<   2015年 04月 ( 10 )   > この月の画像一覧

相談援助の理論と方法Ⅰ 第4回講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者(本校専任教員)が、社会福祉士養成科(夜間部1年通学課程)にて、4月29日(水)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


1章3節 ソーシャルワークを構成する要素
・面接の一つの役割は、人間を総合的に理解することにある。つまり、その人を分かるための作業である。
 面接者とは、その役割と技術を持った平凡な人である。面接者も、自身が完全な人間ではないことを自覚する必要がある。クライエントという1人の人間と対等に、そして全人的に向き合っているていることを忘れてはならない。
 多くの場合、来談者の相談内容のなかに、人間関係、周囲への適応、コミュニケーションの課題が含まれる。
 面接者、援助者を目指す人々は、自分自身が関係性に何を求めてきたのか、求めているのかを自らに問いかけ、整理することも一つの課題である。

・ストレングス実践 事例 略
 クライエント、利用者が本来、持っている力、強さ、長所、潜在能力を援助者が見出し、本人が自覚できるように、ポジティブな視点への転換、リフレーミング等を行う。クライエントが、自身のストレングスに注目、自覚し、それを活かすようにすることを促進する。ストレングスを知るだけではなく、それを日常生活に活かすよう努めることが必要である。 略

 
*ソーシャルワークの知識 テキストP13
 社会福祉、ソーシャルワークに必要な知識-ジョンソンによる整理。
・社会科学等の基礎的な知識-状況の分析と変化の促進のため、関連領域の知識を活用する。
・人間(発達、身体機能・精神心理・社会環境等)、人の相互作用の知識。
・支援での相互関係・コミュニケーション、支援過程、介入の方策・アプローチ等。
・特定のグループ、特定の状況で支援する専門分化した知識
・考察する能力

*面接等の関わりは、クライエントと援助者間の相互作用である。
 援助者とクライエントは双方向に影響、内面の変化を与え合う。
相互作用、双方向の関係の中で、相互に理解を深め、認め合い変化し、成長する。

*面接における相互作用のプロセス 言語、非言語
・クライエントへの意図的な感情表現の促進の働きかけ。
・クライエントの側の、カタルシス
 援助者は、共感する。場合によっては、共感疲労。

・ソーシャルワーカーは、面接という専門的なコミュニケーション手段を用いて,クライエントの援助にあたる。その人間関係形成に 必要な知識やスキルを習得しておくことも不可欠である
 援助の対象についての知識の必要性-社会学等の研究を応用する
 特に質的調査、フィールドワークの成果を、実践に応用することも一つの方向性であろう。
・マイノリティとの相互理解、アドボカシー、ソーシャル・インクルージョンの促進。


・ミクロ的知識=人間・援助対象の心理・行動・社会的背景等の知識-援助対象(高齢・障害・児童・貧困・女性・外国人等)の特徴
・メゾ的知識=実践現場の地域・機関・施設等の知識、実践領域の法律・制度・政策・理論等の知識
・マクロ的知識=社会福祉の歴史・医学・法学・社会学・心理学・介護・リハビリテーション等の知識

*実践知の必要性
・経験知等とも言われる。実践の経験等から得た知識である。実践の現場で培われ、体得された知識である。
 他の知識と併せて、活用することが望ましい。

*ソーシャルワークの方法・技能 テキストP15
 傾聴と理解、問題の構造化、専門的援助関係、信頼関係、専門職としての役割と機能等々の技能が必要とされている。

*ミクロ・メゾ・マクロソーシャルワーク=今日的な援助・介入対象・技術・方法の分類

・ミクロ領域の実践には,個人のもつ生活問題や精神保健問題への支援,家族(小集団)等への介入や支援などが含まれる。 略 個人面接,家族面接,エンパワーメントなどが含まれる。

・メゾ領域の実践は,(集団にかかわるもの)、(地域社会) 略
 メゾ領域で用いられる介入技術・実践方法には,(地域住民の組織化の支援,コミュニティ・地域福祉活動の形成,地域計画の立案),社会福祉機関の管理・運営などが含まれる。
 ソーシャルワーク固有の事情ではないが、メゾ領域における、組織のマネジメント、ネットワーク構築、これらを実現するコミュニケーション、対話・プレゼンテーション等のスキルが今日、特に求められていると言えよう。

・マクロ領域には,(地域社会とその実践)、自治体の調査,計画立案,実施と評価,国の政策立案,実施,評価,社会サービスの管理・運営などが含まれる。

*ソーシャルワークの技能  テキスト参照
 略
③個人、集団、地域との実践活動 ⇒ テキストP16 表参照
 ソーシャルワーカーとは、成長する専門職である
・コミュニケーションの媒介

*ソーシャルワークへの権限の委任(テキストP15参照)
・ソーシャルワークへの「権限の委任」とは、ソーシャルワークに対して社会全体からその存在について承認を得ていくことである。
 社会全般、人々からの広範な承認と支持を獲得することの重要性

・委託・承認をするのは、
国や地方自治体
雇用者団体や個々の雇用機関・団体
職能団体や養成団体
利用者

*解説:ストレングス視点 strengths perspective
上手さ,豊かさ,強さ,たくましさ,資源、潜在能力など 略
社会の中で見えないこと、本人も自覚していないこともある-援助者が見出し、本人が否定的に捉えているならば、リフレーミングを行う。
精神障害者や知的障害者、その他の人々にも、弱さのなかに強さがある、障害を含めた才能、個性がある。

*解説:パターナリズム paternalism
 略
 困難、危険を回避する、保護ではなく、立ち向かって生きる勇気を支えること、寄り添うことが求められる。
 それぞれの生きるうえでの課題、生きづらさに向き合うことを勇気づける。
 失敗を怖れないことを伝え、励まし続ける。失敗することは終わりではないが、挑戦することをやめたら終わってしまう。
 怖れを抱き続けることは、人生を怖れに支配される、人生が怖れに満ちたものになってしまう。
 生き抜く力、自らを癒す力を持っていることを信じることを支える。


<続く>

相談援助の理論と方法 練習問題・初級
<この4月から学習を開始した受講生向き 練習問題入門編>
*社会福祉士専門科目


問題 ソーシャルワークに関する次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい
 ソーシャルワーク実践において,デイサービス事業やショートステイ事業などに代表されるような専門機関・組織や専門職が提供する「 A 」サポート(サービス)と,家族や近隣者,そしてボランティアに代表される「 B 」サポートがある。また、意図的に各種サポートを活用しながら、複数のニーズを持つ利用者を支援する方法の一つとして「 C 」がある。
    A        B        C
1 インフォーマル--フォーマル----社会活動
2 フォーマル----インフォーマル--ケアマネジメント
3 オフィシャル---フォーマル----社会活動
4 フォーマル----インフォーマル--スーパービジョン
5 インフォーマル--フォーマル----ケアマネジメント

日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
自立援助ホーム開所  10代後半の子どもの自立をサポート
2015/04/29 【大分合同新聞】

引用「さまざまな事情を抱え家庭内で生活できない子どもたちを支えようと、県内の弁護士や福祉関係者らでつくるNPO法人「おおいた子ども支援ネット」が、大分市に自立援助ホーム「みらい」をつくった。行政の手が行き届きにくい10代後半の子どもを受け入れ、日常生活や就労をサポートする。自立援助ホームは県内で2カ所目だが、もう1カ所は休止中のため、稼働しているのはみらいだけ。今月から16~18歳の3人が入居している。
 みらいは、子どもの権利擁護に携わる弁護士などが2013年から準備を進めてきた。男子が対象で、定員は6人。児童福祉や教員の経験があるスタッフ6人に加え、近くの大分大学の学生ボランティア、地域の人たちも運営に協力している。現在、入居中の3人は、みらいを拠点に高校や仕事に通い、自立を目指しているという。
<メモ>
 複雑な家庭環境など困難に直面する子どもたちをめぐっては、児童相談所が一時保護したり、児相から委託を受けた児童福祉施設が受け入れるなどしている。ただ、児童福祉法は児童を「18歳未満」と定めており、18歳になれば原則、施設を出なければならない。仕事になじめず生活の場を失う子、家庭での引き取りが難しく行き場をなくす子もいる。こうした行政の手が届きにくく、支援の隙間に落ち込みやすい10代後半の子どもたちをケアするため、2004年に東京で全国初の子どもシェルターができた。以降、各地でシェルターや自立援助ホームが増えている」。引用ここまで

認知症サポーター養成講座 若手警察官が寸劇で認知症の特徴や接し方を学ぶ
2015/04/29 12:05  共同通信

引用「認知症サポーター養成講座が23日、佐賀署であった。高齢化が進行して認知症患者の所在不明も社会問題になる中、若手警察官を中心に約100人が症状や接し方などを学んだ。
 佐賀市高齢福祉課の職員が講師を務めた。認知症の中には、万引したり交通ルールを守れなかったりするなど社会性を失う特徴もあることを説明。日常生活を想定した寸劇を披露しながら「話を取り繕うので、ちょっとした会話では認知症かどうか判断できないケースも多い」と指摘した。
 財布を置いた場所を忘れて「盗まれた」と言ってきた場合の周囲の対応を紹介しながら、「相手のプライドを傷つけないようにすることも重要」と強調した。同署は事件や事故の現場で認知症の高齢者と接する機会も多いことから初めて講座を開いた」。引用ここまで

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

社会福祉士相談講座第18回 認知症ケア、レビー小体型認知症とは 高次脳機能障害相談センター、就労訓練

社会福祉士相談援助講座第19回 高齢者虐待の危機介入、対応 事例とは 児童養護施設 奨学金新設 返済不要

相談援助の理論第3回講義レジュメ 貧困とMSW、倫理的ジレンマとは 生活困窮相談支援員研修、社会的起業支援


<ブログ閲覧中の皆様、進路選択中の皆様>
説明会 社会福祉士の仕事(貧困 生活困窮者支援の職場編)
5/14(木)18時から19時半
会場 日本福祉教育専門学校 高田校舎
一般公開 無料

 社会福祉士の仕事等の説明会。貧困、生活困窮等の福祉問題も対象とする社会福祉士の相談援助について、 貧困問題に20年間、取り組み続けている当ブログ筆者(本校社会福祉士養成学科 専任教員)が、詳しくお話します。ご質問、ご相談も歓迎です。会場は高田校舎です。

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

福祉施設職員 ストレスケア サポーティブ研修、生活困窮者グループワーク講座 当ブログ筆者の研修 講師派遣
当ブログ筆者が講師を務める、福祉施設職員を支援する研修プログラムです。東京都の「事業所に対する育成支援事業 登録講師派遣事業」の一つとして実施しています。講師謝金・講師派遣 無料。研修申込受付締切は2015年5月20日


