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相談援助の基盤と専門職 前期第7回 講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者が、社会福祉士養成学科にて、2015年5月25日(月)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


2章 相談援助の定義と構成要素
2節 ソーシャルワークの構成要素 (4要素)続き
2 ニーズ テキストP39
事例:「望ましいニーズ」とは何か、誰にとって望ましいものなのか?
 福祉施設における課題。
・ニーズを巡って:専門職の価値、視点と「望ましい」ニーズを巡って。

・「承認のニーズ」は今日的な課題=他者から認められたい、ここにいても良いという存在の承認、出来ること、能力や才能の承認である。
 他者から認められること、不安、自尊感情の危うさか。
承認の供給不足の社会のなかで=働くということ(顕在化した問題としてのやりがい搾取、ブラック企業)
拠り所と承認の機会を創るソーシャルワークへ。

・例えば、ケアの哲学と実践であるユマニチュードにおいても、
 ケアの対象を見ること、見つめ合うことは、承認に直結する。
 認知症の人の存在を認め尊重する、そこにいても良いことを認める=先ず、見ることから。

・喪失という避けられないプロセス。健康も周囲の人々も、家族も豊かさも、自らの生命も、すべてのものはやがて失うということ。人間の生きるプロセスの本質であるが、寄り添い、支えていくという、援助者の実践が求められている。


・ソーシャルワークの対象=何らかのニーズを持ち、その充足のために、支援を必要としている。
 つまり、個別のクライエントのニーズが、環境との関わりの中で、充足されていない。
・身体的、心理的、経済的、文化的、社会的なもの-ウェルビーイング、自己実現のために求める。
・基本的かつ物理的なものや、情緒的なもの 略

・ニーズ(ニード)needs(need)は、ニーズは,テキストP40表(山崎美貴子 ニーズ認識参照)など 略

・福祉ニーズは多様化し、ニーズは脆弱な生活基盤の上に存在している。 略

・ソーシャルワークは、クライエント重視(主導)の姿勢を原則とする。
 制度にクライエントを適応させるかのような「マネジメント」では本末転倒である。
 ソーシャルワークは、クライエントのニーズ主体の実践である。
・事業の利用者全体の理解。集団としてのニーズとは。何を求めているのか。


・クライエントのニーズと、その充足のための社会資源の活用が、ソーシャルワークの重要な課題の一つである。

*解説:ニーズneeds
 ニード(need)、要援護状態。ニーズ(ニード)の定義については,三浦文夫の 略

・全人的視点を基盤に、岡村重夫は人々が社会生活を営む上での基本的要求を七つに整理した。
①経済的安定の要求
②職業の機会の確保
③健康の維持
④社会的協働への要求
⑤家族関係の安定
⑥教育機会の確保
⑦文化・娯楽に対する参加の要求

・ニーズ(ニード) needs(need)は、ニーズは,貨幣的と非貨幣的ニーズ、顕在的ニーズと潜在的ニーズ等。 略
・物質的ニーズ,情緒的ニーズなど。
・福祉ニーズの多様化に伴い,福祉ニーズの分類も多様なものがある。 略

*貨幣的ニーズと非貨幣的ニーズ
 三浦文夫によれば,貨幣的ニードとは,ニードそのものが経済的要件に規定され,貨幣的に測定され得るものであり,さらにそのニードの充足は主として金銭給付によって行われているというものである。

・ニードを充足するサービスについての情報が,利用対象者に十分に提供されないと,ニードが潜在化し,そのサービスの利用が進まないことがある。

・(地域における取り組みとして)アウトリーチ型のニーズキャッチが重要なので,地域住民座談会を企画・実施することもが必要である。(場合もある)

*マズローのヒューマン・ニーズの階層 
 マズローのニーズ(欲求)の階層とは、第1段階は生理的なニーズ、第2段階は安全と安定のニーズ、第3段階は所属と愛情のニーズ、第4段階は自尊のニーズ、第5段階は自己実現のニーズである。
・マズロー(Maslow,A.)は,基本的な欲求を優先度により5段階に階層づけた。

 生活困窮者支援において。人は「パン」のみで生きるのではないが、パンは、いのちのために必要不可欠なものである。先ずは空腹を満たすこと(生理的なニーズを充足する)が無ければ、その先の自立支援に進めないのではないだろうか。

*用語解説:自己実現 self-realization
 クルト・ゴールドシュタインが命名した。略

 社会福祉士、福祉施設職員の実践における自己実現。自他が全人的に成長できる仕事である。
 日々の実践のなかで、自らが援助者として利用者の人々の支えになっていることを実感する。
 また、人々と共に悩み、痛みや苦労を分かち合い、解決方法を共に考えていく。
 実践によってこそ、成長と共生、自己実現を援助者は手にすることが出来る。

*参考:緩和(ターミナル)ケア WHO

・1990年、世界保健機構(WHO)はがん医療における終末期医療を含む新しいケアの考え方を"緩和ケア(palliative care)"と呼ぶことを提言。、「緩和ケアとは、治癒を目指した治療が有効でなくなった患者に対する積極的な全人的ケアである。痛みやその他の症状のコントロール、精神的、社会的そしてスピリチュアル問題の解決が最も重要な課題となる。緩和ケアの目標は、患者とその家族にとってできる限り可能な最高のQOLを実現することである。末期だけでなく、もっと早い病期の患者に対しても治療と同時に適用すべきである」としている。

・「スピリチュアルなニーズ」は、人間にとって根源的なニーズとも言えるだろう。
 生きることに関わる根源的な問いかけ、痛みである。
 なぜ、自分だけこんな目にあうのか 
 こんなところは自分のいるべき場所ではない
 こんな目にあうための自分はうまれてきたのではない
 生きる意味はあるのか
 そして、なぜ生き続けなければならないのか


3 ソーシャルワーカー テキストP33
*ソーシャルワーカーとは

 現在進行形、進化、成長する専門職である。
 変化する社会への対応をやめるならば、専門職としての成長は止まってしまう。

*価値、知識、スキル
 価値は魂であり、知識と技術はその体である。

*ソーシャルワークの価値
 価値を巡って。バランスをとる、媒介・仲介者となる。
 専門職等としての価値、あるべき姿
 自らの価値
 組織の価値
 他の専門職の価値
 市民社会の価値

 正義-誰の側の正義か。


◎ブトゥリム(Butrym,Z.)は,人間の本質に内在する普遍的価値から引き出した「人間尊重」「人間の社会性」「人間の変化の可能性」を,社会福祉援助活動の価値前提とした。

 人間の価値は、生命は平等である。
 
 人間は1人では生きていけないークライエントの孤独、「誰も助けてくれない」という孤立感。
 人間は、変わることが出来るのか。
 人間は最後の瞬間まで、変わる可能性がある。
 諦めてしまったら、対人援助は出来ない。


