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お知らせ 出張講義を始めます 当ブログ筆者が都内の事業所に出向き講義 東京都福祉保健局委託事業 講師謝金・講師派遣 無料
 この講座は、東京都福祉保健局の委託による、小規模な福祉・介護事業所対象の職場研修です。当ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料

<当ブログ筆者の担当科目(一部)>
「福祉・介護職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号16
 内容:職員のストレスと心身への影響、対処や予防の方法を職員各自のセルフケアを中心に解説
「福祉施設・事業所の燃えつき予防 燃えつきを防ぐ職場」講座17
 内容:職員の燃えつき(バーンアウト)と、対策や予防を、職場としての対応も含めて、事例を挙げながら解説
「生活困窮・生活保護受給者対象のグループワーク実践」講座番号1
 内容:貧困・生保受給者を対象としたグループワークのプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
「社会福祉士試験受験勉強の方法 共通科目編」講座11
「社会福祉士試験受験勉強の方法 専門科目編」講座番号12
「福祉・介護職員の職業倫理・福祉マインド講座」講座番号18 等

 社会福祉士国家試験の受験勉強の進め方、留意点を解説。
 上記は当ブログ筆者が派遣講師を担当する講座の一部です。(当ブログ筆者(日本福祉教育専門学校専任講師、社会福祉士、精神保健福祉士)は講座番号1,11,12,13,16,17,18を担当
講師謝金・講師派遣 無料

<東京都福祉保健局HP 抜粋>
 都では、福祉・介護施設や事業所に対し、養成施設の教員等を登録講師として派遣し、研修を行う「登録講師派遣事業」を実施します。
 下記の詳細をご確認の上、ご利用を希望される事業者の方は、本事業委託先である「東京都福祉人材センター研修室」へお申込みください。
(1)対象となる事業所
 下記のいずれかに該当する福祉・介護事業所が対象となります。
(1)利用定員がある場合
 *定員110人以下の施設サービス事業所
  例)特養、養護・軽費・有料老人ホーム、老健、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、施設入所支援
 ・定員50人以下の在宅サービス事業所
  例)通所介護・リハビリ、ショートステイ、生活介護、就労継続支援

(2)利用定員がない場合
 ・直近1か月または直近3か月平均の1サービスあたりの利用実人員が110人以下の事業所
  例)訪問介護、訪問看護

(3)上記に定めるほか、東京都及び東京都社会福祉協議会が協議の上、特に支援が必要であると認められる事業所

 事業所の要望をふまえ、東京都福祉人材センター研修室と登録講師が調整を図ります。
 所定の申込書に必要事項をご記入の上、FAXにてお申込みください。締切は平成26年11月5日(水曜日)必着です。
事業所に対する講師派遣研修を実施します。(登録講師派遣事業) 東京都福祉保健局  (ページ下方に申込書等)

詳しくは下記をクリック お問い合わせ等
東京都社会福祉協議会 東京都福祉人材センター研修室 登録講師派遣事業  申込書等


当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助  講演の一部を公開中  (2013年9月5日)

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相談援助の理論と方法 第27回講義レジュメ概要 前半
 2014/10/30 当ブログ筆者(専任講師、社会福祉士)日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科(1年制通学 夜間)にて講義


12章4節 相談援助における面接の形態
*その他:面接に必要な事項
・利用者がもっている強さ、ストレングスを支持する。語り、ことばの力を認めること。
 クライエントの語りを中心に、クライエント自身や周囲の環境、困難な状況、苦悩への肯定的な意味づけを援助していく。
・クライエントの沈黙の尊重。沈黙の意味を理解するように努める
 援助者からの質問が理解が困難なものなのか、言葉を選んでいるのか。
・しかし、利用者がタブー視している領域についても話すように支持していく-必要に応じて。
・クライエントが、生育歴のなかで周囲から強いられてきた「良い子」等のイメージを脱ぎ捨てて、ありのままの自分でいる時期にきたこと、援助者等の周囲はそれを尊重することを強調する。
・クライエントへの尊重や歓迎の感情や、笑顔の節約は良くない。ほほえみや理解の出し惜しみは、人間にとっての最高の贈り物を出し惜しみしているのと同じである。共感が伴わない援助技術は虚しいものである。
・準備の必要性=事前に把握できる情報からクライエントを予備的に理解=波長合わせ。
前回までのケース記録等を確認-今回の面接における取り上げる事項を確認する
・取り組みを妨げている感情の動きを確認する 略

「喪失は成長の王道である。喪失の劫火をくぐることによって、わたしたちは人生の向こう側に行くことができる。喪失によって、わたしたちは本物の男、本物の女になる。本物の友人、本物の夫、本物の妻になる」。 キューブラー・ロス


1 面接の構造 テキストP260要旨
・面接はさまざまな構造をもつ-面接の目的、面接の対象、面接の形態、面接の時間的・空間的条件など。
・面接の目的とは、援助全体の目的、個々の面接の目的がある。
・面接の対象は、クライエント本人、その家族、他の専門職、近隣・友人等も対象となる。

*面接の時間的条件
・面接の時間的条件は、面接の時間と時間的制限の設定の有無により規定される。
初回面接や急迫した場合など、より長い時間を必要とする場合もある。
制度説明だけで終わる面接等は、短い時間で終わることもある。
・あらかじめ時間制限を設けて、面接を行なうことが原則である。面接時間は有効に活用されるべきである。
 また臨機応変に面接時間を設定することが重要である。
・予約をして面接を行うことも有効であり、クライエントの面接に対する動機づけが強化される。またワーカーは、必要な準備(波長合わせ)ができる。

*面接の空間的条件=、面接を行なう場所に関する条件

 その条件として、秘密が守られ、雑音がなく、温度調整ができ、落ち着きのある雰囲気など面接に集中しやすい、人の出入りや電話により面接が中断されないなどである。物理的な阻害要因が作用せず,リラックスして話ができるような環境に配慮する。
・面接室は広さ、明るさ、色彩、家具の配置等に配慮が望まれる。
・地理的条件も考慮する。クライエントにとって遠すぎる場所、交通アクセスが極端に悪い、身体的精神的条件により来所が困難な場所などは避けたい。略

*構造化面接と非構造化面接
・何らかの筋道・過程に沿って、方法や回数、場所等を設定して行なう面接のことを「構造化面接」という。
・随時に対処する形の面接は「非構造化面接」という(面接の枠はある程度ある)。
 略

・面接の形態
 個別面接(一対一)
 合同面接:クライエント等の複数の人に一人のワーカーが面接する(家族合同面接等)
 並行面接:一ケースで、複数の人がそれぞれ個別面接を並行して行う(親子並行面接等)
 協同面接:一つの面接に複数のワーカーが参加する

2 生活場面面接 テキストP261要旨
事例:簡易宿泊所の訪問で分かる、生活保護受給の精神障害者や認知症高齢者の単身生活の実際。
アルコール依存症、生活や健康のリスク発見と、危機の予防。
クライエント理解のために有効な方法である。