*解答・解説:ケアマネジメント、ソーシャルサポート・ネットワーク、インフォーマルケアとは 下記をクリック

More<続き・解答とポイント解説 →→→>
[PR]
相談援助の理論と方法 第3回講義レジュメ概要
 当ブログ筆者が、社会福祉士養成科(夜間部1年通学課程)にて、4月22日(水)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


<映像資料から 生活困窮者を対象とする医療ソーシャルワーク>
1.生活保護制度(医療扶助)と医療福祉領域の相談援助
2.シラミ、結核等。生活と環境が病気をつくる。
 医療ソーシャルワークの源流とは。社会的な治療の一助として。
 「貧困が人間をダメにする」
3.「障害者」と「健常者」のボーダーライン 貧困問題の要因
4.社会的孤立と「告知」、ターミナル、緩和ケアの課題。
5.病状と治療の理解を支援する。「わがまま」か、理解が困難な「障害」か
 インフォームド・コンセントを阻む障害。
6.貧困と家族問題。借金等の過去の問題が原因の「身寄りが無い」、ネットワーク全員の困窮が進み、拠り所の喪失へ。
7.クライエントの多重債務、トラブルによる「偽名」
8.生きがいとは何か。望ましい生き方とは。
 アルコールや薬物の依存症、精神疾患、ストレス、メンタルヘルス

 人間関係貧困から、繋がりの再構築への挑戦。
 孤立を越えて、それぞれの傷と痛みを通して繋がる。痛みの共有と弱さの連帯。

 自尊感情の回復へ。
 「自分には価値が無い」という無力感、自尊感情の欠如を超える。
 他者の評価で価値が決まるのではない。
 自分の意味付けで、自分の価値を定める。
 つまり、過去の出来事は変えられないが、その意味は変えられる。
 結果が全てではなく、努力のプロセスによる人間的な成長こそ重要であろう。


3節 ソーシャルワークを構成する要素
1 ソーシャルワークの構成要素
*ソーシャルワークの基本的枠組み・構成要素(NASW 1958)
「目的」、「価値」、「知識」、「方法・技能」、「権限の委任」。

*ソーシャルワークの目的
・国際ソーシャルワーカー連盟:人間の福利(ウエルビーング)の増進を目指し社会の変革を進め、人間関係における問題解決、人びとのエンパワーメントと解放を促す。

・ソーシャルワークの目的とは利用者の社会生活機能の強化であり、QOL(生活・人生の質)の向上や、自己実現を高めることである。
・自己実現とは、より自分らしく生きるライフスタイルであり、我慢ではなく、なりたい自分になる。
あくまでクライエント中心である。

・全米ソーシャルワーカー協会(1981年の定義)
①問題の解決・緩和、②問題の予防、③エンパワーメント

・社会生活の逆機能(目的に対してのマイナスの作用)や不全を弱め、質の高い生活を実現する。

*ソーシャルワークの価値 テキストP10
・ソーシャルワークにおける判断を方向付けるのが、価値である。それは、他者を援助し支える価値意識であり、また援助専門職としての行動を動機づけ、態度や姿勢に反映される価値観である。

・ソーシャルワークの価値・抜粋
・ソーシャルワーク専門職としての価値の優先(個人的・社会的・所属組織の価値等の影響を受ける ⇒ コンフリクトを生じる場合もある。摩擦を経て相互理解が促進)。
・ソーシャルワークは、価値を実践の基盤とする。
・価値は、サービス対象の選定・優先度、援助方法の選択、支援の方向性、時間・社会資源の配分等の判断の拠りどころとしても重要である。

◎参考:ソーシャルワークの基本的価値前提 (ブトゥリム)
 ①人間尊重:人間は,その人の能力や行動に関係なく人間であること自体で価値がある。
 ②人間の社会性:人間はそれぞれ独自性をもった生きものであるが,その独自性を貫徹 
  するのに,他者に依存する存在である。
 ③変化の可能性:人間は,変化,成長,向上する可能性をもっている。
 ゾフィア・ブトゥリム:『ソーシャルワークとは何か一その本質と機能一』川島書店
・ブトウリムによれば,これらはソーシャルワークに固有の価値とはいえないが,ソーシャルワークに不可欠な価値である。

*補足:価値・倫理の必要性

*国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)ソーシャルワークの定義:価値

価値
ソーシャルワークは、人道主義と民主主義の理想から生まれ育ってきたのであって、その職業上の価値は、すべての人間が平等であること、価値ある存在であること、そして、尊厳を有していることを認めて、これを尊重することに基盤を置いている。ソーシャルワーク実践は、1世紀余り前のその起源以来、人間のニーズを充足し、人間の潜在能力を開発することに焦点を置いてきた。人権と社会正義は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。ソーシャルワーク専門職は、不利益を被っている人びとと連帯して、貧困を軽減することに努め、また、傷つきやすく抑圧されている人びとを解放して社会的包含(ソーシャル・インクルージョン)を促進するよう努力する。ソーシャルワークの諸価値は、この専門職の、各国別並びに国際的な倫理綱領として具体的に表現されている

*倫理綱領
◎日本においては「ソーシャルワーカーの倫理綱領」が1986年に日本ソーシャルワーカー協会が宣言した。段階的な改訂の後、2005年に最終案が取りまとめられ、国内の各専門職団体が承認し採択している。

*社会福祉士の倫理綱領 日本社会福祉士会
<前文>
 われわれ社会福祉士は、すべての人が人間としての尊厳を有し、価値ある存在であり、平等であることを深く認識する。われわれは平和を擁護し、人権と社会正義の原理に則り、サービス利用者本位の質の高い福祉サービスの開発と提供に努めることによって、社会福祉の推進とサービス利用者の自己実現をめざす専門職であることを言明する。
われわれは、社会の進展に伴う社会変動が、ともすれば環境破壊及び人間疎外をもたらすことに着目する時、この専門職がこれからの福祉社会にとって不可欠の制度であることを自覚するとともに、専門職社会福祉士の職責についての一般社会及び市民の理解を深め、その啓発に努める。
(略)国際ソーシャルワーカー連盟が採択した、次の「ソーシャルワークの定義」(2000年7月)を、ソーシャルワーク実践に適用され得るものとして認識し、その実践の拠り所とする。(略)

*価値と原則
Ⅰ(人間の尊厳)
 社会福祉士は、すべての人間を、出自、人種、性別、年齢、身体的精神的状況、宗教的文化的背景、社会的地位、経済状況等の違いにかかわらず、かけがえのない存在として尊重する。
Ⅱ(社会正義)
 社会福祉士は、差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などの無い、自由、平等、共生に基づく社会正義の実現を目指す。
Ⅲ(貢献)
  社会福祉士は、人間の尊厳の尊重と社会正義の実現に貢献する。
Ⅳ(誠実)、Ⅴ(専門的力量)(略)

*NASW(全米ソーシャルワーカー協会)倫理綱領(1997年) テキストP11
・他者への奉仕
・社会正義
・人間に対する尊厳と自尊心の確保
・人間関係の重要性
・誠実であること
・専門的能力や力量を有すること

*ソーシャルワーカーの倫理のポイント
・ミクロの援助と、マクロのソーシャルアクション
・自己への利害を優先してはならない-つまり自己を顧みずに他者のために
・マイノリティのアドボカシーが主要な役割
・専門的援助関係は、変化の媒介である。クライエントと援助者の双方向の人間関係は不可欠
・自尊心の問題
・信頼を獲得する行動-非自発的・拒否的なクライエントならなおさら
・成長する専門職=ソーシャルワーカー


*差異に対する感受性
ソーシャルワーカーは,常に各クライエントの(a)民族的、社会的、経済的地位や宗教、(b)性的な特性、(c)性別,(d)年齢そして精神的身体的状態,を受容し,尊重する。
このような感受性は,専門職の自己覚知、特定の集団や個人についての専門的知識を必要とする。

<補足:ソーシャルワークの価値・まとめ>
①人間であること自体の固有の価値
援助者は、人間であること自体に固有の価値をおくこと、つまり人間の本質に根源的価値をおくことが重要である。人間の尊厳は不可侵である。

②個人に対する価値と、自己決定に対する価値
 人間としての個人、その個別性を最大限に尊重することが重要である。
 また、利用者の自己決定の尊重と、権利(人権)擁護のバランスが求められる。
◎自己決定とは、利用者の人格を尊重し,自分の問題・課題、生活や人生について自分で判断し,決定する自由があるという理念に基づいた援助関係の原則である。

③人道主義に対する価値
人道主義を貫くことが求められる。
◎人道主義とは、博愛に基づき,人間全体の福祉の実現をめざす。人間愛を根本とし,非人間的な行いを排する。

④自己実現と生活の質に対する価値。
 利用者の自己実現を可能にするために、個々の利用者の潜在的可能性、発達可能性を確信すること。

*価値が重要である理由
・社会福祉に関わる組織は、価値に基づいて存在し、不可欠なものである(差異、その程度等があるが)
 価値のために、組織(例:運営)や職員個人(例:処遇)としての倫理的ジレンマ等の困難をも抱える。
 価値は実践の方向を導き、動機付けにも繋がるが、燃え尽きの要因の一つにもなり得る。

*倫理的ジレンマ
 ⇒テキストp12参照
・価値のハイラキー

*補足:川村隆彦によるソーシャルワーカーの倫理的ジレンマの構造。 略


・福祉施設の課題と成長する援助者
 社会福祉サービスの人間的側面が、ますます求められている。
 福祉施設とは、関わる全ての人を、肯定し、承認する場であり、それぞれの人生にとって意味のある活動を促進する場である。その源は、人を全人的に活かすために、危機、困難のなかでも寄り添い、共に歩くことにあるのではないか。
 援助者(職員やボランティア)は、その職務、活動によって磨かれて成長し、自己実現という豊な実を結ぶ。実践における人との関わり、とりわけ実践の困難のなかで内省し、学ぶことができる。
 このような集まり、コミュニティは、現代社会において、障害者も周囲の人々(職員や家族)も、より人間らしく生きる希望がある。


日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
生活困窮者支援へ相談支援員の研修開始
2015/04/18 09:00 【デーリー東北】

引用「生活困窮者自立支援制度が4月からスタートしたのを受け、青森市で17日、相談支援員を対象とした研修会(青森県社会福祉協議会主催)が始まった。
 制度は生活保護に至っていない生活困窮者に対する「第二のセーフティーネット」として位置付けられており、参加者は初日、制度の背景などを確認した」。引用ここまで

福島にNPO起業支援の学校、5月開講 子育て支援等コミュニティビジネス 対話型の授業
(2015年4月19日 福島民友ニュース)

