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社会福祉士受験対策web夏期講習 相談援助の理論と方法編 第3回
課題中心アプローチ
*課題中心アプローチの概要

・クライエントの訴える具体的な生活問題を中心に,クライエントとともに課題を設定,遂行する。
 具体的な作業計画の策定、実行、評価を通じて、短期間内で問題の解決を図る。

・このアプローチは,援助の枠組を提供するものでもあり,ソーシャルワークの重要なアプローチとして広く認知され応用されている。

1 起源と基盤理論 
・1970年代、リードとエプスタインにより理論構築された。
 心理社会的アプローチや問題解決アプローチ、行動変容アプローチから影響を受けた、折衷的なアプローチであり、各アプローチの基盤となる理論を摂取している。
・効果測定に基づく実証主義的な手法で「課題中心アプローチ」を開発した。

<課題中心アプローチの特徴>
・クライエントとともに課題を明確にし,計画的かつ短期に援助する方法である。

・最大の特徴は、短期処遇を明確に示していることにある。短期間の計画的な実践を志向し、プラグマティズムの影響を受 けている。プラグマティズムとは、「実用主義」と訳される。

3 適用対象・適用課題
・限定された期間において、クライエント自身が認識し、解決できる可能性がある具体的な生活諸課題が対象である。分野・領域は柔軟性をもって適用が可能とされる。

<課題中心アプローチの対象問題、問題選択>
*第1の問題-対人関係の葛藤
・人と人との交わり(相互作用)のなかで生ずる摩擦であり,家族関係の問題。

*第2の問題-社会関係上の不満
 関係における孤独、他人への過度の依存、積極性の欠如等、他者との付き合いのなかでの不満。

*第3の問題-組織体との問題
・福祉サービス機関や病院,学校などとの関わりのなかで生ずる葛藤。

*第4の問題-役割の遂行に伴う困難
・自分に課せられた社会的役割を遂行することに困難を感じる場合等である。

*第5の問題-社会的過渡期の問題
・社会的状況が変化することによって生ずるものであり、適応上の困難などがある。

*第6の問題-反応性の情緒的苦悩
・特定の出来事がきっかけとなって生じる不安や抑うつ状態をいう。

*第7の問題-不十分な資源
・経済的な問題、住まい、医療など適切な資源が無いことの問題である。

4 支援焦点
・クライエント自身の段階的な問題解決行動により、問題解決と社会的機能を改善する。

5 支援展開
・課題中心アプローチの支援過程(3段階・4ステップ)
*第1ステップ-問題の明確化と選択

 クライエントの認識と解決可能な具体的問題を選択。
<補足>
 問題の内容を具体的に例をあげる。
 問題が生起する場所と,解決に役立つフォーマル・インフォーマル資源などを整理する

*第2ステップ-契約
 目標を設定し、面接の回数や頻度・期間を合意し、動機づけを高める。

*第3ステップ-課題遂行
 クライエントとの協働作業。行動療法的方法(ロールプレイ、シミュレーション等)を活用する。

・ワーカーとクライエントがこれらの点で合意に達し、課題スケジュールが明確に定まれば,ロールプレーや行動リハーサルといった方法を用いて行なわれる。
・リハーサルが成功すれば、実際の場面でクライエントによって課題が実行に移されることになる。

*第4ステップ-終結
・評価により、課題の修正や契約の更新を検討する。

・基本的に3~4か月間に、8~12回の面接を実施する。

<課題中心アプローチ 事例>
 障害児がいる家族への課題中心アプローチによる支援に関する次の事例
 T子(6歳・女児)は,高熱を出し,痙攣発作を起こした後,意識障害が生じた。入院中のT子について,担当医師から病院のソーシャルワーカーに依頼があった。
 T子は,結婚歴15年の父親(40歳),母親Mさん(38歳)と3人暮らしである。
 Mさんが病院の相談室に思い詰めたようにうつむきかげんで入室し,しばらく沈黙があり,「これまでずっと泣くのをこらえてきました」と,現在と将来の不安や看病疲れ,娘の元気なときの様子を泣きながら話し始めた。さらに続けてT子の今回の病気を機に家族問題が発生したこと,しばしばT子のことをめぐって夫と口論になっていることを話した。加えて夫の面会が減っているのは娘の状態を見るに忍びないのだと思うと夫へのいたわりを示しながらも,Mさんは家族問題をなんとか解決したいと言った。
 数回の面接を通して,Mさんは母親として,妻として努力している気持ちを整理でき,現状での取り組むべき具体的課題が明らかになった。
 その中で最も優先的に取り組む課題として「Mさんの看病疲れの軽減」を取り上げ,ソーシャルワーカーはMさんとともにこれを確認した。それに対する計画は①Mさんと週1回のサポート面接実施の取り決め,②病棟でのT子に対する看護体制の調整,③Mさんと病棟ボランティア活用についての合意形成である。
 その後も医療費の助成制度や社会資源の活用,また,T子とのかかわりや今後の療養先の計画などについて,Mさんや夫に個別面接を行い,彼らとともに取り組む課題を決定した。夫は,娘の病状を心配し,娘の顔を見るのがつらいことなどを話していたが,次第に心の整理ができたことでT子の世話をし始めた。
 在宅療養の準備のために医療担当スタッフが家族指導を行い,地域の関係機関との連携を図った。援助開始から2か月後,T子の病気は徐々に回復に向かい,それとともにMさん夫婦も精神的に安定してきた。近いうちに自宅退院となることが決まった。
(以上、社会福祉士試験問題の事例より)

2 課題中心アプローチを理解するためのキーワード
*課題

 クライエント自身によって着手される、一連の問題解決行動。

*計画的短期性
・課題を設定し、援助を計画的に実行する。

・取り組む問題を選び出す視点
①クライエントが認める問題を対象とする。
 クライエントが自ら「これが私の問題である」と認めた問題を優先的に処遇の対象とする。
②対象となる問題はクライエント自身の努力によって解決できうるもの。
 現実の場面でのクライエントの行動が重要と考える。現実の場面で,ワーカーの援助なしにクライエント自らが行動すること、自らが解決できなければならない。
③具体的な問題。

ブログ閲覧中の社会福祉士国家試験受験生の皆様へ
<当ブログ筆者の社会福祉士 国家試験対策講座 模擬試験+ポイント解説>
 日本福祉大学の社会福祉士受験対策講座
【社会福祉士養成校協会】全国統一模試+ポイント解説講座
講座は、東京会場と岡山会場をブログ筆者が担当
10月25日(日)東京会場
10月31日(土)岡山会場

お問い合わせは日本福祉大学名古屋オフィス 電話052-242-3069



貧困問題、生活困窮者対象のソーシャルワーク、社会福祉
 当ブログ筆者の論文
「簡易宿泊所街・横浜寿町における民間支援活動-歴史的経緯の概要-」

1.貧困・簡易宿泊所街「寿町」・「支援」
(1)はじめに-貧困のリバイバル-
 高度経済成長を経た日本社会は、「一億総中流」と言われた、多くの人々が、生活が更に豊かになっていくと実感できる状況を謳歌した。社会は、貧困を忘却し、もはや貧困は過去のものとなっていた。また、貧困の忘却の傾向は、社会福祉の領域においても、例外ではなかったと思われる。しかし、貧困は、顕在化していなかったに過ぎなかった。生活に困窮する人々は、ひっそりと、「豊かな社会」の周縁に追いやられていた。
 所謂「失われた10年」を経て、近年、貧困や格差の拡大は、社会問題化しつつある。書籍や新聞、テレビ番組等の各種メディアにおいても、様々な切り口で、関連したテーマが取り上げられている。それは甦った貧困、もしくは貧困のリバイバルとも言えるかもしれないが、誰も望まないものであろう。また、社会福祉領域においても、貧困の今日的な概念である「社会的排除」と、問題の緩和を図る「ソーシャル・インクルージョン」等が昨今、注目されている。
 しかし、現在のところ、社会的排除の緩和を目指し、ソーシャル・インクルージョンを具体化する、この領域における民間支援活動は広範なものとなっていないと思われる。貧困に対してのキャンペーンや、各種の調査等は行なわれているが、地域における新たな支援活動の拡大は、先駆的な実践が現れるに留まっている。
 貧困を巡るこれらの課題に対して、地域社会や民間支援活動は、如何に取り組むべきなのか。言うまでもなく、生活保護法による生存権・生活保障を中心とした、公的な支援施策が不可欠である。しかし、民間支援活動が果たすべき、固有の役割があると考えられる。
 戦後、貧困領域における民間支援活動は、簡易宿泊所街である、東京「山谷」 や、大阪「釜ヶ崎」 、横浜「寿町」と、「寄せ場」と呼称される日雇労働市場である名古屋「笹島」 等で行なわれてきた。
 本論文は、簡易宿泊所街・寿町における民間支援活動のあり方と、歴史的な経緯について、先行研究・文献・資料の調査から、その概要を述べる。寿町の民間支援活動は、子どもたちへの支援を発祥とし、セツルメント活動や医療支援、福祉施設開設等の経緯を経て、活動の内容と形態ともに多様化しつつ、現在に至っている。その歴史的経緯を概括し、今日の貧困領域におけるソーシャルワーク実践やボランティア活動を含めた支援への示唆を得ることを試みる。
 略
 本論文においては、寿町の民間支援活動の経緯を整理するために、時期を下記のように三期に区分する。
 第一期 民間支援活動の「開始・定着期」(1964年から1980年代前半まで)
 第二期 民間支援活動の「発展期」(1980年代後半から2000年まで)
 第三期 民間支援活動の「模索期」(2001年以降)
 略
 「寿町」地域は、横浜市中区の簡易宿泊所街である。この地域は、寿町2丁目の一部及び3丁目と4丁目、扇町3丁目の一部と4丁目、松影町3丁目と4丁目、三吉町の一部、長者町1丁目の一部を含む、簡易宿泊所の密集地域である。面積は、およそ0.06平方キロメートルである。
 「簡易宿泊所」とは、旅館業法における4種(ホテル、旅館、簡易宿所、下宿)の旅館営業許可業種のうちのひとつである。
 簡易宿泊所街は、「ドヤ街」とも言われているが、「ドヤ」は、宿の逆語であり、旅館やホテルと区別された、日雇労働者の簡易宿泊所を意味する。簡易宿泊所街は他に、東京(台東区・荒川区)の「山谷」や、大阪(西成区)「釜ヶ崎」が現存する。加えて、名古屋市(中村区)「笹島」、川崎、福岡等には日雇労働市場「寄せ場」が存在する。
 こうした地域はまた、「寄せ場」とも言う。寄せ場は、大都市内のドヤの密集地域に位置付く、日雇労働者の就労場所をいう。多くの場合、寄せ場は、周辺スラムとともに複合地域を形成する。寄せ場は、日雇労働者が集まる都市下層地域として、固有の社会と文化(生活様式)をもっているとも言われている。
 また、これらの地域においては、民間支援活動が行なわれている。何れの地域も、炊き出しと呼ばれる食の支援と、パトロール、もしくは夜回りという野宿の場への巡回による支援、医療支援という三大領域が共通している。各地域・領域の支援活動は、年末年始期の「越冬活動」等を連合して取り組み、他に日雇労働者の労働組合と連携すること等においても共通する。
 寿町も、簡易宿泊所街のひとつであり、2007年の時点では、120軒の簡易宿泊所が集中し、6301人が宿泊・居住している。このうち、3666人が60歳以上であり、4893人が生活保護の住宅扶助を受給している 。寿町に、かつての日雇労働者とその家族・子どもの街の面影は無く、現在は、高齢者等の生活保護受給者が集住する、簡易宿泊所街である。
 略
山谷とは、東京都台東区と荒川区にまたがる、簡易宿泊所街・寄せ場である。「泪橋交差点」を中心にした、簡易宿泊所が集中する地域である。
釜ヶ崎は、大阪市西成区萩之茶屋周辺の簡易宿泊所街・寄せ場である。1966年の「第五次釜ヶ崎暴動」以降は、行政や大阪府警により「あいりん地区」の呼称が用いられるようになった。
笹島とは、名古屋市中村区名駅南にある名古屋中公共職業安定所の周辺の寄せ場である。簡易宿泊所街は無く、日雇労働市場のみである。


