960年代にはF.ホリス(F.Hollis)の「心理-社会的モデル」として発展し,現代のソーシャルワークの理論モデルの一つとなった。また,ヴインターらの「治療的モデル」グループワークにも受け継がれている。
診断主義(診断派)ケースワークの特徴とは、①利用者の問題の心理的側面の重視、②パーソナリティの発達に焦点を当てた過去の生活史の重視、③面接を中心とした長期的援助関係における援助者の主導性、④調査→診断→治療の過程を重視する といった点が挙げられる。
診断主義ケースワークは、リッチモンドと同様に面接を重視し,家族関係を中心とした環境を重視したが,関心は主として利用者の内面・心理的環境にあって,リッチモンドのように貧困,疾病,労働などを含めた社会的環境の全体が視野に入れられていなかった。
・診断主義ケースワークは、S.フロイトの精神分析の理論と方法を取りいれた。利用者のもつ問題やその原因は、社会環境よりも個々の精神内界にあると捉え、ケースワークに「治療的意味」をもたせた。つまり、利用者の問題を病理・病的状態ととらえ、これらを治療するのは援助者であるという専門職中心の医学モデルである。
・診断主義ケースワークの援助の過程とは、専門職からの、利用者の内面の問題の原因の探求と解決の過程である。つまり「援助者が利用者に働きかける過程」であった。その目的は、自我の強化とそれによるパーソナリティの社会環境への適応を図ることにある。

3 生活モデル テキストP133
・テキストP133表6-4:生活モデルの特徴

○概要:ライフ・モデル・アプローチ
 1960年代以降アメリカでは,複雑で多様な生活問題に対する援助の社会的要請が高まり,従来の個人のパーソナリティに治療の焦点をおいた伝統的なアプローチに対する批判が高まった。そのソーシャルワークの限界を打開するために,生態学や一般システム理論などの新たな理論的枠組を背景に登場したのがジャーメインらによって体系化されたライフ・モデル(生活モデル)である。このモデルでは,人,環境のどこに問題があるのかを問うのではなく,問題は生活空間における不適切な交互作用(transaction)にあると考え,人と環境の接触面(interface)に焦点をあてていく。ソーシャルワーカーの社会的目的は,人々の成長と発達を最大限にし,環境を改善する交互作用を生み出すように,人々の適応能力と環境の特性を結び合わせることとされる。そこでは,生活体の適応能力を高めると同時に環境を改善するという二つの実践の焦点があり,人も環境も等しく重要であって,この両者の互恵的適応関係のバランスがいかに獲得されるのかに最大の関心が払われる。したがって,ソーシャルワーカーが扱う対象は人と環境の「開かれた」連鎖的交互作用であり,「人と環境の適合性」(person-environmental-fit)である。

<テキスト解説>
・生活モデルは、1980年代の提起以降、中核的なモデルとされている。
・ソーシャルワーク理論のなかに、一般システム理論が摂取され、ピンカスとミナハン、ゴールドシュタイン、コンプトンとギャラウェイらにより、理論が構築された。
・実践対象を構造・要素・機能・時系列変容からとらえていく視点をもたらした。
・システム論による「機械論」的理解のあり方に批判が向けられた。

・生態学を学問的基盤にした「生活モデル」が、ジャーメインらによって提唱された。
ソーシャルワークにおける中核として摂取されてきている。
・生活モデルは、生物と環境の間のバランスのとれた相互依存関係について追究する生態学の特徴を、「人と環境」との関係において考究したものである。
人と環境の交互作用が、焦点となる。「生活過程」は、生活の・空間・時間・環境におけるさまざまな要素との間でのやりとりの過程としてとらえる。環境との間の関係性が重要となる。

・人が環境との関係性のなかで生活を営むことは、環境からの要求・要請に応答することが求められる。
生活上の問題・課題は、人と環境の交互作用のなかでその調和が崩れること、環境からの要求・要請への対処が困難であり、それが生活ストレスとなって、過重な負担となることにより発生する。

・クライエントの生活課題が人と環境の交互作用のなかで生じ、その生活課題を、環境からの要請に応答する対処の実態といった複合的視点でとらえることが可能となる。このことにより、課題の解決に向けた主要目標を、対処による適応に定めることができる。

・クライエントの適応へのコンピテンスを高めていくことが重要となる。
・コンピテンスとは、具体的目標の達成に向けられた動機づけや認知的能力、また、環境に対する制御能力や自己統御力であり、生活モデルはソーシャルワーカーに、包括・統合的な視野や視点を提供する。

・一般システム理論と生態学理論双方のプラスの側面を取り込み、融合させたエコシステムという表現を用い、その視野・視点を強調する立場もみられる。

4 ストレングスモデル
○概要:ストレングス視点 strengths perspective
 アメリカのソーシャルワーク実践理論において,1980年代以降提唱されている視点。それまで支配的であった病理・欠陥視点を批判する立場をとる。ストレングスとは,人が上手だと思うもの,生得的な才能,獲得した能力,スキルなど,潜在的能力のようなものを意味する。ストレングス視点とは,援助者がクライエントの病理・欠陥に焦点を当てるのではなく,上手さ,豊かさ,強さ,たくましさ,資源などのストレングスに焦点を当てることを強調する視点であり,援助観である。

<テキスト解説>
・ソーシャルワーク実践におけるストレングスへの着目は、1980年代後半より提唱された。
今日、主要概念の一つとなっている。
・サリーベイやラップが研究を進めた。
・ソーシャルワーカーが支援課題をとらえるとき、「強さ」や「能力」に焦点を当てようとするモデルであり、「豊かな能力、活力、知恵、信念、確信、望み、成長、可能性、自然治癒力など現在から将来に至るまでの強さに着目し、それらを引き出し、活用して問題を解決しようとする」支援観である。
・個人、グループや地域社会・コミュニティ - クライエント個人の外部環境の「強さ」にも複眼的に着目していくことが期待されている。
・治療モデルへの批判から生成されたモデルである。
・治療モデルがクライエントを「対象」としてとらえるのに対し、ストレングスモデルは「主体」としてのクライエントを強調する。
・支援課題把握の際、クライエントの抱える「問題」を「分類」し、直接的因果関係として特定しようとする治療モデルの方向性に対し、クライエント等の「強さ」を見出し、それを「意味づけ」ていくことを重視する。
客観的証拠(エビデンス)を重視するのに対し、クライエントのナラティブの尊重され、「客観性」に対する「主観性」が強調される。
・ストレングスモデルは、クライエント、その資源のなかに「強さ」や「能力」、「よさ」を発見し、新たな「像」、視点を獲得するという強みをもつ。


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