引用「NPO法人起業支援ネットが5月30日、福島市に「起業の学校福島キャンパス」を開講する。18日、同市で説明会を開いた。関戸校長(68)は「困難を抱えた地域でこそ、『起業の学校』の理念を生かしたい」と、起業支援へ決意を語った。
 「起業の学校」は起業ノウハウの伝授ではなく、対話型の授業で受講生に自分との向き合いを促し、事業計画の作成につなげるという独特の手法をとる。2005(平成17)年の開講以来200人が受講し、60人が起業。介護や子育て支援など地域の需要に応じた「コミュニティービジネス」で活躍する。「身の丈の起業」が関戸校長の信条だ。本県には新しい事業を受け入れる土壌があると考える。「日本の困難さや矛盾が凝縮されて存在する福島でこそ、理念が生かせる」。引用ここまで

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


相談援助の基盤第1回講義レジュメ 認定社会福祉士、生活困窮者対象グループワーク実践とは 引きこもり相談


社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

社会福祉士相談講座第18回 認知症ケア、レビー小体型認知症とは 高次脳機能障害相談センター、就労訓練

社会福祉士相談援助講座第19回 高齢者虐待の危機介入、対応 事例とは 児童養護施設 奨学金新設 返済不要



<ブログ閲覧中の皆様、進路選択中の皆様>
説明会 社会福祉士の仕事(貧困 生活困窮者支援の職場編)
一般公開 無料

 社会福祉士の仕事等の説明会。貧困、生活困窮等の福祉問題も対象とする社会福祉士の相談援助について、 貧困問題に20年間、取り組み続けている当ブログ筆者(本校社会福祉士養成学科 専任教員)が、詳しくお話します。ご質問、ご相談も歓迎です。会場は高田校舎です。



[PR]
この記事はブログのファンのみ閲覧できます

[PR]
by yrx04167 | 2015-04-26 19:15
社会福祉士 相談援助入門講座 第19回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。 詳細は4月からの講義にて解説 記事後半に練習問題・初級

<高齢者福祉の概要2
*高齢者虐待・概要
 高齢者に対する暴力的な加害だけでなく,拒否・無視・怠慢・放棄等により十分な介護や世話がなされない状態。身体的虐待,心理的虐待,経済的・物理的虐待,性的虐待,放任・ネグレクト等が指摘されている。

*高齢者虐待の具体例
①身体的虐待(暴行)
<法による定義

 高齢者の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
<具体例>
 平手打ちをする つねる、殴る、蹴る 無理やり食事を口に入れる やけどをさせる ベッドに縛り付ける

②養護を著しく怠ること(ネグレクト
<法による定義>
 高齢者を衰弱させるような著しい減食、又は長時間の放置、養護者以外の同居人による虐待行為の放置など、養護を著しく怠ること。
<具体例>
 入浴しておらず異臭がする  髪が伸び放題である  水分や食事を十分に与えられていないことで、脱水症状や栄養失調の状態にある  劣悪な住環境の中で生活させる

③心理的虐待(心理的外傷を与えるような言動
<法による定義>
  高齢者に対する著しい暴言、又は著しく拒絶的な対応、その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
<具体例>
 排泄の失敗等を嘲笑する等により高齢者に恥をかかせる  怒鳴る、ののしる  侮辱を込めて子供のように扱う  話しかけを無視する

④性的虐待
<法による定義>
 高齢者にわいせつな行為をすること、又は高齢者をしてわいせつな行為をさせること。
<具体例>
 排泄の失敗に対して懲罰的に下半身を裸にして放置する

⑤経済的虐待(高齢者から不当に経済上の利益をえること
<法による定義>
 養護者又は高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分すること、その他高齢者から不当に財産上の利益を得ること。
<具体例>
 日常生活に必要な金銭を渡さない 
 本人の自宅等を本人に無断で売却する
 年金や預貯金を本人の意思、利益に反して使用する

*介護・福祉関連職員のストレスの要
・高い理想、使命感
・利用者やその家族との関係
・職員各自の健康問題
・勤務時間など職場環境、仕事内容
・職員間の関係、相互支援
・職員各自のスキルアップ、評価
・感情労働としての側面

*家族介護者の介護ストレスの要
・喪失感
・自己犠牲
・罪悪感
 分離不安
・凝集性の弱さ
・家族の境界
 閉鎖的な場合、脆弱な場合
・役割変化
・孤立、インフォーマル資源の不足

*高齢者虐待への危機介入、対応
・援助に際して、主治医との連携,ショートステイの利用などの緊急対応体制をあらかじめ整えておく。
・被害に遭っている高齢者は,虐待されていても,そのことをあきらめたり我慢していることがある。
・高齢者虐待の有無に関連があるものとして,家族介護者と高齢者との人間関係、家族問題が挙げられる。
 同居家族による介護は,閉鎖的になりやすいため,虐待の発見が遅くなる場合がある。 
・生命又は身体に重大な危険が生じている高齢者虐待を発見した場合は,守秘義務に優先して通報する。

*福祉施設における虐待の予防
・適切ではないケアとして、要介護者が,車いすから勝手に降りないようにY字型抑制帯を使用する、要介護者が,べッドから自分で降りることができないようにべッド柵で囲う等が挙げられる。
・虐待の可能性については、ケアチーム内でその情報を共有する。

*高齢者虐待の予防
・家族のなかの介護者に休養を促し,介護者を支えていくサービス体制の整備が重要である。
 また、家族を巡る状況、家族介護の担い手の変化等をふまえる。
・誰にとってもリスクがある身近な問題として,多くの人々の理解と関心を促し,虐待の芽を早い段階で摘みとる、ニーズをキャッチする必要がある。
・高齢者ケアにかかわる専門職に対して,虐待に関する知識や予防方法についての研修、スーパービジョンの実施。

*高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律の要点
・養護者による虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は,高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じている場合,速やかに市町村に通報しなければならない。
・市町村長は,立入調査に当たって必要がある場合,当該高齢者の住所又は居所の所在地を管轄する警察署長に対し援助を求めることができる。
・国民は,高齢者虐待の防止,養護者に対する支援のための施策に協力することが求められる。
・「高齢者虐待防止法」では,養護者又は高齢者の親族,養介護施設従事者等が高齢者の財産を不当に処分することを「高齢者虐待」に該当する行為としている。

*地域包括支援センター
・市町村が設置する地域包括支援センター運営協議会の意見を踏まえて,適切,公正かつ中立な運営を確保する。
・保健師,社会福祉士,主任介護支援専門員の3職種,あるいはそれらに準ずる者を置く。
・被保険者に対する虐待の防止及びその早期発見のための事業その他の被保険者の権利擁護のために必要な援助事業を行う。

高齢者虐待調査結果 厚生労働省 引用 平成22年度
平成22年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果 厚生労働省 老健局高齢者支援課

【調査目的】
 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)に基づき、平成22年度の高齢者虐待の対応状況等を把握するため、調査を実施した。

【調査対象】
 全国1,745市町村(特別区を含む。東日本大震災の影響により、調査報告が困難であった岩手県・宮城県の5市町を除く。)及び都道府県

【調査結果】
1.概要
・高齢者虐待防止法施行5年目に入り、平成21年度と比較すると市町村等への相談・通報件数は、養介護施設従事者等(※1)による高齢者虐待が24.0%、養護者(※2)による高齢者虐待が8.2%とともに増加した。これに伴い、虐待と認められ、市町村等による対応が行われた件数は、養介護施設従事者等によるものが26.3%、養護者によるものが6.7%と増加した。
※1 介護老人福祉施設など養介護施設又は居宅サービス事業など養介護事業の業務に従事する者
※2 高齢者の世話をしている家族、親族、同居人等

・養介護施設従事者等による高齢者虐待について、種類・類型は、身体的虐待が70.8%、次いで心理的虐待が36.5%となっており、被虐待高齢者は、女性が74.7%を占め、年齢は80歳代が42.5%であった。
・養護者による高齢者虐待について、種類・類型は、身体的虐待が63.4%、次いで心理的虐待が39.0%となっており、被虐待高齢者は、女性が76.5%、年齢は80歳代が42.2%であった。
・市町村における高齢者虐待防止対応のための体制整備等については、平成22年度に高齢者虐待の対応窓口を住民へ周知した市町村は82.8%であった。

2.養介護施設従事者等による高齢者虐待   (括弧内は添付資料:調査結果のページ数)
・平成22年度に相談・通報のあった件数は、506件であり、前年度より98件(24.0%)増加した。(2P)
・相談・通報者は、「当該施設職員」が34.8%で最も多く、次いで「家族・親族」26.1%であった。(2P)
・市町村又は都道府県が事実確認調査を行い、虐待の事実が認められた事例は、96件であり、前年度より20件(26.3%)増加した。(2~4P)
・虐待の事実が認められた事例における施設種別は、「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」29.2%、「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」21.9%、「介護老人保健施設」17.7%の順であった。(5P)       
・虐待の種別・類型では、「身体的虐待」が最も多く70.8%、次いで「心理的虐待」36.5%、「介護等放棄」14.6%であった(重複あり)。(5P)
・被虐待高齢者は、女性が74.7%を占め、年齢は80歳代が42.5%であった。要介護度は3以上が75.2%を占めた。(5~6P)
・虐待者は、40歳未満が45.6%、職種は「介護職員」が76.0%であった。(6~7P)
・虐待事例への市町村等の対応は、施設等への指導、改善計画の提出のほか、法の規定に基づく改善勧告、改善命令が行われた。(7P)

3.養護者による高齢者虐待
・平成22年度に相談・通報のあった件数は、25,315件であり、前年度より1,911件(8.2%)増加した。(8P)
・相談・通報者は、「介護支援専門員等」が43.4%で最も多く、次いで「家族・親族」12.6%、「被虐待高齢者本人」10.7%であった。(8P)
・これら通報・相談に対する市町村の事実確認調査は「訪問調査」63.2%、「関係者からの情報収集」32.2%、「立入調査」1.0% により実施された。(8~9P)
・調査の結果、虐待を受けた又は受けたと思われたと判断された事例は、16,668件であり、前年度より1,053件(6.7%)増加した。(9P)
・虐待の種別・類型では、「身体的虐待」が63.4%で最も多く、次いで「心理的虐待」39.0%、「介護等放棄」25.6%、「経済的虐待」25.5%であった(重複あり)。(9P)
・被虐待高齢者は、女性が76.5%、年齢は80歳代が42.2%であった。要介護認定の状況は認定済みが68.3%であり、要介護認定を受けた者を要介護度別に見ると、要介護2が21.6%、要介護1が20.1%の順であった。また、認知症日常生活自立度Ⅱ以上の者は、被虐待高齢者全体の47.1%を占めた。(10~11P)
・ 虐待者との同居の有無では、同居が85.5%、世帯構成は「未婚の子と同一世帯」が37.3%で最も多く、既婚の子を合わせると63.7%が子と同一世帯であった。続柄では、「息子」が42.6%で最も多く、次いで「夫」16.9%、「娘」15.6%であった。(11~12P)
・虐待事例への市町村の対応は、「被虐待高齢者の保護として虐待者からの分離」が32.5%の事例で行われた。分離を行った事例では、「介護保険サービスの利用」が37.7%で最も多く、次いで「医療機関への一時入院」が20.1%であった。分離していない事例では、「養護者に対する助言指導」が49.8%で最も多く、次いで「ケアプランの見直し」28.8%であった。(12~13P)
・権利擁護に関しては、成年後見制度の「利用開始済み」が310件、「手続き中」が233件であり、うち市町村長申立は223件であった。(13P)
・市町村で把握している平成22年度の虐待等による死亡事例は、「養護者による殺人」10件10人、「介護等放棄(ネグレクト)による致死」6件6人、「心中」4件4人、「虐待による致死」1件1人で、合わせて21件21人であった。(14P)

