相談援助の理論と方法 前期第6回講義レジュメ概要1
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科(トワイライト、ナイト)にて、2016年5月25日に講義            
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>

2章3節 ソーシャルワークの機能
1 ソーシャルワークの過程から捉えた機能 テキストP44~

・ソーシャルワーク、専門的援助・支援の過程は、援助が始まり、何らかのかたちで終結するまでの過程のなかで進められる。
 インテーク・問題の把握から始まり ⇒<アセスメント> ⇒ <目標・計画の設定> ⇒ 
<支援プログラムの実施> ⇒ <評価(終結)> の段階に区別される。

◎インテークでは,ワーカーとクライエントの両者の間で相互によりよい関係を築くため,信頼関係(rapport)の形成を図ることが重要である。
◎アセスメントでは,クライエントの社会生活の全体性を見て,多様な環境と人との相互作用のうち,どれが問題に関連しているかを検討できる広い視野が必要である。

・アセスメント等を通して、ソーシャルワーカーとは様々な異なる点(人生における経験、ライフスタイル、生き方等)を持つクライエントの理解を深める。
 例えば、生活歴のなかの、
・クライエントの年齢、生きてきた時代の特徴的な共通体験。例えば、戦争(満州開拓団等)、炭鉱閉山、高度経済成長、バブル経済。
・文化、民族、言語。
・クライエント個人の経験。例えば、少年少女グループ。
・地域の特徴。都会と地方。
・LGBT等、クライエントの個性。

・クライエントが辿ってきた、ソーシャルワーカー自身とは異なる生活の現実に向き合う過程でもある。
 
*アセスメントは、ストレッサーを探り、特定する過程でもある。
 「悲しみを調査する」、クライエントが生きる過程における痛みを調べ、分かち合う。
 また、クライエントの多様性を理解し、受容する。
・つまり、当事者は多様な文化、精神性を持つ。
 ソーシャルワークにとっての課題は、それぞれの社会的、経済的な背景を持ち、障害を含めた個性や生活様式、生き方、価値観等も異なる人々が寄り合い、多様性の中から生まれる精神的、文化的な豊かさを蓄積していくことの促進である。

*ソーシャルワークの過程から捉えた機能(主要なもの)
①アセスメント機能
②目標・計画作成機能
③援助計画実施機能
④評価機能  略

2 ソーシャルワークの枠組みからとらえる機能 テキストP45
*ソーシャルワークの機能

・人と環境とを調整する機能
・人の対処能力を強化する機能
・環境を修正・開発する機能 略

*クライエントの環境の課題
・クライエントの環境は、オアシスのように豊かな資源であり本人を護っているか。
 それとも、負の評価等に満ちた、針のむしろ、足の引っ張り合いか。
・多問題家族

*クライエントの対処能力の課題
・クライエントのコミュニケーション能力という課題。
・クライエントが、どの程度の困難、ストレスに対処できるのかは個人差がある。
 特に子育てにおいて、充分には対処できないこともある。子育て支援の課題であろう。
・支援を拒絶するクライエント。


◎リッチモンド(Richmond,M.)は,人と社会環境との間を個別に意識的に調整することの重要性を指摘している。

*ピンカスとミナハンによるソーシャルワークの機能(七つ)。テキストP45参照。
・人々の問題解決能力や対処能力、資源活用能力の向上
・資源にアクセス出来ない人々を資源に結びつける
・資源の活用が妨げられている場合に、人々と資源との相互作用を容易にする、修正する
・資源提供能力の改善のため、資源システム内の相互作用、関係の促進と修正
・社会的諸施設の開発
・経済給付
・社会的統制

*岡村重夫によるソーシャルワークの五つの機能 テキストP46参照
・評価的機能
・調整的機能
・送致的機能
・開発的機能
・保護的機能

*補足:D.H.ヘプワースによる専門職の役割とは、
 「直接サービス提供者」、
 「システムをつなぎ合わせる役割」、
 「システムの維持・強化」、
 「調査者・調査消費者」、
 「システム開発」である。

・ソーシャルワーカーの役割の拡大―時代とともに変化していく 。
 進化、成長する専門職である=変化する社会への対応をやめるならば、専門職としての終わりとも言えよう。現在進行形であること。
例:児童虐待への対応できる専門知識は、ソーシャルワークにおいて蓄積が必要である。

・ミクロ、メゾ、マクロによるソーシャルワーカーの役割の分類 テキストP48表 参照。
・ソーシャルワークの機能 同頁表参照。
・ソーシャルワーカーの役割の実施 テキストP49から参照。

<前回講義から>
*サービス・ニーズに関連して
・全人的視点を基盤に、岡村重夫は人々が社会生活を営む上での基本的要求を七つに整理した。
①経済的安定の要求
②職業の機会の確保
③健康の維持
④社会的協働への要求
⑤家族関係の安定
⑥教育機会の確保
⑦文化・娯楽に対する参加の要求

<その他のポイント>
◎ニードを充足するサービスについての情報が,利用対象者に十分に提供されないと,ニードが潜在化し,そのサービスの利用が進まないことがある 。
◎(地域における取り組みとして)アウトリーチ型のニーズキャッチが重要なので,地域住民座談会を企画・実施することもが必要である。(場合もある)

Common Human Needs トール(C.Towle)

・社会生活ニーズ
 サービス・ニーズ

権利擁護アドボカシー、社会正義、社会的コンフリクト、価値の内在化とは 相談援助基盤講義レジュメ 救貧法


社会保障 練習問題 初級
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
<この4月から学習を開始した受講生向き>


問題3 社会福祉の歴史に関する次の記述のうち、空欄AとBとCに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

 イギリスでは、第二次世界大戦後、(  A  )にもとづき、社会保険で(  B  )の基本ニーズを保障し、不足する部分を公的扶助で、超過する部分は任意保険でまかなうという方法で、いわゆる「ゆりかごから墓場まで」といわれる(  C  )が成立した。
 <組み合わせ>
      A        B            C
1 ベヴァリッジ報告    ナショナル・ミニマム    福祉国家
2 フェルゼン報告     劣等処遇        夜警国家
3 エドワード報告     ナショナル・トラスト    国民国家
4 バーネット報告     コミュニティ・ケア     連邦国家
5 ルイ報告        コミュニティ・チェスト   社会主義国家

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当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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相談援助の基盤と専門職 前期第5回講義レジュメ概要1
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成学科にて、2016年5月に講義            
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


2.利用者を大切にする相談援助のために テキストP64
・ソーシャルワークは、その価値に基づく専門的技術である。また、専門職各自の価値の内在化と、価値を基盤とする言動と実践、姿勢が求められる。その基礎となる概念を整理する。
◎「無差別平等」,「秘密保持」,「自己決定の尊重」は,社会福祉援助活動に限らず,他の専門職にも共通して取り上げられることの多い重要な倫理項目といえる。
・ソーシャルワーカー社会福祉士は、これらを護るというミッションを持つ専門職とも言えよう。
 その技術に、内面に宿っていなければならないもの=内在化の必要性。


・国際ソーシャルワーカー連盟の定義からは、人権尊重と社会正義がソーシャルワークの原理であると掲げられている。
A.人権尊重  テキストP64
・人権とは、人が生まれながらに当然に有する権利とされるもの。たんに人権,あるいは基本的人権ともいう。
・人権の固有性-全ての人は人間としての権利を持つ
・人権の不可侵性-公権力に侵害・制限されない
・人権の普遍性-全ての人々と共有できるもの

・社会のなかの差別(例:ホームレス、生活困窮者、非正規労働者、精神障害者等)、経済等の格差(子どもの貧困)、慣行(地域社会)等により、この3点の特性は脅かされる。
 事例によっては、社会問題化する場合もある。マクロの側面。
 しかし、社会的コンフリクトは、相互理解、関係構築への可能性も含む。
・ソーシャルワーカーとその実践には、差別の緩和、解消を目指し、マイノリティのいのちと権利を護り、理解を拡げる使命がある。
 ミクロの側面-事例における関係者全ての人権を守ることが出来るのか?

・人権の尊重が、ソーシャルワークの志向性として重要な位置付けである
-実践に活かすために、多面的な視点と理解が必要不可欠となる。当事者と共感的に交流することから。
⇒関係者それぞれの視点で考えること-多様な捉え方を知り、理解し、受容する。


*「社会福祉士の倫理綱領」価値と原則  テキストP65
 「社会福祉士は、すべての人間を、出自、人種、性別、年齢、身体的精神的状況、宗教的文化的背景、社会的地位、経済状況等の違いにかかわらず、かけがえのない存在として尊重する」

<補足>
・「すべて人間は、生まれながらにして自由であり、尊厳と権利において平等である」とした「世界人権宣言」(1948年国際連合第3回総会で採択) 略 講義にて解説
 国際障害者年」とそれに続く「国連・障害者の10年」を通して世界的に広まった「ノーマライゼーション」の思想が、「生活の質quality of life、QOL」 略 講義にて解説
・教育における保障
 民主主義の根幹

・差別、人権侵害に反対することは、ソーシャルワークの昔も今も変わらぬ使命、日々、実践していく。

B.社会正義 テキストP65
・社会正義とは 略  社会的公正とも同義。

(倫理綱領)
「(社会正義)社会福祉士は、差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などの無い、自由、平等、共生に基づく社会正義の実現をめざす。
 (貢献)社会福祉士は、人間の尊厳の尊重と社会正義の実現に貢献する。」

*人権の尊重、社会正義の実現に重要な事柄
・ソーシャルワーカーは、人々を差別、貧困、抑圧、排除、暴力等から解放するための実践を行なう専門職である。問題意識と実行力が求められる。 
例 貧困による心身の健康、逃避(薬物、飲酒、ギャンブル)、犯罪、暴力の世代間連鎖といった問題がある。
 貧困問題とその関連領域=フォーマルとインフォーマル(労働、犯罪、薬物等)への関心の必要性。
 領域ごとの専門知識(理論と実践知)の深化が必要である。
 社会問題への関心と理解を深めること、当事者との交流等も有効である。

・社会正義の実現のため、ミクロ・メゾ・マクロ領域において、人と環境の問題を対象に、ソーシャルワークの方法・メソッドを用いる。

・社会の合意形成-相互扶助

*補足:正義
 アリストテレス
 配分的正義と矯正的(整調的)正義
 自然的正義と人為的正義

確認小テスト キーワード 講義にて解説
アドボカシー  権利擁護
精神保健福祉士法  精神科ソーシャルワーカー
社会福祉援助技術  ソーシャルワーク
社会福祉士及び介護福祉士法  名称独占資格、業務独占
「信用失墜行為の禁止」や「秘密保持(守秘)義務」


ストレングス、人間関係支援、ソーシャルワーク人間観、マターナルディプリベーション 相談援助理論講義
 相談援助の理論と方法 前期第5回講義レジュメ概要 社会福祉士養成科にて

現代社会と福祉 練習問題 初級
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
 今年4月から学習を開始した受講生向き 練習問題基礎


問題2 次の文章の空欄A、B、Cに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 1601年、「<  A  >救貧法」と称せられる、救貧立法の集大成がなされ、17世紀を通じて< B  >の救貧行政の基本法となった。教区を救貧行政の単位とし,治安判事の監督のもとで,貧民監督官が貧民の保護・監督を行ない,その費用としての<  C  >の課税・徴収を行った。
(組み合わせ)
   A        B       C
1 エリザベス    イギリス    救貧税
2 チャーチル    フランス    消費税
3 カルロス     スペイン    所得税
4 チャールズ    ポルトガル   人頭税
5 ビスマルク    プロイセン   酒税

*解答・解説:救貧制度、救貧法、ワークハウス、ワークハウス・テスト法、ギルバート法とは 記事下方をクリック

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内容 介護、福祉職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援する研修

「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号93
内容 貧困、生活保護受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、ブログ筆者の実践や事例に基づき解説

「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号61
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の援助技術の基礎を解説。

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 自分らしさや優しさを仕事に活かしたい、社会貢献を仕事にしたい、ボランティアや社会人の経験を人間を支える仕事に活かしたい皆様、進路検討中の皆様におすすめの説明会です。
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進路等のご相談も歓迎です。
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日時:2016年5月19日(木)18時から19時
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参加費:無料(どなたでも参加できます) 

<お問い合わせ・参加予約先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255
予約フォーム 日本福祉教育専門学校


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JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩1分
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日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube



*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、医療機関、福祉施設・団体などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者と家族、貧困、女性、高齢者と家族、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

社会福祉士養成学科(通学1年)オープンキャンパス説明会
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5/21(土) 13時30分から

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貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中
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相談援助の理論と方法 前期第5回講義レジュメ概要
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科トワイライト・ナイトコースにて、2016/5/18に講義            
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


*人間関係というソーシャルワークの主要な課題
・人と人との.あいだで営まれるさまざまな関係こそ、人間に真の幸福をもたらす主要な、おそらくは唯一の源泉と考えられるからである 。
・その逆もいえる。すなわち貧しい人間関係こそ、人に不幸をもたらすもっとも重要な唯一の源泉 である。

 バイステック(Biestek, F. P.)『ケースワークの原則』1965 より

*人間関係の重要性
・クライエントとの、人格的交流の重要性-社会福祉の全領域における不変の課題である。
・クライエントにとって、ソーシャルワーカーとの間の専門的援助関係は、コミュニケーション能力や社会的スキルを身につける新たな経験、全人的な成長の機会となる。
 それは、双方向な関わりであり、援助者にとっても影響がある。援助者の側も専門性、人間的とも磨かれる。


・クライエントとの関わりの初期における、その期待を確認する-例えば、様々な「変わりたい」という願い。
・人間関係における、役割の明確化の働きかけ-援助関係と、クライエントの周囲の関係における課題でもある。
・クライエントとの援助関係、援助プロセスにおいて、クライエントの情緒面の重要な存在になることが課題の一つである。
 そのことによって、クライエントの深い感情や、「秘密」の打ち明け、率直な語りの促しに繋がる。
 クライエントの意味づけ、隠された思いを発見する。それは、クライエントの自己探求の支援でもある。
・クライエントとの関係における、「純粋性」の原則-相互の思いに真っ直ぐに、援助者も生身の人間として率直に関わること。
 援助者とクライエント双方の感情を、豊富なボキャブラリーで表現することが課題となる。

・援助者の自己開示
 必要に応じて、自己の経験を語り、クライエントとその援助に活かす。

2 ソーシャルワークの人についての見方
・ここでの人・人間とは、福祉サービス利用者とその周辺、クライエントシステムのことである 。 
 自力で解決困難な生活問題を抱え、専門的な社会福祉の援助を求めて訪れる来談者等である 。
 全ての人が、問題を抱える可能性があり、クライエントになり得る。誰でも問題を抱え、自力で解決が出来なくなることが起こり得る。
 特に家族介護の困難、病気、ターミナル、多様な生活問題である。
・人間支援の課題としての人生における「喪失」、すべてのものはやがて失う。
 ソーシャルワーカーは、喪失と痛みといった苦境のなかにある人々の隣人としての専門職である。

・人は落胆や苦痛を隠すために強がる-語り、言葉の矛盾として現れる。


*クライエント・システム 略
 個人,家族,グループ,組織など,ソーシャルワーカーが援助の対象とするシステムのことである。
 ピンカス(Pincus, A.)とミナハン(Minahan, A.)は,ソーシャルワーク実践の構成要素をクライエント・システム,ワーカー・システム,ターゲット・システム,アクション・システムとして整理した。

*ホリスティックな視点-全人的な捉え方
・ソーシャルワークに求められる視点で,人間を全体として,包括的に捉える見方である。
・ホリス「全体関連的な状況のなかにある人」。