*生活場面面接、訪問活動の勧め。
 福祉事務所公的扶助ケースワークにおける訪問のポイント。
公的扶助ケースワークのように、他の領域においても全利用者の訪問も1つの方法かもしれない。生活を捉え、QOL、支援の質の向上を図るために。


・生活場面面接とは、クライエントの生活場面で行われる面接のことである。クライエントの居宅、生活施設の居室、病院のベッドサイド等で行われる。
・居宅訪問面接が多くを占める。
 生活保護・公的扶助ケースワークにおいて、居宅訪問面接は従来から重視されてきた。
 利点は、クライエントの生活環境を観察できる、生活上のリスク(虐待等)を発見しやすい、通常は来所しない家族に会い、面接することができるなどである。クライエントの生活全般の情報を具体的に得ることが可能である。居宅での介護サービスを利用している場合など、クライエント本人と面接する機会が得にくい事例では、本人と接する機会となる。
・反面、時間設定がしにくい、ほかの家族がいることで秘密が守りにくい、面接内容が深まりにくい場合があるなどのデメリットもある。 略

・訪問時間はクライエントの生活に合わせ、落ち着いて面接ができる時間を選び、設定することが重要である。
・ワーカーは、居宅訪問において、リスク発見についても観察する技術の熟練が求められる。

・施設・医療機関における生活場面面接では、同室者などに面接内容が聞かれず、秘密が守られることに配慮する必要がある。また、離床が困難な場合には、その身体的状態等を考えて、クライエントに負担をかけないよう面接時間等を設定することが求められる。

*なぜ、利用者が高齢である、障害や疾病を持っているということによって、「子供扱い」をするのか。
 利用者自身にとって、重要な決定がなされる際、子どものような扱いを受けたり、自分の意思が尊重されなかったりするということ。

*ベッドサイドマナー 終末期の患者の側にいる場合等。
・ベッドサイドに座り込み、寄り添う。
・患者に触れたり、沈黙の時を大切にするなど、非言語的コミュニケーションを図る。
・笑顔で接し、患者の希望を支える。
・会話は、背景にある感情を汲み取りながら患者の話に傾聴する。
・援助者は一方的に話さず、患者の語りを尊重し、質問の機会をつくる。
・患者が最も心配なことはどんなことかを尋ねる。患者自らによる意味づけの支援。
・患者の心配事(苦痛、障害、死)について詳しく尋ねる。
・患者の個性、これまでの活動、技能、誇りなどについて耳を傾け、機会をみて敬意を表する。
・患者が遭遇している苦境について理解を示し、安易な励ましを避けて常に側にいること、共に取り組むことを知らせる。
・面接時に、患者の希望で、すぐ実行出来る具体的なことを提供する。
 これらのベッドサイドマナーは重要であり、「ユマニチュード」とも重なるところがある。


*援助者のストレス対処(その一部)
 ケアや面接、グループワーク等の実践において、ストレスとなる場面にどのように対処するか。
 事例 クライエントの怒りの感情の表出。
 ⇒しかし、この援助者個人に対する怒りではないことも多い。
 例えば、死の受容プロセスにおける「怒り」の段階である。看護やケアを行う身近な援助者に、怒りの感情を表出する。
・クライエントの怒りには、何らかの理由が存在する。援助者は、その怒りの意味を捉え、怒りに伴う不安や絶望を受け容れ、冷静な対処が求められる。
 怒りに翻弄されない平常心、専門職倫理が求められる。


<当ブログ記事 バックナンバー>
福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング2 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>当ブログ筆者の論文 抜粋

ソーシャルワーク相談、面接の特性、姿勢、生活場面面接とは 相談援助の理論方法講義レジュメ 第25回前半


当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助  講演の一部を公開中  (2013年9月5日)


*当ブログ筆者の論文
『生活保護受給者を対象としたグループワーク
-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第21巻1号
39頁から52頁


上記の論文の概要と筆者による関連する論文一覧

筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*筆者の論文要約
『簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について』


当ブログ筆者が試験問題解説を執筆の3冊、新刊
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最新の第26回を含む3年分、450問を選択肢ごとに詳しく解説。過去2年分も最新の制度、統計情報にアップデート、出題傾向と対策がわかる科目別ポイント解説。第27回試験に完全対応。

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当ブログ筆者の説明会 一般公開、無料
社会福祉士の合格は通過点 資格取得後の将来性 就職と仕事説明会 
2014年11/12(水)18時から19時半 社会福祉士の就職と仕事の実際説明会&相談会

 社会福祉士への転職を検討中の社会人の方等におすすめ。 
 相談援助の専門職=社会福祉士の国家試験の合格、資格取得は専門職としてのスタートラインです。
 当学科は、単なる資格スクールではありません-プロフェッショナルとしての実践力の養成に力を入れています。
 今回は、国家試験合格の先にある社会福祉士の就職先や仕事、給与等の実際、キャリアの成長など、社会福祉士の就職と仕事が分かる説明会です。
 相談援助等の実務18年、現役の社会福祉士でもある当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、分かりやすくご説明します。卒業生の事例も挙げながら、社会福祉士の仕事と就職の実際を解説します。また、1年間で社会福祉士になることと就職を目指す当学科の就職の傾向と、本校の転職支援などについてお話しします。
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科・養成科(1年制通学)電話0120-166-255

日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

地域福祉、社会福祉協議会における社会福祉士 シンポジウム 卒業生報告 ソーシャルワーク実践研究会
2014年11月1日(土)午後2時から4時 無料 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎244教室(旧高田馬場校舎)

 公開シンポジウム 地域福祉における社会福祉士の実践報告
 <社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカーCSW、福祉コミュニティ構築の展望>

 今回は、社会福祉協議会に勤務する本校社会福祉士養成学科卒業生の社会福祉士の、地域福祉を推進する社会福祉士、社会福祉協議会の実践の報告が中心です。
 また、コミュニティの孤立死・孤独死等の福祉問題の実際と、予防に取り組むコミュニティソーシャルワーカーCSWのあり方等、今日的な地域福祉の課題について議論を深めていきたいと考えています。
 一般公開です。テーマや社会福祉に関心をお持ちの皆様、本校の卒業生や在校生、どなたでも参加できます。参加申し込みは不要です、お気軽にお越し下さい。
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)等、本校の教員も参加します。ブログ閲覧中の皆様の参加をお持ちしています。


*ブログ筆者の公開講座
社会福祉入門講座
「貧困問題とソーシャルワーク実践」
11/27(木)18時半から20時 会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎
社会福祉士養成(学)科の入学前講義 
一般公開 無料

貧困領域のソーシャルワークの実務18年の社会福祉士当ブログ筆者(本校専任講師)が、貧困問題に対する相談援助の実際、事例等に関しての講義を公開します。本校の受験を検討中の方、既に本校に合格された方<入学前講座>、テーマに関心をお持ちの方等、お待ちしています。
日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255
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一般公開 卒業生社会福祉士の現場報告 ソーシャルワーク実践研究会 2014年11月1日(土)午後2時から4時 無料 
 公開シンポジウム 地域福祉における社会福祉士の役割 実践報告
 <社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカーCSW、福祉コミュニティ構築の展望>