4.市町村における高齢者虐待防止対応のための体制整備等について
・項目ごとの実施率では、平成22年度で「高齢者虐待の対応の窓口となる部局の住民への周知」が82.8%の市町村で実施済みとなっている。一方、「独自の高齢者虐待対応のマニュアル、業務指針等の作成」57.0%、「関係専門機関介入支援ネットワークの構築への取組」48.1%などの項目について実施率が低かった。(15P)

*高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律 2006年4月施
(目的)
第一条  この法律は、高齢者に対する虐待が深刻な状況にあり、高齢者の尊厳の保持にとって高齢者に対する虐待を防止することが極めて重要であること等にかんがみ、高齢者虐待の防止等に関する国等の責務、高齢者虐待を受けた高齢者に対する保護のための措置、養護者の負担の軽減を図ること等の養護者に対する養護者による高齢者虐待の防止に資する支援(以下「養護者に対する支援」という。)のための措置等を定めることにより、高齢者虐待の防止、養護者に対する支援等に関する施策を促進し、もって高齢者の権利利益の擁護に資することを目的とする。

(定義)
第二条  この法律において「高齢者」とは、六十五歳以上の者をいう。
2  この法律において「養護者」とは、高齢者を現に養護する者であって養介護施設従事者等(第五項第一号の施設の業務に従事する者及び同項第二号の事業において業務に従事する者をいう。以下同じ。)以外のものをいう。
3  この法律において「高齢者虐待」とは、養護者による高齢者虐待及び養介護施設従事者等による高齢者虐待をいう。
4  この法律において「養護者による高齢者虐待」とは、次のいずれかに該当する行為をいう。
一  養護者がその養護する高齢者について行う次に掲げる行為
イ 高齢者の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
ロ 高齢者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置、養護者以外の同居人によるイ、ハ又はニに掲げる行為と同様の行為の放置等養護を著しく怠ること。
ハ 高齢者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
ニ 高齢者にわいせつな行為をすること又は高齢者をしてわいせつな行為をさせること。
二  養護者又は高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分することその他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること。
5  この法律において「養介護施設従事者等による高齢者虐待」とは、次のいずれかに該当する行為をいう。
一  老人福祉法(昭和三十八年法律第百三十三号)第五条の三に規定する老人福祉施設若しくは同法第二十九条第一項に規定する有料老人ホーム又は介護保険法(平成九年法律第百二十三号)第八条第二十項に規定する地域密着型介護老人福祉施設、同条第二十四項に規定する介護老人福祉施設、同条第二十五項に規定する介護老人保健施設、同条第二十六項に規定する介護療養型医療施設若しくは同法第百十五条の三十九第一項に規定する地域包括支援センター(以下「養介護施設」という。)の業務に従事する者が、当該養介護施設に入所し、その他当該養介護施設を利用する高齢者について行う次に掲げる行為
イ 高齢者の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
ロ 高齢者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置その他の高齢者を養護すべき職務上の義務を著しく怠ること。
ハ 高齢者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
ニ 高齢者にわいせつな行為をすること又は高齢者をしてわいせつな行為をさせること。
ホ 高齢者の財産を不当に処分することその他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること。
二  (略)

(国及び地方公共団体の責務等)
第三条  国及び地方公共団体は、高齢者虐待の防止、高齢者虐待を受けた高齢者の迅速かつ適切な保護及び適切な養護者に対する支援を行うため、関係省庁相互間その他関係機関及び民間団体の間の連携の強化、民間団体の支援その他必要な体制の整備に努めなければならない。
2  国及び地方公共団体は、高齢者虐待の防止及び高齢者虐待を受けた高齢者の保護並びに養護者に対する支援が専門的知識に基づき適切に行われるよう、これらの職務に携わる専門的な人材の確保及び資質の向上を図るため、関係機関の職員の研修等必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
3  国及び地方公共団体は、高齢者虐待の防止及び高齢者虐待を受けた高齢者の保護に資するため、高齢者虐待に係る通報義務、人権侵犯事件に係る救済制度等について必要な広報その他の啓発活動を行うものとする。

(国民の責務)
第四条  国民は、高齢者虐待の防止、養護者に対する支援等の重要性に関する理解を深めるとともに、国又は地方公共団体が講ずる高齢者虐待の防止、養護者に対する支援等のための施策に協力するよう努めなければならない。

(高齢者虐待の早期発見等)
第五条  養介護施設、病院、保健所その他高齢者の福祉に業務上関係のある団体及び養介護施設従事者等、医師、保健師、弁護士その他高齢者の福祉に職務上関係のある者は、高齢者虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、高齢者虐待の早期発見に努めなければならない。
2  前項に規定する者は、国及び地方公共団体が講ずる高齢者虐待の防止のための啓発活動及び高齢者虐待を受けた高齢者の保護のための施策に協力するよう努めなければならない。


<お知らせ 当ブログ筆者も問題解説を執筆 国家試験過去問題解説最新>
2016社会福祉士国家試験過去問解説集
一般社団法人日本社会福祉士養成校協会=編集
2015年05月10日
価格4,104円(税込)
中央法規出版

充実した解説で合格力の基礎をつくる3年分、450問を選択肢ごとに詳しく解説。最新の制度、統計情報に対応 出題傾向と試験対策がわかる科目別ポイントを収載 第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載し、各問題選択肢ごとに解説した問題集。


日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
児童養護施設の子どもら、奨学生募集 返済不要 県が本年度新設  04月17日(金)
2015/04/17 09:10 【信濃毎日新聞】

引用「県は16日、県内の児童養護施設の子どもらの大学や短大などへの進学を支援するために本年度新設した「飛び立て若者!奨学金」の奨学生募集を始めた。奨学生には返済不要の奨学金月5万円が支給される。初年度は10人程度を5月8日まで募る。
 対象は、16~18歳の時に県内の児童養護施設で暮らしたり、里親の元で育てられたりした人で、今春に大学や短大、専門学校などに進学した学生。
 奨学金は、上田市で創業し、全国でビジネスホテルなどを経営する「ルートインジャパン」の永山勝利代表が県に原資の寄付を申し出たのをきっかけに制度化された。奨学金は全額、この寄付で賄う予定で、2025年度まで毎年度10人程度の奨学生を選ぶ。寄付総額は2億円に上る見通し」。引用ここまで

地域福祉の理論と方法 練習問題 初級
<この4月から学習を開始した受講生向き 入門編>
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目


問題30 民生委員に関する次の文章の空欄A、B、Cに該当する語句の組み合わせとして、適切なものを一つ選びなさい。

 民生委員は,「民生委員法」によってその設置が定められ,児童福祉法によって,民生委員と同時に(  A  )を兼ねている。その委嘱は(  B  )によって行われ,3年に1度改選が行われる(ただし,再任もある)。改正された民生委員法では,民生委員の本分を「社会奉仕の精神をもって,常に(  C  )の立場に立って相談に応じ,及び必要な援助を行い,もって社会福祉の増進に努めるものとする。」(民生委員法第1条)としている。
 (組み合わせ)
   A       B     C
1 児童委員   市町村長    中立
2 赤十字委員  都道府県知事  行政
3 保護司    厚生労働大臣  民間
4 赤十字委員  市町村長    町内会
5 児童委員   厚生労働大臣  住民


<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


相談援助の基盤第1回講義レジュメ 認定社会福祉士、生活困窮者対象グループワーク実践とは 引きこもり相談

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

社会福祉士 相談講座第16回 高次脳機能障害、重度障害者グループホーム、重度障害児放課後デイサービスとは

社会福祉士相談講座第18回 認知症ケア、レビー小体型認知症とは 高次脳機能障害相談センター、就労訓練



<ブログ閲覧中の皆様、進路選択中の皆様>
説明会 社会福祉士の仕事(貧困 生活困窮者支援の職場編)
5/14(木)18時から19時半
会場 日本福祉教育専門学校 高田校舎
一般公開 無料

 社会福祉士の仕事等の説明会。貧困、生活困窮等の福祉問題も対象とする社会福祉士の相談援助について、 貧困問題に20年間、取り組み続けている当ブログ筆者(本校社会福祉士養成学科 専任教員)が、詳しくお話します。ご質問、ご相談も歓迎です。会場は高田校舎です。

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255


*解答・解説:民生委員法、民生委員・児童委員、済世顧問制度、方面委員制度とは 下記をクリック

More<続き・解答とポイント解説 民生委員児童委員定数とは →→→>
[PR]
この記事はブログのファンのみ閲覧できます

[PR]
by yrx04167 | 2015-04-17 21:58
卒業生、学生、ブログ閲覧者、福祉職員の皆様等にお知らせ 一般公開
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科 社会福祉士養成科 ソーシャルワーク実践研究会
参加無料 参加申し込み不要、直接会場へ

 ソーシャルワーク実践研究会
は、子ども家庭福祉、障害者福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、高齢者福祉、スクールソーシャルワーク等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科等の卒業生の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者との交流の場ともなっています。卒業生と学生等の継続した学びとフォロー、交流会のオープンな集まりです
  ソーシャルワーク実践研究会は、社会福祉士養成学科・養成科等の本校の学生や卒業生はもちろん、現場の福祉職員の方々や社会福祉に関心をお持ちの一般の皆様の参加も歓迎です。進路検討中の方もご参加ください。
 当ブログ筆者(本校専任講師)等の教員も参加予定です。
 2015年3月の卒業生の方々や、この4月に入学の学生の皆さん、もちろん他の年次の卒業生、進路検討中のの皆様も、是非ご参加ください。