*以上、当ブログ筆者の論文より抜粋
 「簡易宿泊所街・横浜寿町地域における民間支援活動-歴史的経緯の概要-」『研究紀要』第18巻第1号,
 学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校福祉文化研究所,2010年,単著

<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


「貧困問題と相談援助」 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

<関連資料 ブログ記事バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


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講義レジュメ ストレッサーのアセスメントとは 生活困窮者アルコール依存症者支援による援助者のストレス

福祉施設職員のメンタルヘルス支援研修 講義レジュメ 看取り介護、社会起業福祉分野、社会資源開発

福祉介護職の職場ストレス、人間関係 研修 心理社会的アプローチ、心理社会療法 社会福祉士受験夏期講習

講義レジュメ 生活困窮アセスメント、貧困生活スタイル、簡易宿泊所街とは 子どもの貧困学力と学習支援

現代社会と福祉練習問題 PFI、バウチャー、市場化テストとは 家庭訪問型子育て支援、発達障害児出張相談


お知らせ 当ブログ筆者の出張講義 福祉施設職員サポーティブ研修 無料
東京都の登録講師派遣事業<研修申込受付 平成27年9月23日まで>
「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号31
内容 福祉施設職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援する研修

「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号84
内容 貧困・生保受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説

「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号32
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

「グループワークの基礎」講座番号33
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の基礎を解説。

 上記は当ブログ筆者が担当する研修の一部です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料

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東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業
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2015年9/10(木)18時から19時半 社会福祉士への転職を検討中の社会人の方等におすすめ 正規職員の社会福祉士を目指す方のための社会福祉士入門講座と相談会 会場:高田馬場  電話0120-166-255 当ブログ筆者の説明会 一般公開、無料
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科(1年制通学)


<進路検討中の皆様、社会福祉士に関心をお持ちの皆様>
 安定した雇用で、自分らしく働くということが難しい現在。今まで、安心、充実感、自分らしさを持って働ける職場に出会ってきましたか?社会福祉士の仕事には、安定雇用と相談援助の専門性、人間と社会に貢献するやりがい等があります-児童福祉、医療ソーシャルワーク、コミュニティ福祉などの多様な分野で。
 今回は、社会福祉士で正規職員を目指す方のための社会福祉士入門講座です。社会福祉士の雇用や仕事の実際、他の業種からの転職事例、社会福祉士養成学科と養成科の就職の傾向等の説明会です。社会福祉士になって正規職員を目指しましょう。
 相談援助の専門職である社会福祉士の職域は、子どもから医療機関、生活困窮者支援、学校や教育支援まで年々拡大しています。社会福祉士の雇用と就職、仕事の実際について、社会福祉士養成学科学科長の当ブログ筆者(社会福祉士)がお話しします。社会福祉士として実践を20年程続けてきた筆者が、その経験、事例も踏まえて説明します。
 個別質問、相談も歓迎です。関心をお持ちの皆様、どなたでもご参加下さい。

社会人から相談援助の専門職である社会福祉士への転職 資格取得後の将来性
 相談援助の専門職=社会福祉士の国家試験の合格、資格取得は専門職としてのスタートラインです。
 当学科は、単なる資格スクールではありません-プロフェッショナルとしての実践力の養成に力を入れています。
 今回は、国家試験合格の先にある社会福祉士の就職先や仕事の実際、キャリアの成長など、社会福祉士の就職と仕事が分かる説明会です。卒業生の事例も挙げながら、社会福祉士の仕事と就職の実際を解説します。
 また、1年間で社会福祉士になることと就職を目指す当学科の就職の傾向と、本校の転職支援などについてお話しします。

 社会福祉士は、医療機関の相談室や子ども福祉、高齢者、コミュニティ、障害者の就労支援、貧困・低所得者支援等の相談援助の専門職=ソーシャルワーカーの国家資格です。
  社会福祉士は、様々な生きづらさ、生活問題を持った人々を相談やグループワーク等によって支援する専門職です。
 1年間で社会福祉士の国家資格を取得する本校の社会福祉士養成学科(昼間1年制通学課程)、社会福祉士養成科トワイライト・ナイト(夜間1年制通学課程)は、専門職養成と、国家試験受験対策、転職を支援します。福祉の仕事未経験の方も大丈夫です。
 社会福祉士の就職、仕事に関心をお持ちの方、社会福祉士への転職をご検討中の方、お気軽にご参加ください。進路等のご相談も歓迎です。お待ちしています。

日時:2015年9月10日(木)18時から19時半
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます) 

<お問い合わせ・参加予約先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255
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<日本福祉教育専門学校 高田校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車
 案内図です

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です
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*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


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<当ブログ筆者の講義レジュメ概要>
相談援助の理論と方法Ⅰ 前期第18回講義レジュメ概要1
 当ブログ筆者(専任教員)が、社会福祉士養成科(夜間部)にて、2015年8月19日 に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>

9章 相談援助のためのアセスメントの技術
1節 ソーシャルワークにおけるアセスメントの特性、援助的関係、面接
<ポイント>

・アセスメントとは、介入の前段階の、分析・評価の過程である。つまり、何が問題で,問題の要因と背景を探求し、かつ、クライエントの十分に機能している健康な面と、クライエント本人の課題を評価する。次の過程で、適切な目標の設定と,介入方法と援助計画の決定の基盤となる重要な作業である。
・クライエントの問題、状況とその背景への理解と分析が必要であり、人と環境との相互作用に対する視点、考察がその基盤となる。
・クライエントの問題対処能力、満たされないニーズ、問題の原因を考察する。
・クライエントの強さ=ストレングスへの着目も求められている。

*事例 貧困、困窮の生活スタイル、文化
 人間とその生活スタイルには、様々な面がある、単純ではない-生活歴による「文化」の違い。
 簡易宿泊所街の住民のファッション。
 簡易宿泊所という環境の良い影響-他者に干渉しない-障害者等のマイノリティにとっての生き易さの側面も。
 ドヤ街のアジール(逃れ隠れる場)としての側面とは。
 悪い影響-悪いつながり、依存症にとって。

 事例:児童福祉分野のケースでは、悪い関係から脱することが課題となる場合もある(薬物等)。

・援助者を含む市民との間に、生き方、生活、食生活、文化の大きな違い、隔たりがある。媒介し、交流による相互理解を図る専門職でもある。
 先ず、援助者がクライエントのあるがままの姿、生き方を受け容れることが求められる。多様な価値観、考えを尊重し合い、多様性の中の調和を見出していく。
 異なる他者を理解し、包容、寛容さの資質がソーシャルワーカーには必須である。


*解説 簡易宿泊所 貧困とメンタルヘルス
 簡易宿泊所とは、旅館業法における4種(ホテル、旅館、簡易宿所、下宿)の旅館営業許可業種のうちのひとつである。
 東京の山谷、大阪の釜ヶ崎(あいりん地区)、横浜の寿町等の簡易宿泊所街(ドヤ街)が現存する。
 寿町地域 とは、横浜市中区の簡易宿泊所が密集した「ドヤ街」 の一つである。現在は、高齢化した元日雇労働者や精神障害者等の生活保護受給者が単身で集住する地域である。当ブログ筆者は、1999年からは寿町の精神科等医療機関における精神科デイケアにおいて、主にグループワークの実践を継続して今日に至っている。利用者は簡易宿泊所に単身で住む生活保護受給者であり、アルコール・薬物(覚醒剤等)依存症、統合失調症等の多様な疾患・障害を持つ。


1 アセスメントの特性-統合的で多面的な問題のとらえ方 テキストP177~
<受験対策ポイント>
・アセスメントに当たっては,利用者のニーズの緊急性や優先度が考慮されなければならない。
・アセスメントでは,クライエントの社会生活の全体性を見て,多様な環境と人との相互作用のうち,どれが問題に関連しているかを検討できる広い視野が必要である。
・ストレングスアプローチでは,クライエント固有の強さ,クライエントの有する資源や問題解決能力に焦点を当てるアセスメントを行う。

・アセスメントの特徴の一つとして、現状の問題点の背景、原因の分析が挙げられる。

・ソーシャルワークのアセスメントの特性を、以下に述べる。
 アセスメントの対象は、家族、小グループ、組織、地域など広範である。
 アセスメントの起源は、1917年のリッチモンドの『社会診断』にある。診断の用語を当てつつ、クライエント理解の枠組みを「社会」に求めようとした。
 「アセスメント」という用語が「診断」の代わりに用いられるようになった。
 近年、システム論、エコロジカルモデル等に準拠した統合的アセスメントが主流となり、アセスメントの特性は統合的で多面的に問題を把握することが強調されている。

*ソーシャルワークのアセスメントの特徴
 人間、状況は変わる-常に変化する。高齢者、障害者は加齢による変化がある。生と死に関わる変化のスピードがあまりにも速い場合がある。その流れを前にして人間の健康、生命には限界がある。
 しかし、身体は加齢等の影響を受けても、人間の内面、内なるもの、精神は日々新しくなり、最期のときまで成長を続けることが出来る。

*全人的・ホリスティックな人間観、捉え方
・アセスメントは、静的なものではなく、支援の進行とともに情報が追加、統合、分析することによる動的なプロセスである。
 例えば、クライエントの潜在的な感情等の新たな情報は、支援方針を検討する際に重要な役割を果たす。
 家族の秘密による潜在的な感情 略