 ソーシャルワーク実践研究会は、毎回さまざまなテーマで、本校の卒業生の社会福祉士からの実践報告・現場レポート等や、ディスカッションを行なっています。今回は、特別企画として公開シンポジウムを行います。
今回は、社会福祉協議会に勤務する本校社会福祉士養成学科卒業生の社会福祉士の、地域福祉を推進する社会福祉士、社会福祉協議会の実践の報告が中心です。
 また、コミュニティの孤立死・孤独死等の福祉問題の実際と、予防に取り組むコミュニティソーシャルワーカーCSWのあり方、共に生きるコミュニティの繋がりの構築等、今日的な地域福祉の課題について議論を深めていきたいと考えています
。。
 一般公開です。テーマや社会福祉に関心をお持ちの皆様、本校の卒業生や在校生、どなたでも参加できます。参加申し込みは不要です、お気軽にお越し下さい。
 卒業生から、地域福祉、社会福祉協議会、社会福祉士の仕事の実際を聞ける機会です。
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)等、本校の教員も参加します。ブログ閲覧中の皆様の参加をお持ちしています。

 今回は、本校の学園祭「敬心祭」のなかの、公開シンポジウムとして行ないます。
 敬心祭参加者の皆さんも、お気軽にお立ち寄り下さい。

日時 2014年11月1日(土)14時から16時(終了予定)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎4階 244教室(旧高田馬場校舎)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法



敬心祭 30周年特別企画 卒業生パネルディスカッション 11:00から12:00

 本校卒業生の介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士による公開パネルディスカッション
 敬心祭企画『卒業生パネルディスカッション』
 日福設立30周年を記念し、介護福祉士 ・ 社会福祉士 ・ 精神保健福祉士の国家資格を取得し所有している本校卒業生によるパネルディスカッションを開催します。
【開催日時】11月1日(土) 11:00~12:00 日本福祉教育専門学校 高田校舎
【開催概要】
第1部 卒業生パネルディスカッション(11:00~12:00)
第2部 卒業生との懇談会 (第1部終了後)
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相談援助の理論と方法 第25回講義レジュメ概要 前半
 2014/10/16 当ブログ筆者(専任講師、社会福祉士)日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科(1年制通学 夜間)にて講義


当ブログ筆者の実践事例から-アルコール依存症、精神障害者、生活保護受給者対象のグループワークのプログラム。
 これらの利用者を対象としたスポーツのプログラム-心身の健康の回復、生活の活性化、生活の幅の拡大を図る。簡易宿泊所に居住する利用者は、日常生活において運動する機会がほぼ無い。
 定期的なプログラム 略
 運動会のプログラム、心身の障害を持つ参加者の競技を考えよう。
 コミュニティづくり、地域における繋がりの構築の取り組みでもある。


*概要 相談援助における面接
・面接は,社会福祉士の実践にとって主要な援助の方法であり,援助者とクライエントの間の援助関係、働きかけをつくる基盤である。
・各回のセッションには目的やゴールが必要である。
 面接の目的は,面接の段階,サービスの方法,クライエントの問題の特質,などによって異なる。
・面接は言語技術のみでなく,ソーシャルワークの価値,専門知識によって支えられている。
・面接の定義とは テキスト参照のこと。

・生活場面面接という形態-クライエントの生活と内面への接近。
・言語的メッセージのみではない関わりを築く場合-言語障害や聴覚障害、重度の認知症、知的障害や精神障害、日本語を母語としないクライエント等。非言語を含めたコミュニケーション技術が求められる。略


*ソーシャルワーカーに必要な面接の姿勢、スキル等
・面接や観察のスキル
・援助者側の準備-事前の情報収集・整理、面接の環境整備、クライエントへの自らの先入観を排する
・援助の基本姿勢-バイスティックやロジャーズによる。

・共感と尊重が伴わない対人援助の技術は、虚しいものである。
 キューブラー・ロスによれば、苦境にあって痛みを分かち合い、逃げずに寄り添うこと、患者の言葉に耳を傾けることこそが、医療や精神科医療の専門性を超えて、患者に真に必要なものである。
 換言するならば、寄り添い、共にある人、それが対人援助の要であるとも言えよう。
 福祉・介護の支援を必要としている苦境のなかにある人々が求めているのは、自分の存在を受けとめる人、気にかけている人、支える手を伸ばす人である。
 これらの人々の声に応えることこそ、福祉・介護の専門職、援助者全般の職務であると言えよう。


・ソーシャルワークには、利用者との対等な目線や姿勢で接する関わりが必要とされる。
 また、近年の医療・社会福祉関連分野では、インフォームド・コンセント、自己決定、ノーマライゼーションなど、援助者と利用者との平等、協働、信頼関係がより必要とされている。
 適切な自己決定の支援が求められている。


事例:面接におけるクライエントの抵抗
・話さない,無言を続けるクライエント
・関係ないことばかり話すクライエント
・理性的に問題を分析し,理解はしているが、一向に実行にうつす様子がないクライエント等


12章1節 相談援助における面接の目的
1 面接の目的 テキストP245から
①援助に必要な情報を得

・インテーク及びアセスメント、モニタリング等における情報収集である。
②問題解決を図る共同作業
・介入(支援の実施)における、クライエント等への働きかけ。

③問題解決を図るアクション・システムの形成
・アクション・システムとは、目標の達成のために働きかけ・行動する人々のことである。

・アクションシステムは、相互作用に基づく。率直な双方向の関わり、真正面から向き合い、どんなことでも率直に語り合える関係、その場、時間を創ることが、ソーシャルワークとしてもとめられている

<補足>
* A.ピンカスとA.ミナハンは、ソーシャルワークを一つのシステムと捉え、ソーシャルワーク実践では,ソーシャルワーカーは以下の四つのサブシステムの相互作用に関心をもたねばならないとしている。
①クライエント・システム
 クライエント・システムとは、社会福祉サービスを既に利用しているか、サービスを必要としている、援助活動を通して問題解決に取り組もうとしている個人や家族などから構成されている


②ワーカー・システム=チェンジ・エージェント・システム
(ワーカーとその所属機関)略

③ターゲット・システム
(目標達成のために変革しなければならない人や組織)略

④アクション・システム
(目標達成のためにターゲットに働きかける人々)略
*援助者は必然的に四つのシステムと重層的に関係し、発展させていく。

2 面接の特性<テキストP246要旨>
 面接は、人間の日常生活の広がりと流れに対応して、専門的な方法のもとに、総合的に継続して積み上げられる過程から成り立っている。
 面接は、その専門的方法を用いた技術的過程からなる援助活動ということになる。
 ①対面関係、②信頼関係、③協同・協働・参加
 一般的には、電話や手紙などではなく、面接という対面関係で、信頼感を醸成しつつ、クライエントとワーカーの双方が援助関係に協同して参加するという特性である。
 構造がある。略

・カデューシンらの援助的面接の特性⇒テキストP246参照のこと
 規範、会話のパターン、クライエントの利益、文化的差異等。
 専門職としての権威とは何か。略

<補足>
*面接を構成する要素
①面接者(ソーシャルワーカー)
②被面接者(クライエント)
③コミュニケーション
④援助目的
⑤援助方法(援助の展開)
⑥課題(解決を必要とするクライエントのニーズ・問題)
⑦空間(面接の場所)
⑧時間(面接時間の確保とその過程)
・これらは最低限必要なもので、どれを欠いても面接は成り立たない。