・身体と心理、情緒のシステムである人間が、家族や地域社会等と相互作用している。
 総合的かつ包括的な支援、全人的、全領域にわたる支援-アセスメント。

*解説:ホリスHollis, Florence (1907-87) 略
[主著] Hollis, F., Casework : A Psychosocial Therapy, Random House, 1964 (本出祐之・黒川昭登・森野郁子訳『ケースワーク――心理社会療法』岩崎学術出版社,1966).
・公民権法が成立し,「偉大な社会」計画のもとに差別と貧困の解消を目指す社会政策が推進された時期に,ホリス(Hollis,F.)は『ケースワーク:心理社会療法』を刊行し,「状況の中にある人間」をケースワークの中心概念に位置づけた。
・ホリス(Hollis,F.)は,「状況の中の人」という視点から,心理社会的アプローチを確立した。
・ホリス(Hollis,F.)は,人と状況と,この両者の相互作用の三重の相互連関性で  ある「状況の中にある人間」をケースワークの中心概念に位置づけている。

*生活の全体性
 アセスメントでは,クライエントの生活の全体性を見て,多様な環境と人との相互作用のうち,どれが問題に関連しているかを検討できる広い視野が必要である。

*ストレングス視点やエンパワメント・アプローチが重要視されている 。
 ストレングスとは,人が上手だと思うもの,生得的な才能,獲得した能力,スキルなど,潜在的能力のようなものを意味する。
 ストレングス視点とは,援助者がクライエントの病理・欠陥に焦点を当てるのではなく,上手さ,豊かさ,強さ,たくましさ,資源などのストレングスに焦点を当てることを強調する視点であり,援助観である 。
・ストレングスによる面接における支持、肯定する、「~さんなら出来ますよ」等。

・ストレングスとは、人間の内なる可能性、潜在能力、才能、望みなどを含む。
 また、肯定的な心理状況等(自信、意欲、抱負、希望など)。
・先ずはワーカーがストレングスを認め、高くその光を掲げることを促し、社会も気づき、認めること
・自らとその潜在能力を見つめなおすという、クライエントと援助者双方の課題がある。
 自分の強みが何であるかを知って、それを生かすようにすること。
 自分の強みを知るだけでなく、それを日々の生活に生かす努力が必要である。

・他者からの評価ではない、自分の価値を見い出す。
 他人と自分を比較することから解放された生き方への転換の促進である。


・クライエント自身が、自分の長所に注目し、自らの強みを自覚することから、変化ははじまる。
⇒そのプロセスを支え潜在能力を促進するストレングスによる実践。

・ストレングスを活用した実践-クライエントとのパートナーシップのなかで、動機付けを高める。
 クライエントの生活の質を高めることを、語り合いのなかで強調する。

・当事者の生き抜く技法のシェアの必要性-グループワークの場にその可能性がある。

・ここでのエンパワメント-クライエントに外部から援助や指導を注入するのではなく、内なる力、意欲、解決策を引き出し、促進する、強化する。

・人は環境から多大な影響を受けるが、環境を変えていく力(潜在能力)、可能性を持つ。

*人生における幸福の3要素とは、楽しさ(快楽)、充実した人生、人生の意味。
・「意義のある人生」、しかし意義を見失う人々もいる(特に貧困領域 )

ソーシャルワーク定義 国際ソーシャルワーカー連盟2000年 相談援助の基盤と専門職 ブログ筆者講義レジュメ



心理学理論と心理的支援 練習問題 初級
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題の入門編>

問題1 ボウルビィ(Bowlby,J.)らの愛着(アタッチメント)の理論に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1 愛着の理論は,ガンなどの鳥類のすり込み現象,サルの母子関係の成立時における接触快感の重要性を明らかにした動物の行動の研究の影響が大きい。
2 人間発達の初期における愛着の形成は子どもの発達にとって決定的に重要であり,それは特定の人物に向けて焦点化されるとしている。
3 情緒的に不安定な状態にある子どもであっても適切な愛着関係を形成することにより,順調な発達が望めるとしている。
4 子どもの適切な愛着の形成には,子どもの発する信号に気付き,適切に解釈し,機敏に応答するという養育者の敏感性が大切であるとしている。
5 愛着の形成には時期が重要であり,その時期は一般的におよそ乳児期から7歳ごろまでであるとしている。

*解答と解説 ボウルビィ(Bowlby,J.)の愛着(アタッチメント)理論、ジョン・ボウルビィ、マターナル・ディプリベーションとは
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当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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相談援助の基盤と専門職 前期第3回講義レジュメ概要
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成学科にて、2016/4/27・28に講義            
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


2.ソーシャルワークの国際定義 2000年定義
・ソーシャルワーカーは、ミクロ=個別事例の問題解決から、マクロ=関連制度や社会問題の改善を促進する専門職である。

1 国際ソーシャルワーカー連盟の定義 2000年  テキストP38
*概要:国際ソーシャルワーカー連盟の定義(2000年定義)
・2000年7月27日、モントリオールにおける国際ソーシャルワーカー連盟(International Federation of Social Workers,IFSW)総会において採択された。
 国際ソーシャルワーカー連盟の定義は、利用者個人の問題の解決を、それを生み出す社会構造との関わりで考える視点をもたらし、解決するには積極的に、その原因となっている社会構造を変革し社会的不正義に挑戦することを示している。

*国際ソーシャルワーカー連盟の「ソーシャルワークの定義」(2000年定義) テキストP38
 「ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワメントと解放を促していく。ソーシャルワークは、人間の行動と社会のシステムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である」。

・解説 テキストP39
 様ざまな形態をもって行われるソーシャルワークは、人びととその環境の間の多様で複雑な相互作用に働きかける。その使命は、すべての人びとが、彼らのもつ可能性を十分に発展させ、その生活を豊かなものにし、かつ、機能不全を防ぐことができるようにすることである。
 専門職としてのソーシャルワークが、焦点を置くのは、問題解決と変革である。従ってこの意味で、ソーシャルワーカーは、社会においての、かつ、ソーシャルワーカーが支援する個人、家族、コニュニティの人びとの生活にとっての、変革をもたらす仲介者である。
 ソーシャルワークとは、価値、理論、および実践が相互に関連しあうシステムである。

*解説:エンパワーメント( エンパワメント) empowerment
 エンパワメント・アプローチでは,クライエント自身が,問題解決に必要な知識やスキルを習得することを支援する。
 エンパワメントの概念は,1970年代のアメリカの公民権運動において,バーバラ・ソロモン(Solomon,B.)が『黒人のエンパワメント』を刊行したのを契機に,「スティグマの対象となり,否定的な評価を受けてパワーが欠如した状態の人々」に注目したことに始まる。
 パワーの脆弱化,無力化をディスエンパワーメント(disempowerment),パワーの欠如状態をパワーレスネス(powerlessness)(あるいはパワーレスな状態) 略
 ソロモン(Solomon, B.)の著書『黒人のエンパワーメント』(1976) 略

 エンパワメント、自分の価値が認められない経験-自己の存在、価値の否定は、力、気力を奪うものである。
 先ず、それぞれの尊さ、ありのままの強さ、可能性を伝えることからアプローチははじまる。


*解説:スティグマ stigma
 Goffman, E., Stigma, Penguin Books, 1963(石黒毅訳『スティグマの社会学』せりか書房, 1984) 略
・講義の補足:スティグマを考える-「危険、暴力的」等といった烙印、自他による烙印に支配された生き方を克服していく。
 ソーシャルワークの支援の課題の一つである。


<国際定義 2000年 補足>
 つまり、人間の福利(ウェルビーイング)と社会の変革を進め,人びとのエンパワメントと解放を促していくことが,国際ソーシャルワーカー連盟の「ソーシャルワークの定義」(2000年)で唱えられている。

①人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指す
 ウェルビーイングとは人間として良好・快適な状態(身体・精神・社会・行動)が続いていることを指し、人権の尊重と自己実現、最大限の可能性の追求が主題となる。略
 ウェルビーイング(well-being)とは、国際連合などの国際機関や欧米諸国では,「積極的に人権を尊重し,自己実現を保障する」概念として定着してきている。

講義の補足:福利・安寧・満足・幸福は、“人によって異なる”ものである(ある意味)。
・「意義のある人生」、しかし意義が自身では見いだせない人々もいる(特に貧困領域支援の課題 )
 意義が見いだせない=虚しい人生とも言えよう。
 意義の有無は、誰が判断するのかという課題もある。
 これらの人生の意義に対する支援が必要な人々とは。根源的なものの安定が心にあるか。


*自己実現
・自己に潜在する素質や能力、可能性などを最大限に発展・拡充させ、より完全な自己、自分がなりえるものを実現してゆくこと。生の拡充。
⇒ これらをアセスメントにおける課題の分析や、エンパワメントによる介入の基盤とする。
 今、なにができるかよりも、どうなりたいかが重要である。
・自己実現、ありのままの自分を阻むもの-不寛容な社会からの圧力も考えなければならないだろう。

②社会の変革を進める
 利用者個人の問題を社会構造との関わりで考える視点が必要である。また、個々の問題を解決するため、原因となっている社会構造・問題の変革や、社会的不正義(差別・不平等など)に立ち向かう姿勢が必要となる。
⇒ 個別事例の問題の根本的解決を目指す。
 マクロ領域のソーシャルワーク実践の必要性。ソーシャルワークはミクロの問題解決のみではない。
・マイノリティの問題の根本的解決とは。
・リッチモンドによる、「社会改良の小売的方法」


*社会の変革
 暗いと不満を言うだけではなく、先ず身近なところでたいまつをかざすこと。グローバルに考え、ローカルで実践するという姿勢。

*解説:マイノリティとは minority  略
・マイノリティの当事者が、自らのために社会を変革し、新たなシステムを創るためには、この変革、解放のプロセスには、自らが主体となり成就するという、主体性が必要となる。当事者主体の活動により、更なる力の獲得が図られる。
 マイノリティの解放は、マイノリティの仕事でなければならない。援助者は、リーダーではなく、共にあって共に苦しみ、泣き、笑う者、隣人となる。セツルメントの歴史から学ぶ。
 また、ソーシャルワークは、マジョリティとの架け橋、媒介となる。そして、マジョリティをも、抑圧から解放する働きである。


*法制度、サービス運用方法の変革
・ソーシャルワークは、クライエント重視(主導)の姿勢を原則とする。
 制度にクライエントを適応させるかのようなマネジメントでは本末転倒である。ここを間違えるならば、ソーシャルワークの根本が揺らぐ。
 ソーシャルワークは、ニーズ主体の実践である。


・個別の援助と社会変革-ミクロもマクロも
・マクロソーシャルワーク、ソーシャルアクションの必要性が今日も問われている。
 例:従来のホームレス支援活動=野宿労働者「労働と福祉の狭間」である。


*解説:セーフティネットとは 略

③人間関係における問題解決を図る
・人間関係上の問題解決(家族と社会)と、そのためのエンパワメントの視点の必要性。
・社会的孤立(人間関係の貧困)。脆弱性。
 昨今、様々な職業でコミュニケーション能力が求められているが。
・人間関係の困難-具体的には、グループワークで、新たな経験、新たな人間関係等の機会と場所を提供するソーシャルワーク。


*家族における人間関係の問題解決を図る
 家族の多様な問題(ルール、役割、コミュニケーション、虐待、貧困、過去、未来等)の解決・緩和を図る。
 家族問題は、昔も今もソーシャルワークの重要なテーマである。児童虐待、DV、高齢者虐待等の顕在化された問題もある。


*家族問題 自己覚知が重要である
 家族を捉えるとき、誰の立場で考えるのか?全員に共感すること。
 的確な分離・保護・新たな家庭・再統合と再生、中立による関係の調整が求められる場合が多い。
 援助者は、自己の痛みの記憶、感情に振り回されてはいけない。しかし、痛みを抱えたまま生きて、実践していく。


*解説:システム

*家族システム理論
 
 家族システムの理論は,症状や問題を持った人に対処する場合,家族成員は相互に関連しあっていて切り離しては理解できないという視点に立つ。したがって,家族は単に問題解決の協力者ではなく,問題を持っていないと思われる家族成員も含めて対象となる。

*利用している機関における人間関係の問題解決を図る
 関係者と対象者との相互理解を、集団の相互扶助を促進する。
 調整の必要性。

*地域における人間関係の問題解決を図る
 排除、葛藤・摩擦(コンフリクト)の仲介(媒介)者となり、調和を図る。
・地域への働きかけー共生、ノーマライゼーション、相互扶助、共同等の価値を伝えていく 。
 手を差し伸べ合う共同体を目指すコミュニティワーク。違いを超えて共生するコミュニティづくり。
・弱さと痛みを分かち合う共同体を目指して。
 人間は弱さ、痛み、病をそれぞれが持つ。
 例えば、疾患であり、障害(スティグマ)、過去、高齢、自尊感情の欠如等である。
 人間の醜悪さ-他者の弱さにつけこんで利益を得ることも社会では起きている-ハイエナのように。
 人間に宿る良心、善、愛情-弱さ、痛みを分かち合い、支えあって生きることも出来る。
 排除や搾取ではなく、調和と相互扶助をもたらす-福祉専門職の役割がここにある。私たちの望みもここにある。
 共生のコミュニティや、セルフヘルプグループとは、弱さと痛みを共有するコミュニティでもある。


④人びとのエンパワメントと解放を促す
 不利益・不公正な状況からの解放を促進するためのエンパワーメント。
・社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)を促進する。
・不平等、不利益を被っている人びとの解放を促進する。
・人生のスタートラインの不平等-子どもの貧困。 
・エンパワメント、人間の内なる光、潜在能力・才能を引き出すこと。
 先ずはワーカーが認め、高くその光を掲げさせ、社会も気づき、認めること。

⑤人間の発達と行動、そして社会システムに関する理論を活用
 これらの理論、ソーシャルワークの専門知識を持ち、対象理解や支援の際に応用する。

⑥人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入
・人は環境から多大な影響を受けるが、環境を変えていく力(潜在能力)、可能性を持つ。

・問題を抱える人々と彼らを取り巻く環境、その相互・交互作用、人と環境の接点への介入。
・しかし、単純な「環境と個人」ではない
⇒ 貧困等の社会問題によって、生き方、意識等が縛られ、規定されてしまう。
・人と環境の望ましい変化を促進する介入は、多様で幅広い。


*人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である
 ソーシャルワーカーの専門職としての基盤は、人権と社会正義の原理である。人間の尊厳、生命の価値を守り、正義と公正、人々の最大限の幸福を追求する活動なのである。

相談入門講座15回 情緒障害児短期治療施設とは 生活困窮子育支援、ファミリーサポートセンター利用助成


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第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)



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社会福祉士 相談援助入門講座 第15回
<この4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。 詳細は4月からの講義にて解説>
*練習問題 基礎編も掲載

社会福祉 各領域の概要・児童福祉(4)
児童福祉施設
1) 児童福祉施設とは
 児童福祉法7条に規定される施設で,児童の保護,自立,機能の向上などを図ることを目的としている。
第七条  この法律で、児童福祉施設とは、助産施設、乳児院、母子生活支援施設、保育所、児童厚生施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設及び児童家庭支援センターとする。
○2  この法律で、障害児入所支援とは、障害児入所施設に入所し、又は指定発達支援医療機関に入院する障害児に対して行われる保護、日常生活の指導及び知識技能の付与並びに障害児入所施設に入所し、又は指定発達支援医療機関に入院する障害児のうち知的障害のある児童、肢体不自由のある児童又は重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している児童(以下「重症心身障害児」という。)に対し行われる治療をいう。

・児童福祉施設最低基準

2)児童福祉領域の福祉施設(一部のみ)
1.児童養護施設

 児童福祉法に定められた児童福祉施設の一つ。
 「児童養護施設は、保護者のない児童(乳児を除く。ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。以下この条において同じ。)、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設とする」児童福祉法41条。
 保護者の監護を受けられない、保護者がいても虐待されている、その他、環境上養護を必要とする子どもが入所対象となる。 略
 1997年の児童福祉法改正では,養護施設から児童養護施設と改称され,その機能もたんに養護するだけでなく,退所後の児童の自立を支援することが機能として付け加えられた。