・障害者の生涯の段階における、出来ること出来ること、出来ないことの変化。
 身体障害者の二次障害とは   略

 これらのソーシャルワークの人間観を深め、磨くための思索が求められる。
 人間にとって、幸福とは何か、幸福とはどのような状態なのか。
 死をどのように捉えたらよいのか。生きることの意味とは。
 健康とはどのような状態であるのか。自らは健康なのか。


・ヘップワースらによるアセスメントに関する記述 略
・ソーシャルワークは、クライエント個人と、周囲の環境の相互・交互作用に着目する。

*問題の意味の探求
・メイヤーによると,「(アセスメントとは)問題の意味を探すことであり,すなわち,ソーシャルワーカーがいかにして,かなり複雑であるケースを理解するかという認識の過程」であると定義 略
 つまり、困難の意味の探求、意味づけが、アセスメントにおいても重要なものである。

*全人的、ホリスティックな視点
・クライエントの多くの側面を誤りなく理解することが、クライエントが真に望むこと、求めることの実現を支えることに繋がる。 
 多様性と複雑さをもつクライエントである個人、家族、グループ、コミュニティの生活を捉え、支えるには、内面、精神とその動きを見続けることが不可欠である。
 援助過程を通じて、クライエントは自分自身の痛みを伴う経験、トラウマ、孤独感と向き合う精神的な強さ、力を引き出され、関わりのなかで磨かれていく。
 だからこそ、安易な妥協よりも、全人的な成長のためのチャレンジが求められる。
 人間にとって、自らの痛み、経験は成長の糧となることがあり、それを支えるソーシャルワークが求められている。痛み、弱さ、屈辱、無力さが、やがて力、強さ、誇りに変わる。回復と新たな出発の場を創る。


・これらを整理すると,「アセスメントとは、クライエント・システムの問題に対して,ソーシャルワーカーとクライエントや関係者たちが、可能な限り必要かつ適切な情報収集を行ない、その情報に基づき生活問題、状況の理解と、援助計画や実践展開に必要な資源や方法の提供を目指して専門的判断を行なう過程である」 略

<補足>
・ピンカスとミナハンによれば、アセスメントは,二つの部分からなるプロセスである 略
 一つ目は、クライエント・システムとその環境に関する適切なデータを収集すること,
 二つ目は、インターベンション計画を展開するための基礎になるデータを評価することであると定義 略

<講義 参考文献の紹介>
真野節雄 著『「学校」がほしい 川崎に夜間中学ができるまで』,新泉社,1983年
ISBN4-7877-8314-9
 日本においても近年、子どもの貧困、教育格差等が社会問題化している。当ブログや筆者の講義でも扱う重要なテーマであるが、ソーシャルワークにとって昔も今も主要なテーマである。シャルロット・トールの『コモンヒューマンニーズ』Towle, C., Common Human Needs, NASW, 1965 においても、子どもの教育機会の平等が、社会の安定、民主主義の維持のためにも必要不可欠であり、生活保障と栄養、健康等の総合的支援が、ソーシャルワーカーの職務であると位置づけられた。併せて、トールも科学技術を飛躍的に発展させた人類が、貧困問題を解決、緩和させることが出来ないことを嘆いている。
 そこからおよそ半世紀。ソーシャルワークにとって、貧困、困窮家庭の子どもの学習支援、進路等は課題であり続けている。

 この文献『「学校」がほしい』は、30年程前に、川崎市で公立夜間中学開設を求める運動を推進した著者たちが、市民の力によって「自主夜間中学」を開設し、未就学者の学びの創った。当時も、心身の障害、生活困窮、時代の波に翻弄されて教育の機会が無かった人々がいた。「自主夜間中学」は、公的な卒業証書も、補償もないなかで、「学びたい」という切実な願いで、集い続けた「生徒」と、支援を続けた市民の「先生」の6年間の記録である。

 教育を受けている時には、学ぶことの価値を忘れてしまうこともある。しかし、生活困窮、障害、社会問題等によって、学びたくても学べない子どもたち、市民もいる。教育格差に派生する生活問題、社会的不利益も看過できない。
 ソーシャルワークは、学びたい人々の生活を支援し、学びと繋がなくてはならない。学ぶことは、生きる力になるのだから、支える実践が求められている。
<関連する当ブログ過去の記事 下記をクリック>
講義レジュメ 教育と福祉、識字能力、ストレングスによる生き方支援、虐待の回復とは 相談援助基盤第6回
 教育と社会福祉 事例から学ぶ、読み書きが出来ないということ。



<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
 中央法規出版 2015年5月10日発行

 450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。 中央法規出版


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ブログ閲覧中の皆様、卒業生、学生、福祉施設や機関の職員の皆様にお知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の実践報告 公開
 関心をお持ちの方、どなたでもご参加ください。
 日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科 主催
 参加無料 参加申し込み不要、直接会場へ
 日時 2015年8月29日(土)14時半から16時半

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、地域福祉、貧困生活困窮者支援、高齢者や障害者福祉、スクールソーシャルワーク等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉施設職員、一般の参加者との交流の場ともなっています。
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<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


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福祉施設職員のメンタルヘルス支援研修 講義レジュメ 看取り介護、社会起業福祉分野、社会資源開発

福祉介護職の職場ストレス、人間関係 研修 心理社会的アプローチ、心理社会療法 社会福祉士受験夏期講習

福祉介護職のストレングス 講義レジュメ 問題解決アプローチ、パールマン、コンピテンスとは 受験対策


<進路検討中の皆様 当ブログ筆者の説明会 >
社会福祉士養成学科 養成科オープンキャンパス説明会<ブログ筆者担当>
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会場 日本福祉教育専門学校 本校舎

 オープンキャンパスでは、本校の社会福祉士養成学科と養成科の特徴、就職先、カリキュラムの概要等を初めての皆様向けに解説しています。2015年社会福祉士の国家試験合格率が81.9%と合格者数全国1位の社会福祉士養成学科。全国でトップクラスの実績を維持している理由も、当ブログ筆者(社会福祉士養成学科 学科長)が説明します。ご質問やご相談も歓迎です。関心をお持ちの皆様、ご参加下さい、参加無料


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
お問い合せは 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255

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<福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修・続き 当ブログ筆者の論文から>

(5) 「くぐり抜け体験」の共有化、意味づけによる困難の克服
 職員それぞれの、実践の困難な局面やストレスの「くぐり抜け体験」、つまり有効な対処の共有化を図る。これらを引き出し、促進する同僚とリーダーからの働きかけが必要となる。実践知の共有化とも言える。
 また、それぞれのストレングス、長所を指摘し合う。ストレングスや自己の新たな側面の発見を助ける働きである。他者は容易には変えられないのであり、相手の良さを引きだすことの方が現実的である。
 基本姿勢は、自分にしてほしいことを他人に行うということをシンプルに考え、実行することであるとも言えよう。
 フランクル(註)によれば、困難の持つ意味を捉えること、意味を見出すことによって、困難な状況を乗り越えることが出来る 。例えば、最近の困難な経験は、自らの成長のための試練であると意味を見出すか、状況のなかで自らを失い、流されるままかということである。
 そして、ある経験に意味を付与するためには、言語化する必要がある。語りを紡ぎ、困難を意味付けするためにも、職員チーム内外の語り合いの機会が必要であろう。
 実践から生じる怒りや戸惑い、怖れ等の負の感情を表現し、語れる場所と機会が、福祉施設職員には必要である。お互いに自然なかたちで、感情の表出と傾聴を含め、緩やかな繋がりを創ることが要である。
 ブトゥリムによれば、ソーシャルワークは、望ましい生き方への基本的な関心を持っている。利用者の生き方、生きる意味、生の尊厳に関わる援助者側も、自らの価値観の確立、生の拡充が求められる。それは自らの精神、内面において内省し見出すだけではなく、フェローシップとも呼ばれる集団の繋がりのなかで働く相互支援の力により支えられる。


 下記の当ブログ筆者の論文から抜粋、次回に続く。
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号31
内容 福祉施設職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援する研修

「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号84
内容 貧困・生保受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説

「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号32
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

「グループワークの基礎」講座番号33
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の基礎を解説。

 上記は当ブログ筆者が担当する研修の一部です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料

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社会福祉士受験対策web夏期講習 相談援助の理論と方法編 第2回
<問題解決アプローチ>
*問題解決アプローチ(モデル)の経緯

 H.パールマン(H.H.Perlman)は,1952年の論文で、ケースワークに「ソーシャル」な特質を取り戻す努力をすべきであると強く訴えた。
 また、A.マイルズは1954年に、社会環境条件に重点をおく立場を回復すべきであり、ソーシャルワークと社会科学との連携を訴えて「リッチモンドに帰れ」と主張した。

・パールマンは1957年に「ソーシャル・ケースワークー問題解決の過程」を著し、診断派の立場に立ちつつ機能派を取り入れた「問題解決モデル(アプローチ)」を体系化した。
問題解決アプローチとは、診断主義の理論、その科学性と、機能主義のクライエント中心、その主体性の尊重という二つを折衷的に取り入れた。また、自我心理学や経験主義教育学,社会学の役割理論などの影響がみられる。

・パールマンの問題解決アプローチの特色は、利用者を、社会的に機能する主体的な存在として捉える点と、個別援助を、施設・機関の機能を担った援助者と、問題を担っている利用者の役割関係を通じて展開される問題解決の過程として捉える点にある。

<受験対策ポイント>
・問題解決アプローチは,人の自我機能としての問題解決能力を重視し,役割機能上の問題に対処できるように援助する方法である。

 問題解決モデルの特徴とは、
①人の生活は問題解決の過程であり困難は病理ではないという視点、
②問題解決の主体はクライエント、
③社会的役割葛藤を重視、
④ケースワークの構成要素である「四つのP(人・問題・場所・過程)」、
⑤支援を利用しつつ問題解決に取り組むクライエントの力を「ワーカビリティ」と呼ぶ。


1 起源と基盤理論
・パールマンは、心理社会的アプローチと機能的アプローチの折衷として、問題解決アプローチを構築した。
・自我心理学のコンピテンス、役割理論等を摂取した 略

2 問題解決アプローチを理解するためのキーワード
*「四つのP」

 パールマンが用いた、相互に関連するケースワークの四つの基本的構成要素をさす。
①人=Person(援助を必要とする問題をもち、施設・機関に解決の援助を求めてくるクライエント)、
②問題=Probrem(その人と環境との間に調整を必要とする問題)、
③場所=Place(援助者が所属し、個別援助が具体的に展開される場所である施設・機関)、
④過程=Process(個別援助者と利用者との間に築かれた相互倍額関係を媒介として展開される援助の過程)をいう。
 後に、6つのPとなる。
*6つのP
・援助を求めてくる人、問題、具体的援助が展開される場所、援助過程、専門家、制度・政策・資源(provisions)-実践の構成要素。