<社会福祉士国家試験出題実績>
・訪問による面接では,訪問先の利用者の生活の場から問題理解の手掛かりを得ることができる。 第21回社会福祉士国家試験出題

12章2節 相談援助における面接の展開
1 相談援助における面接の基本姿勢 テキストP248

*バイステックの原則
 ケースワークの基本原則でもあるが、クライエント自らの状況と感情(生の過程における特殊な出来事)の表出を促し、それを理解しようとする姿勢を基盤とする。

*援助者の基本的態度 (ロジャーズ)
・無条件の積極的関心(肯定的配慮)
・共感的理解 笑うものと共に笑い、泣く者と共に泣く
・純粋性(真実性) 率直な感情、内面の交流を図る。
 ありのままの自分による双方向の関わり。


2 面接においてワーカーが行なうこと
・傾聴・受容、疑問への応答、共感等。
・ワーカーの援助姿勢と専門性の提示、ストレングスの支持、共感等。テキスト参照

<面接のストレスケア、アサーティブ>
・クライエントや関係者に対して、アサーティブな自己表現を用いる場面もある。意見の表明等。
 援助者自身も、面接の相手も双方を尊重するスキルである。自分の意見を率直に、かつ適切な方法で落ち着いて述べる。
・所属機関の介護・福祉職員の良いところを引き出す工夫も必要である。同僚を支えるという視点、姿勢が求められている。
 援助業務等で疲労している、気になる職員に対する言葉かけ ストレスケアが求められている。


・状況や利用者等の人物像の正しい理解、共感が欠けていると、的はずれな援助となる。
 援助者の共感とは、情緒的な意味を持つだけではなく、現実的な援助の方策である

・生活困窮・貧困状態にある家族の事例。
 援助者とは異なる生活スタイルの理解から、支援ははじまる。
 例えば、夕食は家族が食卓を囲むのが良い家庭-しかし、多問題家族は揃わない。
 朝食を食べられない子ども。子どものTV視聴時間、学習環境。
 「問題」として捉えるのではなく、社会的な原因への視点も求められている。
 望ましい家族のあり方とは、問題を抱える家族への福祉的支援のあり方という課題。
 根底には、人間は家族と支え合って生きることが出来るという、何ものにも代えがたい家族の価値がある。

 続く

福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング2 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>当ブログ筆者の論文 抜粋


当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助
講演の一部を公開中
(2013年9月5日)


*当ブログ筆者の論文
『生活保護受給者を対象としたグループワーク
-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第21巻1号
39頁から52頁


上記の論文の概要と筆者による関連する論文一覧

筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*筆者の論文要約
『簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について』


当ブログ筆者が試験問題解説を執筆の3冊、新刊
「2015社会福祉士国家試験過去問解説集」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5001-5
 2014年5月10日発行
最新の第26回を含む3年分、450問を選択肢ごとに詳しく解説。過去2年分も最新の制度、統計情報にアップデート、出題傾向と対策がわかる科目別ポイント解説。第27回試験に完全対応。

「2015精神保健福祉士国家試験過去問解説集」
 ISBN 978-4-8058-5002-2 中央法規出版


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「クエスチョン・バンク QB 社会福祉士国家試験問題解説2015」
過去問題集最新刊 
当ブログ筆者も解説を執筆 2014年4月19日発売 MEDICMEDIAメディックメディア



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「福祉・介護職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号16
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「福祉施設・事業所の燃えつき予防 燃えつきを防ぐ職場」17
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内容:貧困・生保受給者を対象としたグループワークのプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
「社会福祉士試験受験勉強の方法 共通科目編」11
「社会福祉士試験受験勉強の方法 専門科目編」講座番号12 等

社会福祉士国家試験の受験勉強の進め方、留意点を解説。
 上記は当ブログ筆者が派遣講師を担当する講座の一部です。(当ブログ筆者は講座番号1,11,12,13,16,17,18を担当
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事業所に対する講師派遣研修を実施します。(登録講師派遣事業) 東京都福祉保健局


当ブログ筆者の説明会 一般公開、無料
社会福祉士の合格は通過点 資格取得後の将来性 就職と仕事説明会 
2014年11/12(水)18時から19時半 社会福祉士の就職と仕事の実際説明会&相談会

 社会福祉士への転職を検討中の社会人の方等におすすめ。 
 相談援助の専門職=社会福祉士の国家試験の合格、資格取得は専門職としてのスタートラインです。
 当学科は、単なる資格スクールではありません-プロフェッショナルとしての実践力の養成に力を入れています。
 今回は、国家試験合格の先にある社会福祉士の就職先や仕事、給与等の実際、キャリアの成長など、社会福祉士の就職と仕事が分かる説明会です。
 相談援助等の実務18年、現役の社会福祉士でもある当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、分かりやすくご説明します。卒業生の事例も挙げながら、社会福祉士の仕事と就職の実際を解説します。また、1年間で社会福祉士になることと就職を目指す当学科の就職の傾向と、本校の転職支援などについてお話しします。
 日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科・養成科(1年制通学)電話0120-166-255

地域福祉、社会福祉協議会における社会福祉士 シンポジウム 卒業生報告 ソーシャルワーク実践研究会
2014年11月1日(土)午後2時から4時 無料 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎

 公開シンポジウム 地域福祉における社会福祉士の実践報告
 <社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカーCSW、福祉コミュニティ構築の展望>


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

 
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社会福祉士の成長するキャリアのための研修 当ブログ筆者が講師 認定社会福祉士制度研修課程 日本福祉教育専門学校 高田馬場 電話 03-3205-1611 参考リンク

当ブログ筆者(専任講師)も講義を担当する社会福祉士のキャリアアップや実践の向上のための研修です。
 認定社会福祉士を目指し、更なる成長のためにお役立て下さい。
 10月24日(金)まで募集しています。

<ソーシャルワーク機能別科目群(障害)>
 「地域生活支援と自立支援協議会」(1単位)(90分授業×11回)
*目標・到達目標

 障害者の権利を擁護する立場から、当事者主体のもとで、地域生活が可能になるための社会福祉士の障害理解と支援方法を学び、その力量を養成することを研修目的とする。障害者の地域生活支援にたずさわる社会福祉士として、生活上さまざまな問題を抱える当事者への適切で妥当な援助ができ、リーダーシップを発揮できるためのスキルと自信を充足することを到達目標とする。

*開講日・時間<全5回>11/2(日)、11/8(土)、11/16(日)、11/29(土)、12/13(土)
 13:00~14:30 【休憩10分】14:40~16:10
 11/29(土)のみ 10:30~12:00【休憩1時間】13:00~14:30【休憩10分】14:40~16:10


担当講師一覧

受講資格 ご確認下さい

*その他
(1)各科目とも最少開催人数以下の場合は開講いたしませんのでご了承ください。
(2)授業は日本福祉教育専門学校 本校舎(〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-16-3)で行います。