 学生の皆さんは、今、学んでいるソーシャルワークの専門性を修得した卒業生が、どのような実践を、事業を行い、成果、困難とその乗り越え方、やりがい、それぞれの卒業生のキャリア構築の実際から、学べること、交流の機会から卒業生の本音、例えば仕事のストレス等も聞ける機会です。卒業生から、学習の方法や就職等のアドバイスを、交流会で聴けるかもしれません。
 卒業生、特に3月に卒業した皆さんは、実践における困りごと、戸惑い等も話せる交流の場であり、先に卒業した先輩や教員がアドバイス出来ることもあるかもしれません。
 人間を全人的に支える社会福祉士の仕事の、様々な経験とやりがい、悩み、率直な思いを語り合い、分かち合う場でもあります。
 毎回、様々な人が集まる肩肘張らない研究会と交流会です。進路検討中の皆さん、福祉職員の皆様も、飾らない社会福祉の実際を率直に語り合うこの集まりに、お気軽にお立ち寄り下さい

 参加申し込みは不要です。直接、会場にお越しください。
 ブログ閲覧中の皆様の参加をお持ちしています。お気軽にお越し下さい


日時 2015年4月18日(土) 14:30から16:30(研究会の終了予定時刻)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)(1階窓口近くに使用教室を掲示します)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)

<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


<当ブログ筆者 最新>
『職業訓練生たち-1年目職員が感じた介護&ストレス』
「介護人材Q&A 2015年2月号」,産労総合研究所


f0206007_12191823.jpg

[PR]
相談援助の基盤と専門職 第2回講義レジュメ概要
 当ブログ筆者(本校専任教員)が、社会福祉士養成学科(昼間部1年課程)にて、4月13日(月)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


2 現代の社会福祉士に求められる専門性 テキストP3
*補足:ニーズ・ニードの定義
・ニーズとは、「必要」、「要援護性」と訳される。文脈によっては,ニード(need)と単数形が用いられる。
 ニーズ(ニード)の定義についてさまざまな見解がある。三浦文夫による定義 略

・全人的なニーズ(心理的、社会的、身体的、根源的)を把握する包括的な視野と、ニーズの充足を図る総合的支援が課題となる。
 クライエントの根源的な問いかけとして-
 なぜ、自分だけがこんな目にあうのか。なぜ、それでも生きなければならないのか。
 (終末期、ターミナルの場合)なぜ、自分だけ死ななければいけないのか。
 それでも生きていく意味があるのか。
なぜ、自ら死を選んではいけないのか。
 実践における根源的なテーマの一つであると言えよう。
 
 クライエントが直面している困難、喪失の意味というソーシャルワーク実践の重要なテーマである。
 どのような困難にも必ず意味を見い出せる、それを寄り添い、待ち望み、支える援助者の役割がある。
 ニーズの例:承認。自尊感情の欠如という多くのクライエントに共通する課題である。


<テキスト>
・ソーシャルワークの援助対象、問題、ニーズ、専門職は社会の変化の影響を受ける。
 社会福祉士の業務、役割もこれらの変化に適応することが求められる。

・地域における取り組み。地域福祉活動、その基盤となる相互支援を促進する。

・コミュニティの二面性。
 コミュニティには、二面性がある。地域社会の良心や優しさ、善意という側面がある。
 一方、恐怖、差別、排除の感情も地域社会には存在する場合もある。
 本質的に、人間は親しく関わり合い、支え合うために生まれてきた-生き方に関わる問題である
 地域への働きかけの基本は、いかに人々の内面に宿る良きものを引き出し、繋がりや具体的な行動、支援へと促進することが出来るのかも重要な点である。
・地域における媒介の働き-誤解、無理解、摩擦、争いがあるとしたら、その場に調和をもたらすことである。

*ソーシャルワークの本質に立ち返ること テキストP4
・自己選択と自己決定-自分の生き方を自分自身が決める。
 自分のしたいことをする、選ぶ、決める-人に強いられたもの、人の顔色を見て決めるのではない。
 自分の人生の主役は、自分自身だということ。
 虐待や暴力等によって奪われた自分を取り戻す-主体的な生き方とその支援いう、人間支援に共通するテーマと言えよう。

・事例
 自分を大切に出来ない生き方とは-糖尿病があるのに暴飲暴食を続ける、通院しない、援助を拒否する-セルフネグレクトの事例。

・孤立
 生活困窮者は多くの場合、社会的孤立や家族問題を重複する。
 援助者から、もう独りではない、孤立させないというメッセージを伝え続けることが求められている。

社会福祉士等は、誰も助けてくれない、話を聞いてくれないという痛みを抱えるクライエントと共にある専門職である。
 「共にある」とは、泣いている人とともに悲しみに、喜ぶ人とともに喜ぶという姿勢が基本となる。いかなる場合でも、この受容と共感の姿勢を貫徹する。


*生活困窮者自立支援法が意味するもの
生活困窮者自立支援法
・平成25年12月に公布、平成27年4月施行。
・目的  略

・自立相談支援事業の実施及び住居確保給付金の支給(必須事業)
 略

・就労準備支援事業、一時生活支援事業及び家計相談支援事業等の実施(任意事業)
福祉事務所設置自治体は、以下の事業を行うことができる。
・就労に必要な訓練を日常生活自立、社会生活自立段階から有期で実施する「就労準備支援事業」
・住居のない生活困窮者に対して一定期間宿泊場所や衣食の提供等を行う「一時生活支援事業」
・家計に関する相談、家計管理に関する指導、貸付のあっせん等を行う「家計相談支援事業 」
・生活困窮家庭の子どもへの「学習支援事業」
 その他生活困窮者の自立の促進に必要な事業

・費用  略

・ニーズ、生活課題の多様化と新たな社会問題の顕在化

 社会におけるニーズ、生活課題の多様化は、社会福祉士等の新たな役割、支援を必要としている。

・生活困窮者とは誰か。
 貧困、困窮の普遍化という側面がある。もはや、生活困窮、貧困は、ホームレス等に限られた問題ではなく、多くの人々の生きる上でのリスクとなってしまった。


<前回講義の補足>
・例えば、子育て支援・児童福祉、生活保護、障害者の地域生活支援・入所施設、在宅の高齢者当、各種の福祉サービスの提供に際して必要な、相談援助やグループワーク等の総合的な専門技術として、ソーシャルワークは存在する。

*「ハード福祉=社会福祉制度」と、「ソフト福祉=ソーシャルワーク」
 この二つがあってこそ、社会福祉は成り立つ不可分のものである。

*ソーシャルワークの根源的な課題

 ソーシャルワークの使命は、人間の苦境の軽減にある 。
 人は、人生の苦境、困難、危機のなかで、生きることに希望や喜びを見出せなくなること、生きる意味、心身の健康、家族の喪失、そして孤独等に痛み、苦しむときがある。
 社会福祉士等の援助専門職は、これらの苦境に押しつぶされている人々を支える職務がある。ソーシャルワークの支援は、様々な問題を抱える家族、拠り所がない人などに開かれている。
 換言するなら、苦境や孤立した人々に寄り添い、支え、共にある人、それが対人援助の要であるとも言えよう。 共感と尊重に基づく関わりと、具体的な支援、相談が求められている。

*解説:自己決定 略
・従来も今日も変わらぬソーシャルワークの理念としては、自己決定の尊重が挙げられる。
・クライエント自身が主体的に生きるということ。
 自分の人生の主人公になる。誰かや何かに決められ、強いられる人生、から決別する-ドメスティックバイオレンス等。
 誰かに支配される人生からの自立、暴力による呪縛からの自己の解放である。


3.精神保健福祉士の役割と社会福祉士との協働 テキストP6
<受験対策ポイント>
*精神保健福祉士

 略
*精神保健福祉士法(平成9年 法律第百三十一号)抜粋
第二条 この法律において「精神保健福祉士」とは、第二十八条の登録を受け、精神保健福祉士の名称を用いて、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うこと(以下「相談援助」という。)を業とする者をいう。
(連携等)
第四十一条  精神保健福祉士は、その業務を行うに当たっては、医師その他の医療関係者との連携を保たなければならない。
2 精神保健福祉士は、その業務を行うに当たって精神障害者に主治の医師があるときは、その指導を受けなければならない。

<ソーシャルワーカーとは>

・ソーシャルワーク実践とは、社会福祉学を基に、ケースワーク(個別援助技術)、グループワーク(集団援助技術)、コミュニティワーク(地域援助技術)等の方法レパートリーを用いて、社会的に支援を必要とする利用者と、その環境、相互作用の接点に働きかけることを指す。
 これら方法レパートリーは、個々に援助技術を発展させてきたものであるが、相互に関連しあうことで援助の有効性が高まる。ソーシャルワーカーがさまざまな場面でこれらの技術を総合的に、あるいは連鎖的に用いることが必要とされる。
・ソーシャルワーク実践は、それぞれの時代や地域特性といった背景を交錯させながら生じる個人と集団および、その環境間の不調和からもたらされる生活問題が、社会的援助を必要とするとき、その間題の解決もしくは軽減のために展開され、専門性を高めてきた。

*精神保健福祉士の専門性 テキスト
・精神障害者支援の特徴 

 長期間の地域生活支援(統合失調症等)
 治療を継続することの支援(適切な服薬と通院の継続)
 長期入院
 チームアプローチ
 地域社会の理解と協力(住まい、共生)
 アドボカシー(権利擁護)
 ソーシャルアクション
新たな福祉問題・ニーズに対応する新たな制度・サービスを求めてのソーシャル・アクションも求められている。

*マイノリティを擁護するソーシャルワーク
 精神障害者に限らず、ソーシャルワーカーは差別されている全ての人々、全てのマイノリティの擁護者である。
 また、困難もあるが、地域社会のなかでマイノリティへの理解を促進する福祉教育を実践することが求められている。社会福祉協議会などの役割が大きい。
 社会福祉協議会にとっては、大きなテーマの一つ。
 また、イベント等を活用し、障害者やマイノリティの当事者との交流を促進する。

*レジリエンスを中心とした相談援助
 生き抜く力、自らを癒す力を、クライエント本人も援助者も信じること。確信すること。
 相互作用、双方向の関係の中で、クライエントと援助者は、相互に変化し、成長する。
 困難、危険を回避する、保護ではなく、立ち向かって生きる勇気を支えること、寄り添うことが求められる。
 
・今日的には、ソーシャル・サポート・ネットワークの構築による、精神障害者の地域生活の支援、社会的孤立の予防等も課題である。

*解説:ソーシャル・サポート・ネットワーク
当事者個人の周囲の家族、友人、近隣、ボランティアなどによる援助=インフォーマル・サポートと、専門職・制度による援助=フォーマル・サポートの総合的なネットワークを構築して援助を展開することを指す。

*解説:セルフヘルプ・グループ(自助グループ)
・例:自助グループの大まかな分類
①依存症(アルコール・薬物・ギャンブルなど)からの回復を目的とするグループ
②障害や難病をもつ当事者の相互支援グループ
③共通の体験(犯罪被害、不登校、子育て、家族の自殺など)をもつ当事者のグループ
④当事者の家族による相互支援グループ