<前回の練習問題キーワード>
エンパワメント
無力状態
マクロ
ミクロ
『黒人のエンパワメント』、「スティグマの対象となり、否定的な評価を受けてパワーが欠如した状態の人々」
ピア・カウンセリング
地域におけるケアマネジメント
アセスメント
生活の全体性

日刊 社会福祉施設ニュース 関連情報クリップ
ギャンブルやアルコール依存症からの回復 自助の輪つなぐ 北秋田に「考える会」発足へ
2015/05/20 11:57 【秋田魁新報】

引用「アルコールやギャンブルなどの依存症(アディクション)の克服に取り組む自助グループ「北秋田アディクション問題を考える会」が21日、秋田県北秋田市に発足する。メンバーは地元の福祉施設職員や民生委員ら。会合などを通して各種依存症に悩む患者や家族を支援する。
 「アディクション問題を考える会」は現在、秋田、大仙、鹿角、横手の県内4市にあり、各地で毎月1回、ミーティングを開催している。各種依存症に苦しむ患者や家族が悩みや体験を語り合い、依存症への理解を深める場となっている。
 北秋田市にもかつて、「断酒会」があったが、10年以上前から活動を休止。それ以来、依存症問題に取り組む自助グループ不在の状態が続いた」。引用ここまで

震災避難先で入居型障害者支援施設再建 福島県川内村の障害者ら入居
2015/05/20 22:44 【河北新報】

引用「原発事故で、福島県川内村から田村市に避難している障害者支援施設「あぶくま更生園」が市内に新築され、15日に内覧会が開かれた。入居型障害者支援施設が避難先の自治体で再建されるのは初めて。
 理学療法などを導入し長期間の避難生活で低下した体力の回復を図る。
 旧施設は1988年、県福祉事業協会が同村下川内地区に開設した。東日本大震災と原発事故で協会が運営する他の施設の入居者と、村の小学校に避難した。その後、環境の変化に戸惑った障害者と他の被災者との間で摩擦が生じ、障害者約280人は田村市を経由し、千葉県への移動を余儀なくされた。12年2月に田村市の障害者専用の仮設住宅に入居し、22~67歳の男女46人が利用している。
 協会の山田壮一郎理事長は落成式で「仮設住宅では入居者の健康管理に問題があった。生活環境が整った施設ができたので、震災前の姿に戻るため職員が一丸となって前進したい」と述べた。

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


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現代社会と福祉 練習問題基礎 恤救規則、生活扶助、勤労控除とは 子どもワクチン適正価格要請A FAIR SHOT

相談援助の理論第3回講義レジュメ 貧困とMSW、倫理的ジレンマとは 生活困窮相談支援員研修、社会的起業支援

講義レジュメ ソーシャルワーク定義、家族問題 自己覚知、職場のメンタルヘルス不調 相談援助の基盤第6回

講義レジュメ 教育と福祉、識字能力、ストレングスによる生き方支援、虐待の回復とは 相談援助基盤第6回

講義レジュメ 教育と福祉、識字能力、ストレングスによる生き方支援、虐待の回復とは 相談援助基盤第6回



当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月

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相談援助の基盤と専門職 前期第6回 講義レジュメ概要 後半
 当ブログ筆者が、社会福祉士養成学科にて、5月18日(金)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


教育と社会福祉 事例から学ぶ、読み書きが出来ないということ(識字能力が無い)
・ブログ筆者の実践事例 寿町の簡易宿泊所居住者のグループワーク、精神科デイケアから 授業にて解説
 義務教育を受ける機会が無く、文字の読み書きが出来ない利用者は、寿町の簡易宿泊所に居住する障害者や高齢者にも、ホームレス等の生活困窮者や生活保護受給者にも存在する。遠い国の話ではない。
 なぜ、識字能力が無いのか。生まれ育った家庭の生活困窮、家族関係の不安定、子ども・少年時代の問題行動(非行)、不登校、いじめ等、複数の生活問題が重複し、教育を受ける機会を失ってきたからだ。
 読み書きが出来ないことは、情報へのアクセスのハンディキャップ、記録を残す手段も無いことから、就労においても不利を強いられ、日常生活においても、様々な不自由と自らの権利を護ることが困難になる。また、単に生活上の困難のみならず、自らの意志を伝える手段、想いを表現し、他者と関わり、生きる力を制限される、全人的なハンディキャップとも言えるだろう。
 文字を読み、書き記すことは、人が生きていく力と勇気に直結する。自らを解放していく起点となる。人間の擁護、尊厳と生活、権利を護るソーシャルワークが必要とされている。その根源には、痛みに寄り添い、人間を支える実践がある。
 人々が生きた歴史からは、多くの学ぶべき事柄がある。文字に記され、表現されることを願いたい。
 従来、公立夜間中学校等によって、教育と支援が行われてきた。スクールソーシャルワーカーである社会福祉士が、連携の要となって、総合的な教育支援が求められていると考えられる。
 新たな生活困窮者自立支援制度における、困窮家庭の子どもの学習支援事業は、社会福祉士等による展開が期待される。 


2章 相談援助の定義と構成要素
2節 ソーシャルワークの構成要素 (4要素)
1 クライエントシステム テキストP29
・ソーシャルワーク実践における対象理解の意味とは
*様々ないろいろな問題を抱えた人がクライエント-その問題とは、社会で生きていく上での生きづらさであり、特別なものではない。
 例えば、メンタルヘルスやハンディキャップに関連する事柄、摂食障害、引きこもり、不登校、社会参加、学校や職場のいじめ、家族問題、DVドメスティックバイオレンス、子ども虐待、がんや難病の告知に関わる困難などである。
 家族の介護や子育ての困り事等の、普遍的な問題もある。
 クライエントとは、特別な問題を持つ人でもなければ、特別な人達でもない。

・これらの生活問題、どの程度の困難、ストレスに対処できるのかは個人差がある
 特に子育てには、「当たり前のこと、普通は出来る」と社会で言われていても、なかには対処できない人たちもいる。
 子育て支援のニーズがあり、事業が必用とされている。

*相談援助における対等
・相談におけるクライエントと援助者との関わりの根源的な課題。聴取される生活歴、援助者とは「対等」な関係なのか。
 援助と引き換えに聞き取りが行われているという側面がある。

*クライエントの「分からなさ」からはじまる
・困難、文化、階層、生き方等、様々な違いもあるなかで、相談対象の「理解」は可能なのか。
 無際限性とも言えるもの、クライエントへの根源的な「わからなさ」が残る。
 面接においてクライエントには分からなさの引き出しがあることを忘れず、「分かったつもり」にならないことが、相談の鉄則と言えよう。
 「わかる」のドイツ語の語源には、「馴染む」という要素が含まれている。分からなさがあっても、近づき、親しく関わることを諦めない。
 クライエントには「誰にも分からない」と絶望している問題、恥の感情があり、同時に「分かってほしい」という痛切な願いがあるから、来談している。
 ワーカーとは様々な違いがあるクライエントの理解からはじまる関わり、支援の技術なのである。