*養育内容
 家庭的環境のなかでの生活・学習・運動などの指導、小学校・中学校・高等学校への通学、各種学校などへの通学(中学校卒業児童)を行ない、自立を支援する。

2.児童自立支援施設
 児童自立支援施設は、不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設とする。児童福祉法 第四十四条
 つまり、非行児童(非行のおそれがある児童)や家庭環境から生活指導を要する児童等の、自立支援を目的とする児童福祉施設。
 1997年の児童福祉法改正で「教護院」から改称され,①対象を非行児童以外に拡大,②小中学校への就学義務,③通所形式の採用等の改革が行われた。児童自立支援専門員,児童生活支援員,精神科医(嘱託可)等が配置されている。
 政令で都道府県に設置義務が課されている。

*養育内容
 生活指導、学習指導、職業指導などを通じて心身の健全な育成と自立の支援している。

 国立武蔵野学院は、大正8年 (1918年) 3月に開設された児童自立支援施設。

3 情緒障害児短期治療施設
 情緒障害児短期治療施設は、軽度の情緒障害を有する児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、その情緒障害を治し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。

4 母子生活支援施設
 母子生活支援施設とは、児童福祉法38条に規定されている児童福祉施設の一つ。夫の死亡,離婚,夫の暴力からの避難,未婚での出産などの状況にあり,自立して生活していくことが困難な母子を保護し,母子の自立促進のために生活を支援することを目的としている。

5 乳児院
 保護者の病気や家族の病気で付添看護を必要とする場合,出産,離婚,家出,遺棄や,その他やむをえない事情で乳児を育てられない場合に利用できる児童福祉施設。
 児童福祉法37条に,「乳児(保健上その他の理由により特に必要のある場合には,おおむね2歳未満の幼児を含む)を入院させて,これを養育することを目的とする施設」と規定されている。
・入所対象となる乳幼児とは、次の状態にあるおおむね2歳未満の子どもである。
 保護者がいない場合。 保護者の病気その他の事情で、保護者による養育が困難または不適当な場合。
*養育内容
 保護者がいない場合および、養育が困難または不適当な場合に、保護者に代わって養育する。
 精神発達の観察・指導、授乳、食事、おむつ交換、入浴、外気浴、健康診断など、家庭に代わって24時間養育を行なう。

*生活困窮家庭と虐待 世代間連鎖
・生活困窮者の若者支援の課題-自尊感情を支える相談援助へ
 子ども時代の、家族関係、家庭の経済状況、生活環境全般、食生活、学習等の不安定は、成人に達した後の生活、就労、人間関係、メンタルヘルス等の不安定へと、雪だるまの様に拡大してしまう傾向がある。
 筆者の実践において、相談等で出会ったホームレス青年等の生活困窮の若者たちは、子どものときに不安定な生活、生活困窮家庭、虐待被害、福祉施設での生活を過ごした生育歴が顕著である。子ども時代に感じた恐怖や痛みが、大人になった後の生活困窮の原因の一つになり、過去の傷が再び現れて、依存症や問題行動を引き起こし、苦悩する場合もある。困窮する若者たちは、これらの痛みを心の奥底に隠していることが、自尊感情、安定した情緒を妨げているとも言えよう。
 生活に困窮する若者たちのありのままの姿を受け容れ、肯定し、認め、寄り添うることから支援ははじまる。

・子どもの貧困と児童家庭福祉・ファミリーソーシャルワークの課題
 児童家庭福祉領域において、児童虐待が顕著な例であるが、家族問題、家族関係の困難が今日的なテーマの一つである。本来ならば、家庭は、子どもにとって安心、愛情、喜びをもたらすかけがえのない価値がある。現在の家族をどのように支えていくのかが、ソーシャルワークの課題の一つである。
 家族が、安定した生活のなかで共に過ごすことが、子どもの発達にとって大切なことである。子どもにとって、家族と共に過ごし、喜怒哀楽を分かち合い、暖かさや幸せを感じられるような家庭となるように、専門職(フォーマル)もコミュニティ(インフォーマル)も、支えていくことが求められているのではないだろうか。
 児童家庭福祉の目標の一つには、家族、特に子どもが不安と恐怖心に縛られているのならば解放し、そして希望や愛情、自由のなかで成長することを支えることにある。



相談援助の理論と方法 練習問題・初級
<この4月から学習を開始した受講生向き 練習問題入門編>
*社会福祉士専門科目


問題 ソーシャルワークに関する次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい
 ソーシャルワーク実践において,デイサービス事業やショートステイ事業などに代表されるような専門機関・組織や専門職が提供する「 A 」サポート(サービス)と,家族や近隣者,そしてボランティアに代表される「 B 」サポートがある。また、意図的に各種サポートを活用しながら、複数のニーズを持つ利用者を支援する方法の一つとして「 C 」がある。
    A        B        C
1 インフォーマル--フォーマル----社会活動
2 フォーマル----インフォーマル--ケアマネジメント
3 オフィシャル---フォーマル----社会活動
4 フォーマル----インフォーマル--スーパービジョン
5 インフォーマル--フォーマル----ケアマネジメント

*解答・解説:ケアマネジメント、ソーシャルサポート・ネットワーク、インフォーマルケアとは 記事下方をクリック


参考 関連ニュースクリップ 記事から引用
生活困窮家庭の子育て支援 ファミリーサポートセンター利用助成基金設立 ゆめ基金とくしま
2016/05/03 14:04 【徳島新聞】より引用

引用「市民や企業から集めた寄付金でNPO法人などの活動を支援している「ハートフルゆめ基金とくしま」は、有償で子育てを手助けするファミリーサポートセンター(ファミサポ)を利用できない生活困窮家庭向けの基金を設立した。1時間当たり700円の利用料のうち500円を助成する。ファミサポ利用の補助制度ができるのは県内で初めて。
 ファミリーサポートセンターとは、子どもの一時預かりや保育園の送り迎えなどの育児支援を利用したい人と支援できる人をセンターが仲介し、利用者が支援者に規定の対価を支払う仕組み。
 県内のファミサポ7組織を自治体から受託運営している県勤労者福祉ネットワークによると、経済的な理由から利用をあきらめる人が少なくないという。そこでネットワークが運営に携わっているゆめ基金が助成制度を設けることになった。
 各ファミサポの所長が利用希望者と面談をして生活状況を聞き取り、助成の可否を判断する。 略 上限は1人年30時間」引用ここまで

<みんなで解決!子育てカフェ> 育児への夫の協力が判断材料に
2016/05/01 15:19 【神戸新聞】より引用

引用「第2子、第3子をいつ産むか、そもそも2人目を産むべきか。考える上でのヒントを、兵庫教育大(加東市)の理事・副学長で、幼児教育保育・子育て支援が専門の名須川知子さん(61)に聞きました。
-今の時代、一人っ子も多いですね。
 「欲しい子どもの数を、兵教大の子育て支援ルームでお母さんたちに尋ねてみたら『できれば複数欲しい』という声がよく聞かれました。あえて一人っ子を選ぶ場合、理由としては経済面、母親の年齢、仕事への影響や育児のしんどさが目立ちます」
-2人以上欲しい親の思いをかなえるために、必要なのは。
 「少子化に歯止めを掛けるためにも、子を2人、3人と産みたい人が安心して育児できる環境をつくらないといけません。妻が子の人数を考える上で大きな判断材料になるのは、夫が育児や家事に協力してくれるかどうか。これには夫に時間的な余裕があるか、つまり夫の労働時間の長さも影響してきます」
-きょうだい同士の年齢が近い場合と離れている場合、それぞれに良さや大変さがあります。
 「年の差が近いと子育てを一気に終えられるし、職場で育児休業を切れ目なく取得できることもあるでしょう。ただ、仕事のブランクは長くなり、複数の子を同時に世話するので育児の負担も大きい。逆に離れていると、育児期間が長引きますが、上の子が下の子の面倒をみてくれるなどのメリット 略 」引用ここまで

 
参考:児童福祉法 抜粋
(昭和二十二年十二月十二日法律第百六十四号

第六条の二の二  この法律で、障害児通所支援とは、児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス及び保育所等訪問支援をいい、障害児通所支援事業とは、障害児通所支援を行う事業をいう。
○2  この法律で、児童発達支援とは、障害児につき、児童発達支援センターその他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練その他の厚生労働省令で定める便宜を供与することをいう。
○3  この法律で、医療型児童発達支援とは、上肢、下肢又は体幹の機能の障害(以下「肢体不自由」という。)のある児童につき、医療型児童発達支援センター又は独立行政法人国立病院機構若しくは独立行政法人国立精神・神経医療研究センターの設置する医療機関であつて厚生労働大臣が指定するもの(以下「指定発達支援医療機関」という。)に通わせ、児童発達支援及び治療を行うことをいう。
○4  この法律で、放課後等デイサービスとは、学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)第一条 に規定する学校(幼稚園及び大学を除く。)に就学している障害児につき、授業の終了後又は休業日に児童発達支援センターその他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与することをいう。
○5  この法律で、保育所等訪問支援とは、保育所その他の児童が集団生活を営む施設として厚生労働省令で定めるものに通う障害児につき、当該施設を訪問し、当該施設における障害児以外の児童との集団生活への適応のための専門的な支援その他の便宜を供与することをいう。
○6  この法律で、障害児相談支援とは、障害児支援利用援助及び継続障害児支援利用援助を行うことをいい、障害児相談支援事業とは、障害児相談支援を行う事業をいう。
○7  この法律で、障害児支援利用援助とは、第二十一条の五の六第一項又は第二十一条の五の八第一項の申請に係る障害児の心身の状況、その置かれている環境、当該障害児又はその保護者の障害児通所支援の利用に関する意向その他の事情を勘案し、利用する障害児通所支援の種類及び内容その他の厚生労働省令で定める事項を定めた計画(以下「障害児支援利用計画案」という。)を作成し、第二十一条の五の五第一項に規定する通所給付決定(次項において「通所給付決定」という。)又は第二十一条の五の八第二項に規定する通所給付決定の変更の決定(次項において「通所給付決定の変更の決定」という。)(以下この条及び第二十四条の二十六第一項第一号において「給付決定等」と総称する。)が行われた後に、第二十一条の五の三第一項に規定する指定障害児通所支援事業者等その他の者(次項において「関係者」という。)との連絡調整その他の便宜を供与するとともに、当該給付決定等に係る障害児通所支援の種類及び内容、これを担当する者その他の厚生労働省令で定める事項を記載した計画(次項において「障害児支援利用計画」という。)を作成することをいう。
○8  この法律で、継続障害児支援利用援助とは、通所給付決定に係る障害児の保護者(以下「通所給付決定保護者」という。)が、第二十一条の五の七第八項に規定する通所給付決定の有効期間内において、継続して障害児通所支援を適切に利用することができるよう、当該通所給付決定に係る障害児支援利用計画(この項の規定により変更されたものを含む。以下この項において同じ。)が適切であるかどうかにつき、厚生労働省令で定める期間ごとに、当該通所給付決定保護者の障害児通所支援の利用状況を検証し、その結果及び当該通所給付決定に係る障害児の心身の状況、その置かれている環境、当該障害児又はその保護者の障害児通所支援の利用に関する意向その他の事情を勘案し、障害児支援利用計画の見直しを行い、その結果に基づき、次のいずれかの便宜の供与を行うことをいう。
一  障害児支援利用計画を変更するとともに、関係者との連絡調整その他の便宜の供与を行うこと。
二  新たな通所給付決定又は通所給付決定の変更の決定が必要であると認められる場合において、当該給付決定等に係る障害児の保護者に対し、給付決定等に係る申請の勧奨を行うこと。

第六条の三  この法律で、児童自立生活援助事業とは、第二十五条の七第一項第三号に規定する児童自立生活援助の実施に係る義務教育終了児童等(義務教育を終了した児童又は児童以外の満二十歳に満たない者であつて、第二十七条第一項第三号に規定する措置のうち政令で定めるものを解除されたものその他政令で定めるものをいう。以下同じ。)につき第三十三条の六第一項に規定する住居において同項に規定する日常生活上の援助及び生活指導並びに就業の支援を行い、あわせて第二十五条の七第一項第三号に規定する児童自立生活援助の実施を解除された者につき相談その他の援助を行う事業をいう。
○2  この法律で、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学しているおおむね十歳未満の児童であつて、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、政令で定める基準に従い、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいう。
○3  この法律で、子育て短期支援事業とは、保護者の疾病その他の理由により家庭において養育を受けることが一時的に困難となつた児童について、厚生労働省令で定めるところにより、児童養護施設その他の厚生労働省令で定める施設に入所させ、その者につき必要な保護を行う事業をいう。
○4  この法律で、乳児家庭全戸訪問事業とは、一の市町村(特別区を含む。以下同じ。)の区域内における原則としてすべての乳児のいる家庭を訪問することにより、厚生労働省令で定めるところにより、子育てに関する情報の提供並びに乳児及びその保護者の心身の状況及び養育環境の把握を行うほか、養育についての相談に応じ、助言その他の援助を行う事業をいう。
○5  この法律で、養育支援訪問事業とは、厚生労働省令で定めるところにより、乳児家庭全戸訪問事業の実施その他により把握した保護者の養育を支援することが特に必要と認められる児童(第八項に規定する要保護児童に該当するものを除く。以下「要支援児童」という。)若しくは保護者に監護させることが不適当であると認められる児童及びその保護者又は出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦(以下「特定妊婦」という。)(以下「要支援児童等」という。)に対し、その養育が適切に行われるよう、当該要支援児童等の居宅において、養育に関する相談、指導、助言その他必要な支援を行う事業をいう。
○6  この法律で、地域子育て支援拠点事業とは、厚生労働省令で定めるところにより、乳児又は幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行う事業をいう。
○7  この法律で、一時預かり事業とは、家庭において保育を受けることが一時的に困難となつた乳児又は幼児について、厚生労働省令で定めるところにより、主として昼間において、保育所その他の場所において、一時的に預かり、必要な保護を行う事業をいう。
○8  この法律で、小規模住居型児童養育事業とは、第二十七条第一項第三号の措置に係る児童について、厚生労働省令で定めるところにより、保護者のない児童又は保護者に監護させることが不適当であると認められる児童(以下「要保護児童」という。)の養育に関し相当の経験を有する者その他の厚生労働省令で定める者(次条第一項に規定する里親を除く。)の住居において養育を行う事業をいう。
○9  この法律で、家庭的保育事業とは、乳児又は幼児であつて、市町村が第二十四条第一項に規定する児童に該当すると認めるものについて、家庭的保育者(市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)が行う研修を修了した保育士その他の厚生労働省令で定める者であつて、これらの乳児又は幼児の保育を行う者として市町村長が適当と認めるものをいう。以下同じ。)の居宅その他の場所において、家庭的保育者による保育を行う事業をいう。

第六条の四  この法律で、里親とは、養育里親及び厚生労働省令で定める人数以下の要保護児童を養育することを希望する者であつて、養子縁組によつて養親となることを希望するものその他のこれに類する者として厚生労働省令で定めるもののうち、都道府県知事が第二十七条第一項第三号の規定により児童を委託する者として適当と認めるものをいう。
○2  この法律で、養育里親とは、前項に規定する厚生労働省令で定める人数以下の要保護児童を養育することを希望し、かつ、都道府県知事が厚生労働省令で定めるところにより行う研修を修了したことその他の厚生労働省令で定める要件を満たす者であつて、第三十四条の十九に規定する養育里親名簿に登録されたものをいう。


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「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号93
内容 貧困、生活保護受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、ブログ筆者の実践や事例に基づき解説

「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号61
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の援助技術の基礎を解説。

「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号102
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

 上記は当ブログ筆者が担当する研修です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護・保育事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の講師が出向きます。講師謝金 無料
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<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)



*解答 下記をクリック

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社会福祉士 相談援助入門講座 第14回
<この4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。詳細は4月からの講義にて解説>