*「ワーカビリティ」

・クライエントの、問題解決における支援活用能力。
 ワーカビリティとは、問題解決に向かう能力と,自発的に援助を受けようというクライエントの動機づけ、問題解決の機会をさす。
能力は,身体的・知的・情緒的側面から評価する。
「動機づけ」はクライエントや家族の価値観,生育歴や周囲などによって影響を受けるため,個人を取り巻く環境にも注意を払いつつ検討する 略

*コンピテンス
・能力の活用への興味、希望などの動機づけを含み、環境からの要請にはたらきかけ、課題を遂行しようとする能力のことをいう。「潜在能力」「社会的自律性」などの訳がある。

*MCOモデル
・動機づけ、能力、機会-問題解決への要素。

3 適用対象・適用課題
・人間を潜在的問題解決者、ソーシャルワークは「好ましくない状態から好ましい状態への移行を含む」問題解決過程である。援助の活用を動機づけされた個人が対象となり、適用課題は特に設定していない。

4 支援焦点
・パールマンは、「援助の本質は、それが個人の社会的適応をもたらし、一社会人としての彼の機能を回復させ、新生面をひらき、補強することを目的とする(『ソーシャル・ケースワーク』)」
・クライエントの社会的な課題を遂行する場合、効果的な対処が可能なように援助する。

5 支援展開
<問題解決アプローチ 援助の過程>

・問題解決アプローチは、①接触、②契約、③活動の各段階で展開される。
・接触段階は、問題の明確化、短期・長期の目標の明確化、資源の検討が行なわれ、予備的な契約となる。「動機づけ」「能力」「機会」を検討する。
・契約段階は、問題のアセスメントにより、目標、サービス提供の方法、両者の役割などの計画を策定する。
・活動段階は、計画が実行に移され、達成内容の評価後、終結となる。

・パールマンは,人が生きることあるいは社会的に機能すること(social functioning)は問題解決のプロセスであると考え,自我機能としての問題解決能力を重視した。
問題解決プロセスを重視し、「専門的ヘルパー」(=援助専門職)としてのケースワーカーとクライエントとがやりとりしながら前進するプロセスであり,ワーカーとクライエントがともに行う一連の問題解決作業であるとした。
 パールマンは,こうしたプロセスにおけるケースワーカーの役割は,クライエントへの問題解決の動機づけと,問題解決するための技術を身につけるようにすること,そして,その技術を実際に使う機会を提供することであるとしている。

*折衷主義に立つアプティカーは、機能派の立場に立ちつつ、診断派の理論を積極的に取り入れ、ケースワークとカウンセリングの関係について、比較分析した。

<続く 社会福祉士国家試験受験対策web夏期講習>

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講座は、東京会場と岡山会場をブログ筆者が担当
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貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


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低所得者支援と生活保護練習問題 貧困の文化、履歴効果とは ひとり親世帯就職サポート事業、障害者就職率


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(4) 相互支援のファシリテーション
 繋がりによる支援は、福祉施設の実践における社会的心理的葛藤の心身への悪影響を緩和する。また、チームとしての仲間意識を持つことが起点となり、自身が職場に必要とされている存在であり、自らとその実践が仲間から承認されていることによって、自尊感情が強化される。
 チームとしての協同は、多様な職種であり、個性を持った人材が働く福祉・介護の領域では特に求められる。しかし、職員間の職種の違い等から、仲間として連帯することが困難な場合もある。それらの違いは、利用者支援にとって意味のあるものなのか問わなければならない。一つの見解に集約するのではなく、異なる意見に耳を傾け、多様性を認め合う対話は多職種チームの課題である。これらを引き出し、議論の深化を図るファシリテーションの働きが求められている。
 大きな視野で捉えるならば、チームの仲間として繋がり語り合い、支え合い、それぞれが何らかの弱さを持っているなかで、相互に補い合う方が、チームの全員の、何より利用者の利益となる。また、職員チームのグループ規範の見直し等も、必要に応じて、踏み切らなければならないこともあると思われる。
 語ることはストレスケアの要であり、自己を語り開示することによって、自己理解が深められる。仲間に対してどの程度、心を開いて語るのか、自己決定とプライバシーの保持、仲間との信頼関係が重要となる 。

 具体的には、援助者のストレスや痛みとなり得る体験と感情を、語り合い、分かち合う機会が必要である。孤立と自責から、周囲に語り、相互に受容することへの転換である。
 仲間へのサポートとして有効な働きかけの基本は、ストレス体験を無かったことにしないことである。そして、周囲からの受容と共感、また「あなたは悪くない」などの肯定と承認のメッセージによって、サポートが行なわれる。仲間に語り、適切に頼ることによって、心身のリラクゼーションを図ることにも繋がる。


 下記の当ブログ筆者の論文から抜粋、次回に続く。
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「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号84
内容 貧困・生保受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説

「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号32
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

「グループワークの基礎」講座番号33
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の基礎を解説。

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社会福祉士受験対策web夏期講習 相談援助の理論と方法編 第1回
<心理社会的アプローチ>
1 起源と基盤理論

・臨床ソーシャルワークとも呼称される。心理社会的アプローチは、ホリスによって提唱された。
・起源は、リッチモンドによるケースワーク理論にある。1917年『社会診断』・
その特徴は、クライエントと環境との間を意識的に調整し、その人物のパーソナリティの変容・発達を図ることにあった。
 その要は、クライエントの社会的状況とパーソナリティを捉える社会診断にある。

<受験対策ポイント>
 リッチモンド(Richmond,M.)は,人と社会環境との間を個別に意識的に調整することの重要性を指摘した。


・リッチモンドの理論はその後、診断主義ケースワークに部分的に引き継がれた-社会診断、治療という枠組み等、一部が。
・診断主義は、フロイトの精神分析理論から影響を受け、中核に位置付けられた。ハミルトンや、トールらが発展させた。その後、心理社会的アプローチとして発展、継承されている。

<受験対策ポイント>
・ハミルトン(Hamilton,G.)は,ケースワーク過程の中心を「ワーカー・クライエント関係を意識的にまた統制しつつ利用すること」とし,「変化と成長を遂げる能力があることの自覚を促すことにある」とした。
・ホリス(Hollis,F.)は『ケースワーク:心理社会療法』を刊行し,「状況の中にある人間」をケースワークの中心概念に位置づけた。ホリスはこの視点から,心理社会的アプローチを確立した。


2 心理社会的アプローチを理解するためのキーワード
*臨床ソーシャルワーク

 心理社会的状況下にある人間の行動や発達に着目し、クライエントの社会的機能の維持・向上を支援目標におく。

*精神分析理論
 19世紀末、フロイトにより創始された神経症の病因論と治療法に関する理論であり、人間の「自我」の構造を明示した理論体系である。 後述

*状況のなかの人間

 「人」と「状況」と両者の「相互作用」からなる三重の相互関連性によって成立する、重要視点である。

*暫定的目標
 すぐに取り組める具体的課題を含んだ特定される目標。

3 適用対象・適用課題
・支援を要するすべての人に適応可能なアプローチである。
 家族問題、精神医学的課題、医療的課題の解決に適応できる。
・一方、言語コミュニケーションが可能であることが前提となり、動機づけに乏しいクライエントへの適応は困難である。また、クライエントとワーカーとの関係性の重視により支援に時間がかかり、援助過程にクライエントが継続的に参加することが前提になる。

4 支援焦点
・援助関係におけるコミュニケーションを通じ、パーソナリティの変容を図り、状況側の機能を高める。人と状況相互の機能不全を改善し、課題の解決を図る。

5 支援展開

・「状況のなかの人間」を中心視点に、援助関係を確立し、両者の協働により、問題の解決を図り、人と状況相互の機能不全を減じることに目標がある。
・アセスメントは、クライエントの問題の原因、状態、また、「人」と「状況」の全体関連において、「誰が、何が問題の解決に向けて変化しやすいのか」に焦点があてられる。
・介入は、援助の初期段階から実際の介入が開始されていくことが強調される。
・アセスメント(診断)に基づく支援計画の策定が、実践の成否をにぎる。

<社会診断・区分とその手法>

・パールマンは、社会診断を次の3つに区分した。
*臨床診断
 精神分析(精神医学)や心理学など他の臨床科学によって,クライエントを精神疾患あるいは適応異常の性質によって分類し,評価すること。パーソナリティ・人格面の評価である。

*発生的(原因論的)診断
 問題発生の原因と、その後の経緯を明らかにする。

*力動的診断
 クライエントの問題状況のなかに相互的に作用している力を評価することで,クライエントの問題が,その生活状況のなかでもっている意味,その問題解決の手段を明らかにする。
あるいは,人-状況-問題 の複合した状態のなかで能動的に働いている諸要素についての診断であるということができる。
これが伝統的にいわれている心理社会的診断であり,パールマンはこの過程で,クライエントの機能する力=ワーカビリティを評価するといっている。

*介入時の技法(六つのカテゴリー)
①持続的支持

 傾聴、受容、はげまし、共感的理解など。
・上記に加えて、クライエントの不安や罪悪感への再保証
 例 略
・これらの技法の目標は、クライエントの不安を軽減し、問題解決への動機づけを促進して,専門的援助関係を樹立すること 略
ケースワーカーのコミュニケーションの技法 略

②直接的支持(指示)
 直接的働きかけとも言える。クライエントのとるべき行動に関しての、ワーカーからの意見や態度の表明など 略
 例 略
・目標は、社会生活機能の障害となっていることを除去する 略
・クライエント側の必要性にもとづいてこの手続きを用い,安易に依存を助長しないようにすることが求められる。

③浄化法
 クライエントの状況について探索し、事実を描写し、感情の解放を行なう。
 例 略
感情の言語化 略
・目標は、診断的な理解をうるとともに,感情表出による緊張の軽減をはかる 略
・自虐的な人,精神疾患など感情をかきたてたり,不安が高まる傾向のある人に対してはこの手続きの使用は一定の範囲内にとどめる 略

④人と状況の全体関連性についての反省的話し合い
 環境や他者との関係に関する思考・感情・認知への気づき。
 反省的話し合い 例 略
 略

⑤パターン力動的要因への反省的話し合い
 行動傾向、出来事への反応や行動を生み出す思考・感情のパターンを明確化。
・目標は、変化することへの動機づけを促しながら 略

⑥発達的要因への反省的話し合い

 原家族や幼少期の経験について考察する
・目標は、変化のために,幼少期の問題と現在の行動との間に因果関係のあることをクライエントに気づきを促す 略

<受験対策ポイント>
・ホリス(Hollis,F.)は,「受容」を「ワーカーがクライエントに対して積極的で理解のある態度を示し続けること」であり「行為についての意見の表明ではなくて,行為の実行者に対する変わらぬ善意(Continued good will)を示すこと」とした。