 セルフヘルプグループとは、当事者の、当事者による共同体である。グループのなかで働く仲間との語り合いの力、集団の力によって、癒され、変化し、成長する。個人もグループも成長という実を結ぶ。

○補足:セルフヘルプ・グループの特徴、機能
 脱スティグマ化、尊重される経験
 体験の共有、自分の立場の客観化
 ヘルパー・セラピー原則

*アルコホリクス・アノニマス AA
 12ステップ
 フェローシップとスポンサーシップ


*弱さと痛みを分かち合う共同体
 人間は弱さ、痛み、病をそれぞれが持つ
 例えば、疾患であり、障害(スティグマ)、過去、高齢、自尊感情の欠如等である。
 旧い傷跡を癒やすためには、先ずそれを自分の目で見つめなければならない。
 弱さにつけこんで利益を得ることも出来る-貧困ビジネス。ハイエナのように。
 しかし、弱さ、痛みを分かち合い、支えあって生きることも出来る。
 排除や搾取ではなく、調和と相互扶助をもたらす-福祉専門職の役割がここにある
 セルフヘルプグループとは、弱さと痛みを共有するコミュニティでもある。

*他者への寛容という対人援助の前提
 「受容」とは、受け容れられない人を受け容れることである。
 関わりのキャパシティの広さ 異なる意見とも対話し尊重することが、援助専門職の基本と言えよう。
 人間は、近いほど違いが気になる。ゆるやかな繋がりを創っていけるのか。
 寛容と尊重のネットワークづくりへの挑戦である。

 真っ直ぐな道路は運転は優しい。しかし技量のある運転手を育てはしない。

*アルコール依存症の概要
・アルコール依存症の症状
連続飲酒
離脱症状
身体的依存
心理的依存
薬物探索行動
耐性

*物質関連障害
・概要 略

*依存症の治療
 略

*福祉教育

 コミュニティづくりと、コミュニティ主体の地域福祉活動を持続可能なものとしていくために、次世代の担い手を育成する福祉教育が求められている。教育現場、学校からの期待も大きい。
 具体的には、社会福祉協議会等のコミュニティソーシャルワーカーや当事者が、小中学校において、障害者等への理解、人間の多様性と共生、ボランティア活動の意義等を伝えるプログラムを実施する。貧困問題を伝える活動も続けられている。
 ハンディキャップの体験等、体験による学習重視のプログラムの実施である。
 福祉教育プログラムは、障害の有無、健康、生活等の多様性を尊重し、異なる他者を受け入れ合い、繋がり支え合うコミュニティ、拠り所としてのコミュニティを目指すものでもある 。
 障害者等の多様な人々とのコミュニケーションスキル、お互いを認め合う人間関係を学ぶ場をつくることが、福祉教育の起点となるであろう。
・福祉教育を通じて、多様な人々との対話や交流、相互理解からお互いの権利の尊重、配慮と相互支援、共生によるコミュニティづくりへと進む。学校やコミュニティは今よりも、人間的な温かみ、寛容、配慮、調和を持って共に生きることが出来るはずである。

*1節の総括
・コミュニティ内の福祉ニーズの多様化、福祉問題(孤独死や虐待等)の深刻化に対応するため、コーディネートやネットワーク、これを推進するためのコミュニケーションスキルが、ソーシャルワーカーに求められている。
 換言するならば、施設・専門機関等の拠点における個別援助のみのシステムから、地域を基盤とするネットワーク型の総合的援助=総合的かつ包括的な相談援助へのシフトが必要とされていると言えよう。
社会福祉士による地域福祉活動の組織化=地域の福祉課題を専門職と住民の協働で取り組むこと。
・加えて、社会資源、政策の改善と開発に向けての働きかけ(ソーシャルアクション)を含むマクロ・ソーシャルワークが求められる。

・メイヤロフによれば、ケアというものは、対象者の人間的な成長のためのものであり、ケアの提供者もケアの実践を通じて成長することが出来る 。そしてケア提供者は、対象者から必要とされることによって、世界のなかでその場所に自らの居場所を獲得する。
 メイヤロフによる「補充関係」とは 略


相談援助の基盤第1回講義レジュメ 認定社会福祉士、生活困窮者対象グループワーク実践とは 引きこもり相談

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
在宅重症心身障害在宅支援センター開所 家族らの「みらい」に向けて 
2015/04/11 08:13 【岐阜新聞】

引用「県の重症心身障害在宅支援センター「みらい」の開所式が10日、岐阜市のふれあい福寿会館で開かれた。障害者や家族も出席し、オープンを祝った。重い障害を抱えながら在宅で暮らす障害者や家族を支える。
 在宅障害者の家族からの医療や福祉制度、生活の悩みについて相談に応じる。また、スタッフが家を訪問して相談に対応する。
 孤立しがちな家族間の交流を進めるためランチ会を開いたり、機関誌を発行したりする。訪問看護ステーションに対する研修を行い、重症心身障害児者に対応できる人材を育てる。センターには相談員を配置した。
 県の実態調査(昨年7月現在、速報)によると、県内の重症心身障害児者は在宅676人、施設入所308人」。引用ここまで

盲導犬との歩行体験学習 新入社員研修で コンタクトレンズの企業
2015/04/10 00:00 【東京新聞】

引用「アイマスクを着けて盲導犬との歩行を体験する新入社員研修が鴻巣市内で行われた。
 コンタクトレンズ大手のシード(東京都文京区)が「目に関わる仕事に携わる社員に、目の不自由な人への理解を深めてもらおう」と、この時期に同社研究所で実施している。盲導犬の育成で視覚障害者の自立支援活動に取り組んでいるアイメイト協会が協力し、指導員と盲導犬二匹を派遣した。
 四十六人の新入社員はつえをつきながら階段を昇り降りしたり、盲導犬の誘導で障害物の自転車の間を歩く体験を行った」。引用ここまで

社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士相談援助入門講座6 社会福祉協議会コミュニティワーク、アウトリーチ、子どもシェルターとは

社会福祉士相談援助講座第13回 里親委託、児童相談所、子ども家庭支援とは 障害者就労支援農業

社会福祉士相談援助講座第14回 児童自立支援施設 国立武蔵野学院、児童養護施設とは 障害者演劇

社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

社会福祉士 相談講座第16回 高次脳機能障害、重度障害者グループホーム、重度障害児放課後デイサービスとは

社会福祉士 相談援助講座第17回 教育扶助、住宅扶助、生活保護窓口とは 子どもの貧困と栄養、家庭環境調査



<ブログ閲覧中の皆様へ 学生・卒業生・一般の皆様>
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の現場報告 一般公開 卒業生、4月入学の学生、ブログ閲覧中の皆様
日時 2015年4月18日(土) 14:30から16:30(研究会の終了予定時刻)

会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)
 毎回さまざまなテーマで、本校卒業生の社会福祉士からの実践報告や、それぞれの経験からの知識を共有するディスカッションを行っています。当ブログ筆者(本校専任教員)等の教員も参加します。2015年3月の卒業生の方々や、この4月に入学の学生の皆さん、もちろん他の年次の卒業生、福祉職員の皆様も、是非ご参加ください。参加申し込みは不要です。

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース、通学)です。
 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255




[PR]
相談援助の基盤と専門職 第1回講義レジュメ概要
 当ブログ筆者(本校専任教員)が、社会福祉士養成学科(昼間部1年課程)にて、2015年4月6日(月)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


担当教員の実践事例から
 生活困窮者、生活保護受給者を対象としたソーシャルワーク実践に関して。
 貧困領域のグループワーク実践、地域福祉活動を中心に。
 参考文献・資料から。 略 詳細は講義にて

・筆者のこの科目の講義では、ソーシャルワーク実践の現場と、ソーシャルワークの価値、歴史、理論を往復しながら学ぶ。
 現状と理論、理念との対話が重視される。ソーシャルワーク実践と直結した講義を志向する。
 つまり、ソーシャルワークの価値、理想、理念は、文献やキャンパスのような場所にしまっておくためにあるのではなく、援助者とその実践のなかでこそ、活きる、活かされものである。


*科目の概要
 相談援助・ソーシャルワークは、総論を「相談援助の基盤と専門職」、各論は「相談援助の理論と方法」等の科目において、講義形式で学ぶ。
 また、「相談援助演習」と「実習指導」において、ソーシャルワークの実践とその現状を、参加型、演習形式で学ぶ(例 ディスカッションやロールプレイ)。加えて実習において、ソーシャルワークの現場に参加することにより、ソーシャルワークの体得を図る。
 ソーシャルワークをこれら四つの軸で学ぶ。

*この科目で学ぶ具体的な事柄
・ソーシャルワークの価値・倫理と、関連する課題。倫理的ジレンマ。
・フィールド・支援の対象と、価値・倫理、自己(自己覚知)。
・実践と理論の往復・対話の必要性-理論や経験偏重の落とし穴。

・多様な個性を持った福祉専門職が実践を行うことが、社会福祉事業としての幅広さ、深さに繋がる-ソーシャルワークの価値を緩やかに共有し、それぞれが専門職として成長し、相互に違いを受け容れ合うならば。
 専門職や学生は、一匹狼ではなく、そうなってはならない。良い実践、学びをするには、様々な人々との協働、支えが必要不可欠である。

・ソーシャルワークにおける集団の重要性、集団凝集性とわれわれ感情。 略


<テキスト「はじめに」>
*概要
・今日の生活問題の特徴とは、多様化と、問題の重複(例:家族問題+貧困+精神疾患+問題行動+社会的孤立)が挙げられる。社会的孤立、多問題家族等。 テキスト「はじめに」

*ソーシャル・インクルージョンの実践 孤立から包摂へ
・社会的孤立は、社会福祉の各分野共通の課題である。
 人間は一人では生きていけない。周囲と繋がって生きている-人間の社会性。
 人間は誰もが、他者との繋がり、関わり、支え合いを希求する想いを抱いている。
 繋がりを結ぶのもソーシャルワークの働きの一つである。

 孤立-いつも一人、共に過ごし分かち合う人がいない。誰にも相談できない、誰にも分かってもらえない-人間にとって最大の苦痛とも言えよう。
・皆さん自身は、誰に相談出来るか、頼れるか、支えられているか

・ソーシャルワークは、生存・生活の支援、「苦境の軽減」、QOLの向上等のために、人間の内面(心理)と周囲の環境(社会)、その接点に働きかける、ミクロからマクロにわたる人間支援の専門技術である。
 今日的には、当事者の主体的な問題解決や、地域生活の総合的な支援、地域社会への働きかけ、コミュニティづくりが重要とされ、サポート・ネットワークと組織、支援のコーディネートが求められる。
・総合的かつ包括的な相談援助-地域を基盤とする。
 地域の課題は地域で解決する-個別支援と地域支援の連結。 テキスト「はじめに」後半