児童福祉(3)
*児童虐待防止対策の主な内容
 発生予防

・ 生後4か月までの全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)の推進
 生後4か月までの乳児のいる全ての家庭を訪問し、子育て支援に関する情報提供や養育環境の把握

・育児支援家庭訪問事業の推進
 養育支援が必要な家庭に対して、訪問による育児・家事の援助や指導・助言等の実施

・ 地域子育て支援拠点の整備
 地域において子育て中の親子が相談・交流できる地域子育て支援拠点の身近な場所への設置を促進

 早期発見・早期対応
・ 「子どもを守る地域ネットワーク」(要保護児童対策地域協議会)の機能強化
 市町村において関係機関が連携し児童虐待等への対応を図る「子どもを守る地域ネットワーク」(要保護児童対策地域協議会)の設置促進を図るとともに、コーディネーターの研修の実施など機能の強化

・ 児童相談所の体制強化
 児童福祉司の配置の充実、一時保護所の体制強化
 
保護・自立支援
・ 児童養護施設等に入所している子どもへの支援の充実
 小規模ケアの推進、個別対応職員や家庭支援専門相談員の配置等の充実

・ 里親委託の推進
 里親委託を推進するため、里親制度の普及促進、子どもを受託している里親への支援等の業務を総合的に実施する里親支援機関事業を推進

*子育て支援の課題と社会福祉士
 子ども家庭支援センター等においては、虐待までは至らないが、子育てに支援を必要とする家族の相談、訪問等が課題となっている。
 子育ての知識やスキル、具体的なサポートを必要としている、地域で生活する家族と子育てをどのように支えるのか、大きな課題である。
 家族やコミュニティ、社会の変化を踏まえた子育て支援事業が問われている。
 加えて、子育てと仕事の両立、ひとり親家庭の支援、ステップファミリー等のテーマがある。

・家族問題とファミリーソーシャルワークの課題
 本来、それぞれの家庭は、子どもにとって、安全で保護された環境であるべきである。
 児童家庭福祉の使命の一つは、この家族を、その関係を支えることにある。
 家庭やコミュニティの豊かな関係のなかで、ゆったりと過ごす時間が増えること。また子どもは、友人との関わりや自然のなかで育つ。趣味やスポーツ等の創造的な活動を行うこと。経済的な意味ではない、精神的なゆとりのある暮らし方が理想といえよう。
 しかし、今日、このような精神的ゆとりのある暮らし、愛情に満ちた家族関係等を得ることができない、欠乏、困窮という生活問題の質的な側面も、ソーシャルワークにとっての大きな課題であり、支援が求められている。

・子ども虐待の世代間連鎖と生の過程を支えるソーシャルワークへ
・児童虐待の影響として、被虐待児童が成長した後にも、自尊感情の問題等の影響を残す。
 自尊感情の問題は、生きづらさ、人間関係の問題等を引き起こす。自分に自身を持てない、新たな家族問題の発生等。 
 世代間連鎖が起きることもある。
 自尊感情の問題は、本人の生き方の足を引っ張る-ありのままで生きることが出来ない。自分を受け容れられない。
 人間にとって、生の過程で大きな意味を持つのが、ありのままで生きられるようになることである。
 自分の弱さを受容すること、他者の欠点も認めることが重要である。
 これらの過程を支援することも、ソーシャルワークの課題の一つである。


*児童相談所・概要
 都道府県及び政令指定都市に設置される行政機関(中核市も設置できる)。都道府県によってはその規模や地理的状況に応じて複数の児童相談所およびその支所を設置している。
 児童に関する各般の問題につき,家庭その他からの相談に応じ,児童および家庭につき必要な調査ならびに医学的・心理学的等の判定を行い,それらに基づいて児童および保護者の指導を行うとともに,児童を一時保護する等を業務とする。

*児童相談所の業
①児童の生育上の問題について、家庭その他から相談に応ずる。
②児童とその家庭について必要な調査を実施し,医学的,心理学的,教育学的,社会学的及び精神保健学的判定
③上記判定に基づいて必要な指導を行い,また児童福祉施設への入所,里親及び保護受託者への委託措置をとる。
④必要な場合,一時保護を行う。
*上記のような業務に応じて、児童に対して養育・保健・養護・教護・心身機能・長期欠席および不就学・性向相談,しつけ相談など個別的,専門的な援助の方法でもって対応する。

*虐待事例への援助の特
・介入の必要性-子どもの生命や健全な成長・発達、権利を守るため
・虐待をする保護者のリスク 略

*援助に際しての留意事
 個々の子ども虐待は極めて多様であるだけでなく、福祉、保健、医療、教育、司法など多岐にわたる問題を抱え、かつその背景やメカニズムも複雑である。個々の問題に応じた複合的対処をしなければならない。
(1)迅速な対応
 児童虐待防止法では、「児童の安全の確認、児童相談所への送致又は一時保護を行う者は、速やかにこれを行うよう努めなければならない」(児童虐待防止法第8条第3項)と規定された。

(2)組織的な対応

(3)機関連携による援助-多様な複合的問題を抱える家族に対して

(4)子どもの安全確保の優先

(5)家族の構造的問題としての把握
 子ども虐待が生じる家族は、保護者の性格、経済、就労、夫婦関係、住居、近隣関係、医療的課題、子どもの特性等々、実に多様な問題が複合、連鎖的に作用し、構造的背景を伴っているという理解が 略

(6)保護者への援助-虐待を行った者に対する対応も今後重要となる分野である。

(7)基本としてのカウンセリングマインド
 保護者も往々にして虐待の被害者であったり、様々な困難に直面している者であることが多い。

(8)権限の行使

<対応の留意点 例
・保護者が、関係機関の支援や働きかけを拒否することはハイリスク要因として捉えることが必要である。
・虐待する保護者の外傷に対する一見合理的な説明、反省や「もう虐待はしない」ということばにも注意が必要である。

*虐待する保護者のタイプと対応を踏まえる
①育児ストレスが高いタイプで、相談意欲のある保護者には受容的なアプロー

 略

②攻撃的で周囲の支援を受け入れないタイプの保護者には介入的なアプロー
  略

厚生労働白書より抜粋
<社会的養護の充実>
(1)社会的養護の基本的方向

 社会的養護は、かつては、親のない、親に育てられない子どもを支援する施策であったが、現在では、虐待を受けた子どもや何らかの障害のある子どもを支援する施策へと変化しており、一人一人の子どもをきめ細やかに支援していけるような社会的資源として、その役割・機能の変化が求められている。
 社会的養護が必要な子どもたちを社会全体で温かく支援していくことが必要であることから、厚生労働省では、2011(平成23)年1月から、「児童養護施設等の社会的養護の課題に関する検討委員会」を開催して、社会的養護の短期的課題と中長期的課題を集中的に検討し、同年7月に、同委員会及び社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会で、「社会的養護の課題と将来像」を取りまとめた。
 これに沿って、家庭的養護の推進、里親委託・里親支援の推進、施設運営の質の向上、親子関係の再構築の支援、自立支援の充実、子どもの権利擁護などを進めている。

(2)家庭的養護の推進
 虐待を受けた子どもなど、家庭で適切に養育されない子どもに対しては、家庭的な環境の下で愛着関係を形成しつつ養育を行うことが重要である。原則として、家庭養護(里親、ファミリーホーム)を優先するとともに、児童養護施設等での施設養護についても、施設の小規模化や、地域分散化によりできる限り家庭的な養育環境に変えていく必要がある。
 このため、里親手当の引上げや、里親に対する相談支援等を行う「里親支援機関事業」を実施するほか、2011(平成23)年3月に、里親委託優先の原則を明示した「里親委託ガイドライン」を策定した。さらに、2012(平成24)年度予算では、児童養護施設及び乳児院に里親支援専門相談員を置くことにしたところであり、里親の孤立化防止など里親支援の体制を整備しながら、里親委託を推進していく。
 施設では、ケア形態の小規模化を図るため、児童養護施設、乳児院、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設を対象とした小規模グループケアの実施や、地域小規模児童養護施設の設置を進めている。

(3)年長児の自立支援策の拡充
 社会的養護の下で育った子どもは、施設等を退所し自立するに当たり、保護者等から支援を受けられない場合が多く、その結果、さまざまな困難に突き当たることが多い。このような子どもたちが他の子どもたちと公平なスタートが切れるように自立への支援を進めるとともに、自立した後も引き続き子どもを受け止めるような支援の充実を図ることが必要である。
 このため、2009(平成21)年に施行された改正児童福祉法では、児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)について、都道府県等に実施を義務付け、費用を負担金で支弁することとした。
 また、2010(平成22)年度から、施設を退所した後の地域生活及び自立を支援するとともに、退所した人同士が集まり、意見交換や情報交換・情報発信を行えるような場を提供する「退所児童等アフターケア事業」を実施している。
 
(4)社会的養護に関する施設機能の充実
 2011(平成23)年6月に、児童福祉施設最低基準を改正し、児童養護施設等の居室の面積基準の引上げその他の改善を行った。また、施設運営の質を向上させるため、「社会的養護の課題と将来像」では、施設種別ごとの運営指針を策定するとともに、社会的養護の施設での第三者評価及び施設長研修を義務化することが盛り込まれた。
 2012(平成24)年3月には、児童養護施設、乳児院、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設の5つの施設運営指針のほか、里親及びファミリーホーム養育指針を策定するとともに、第三者評価の評価基準を策定した。
 2012(平成24)年度予算では、虐待を受けた子ども等の増加に対応し、ケアの質を高めるため、社会的養護の施設の児童指導員・保育士等の基本的な人員配置を、30数年ぶりに引き上げるためなどの予算を盛り込んだ。

(5)被措置児童等虐待の防止
 施設入所や里親委託などの措置がとられた児童等(被措置児童等)への虐待があった場合には、児童等を保護し、適切な養育環境を確保することが必要である。また、施設や事業者を監督する立場にある都道府県等は、不適切な施設運営や事業運営について、児童福祉法に基づき適切に対応する必要がある。
 このため、2009(平成21)年に施行された改正児童福祉法では、
 ①被措置児童等虐待に関する都道府県等への通告や届出
 ②通告した施設職員等に対する不利益取扱いの禁止
 ③届出通告があった場合に都道府県等が講じるべき調査等の措置
 等が規定された。これを受けて厚生労働省では「被措置児童等虐待対応ガイドライン」を作成し、被措置児童等虐待の防止に取り組んでいるところである。

<関連ニュースクリップ 新聞記事等から>
福島県、精神科医ら災害派遣精神医療チーム(DPAT)派遣 熊本県で急性ストレス障害(ASD)検診など
2016/04/22 09:57 【福島民友新聞】から引用

引用「県は21日、熊本県で精神医療に当たる医師や看護師ら5人による災害派遣精神医療チーム(DPAT)の先遣隊を派遣した。
 矢吹町の県立矢吹病院 略
 東日本大震災の経験を基に準備した睡眠薬などを持参する。現地では、被災市町村の要望を聞きながら急性ストレス障害(ASD)の検診や治療のほか、医療従事者のケアに当たる。
◆楢葉町も支援物資
 楢葉町は21日、マットレスや災害用トイレ、飲料水などの支援物資を熊本市に発送した。災害対策の備蓄品を活用しており東日本大震災、東京電力福島第1原発事故で全国から支援を受けた物資も含まれている」引用ここまで

精神医療チーム「DPAT」熊本へ初派遣
2016/04/22 17:30 【愛媛新聞】から引用

引用「熊本県を中心に相次ぐ地震を受け、愛媛県の災害派遣精神医療チーム(DPAT)が22日、熊本市に向けて出発した。愛媛からのDPAT派遣は初めて。
 DPATは精神科医や保健師らで構成し、大規模な災害や事故の発生時、被災地で精神保健医療の支援や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに対応する。県は2013年度に検討委員会を立ち上げて派遣態勢を整備していた。
 出発したのは、精神科医で県心と体の健康センター(松山市) 略 」引用ここまで

<熊本地震>15万人授業受けられず 県内小中高生の75%
毎日新聞社から引用 2016年4月24日 02時14分 (2016年4月24日 09時00分 更新)

引用「熊本市では、小中学校137校が被災。24校で体育館の壁や筋交いなどが破損し、地震後に避難してきた住民を校舎に移した。嘉島(かしま)町や宇城(うき)市などでも体育館の屋根や壁などが破損し、避難所に使用できなくなっている。
 被害は軽微でも、多数の避難者が寝泊まりしているため、授業を再開できない学校も多い。市内の小中学校すべてが休校している熊本市は22日の授業再開を目指していたが 略 」 引用ここまで


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内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

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発行日 2016/02/22 弘文堂
第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)

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社会福祉士 相談援助入門web講座 第13回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。詳細は4月からの講義にて解説>

子ども家庭福祉の概要(2)
<児童虐待・補足>
*虐待の子どもへの影響 被虐待児童の心理
 全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数は、5万6,384件(2010(平成22)年度 東日本大震災の影響により福島県を除いて集計した数値)になるなど、児童虐待は社会全体で取り組むべき重要な課題になっている。

 虐待の子どもへの影響としては、骨折・火傷などによる身体的被害、暴力を受ける体験からトラウマ(心的外傷)、派生する様々な精神症状(不安、情緒不安定)、栄養の不足、安定した愛着関係の不足による対人関係障害(緊張、ひきこもり)、自尊心の欠如(低い自己評価)等、様々な内容、その影響の程度、後遺症がある。

・虐待被害児童は,虐待を受けるのは自分が悪いからだ,自分に原因があるからだと考えがちである。
 このように,虐待が子どもの思考や認知に影響を与え,その結果,罪悪感が強くなり,自己評価も低くなってしまうことがある。
 被虐待児は,虐待を受け続けることで,大人の顔色をうかがい,年齢にふさわしくない大人びた言動を見せることがある。
 特に,大人の期待を満たすように行動したり,大人の気持ちや行為に敏感になったりすることがある。

・子どもの頃の虐待の影響は、大人になって気分障害(うつ病)、摂食障害、アルコール依存症等のメンタルヘルスの問題として顕在化する可能性がある。
 
うつ等のメンタルヘルスの問題を生じる場合、子どもの頃の心身の傷、その痛みが、内面の深いところに存在していて、心身
全体に広がる。過去の、認めたくない
傷が原因と言える。その傷が
再び心に身体に顕在化し、痛み、悲しさ、無力感等の情緒的な
混乱を引き起こす可能性がある。メンタルヘルスの問題の要因の一つともなり得る。

*児童虐待と社会福祉士
 子どもの虐待は、今日の社会福祉全体にとって、大きな課題である。
 児童養護施設への入所児童も、多くが虐待を経た子どもたちである。
 また、医療機関の医療ソーシャルワーカーにも、虐待の早期発見と対応、連携等の役割がある。
 社会福祉士等の援助者は、虐待の被害を受けた子どもたちへの危機介入などの支援を行う。必要ならば、一時保護、新たな生活の場としての児童養護施設等において支援する。
 相談の場面では、虐待被害の子どもたちの心理の理解が不可欠であり、「試し行動」などの特徴的な行動を踏まえて、支援を行う。

*虐待の世代間連鎖
・児童虐待に関連する生活問題として、生活困窮、子どもの親の依存症等のメンタルヘルス、本人と家族の心身の健康問題、不健康な生活環境、問題の世代間連鎖等がある。
 問題が重複する家族=多問題家族。その家族において、生活困窮のなかで虐待問題が生じることが目立つ。

*多問題家族と虐待
 例えば、食生活の貧困、栄養問題がある。子どもの発達への影響がある。
 思春期の子どもの極端な偏食、家族と共に食事を取らない。
 
・生活困窮のなかにある人間の脆弱性ゆえに、家族を含めた人間関係も壊れやすい。 
 本質的に、人間は親しく関わり合い、支え合うために生まれてきたのであり、誰もが関わり、繋がりを希求する想いを抱いている。