詳細は、 認定社会福祉士認証・認定機構のホームページをご参照ください。

<お問い合わせ>
日本福祉教育専門学校 本校舎 東京都新宿区高田馬場2-16-3
電話 03-3205-1611 認定社会福祉士担当


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です。電話:0120-166-255
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当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助
講演の一部を公開中
(2013年9月5日)


*当ブログ筆者の論文
『生活保護受給者を対象としたグループワーク
-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第21巻1号
39頁から52頁


上記の論文の概要と筆者による関連する論文一覧

福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング2 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*筆者の論文要約
『簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について』


当ブログ筆者が試験問題解説を執筆の3冊、新刊
「2015社会福祉士国家試験過去問解説集」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5001-5
 2014年5月10日発行
最新の第26回を含む3年分、450問を選択肢ごとに詳しく解説。過去2年分も最新の制度、統計情報にアップデート、出題傾向と対策がわかる科目別ポイント解説。第27回試験に完全対応。

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 ISBN 978-4-8058-5002-2 中央法規出版


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お知らせ 出張講義を始めます 当ブログ筆者が都内の事業所に出向き講義
「福祉・介護職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号16
内容:職員のストレスと心身への影響、対処や予防の方法を職
員各自のセルフケアを中心に解説
「福祉施設・事業所の燃えつき予防 燃えつきを防ぐ職場」17
「生活困窮・生活保護受給者対象のグループワーク実践」講座番号1
内容:貧困・生保受給者を対象としたグループワークのプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
「社会福祉士試験受験勉強の方法 共通科目編」11
「社会福祉士試験受験勉強の方法 専門科目編」講座番号12 等

社会福祉士国家試験の受験勉強の進め方、留意点を解説。
 上記は当ブログ筆者が派遣講師を担当する講座の一部です。(当ブログ筆者は講座番号1,11,12,13,16,17,18を担当
この講座は、東京都のの委託による、小規模な福祉・介護事業所対象の職場研修です。当ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料
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要約 福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<2> 当ブログ筆者の論文
 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア

全文は下記をクリック
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校

要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>当ブログ筆者の論文 抜粋 からの続き


<要約>
4.福祉専門職の燃えつきの要因

 燃えつきの概要を次に紹介する。
一、燃えつき・バーンアウトは、福祉、医療、教育等の対人援助サービスの従事者に広がっている今日的なテーマである。加えて、家族介護や育児等、家庭の領域でも見られる。
ニ、職務に励んでいた人が、燃えつきたように活力を失ってしまう状態である。具体的な症状として、心身の疲弊、慢性的な疲労感、感情の摩滅、無気力、抑うつ、不眠等が現れる
三、原因は、燃えつきの当事者のメンタルヘルスの課題だけではなく、労働環境の課題、職員の支援体制の未整備などの要因も大きい。
 また、燃えつきの要因を、現場の福祉専門職からの聞き取りや筆者の実践における経験から抽出すると次のようなものが挙げられる
一、高い理想や使命感、自らが希望する職務と、現実とのギャップが埋められない。
ニ、職場や関係者との人間関係の問題がある。
三、親しい利用者との死別や、支援の予期せぬ結末を経験する。
四、研修の機会が不十分であり、職員各自のスキルアップの希望が叶えられない。
五、指導者となり得る先輩職員が身近なところにいない。
六、職場環境、特に長時間の勤務や夜勤がある。組織運営の課題がある。
七、福祉専門職の職務の矛盾、倫理的ジレンマ、役割や立場に曖昧さが含まれている。

5. 社会福祉士に転職して燃えつきたA子の事例
(1)概要-転職した社会福祉士の典型的事例
(2)事例-企業から福祉NPOへの転職と燃えつき
(3) グループディスカッションにおける学生の意見
 なお、授業中の調査によれば、「自分も過去に燃え尽きのような体験がある」47%、「自分にないが、周囲に燃え尽きぎみの人がいた」16%、「今まではないが、福祉の職場に就いたときに心配だ」37%、「過去も未来も、自分には当てはまらない」0%であった。燃えつきを既に経験か、将来の燃えつきに不安を持つ学生で占められていることが分かる。
一、転職後の仕事のやりがいとワーク・ライフ・バランス
二、身につまされる燃えつき体験-学生の前職における経験、将来の不安
三、福祉専門職のメンタルヘルスとスーパービジョン
四、NPOの運営・組織マネジメントの課題、組織の改善
五、社会的起業の可能性-自己実現に向けて

(4)福祉NPOの運営の課題と燃えつき
 事例のA子のような福祉専門職への転職者は、前職よりも働きやすさ、やりがい、仕事の意義、繋がり、自分らしく働くスタイル等を求めて資格取得と転職に踏み切る。これらに問題が生じた 場合、内面においては燃えつきとして、外向きには周囲との摩擦として顕在化すると言えよう 。
 燃えつきからの回復プロセスは、自らの状態の自覚からはじまる
 心身の不調が疲労のみが原因ではなく、燃えつきであることを自覚し、上司・同僚等への相談から対策はスタートする。また休養し、仕事から心理的な距離をとる。更に、心身の健康と安定を図る。趣味等の新しい活動も有効であろう。その後に回復の重要なプロセスとして、仕事と生活に関する価値観の再検討がある。燃えつきは、生き方を含めた全人的な問題とも考えられる。

Ⅲ.福祉専門職への転職の実際
1. 社会福祉士への転職の経緯-社会福祉士のライフヒストリーから
 事例は、社会福祉士取得の年齢は、27歳から40歳までという幅がある。
 これらのソーシャルワーカー・社会福祉士の、生活史から、以下の共通点が抽出できる。
(1)福祉の仕事への憧れ-福祉専門職への転職の源流
(2)女性のキャリア再構築-結婚・出産・育児を経て専門職への途中参入
(3)広義の当事者性-家族介護・育児の経験と人生の転換点
(4)社会福祉士自身の家族関係の影響-モデルとなる家族もしくは葛藤
(5)教育や介護等の隣接領域からの「キャリアアップ」-専門性の拡充
(6)援助者モデルの存在-自らが尊重された経験からの影響
(7)人生の転換点-福祉専門職への転職のターニング・ポイント

2. 転職後の困難への対処-交流と相互支援
 先述の事例から抽出した燃えつきの要因、実践上のストレスは、次のようなものである。
一、職員間の人間関係
二、同僚等との、支援に関する意見や考え、価値観を共有できないか、食い違う
三、利用者の支えになっていない。「本当の援助」探し。自己効用感が希薄
四、自身の過労や、心身の健康問題。燃えつきの症状。
五、仕事と家庭・生活の両立。
六、福祉制度の制約(マクロ的な要因)。
七、組織を変えることの困難。組織に対する無力感。
また、事例から抽出した、実践上のストレスへの各自の対処を、次に挙げる。
一、実践のミッションとビジョンの獲得
二、「仲間」との相互支援。養成校の同窓生からの助言や、職場の同僚との問題意識の共有、チームワーク。
三、職場内の信頼できる先輩職員や上司、職場外のベテランによる指導と支援。
四、現場で求められる専門技術や、多様な事態への対処方法の修熟。学習の機会を得る。
五、環境への適応能力、マネジメント能力の向上。摩擦等も自身と同僚、組織の成長の機会へと転換する。
六、自分自身と向き合い、自己覚知を深化する。自らの仕事の意味付けである。
 これらの対処・適応の方法により、ストレスに対処して燃えつき等の危機を乗り越え、成長の機会へと転換している。総じて、転職とその定着の過程において、福祉専門職としてのミッション、理想を確立し、人的な繋がりと学習資源によって、実践のスキルの向上と、自己効用感を獲得する。これらの要素が 、ストレス、燃えつきとせめぎ合っていると言えよう。