*病気だけを診て、患者を見ない診察は受けたいか。
・相談援助とは、問題を解決(ニーズを充足)するのではない。
 問題(ニーズ)を抱える人を支援する。
 トラブル、ストレスは無くせないが、それに対処し、適応して生きることの支援は出来る。加えて、資源、捉え方、意味付け、回復が課題である。


*クライエント(client)
 略
*クライエント・システム
・クライエントを取り巻く(周囲の)環境を含むシステムを指す。
・ソーシャルワーカーが援助の対象とするシステムのことである。
 具体的には、社会福祉サービスを既に利用しているか、サービスを必要とし、問題解決に取り組もうとしている個人や家族などから構成されているシステムを指す。

・クライエント個人と周囲との接点への働きかけ。
 クライエントにとって周囲の人達は、オアシスのように資源や支え合いがある環境か、針のむしろのような偏見がある場所、足の引っ張り合いによる呪縛か。
 例:多問題家族、障害者一家

 しかし、人間は、家族やコミュニティのなかで認め合い、尊重し、支え合って、喜怒哀楽を分かち合いながら共に生きることも出来る。
 その普遍的な価値を伝え、実行を支えることも、ソーシャルワークの働きの一つである。

*具体的な支援
 適応とコミュニケーションを高める働きかけ。面接やグループワークが有効である。
 具体的には、環境への認識と捉え方、リフレーミングが支援の課題となる。


◎補足
 ピンカス(Pincus, A.)とミナハン(Minahan, A.)は,ソーシャルワーク実践の構成要素を、クライエント・システム,ワーカー・システム,ターゲット・システム,アクション・システムとして整理した。 略

◎解説:生活の全体性  事例に関連
 略

*ホリスティックな視点-全人的な捉え方
 略 人間の生活と心理を全体として,包括的に捉える見方である。
 ホリス「全体関連的な状況のなかにある人」。

*クライエント、利用者などの呼び方
 恩恵を受ける者ではなく、権利として対等にサービスを利用している。 略

*参考:サバイバー
 生き延びた者(suivivor)」が、もともとの意味。虐待や犯罪被害など、さまざまな原因から生じた傷を負っても、生き抜く人のこと。様々な考え方があるが、被害者(victim)から、サバイバー(suivivor)となることが回復の途とされている。

*ストレングスによる生き方へ
 暴力、家族問題、虐待、生活困窮、中途障害等を生き抜いたことだけで、価値が、強さある。その人自身の力であり、回復への原動力である。相談援助において、クライエントに気づきと視点と生き方の転換を働きかける。それは、ミクロとマクロの変化の源泉である。
 それは、援助者が、治癒や指導をするという姿勢を転換し、クライエント自身の困難への意味づけを支えるあり方。
 患者が自分の痛み、悲しみを乗り越え、回復に歩き出すことの支援である。

・経験が無いだろうか。
 他者から自分の価値が認められない理不尽な経験-存在や力の否定は、力、気力、可能性を奪う。
 先ず、クライエントに、その人だけの強さ、尊さを伝えることからはじまる。
 人間の内なる光、潜在能力・才能の肯定である。
 先ずはワーカーが認め、クライエントがそのかけがえのない誇りを取り戻し、社会も気づき、認めること。

*補足:ストレングス視点とエンパワメント・アプローチ
 ストレングスとは,人が上手だと思うもの,生得的な才能,獲得した能力,スキルなど,潜在的能力のようなものを意味する。
 ストレングス視点とは,援助者がクライエントの病理・欠陥に焦点を当てるのではなく,上手さ,豊かさ,強さ,たくましさ,資源などのストレングスに焦点を当てることを強調する視点であり,援助観である。肯定的な心理状況等(自信、意欲、抱負、希望など)でもある。

 自らと潜在能力を見つめなおす-援助者も
 自分の強みが何であるかを知って、それを生かすようにすること。
 そして、自分の強みを知るだけでなく、それを生活に生かす努力が必要である。
 具体的には、面接における支持、肯定を行なう「~さんなら出来ますよ」。強さを承認し、称賛、肯定する。
 他者からの評価ではなく他人と自分を比較しないことが要となる。

・クライエント自身が、自分の長所に注目し、自らの強みを自覚することから、変化ははじまる。
⇒それを支え潜在能力を促進するストレングスによる実践。
 
・ここでのエンパワメントとは、クライエントに外部から援助や指導を注入するのではなく、内なる力、意欲、解決策を引き出し、促進する、強化する。
 クライエント自身が、困難の意味づけをするように促す問いかけが有効となる。

*ストレングスを活用した実践-クライエントとのパートナーシップ、動機付けを高める。
 生活の質を高めることの強調。
・人は環境から多大な影響を受けるが、環境を変えていく力(潜在能力)、可能性を持つ。


日刊 社会福祉施設ニュース 関連情報クリップ
薬物依存症の治療 危険ドラッグ使用最多34%、過去1年に 
2015/05/07 18:07 【共同通信】

引用「全国の医療機関で治療を受けた薬物乱用患者の34%が過去1年間に主に危険ドラッグを使用し、覚せい剤など他の薬物を上回って最多を占めたとの調査結果を厚生労働省研究班が7日までにまとめた。厚労省は、危険ドラッグ販売の取り締まりを強化しているが、専門家は治療体制の整備も必要と指摘している。
 研究班は全国の精神科病床がある医療機関1598施設に昨年8月、協力を要請、同9~10月に薬物依存症などで治療を受けた患者の有無や使用薬物の種類などを調べた。200以上の施設から1579人分の患者データが集まった」。引用ここまで

災害時の障害者や高齢者の福祉避難所 指定に地域差 国のガイドラインでは小学校区に1カ所程度
2015/05/20 14:53 【徳島新聞】

引用「災害時に介助が必要な高齢者や障害者らを受け入れる「福祉避難所」に指定された徳島県内の施設数は142(4月1日時点)で前年同期から33増えたものの、依然、国の目安の78%にとどまっていることが県のまとめで分かった。目安の半分にも達していない市町がある一方、2倍前後指定している自治体もあり、地域差が目立つ。 
 福祉避難所は市町村が指定し、一般の避難所では生活が困難な高齢者、障害者、妊婦らを受け入れる。国のガイドラインでは小学校区に1カ所程度あることが望ましいとされており、県内では182カ所が必要になる。
 県地域福祉課によると、目安に達しているのは阿南、牟岐など10市町村。一方、徳島、鳴門など14市町は目安に届いていない。徳島市は3年前から新たな指定がなく、担当者は「高齢者施設に協力を求めているが、それだけでは難しい」と漏らす。
 福祉避難所には対応できる人員や介護用品などの備蓄が必要で、耐震化やバリアフリー化も求められる。そのため、高齢者施設や障害者施設といった民間の福祉施設が多く指定されている。
 しかし、そうした施設には既に入所者や利用者がおり、受け入れられるのは職員やスペースに余裕がある施設に限られる。県西部のように福祉施設自体が少ない地域もあり、災害弱者のための環境整備は思うように進んでいない」。引用ここまで