*被虐待児童の支援・概要 続きは4月からの講義で解説。
・「子ども虐待対応の手引き」等を参照
*被虐待児童の心理的特徴

・虐待を受けた子どもは、人間(大人)に対する不信感を抱いており、なかなか本当のことを言おうとしない傾向がある。
 次のような傾向を持っていることが多い。
・虐待の事実を家族内のこととして秘密を守ろうとする  略
・親から見捨てられるのではないか、という不安を持っているためにより親にしがみつく
 略 施設入所についての子どもの意向は、安心した状況のなかで子どもの本心を酌み取るための配慮をした上で確認したい。 略
 
*子どもへの個別援助はどのように行うか、二重のトラウマ
 虐待のために家族から分離されて施設に入所することは、子どもにとって非常に重大な体験である。
 こうした体験は、子どもに「二重のトラウマ(心的外傷)」を生じさせる可能性がある。
 一つは、保護者からの虐待によるトラウマであり、もう一つは保護者を失ったことによるトラウマである。
 子どもの施設入所後にも、彼らがこれらのトラウマから回復できるよう、児童相談所はできうるかぎりの援助を行わなければならない。
・虐待や、家族からの分離によるトラウマは、子どものさまざまな「問題行動」として現れる傾向がある。 略

*虐待とPTSD
 子どものトラウマ性の反応としてまず考えられるのは、PTSD(Posttraumatic Stress-Disorder:心的外傷後ストレス障害)である。
 こうした従来の諸研究・調査に基づいて、虐待というトラウマによって生じうると考えられる特徴を列記すると以下のようになる。
○ 入眠困難などの睡眠障害(PTSDの過覚醒症状)
○ 注意集中困難、多動性(PTSDの過覚醒症状)
○ 悪夢、夜驚(PTSDの侵入性症状)
○ 無感情、無感覚(PTSDの回避・麻痺症状)
○ 無気力、抑うつ(慢性化した回避・麻痺症状)
○ 年少の子どもや小動物に対する過度の攻撃行動(行動上の再現性)
○ かんしゃく・パニックや、それにともなう破壊的行動(感情調整障害)
○ 年長者や力の強いものに対する従順さ(力に支配された対人関係)
○ 年少時に見られる無差別的愛着傾向(愛着形成の障害)
○ 思春期以降に見られる対人関係の希薄さ(愛着形成の障害)
○ 他者、特に自分にとって重要な意味のある年長者に対する挑発的行動と、それにともなう虐待的な対人関係(トラウマとなった対人関係の反復的再現)
○ セルフカットなどの自傷行為(感情調整障害、あるいは乖離症状への対処行為)
○ 拒食や過食などの摂食障害、食べ物への固執(口唇期性障害) 略  続きは講義にて。

*児童福祉の役割-社会的養護
・虐待を受けた子どもなど、家族から適切な養育を受けられない子どもが増えている。そのような子どもたちこそ、社会全体で責任をもって、保護し、育てていく必要がある。
・社会的養護の施策は、かつては、親が無い子ども、親に育てられない子どもへの施策であったが、今日、虐待を受けて心身に傷をもつ子ども、何らかのハンディキャップのある子ども、ドメスティックバイオレンスDV被害の母子などへの支援を行う施策へと役割が変化し、その役割・機能の変化に、ハード・ソフトの変革が求められている。社会的養護の更なる充実は、切実な課題である。
・社会的養護の役割は、子どもの権利擁護を基本とし、子どもの安全・安心な生活を確保する。
・子育て支援の事業によって、子どもたちのことをゆっくり考えるゆとりを、支援を必要としている様々な家族に提供することも、児童福祉の課題である。

*児童虐待への取組みの推進
 厚生労働白書から抜粋
(1)児童虐待の現状

 児童虐待への対応については、2000(平成12)年11月に施行された児童虐待の防止等に関する法律(以下「児童虐待防止法」)が、その後、2004(平成16)年及び2007(平成19)年に改正され、制度的な対応の充実が図られてきた。
 しかし、重大な児童虐待事件が後を絶たず、全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数も増加を続けている。

(2)児童虐待防止対策の取組み状況
 児童虐待は、子どもの心身の発達及び人格の形成に重大な影響を与えるため、児童虐待の防止に向けて、①虐待の「発生予防」から、②虐待の「早期発見・早期対応」、③虐待を受けた子どもの「保護・自立支援」に至るまでの切れ目のない総合的な支援体制を拡充していくことが必要である。

 このため、
①発生予防に関しては、「乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」、「養育支援訪問事業」、「地域子育て支援拠点事業」など、相談しやすい体制の整備
②早期発見・早期対応に関しては、虐待に関する通告の徹底、児童相談所の体制強化のための児童福祉司の確保、市町村の体制強化、専門性向上のための研修やノウハウの共有、「子どもを守る地域ネットワーク(要保護児童対策地域協議会)」の機能強化
③保護・自立支援に関しては、社会的養護の質・量の拡充、家族再統合や家族の養育機能の再生・強化に向けた保護者支援の推進、親権に係る制度の見直しなどの取組みを進めている。

(3)児童虐待防止に向けた広報啓発の取組み
 児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、2004(平成16)年から、11月を「児童虐待防止推進月間」と位置付け、関係府省庁、地方公共団体、関係団体等と連携した広報・啓発活動を実施している。2011(平成23)年度には、月間標語の公募、シンポジウムの開催(東京都世田谷区)、広報用ポスター等の作成・配布、政府広報を活用したイベントの実施、テレビスポットCM、ラジオ、新聞等で児童相談所全国共通ダイヤルの周知徹底を図るなど、広報啓発活動を実施した。また、民間団体が中心になって実施してい
る「オレンジリボン・キャンペーン」を後援している。

(4)児童虐待防止のための親権制度の見直しについて
 2011(平成23)年5月、児童虐待の防止等を図り、児童の権利利益を擁護する観点から、親権の停止制度を新設し、法人又は複数の未成年後見人を選任することができるようにするなどの措置を講ずるための民法等の改正が行われた。また、里親委託中等の親権者等がいない児童の親権を児童相談所長が行うことにするほか、児童の福祉のために施設長等がとる監護等の措置について親権者等が不当に妨げてはならないこととするなどの措置を講ずるための児童福祉法の改正が行われた。

児童虐待の防止等に関する法律
(平成十二年五月二十四日法律第八十二号

(目的)
第一条  この法律は、児童虐待が児童の人権を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、我が国における将来の世代の育成にも懸念を及ぼすことにかんがみ、児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防及び早期発見その他の児童虐待の防止に関する国及び地方公共団体の責務、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援のための措置等を定めることにより、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資することを目的とする。

(児童虐待の定義)
第二条  この法律において、「児童虐待」とは、保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するものをいう。以下同じ。)がその監護する児童(十八歳に満たない者をいう。以下同じ。)について行う次に掲げる行為をいう。
一  児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
二  児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること。
三  児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号又は次号に掲げる行為と同様の行為の放置その他の保護者としての監護を著しく怠ること。
四  児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすもの及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動をいう。)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。

(児童に対する虐待の禁止)
第三条  何人も、児童に対し、虐待をしてはならない。

(国及び地方公共団体の責務等)
第四条  国及び地方公共団体は、児童虐待の予防及び早期発見、迅速かつ適切な児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援(児童虐待を受けた後十八歳となった者に対する自立の支援を含む。第三項及び次条第二項において同じ。)並びに児童虐待を行った保護者に対する親子の再統合の促進への配慮その他の児童虐待を受けた児童が良好な家庭的環境で生活するために必要な配慮をした適切な指導及び支援を行うため、関係省庁相互間その他関係機関及び民間団体の間の連携の強化、民間団体の支援、医療の提供体制の整備その他児童虐待の防止等のために必要な体制の整備に努めなければならない。
2  国及び地方公共団体は、児童相談所等関係機関の職員及び学校の教職員、児童福祉施設の職員、医師、保健師、弁護士その他児童の福祉に職務上関係のある者が児童虐待を早期に発見し、その他児童虐待の防止に寄与することができるよう、研修等必要な措置を講ずるものとする。
3  国及び地方公共団体は、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援を専門的知識に基づき適切に行うことができるよう、児童相談所等関係機関の職員、学校の教職員、児童福祉施設の職員その他児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援の職務に携わる者の人材の確保及び資質の向上を図るため、研修等必要な措置を講ずるものとする。
4  国及び地方公共団体は、児童虐待の防止に資するため、児童の人権、児童虐待が児童に及ぼす影響、児童虐待に係る通告義務等について必要な広報その他の啓発活動に努めなければならない。
5  国及び地方公共団体は、児童虐待を受けた児童がその心身に著しく重大な被害を受けた事例の分析を行うとともに、児童虐待の予防及び早期発見のための方策、児童虐待を受けた児童のケア並びに児童虐待を行った保護者の指導及び支援のあり方、学校の教職員及び児童福祉施設の職員が児童虐待の防止に果たすべき役割その他児童虐待の防止等のために必要な事項についての調査研究及び検証を行うものとする。
6  児童の親権を行う者は、児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を有するものであって、親権を行うに当たっては、できる限り児童の利益を尊重するよう努めなければならない。
7  何人も、児童の健全な成長のために、良好な家庭的環境及び近隣社会の連帯が求められていることに留意しなければならない。

(児童虐待の早期発見等)
第五条  学校、児童福祉施設、病院その他児童の福祉に業務上関係のある団体及び学校の教職員、児童福祉施設の職員、医師、保健師、弁護士その他児童の福祉に職務上関係のある者は、児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、児童虐待の早期発見に努めなければならない。
2  前項に規定する者は、児童虐待の予防その他の児童虐待の防止並びに児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援に関する国及び地方公共団体の施策に協力するよう努めなければならない。
3  学校及び児童福祉施設は、児童及び保護者に対して、児童虐待の防止のための教育又は啓発に努めなければならない。

(児童虐待に係る通告)
第六条  児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。
2  前項の規定による通告は、児童福祉法 (昭和二十二年法律第百六十四号)第二十五条 の規定による通告とみなして、同法 の規定を適用する。
3  刑法 (明治四十年法律第四十五号)の秘密漏示罪の規定その他の守秘義務に関する法律の規定は、第一項の規定による通告をする義務の遵守を妨げるものと解釈してはならない。
(略)
児童虐待の防止等に関する法律

 詳細は4月からの講義にて。


卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生 社会福祉士現場報告 2016年4月16日(土)14時半
<今回のテーマ 生活困窮者の相談事業 実践報告> 会場:日本福祉教育専門学校高田校舎 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 今回は、卒業生社会福祉士の、生活困窮者の相談事業に関しての実践報告を中心に、生活困窮者支援を考えます。 
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。

社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎
 MeMoプロジェクトとは
 認知症の方やご家族、地域の方々が安心して住み慣れた街で過ごせるように、「MeMoカフェ(認知症カフェ)」・「認知症サポーター養成講座」・「認知症に関する公開講座」などを当・日本福祉教育専門学校が提供する認知症ケア活動です。


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

相談援助講座第12回 児童福祉概要1 子ども虐待とメンタルヘルス摂食障害とは うつ病自殺、ストレス休職教員


社会福祉士受験支援講座・教員日記ブログのリニューアルを検討中 コメントを下さい 当ブログ筆者
<300万PV(アクセス)ありがとうございます。2009年3月から>


参考
引用「全国の警察が昨年1年間に把握したドメスティックバイオレンス(DV)の被害は6万3141件だったことが17日、警察庁のまとめで分かった。12年連続の増加で、2001年のDV防止法施行以降、初めて6万件を超えて最多を更新した。
 ストーカー被害は前年より3・7%減の2万1968件だったが、12年以降は2万件前後の高水準で推移している。

 14年のDV防止法改正で同居の恋人間の暴力も対象となった。
 DVの被害者はほぼ9割が女性で、年齢別では30代が29・5%で最多」引用ここまで

引用「覚醒剤等の薬物犯罪への注目が集まる中、60歳まで覚醒剤使用で服役を繰り返した後、NPO法人を立ち上げ、薬物依存症などのリハビリを支援している男性がいる。鹿嶋市の栗原さん(73)で「体験した自分だからこそ、できる仕事」と活動を続けている。

 鹿嶋市内の畑で農作業をする男性たちに、栗原さんが声をかけると、生き生きとした笑顔が返ってきた。農作業は、NPO法人「潮騒ジョブトレーニングセンター」の職業訓練の一つ。「働く喜びや達成感を知れば、社会に出やすくなる」と、センター長の栗原さんは期待する。
 入所するのは、薬物やアルコール、ギャンブル依存症の二十~八十代の男女約百三十人。市内などの約十カ所の施設で生活する。回復プログラムの集団ミーティングのほか、農業や建築、介護などの職業訓練にも力を入れている。
 栗原さんは、三歳の時に養子になり、養父母から虐待を受けたという。「怒りと恨み、反発心の塊だった」と振り返る。十三歳から酒を飲んでは暴れ、二十歳で暴力団組員に。二十五歳で覚醒剤に手を染め、依存症になった。
 刑務所を行き来し、妻と娘二人は離れていった。常に幻聴と幻覚を抱え、日常生活に支障が出るようになり、組を追われた。覚醒剤を買うため借金を重ね、仲間からも相手にされなくなった。服役は七回、計二十年余りに及んだ。
 二〇〇三年に六十歳で出所した時、出迎える仲間がいないことにショックを受けた。めいに強引に連れられ、茨城県内で薬物依存症患者の民間リハビリ施設「ダルク」に入った。
 かつての仲間がいない見知らぬ土地で、回復プログラムを受け、ほぼ順調に立ち直った。数カ月後には職員として働き始め「組員、薬物、アルコール依存症を全部経験し、接し方が分かる。自分にうってつけの仕事」と〇六年に独立した。
 各地の刑務所や拘置所の薬物依存症患者に「私のような人間でもやめられる」と、入所を呼び掛ける手紙も送る。発足から十年以上がたち、刑務所から視察を受けるまでになった。
 入所者が薬物などを断った日は毎年、「生まれ変わった誕生日」として祝う。
 「事業を始め、仲間がいて、必要とされ、人として生まれ変われたと実感する」という。疎遠だった娘からは初めて「お父さん」と呼ばれた。栗原さんは最近、「今日のために、苦しんだ過去はあった」と思っている」引用ここまで

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2016年4月7日(木)は、日本福祉教育専門学校の通学課程の入学式です。
 本校各学科の新入生の皆さんは、入学式のご案内をご確認下さい。

 当日、当ブログ筆者(本校社会福祉士養成学科 学科長)も会場受付にて皆さんをお待ちしています。 

 新入生とご家族の皆様、ご入学、おめでとうございます。日本福祉教育専門学校の教員の一人として、心から歓迎します。
 入門講座やオープンキャンパス、入試等で、入学前にお会いした方々も多いのですが、入学式で初めてお会いする方も合わせて、これからの在学中も卒業後も、よろしくお願いします。
 社会福祉士養成学科(通学1年課程)の今年度新入生の皆さんは、大学から引き続き学ぶ方も多く、また久しぶりの学生生活の方もおられます。
 良き学びは、一生の宝となり得るものです。そのような学内外の学びの機会、仲間と出会う接点に、この学校がなれたらと切に願っています。
 また本校での学びは、専門職としてのキャリアの入口です。資格取得は、スタートラインに着く通過点に過ぎません。
 本当のスタートになる就職後の、社会福祉士としての実践力を養成するのがこの1年間であり、卒業後も個別にスーパービジョン等の支援、ソーシャルワーク実践研究会を開催し卒業生の自己研鑚の支援を続けていきます。これらのプロセスのなかの1年間になります。

 この3月に卒業した社会福祉士養成学科の卒業生の多くは、病院相談室の医療ソーシャルワーカーや、総合相談機関である地域包括支援センター、相談が職務の福祉職公務員、地域福祉を推進する社会福祉協議会、スクールソーシャルワーカー等に就職していきました。今回の社会福祉士国家試験合格率84.9%、合格者数全国1位の社会福祉士養成学科(一般養成施設)の卒業生達の今後のそれぞれの実践に期待が集まっています。