<用語、人名>
*ホリスの治療技法 略
*ハミルトンHamilton, Gordon  (1892-1967) 略
*精神分析学
*フロイトFreud, Sigmund (1856-1939)
*エディプス・コンプレックス
*自我
*イド(エス)
*超自我


<続く 社会福祉士国家試験受験対策web夏期講習>

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「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
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福祉介護職ストレスマネジメント、燃えつき 講義レジュメ 相談援助の目標設定、自尊感情の回復とは

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<福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修・続き 当ブログ筆者の論文から>
(6) 協同による実践と新たな働き方
 第一に、福祉施設職員のストレス、燃えつきは総合的問題である。
 福祉職員の働き方、生き方の質が問われる側面もある。ストレスの緩和のためには、各自のメンタルヘルスのみならず、総合的な対応が求められる。自省しながらの実践によって成長し、かつ自らの生の拡充を図る。
 第二に、福祉施設の職員チームの人間関係は、ストレッサーとなり得るものであり、またストレスを緩和する要ともなる重要なものである。
 第三に、ストレスを皆無にすることは出来ないが、ストレスに対処し、復元、回復する力、レジリエンスを高めることは出来る。
 第四に、ストレスからの拠り所となるのは、職場の内外の「仲間」との相互支援のネットワークと、個別の支援である。
 実践知の共有や多様性を尊重する対話、実務とメンタル両方の相互支援の促進が課題である。

 これらの方法により、ストレスに対処し、実践を持続可能なものとしていく。現状においては、常にストレスからの悪影響を緩和する資源やストレス対処スキル、自己効用感等の、主にソフト領域を中心としたストレスからの防護と、実践からのストレスやマクロ要因、労働条件等による不安等がせめぎ合っていると言えよう。
 もちろん、労働条件等のハード領域の改善も福祉職員を支えることに直結するのであり、マクロレベルにおける対応を待望したい。福祉施設職員の置かれている現実から出発する議論の活性化が、必要不可欠であると思われる。その間に、ストレス・マネジメントを更に強化するものとして、本論の提案する対処策を施設や個々の職員が導入することが、職員の職場への定着と安定に繋がると考えられる。
 スローガンや理念ばかりではなく、割り切った単なる賃労働ではなく、慢性疲労を抱えた「でもしか介護」でもない。現場と共に新たな働き方、生き方を創造していきたい。


 下記の当ブログ筆者の論文から抜粋、次回に続く。
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相談援助の理論と方法Ⅰ 前期第18回講義レジュメ概要1
 当ブログ筆者(専任教員)が、社会福祉士養成科(夜間部)にて、2015年8月 に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


8章2節 契約の方法と留意点
<契約のポイント>
*概要

・原則として、ソーシャルワークと関連サービスによる支援は、契約に基づいて提供される。
・契約とは、援助者とクライエントの間で、目標や支援の具体的な方法、期間、面接等のルールなどについてなされる取り決めである。
・支援において、契約を結ぶこと自体に意味を持たせる場合もある。
 事例によっては、援助者とクライエントの双方が、契約を守るということが重要な意味を持つ場合もある。信頼された経験-信頼関係、承認の機会-認められるということ等による自尊感情の回復である。
 つまり、クライエントが、他者から裏切られ、また自分が疑われた過去を越えて人は信じられるという基本的な信頼感と、虐待や屈辱から傷ついた誇りを回復する。人として生きることの全人的な回復が、ソーシャルワークの援助過程にとって大きな課題である。
 事例によっては、支援の枠組みを設定して、双方がそれを守るということが重要な意味を持つ場合もある。
 例えば、アルコールや薬物の依存症者の事例等。


*グループワークの契約とは-シュワルツ(Schwartz,W.)による

・(グループワークにおける)契約では,グループワーカーは、グループを作る目的・意義などについて、ワーカーとメンバーが合意形成する作業を援助する。
 つまり、何のためにこのグループが会合し,どのような約束のもとに活動を展開していくのか,などについて,ワーカーとメンバーの合意をつくる。

1 アセスメント段階までの共有 テキストP167
・(テキスト)契約とは、アセスメント段階から援助計画段階の間にあり、援助の目標に関する契約である。
・契約段階を経ることにより、ソーシャルワーカーとクライエントは協働で目標設定をし、達成のために計画を立案し、その進展や結果の評価が可能となる。
・ソーシャルワーカーは、クライエントの問題、状況への理解深め、問題等の共有化を図る。
 これによって、クライエントの動機づけ、クライエントへの尊重、自己決定の尊重を具体化する。
・共通理解のうえに、双方が問題解決のために協働することの合意がもたらされる。双方の理解の共有は、全過程で行われるべきだが、特にアセスメント終盤は重要である。
*恊働のソーシャルワークへ
 つまり、契約はパートナーシップによる問題解決を具現化する。参加型のソーシャルワークとも言えよう。
 問題解決の主体はクライエントである。自助努力の促進というクライエントの課題も含まれる。


・双方の見解が異なる場合、ソーシャルワーカーは更に情報を収集し、アセスメントのやり直しの必要が生じることもある。
・クライエント自身が直面を避ける問題に、気付きを促すことが課題となる場合もある。
 クライエントの自立と、自身の進むべき方向を自ら決める力を育む。


<補足>
・アセスメントの過程によって、クライエントの問題と取り巻く状況が明らかになり,次に進むべき道すじ・方向性も見えてくる。
・ソーシャルワーカーとクライエントとが共にアセスメントで見えてきた問題の本質を踏まえ,可能性や障害・問題についても話し合われる。これらを理解し,具体的な支援・取り組みを取り決めるのが「契約」である。

*援助契約の作業と留意点
具体的には、問題の明確化,目標の設定,援助方法にかかわる複数の選択肢,援助期間や提供される場所をクライエントと合意する作業が必要 略
・「契約」段階では,サービス利用者が現に直面している問題状況の明確化を図る働き掛けが含まれている。
・契約際しては,利用者のスティグマに留意しつつ,説明責任(アカウンタビリティ)に配慮し,説明と同意(インフォームド・コンセント)を遂行 略

2 目標設定の合意 テキストP168
*エンパワメントを徹底した目標の設定へ
 問題に取り組み解決する主体は、クライエントである。
 ソーシャルワークは、問題の解決にクライエント自身が主体的に取り組むことができるように側面から援助していく。
 クライエントの個別性を捉え、問題解決能力などその主体性を強めるために、専門的知識・方法・技術などを提供する。
 ソーシャルワーカーは、クライエントのニーズをクライエント自らが明確化できるように援助し、ニーズを充足するための計画が可能になるように目標の設定を支援することが求められる。


*新たな生き方への目標
 クライエントの生き方の転換、再出発が課題となる場合もある。自らを問い直し、生きることの新たな意味を見出すとも言える。
 その基盤には、多様な文化、多様な考えの尊重がある。相互の信頼、協力、共感、調和、対等な繋がり等が挙げられる。全人的、ホリスティックな視点、人間観が必要となる。 略
 人間中心の支援であることが、目標に集約される。


<補足:目標設定>
・アセスメントにおいて収集できた情報を基礎にして、利用者に最もふさわしい援助の目標設定を利用者とともに考え,立案する過程である。
 ここでは具体的な目標の設定が必要であり,多くの場合,当面の緊急を要するものから,中長期の展望のもとに設定すべき目標までを視野に入れて行われる必要 略
・援助者と利用者はいわゆるインフォームド・コンセント(説明と同意)を周到に行う 略

・取り組むべき問題が同意 ⇒ 問題解決の目標・到達点を設定する。
・目標は、到達されるべき結果の形態で設定される。
・目標と、目標を達成する方法や手段も区別すべきである。
 例:「~の状態になる」は目標であり、その為の「~サービスを利用する」は、目標を達成するための手段である。

<目標設定の留意点>
*特定化すること

・目標は漠然、曖昧、具体的でない表現は避ける。明確に特定される必要 略
・目標の特定化は、クライエントの課題を顕在化させ、取り組むべきことを明らかにする。

*検証可能であること-目標は、検証できる形で設定されることが望ましい。
・具体的、測定可能な目標の設定により、課題達成の評価が可能 略

*現実的であること
・クライエントの意欲や能力などと、インフォーマル・フォーマルな資源の活用により、達成可能なものでなければ 略
・クライエントの価値観や文化、適性や能力、関心に沿ったものを設定すべき 略

*時間的枠組みを設けること
・行動の具体化は時間の限定によって進められる。

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


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講義レジュメ ストレッサーのアセスメントとは 生活困窮者アルコール依存症者支援による援助者のストレス

講義レジュメ 地域包括支援センター、アウトリーチとは 福祉施設職員のセルフケア研修、レジリエンス

福祉施設職員のメンタルヘルス支援研修 講義レジュメ 看取り介護、社会起業福祉分野、社会資源開発

低所得者支援と生活保護練習問題 貧困の文化、履歴効果とは ひとり親世帯就職サポート事業、障害者就職率

新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
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<福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修・続き 当ブログ筆者の論文から>

(9) 福祉施設職員のメンタルヘルス
 燃えつきの症状の一つである不眠は、不眠そのものによって心身を消耗させ、燃えつきを促進させることもあり、放置することは悪循環に繋がる。そして、心身の健康への悪影響、体力の損耗、不眠によって注意力が損なわれることにより事故に繋がるといったリスクマネジメントの点からも、早期の対処が求められる。1週間程続いた場合には、医療機関の受診や、相談等の職場外の資源を活用した対処が必要ではないだろうか。 
 不眠の原因となっている問題の緩和も当然ながら追求すべきではあるが、主治医の診断によっては、睡眠を助ける薬を用いることも一つの方法である。同様の対処が、アルコール依存症や気分障害等の職員のメンタルヘルスの問題にも当てはまる。予防と適切な対処の必要がある。
 また身体的なセルフケアとして、下園は、看護師へ呼吸法等の心身のリラックスを図る具体的な方法を勧めている 。他にも、教師等を対象とした休息、落ち着くことを促進する方法の勧めもある 。
 援助者のメンタルヘルスを維持するために、気分転換やストレスの緩和に繋がる身体的な健康促進法も重要である。換言するならば、これはストレスや疲労の蓄積を避け、心身の健康管理を含めたストレスケアの一つなのである。