「健康マイレージ」スタート ロコモティブシンドローム予防、運動記録で景品プレゼント ロコモ予防体操等
2015/05/22 11:10 【福島民友新聞】

引用「ロコモティブシンドローム(ロコモ)予防を目的とした郡山市健康振興財団の「まるごと健康マイレージ・ロコモ編」は21日スタートした。2016(平成28)年2月18日までの期間中、自宅などで実践した運動を記録してポイントをためると景品がプレゼントされる。
 健康マイレージは、ロコモ予防体操などの運動を行うことでポイントがたまる仕組み。郡山ブランド野菜や磐梯熱海温泉の旅館で使える共通利用券を贈る。
 同財団によると、ロコモは筋肉や骨などの運動器の障害で歩行や日常生活に支障がある状態。要介護やその危険性が高くなるという」。引用ここまで

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
 中央法規出版 2015年5月10日発行

 450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。 中央法規出版


社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

地域福祉の理論と方法 練習問題 企業の社会貢献、マッチングギフトとは 30代女性の自殺、自立援助ホーム

相談援助の理論第3回講義レジュメ 貧困とMSW、倫理的ジレンマとは 生活困窮相談支援員研修、社会的起業支援


相談援助の理論第4回講義レジュメ前半 ソーシャルワーク面接 実践知、権限の委任とは 自立援助ホーム開設


講義レジュメ ソーシャルワーク定義、家族問題 自己覚知、職場のメンタルヘルス不調 相談援助の基盤第6回



 当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月

 

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<児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 練習問題・初級>
<社会福祉士国家試験専門科目 基礎>
<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題 入門編>


問題1 次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,適切なものを一つ選びなさい

 昭和初期には,世界大恐慌,東北,北海道の大凶作の後を受けて多くの社会問題が発生した。親子心中だけでも,大正14年から昭和2年まで311件もあり,実子殺し,貰い子殺し,農村子女の身売り等の悲惨な状況の中で欠食児童は20万を超えていた。
 こういった状況に対処すべく,昭和4年「 A」 が制定され,生活扶助,……(中略)……助産等が実施され,貧児の施設収容も行われた。昭和8年には児童虐待防止法,「 B」 が制定され,幼少年の虐待防止を図るとともに,多年の懸案であった要教護児の早期発見に資することとなった。また母子心中,欠食児童の増加等にかんがみ,昭和12年には12歳未満の子を有する貧困母子家庭救済のために,「 C 」が生まれた。(厚生省児童家庭局編『児童福祉三十年の歩み(抜粋)』昭和53年)
   A     B       C
1 恤救規則--感化法----母子保護法
2 救護法---少年教護法--母子保護法
3 救護法---感化法----母子保護法
4 救護法---少年教護法--母子福祉法
5 恤救規則--少年教護法--母子福祉法

心理学理論と心理的支援(心理学)練習問題 初級
*社会福祉士・精神保健福祉士共通科目 基礎
今年4月から学習をはじめた受講生向き練習問題 入門編


問題2 知能検査に関する次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい。

 ウェクスラー(Wechsler,D.)の知能検査は,知能の内容を言語性と「 A 」とに分け,それぞれを6つの下位尺度で構成し,測定するものである。また,児童用以外にも,「 B 」用のWPPSIや青年から高齢者までを対象とする「 C 」を開発するなど,適用範囲が広いこと,偏差値で表され,集団の中での位置が分かりやすいことなどが特徴として挙げられる。
   A    B      C
1 数理性--障害児---WISC-R
2 数理性--青年前期--WAIS-R
3 動作性--低年齢児--WAIS-R
4 動作性--青年前期--ITPA
5 芸術性--低年齢児--ITPA

日刊 社会福祉施設ニュース 関連情報クリップ
困窮と「孤食」の子、地域で包む「子ども食堂」 地域全体で見守るプロジェクト だんらんを体感できる場を 運営者募る
2015/05/20 12:50 【京都新聞】

引用「孤立する人たちを、福祉関係者の連携で支える「滋賀の縁(えにし)創造実践センター」は本年度、家庭の事情で「孤食」する子どもらを地域全体で見守るプロジェクト「淡海子ども食堂」をスタートさせる。各地の集会所などを借りて、住民と一緒に夕食を食べたり、遊んだりできる居場所をつくり、子どもにぬくもりを感じてもらう。初年度は滋賀県内14カ所での開催を目指し、運営団体を募るという。
 18歳未満の6人に1人が貧困状態とされ、満足に食事を取れていなかったり、親の仕事の事情で夕食を1人で食べる子どもが増加している現状を受け、同センターが対策を検討。「子どもがだんらんを体感できる場を、県全域に草の根のように広げたい」とプロジェクトチームを立ち上げた。
 構想では、各地の地域住民、学生ボランティアグループが運営主体となり、定期的に開催する。見守りの必要な児童や生徒に温かい食事を提供し、宿題の手伝いなども担う。会場は集会所や福祉施設、個人宅を想定。調理施設のある保育所も候補だが、使用の許可などで行政の協力も必要という。
 同センターの理事らが13日に県公館を訪れ、三日月大造知事に取り組みの背景や理念を説明した。三日月知事は「(今後策定する)人口ビジョンや総合戦略に盛り込めるよう検討したい」と応えた」。引用ここまで

子育て支援の拠点に 古堅「みらい児童館」 読谷村で初めて開所
2015/05/20 11:32 【琉球新報】

引用「村内では初めてとなる「みらい児童館」が村古堅に完成し、18日に開所式が開かれた。小学校と幼稚園が隣接しており、地域の児童福祉の拠点として、子育て支援や集いの広場などに活用される。
 開所式であいさつした石嶺伝実村長は「地域の子どもたちの安心安全な居場所として、愛され親しまれる施設となるよう子育て事業に取り組んでいきたい」と話した。
 同児童館には村放課後児童健全育成事業の南学童クラブも併設され、放課後の児童生徒を見守る」。引用ここまで