 さて、4月からは、社会福祉士養成学科(昼間部)と社会福祉士養成科(夜間部)合わせて160名を超える新入生の皆さんを迎えて、日本福祉教育専門学校も社会福祉士養成学科も新たな体制のもと、新年度がはじまります。

 
 講義等でもお話しする予定ですが、皆さんと共に目指すものが三つあります。
 一、ソーシャルワーク専門職を目指す
 これが最重要な課題です。筆者を含め教員・学校側の努力ももちろん必要ですが、学生の皆さんの授業への積極的、主体的な参加の姿勢も必要です。
 新たな知識をまっすぐに吸収し、視野を拡げようとする皆さんの積極性に期待しています。
 また、学生相互の協力、クラスへの貢献、教員と皆さんとのコミュニケーションも必要不可欠です。何故なら、ソーシャルワークは、講義や本を読んで学べることもありますが、演習等のディスカッションに参加することや、実習等の現場における経験から学ぶことも多いからです。
 つまり、学生参加型の講義や演習こそ専門職養成の要であり、教室の主役は学生の皆さんです。
 私自身が担当する講義においては、ソーシャルワークの思考法、高い倫理性、専門職としての自己理解と受容、幅広くソーシャルワーク実践とその価値を捉えることをテーマに、実践事例、関連資料等も広く用いながら、私の実践経験も活かしつつ展開していきたいと考えています。
 また今年は、本校の認知症ケアのコミュニティ活動である「MeMoカフェ」等、学生の皆さんのボランティア活動の後押しを専門職養成の一環として、熱く進めていきたいと考えています。


 二、社会福祉士国家試験の合格
 社会福祉士国家試験は、科目数も多く、学ばなければならない内容も幅広いので、秋頃になって慌てても、合格は危うくなります。
 前期は、講義とその復習が学習の中心です。講義内容とテキストの基本的事項の全体を着実に理解する学習が必要です。
 先日の社会福祉入門講座最終回「社会福祉士試験合格報告会」には、60名を超える社会福祉士養成学科と養成科新入生が集まりました
 今回の合格者の報告によれば、講義が学習の要であって個々の学生が確実に復習しつつ学ぶこと、自習を毎日続ける継続の力が重要だと語っていました。「焦らず、諦めず」持続する姿勢が、合格への王道です。
 学生の皆さんと教職員との二人三脚で合格を目指して
頑張っていきましょう。

 三、充実し、楽しく学ぶ1年間であることを願います
 講義や演習、各自の読書で学ぶことはもちろん、実習等の経験、学友との会話、交流が、専門職として働いていくなかで、支えになるはずです。ある調査の結果によると、ソーシャルワーカーの実践のストレスや、燃え尽きも、支え合える知人・友人・同僚がいれば、予防に繋がる傾向がみられます。また、社会福祉士養成学科(昼間部)、夜間部ともに年齢層も幅広く(60歳代位から22歳)、入学までの経緯も多様ですので、日々の交流から、ソーシャルワーク専門職として成長し、重要なことを学び合えると思います。
 ぜひ、クラスや学科、学校で支え合い、学び合う仲間をつくって下さい。
 皆さんと教職員とのチームワークも求められています。交流を深めていきたいと筆者も願い、楽しみにしています。
 柔軟な繋がりで、専門職になることを、国家試験合格と就職を、皆の力を結集して目指していきましょう


*ソーシャルワークのミッション 優しさを活かして専門職としての社会貢献を
 さて、新入生の皆さんにとって、自分らしさを活かせる仕事、自らの本当の仕事・役割、人間と社会に貢献したい、自己実現を求めての進路の選択、決断であったことでしょう。皆さんが、意義のある仕事を、探し続けたことにより、ここに見つけたのです。今、その希望の種子は、皆さんの手の中に握られています。
 皆さんが期待するように、社会福祉士は、人間を支援する専門職であり、職業としての社会貢献を担う、ミッションと意義のある仕事です。
 苦境の中にある人を相談援助によって支え、グループワークによってコミュニケーションや仲間づくり等の成長のための新たな経験を提供し、コミュニティワークで支え合う繋がりを地域に創るなどが、社会福祉士の仕事です。
 今日、社会福祉の領域では、「子どもの貧困」や子育て支援、社会的孤立、介護を担う家族の支援、就労支援、依存症、コミュニティケア、共生のまちづくり、難病、緩和ケアなどの課題が待った無しです。
 これらのフィールドが、専門職となる皆さんの到着を待っています。他の誰かではなく、皆さん一人ひとりの存在が必要とされています。困窮と孤立のなかにある人々が、皆さんを求めているのです。

*成長する専門職 限りなき前進
 また、社会福祉士は成長する専門職であり、皆さん自身の自己実現、生の拡充も図れます。
 この1年間は学校での学びと実習等における新たな経験によって、卒業後は実践を通して、専門職としても全人的にも成長できることでしょう。
 1年間という短い期間においても、講義や演習で、学生や教育との関わりで、実習で、交流の場で、いろいろな出来事が起こることでしょう、良い経験も、そうではないことも。しかし、虹を見たい人は、雨を好きにならなければ、望んだものを見ることは出来ません。
 皆さんの成長のための雨が、豊かで優しいものであることを願います。
 いずれにせよ、皆さんの学びと希望の実現を、私たちの学校は一丸となって全力で応援します。困ったときには、気軽に相談して下さい。

*社会福祉士を目指して
 航海の出発です。皆さんとは同じ舟に乗り組み、共通の利害、一蓮托生とも言えます。共に前進し、共に努力し、困難なときも支え合っていきましょう。
 船出の時、先回りして不安を雪だるまのように大きく重くしてしまうよりも、希望の風船を大きく膨らませて、航海に携えていきましょう。
 私たちの航海が、どのようなものになるのかは、私たち一人一人にかかっています。潮に流されるのか、後戻りし逃げるのか、あるいは自らの希望に導かれ限りなく前進するのか。
 希望を実現する可能性こそが、この航海、そして人生を面白くさせます。


 社会福祉士養成学科やソーシャルケア学科をはじめ、本校の新入生の皆さんと7日の入学式にて、お会いできることを楽しみにしています。入学式は体調を整えて、お集まり下さい。
 当ブログ筆者も会場でお待ちしています。

 このブログ講座は、筆者が担当する講義や福祉施設職員研修等の記録や関連資料、受験対策重要ポイント、練習問題、お知らせ等で、皆さんの社会福祉士等の学び、実践を、今後も可能な限り支援します。
 新入生の皆さんにとって、学友や私たち教職員と共に過ごす充実した時間になりますように、願っています。
 ソーシャルワークの専門職として人間を支えたい、社会に貢献したい等、志を抱いて社会福祉士養成学科、社会福祉士養成科、ソーシャルケア学科等の本校に入学された皆さんに、歓迎と応援のメッセージを贈ります。

 社会福祉士受験支援講座 筆者(日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科 学科長

<4月8日 学科オリエンテーションのお知らせ>
 社会福祉士養成学科(昼間部)のオリエンテーションは4月8日午後13時から、日本福祉教育専門学校本校舎5階にて行います(地下鉄の場合は、東西線 「高田馬場駅」 4番出口突き当たりの階段を出ると、正面です)。
 オリエンテーション後は、テキスト販売もあります
ので、大きめのキャリーバッグ等が便利だと思います(自分でテキストを持ち帰る場合)。時間や持ち物等の詳細は、案内をご確認下さい。
 オリエンテーションにおいては、「社会福祉士国家試験合格のために」等をお話します。インフォメーションもあります。社会福祉士養成学科の皆さん、当学科の教職員一同、お待ちしています。

<追記 4月7日>
 本日、平成28年度 学校法人敬心学園の合同入学式を挙行いたしました。本日は、雨のなか、入学式お疲れ様でした。
 新入生のみなさま、保護者のみなさま、ご入学おめでとうございます。

【入学式】平成28年度 敬心学園5校合同入学式を行いました。 日本福祉教育専門学校
 今年度の入学式も、敬心学園グループ全5校合同開催となりました。
あいにくの雨模様となってしまいましたが、1,000人を超える入学生をはじめ、ご家族、来賓の方々にご来場いただきました。


卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 社会福祉士現場報告2016年4月16日(土)14時半
 日本福祉教育専門学校高田校舎
今回のテーマ 生活困窮者の相談事業 実践報告 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 今回は、卒業生社会福祉士の、生活困窮者の相談事業に関しての実践報告を中心に、生活困窮者支援を考えます。 
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。

社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎
 MeMoプロジェクトとは
 認知症の方やご家族、地域の方々が安心して住み慣れた街で過ごせるように、「MeMoカフェ(認知症カフェ)」・「認知症サポーター養成講座」・「認知症に関する公開講座」などを当・日本福祉教育専門学校が提供する認知症ケア活動です。


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

相談援助講座第12回 児童福祉概要1 子ども虐待とメンタルヘルス摂食障害とは うつ病自殺、ストレス休職教員


社会福祉士受験支援講座・教員日記ブログのリニューアルを検討中 コメントを下さい 当ブログ筆者
<300万PV(アクセス)ありがとうございます。2009年3月から>

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相談援助入門web講座 第12回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。 詳細は4月からの講義にて解説>

社会福祉 各領域の概要・児童福祉1
<児童福祉とは>
 子どもの生活と権利を護り、児童福祉の理念を実現することを目的として,国,地方自治体、民間福祉、社会全体が子供とその家庭を援助するために行なう、各種の事業や福祉活動のことである。
 児童福祉は,社会福祉法,児童福祉法,「児童虐待の防止等に関する法律」等のに基づいて制度化されている。児童相談所,福祉事務所,保健所等の行政機関や,保育所,児童館,児童養護施設などの公私の児童福祉施設等で,社会福祉や心理、保育等の専門職が援助を行っている。
 専門職の援助だけでなく,児童委員・主任児童委員や子ども会,子育てサークル、PTA等の住民参加の地域福祉活動やNPO,企業等,多様な組織が児童福祉を支えている。

*社会的養護とは
 社会福祉士による児童福祉分野の実践は、この社会的養護を専門職として担うことが中心となる。
・社会的養護とは、保護者・家庭のない児童や、保護者が養護することが適当でない児童を、児童福祉施設や里親等によって社会的に養育するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことである。
・社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」という考え方と、「社会全体で子どもを育む」という考え方を理念とし、保護者の適切な養育を受けられない子どもを、社会の責任で養育し、子どもが心身ともに健康に育つことを保障する。

・社会的養護は、次の三つの機能を持つ。
①「養育機能」は、家庭での適切な養育を受けられない子どもを養育する機能であり、社会的養護を必要とするすべての子どもに保障されるべきもの。
②「心理的ケア等の機能」は、虐待等の様々な背景の下で、適切な養育が受けられなかったこと等により生じる発達の課題や心の傷(心の成長の阻害と心理的不調等)を癒し、回復させ、適切な発達を図る機能。
③「地域支援等の機能」は、親子関係の再構築等の家庭環境の調整、地域における子どもの養育と保護者への支援、自立支援、施設退所後の相談支援(アフターケア)などの機能
 つまり、社会的養護の役割は、子どもの権利擁護を基本とし、子どもの安全・安心な生活を確保するにとどまらず、必要な心身のケアや治療を行い、その子どもの社会的自立までを支援することにある。
 家族の再統合や家族や地域の養育機能の再生・強化といった親も含めた家族や地域に対する支援も、社会的養護本来の役割として取り組むことが必要である。

*歴史的経緯、現状と課題
 児童福祉の基本である「児童福祉法」は、戦後、困窮する児童を保護、救済する必要性と、さらに、次代を担う児童の健全な育成を図るため、昭和22(1947)年に制定された。
 児童福祉法のもと、昭和26(1951)年に制定された「児童憲章」や、平成6(1994)年の国連「児童の権利に関する条約」の批准といった「児童の権利保障」という理念の定着化とあいまって、児童福祉の諸制度は広く児童の最善の利益を保障する観点から充実が図られてきた。
 現在では、児童福祉法に基づいていろいろな問題から家庭で暮らすことのできない児童等への施設サービス(児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設等)や、保育所における保育サービス、障害児に対する在宅・施設サービス等が実施されている他、少子化の一層の進行や、児童虐待といった新たな課題に対応すべく、「次世代育成支援対策推進法」や「児童虐待防止法」による施策も進みつつある。
 児童福祉は、要保護児童の保護、救済といった限定的な制度から、すべての児童の健全な発達保障へとその対象について変遷をたどってきたが、これからは、社会・経済状況の変化や価値観の多様化等を背景として子育てを社会全体で支える視点からの制度の充実が必要であり、労働施策等との連携を含めた施策の推進が一層求められている。

<児童福祉の今日的な課題>
*児童虐待 child abuse 概要
 児童虐待は,
 ①身体的虐待(殴る,蹴るなどの身体的暴力),
 ②心理的虐待(子どもの情緒的発達を阻害する無視やことば),
 ③性的虐待,
 ④ネグレクト(養育の放棄・怠慢)に分類される。 略

・児童虐待の最も深刻な結末は、被害児童の死である。迅速かつ専門的な社会福祉専門職等の介入が必要不可欠である。
 また、虐待を生き延びる子どもたちも、身体的なケガ治癒した後にも、心の傷、メンタルヘルスの問題が残る可能性がある。
 虐待を受けた人々は、成長に伴い、人間関係の問題を起こしやすい傾向がある-後述。
 また自尊感情の問題、リストカット等の自傷等の問題を持っている可能性も高くなる。


*子ども虐待の定
 児童虐待防止法第2条ー次回

*具体的には、以下のものが児童虐待に該当する
ア.身体的虐待(第1号
・外傷とは打撲傷、あざ(内出血)、骨折、頭蓋内出血などの頭部外傷、たばこによる火傷など。
・生命に危険のある暴行とは首を絞める、殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、熱湯をかける、溺れさせる、逆さ吊りにする、異物をのませる、冬戸外にしめだす、一室に拘束するなど。
・意図的に子どもを病気にさせる。 など

イ.性的虐待(第2号)

ウ.ネグレクト(第3号

・子どもの健康・安全への配慮を怠っているなど。例えば、(1)家に閉じこめる(子どもの意思に反して学校等に登校させない)、(2)重大な病気になっても病院に連れて行かない、(3)乳幼児を家に残したまま度々外出する、(4)乳幼児を車の中に放置するなど。
・食事、衣服、住居などが極端に不適切で、健康状態を損なうほどの無関心・怠慢など。
 例えば、(1)適切な食事を与えない、(2)下着など長期間ひどく不潔なままにする、(3)極端に不潔な環境の中で生活をさせるなど。
・親がパチンコに熱中している間、乳幼児を自動車の中に放置し、熱中症で子どもが死亡したり、誘拐されたり、乳幼児だけを家に残して火災で子どもが焼死したりする事件も、ネグレクトという虐待の結果であることに留意すべきである。
・祖父母、きょうだい、保護者の恋人などの同居人がア、イ又はエに掲げる行為と同様の行為を行っているにもかかわらず、それを放置する。 など

エ. 心理的虐待(第4号
・ことばによる脅かし、脅迫など。 子どもを無視したり、拒否的な態度を示す。
・子どもの心を傷つけることを繰り返し言う。 子どもの自尊心を傷つけるような言動など。
・他のきょうだいとは著しく差別的な扱いをする。
・子どもの面前で配偶者やその他の家族などに対し暴力をふるう。

*児童虐待防止対
  従来は 、児童相談所のみで対応する仕組みであったが、平成16年の児童虐待防止法等の改正により、
「市町村」も虐待の通告先となり、「市町村」と「児童相談所」が二層構造で対応する仕組みとなっている
○市町村虐待相談対応件数 平成17年度 40,222件 → 平成21年度 57,299件
○各市町村単位で、子どもを守る地域ネットワーク(要保護児童対策地域協議会)の設置が進んでいる。
(平成22年4月1日現在、95.6%の市町村で設置(任意設置の虐待防止ネットワークを含むと98.7%))。
○平成20年の児童福祉法改正法により、21年4月より、協議会の支援対象について、これまでの要保護児童に加え、乳児家庭全戸訪問事業等で把握した養育支援を必要とする児童や出産前から支援を行うことが特に必要である妊婦も追加された。