3.専門職としての成長のために必要なもの‐学習、繋がり、指導者
 専門職としての成長、力量形成のきっかけ(11名中)
職場内外での研究活動、学習会への参加10名
社会的活動(専門職団体等)への参加9名
自分にとって意味のある職場への赴任(職務・役職等) 9名
職場における経験、利用者との関わりから学ぶ8名
職場内外の優れた、道筋を示す人との出会い7名

一、福祉専門職は、職に就いた後も継続した学習と指導者の存在が、成長のための要となる。
二、専門職養成の教育機関は、職に就いた後の学習とネットワーキングの媒介を担うことが役割の一つである。
三、共通点があるため、他の業種の人材育成の方法論との相互参照、交流にも、双方の発展の可能性があると思われる 。
 総じて、専門職とその実践を支援し、成長の促進、エンパワメントを図る研修のプログラムを、現場と教育サイドの協働によって構築することが必要と考えられる。
 また、実践における倫理的なジレンマ・葛藤 は、人間として、また専門職としての成長をもたらすという指摘もある。ジレンマを成長に繋げるためには、視野の広さと基盤となる専門性が必要であると考えられる。

4.福祉専門職に定着させるものは何か-卒業生の実践報告から
(1) 児童福祉・子育て支援-貧困と虐待の多問題家族を対象とした専門性の発揮
(2)指定管理者制度と転職型社会福祉士-求められる福祉専門職+ビジネススキル
(3)自己実現、成長できる職場
(4)福祉専門職への定着の要因

<続く>

お知らせ 出張講義を始めます 当ブログ筆者が都内の事業所に出向き講義
「福祉・介護職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号16
内容:職員のストレスと心身への影響、対処や予防の方法を職
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要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>
全文は下記をクリック
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


Ⅰ.はじめに-社会福祉領域への「転職」を目指す学生と社会福祉士養成校
 本稿は、「福祉専門職養成・転職支援・実践を繋ぐ教育」を提案する。また、学生とフィールド・実践を繋ぐ「相談援助実習指導」の授業を、このモデルによる授業の一例として挙げる。
 加えて、グループインタビュー等に基づき、介護職員の職業訓練と転職に関しても述べ、また社会福祉士との比較を試みる。
 これらの軸には、一方向の教育から参加型の学びの共同体を目指す「アクティブ・ラーニング」と、在学中に限られた教育から生涯持続する学びの総合的支援「エンロールメント・マネジメント」への転換が貫いている。
 つまり、研修やスーパービジョン、ネットワーキング等によって福祉専門職の燃えつきを予防し、実践を支え、成長の種を蒔くことである。

Ⅱ.アクティブ・ラーニングによる社会福祉士実習教育
1.「相談援助実習指導」の概要

 筆者が担当するこの科目の前半は、実習先の各領域とその実践の現状の解説や、事例を用いたアセスメントや支援計画立案の演習、面接のロールプレイ等を実施した。
 後期は、事例検討やグループディスカッションを中心に、学生のこれまでの生活歴や日常との地続きの問題としての、ソーシャルワークの今日的なテーマを考察した。学生からの反響が大きかったのは、ターミナル・緩和ケアや、薬物依存症、女性の貧困・DV問題 であり、次いで子どもの貧困 、養護問題・里親、孤立死・孤独死問題と予防で あった 。これらは、学生が転職する各領域で、直面するであろう問題でもある。
 これらに加えて、教員であり実践者でもある筆者の貧困・社会的排除領域の実践の事例、エピソード、実践の知識や所感を、フィールドとの連結を図るために組み込んだ 。主に、貧困に関連する精神疾患等の諸問題や、当事者の生と死、関係性、自尊感情、ライフスタイル、関わりが困難な事例など、グループワークや訪問におけるエピソードを授業に活用している 。
  筆者の現在の実践は、横浜市中区の簡易宿泊所街「寿町」の「ことぶき共同診療所」における精神科デイケアのグループワークである。利用者は簡易宿泊所に単身で住む生活保護受給者であり、アルコール依存症、薬物精神病(依存症、主に覚醒剤)、統合失調症等の多様な疾患・障害を持つ。
 現場における実践と教育との往復こそが、福祉専門職養成の要と考えている。

2.実習における学びとリアリティ・ショック
(1)現場、当事者との関わりから学ぶ-生きづらさへの理解と共感
(2)援助のあり方に関する気付き-人を支える職業の入口
(3)コミュニティとの媒介-住民との相互交流を目指して

一、ミクロ領域のリアリティ・ショック -貧困とアルコール依存症、虐待、多問題家族、
二、メゾ・マクロ領域のリアリティ・ショック-相談援助の制約、社会への適応
三、リアリティ・ショックによる成長

 リアリティ・ショックは、学生の従来の価値観、姿勢等を問い直し、揺るがすものである。つまり、新たな視点をもたらし、成長を促進する肯定的な側面もある。ショックを受けた現状とは、実践に参入する学生にとって、やがて自らも直面し、改善を図っていかなければならない課題でもある。

3.アクティブ・ラーニングによる実習教育-燃えつきを巡って
 本稿で報告する授業 は、当学科において筆者が担当している「相談援助実習指導」のクラスの学生19名を対象としたものである。テーマの「実習と福祉専門職の燃えつき」は、先述の実習のリアリティ・ショック等の学生の課題を踏まえて設定した。
 また、この授業は、アクティブ・ラーニングの手法を用いて実施した。アクティブ・ラーニングの概要を次に述べる。
一、教員による一方向的な講義形式の教育を改革する方向性を持つ。
ニ、学生の能動的な学習への参加を取り入れた教育、学習法である。
三、具体的には、学生の協働による課題の発見を重視した、問題解決型の学習である。
 授業において、手法としては、グループディスカッション、ディベート、学生による発表等が用いられる。また、クリッカーと称される、教員と学生間の双方向のコミュニケーションや、学生による授業評価のフィードバックの支援システムを用いる場合もある。
 総じて、アクティブ・ラーニングは、ディスカッション等の手法による教室内外の対話重視、参加型教育のあり方と言えよう。後述するが、これらの現場と繋がる主体的な学習と、生涯にわたる学びへの媒介としての教育 のあり方は、福祉専門職養成・転職支援においても重要なものである。
 当日の授業は、次のように計画を立案し、進行した。
一、講義「実習と福祉専門職の燃えつき」及び投げかけ。
二、グループによる事例検討とディスカッション「社会福祉士に転職後、燃えつきたA子」
三、各グループからの発表と教員からのコメント、総括 。
 