(10) 喪失と成長-看取り介護など、人間の根源的なもの
 利用者の生の終わりは、移行の支援であると、キューブラー・ロスは示している。つまり、生の過程は、喪失の連続であり、誰もが大切だと思ってきたもの、例えば若さ、体力、親しい人、地位等が自らの側から離れていくことや、失うことを経験する。これらには、永続的に独占して所有できるものなど無く、やがて時が来たら失うのである。ロスによれば、喪失という痛みを経て、人間として成長することが出来る。
 看取り介護の課題とは、最大の喪失である、いのちの終結に伴う痛みに利用者が耐えるときに、寄り添い支える存在が求められるという点にある。福祉施設職員は、加齢、疾病、死などの人間にとって最も重要なライフイベントに関わるのであるが、喪失とその痛みから学ぶという姿勢が求められる。このような視点から捉えるるならば、実践を通して援助者とその感受性は磨かれ、利用者も援助者も共に全人的に成長することが望める。

 総じて、援助者自身も実践の困難、職場のストレスに意識が縛られ、心身の慢性的疲労のなかで自尊感情が損なわれることがある。実践のストレス、燃えつきは、援助者の価値観、生き方を含めた全人的な問題とも言えよう。援助者自身の生きていることの意味、最終的に目指すものが問われる側面がある。全人的なセルフケアと自身のサポートネットワーク、サポーティブな職場によってリジリエンスを高め、情緒の摩滅からの回復、自信を持つことが必要である。


 下記の当ブログ筆者の論文から抜粋、次回に続く。
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


お知らせ 当ブログ筆者の出張講義 福祉施設職員サポーティブ研修 無料
東京都の登録講師派遣事業<研修申込受付 平成27年9月23日まで>
「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号31
内容 福祉施設職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援する研修

「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号84
内容 貧困・生保受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説

「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号32
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

「グループワークの基礎」講座番号33
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の基礎を解説。

 上記は当ブログ筆者が担当する研修の一部です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料

詳しくは下記をクリック
東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業


相談援助の理論と方法Ⅰ 前期第16回講義レジュメ概要2
 当ブログ筆者(専任教員)が、社会福祉士養成科(夜間部)にて、2015/7/29 に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


6章4節 予防的対応とサービス開発 続き
5 サービス開発・事業企画 テキストP152

 社会福祉領域、ソーシャルワークにおいてクライエントのニーズは多様であり、制度で対応困難なこともある。
 コミュニティの協力者等のインフォーマル・サポートの活用や、社会資源の開発なども必要である。コミュニティソーシャルワークとしても、地域住民との協働によるサポートの展開が、今日、求められている。

*社会資源の開発と事業化
 社会福祉士機関・施設として対応可能ならば、組織として事業化を図る。
 所属機関において、企画案を提示し、機関の事業として承認を得、実施する。また、関係する機関・人々に協力を要請するなど、具体的な準備、計画が必要となる。

*社会資源開発とソーシャルワーク コミュニティを基盤とした相談援助へ
 資源開発は、今後のソーシャルワーカーにとって、大きな役割となる。コミュニティを基盤に住民との協働で、自然な協力、相互扶助を活かしながら資源を創る。
 ソーシャルワーカーには、その促進プロセス、組織のコーディネートの専門職としての役割が、求められる。 また、協力を呼びかけるプレゼンテーションやスピーチ、ワークショップ等の技術が必須となる。

*福祉の社会起業、創造のソーシャルワーク
 社会福祉領域には、現行の関連制度の、フォーマル資源の課題、問題点を挙げる関係者も目立つ。
 しかし、政策提言も必要であるが、自分たちで資源を創る姿勢、社会起業の取り組みも求められる。
 この講義でも紹介しているように、各地で社会資源開発、福祉領域の社会起業が活発に展開されている。この講義が、更なる社会起業の種まき、創造力を生み出すことを願っている。


◎ソーシャルワークにおけるインターベンションでは,クライエントやその環境及びその両者への介入を行い,状況に応じて社会資源の開発などを行う。
◎(社会資源の活用・開発)社会資源充実のために当事者の意見に耳を傾ける。
*精神保健福祉領域における地域援助技術(コミュニティワーク)
◎地域社会の偏見・差別というバリアの除去や軽減が含まれる。
◎精神障害者の地域生活を支え,希望を実現していく機会や資源の開発が含まれる。


<社会資源開発-社会福祉領域における社会起業のすすめ>
・福祉ニーズを持つ人々、同様のコミュニティに対する社会資源・社会福祉援助システムが効果的に機能しなかったり,最初から資源・援助システムがなかった場合には,必要に応じて資源・援助システムを開発することが、必要になる。
・ソーシャルワーカーは、その実践において,特定の集団(例 DV被害者,精神障害者,ホームレスなど)のニーズを充足する施策が既存の制度にないこと,あるいは既存の施策ではニーズ充足が不十分なことを認識することが少なくない。
 新しい事業・プログラムの構築の必要性を認識したならば,地域の関係する組織・団体(町内会、社会福祉協議会),住民に,問題への関心をもってもらい,積極的な関与を引き出すための組織づくりを行って,その組織を中心に新しい事業(プログラム)の創設を図っていく。
 地域レベルで創設された新たな社会資源・事業を,他の地域でも実施する、展開すること
略 マクロソーシャルワークの役割といえる。 専門職団体の役割 略
・新たなニーズに対応して、組織化の課題への対応や資源開発に取り組むことが求められている。
 地域におけるソーシャルワークは、住民が持つ自立、自助、協働の理念に働きかけ、 略 開発に力点をおく 略

*コミュニティ(当事者の集まりや、関心を持つ市民の組織を含む)と共にあるソーシャルワーク
 新たな社会資源の開発において、住民、当事者の主体的な参加を引き出す為の、動機づけなど働きかけの力量、ワークショップ等のスキルが求められる。
 住民参加の促進-住民への具体的な働きかけ、協力の呼びかけは、どのように進めるか?
 アジア諸国や、ラテンアメリカでは、民衆劇等の手法を用いて、住民に働きかけていく。
 まちづくり、コミュニティ・デザインの領域では、ワークショップ等の手法が用いられている。参考にしたい。

*ファシリテーターとしてのソーシャルワーカー
 専門職のスキルとしての、ファシリテーションの必要性。
 ファシリテーターとは、「行動やある過程を容易に促進する」という意味のfacilitateから転じた言葉であり、ある課題を容易にするために議論する過程において、進行役や引出し役となる人のことを指す。
 しかし、単なる進行役でも、指導者でもなく、参加者と対等に位置しながら、参加者の主体的な参加、意欲、知識、智慧、経験等を的確に引出し、コミュニケーションを促進していく役割を担う。

*地域福祉ワークショップのあり方
 多様な領域において、参加体験型のワークショップという学びの手法の有効性が注目を集め、その場づくりを担うファシリテーターの役割が重視されている。
 ファシリテーターは、福祉問題の例を提示し、住民は、身近な課題に対して興味を持つように関心を引き出し、その問題意識に働きかけていくスキルも必要になる。

*住民協働のコミュニティソーシャルワーク
 住民、当事者のコミュニケーション、相互支援活動、ディスカッション、ワークショップなど、コミュニケーションの場を通じて自己を探究するという雰囲気も創っていく。コミュニケーションを深めるこれらのプロセスを通じて、住民は相互に交流を深め、仲間意識、一体感、協調、コミュニティへの所属と開放感を取り戻す。もし、コミュニティ内に争い、諍いが過去にあったならば、和解も考えていく。

*まちづくり型地域福祉 コミュニティの所属と責任とは
 これらの新たな地域福祉活動を経験することにより、コミュニティの一員として作業する達 成感を実感し、コミュニティの「絆」づくりを住民もソーシャルワーカーも体感する。
 このコミュニティ内の活動の集まりは当初は小さな種でも、やがて成長し、全ての人々のための活動に、多くの人々がつながる場になるであろう。
 もし、住民や専門職が、コミュニティに対して根無し草のようなあり方であるなら、何につながっているのか、どこに向かっているのかも見失い、成長することも望めない。
 コミュニティという地面に根をおろしてこそ、実を結ぶことができる。根付くとは、コミュニティや住民に対する、自然な使命感を持って生きるようになるということである。その原動力は、個々ではなく、共同体の人々の緩やかな繋がりの中でこそ生み出される。


・社会資源の開発は、現状の社会資源・援助システムでは充足されていないニーズの把握・分析から開始される。
①日常的業務からのニーズ把握
・地域社会の福祉ニーズを把握するには、社会調査も重要であるが、日常的な業務を通じてニーズを把握する 略
 個別の相談事例から地域全体のニーズや問題を把握することも重要である。

②社会調査法によるニーズ把握
・必要に応じ、社会調査によるニーズ把握を実施する。

・なお、予備的なニーズ把握として、地域社会の福祉ニーズを把握するため、行政の資料等から情報を収集する。
・また、地域の専門職や当事者、関係者から、自由面接調査やグループインタビューを行なうことも有効 略
 加えて、専門職や地域の連絡会議等における問題の明確化、共有化も有効な手法 略
 環境、まちづくりが課題であるときは現地踏査も行なう。
・各地域の社会資源の整備状況は 略
・近隣の見守り、支え合いや傾聴ボランティアなど、インフォーマル資源も必要 略
・より良い援助を提供するために、地域の社会資源の不足が障壁となる場合もある。
 不足する資源を開発する 略

*既存資源の再資源化
・既存資源の再資源化とは、既存の資源ではあるが、一部の当事者・クライエントに対してサービス対象に含めていない現状の改善を図り、対象の拡大や、サービス提供の範囲を超えた対応を求めていくことである。
・各施設・社会資源は、クライエントの要件を定める。しかし、他に適切な資源がなく、その資源がサービス提供能力をもっている場合、その資源に対して利用要件の緩和や柔軟な対応をはたらきかけ、調整する 略
 加瀬は、「容易とはいわないが再資源化しうる社会資源は存在する」-協議の重要性。

・略 利用要件の緩和は簡単には進まない。
 交渉の技術が求められる。
 協調的交渉と競合的交渉のうち、前者が必要であろう。双方の利益を示す。「言い分」と「本吉・欲求」の見極めから、最優先事項を絞り込むことや、「問題」を見直すことなど 略

*新たな社会資源の開発
①一つの機関・団体が単独でサービスを設立し、自ら運営する場合
②地域の機関や団体の共同で開発・運営を行う場合(運営は単独の場合も 略
・資源開発は従来から社会福祉協議会等が行ない、近年は多様な取り組み 略

*不足する資源の発見
・個々のクライエントのニーズと資源との調整を図る中で、資源の不足によりニーズの充足が困難になる場合もある。
①ケースアドボカシー=個々の事例に関して、資源側との交渉等により解決を図る。
②コーズアドボカシー=同様の資源不足の状況に置かれている多数の当事者に対して、資源開発 略