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
 中央法規出版 2015年5月10日発行

 450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。 中央法規出版


現代社会と福祉 練習問題基礎 恤救規則、生活扶助、勤労控除とは 子どもワクチン適正価格要請A FAIR SHOT

相談援助の理論第3回講義レジュメ 貧困とMSW、倫理的ジレンマとは 生活困窮相談支援員研修、社会的起業支援

講義レジュメ ソーシャルワーク定義、家族問題 自己覚知、職場のメンタルヘルス不調 相談援助の基盤第6回


講義レジュメ 教育と福祉、識字能力、ストレングスによる生き方支援、虐待の回復とは 相談援助基盤第6回



【当ブログ筆者の授業紹介 】『相談援助実習指導』の個別面談 社会福祉士養成学科
当ブログの授業見学会 6月 相談援助の基盤と専門職

6/1(月)・6/8(月)・6/15(月)・6/22(月)・6/29(月)いずれも13:00~14:30



当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中



*解答・解説:母子一体の原理、少年教護法、救護法、感化法、小河滋次郎、留岡幸助、感化院とは
知能検査、ウェクスラー式知能検査法、ビネー式とは 下記をクリック


More*解答と解説:知能検査、ウェクスラー式知能検査法とは  →→→
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お知らせ 当ブログ筆者の出張講義 福祉施設職員サポーティブ研修 無料
 「東京都 登録講師派遣事業」研修申込受付締切は2015年5月20日

 当ブログ筆者が講師を務める、福祉施設職員を支援する研修プログラムです。福祉施設職員サポーティブ研修は、東京都による「事業所に対する育成支援事業 登録講師派遣事業」の一つとして実施しています。 
 下記は、筆者の担当講座一覧です。

「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号54
内容 福祉施設職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援、促進する研修プログラム。具体的には、下記のテーマを解説。
・福祉施設職員のストレスに対するセルフケアの促進
・実践ストレスのセルフケアのプロセス
・ストレスから復元する力=レジリエンス
・ストレッサーの自己分析
・福祉の職場の総合的ストレス・マネジメント
・ストレス場面への対処。リラクゼーションの方法
・援助者のエモーショナル・リテラシーの向上
・福祉施設職員の実務上の対策、専門職としての成長へ
・援助者のストレングスと自己への語りかけ-職員のメンタルヘルス
・実践ストレスを成長に繋げていくために。語り合いの力
・チームリーダーによる職場のファシリテーション 等

 ストレス・マネジメントは、リスク・マネジメントでもある。この研修の機会が媒介となって、各職員のストレス対処法とその力の共有を図り、職場のストレスケアを促進するプログラム。



「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号44
内容 貧困・生保受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
 具体的には、下記のテーマを解説
・社会的孤立を脱し、自立や就労の意欲の向上、生活の拡充を図る支援
・作業等のプログラムによる承認の機会の創出、利用者の自信の強化、自己表現の促進
・人間関係の向上、コミュニケーションの媒介、繋がりの構築、トラブルの解決
・アルコール依存症等、関連する問題
・グループにおいて進めるエンパワメント、主体的な参加
・相互援助の意識を高めるプログラム
・人間的成長を促進するプログラム、ポジティブな視点への転換
・危機の予防、金銭管理等の地域生活の支援
・利用者のセルフケアの向上、生き抜く技法と力の促進
・職員のチームアプローチ 等


「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号55
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。
 具体的には、下記のテーマに関して解説。
・福祉施設職員の職業倫理、社会福祉の価値
・利用者・家族との専門的援助関係、配慮のある挨拶と言葉づかい、コミュニケーション
・倫理的なリスクマネジメント
・虐待、権利侵害の予防
・福祉施設職員の使命、人間の尊厳、生き方、利用者の苦境・痛みの軽減、変化の可能性
・インフォームド・コンセント、自己決定の尊重
・ホリスティック・全人的な視野、利用者の多様性と個別性
・利用者の利益の最優先、利用者本位 等


「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号45
内容 障害者福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の基礎を解説。
*障害者福祉におけるグループワークの活用
・社会福祉施設の利用者を対象に、人間関係の調整や、コミュニケーション、生活意欲向上などのために展開される。リハビリテーションの一環。
*グループワークの概要
・グループによる意図的なプログラム活動やグループ内外の相互作用を活用して、個々のメンバーとグループの全人的な成長をめざし,個人,集団,社会のさまざまな問題への効果的な対応を支援する援助方法である。例:自他による受容、自尊感情の回復へ
*ワーカーとメンバー(参加者)の援助関係  相互作用の媒介者。
*メンバー間の相互作用。グループの治療教育的力。
*プログラム活動
3)プログラム材料、プログラムの例 
*プログラムの種類(例)
(1)レクリエーション活動
(2)社会参加活動、見学学習活動
(3)自立支援活動
(4)日常生活活動
4)プログラム計画の原則
*グループワークにおけるプログラムの意義 
①自由な自己表現の可能性
②集団を安定させる機能
③新たな集団過程を展開させる可能性
④グループの組織化
*グループワークのプロセス、進め方
 準備期、開始期、作業期、終結期
 グループの構成、リーダーシップ、波長合わせ
*グループワークの留意点

 上記は当ブログ筆者(講師番号2002)が担当する研修です。
 この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料

詳しくは下記をクリック
東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業

この研修事業の参加対象
 福祉・介護に関するサービスを提供し、次の要件のいずれかに該当する事業所
1 利用定員のある事業所
*施設サービスの事業所は定員110人以下
 例)特養、養護・軽費・有料老人ホーム、老健、小規模多機能型居宅介護、GH、施設入所支援
*在宅サービスの事業所は定員50人以下
 例)通所介護・リハビリ、ショートステイ、生活介護、就労継続支援

2 利用定員のない事業所
1サービス当たりの利用実人員(直近1カ月または直近3カ月平均)が110人以下
例)訪問介護、訪問看護

3 上記に定める他、東京都及び東京都社会福祉協議会が協議の上、特に支援が必要と認められる事業所


講師謝金・講師派遣

無料※ただし、資料印刷等の実費につきましてはご負担いただきます。

申込方法 所定の申込用紙に必要事項を記入の上、FAXでお申し込みください。
登録締切(第1期)平成27年5月20日(水)必着

【お問合せ先】東京都福祉人材センター研修室
電話 03-5800-3335

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相談援助の基盤と専門職 前期第6回 講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者が、5月18日(金)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>

・相談援助の概念及び技術の必要性と活用のあり方とは

*ソーシャルワークの諸定義 その他の主要なもの テキストP34
 苦境のなかにある人々への相談援助、グループワーク等のミクロレベルの援助と、その人々への理解と配慮を求め社会との媒介、働きかけを行なう社会福祉調査やソーシャルアクション等のマクロレベルの援助が、ソーシャルワークの使命である。
 ミクロもマクロも、苦境のなかにある人々と寄り添い、共にある専門職の姿勢が基盤となる。
 苦境とは、例えば、生老病死とも言えるだろうか。つまり、人間として避けることのできない、意のままにはならない、4種の苦悩、痛みである。生まれること、老いること、病気をすること、死ぬこと。これらの痛みに共感し、思いを分かち合うところから、支援の働きは出発する。
 一人の人間としての優しさ、種類と程度は異なっても自らの痛みの経験等が、その原動力の一つではないか。