 筆者の貧困・公的扶助領域のグループワーク実践の詳細は、以下を参照のこと。
『生活保護受給者を対象としたグループワーク-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察』,「研究紀要」第21巻1号 ,学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校福祉文化研究所,2013年
『簡易宿泊所街・寿町における、生活保護受給者等を対象とする精神科デイケア-開始段階の実践に関する考察』,「研究紀要」第20巻第1号,学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校福祉文化研究所,2012年

<続く>

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貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


<当ブログ筆者も執筆しています。学習にご活用下さい。最新版2014年5月 中央法規出版>
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社会福祉士の成長するキャリアのための研修 当ブログ筆者が講師 障害者の地域生活支援 認定社会福祉士制度研修課程 日本福祉教育専門学校 高田馬場 電話 03-3205-1611 参考リンク
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社会調査の基礎 第4回講義レジュメ・概要 2014年10月13日(月)4時限
当ブログ筆者(専任講師、社会福祉士)が、ソーシャルケア学科にて講義(高田校舎)


*はじめに
 事例と参考文献から。
 児童福祉と、問題行動、集団についてのエスノグラフィから。
 このテーマに関してのディスカッション。
 詳細は、当日の講義を参照。

<フィールドワークにおける観察者の位置づけ>
(1)完全な参与者(complete participant)

*調査者と調査対象者の関係
 調査者であることを明かさずに、調査対象となる社会(集団)の活動に 略
*作成されるデータの種類

・例:大熊一夫, 1981, 『ルポ・精神病棟』(朝日文庫)
 精神科医療機関の問題と、ジャーナリストのフィールドワーク。

(2)観察者としての参与者(participant as observer)
 参与観察法に典型的な観察者の位置づけ。
*調査者と調査対象者の関係
 調査者としての役割を明らかにし、調査の意図を調査対象者に伝え、比較的長期にわたって、人間関係を維持する。
・調査対象への「ファン」になることに似ている。
・調査対象者と行動を完全に同じくする必要はない。 略
*作成されるデータの種類
 フィールドで時間を過ごすうちに理解される観察対象におけるルール・役割・人間関係の知識を用いて、深みのある記録ができる。
・人びとのやりとりや出来事を正確に記録することが 略
・例:ホワイト『ストリート・コーナー・ソサエティ』

(3)参与者としての観察者(observer as participant)
 これは、厳密に言えば、参与観察とは呼べない。
*調査者と調査対象者の関係
・調査者としての役割は明らかにされるが、調査対象者の関係は、つかの間のもの。
*作成されるデータの種類
・フィールドで時間を過ごすうちに理解される観察対象におけるルール・役割・人間関係の知識が利用できず、略
例:1回かぎりの訪問インタビュー
比較的形式ばった観察になる。

(4)完全な観察者(complete observer)=非参与観察
*調査者と調査対象者の関係
 調査者は、調査対象者との相互作用から完全に引き離される。
*作成されるデータの種類
 調査者の存在がデータに影響を与えない。
・例:略

3章 質的調査法・続き
3.面接法(インタビュー法)の実施と記録

 インタビュー法とは、「調査者が、あまり面識のない調査対象者と、ある話題について質問―回答という形式の会話を一定の時間続け、情報を収集する社会調査の方法」とされている。
 社会調査で用いられる4つの面接法(インタビュー)とは、構造化面接(インタビュー)、非構造化面接、半構造化面接、グループ・インタビューである。

1)構造化面接(インタビュー
<概要>
 インタビューの諸手続が標準化されたインタビュー。フォーマルな性格が強い。
 調査者はあらかじめ質問項目・順序・方法を決め、それに厳密にしたがいながら回答を得ていく。
<解説>
 量的調査で用いられることが多いインタビュー法である。調査票を用いる。
*標準化の論
 略

*インタビュアーの役割=中
 調査票に記載された一連の質問を順番にしたがって、回答者に指示する。

*調査者のルール
 標準化された形式で、面接調査の説明をする。
 調査票から逸れない。
 調査対象者の回答だけを引き出す。
 インタビュアーが、自分で言葉を補ったり、自分の意見を述べたりしない。略

*一律の構造によって、回答間の比較ができる
 ただし、寸分違わぬコミュニケーションは不可能だという批判もある。略

*インタビュアーは、訓練され、方法に習熟している必要性。
 インタビューの実践演習によって、インタビュアーの動機付けも高まる。

2)非構造化面接(インタビュー
<解説>
インタビューの諸手続が標準化されていないインタビュー。インフォーマルな性格が強い。
質問項目を事前につくらず、調査者が質問を臨機応変に変えながら、回答を得ていく。
<解説>
*自由面接・回答形
 インタビューで話される話題について、質的に深く掘り下げられる。
インタビューされる人の視点、主観的な考え方を明らかにできる。
 
*柔軟
 インタビューの実施に柔軟性があり、互いが解釈している意味を発見できる。
 公式の見方に対して疑問を投げかけられる。
*インタビューは、調査者自らが行なう。

3)半構造化面
 非構造化面接と構造化面接の中間。
*標準化と自由面接・回答の融
 質問はふつう細かく決められているが、インタビュアーは回答をふまえて、より自由に探りを入れるように尋ねることができる。
 構造化面接よりも、回答者は、自分の言葉で答えられる。
 構造化面接よりも、インタビューの行われる具体的な文脈の記録が重要になる(非構造化インタビューでは、さらに重要である)
*インタビューは、調査者自らが行なうのがよい。

*補足:時系列インタビュー
・時系列インタビューとは、過去の出来事を、それらが起こった順序にしたがってインタビューする。
 時間の流れにそって話をすることは、人間の記憶や思考にとって自然。
 あらゆるインタビュー法で利用可能。 略

当ブログ筆者の社会福祉士試験 直前ポイント講座
日本福祉大学主催の社会福祉士受験対策講座
社会福祉士試験全19科目の直前対策を1日で集中講義
 岡山会場は筆者が担当
12月21日(日)10:00~18:00 岡山会場

 ブログ筆者の第27回社会福祉士試験の出題傾向にそった重要ポイントやキーワードの集中講義。ここでしか聴けない解答テクニックや、落ち着いて試験当日に臨むためのアドバイス等も行います。
お問い合わせは日本福祉大学名古屋オフィス 電話052-242-3069

当ブログ筆者の論文
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


<当ブログ筆者も執筆しています。学習にご活用下さい。最新版2014年5月 中央法規出版>
「2015社会福祉士国家試験過去問解説集」日本社会福祉士養成校協会編集
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社会調査の基礎 第2回講義レジュメ・概要 前半 2014年9月29日4時限

*はじめに
・資料から:若者の働く場、生活を巡る質的研究を巡って。参考文献から。
 このテーマに関して、ディスカッション、質疑応答を行った。
 詳細は、当日の講義を参照。