*社会資源開発の展開
・鈴木による、社会資源開発の展開
①自己の確立(変革)、コア(核)となる「ひと」の確立
②「組織」の確立(変革)、組織化

 組織のニーズへの対応、サービス内容や質の評価を活かし進化する仕組み 略
③「地域」での福祉サービスを確立し、実践を地域化する
 「組織化」されたものを「地域化」する。地域に合わせたアレンジ、具体化。
④実践や社会資源の改善・開発を社会化する
・社会資源開発は、地域のネットワーク、協働作業から展開 略

6 予防的対応 テキストP152
 住民の要援護・問題の深刻化に対する、早期発見・早期対応の姿勢は重要である。
 地域ケアの過程で、地域の声かけ、見守り体制構築などの予防的な活動が重視される。
 支援者の協力体制構築は、問題発生に備えるための準備体制でもある。会議等によるネットワークづくりが必要である。

<関連資料 バックナンバー>
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2015年8月20日(木)18時から19時半 電話:0120-166-255 参加無料、一般公開 高田馬場駅から徒歩7分 日本福祉教育専門学校 高田校舎
 社会福祉士国家試験において毎年、トップクラスの合格実績を誇る本校の合格のための学習法、社会福祉士国家試験問題の実際等を解説。参加無料。

<社会福祉士国家試験合格率81.9%(合格者数全国1位)が高い理由と社会福祉士国家試験問題の実際 説明会 相談会>

 2015年1月の社会福祉士の国家試験合格率が81.9%、合格者数が全国1位の社会福祉士養成学科
 社会福祉士国家試験において毎年、トップクラスの合格実績の理由と、社会福祉士国家試験問題にも触れていただける、受験対策体験型の説明会です。個別相談も歓迎です。
社会福祉士国家試験の概要や、国家試験合格を目指す学習法、学習スケジュール、本校社会福祉士養成学科・養成科の、1年間の社会福祉士受験対策、カリキュラムの概要等を当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士、受験参考書も執筆)が解説します。
 社会福祉士国家試験に合格するために、学習のテクニック、模擬試験、国家試験当日等を知りたい方、進路検討中の方、ぜひ、ご参加下さい(参加申し込みをお願いします)。
 参加無料です。お待ちしています。

<今回の説明会の内容予告>
①社会福祉士試験とは
 社会福祉士国家試験の概要
 社会福祉士試験科目とは

②合格のための勉強方法
 試験問題の傾向-どのような試験問題なのか、その解き方-
 合格のための学習・勉強方法のコツ(講義、演習、教員の活用等)

③受験対策の概要
 受験指導方法の蓄積
 社会福祉士国家試験合格プログラム(模擬試験等)
 スケジュール

④質疑応答、インフォメーション

 社会福祉士の国家試験問題の実際や、全国1位の受験対策の方法等の疑問に社会福祉士の国家試験問題とはどのようなものなのかという疑問にお答えする説明会です。

日時:2015年8月20日(木)18時から19時半
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎
  JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます) 

<お問い合わせ・参加予約先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255
予約フォーム 日本福祉教育専門学校 説明会


<日本福祉教育専門学校 交通アクセス>
案内図です

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
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低所得者に対する支援と生活保護制度、
社会理論と社会システム・社会学 練習問題

社会福祉士・精神保健福祉士共通科目・受験対策

問題1 貧困研究に関する次の記述のうち,適切なものを一つ選びなさい

1 タウンゼント(Townsend,P.)は,文化人類学の観点から,貧困者に共通して形成・継承される生活様式である「貧困の文化(culture of poverty)」を浮き彫りにし,それが世代的に再生産されていくことを描いた。
2 ルイス(Lewis,O.)は,ある人々や地域が,失業,低所得,劣悪な住居や健康状態,家族の崩壊といった問題群をまとめて被っている貧困状態を「相対的剥(はく)奪(relative deprivation)」と定義した。
3 篭山京は,生活構造論の視点から貧困研究を行い,労働者の生活時間の配分や,「低所得層」や「被保護層」の生活水準について論じた。
4 中鉢正美は,労働市場と社会階層の分析を行い,働いている生活困窮者(working poor)を含めた「低所得=不安定就業階層」の問題を通して,現代の低所得層における貧困をとらえた。
5 江口英一は,人間の生活には一定の生活構造があり,家計支出もこの生活構造の枠内で機能することに着目し,収入の増減が支出の増減にすぐさま結びつかず一定の抵抗を示す現象から「生活の履歴効果(アフターエフェクト)」を発見した。

問題3 近代の社会変動とそれによって形成される現代社会に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい

1 高度産業化の進行に伴い,第一次産業を中心とした産業構造となる。
2 国民国家の確立と強大化は,選挙権の普及を阻害する傾向にある。
3 管理社会では,暴力的威嚇によって自発的服従の獲得が図られる。
4 世俗化と呼ばれるように,社会と文化の諸領域が,宗教の制度や象徴の支配から離脱する過程が見られる。
5 高度大衆消費社会では,大衆の商品選好が画一化され,生産者によって専ら操作される。

生活保護法

*解答・解説
 相対的剥奪、タウンゼント
エイベル- スミス 『貧困層と極貧層』(The Poor and the Poorest, 1965)、
貧困の文化 貧困の再発見 テイクアップ率(捕捉率)
社会政策 世俗化 等は 記事下方をクリック


<社会福祉士国家試験受験対策 重要ワードの確認 高齢者に対する支援と介護保険制度>
 高齢者、後期高齢者の定義
 介護保険制度の経緯
 ドイツの介護保険制度
 高齢者介護・自立支援システム研究会 報告書
 介護保険法
 介護保険の保険者
 第1号被保険者
 第2号被保険者
 保険料の徴収方法
 社会保険診療報酬支払基金

・ 介護保険法の特定疾病
 がん末期,関節リウマチ, 筋萎縮性側索硬化症, 後縦靱帯骨化症,
 骨折を伴う骨粗鬆症, 初老期における認知症,
 進行性核上性麻痺, 大脳基底核変性症及びパーキンソン病, 脊髄小脳変性症,
 脊柱管狭窄症, 早老症, 多系統萎縮症,
 糖尿病性神経障害, 糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症, 脳血管疾患, 閉塞性動脈硬化症,
 慢性閉塞性肺疾患, 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症



日刊 福祉施設 社会起業ニュース 関連情報クリップ
ひとり親世帯就職サポート事業 研修開始 那覇市
2015/08/04 10:26 琉球新報

引用「未成年の子を育てているひとり親世帯の求職者の安定した雇用形態への就職を支援する県の「ひとり親世帯就職サポート事業」の本年度の第1期生の事前研修が3日から始まった。求職者と企業を説明会や面接を通じて引き合わせ、事前研修や職場訓練を経て就職につなげていく。子育てで時間の制約などでパートや非正規などの不安定な雇用形態となることが多いひとり親の就職支援を図り、県全体の失業率改善も目指す。
 同事業は子育て中のひとり親世帯の父母が一般事務やコールセンター、観光業、介護職などの企業の説明会や面接後、基礎的技能を身に付ける事前研修を行う。3カ月間の職場訓練を経て就職することを目指す」引用ここまで

ホームレス路上販売雑誌「ビッグイシュー」、仙台発売10周年 ホームレス販売員の自立後押し トークイベント
2015/07/23 14:14 【河北新報】

引用「ホームレスが路上で販売し、自立の足掛かりにする雑誌「ビッグイシュー日本版」が、仙台で発売されてから10周年を迎えた。これまでの活動を振り返るトークイベントが25日、仙台市のカトリック元寺小路教会大聖堂である。
 ビッグイシューは毎月1、15日発行。英国発祥で1冊350円のうち180円が、販売員を務めるホームレスの収入になる。A4判カラー32ページの最新号は、クラゲの展示で知られる加茂水族館(鶴岡市)の特集を組んでいる。
 仙台ではホームレス支援団体が中心となり、2005年7月に販売が始まった。これまでに20人を超えるホームレスが販売員となり、その多くが自立を果たした。現在は男性2人が、青葉区で路上販売をしている」引用ここまで

心身に障害ある子ども 軽井沢で避暑を 軽井沢キッズケアラボ 佐久総合病院が連携 26日から
2015/07/23 07:16 【信濃毎日新聞】

引用「心身に重い障害がある子どもに、軽井沢町で夏を過ごしてもらう「軽井沢キッズケアラボ」が26日、同町で始まる。主催する福井市の一般社団法人「オレンジキッズケアラボ」が8月16日まで同町の古民家で子どもを預かり、共催する県厚生連佐久総合病院(佐久市)の医師らが常駐して支援する。同法人は主に重症心身障害児を日中預かって親など介護する人を支援しており、普段は難しい旅行や避暑を楽しんでもらおうと計画した。
 同法人と交流がある同病院の小松医師(38)が協力。福井市から7人の子どもが参加する予定で、長野県内の障害児や家族らにも利用を呼び掛けている。
 利用できるのは午前10時~午後5時で、予約が必要。利用料は3時間まで千円など。8月9日は「キッズケアサミット2015」を同病院佐久医療センターで開く。子ども向け在宅医療の現状を考えるシンポジウムを予定している。「小児の在宅医療の問題は周知がまだ不十分。軽井沢やサミットで一緒に考えて」と小松医師。オレンジキッズの伊藤さん(35)は「旅行という挑戦を楽しんでほしい」と話している。運営資金はインターネットで少額出資を募る「クラウドファンディング」で賄う 略 」引用ここまで

滋賀の障害者雇用 希望者倍増で採用追いつかず 精神障害者の就職は増加
2015/08/03 13:00 【京都新聞】

引用「滋賀県内の企業に就職する障害者が増えている。2014年度は944人が県内のハローワークを通して就職し、その数は05年度の2倍になった。それでも、県内の障害者就職率は全国下位にあり、就職を希望する障害者の増加に採用側が追いついていない現状が浮き彫りになっている。
 滋賀労働局によると、14年度に新規求職した障害者2070人に対し、944人の就職が決まった。就職者が467人だった05年度に比べ2・02倍になった。特に精神障害者の伸びが大きく、05年度の65人から14年度は366人と、5・63倍になった。
 その一方で、新規求職者のうち何人が就職できたかを示す障害者就職率は、ほとんど変動がない。14年度の就職率は45・6%で、05年度の44・1%と1・5ポイントしか変わらなかった。全47都道府県の中で、滋賀は41位に低迷している。
 企業に障害者の雇用を義務づける障害者雇用促進法は少なくとも5年おきに見直すとされており、13年度からは法定雇用率(従業員総数に占める障害者の割合)が1・8%から2・0%に引き上げられた。対象企業も従業員56人以上から50人以上に拡大された。
 法律の拡充を背景に、新たに就職を希望する障害者は05年度の1059人から14年度は約2倍に増えた。だが、県内の産業別障害者雇用率(14年6月時点)は医療・福祉が2・48%、運送業・郵便業が2・11%と法定雇用率を超えているのに対して、製造業は1・76%しかなく、全産業の障害者雇用率は1・87%にとどまる 略 」引用ここまで