・ソーシャルワークの定義も、社会情勢の影響から変遷がみられる。
 ソーシャルワークとは何か、社会福祉の事業は何をすべきかを、現場から常に問い直し続けていく必要がある。
 社会福祉サービスやソーシャルワークが、当事者にとって、真に役立つものか?このような問いかけである。
 フィードバックや、当事者からの投げかけが、組織と援助者個人を成長させる原動力の一つである。双方向の関わりの力、相互作用が基盤となる。
 支援とは何か、そのあり方への絶えざる問い直しが、援助者の姿勢と想い、援助者と利用者のコミュニティを成長させる。当事者からも学ぶという開かれた援助者の姿勢が求められている。
 あくまでも、社会福祉はクライエント中心、利用者主体のあり方が追求されている。施設や組織、制度が主体ではない。


*全米ソーシャルワーカー協会の1958年の定義(要旨)
・ソーシャルワークは、価値、目的、サンクション、知識、方法の諸要素から構成される。その全体がソーシャルワーク実践である。

*全米ソーシャルワーカー協会の1973年の定義(要旨)
・個人・グループ・コミュニティーの社会的機能の強化、回復のための、好ましい条件の創造を援助する専門職の活動である。
 具体的には、①社会資源を獲得、②相談(カウンセリング)、③コミュニティワーク、④政策立案への参加

*全米ソーシャルワーカー協会の「ソーシャルワーク辞典」(要旨)

 人々の心理社会的機能の向上と、福利の増進のための社会改革に寄与する応用科学である。

<用語解説>
*解説:全米ソーシャルワーカー協会 NASW  National Association of Social Workers

 協会は,「ソーシャルワーク専門職の基準の創造と維持」,「堅実な社会的政策の提言」等を目標に掲げている。
 略

*日本学術会議、社会福祉・社会保障研究連絡委員会報告の定義(要旨)

 生活問題の解決・緩和し、QOLを支援、ウェルビーイングの増進を目指す社会福祉援助である。

・総じて、ソーシャルワークとは、個人と社会の双方に働きかけ、個人と社会を改善するための実践、活動である。

*国際ソーシャルワーカー連盟の「ソーシャルワークの定義」

 「ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワメントと解放を促していく。ソーシャルワークは、人間の行動と社会のシステムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である」。

・解説
 人間の福利(ウェルビーイング)と社会の変革を進め,人びとのエンパワメントと解放を促していくことが,国際ソーシャルワーカー連盟の「ソーシャルワークの定義」(2000年)で唱えられている。 
 ソーシャルワーク専門職の使命は、すべての人びとが、彼らのもつ可能性を十分に発展させ、その生活を豊かなものにし、かつ、機能不全を防ぐことができるようにすることである。
 専門職としてのソーシャルワークが、焦点を置くのは、問題解決と変革である。従ってこの意味で、ソーシャルワーカーは、社会においての、かつ、ソーシャルワーカーが支援する個人、家族、コニュニティの人びとの生活にとっての、変革をもたらす仲介者である。
 ソーシャルワークとは、価値、理論、および実践が相互に関連しあうシステムなのである。

<補足>
・特徴:人間関係における問題解決を図る
・人間関係上の問題解決(家族と社会)と、そのためのエンパワメントの視点の必要性。
・社会的孤立(人間関係の貧困)。脆弱性。
 昨今、社会の各領域、様々な職業でコミュニケーション能力が求められている-トラブル回避型の表層的コミュニケーション「コミュ力があれば上手くいく」が求められる社会。一般の雑誌等でも、特集記事として頻回に取り組まれ、社会のなかで関心を集めている。

・事例:人間関係の困難の解決に向けて-具体的には、面接の継続や、グループワークで、新たな経験等を提供する。
 人間にとって、関係の重要性-孤立しているからコミュニケーションが必要というような、表層的のみのものではない。
 ソーシャルワークの相談援助においては、クライエントに感情の表現を促し、感情を隠したり、見せかけで逃げるのではない、真の関わり、密接で直接的な関係を構築する。関わりの力が、変化をもたらす。
 ソーシャルワークは、クライエントにとって、その専門的援助関係によって、コミュニケーション能力や社会的スキルを身につける新たな経験、全人的な成長の機会となる。援助者にとっても、それは同様であり、成長の双方向性と言えよう。
 ソーシャルワークのもたらすものは、真の人間関係、クライエントとのコミュニケーション、人格的交流である。

・例:家族における人間関係の問題解決を図る
 家族の多様な問題(ルール、役割、コミュニケーション、虐待、貧困、過去、未来等)の解決・緩和を図る。
 家族問題は、昔も今もソーシャルワークの重要なテーマである。
 児童虐待、DV、高齢者虐待等の顕在化した問題もある。

*家族システム理論  
 家族システムの理論は,症状や問題を持った人に対処する場合,家族成員は相互に関連しあっていて切り離しては理解できないという視点に立つ。したがって,家族は単に問題解決の協力者ではなく,問題を持っていないと思われる家族成員も含めて対象となる。
 円環的因果関係 略
 事例

*家族関係の自己覚知
 家族での経験-良いもの、そうではないもの。
 事例の家族を捉えるとき、誰の立場に共感、感情移入しているのか?専門職としての共感。
 児童福祉、特に虐待への対応において、的確な家族の分離、被害児童の保護、新たな生活の場、場合によっては家族の再統合と再生、家族関係の調整が求められる場合もある。
 援助者は、自己の過去の感情に振り回されてはいけない。
転移
逆転移


*例:利用している機関における人間関係の問題解決を図る
 関係者と対象者との相互理解を、集団の相互扶助を促進する。
 調整の必要性。
 施設、病院にもいじめはある。援助者による介入。
 施設症、ホスピタリズムとは。

*地域における人間関係の問題解決を図る
 排除、葛藤・摩擦(コンフリクト)の仲介(媒介)者となり、調和を図る。
・地域への働きかけー共生、ノーマライゼーション、相互扶助、共同等の価値を伝えていく。
 手を差し伸べ合う共同体としての共に生きるコミュニティを目指して、違いを超えて多様性を認め合う。

*総括
・総じて、ソーシャルワークとは、個人と社会の双方に働きかけ、個人と社会を改善するための実践、活動である。


<レジュメ続く>

日刊 社会福祉施設ニュース 関連情報クリップ
メンタル不調による退職者、県内企業の約半数で 職場のコミュニケーション機会減少、メンタルヘルス対策スタッフ不在等が課題
2015/04/26 11:26 【沖縄タイムス】