・「媒介」が、昔も今も変わらない重用な責務である。支え合い・相互扶助を繋ぎ、再構築する専門職でもある。

*ソーシャルワークの前提としての「社会」
・社会福祉士は、社会のなかで機能する-それぞれの「社会」 テキスト
・貧困領域の多様な「社会」
 当事者の生活歴のなかの、精神病院、外国人労働者、刑務所、支援者側の宗教者等。
「社会」を学んだ。多様な施設、病院、学校も一つの社会であり、人はそれぞれの社会で生きてきた。それぞれ違うマナー、文化がある。
・専門職を目指す中で、違う社会を知り、交流することの必要性がある。
 自分とは異なる社会、人々を理解することについて、勇敢であるべき-このことについては、交流という経験にまさるものはない。


1章1節 社会福祉士の役割と意義
*補足:ソーシャルワーカー=社会福祉士の役割 (具体的には)

・ソーシャルワーカーとは、ミクロからメゾ、マクロにわたるソーシャルワーク実践を行う専門職である。
・相談援助(面接と訪問によってクライエント問題解決、成長、自己実現等を支援する)
・コーディネーター的業務 (クライエントのニーズと社会資源との連絡調整、利用支援等)
・ボランティア等のインフォーマルなサポートのネットワーク構築
・グループワーク、レクリエーション指導
 プログラムとは。
・地域福祉活動、調査、社会活動(社会資源の修正・開発) 等
・就労支援
・総じて、ソーシャルワーカーは、クライエントとその生活、社会環境等の全体を捉え、総合的な支援を行なう専門職と言えよう。 略

*ソーシャルワークを構成する要素 略

*ソーシャルワークの使命 苦境を軽減しそれぞれの生き方を支える
・ブトゥリムによれば、ソーシャルワークの使命は、人間の「苦境の軽減」にある。
「ソーシャルワーカーは、人間の生き方について、基本的な関心を持っている。
そのような問題は、モラルを抜きにしては考えられない。それは、「望ましい人生」とは何か、(ここでいう望ましい人生の促進とは、抽象的なはるか遠くの思想にかかわることではなく、ひとりの人間あるいは人間集団の具体的な生活状況にかかわることである)これらに関するある種の信念と、望ましい人生をいかに求めていくかという、方法に関する倫理的な考察が基になっているはずである。ソーシャルワークは、現実的であるために哲学的でなければならない。"
(Z.T.ブトゥリム(川田誉音訳)『ソーシャルワークとは何か』川島書店、P59~63等 1986)

・生き方の問題とは、全人的な課題とも言える。
 生きるうえで避けられない問題があるときに、当事者の向き合う姿勢、決心と、それに寄り添い支える働きが重要となる。
・ストレングスを中心とした実践
 人間は、問題に立ち向かうことを決めたならば、思っていたよりも自分が強いことを、自分の能力、可能性に気付くことが多い。人は皆、自分で思っているよりも、様々な強さ、素晴らしさ等を持っている。これらのメッセージを人々に伝え続けていくことが、求められている


 事例:アルコール依存症 略


*解説:QOL  quality of life 略

1 社会福祉士及び介護福祉士法における位置づけ テキストP2
<受験対策ポイント>

 わが国におけるソーシャルワーカーの国家資格としては,1987(昭和62)年「社会福祉士及び介護福祉士法」によって社会福祉士が創設された。また、97年には精神保健福祉士が創設されている。 略

*社会福祉士の資格特性
・社会福祉士及び介護福祉士法より
(定義)
第2条 この法律において「社会福祉士」とは、第28条の登録を受け、社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者(第47条において「福祉サービス関係者等」という。)との連絡及び調整その他の援助を行うこと(第7条及び第47条の2において「相談援助」という。)を業とする者をいう。

<社会福祉士及び介護福祉士法 改正のポイント>
*定義規定の見直し
第2条「指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者(第47条において「福祉サービス関係者等」という。)との連絡及び調整その他の援助を行うこと」
*義務規定の見直し
(誠実義務)
第四十四条の二  社会福祉士及び介護福祉士は、その担当する者が個人の尊厳を保持し、その有する能力及び適性に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、常にその者の立場に立つて、誠実にその業務を行わなければならない。
(連携)
第四十七条  社会福祉士は、その業務を行うに当たつては、その担当する者に、福祉サービス及びこれに関連する保健医療サービスその他のサービス(次項において「福祉サービス等」という。)が総合的かつ適切に提供されるよう、地域に即した創意と工夫を行いつつ、福祉サービス関係者等との連携を保たなければならない。
(資質向上の責務)
第四十七条の二  社会福祉士又は介護福祉士は、社会福祉及び介護を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応するため、相談援助又は介護等に関する知識及び技能の向上に努めなければならない。
 他、資格取得方法の見直し、任用・活用の促進。
(平成19 年12 月「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律」(平成19 年法律第125 号)

・社会福祉士及び介護福祉士法
 社会福祉士・介護福祉士の資格を定め,業務の適正と福祉の増進への寄与を目的(同法1条)に1987年・昭和62年に制定された法律(昭和62年法律30号)。

*社会福祉士の資格特性
・杜会福祉士及び介護福祉士は名称独占資格ではあるが、業務独占資格ではない。
 略
・社会福祉士となる資格を有する者が社会福祉士となるには、社会福祉士登録簿に、氏名、生年月日その他厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならない(同法第28条)

・認定社会福祉士  テキスト参照
・認定上級社会福祉士  同上

*補足:「相談」の一般的な意味
 略

*社会福祉における「相談」 略

*クライエント 略
支援のための知識-対象集団の理解が必要である。
また個別の当事者から学ぶという姿勢も、ソーシャルワーク専門職として求められる。


*用語解説:地域包括支援センター

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
引きこもりや高校中退 無料相談会カフェ
2015/03/23 00:00 【中日新聞】

引用「富山まちなかバザール「越中大手市場」が二十二日、富山市で始まった。ことしは不登校や引きこもり、高校中退など学校に関する悩みを持つ若者や保護者を対象にした無料相談会「たんぽぽカフェ」(北陸中日新聞など後援)が初めて出店した。
 星槎国際高校富山学習センターと、NPO法人星槎教育研究所が主催し、相談に乗った。「不登校の新中学三年の子どもの進路で悩んでいる」といった相談が寄せられた。
 カフェは「人を認める」「仲間をつくる」「人を排除しない」を綿毛のように多くの人に伝えるとの願いを込めて「たんぽぽカフェ」と名付けた。
 会場では、町づくりの活性化策を学ぶ在校生一~三年生四人が、皿回し、けん玉、こま回しといった昔ながらの遊びを来場者に教える催しもあり、人気だった」。引用ここまで

高浜の障害者用トイレ一目で NPO法人がマップ
2015/03/27 00:00 【中日新聞】

引用「障害者雇用を支援する高浜町のNPO法人「おひさま」が町内二十四カ所の障害者用トイレの場所が一目で分かるマップを作成した。
 マップは町内全域図に、観光施設やカフェ、スーパーなどの場所を掲載。障害者用トイレがある場所に目印を付けた。障害者手帳の提示で、料金が割引になるサービスの情報なども載せている。
 作成のきっかけは、昨年十二月に障害者の家族から「冬場になると、引きこもりがちになる。出掛けたいが、トイレが心配」との相談だった。おひさまと住民団体「るるるの会」の約十人が協力して町内の施設を回り、障害者用トイレの有無を確認。ポケットティッシュに詰めて配布する。その詰める作業も、障害者の就労支援の場として活用した。
 おひさま理事長は「障害者の外出のきっかけになるだけでなく、町内の施設にも、バリアフリー化を意識してもらえるようになれば。誰もが気軽に外出できる町にしたい」と話している」。引用ここまで

社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士相談援助入門講座6 社会福祉協議会コミュニティワーク、アウトリーチ、子どもシェルターとは

社会福祉士相談援助講座第13回 里親委託、児童相談所、子ども家庭支援とは 障害者就労支援農業

社会福祉士相談援助講座第14回 児童自立支援施設 国立武蔵野学院、児童養護施設とは 障害者演劇

社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

社会福祉士 相談講座第16回 高次脳機能障害、重度障害者グループホーム、重度障害児放課後デイサービスとは

社会福祉士 相談援助講座第17回 教育扶助、住宅扶助、生活保護窓口とは 子どもの貧困と栄養、家庭環境調査



<ブログ閲覧中の皆様へ 学生・卒業生・一般の皆様>
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の現場報告 一般公開 卒業生、4月入学の学生、ブログ閲覧中の皆様
日時 2015年4月18日(土) 14:30から16:30(研究会の終了予定時刻)

会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)
 毎回さまざまなテーマで、本校卒業生の社会福祉士からの実践報告や、それぞれの経験からの知識を共有するディスカッションを行っています。当ブログ筆者(本校専任講師)等の教員も参加予定です。2015年3月の卒業生の方々や、この4月に入学の学生の皆さん、もちろん他の年次の卒業生、福祉職員の皆様も、是非ご参加ください。参加申し込みは不要です。

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース、通学)です。
 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255



<当ブログ筆者 最新>
『職業訓練生たち-1年目職員が感じた介護&ストレス』
「介護人材Q&A 2015年2月号」,産労総合研究所

[PR]
卒業生、学生、ブログ閲覧者、福祉職員の皆様等にお知らせ
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科 社会福祉士養成科 参加無料

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、障害者福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、高齢者福祉、スクールソーシャルワーク等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科等の卒業生の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者との交流の場ともなっています。卒業生と学生等の継続した学びとフォロー、交流のオープンな集まりです
  ソーシャルワーク実践研究会は、社会福祉士養成学科・養成科等の本校の学生や卒業生はもちろん、現場の福祉職員の方々や社会福祉に関心をお持ちの一般の皆様の参加も歓迎です。進路検討中の方もご参加ください。
 当ブログ筆者(本校専任講師)等の教員も参加予定です。
 2015年3月の卒業生の方々や、この4月に入学の学生の皆さん、もちろん他の年次の卒業生の皆様も、是非ご参加ください。
 参加申し込みは不要です。ブログ閲覧中の皆様の参加をお持ちしています。お気軽にお越し下さい

日時 2015年4月18日(土) 14:30から16:30(研究会の終了予定時刻)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)

<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


<当ブログ筆者 最新>
『職業訓練生たち-1年目職員が感じた介護&ストレス』
「介護人材Q&A 2015年2月号」,産労総合研究所


f0206007_12191823.jpg

[PR]
社会福祉士 相談援助入門講座 第16回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。 詳細は4月からの講義にて解説>