*児童虐待の発生予防における取り組み
 可能な限り、虐待の発生を未然に防止することが極めて重要である。専門職による専門的な支援については、これまでの「支援を望む人に幅広く」から「支援を必要とする人によりきめ細かく」という考え方に転換し、支援の重点化を図っていくことが必要である。

*児童虐待と多問題家族
 多くの生活問題を抱えながら、虐待の悪影響、加害行為であり、許されないことだと分かっていても繰り返してしまう親。
 虐待する親、加害者への働きかけ、ケアのあり方が問われている。
 多問題家族への援助の課題。  
 多くの問題を抱える家族への福祉的支援のあり方という課題がある。
 様々な形態の家族、望ましい家族関係のあり方とは。
 根底には、人間は家族と尊重し合い、支え合って生きることも出来る、誰でも人間は変わりうるという、価値がある。

*早期発見・早期対応 虐待防止ネットワ-ク、児童自立生活援助事業(自立援助ホ-ム)
 虐待対応の中心的機関である児童相談所の現行の体制には限界もあるとの認識の下、業務の市町村との役割分担、より幅広い専門職種との連携強化、市町村における虐待防止ネットワ-クの設置の一層の推進を図ることが必要である。

*保護・自立支援における取り組み 虐待保護者の治療・指導プログラム

 虐待を受けた子どものみならず、虐待を行った親など「家族」への支援という視点に立ち、保護者に対する治療・指導プログラムの充実・普及、家族再統合に向けたプログラム開発の研究を進め、家族再統合・家族の養育機能の再生・強化を図ることが必要である。
 また、親子の分離(保護)を行った場合であっても、可能な限り家庭的な生活環境を保障し、子どもの個々の状況に応じてきめ細やかなケアを行えるよう、里親制度の充実や施設におけるケア形態の小規模化、児童自立生活援助事業(自立援助ホ-ム)の充実など自立を促していくための支援を充実していくことが必要である。

 総じて、虐待を受けた子どもの保護・自立に向けた支援など子ども虐待対応の各段階に応じた切れ目のない総合的な対策が求められている。

・虐待等による子ども時代の痛みとメンタルヘルス
 虐待等によって子ども時代に感じた恐れや痛み、苦しさ、屈辱は、成長に伴って再び現れることがある。その痛みに記憶とは、子どもであった自分がひどい扱いを受けたこと、虐待、不当に拒絶された時のものである。また、周囲で起きた暴力、衝突を目撃した時の痛みでもあって、自分のせいでそうなったと思い込んでしまう。
 子どもは子どもであるがために、恐怖感等の感情、家族や自分自身に対する嫌悪感を表現することが難しく、心の奥に隠してしまう。しかし、無くなったわけではなく、身体や心、記憶に隠されているだけである。やがて成長に伴って、自分自身を責め、罪悪感を感じさせることがある。自分を痛めつけてしまう。人間関係等で生きづらさを生じる。
 メンタルヘルスの問題として、アルコール依存症や摂食障害、うつ病、自傷、引きこもり等として顕在化する傾向がある。
 子どもの頃から生き延びるため、痛みの記憶を隠しながらここまで生き続けてきたのだ。
 これらは世代間連鎖とも繋がる課題である。
 子どもの頃、暴力や心的外傷を経験した一方、成長に伴い、医療、社会福祉、教育等の専門職になることを目指す人々もいる。
 痛み、苦しみの記憶とどのように向き合いながら生きていくのか。
 ソーシャルワークにおいては、ナラティブアプローチの支援の課題でもある。


*不登校
 略
 詳細は4月からの講義にて。本校入学式は4月7日です。

相談入門講座11 孤立死予防共助の促進 大阪子ども貧困保育園小中学校調査、高校生通学補助拡大と医療無料


日本福祉教育専門学校入学 新入生の皆様へメッセージ 社会福祉士受験支援講座筆者 社会福祉士養成学科教員



<進路検討中の皆様 お知らせ>
大学生の皆様 社会福祉士入門講座
2016年4/14(木)18時開始 日本福祉教育専門学校高田校舎

 社会福祉士の就職先や、資格取得の勉強方法などについて当ブログ筆者(本校専任教員)が、福祉がはじめての方にも分かり易く解説します。お気軽にご参加下さい。
 ご相談も歓迎。参加無料

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 社会福祉士現場報告2016年4月16日(土)14時半 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。


社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義

【MeMoカフェ】 MeMoプロジェクトとは、日本福祉教育専門学校の高田コミュニティにおける認知症ケア活動です。
次回の認知症カフェは、4月29日(祝・金)13:30から日本福祉教育専門学校高田校舎です。



貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


福祉施設職員のストレスケア研修 ブログ筆者が出張講義 東京都登録講師派遣事業 講師謝金無料

<ブログ記事 バックナンバー>
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当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂
第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)


精神保健福祉士シリーズ

社会福祉士シリーズ 

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参考
自殺者数98年以降最少の1037人 うつ病やブラック企業 兵庫県
2016/03/17 21:12 【神戸新聞】より引用

引用「2015年の兵庫県内の自殺者数が、1998年以降最少の1037人(前年比110人減)だったことが、県などの調べで分かった。年齢別では未成年で微増したが、ほかの年代は減少。今月は自殺対策強化月間で、相談業務や啓発などを強化し、2016年中は千人以下を目指している。
 県によると、15年の全国の自殺者数は、2万4025人。1998年以降、3万人台で推移していたが、2012年に3万人を切り、減少が続く。県内も5年連続で減っている。
 県内の原因別でみると、うつ病や体の病気などの健康問題が46・8%で最多。借金などの経済生活問題(13・6%)、離婚などの家庭問題(13・5%)、長時間労働などの勤務問題(9%)と続く。県の担当者は「勤務問題による自殺が増えており、『ブラック企業』が背景にあるのではないか」としている。
 若年層の自殺も増加傾向にある。県は高校や大学での自殺予防の取り組みに助成金を出す。
 相談専用ダイヤルTEL0570・064・556 」引用ここまで

うつ病休職教員 心にストレス 2014年度の県内教職員、休職は99人
2016/03/24 00:00 【山口新聞】より引用

引用「うつ病など精神的な疾患で休職する教員の数が年間約5千人前後と高い水準が続いている。
 仕事量が増え、心にストレスを感じる教員が多くなっていることが主な理由。
 発症していなくても追い詰められている人が多くいるとみられ、専門家や教育現場から「学校教育の質が低下しかねない」と懸念の声 略 」引用ここまで

こども発達支援センターが完成 障害児学童保育、障害者が働く地域交流レストランも併設 発達支援施設
2016/03/31 05:00 【下野新聞】より引用

引用「社会福祉法人恵友会(高根沢町)が氏家に建設していた「こども発達支援センターぴーち」が完成し、30日、竣工式が行われた。
 ぴーちは発達上の課題を抱える0歳から18歳の子どもを対象に専門的な保育や療育を行う。放課後などの学童保育も行う。4月1日に開所する。
 障害児の学童保育は人見健次市長の公約 略
 障害者が働く「地域交流レストラン ハッピークローバー」が併設」引用ここまで



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本校卒業生、新入生、福祉職員等、ブログ閲覧中の皆様にお知らせ 一般公開
日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科主催
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の現場報告
今回のテーマ 生活困窮者の相談事業 実践報告 
参加無料 参加申し込み不要、直接会場へ

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
  また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです
 今回は、卒業生社会福祉士の、生活困窮者の相談事業に関しての実践報告を中心に、生活困窮者支援を考えます。 

 この3月に卒業した社会福祉士養成学科(通学1年課程)の卒業生は、病院相談室の医療ソーシャルワーカーや地域包括支援センター、福祉職公務員、社会福祉協議会、スクールソーシャルワーカー等に就職する傾向です。
 3月に卒業したばかりの卒業生の皆さんも、ぜひ気軽に参加して下さい。それ以前のOB・OGからも参加の連絡が入っています。
 また、この4月からは社会福祉士養成学科と社会福祉士養成科合わせて160名を超える新入生を迎えて、学校も学科も新たな体制のもと新年度がはじまります。
 もちろん、本校新入生の皆さんの参加も歓迎します。


 ソーシャルワーク実践研究会は、社会福祉士養成学科・養成科等の本校の学生や卒業生はもちろん、入学予定の方、現場の福祉職員の方々や社会福祉に関心をお持ちの一般の皆様の参加も歓迎です。進路検討中の方もご参加ください。
 当ブログ筆者(本校専任教員)等の教員も参加予定です。
 ブログ閲覧中の皆様、是非ご参加ください。

<実践からの知識を共有する場>
 この研究会は、卒業生、福祉職員の皆様にとって、実践におけるストレスや、戸惑い等も話せる飾らない学びと交流の場であり、ディスカッションのなかに課題解決のヒントがあるかもしれません。
 また、現場の困難を切り抜け方など、実践の経験からの知識が、参加者や教員から語られ、シェアされることもあります。
 毎回、様々な参加者が集まる肩肘張らない集いです。福祉職員の皆様も、一般の皆様もお気軽にお立ち寄り下さい
 参加申し込みは不要です。直接、会場にお越しください。

日時:2016年4月16日(土)14:30から16:00(研究会の終了予定時刻)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)(1階窓口近くに使用教室を掲示します)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)

<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

<お問い合わせ先> 
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日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
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*社会福祉士とは
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 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義


【MeMoカフェ】 MeMoプロジェクトとは、日本福祉教育専門学校の高田コミュニティにおける認知症ケア活動です。
次回の認知症カフェは、4月29日(祝・金)13:30から日本福祉教育専門学校高田校舎です。



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合格したての卒業生による国家試験合格報告会 社会福祉入門講座第8回の報告
 社会福祉士養成学科(昼間通学1年)と社会福祉士養成科(夜間通学1年)は、この4月から本校で学び始める新入生の皆様のために、「社会福祉入門講座」シリーズとして、入学前講義全8回を実施してきました。
 入学前の入門講座は、新入生の学習のスタートを円滑にし、緊張を緩和するためでもあり、毎年、当学科は実施しています。
 
<社会福祉士養成学科・養成科 入学前講義 テーマ一覧>  
第1回講義 平成27年11月18日(水)「社会福祉士の役割と展望」
第2回 平成27年11月26日(木)「障害者支援におけるNPO法人の役割」
第3回 平成27年12月17日(木)「児童虐待の実態と課題」
第4回 平成28年1月21日(木)「認知症高齢者をめぐる現状と課題」
第5回 平成28年1月28日(木)「日本の社会保障制度・いま何が問題か」
第6回 平成28年2月18日(木) 「第28回 社会福祉士国家試験を振り返って」
第7回 平成28年2月25日(木)「貧困問題とソーシャルワーク実践」
第8回(最終回) 平成28年3月22日(火)「合格したての卒業生による国家試験合格報告会」


 各回、当学科の専任教員たちが、それぞれの専門領域を活かして、社会福祉士の幅広い実践領域について、入門編としての講義を行ってきました。当学科の多くの学生は、はじめて社会福祉を学ぶゼロからのスタートですが、社会福祉の全体像を捉えたり、学びの仲間づくりにも、お役に立てたかと思います。

 入門講座の最終回は、平成28年3月22日(火)「合格したての卒業生による国家試験合格報告会」のテーマで実施しました。
 当学科の入学予定の皆さん60名程が集まりました。参加された方々、お疲れ様でした。
 今回の語り手として、当学科の学生(今期の卒業生)4名が登壇しました。第28回社会福祉士国家試験に合格した学生たちが語る、国家試験合格のための勉強法です。
 登壇した学生からは、1年間の学生生活の体験談として学びとアルバイトのバランス等のコツについて語られました。また受験勉強のアドバイスとして、短くても自習を毎日継続すること、講義の受講態度のすすめ、質問の活用、受験参考書のおすすめ等も語られました。国家試験当日の体験として、忘れ物、緊張等、ミスも含めての赤裸々な語りもありました。加えて、語り手の学生たちの医療機関や児童福祉分野の就職活動、公務員試験の報告とアドバイスでした。
 入学予定者の方々からの質問も活発で、講義を終わった後も、語り手の学生を囲んでのトークが和やかに続きました。4名の語り手の方々、ありがとうございました。


 毎年、当学科が社会福祉士国家試験の合格報告会を続けているのは、この様な機会が無ければ1年制の当学科では先輩のアドバイスを聴くことが難しいことが理由です。
 今年も、在校生からの応援の言葉と想いと共に、合格のための学習法がバトンタッチされました。
 4月新入生の、社会福祉士になるという自己実現、国家試験合格への第一歩を、学科としてお手伝いできたかと思います。
 4月の開講が楽しみです。新入生の皆さんを教職員一同、お待ちしています!!

 なお、今回は、社会福祉士養成学科学科長の当ブログ筆者が、第28回の社会福祉士国家試験の概要、結果、学習方法等の簡潔なレクチャーも行いました。
 4月からのオリエンテーションや講義のなかで、今回の内容を更に詳しく解説していきます。下記は、その一部です。

第28回社会福祉士国家試験2016年
日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科(昼間1年制通学課程)結果
受験者数 73人
合格者数 62人 (一般養成施設ルート 通学 合格者数全国1位)
合格率 84.9%

第28回社会福祉士国家試験 全国
受験者数   44,476人
合格者数   11,735人
全国合格率  26.2 % 厚生労働省 発表


<本校の社会福祉士試験受験対策のポイント>抜粋
・模擬試験の実施と活用(今年度は模擬試験を学内で3回実施)
・蓄積された受験指導ノウハウ。
 例:暗記よりも理解の重視、幅広く知識を学ぶ。
・受験対策として練習問題過去問題の活用。
・個別学習(自習)を持続するためには-学習の進め方を、必要に応じて個別指導。
・自習を本校として支援

・総じて、4月からの講義とその復習を中心としつつ、夏以降は国家試験過去問題や模擬試験で確認する学習が、本校の合格力の源泉であると言える。
 専門職を目指す幅広い学習が、合格には必須と言えよう。
 社会福祉士合格は、専門職キャリアのスタートラインにつくということ。その後の実践のための専門職養成を、本校は重視している。
・合格は、教員・学校側と学生の皆さんとの二人三脚で勝ち取っていくものであり、皆さんと4月から力を合わせて、共に専門職になることと合格を目指していきたい。

 以上、抜粋。続きは、4月以降のオリエンテーション等で。

<入学される皆様にお知らせ 案内をご参照下さい>
*社会福祉士養成科等の夜間通学課程
 4月1日の夜間部開講式からスタート

*社会福祉士養成学科(昼間部)等、日本福祉教育専門学校 各学科
 <4月7日入学式からスタート>



卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 社会福祉士現場報告2016年4月16日(土)14時半 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科の卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255



<当ブログ筆者による、相談援助入門web講座>
相談入門講座11 孤立死予防共助の促進 大阪子ども貧困保育園小中学校調査、高校生通学補助拡大と医療無料

相談援助入門講座第10回 学校福祉教育プログラムとは LGBT性的少数者理解、療育成果発表

認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎

社会福祉士受験支援講座・教員日記ブログのリニューアルを検討中 コメントを下さい 当ブログ筆者
<300万PV(アクセス)ありがとうございます。2009年3月から>