 うつ病などのメンタルヘルス不調者が出たり、それが原因で退職した人がいた企業がそれぞれ半数近くに上ったことが分かった沖縄労働局のメンタルヘルス対策アンケート(3月28日付社会面)。背景にある職場環境として「職場に人を育てる余裕がなくなっている」「職場でのコミュニケーション機会が減少している」などの意見が上がった。専門家は、多様な働き方に合った評価システムや、労働者同士が互いの価値観を認め合う環境づくりが必要だと指摘する。
 アンケートは沖縄労働局が10人以上の事業所を対象に昨年末に実施し、ことし集計したもので、メンタル不調者の有無や復職状況、対策や職場環境について調べた。メンタル不調者がいる(いた)と答えた事業所が47%、最終的に退職したケースが43%に上ったことが分かった。
 職場環境の調査では「職場に人を育てる余裕がなくなってきている」(35%)、「職場でのコミュニケーション機会の減少」(29%)、「管理職の目が一人一人に届きにくくなっている」(28%)などの回答が上位を占めた。
 また、メンタルヘルス対策に取り組む上で困っていることとして、「対応できるスタッフがいない」(37%)、「本人のケア(自身の気づきや対処法)の進め方が分からない」(29%)、「事業所としてどうしたらよいか分からない」(27%)など情報・知識、マンパワー不足を感じている傾向がみられた」。引用ここまで

沖縄の職場5割でメンタル不調者 4割が退職 メンタルヘルス対策に取り組む事業所57%、教育研修等
2015年3月28日【沖縄タイムス】

引用「メンタル不調者のうち、31%が休職をへて復職していたが、休職せず退職したり、復職したものの結果的に退職したりしたケースが43%に上った。
 休職できる上限が「3カ月未満」と短い事業所では退職したケースが58%と多く、「6カ月~1年未満」では33%と少なかった。
 メンタル不調者の50%が「役職なし」で、次いで中間管理職の「係長クラス」(19%)だった。メンタル不調者を最初に把握したのは「上司など管理職」が45%で半数を占めた。
 メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は57%。管理職や労働者への教育研修や情報提供が主だった。対策に取り組むきっかけは「不調者が出た」「不調者が出るリスクを感じる」と必要に迫られたケースが6割超に上った」。引用ここまで

フードバンク普及へPR 福祉施設に食品・日用品無償提供、企業の社会貢献、協力100社目標 コープ東北
2015/05/12 11:28 【河北新報】

引用「コープ東北サンネット事業連合(仙台市)は、宮城県を中心に福祉施設などに食品や日用品を無償提供する「コープフードバンク」事業の普及拡大に取り組んでいる。提供先は増えたものの、物資を寄贈する企業数は目標に届いていない。食品の無駄を減らし、社会貢献や処分費用の削減につながる利点を訴え、協力企業を増やしたい考えだ。
 宮城県富谷町にあるフードバンク専用の倉庫には、菓子や缶詰、カップ麺など日持ちがする食品、トイレットペーパーなどの生活雑貨が並ぶ。商品を入れる段ボール箱がつぶれて販売ルートに乗らないものや、賞味期限が近づいて販売が難しくなった商品など、事業者から無償で譲り受けたものばかりだ。
 仙台市内のある福祉関係法人は月1回、菓子、トイレットペーパーなどの提供を受ける。法人担当者は「毎日使う物もあり、本当に助かる」と話す。その代わり、利用者が倉庫で仕分け作業を手伝う。
 フードバンクの提供先は社会福祉協議会、生活困窮者の支援団体、児童養護施設など。活動が始まった12年度の提供先数は99だったが、14年度は143に増えた。このうち福島は21、山形は2で、コープふくしま(福島市)、生協共立社(鶴岡市)と協力している。食品などを寄贈する協力企業も33から59に増えたが、目標の100社に達していない」。引用ここまで

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
 中央法規出版 2015年5月10日発行

 450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。 中央法規出版


社会福祉士 相談講座第15回 アスペルガー症候群、大人のADHDとは ニートのコミュニケーション能力と就労

地域福祉の理論と方法 練習問題 企業の社会貢献、マッチングギフトとは 30代女性の自殺、自立援助ホーム

相談援助の理論第3回講義レジュメ 貧困とMSW、倫理的ジレンマとは 生活困窮相談支援員研修、社会的起業支援


相談援助の理論第4回講義レジュメ前半 ソーシャルワーク面接 実践知、権限の委任とは 自立援助ホーム開設



福祉施設職員 ストレスケア サポーティブ研修、生活困窮者グループワーク講座 当ブログ筆者の研修 講師派遣
 当ブログ筆者が講師を務める、福祉施設職員を支援する研修プログラムです。東京都の「事業所に対する育成支援事業 登録講師派遣事業」の一つとして実施しています。講師謝金・講師派遣 無料。研修申込受付締切は2015年5月20日 



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相談援助の専門職、社会福祉士の仕事 説明会と進路相談 貧困、生活困窮者支援の実際編 参加無料 一般公開 電話:0120-166-255
2015年5/14(木)18時から19時半  会場 日本福祉教育専門学校 高田校舎 当ブログ筆者担当
ブログ閲覧中の皆様、進路選択中の皆様へ


相談援助の専門職である社会福祉士になるには 生活困窮者支援の実際編
 社会福祉士の、子どもの貧困や生活困窮者を支援する相談やグループワークについて、 貧困問題に20年間、取り組み続けている当ブログ筆者(本校社会福祉士養成学科 専任教員)が、詳しくお話します。ご質問、ご相談も歓迎です。
 
 近年、生活困窮・貧困問題のなかでも、子どもの貧困と多問題家族、引きこもりの若者、依存症を含むメンタルヘルス、社会的孤立、生活保護受給者の自立支援等の関連する多様な課題が注目されています。
 また、生活困窮者自立支援制度による自立相談支援事業や困窮世帯の子どもの学習支援等、行政による新たな支援事業も開始されました。当学科の卒業生のなかにも、これらの相談事業を担い、自立と社会参加に向けた支援、生活や就労の意欲の向上、生活や家計管理の助言、繋がりの構築、福祉制度の活用とプラン作成等を通じて、生活問題の解決とメンタルヘルスを支援しています。
 今回の説明会では、人々のライフと心を支える相談の専門職である社会福祉士の仕事のなかでも、主に生活に困窮する子ども、若者、女性、障害者、高齢者の生活と心の問題の相談、グループワーク等の実際とその課題、社会福祉士に求められている役割等について、事例も用いながら解説します。
 
 また参加者の方々の進路や資格、就職等のご質問、ご相談も歓迎です。
 社会福祉士は、医療機関の相談室や子ども家庭福祉、コミュニティ、高齢者、障害者福祉、貧困や生活困窮者支援等の相談援助専門職=ソーシャルワーカーの国家資格です。
 社会福祉士は、様々な生きづらさ、生活問題を持った人々を相談やグループワーク等によって支える、人間支援の専門職です。自分らしさと優しさを活かしながら働ける、職業として社会貢献を行う専門職でもあります。