<障害者(障がい者)福祉の概要・後編>
1 障害の例 高次脳機能障害
 一般に、外傷性脳損傷、脳血管障害等により脳に損傷を受け、その後遺症等として生じた記憶障害、注意障害、社会的行動障害などの認知障害等を指す=高次脳機能障害 であり、具体的には、「会話がうまくかみ合わない」、「段取りをつけて物事を行うことができない」等の症状があげられる。これにより、日常生活や社会復帰に困難を来す「高次脳機能障害者」が少なくない。
 これらは、日常生活において大きな支障をもたらす場合があるが、一見してその症状を認識することが困難であることなどから、国民や関係者の間に十分な理解が得られている状況にはない。

*認知障害の傾向
・注意障害:ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりする。ふたつのことを同時にしようとすると混乱する。

*半側空間無視

*遂行機能障害:自分で計画を立ててものごとを実行することができない。人に指示してもらわないと何もできない。いきあたりばったりの行動をする。

*記憶障害
 前向性および逆向性の健忘が認められる。

①前向健忘
 いわゆる受傷後の学習障害である。受傷ないし原因疾患発症後では新しい情報やエピソードを覚えることができなくなり、健忘の開始以後に起こった出来事の記憶は保持されない。

②逆向健忘
 受傷あるいは発症以前の記憶の喪失、特にエピソードや体験に関する記憶が強く障害される。

・社会的行動障害
 以下のようなものを指して社会的行動障害という。
1  依存性・退行:すぐに他人を頼るようなそぶりを示したり、子供っぽくなったりすること。
2  欲求コントロール低下:我慢ができなくて、何でも無制限に欲しがること。好きなものを食べたり、飲んだりすることばかりでなく、お金を無制限に遣ってしまうことにもみられる。
3  感情コントロール低下:場違いの場面で怒ったり、笑ったりすること。ひどい場合には、大した理由もなく、突然感情を爆発させて暴れることもある。
4  対人技能拙劣:相手の立場や気持ちを思いやることができなくなり、良い人間関係をつくることが難しいこと。
5  固執性:一つのものごとにこだわって、容易に変えられないこと。いつまでも同じことを続けることもある。
6  意欲・発動性の低下:自分では何もしようとはしないで、他人に言われないと物事ができないようなボーとした状態。
7  抑うつ:ゆううつな状態が続いて、何もできないでいること。良く尋ねれば、何をするかは分かっている。

*高次脳機能障害リハビリテーション、訓練プログラム
 発症・受傷からの相対的な期間と目標によって次の 3 つの訓練がある。
・医学的リハビリテーションプログラム
・生活訓練プログラム
・職能訓練プログラム


*医学的リハビリテーション
 個々の認知障害の対処をめざす(認知リハビリテーション)以外に、カウンセリング、薬物治療、外科的治療なども含まれる。

*生活訓練、職能(職業)訓練
 認知障害が大きな問題であったとしても、訓練の対象は認知障害そのものではなく、日常生活や職業で必要と考えられる技能を獲得することに主眼が置かれている。
①生活リズムの確立
②生活管理能力の向上
③社会生活技能の向上
④対人技能の向上
⑤障害の自己認識・現実検討 等

*職業リハビリテーション計画(訓練計画)

*高次脳機能障害者の職業までの道のり
 一般に、受傷・発症→急性期医療→リハ医療・訓練(認知評価・訓練、職能訓練前の訓練)→
(生活訓練)→職能訓練(職業準備訓練、職業訓練)→就労支援(移行支援、定着支援)


*高次脳機能障害者の支
 高次脳機能障害者の支援については、厚生労働省の「高次脳機能障害支援普及事業」により、病院などの支援拠点機関に相談支援コーディネーター(社会福祉士、保健師、作業療法士等)を配置し、専門的な相談支援、関係機関との連携や調整を行うなど、地域での高次脳機能障害者支援の普及を図っている。
 また、国立障害者リハビリテーションセンターでは、高次脳機能障害支援普及全国連絡協議会の開催や、支援拠点機関などの職員の研修会などを実施するとともに、高次脳機能障害情報・支援センターを設置して、高次脳機能障害に関する情報を集約しホームページで発信している。

・高次脳機能障害者に対して、家族や周囲のインフォーマルサポートを含めつつ,医療・保健・福祉従事者,学校や職場関係者等の、障害の特性を理解した適切な対応が求められる。

2 中途障害者の障害受容の過
*中途障害者=疾病や事故による受傷、後遺症により人生の途中で障害を負った人
・障害受容の過程は、ショック期、回復への期待の時期、混乱と苦悩の時期、適応への努力の時期、適応期に分かれる。(諸説あり)

 障害受容の過程は、適応に向かって一段階ずつ前進するのではなく、一進一退しつつ移行する。


・障害受容には,当事者の価値観や人生観なども影響するので,必ずしも一定の過程を辿るものでもなく、障害の程度とは一致しない。
 当事者相互の支援活動であるピアカウンセリングや、当事者の集まりである自助グループも有効である。 略
 
*発達障害者の支援
・高機能自閉症とは,自閉症のうち知的障害を伴わない状態を言う。
・注意欠陥・多動障害(AD/HD)の子どもは,中度・重度の知的障害や自閉症が認められないにもかかわらず,「不注意」,「多動性」,「衝動性」などによって日常生活に困難を伴う。

 発達障害については、2004(平成16)年12月に「発達障害者支援法」が成立し、発達障害の法的位置づけが確立され、発達障害の早期発見や発達障害者の生活全般にわたる支援をすることとされた。
 また、障害者自立支援法等改正法により、発達障害者が障害者自立支援法・児童福祉法のサービスの対象であることが明確化された。

* 「発達障害」の法的位置づけ
・広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー等)
・学習障害
・注意欠陥・多動性障害
 その他これらに類する脳機能の障害で、その症状が通常低年齢で発現するもの(発達障害者支援法第2条)
 ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)におけるF80-98に含まれる障害(2005(平成17)年4月1日付け文部科学事務次官、厚生労働事務次官連名通知)

(1)発達障害者に対する地域支援体制
 地域において、医療・保健・福祉・教育・雇用などの関係者と連携して、発達障害者やその家族に対する相談支援などを行う「発達障害者支援センター」の整備を推進し、2011(平成23)年度末において47都道府県・18指定都市で実施されているところである。
 これに加え、「発達障害者支援体制整備事業」により、
・乳幼児期から成人期までの各ライフステージに対応する一貫した支援を行うための保健所、保育所などの支援関係機関のネットワークの構築
・発達障害に係る理解を深めるとともに地域における支援につなげていくためのアセスメントツール(発達障害を早期に発見し、その後の経過を評価するための確認票)の導入を促進する研修会の実施
・発達障害者の子育て経験のある親であって、その経験を活かし、子どもが発達障害の診断を受けて間もない親などに対して相談や助言を行うペアレントメンターの活動とその活動をコーディネートする者の配置を推進している。

(2)発達障害者への支援手法の開発・早期支援や普及啓発の実施
 発達障害者一人一人のニーズに対応する一貫した支援を行うことができるよう、先駆的な取組みを通じて有効な支援手法を開発・確立するとともに、発達障害者支援に携わる専門的な人材を育成している。
 また、発達障害などに関して知識を有する専門員が保育所等を巡回し、施設の職員や親に対し、障害の早期発見・早期対応のための助言などの支援を行う「巡回支援専門員整備事業」について、実施市町村の拡大を図ることとしている。
 2007(平成19)年12月に、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とする決議が国連で採択されたことを受け、厚生労働省・日本自閉症協会の主催により都内でシンポジウムを開催するなど、自閉症をはじめとする発達障害に関する正しい知識の浸透を図っている。全国各地においても、「世界自閉症啓発デー」や4月2日から8日までの「発達障害啓発週間」(関係団体等が提唱)において、様々な啓発活動が実施されている。


日本福祉教育専門学校 新入生の皆様へ 4月2日入学式 社会福祉士受験支援講座筆者 社会福祉士養成学科教員


日刊 社会福祉ニュース
重度障害者のグループホーム、重度障害児・者の放課後デイサービスを開設 札幌のNPO、手稲区に 家族の介護負担の軽減目指す
2015/03/28 16:00 【北海道新聞】

引用「札幌市のNPO法人「ツリーフィールド」が、食事や入浴、排せつに介助が必要な重度の心身障害者を受け入れる共同生活援助施設(グループホーム)「うらら」と、短期入所施設(ショートステイ)「のどか」を手稲区に開設した。市障がい福祉課によると、重い障害を持つ人を主な対象にうたうグループホームの開設は初めて。自宅で介護する保護者の負担を軽減するのが目的だ。障害者総合支援法に基づく施設だ。医療行為を必要としないものの、重度の肢体不自由、または重複障害がある18歳以上の男女が対象。また、小学生から高校生までの重度障害児・者が対象の放課後デイサービス「さん」(定員10人)も2階に併設される。
 同法人などによると、寄宿舎のある特別支援学校卒業後の重度障害者たちが自宅に戻ると、入浴や排せつなどで家族の負担が大きくなるため、医療機関や社会福祉法人などが運営する療養介護施設に入所するケースが多い。さらに近くの施設に空きがない場合は、遠方の施設に入所する例もある」。引用ここまで

徳島市の障害児入所施設 「未来」完成を祝う 2015/03/26 14:00 【徳島新聞】

引用「県社会福祉事業団が運営する障害児入所施設「未来」の竣工式が25日、徳島市であった。60人が入所できる。
 管理棟2階の多目的室(147平方メートル)は災害時、障害者や地域住民ら約30人を収容する避難所として活用される」。引用ここまで

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士相談援助入門講座6 社会福祉協議会コミュニティワーク、アウトリーチ、子どもシェルターとは

社会福祉士相談援助講座第13回 里親委託、児童相談所、子ども家庭支援とは 障害者就労支援農業

社会福祉士相談援助講座第14回 児童自立支援施設 国立武蔵野学院、児童養護施設とは 障害者演劇

社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労



<ブログ閲覧中の皆様へ>
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の現場報告 一般公開 卒業生、4月入学の学生、ブログ閲覧中の皆様
日時 2015年4月18日(土) 14:30から16:30(研究会の終了予定時刻)

会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)
 毎回さまざまなテーマで、本校卒業生の社会福祉士からの実践報告や、それぞれの経験からの知識を共有するディスカッションを行っています。当ブログ筆者(本校専任講師)等の教員も参加予定です。2015年3月の卒業生の方々や、この4月に入学の学生の皆さん、もちろん他の年次の卒業生、福祉職員の皆様も、是非ご参加ください。参加申し込みは不要です。

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース、通学)です。
 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255



<当ブログ筆者 最新>
『職業訓練生たち-1年目職員が感じた介護&ストレス』
「介護人材Q&A 2015年2月号」,産労総合研究所


f0206007_12191823.jpg

[PR]