福祉のしごと学び体験ツアー 施設利用者と中学生らが交流 伊豆の国と沼津体験ツアー
2015/08/08 09:10 【静岡新聞】

引用「静岡県社会福祉人材センターは6日、県東部地区の福祉施設を巡る中高校生対象の「福祉のしごと学び体験ツアー」を実施した。保護者や教諭を含めた30人が、現場で学んだ。
 参加者は、伊豆の国市と沼津市の就労支援事業所をバスで巡回した後、沼津市大平の高齢者施設「和みの郷」を訪れた 略 」引用ここまで

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貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


ブログ閲覧中の皆様、卒業生、学生、福祉施設や機関の職員の皆様にお知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の実践報告 公開
関心をお持ちの方、どなたでも参加可能です。
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科 主催
参加無料 参加申し込み不要、直接会場へ
2015年8月29日(土)14時半から16時半


講義レジュメ ストレッサーのアセスメントとは 生活困窮者アルコール依存症者支援による援助者のストレス

講義レジュメ 支援計画事例、生活保護受給者の金銭管理支援とは 生活困窮者のコミュニケーション問題

福祉施設職員のストレス セルフケア研修 講義レジュメ 問題解決意欲モチベーション向上、援助契約

低所得者支援と生活保護 練習問題 扶養義務者、自立助長とは 生活困窮者料理教室、障害児通所支援事業所

新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
 中央法規出版 2015年5月10日発行

 450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。 中央法規出版


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<ブログ閲覧中の皆様へ 当ブログ筆者の説明会>
社会福祉士国家試験合格率81.9%(合格者数全国1位)が高い理由と社会福祉士国家試験問題の実際 説明会
8/20(木)18時から19時半 参加無料
会場 日本福祉教育専門学校 高田校舎

 2015年社会福祉士の国家試験合格率が81.9%と合格者数全国1位の社会福祉士養成学科。圧倒的な実績の理由と、社会福祉士国家試験問題にも触れていただける受験対策体験説明会。
 社会福祉士の国家試験問題の実際や、受験対策の方法等の疑問に当ブログ筆者(社会福祉士養成学科 学科長)がお答えします。
 関心をお持ちの皆様、お気軽にご参加下さい、参加無料

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
お問い合せは 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255


*解答と解説 下記をクリック

More低所得者支援と生活保護、社会理論練習問題 貧困研究、貧困の文化、生活の履歴効果、相対的剥奪とは
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低所得者に対する支援と生活保護制度 練習問題
 社会福祉士・精神保健福祉士受験対策 共通科目

問題1 生活保護法の原理・原則等に関する次の記述のうち,適切なものを一つ選びなさい

1 保護の目的は,最低限度の生活保障ではなく,自立の助長である。
2 保護は,性別,社会的身分,信条,人種等を問わず,自立意欲を有しているかどうかによって,無差別平等に行う。
3 民法の扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は,原則として保護に優先して行われる。
4 保護は,申請行為が前提とされ,申請によらない保護は行われない。
5 保護は,個人又は世帯の必要に即応して,画一的に行われる。

*解答と解説
劣等処遇の原則
改正救貧法
救貧事業、
負の所得税
働く意欲、
自立助長、
保護の廃止
ベヴァリッジ報告
五つの巨人(疾病,無知,不潔,無為,窮乏)
社会保障計画
ウェッブ
最低生活費保障原理
シビル・ミニマム
ナショナル・ミニマム とは 記事下方をクリック


練習問題 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

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貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

生活保護法


相談援助の理論と方法 第17回講義の練習問題 キーワード集
<練習問題は、講義時に実施済み>

モニタリング
援助過程
効果測定
経過観察
契約
アセスメント
カンファレンス
社会福祉士及び介護福祉士法 1987(昭和62)年制定
秘密保持の義務
名称独占
資質向上の責務
医療ソーシャルワーク
職能団体
エンパワメント
国際ソーシャルワーカー連盟の「ソーシャルワークの定義」(2000年)
スティグマ
アカウンタビリティ
説明責任
インフォームド・コンセント
患者の権利
復元力
「ヘルパー-セラピー原則」
セルフヘルプ・グループ
障害受容
中途障害者


日刊 福祉施設 社会起業ニュース 関連情報クリップ
放課後に発達障害児など「交流の中で成長を」 障害児通所施設なないろ開所、氷見
2015/07/22 00:00 【中日新聞】

引用「 放課後に障害児を預かる障害児通所支援事業所「キッズサポート なないろ」が二十一日、氷見市の旧若葉保育園に開所した。県指定事業所としては市内で初めて。園庭や遊戯室は地域に開放する。運営する社団法人「おひさま」の田口聡子理事は「人との交流の中で、子どもに成長してほしい」と願う。
 事業所は知的障害や発達障害のある小中高校生の生活力向上や社会との交流が目的。学校から施設への送迎や、障害児が個性に応じて時間を過ごすことができる。
 保育園は昨年三月に閉園し、昨年から市内の障害児の親が集まる「手をつなぐ育成会」のサロンとして活用されてきた。会で「放課後に子どもを預かってほしい」との声があり、開所」引用ここまで

特別支援学級・学校の作品展「手をつなぐ子らの作品展」 色彩豊かな絵画、感性キラリ 2015年08月06日(木) 【愛媛新聞】
引用「障害のある幼児や児童生徒の絵画、書などを展示する「手をつなぐ子らの作品展」が愛媛県松山市の県美術館で開かれている。9日まで。
 特別支援教育への理解を深めてもらおうと県教育委員会などが毎年開催。県内小中学校の特別支援学級と特別支援学校の3~18歳の503人が432点を出品した。
 絵の具やパステルクレヨンなどで描いたヒマワリやカタツムリなど季節感あふれる絵画や、ユニークな発想を生かしたデザイン画などさまざまな作品が並んでいる」引用ここまで

生活困窮や引きこもり当事者に料理教室を 料理にやりがい感じて 栄養士らが教室「ハートフルクッキング」 参加者で健康弁当屋を立ち上げ目指す 京都
2015/07/23 10:32 【京都新聞】

引用「生活困窮者や障害のある人の居場所を作り、自立支援につなげようと、京都府の女性2人が南丹市で料理教室を始めた。将来的には参加者で弁当屋を立ち上げ、同市の高齢者らに健康的な食事を宅配することを目指している。
 管理栄養士の河原林さん(54)と、福祉事業所元職員の寺田さん(46)。亀岡市内の福祉事業所で一緒に料理教室を開いていたが、事業所が閉鎖となったため、今年4月に料理教室「ハートフルクッキング」をスタートさせた。
 7月上旬に開いた初回の教室には、福祉事業所で知り合いだった40~50代男性ら4人が参加した。包丁に慣れていない参加者にも丁寧に手順を教え、「チキンソテーのバターソースがけ」など3品を完成させた。全員で食卓を囲むと自然に会話が弾み、「おいしいね」と笑顔があふれた。
 河原林さんは、一人暮らしの母親が次第に料理を作れなくなっていく姿を見て、高齢者の食事を支える弁当屋を作ろうと志した。
 今後3~4年で弁当開発や配送システム作りを進めていく計画。自信をなくして引きこもっている人や仕事の無い人たちに参加してもらうことで、「料理で人の役に立つことのやりがいを感じてほしい」と願いを込める。

保育園園児等を見守る人型ロボット「MEEBO」開発 自動撮影サービス開始
2015/08/05 18:44 【共同通信】

引用「写真販売サービスを手掛けるユニファ(名古屋市)は5日、保育園などの園児を見守る人型ロボットを開発し、レンタルの受け付けを始めたと発表した。園内に置いておくと園児を自動で撮影。保護者は写真を専用サイトで閲覧し、子どもの様子を把握できる。
 ロボットの名前は「MEEBO」で高さ28センチ、重量763グラム。園児が近づくと顔を認識し、内蔵カメラで自動的に撮影するほか、頭や手を動かしてダンスしたり「楽しく遊ぼうね」などと話し掛けたりする」引用ここまで

まちづくりカフェ、地域と人を繋げる場と地域限定FMラジオ おでかけかめやま 亀山市
2015/08/02 00:00 【中日新聞】

引用「手作りの石畳を進んだ先のハウス内では、飲み物片手にカウンターやテーブル越しに和気あいあいと、若者たちが話し合う。
 亀山市野村の民設コミュニティー「おでかけかめやま」は、カフェでもあり、ネットテレビや地域限定FMラジオの収録を手掛ける場でもあり、若者たちの活動母体そのものだ。
 スペース設立のきっかけは、住民や旅行客から寄せられた「この辺りにはトイレがなくて困っている」という要望だった。サービス業を営む吉田健一郎さん(36)ら六人が中心になって、二〇一二年十一月、さら地に二十四時間使えるトイレを設置。その後も若者たちが気軽に使える場所を整えてきた。
 メンバーはもともと市内で、東日本大震災の復興支援として東北の特産品販売に取り組んでいた。活動を通じて「地域と人は、切っても切れない関係にある」との思いを強め、亀山でのまちづくりをあらためて考えた。
 いま手掛けているのは「商業」「観光」や「地域の中高生との連携事業」など七ジャンル。地域活性化はもちろん、災害時の対応なども意識する」引用ここまで

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ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の実践報告 公開
関心をお持ちの方、どなたでも参加可能です。
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科 主催
参加無料 参加申し込み不要、直接会場へ
2015年8月29日(土)14時半から16時半

福祉現場の語り 実践力


講義レジュメ ストレッサーのアセスメントとは 生活困窮者アルコール依存症者支援による援助者のストレス

講義レジュメ 支援計画事例、生活保護受給者の金銭管理支援とは 生活困窮者のコミュニケーション問題

講義レジュメ 地域包括支援センター、アウトリーチとは 福祉施設職員のセルフケア研修、レジリエンス

福祉施設職員のストレス セルフケア研修 講義レジュメ 問題解決意欲モチベーション向上、援助契約

新刊 当ブログ筆者が試験問題解説を執筆 
「2016社会福祉士国家試験過去問解説集 第25回─第27回全問完全解説」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5161-6
 中央法規出版 2015年5月10日発行

 450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。 中央法規出版


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<当ブログ筆者の社会福祉士 国家試験対策講座 模擬試験+ポイント解説>
 日本福祉大学の社会福祉士受験対策講座
【社会福祉士養成校協会】全国統一模試+ポイント解説講座
講座は、東京会場と岡山会場をブログ筆者が担当
10月25日(日)東京会場
10月31日(土)岡山会場

お問い合わせは日本福祉大学名古屋オフィス 電話052-242-3069


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