第1章 社会調査とは
B 社会調査の種類・続き テキストP4~
<データの質に沿った分類(量か質か)>
1 量的アプローチ=量的調査・研究=定量的研究

・調査対象の量的な側面に注目し、数値を用いた記述、分析を伴う調査・研究の方法である。
・量的調査は、客観的に事実を研究することに優れている。具体的な方法は、質問紙・調査票により、多くの人から情報を収集する。
 対象の質的側面に注目した質的アプローチ・研究の対概念である。

2 質的アプローチ=質的調査・研究
 その特質は、少数の対象から質的データを、集約的に調査するものである。
 ①少数の事例が対象
 ②事例の多数の側面を全体関連的に
 ③主観的・洞察的、柔軟性に富んだ手法を用いて
 ④質的データを多面的・動態的に収集、分析 
 ⑤主観的・洞察的に分析し一般化・普遍化を目指す方法である
・質的調査の目的は、現象や問題、事例の内面を記述形式で説明し、対象を理解することにある。
方法は、自由面接や観察等によって、対象者の行動、関係、内面、文化等を描写する。
 量的な実証研究と比較し、調査対象を深く研究することが可能である。未だ研究されていない分野の、探索的な調査・研究に優れ、理論構築の基礎となる。

・質的調査は、調査対象の範囲から分類すると「典型調査」と位置付けられる。

<調査対象範囲による社会調査の分類 全数か標本か>
・全数(悉皆)調査、標本調査に分かれる。
①全数調査(悉皆調査)complete survey
・全数調査は、調査対象をすべて調べる調査である。 略
・全数調査は、国勢調査等が代表例である。 略
 長所として、調査対象の選出が不要であるなどが挙げられる。 略
 短所として、対象集団が広範であると費用が増大する、略

②標本調査(サンプリング調査)sample survey
・標本調査とは、標本抽出法(サンプリング)を経て対象集団の一部を抽出し、その標本(サンプル)に限定した調査を行なう。その結果から全体(母集団)を推定する調査である。
・標本調査は全数(悉皆)調査に比べると 略
・利点は簡便性、労力や費用の節減、調査人員の節減である。
 欠点は、標本抽出の知識と技術(=無作為抽出・ランダムサンプリング等)が必要 略

*標本抽出の方法として、無作為抽出・ランダムサンプリング法と有意抽出法がある。

C 調査の実施方法-データ収集方法 テキストP6
<観察法> テキストP7
・観察法は、観察→調査・観察者の観察中の記録であるフィールド・ノーツ等からの分析→調査報告の記述といった過程でまとめられる。

A 非参与観察法
*調査者が部外者・第三者として調査対象を観察する。フィールドで行なわれる観察と、実験室で行なわれる観察がある。

B 参与観察法
*調査者が対象集団の一員となって長期にわたりフィールドで生活をともにしながら内部から集団を観察する。

C 統制的観察法
 例えば、 略

<面接法(インタビュー)>テキストP8
・面接の手法を用いる調査手法。質問票を用意し,そこにあらかじめ準備された質問文に従って進める「指示的面接」(構造化面接)、
・回答者の状況に即して質問内容や順序を変えながら自由、臨機応変に進める「非指示的面接」(非構造化面接) 略
・多くの場合、質的アプローチでは「非指示的面接」(非構造化面接)や、半構造化面接(面接の一部を、予め準備した質問項目を使用) 略

・また,面接者(調査者)が一人の回答者を相手にする「個別面接法」と,複数の回答者を同時に相手にする「集団面接法」に分けること 略

*解説:フォーカス・グループ・インタビュー
 あるテーマ・事柄について、調査対象の集団に質問する手法であり、グループ対話形式で行なう。社会福祉調査、社会調査、市場調査等で用いられている。
 小集団の対象者に対して、司会者が座談会形式でインタビューを行い、その回答(発言)から質的データを採取するための調査手法である。対象者の発言の交互作用の活用と、対象者の生の声を直接に確認することが可能である等の利点がある。

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同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
「夜間中学」の早期開設へ好機 県内の団体、国の動きに注目
埼玉新聞 10月12日(日)19時25分配信

 引用「公立夜間中学がゼロの道県や政令指定都市で最低1校の開設を目指す国の動きが加速している。超党派の議員連盟(会長・馳浩衆院議員)は2015年通常国会に関連法の議員立法を提案することを表明、文科省も15年度予算の概算要求で前年比10倍以上の調査費(4400万円)を計上した。埼玉県での公立夜間中学開設を目指す「埼玉に夜間中学を作る会」らは「好機到来」とみて、県や自治体への要望活動に力を入れる方針だ。
 金子代表(67)は「貧困のため勉学できないという人が多い実態を忘れてはいけない」と語り、夜間中学開設は福祉の重要な柱だと訴えた」。 引用ここまで

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社会福祉士の成長するキャリアのための研修 当ブログ筆者が講師 認定社会福祉士制度研修課程 日本福祉教育専門学校 高田馬場 電話 03-3205-1611 参考リンク

当ブログ筆者(専任講師)も講義を担当する社会福祉士のキャリアアップや実践の向上のための研修です。
 認定社会福祉士を目指し、更なる成長のためにお役立て下さい。
 10月24日(金)まで募集しています。

<ソーシャルワーク機能別科目群(障害)>
 「地域生活支援と自立支援協議会」(1単位)(90分授業×11回)
*目標・到達目標

 障害者の権利を擁護する立場から、当事者主体のもとで、地域生活が可能になるための社会福祉士の障害理解と支援方法を学び、その力量を養成することを研修目的とする。障害者の地域生活支援にたずさわる社会福祉士として、生活上さまざまな問題を抱える当事者への適切で妥当な援助ができ、リーダーシップを発揮できるためのスキルと自信を充足することを到達目標とする。

*開講日・時間<全5回>11/2(日)、11/8(土)、11/16(日)、11/29(土)、12/13(土)
 13:00~14:30 【休憩10分】14:40~16:10
 11/29(土)のみ 10:30~12:00【休憩1時間】13:00~14:30【休憩10分】14:40~16:10


担当講師一覧

受講資格 ご確認下さい

*その他
(1)各科目とも最少開催人数以下の場合は開講いたしませんのでご了承ください。
(2)授業は日本福祉教育専門学校 本校舎(〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-16-3)で行います。

詳細は、 認定社会福祉士認証・認定機構のホームページをご参照ください。

<お問い合わせ>
日本福祉教育専門学校 本校舎 東京都新宿区高田馬場2-16-3
電話 03-3205-1611 認定社会福祉士担当



社会福祉士試験受験対策講座 日本福祉教育専門学校 高田馬場
対象:社会福祉士国家試験受験有資格の方及び取得見込みの方で、平成27年1月国家試験を受験予定の方々
各大学・専門学校の通信・通学課程の方にもおすすめ。
 当ブログ筆者(本校専任講師)は、第1クールは相談援助の理論と方法、相談援助の基盤と専門職を担当。

会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎  各月・木曜日18:40開始
お問い合わせ 電話03-3982-2833

第26回社会福祉士国家試験255名合格、精神保健福祉士278名合格 2014年3月発表 日本福祉教育専門学校
合格率89.2%、合格者74名 本校の社会福祉士養成学科は、一般養成施設ルート(昼間通学)合格者数 全国第1位。



*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です。電話:0120-166-255
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

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