 専門職キャリア構築のスタートをサポート=本校社会福祉士養成学科・養成科(通学1年制)
 1年間で国家資格を取得する、本校の通学課程は、専門職としての社会福祉士養成と、国家試験受験対策、就職をサポートします。福祉の仕事未経験の方、理系学部出身の方でも大丈夫です。

 テーマに関心をお持ちの皆様、お気軽にご参加ください。お待ちしています。

<内容予告 貧困、生活困窮者の相談援助の実際 社会福祉士の仕事>
・進路や転職、社会福祉士を目指すことを検討中の皆様へ。

・ブログ筆者の貧困・生活困窮者支援領域のソーシャルワーク実践
 筆者の、生活困窮者、生活保護受給者を対象としたソーシャルワーク実践-相談援助等の実際。
 事例も用いて解説。

・子どもの貧困、生活困窮の世代間連鎖等、貧困問題の実際。子どもの格差。
・雪だるま式の生活困窮化に対する社会福祉、ソーシャルワーク
・経済的困窮による心身の健康破壊、社会的孤立、コミュニケーション・繋がりの貧困、社会的排除とは。
・家族問題、虐待、暴力、ドメスティックバイオレンスDV被害。
・アルコール・薬物等の依存症問題、メンタルヘルス等の健康問題の重複
 貧困・生活困窮者と医療。
 
・貧困問題の緩和を目指して-生活困窮者の相談援助、グループワーク 社会福祉士
・サービスへのアクセス困難という課題
 社会的孤立、自尊感情のダメージ、心身の健康破壊からの回復を目指す相談援助


日時:2015年5月14日(木)18時から19時半
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます) 

<お問い合わせ・参加予約先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255
予約フォーム 日本福祉教育専門学校


<日本福祉教育専門学校 本校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、福祉のまちづくり、障害者、貧困・生活困窮者、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、コミュニティワーク等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中
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by yrx04167 | 2015-05-06 18:12
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 練習問題・初級
<社会福祉士国家試験専門科目>
<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題入門編。クイズ感覚でどうぞ>


問題1 次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい。

第二次世界大戦後,単に児童の保護者のみでなく,すべての国民が児童の健全育成に努めなければならないなどとした児童福祉法に次いで,児童についての新しい観念の確立を目指し,児童は「人として尊ばれる」「社会の一員として重んぜられる」 「よい環境の中で育てられる」と表現したのは「 A 」であった。
「 B 」は,家族が「児童の成長及び福祉のための自然な環境として,社会においてその責任を十分に引き受けることができるよう必要な保護及び援助を与えら れるベき」であるとし,父母に養育される権利や父母について知る権利など子どもと家族の重要性を再確認させた。
 さらに児童が意見を表明する権利,その意見を聴かれる権利等を初めて主張した。何よりも「児童の最善の利益」への考慮を,公私を問わず,大人による児童に関するあらゆる処遇の原則としたことが注目される。これは,先に同じ「児童の最善の利益」という語を用いて児童の権利に触れた「 C 」の考え方を継承,発展させたものであるといえる。

       A        B             C
1 児童の権利に関する条約--児童憲章-------児童権利宣言
2 児童の権利に関するジュネーブ宣言--児童権利宣言----児童憲章
3 児童憲章---児童の権利に関する条約--児童の権利に関するジュネーブ宣言
4 児童の権利に関する条約--児童権利宣言-------児童憲章
5 児童憲章---------児童の権利に関する条約--児童権利宣言


心理学理論と心理的支援 練習問題 初級
 社会福祉士・精神保健福祉士共通科目の基礎

<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題入門編。クイズ感覚でどうぞ>

問題2 記憶に関する次の文章の空欄A、B、Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい。

 記憶は、大別して<  A  >、短期記憶、長期記憶の3種類に分けられる。また、記憶の働きとしては、<  B  >、保持、再生又は想起、<  C  >などがある。

   A        B      C
1 感覚記憶 ―― 記銘 ―― 再認
2 瞬間記憶 ―― 痕跡 ―― 活動
3 永久記憶 ―― 記銘 ―― 再考
4 感覚記憶 ―― 作動 ―― 再考
5 永久記憶 ―― 痕跡 ―― 再認


低所得者に対する支援と生活保護制度 練習問題・初級
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
今年4月から学習を開始した受講生向き


問題3 次の記述の空欄AとBとCに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 生活保護法第8条において,保護は(  A  )の定める基準により測定した要保護者の(  B  )を基とし,そのうち,その者の金銭及び物品で満たすことのできない不足分を(  C  )程度において行うものとすると,基準及び程度の原則を示している。
<組み合わせ>
   A        B    C
1 社会保障審議会   要求  超える
2 国会        需要  超える
3 厚生労働大臣    需要  補う
4 厚生労働省     要求  補う
5 総理大臣      事情  補う

日刊 社会福祉ニュース 関連情報クリップ
アスペルガー症候群や自閉症児の発達支援 こども発達センター診療所オープン  下関市
2015/05/02 00:00 【山口新聞】

引用「言葉や運動発達の遅れ、かんしゃくがひどいといった子どもの発達に関するさまざまな診療を専門に行う「下関市こども発達センター診療所」が、同市に完成した。8日から、小児科と児童精神科の専門医師が診療を行う。
 市から指定管理を受けて同センターを運営する市社会福祉事業団が診療所を建設。診療は完全予約制。
 同センターは脳性まひやアスペルガー症候群、知的障害を伴わない自閉症児などへの支援を行っている。児童の発達支援や療育訓練などを行う公設の総合施設に医療機能を持った診療所が併設されるのは県内初で、医師の診察と療育を連動させることで、子どもの発達を幅広く支援できる」。引用ここまで

タウンモビリティ 障害者や高齢者の買い物支援NPO 買い物付き添い支援、高知市の商店街に拠点
2015/04/30 13:22 【高知新聞】

引用「障害のある人や高齢者に車いすを無料で貸し出すなどして買い物を楽しんでもらう「タウンモビリティ」の高知県内初の拠点施設が4月29日、高知市の京町商店街に開設された。高知市内での活動はこれまで月1回だったが、拠点施設の開設で週3日に。運営を担うNPO法人「福祉住環境ネットワークこうち」は、「買い物を諦めている人が一歩踏み出す手助けを広げたい」と意気込んでおり、30日から活動を始める。 「福祉住環境ネットワークこうち」は2013年から、高知市のアンテナショップで車いすの貸し出しや有料での付き添い支援を始めた。「平日も利用したい」との要望が出たことから、高知県と高知市の補助を受け、活動を拡大することにした。
 新たな拠点は、京町商店街の「タウンモビリティステーション ふくねこ」。スタッフやボランティアが待機する。車いす、シルバーカー、ベビーカーを貸し出すほか、付き添い支援、車いすで利用できるトイレや店舗の紹介を行う。童謡や手話教室などの交流イベントも企画する」。引用ここまで

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