卒業式修了式を迎える皆様へ 社会福祉士としての旅立ちを祝して 2016年3月24日 当ブログ筆者

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卒業式 修了式を迎える学生とご家族の皆様へ
 日本福祉教育専門学校の社会福祉士養成学科や社会福祉士養成科等にて1年間学んできた学生の皆さん、4年間学んだソーシャルケア学科の皆さんには、卒業までにいろいろなご苦労、出来事があったと思います。
 本当にお疲れ様でした。
 また、学生の皆さんの、当ブログ筆者の講義等へのご協力に感謝しています、ありがとうございました。
 専任教員としてブログ筆者には、時に至らない点がありましたが、今後に活かしていきたいと願っています。
 学生の皆さんとは、短い間でしたが共に過ごすことが出来ました。皆さんとの交流は、筆者にとって貴重な宝であり、教育の力になりました。お別れをとても名残惜しく思っています。
 そして、学生を支え続けて下さったご家族の皆様に、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。


 24日の修了・卒業式を一つの区切りとして、皆さんは社会福祉士、つまりソーシャルワークの専門職としてスタートすることになります。
 私たち社会福祉士の使命は、様々な困難、それぞれの痛みのなかにある人々の生きることを支えることにあります。併せて、広く社会を捉え、専門職として社会貢献や、支え合うコミュニティ、まちづくり等を実践することも今日、求められています。大きなミッションと意義がある仕事です。
 修了式を迎え、専門職となる皆さんの、それぞれの分野の職場、コミュニティ、社会における実践に、期待しています。

 これから、専門職として歩みだす皆さんにいくつかの助言です。
 一、職場の先輩、同僚、関係者、当事者や地域の人々が教えてくれることを大切に聞きましょう。
 出会うすべての人は、皆さんにとっての教師です。
 二、それぞれの職場の仕事の進め方には、経緯や背景、何らかの理由があり、そこに新たに加わる皆さんには、謙虚に学び続ける姿勢が求められています。謙虚さは、専門職として必要な知識・技術を効率良く吸収するためにも不可欠なものです。
 三、職場のチームワーク、人間関係、職員の相互支援を大切にしましょう。皆さんは新人なのですから、率先して身体も動かして働きましょう。
 四、専門職である自分を支えてくれるネットワーク(職場内、職場の外の友人や学校の友人、専門職団体、教員等)を構築しましょう。燃えつきの予防、ストレスのセルフケアの拠り所です。
 五、狭い視野は思い込みのもとであり、短気は挫折のもとです。広い視野と長期的な視点で、大局を見ましょう。
 六、他者の生きることを支援する実践が最も重要なものですが、自分が活きる生活も大切です。
 自分自身のた生き方が充実しているのかを自らに問いかけ続けましょう

 今日、ワーク・ライフ・バランスが福祉や介護、医療、保育、教育の専門職にとっても、重要な課題の一つです。これは、仕事と生活の調和であり、やりがいや充実感を持ちながら働き、家庭や地域生活などにおいても、人生の段階に応じた希望、生き方を実現することです。もし、このバランスが保てないと、燃え尽きのリスクの一つともなり得ます。
 生活を総合的に支援する専門職は、自らのワーク・ライフ・バランスを実現し、家庭や地域でも役割を果たすことにより、利用者とその家族や関係者、社会に対するモデルとなるべきでしょう。

 専門職となった皆さんを、孤立し困難の、暗闇のようななかで待っている人々がいます。暗闇を照らす灯火は、皆さん一人ひとりです。人々は、皆さんの輝きを求めています。
 皆さんが学んだ、ソーシャルワークの価値や理念、理想は、これまでは講義のことばや教科書のなかの文章としてありましたが、これからは違います。皆さんの実践するフィールドの現実、人々とその語りのなかに存在し、また皆さんの内面に宿るものです。
 そして、これからの場所、経験、出会う人々から学ぶべきことが、皆さんを待っています。
 人を支援する実践から学ぶことはとても多いのです。人を支ええようとして関わるなら、援助者自身の至らなさを感じるときもありますが、自他の新たな可能性や力を見出すときもあります。気付き、学び、考え、語ることが、人間を支援する力の源泉の一つとも言えるでしょう。
 すべての人、出来事から学ぶという謙虚な姿勢を持つならば、必ず実践のなかで自分の感性が磨かれ、今月より来月、今年より来年と成長することが出来ます。専門職としての技術や知識のみではなく、自らを省みること、内面を見つめ直して更に深く豊かなものにしていくことが全人的な成長への道です。
 人間の生きる過程は、学び続ける過程です。新たな実践からの学びに、勇気をもって前に進みましょう

 ソーシャルワークの専門職を志した皆さんにとって、これから本当にやりたい仕事、本当の自らの役割、生き方の幕が開きます。たくさんの貴重な出会いが待っています。
 皆さんと、これから出会う利用者、来談者は未来の種子であり、相互の生の拡充のために皆さんが必要とされています。
 皆さんの働きが、孤立、恥、不自由、困窮、痛み苦境の中にある人々に寄り添い、認め合い、繋がり、支え、励ます、これらによって、全人的な成長の豊かな実を結ぶことを願っています。 


 また、実務上の留意点を数点挙げます。
一、支援に関わる実務スキルの修熟に努め続ける。
ニ、日々の実務の優先順位を明確にして、確実に取り組む。
 特に、グループワークのレクレーションや外出等のプログラムは、段取りが重要である。
三、職場環境には適度に適応する。過剰な適応=頑張りすぎや、反発=突っ張ることをしない。ありのままの自然体で働く。
四、行き過ぎた完璧主義の放棄=小さなことにくよくよしない。
 慢性疲労のリミッターが必要である=疲れ果てない働き方を。無理をしない。
五、適切に人に頼ることも必要である。
 自分の弱さ、至らなさを自覚し、受容し、周囲の人々と共に働く。

 なお、1年間の学びでは、ソーシャルワークを完全に身に付けるには充分とは言えません。上記のことも気に留めながら、着実に実力を蓄えていきましょう。
 新しい環境には慣れるまで少し疲れることもあるかもしれませんが、あまり力まずに、気長に、専門職としての成長と、自分の生活の充実を図って下さい。過剰に焦ったり、緊張しなくても、新たな職場、繋がりが、皆さんを待っていて、受け入れ、認めてくれると思います。
 社会福祉・ソーシャルワークの仕事は、実務に就いた後も、学び続け、自己研鑽に励むことが求められます。職場の先輩や同僚、もしくは学友と支え合いながら、これからも更に専門性を向上させていくことに期待します。

 修了式に参加出来ない方も、学校にお立ち寄りの際には、声を掛けて下さい。地元に帰られた皆さんも、東京に来られる際には、学校に寄って下さい。
 例年、秋頃の本校同窓会総会には、多くの修了・卒業生の方が集まります。学校からの案内、学校HP等で後日、お知らせします。

 また、社会福祉士試験の結果が不合格だった方は、次年度の試験に再挑戦しましょう。重要なのは、気落ちせず、次回に向けて着実に学習を継続すること、しかし焦らないことだと思います。励ましと応援の気持ちが伝わることを願っています。再挑戦を、当講座も可能な限りサポートします。


 また、様々なところで、出発する皆さんに挨拶を送ります。
 山梨県立大学のソーシャルワーク演習の学生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます。社会福祉や教育、行政、企業等、それぞれの進路でのご活躍を願っています。
 国立武蔵野学院附属児童自立支援専門員養成所の皆さんも、児童福祉、行政等の場でのご活躍を祈念しています。
 日本福祉大学の受験対策講座の受講生の皆さんも、今後、それぞれの現場での活躍を願っています。

 
 最後になりましたが、これからの皆さん自身の人生の、ご多幸、ご健康を、筆者は祈念しています。
 拙い文章ですが、皆さんへのお祝いと応援、感謝の挨拶を贈ります。
 またお会いできる日を楽しみにしています。

 2016年3月24日  社会福祉士受験支援講座・教員日記 筆者

 2016年3月24日、平成27年度 日本福祉教育専門学校 卒業式・修了式をなかのZEROにて挙行いたしました。本学での学びを終え、371名の方が旅立ちました。  日本福祉教育専門学校

平成27年度 日本福祉教育専門学校 卒業パーティーの報告  日本福祉教育専門学校



<追記 それぞれの旅立ちの日 ブログ筆者>
 本校卒業修了式と卒業パーティー、その後のクラス会等に参加された今期卒業生の皆さん、お疲れ様でした。
 特に、卒業パーティーの委員を担った卒業生の方々、クラス会の幹事の方、ありがとうございました。
 社会福祉士養成学科の皆さんからは、美しい花束を頂きました。本当にありがとうございます。
 また、クラスの集合写真と私へのメッセージの寄せ書きを、立体的な色紙に創って贈って下さったクラスの皆さん、ありがとうございます。色紙の皆さん一人ひとりのメッセージ、まごころが、私のこれからの誇りと力、励みになります。
 時間と場所には、限りがあり、卒業にあたってお話し出来なかった方もいました。私の感謝と応援の想いが届くことを願います。
 また、声を掛けて下さった皆さんの暖かい言葉、これからの実践に向かう力強い姿を忘れません。ありがとうございました。
 4月から、今期の社会福祉士養成学科を旅立つ皆さんは、病院(医療ソーシャルワーカー)、福祉職公務員、地域包括支援センター、児童福祉施設、スクールソーシャルワーカー、社会福祉協議会、障害者福祉や高齢者福祉の施設等において実践を開始します。焦り過ぎず、気負い過ぎず、気長に持続していくことを願います。特に、遠く離れた地に就職し実践をはじめる方々、離れていても応援しています。
 専門職としての就職も、社会福祉士国家試験の合格も、卒業生の皆さん自身の力で、その手で成し遂げたものです。これを皆さんの自信、誇りとして、人間支援の実践という大海原を、それぞれの舵取り、進路、スピードで、限りなく前進していきましょう。
 また、卒業パーティーの会場に、卒業のお祝いに社会福祉士養成学科や社会福祉士養成科のOBの方々もご来場されていました。ありがとうございました。
 卒業生、OB・OGの皆さん、本校のお近くに来られた際には、気軽にお立ち寄り下さい。
 山あり谷ありの日々でしたが、皆さんと共に過ごせた充実した日々と、皆さんとの出会いに感謝しています。
 再び皆さんと集い、語り合える日が来ることを、切に願っています。
 
 頂いた花束です。社会福祉士養成学科の皆さん、ありがとうございました。

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 卒業式修了式の会場の様子
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 卒業パーティー 社会福祉士養成学科1クラスと教員チーム
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<日本福祉教育専門学校同窓会よりお知らせ>
 日本福祉教育専門学校は、卒業生の皆さんとのつながりと交流を持ち続ける機会として、年に一回、学校としての同窓会を開催しています。
 毎回、卒業した年度や学科を超えて卒業生が集い、各学科の教員や講師、元教員等も参加し、交流を深めています。
 社会福祉士養成学科や社会福祉士養成科、本校各学科の卒業生の皆様の参加を教職員一同、お待ちしています。
【日付】平成28年9月24日(土)午後
【会場】ハイアットリージェンシー東京
【住所】東京都新宿区西新宿2-7-2

【参加費】1,000円
【特典】平成27年度卒業生は無料で御招待 
 この3月卒業の皆様は無料でご招待します。
先の日程ですが、『9月24日(土)は日福同窓会』とスケジュール帳に記入していただけると嬉しいです(^_^)
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社会福祉士 相談援助入門講座 第11回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。 詳細は4月からの講義にて解説>

*孤立死・孤独死とは コミュニティ・ソーシャルワーク、地域福祉の概要3
*コミュニティ・ワークに求められる取り組み
1)地域における、自己選択・決定が困難な人々への援助

 福祉サービス、福祉制度に関する情報にアクセス困難、障害がある人々へを、サービスに結び付ける支援。
 アドボカシーの積極的な活動が必要である。

2)要支援者の自己決定過程の援助
 当事者の情報収集・自己選択・自己決定プロセスを援助する必要がある。

3)接近や支援が困難な事例への専門的援助
 支援を必要としているのに、拒否する人々への支援。
 セルフ・ネグレクト、関わりの拒絶には、原因となるアクシデントや、心理的な理由が存在する。
 拒否する理由を解決する相談、訪問、アウトリーチが求められている。


4)総合的な相談と小地域福祉活動の統合的な展開

5)地域における社会資源・サービスの創造と改善の取り組み

6)住民の参加と共同の促進

*住民主体の地域福祉活動、支え合うコミュニティ、共助の促進
・地域社会における高齢者等の支援を必要とする住民の増加に加えて、単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ世帯、その他の単身世帯が急増し、ライフスタイルや家族の形態の変化が進んでいる。
・今後、単身の「孤立生活」が一般的なものとなる中で、人の尊厳を傷つけるような「孤立死」(つまり、社会から「孤立」した結果、死後、長期間放置されるような悲惨な「孤立死」)の発生を予防する必要がある。
 そのためには、地域の低下したコミュニティの共同、相互扶助の意識を掘り起こし、活性化することが最重要である。
 コミュニティ意識「私たちのまち、コミュニティのメンバー」の重要性の認識を共有化する取組みが重要。
 今日の社会における、人間関係の流動性の激しさのなかで、持続した関係、コミュニケーションを持つことがより困難になっている。
 時間等の生活のゆとりが無ければ、関係を創っていくことも難しい。
 しかし、コミュニティと人間関係からの孤立は、孤独死のリスクを引き上げてしまう。
 コミュニティへの所属、趣味、仲間や友人の有無、親族等、個人の繋がりの大きさと質が問われる。
 コミュニティとは何か。孤独とは何か。
 隣人とは何か。仲間や友人とは。


・予防的視点の重要性。
 起こる前に発見するコミュニティづくり、起こっても適切に対応できるネットワークづくりを進め、「孤立死」発生のリスクをできるだけ防止することが重要。

・住民ボランティアや町内会、民生委員、社会福祉協議会、NPO、生協・農協、各種民間団体等、コミュニティの人々が協力して、関係者・組織の連絡会議を開催するなど情報交換を実施し、孤立した住民への見守り的なサポートを行うことが必要である。
 コミュニティ主体の住民の相互支援による地域福祉活動のネットワークの構築。
・共通の課題(子育てや家族介護)、障害、病気を有する人々の交流の場の提供や、仲間づくり、ネットワークの支援。
・ワンストップサービスとも言えるな総合相談窓口を設けること。
・要支援の人々を把握し、地域での生活を全体的に捉え、コミュニティ形成に参画する社会福祉士などが必要である。
 専門職とコミュニティとの連携を強化する必要がある。
 また、かつてのように相談機関や福祉施設の窓口で待つ消極的な関わりではなく、コミュニティや対象とする人々の中に積極的に出向くアウトリーチの取り組みが必要とされており、コミュニティに加わる専門職の姿勢が求められている。開かれた相談専門職への挑戦とも言えよう。


<孤立死予防と小地域福祉活動システム>
・小地域において住民が地域内の福祉ニーズを発見し、住民が相互に支援するシステムが普及してきている。
 発端は、1959(昭和34)年からの国庫補助による保健福祉地区組織育成事業のモデル地区指定によって開発されてきた。

◆小地域活動システムの目的
・小地域活動システムの目的とは、
①高齢者の孤立化の予防、
②安否対応・緊急対応、
③住民の見守りと活動のネットワーク化、
④健康保持、予防活動等が挙げられる。

<具体的な活動>
①小地域活動システムでは町内単位に「福祉委員」を委嘱し、社会福祉協議会と連携しながら訪問活動を行なう。
 例えば、「福祉委員」を町内単位に20世帯に1人ボランティアとして委嘱し,月に1回以上訪問して,チェックリストで点検して,市社会福祉協議会の担当保健師に報告するというシステムになっている。
②「民生委員」の連携の核としての位置付け、役割への期待。
③老人クラブの「友愛訪問活動」の活用や併用。
④ボランティア(有料含む)等の活用、郵便局との提携等様々な形態がある。
*小地域活動システムの方法・手段
①定期的な訪問を、社協機関紙配達、老人クラブによる手土産、郵便や「乳飲料」等の配達による安否確認など、様々である。
②配事サービスや会食会など、食事サービスを活用した活動。
③緊急通報も活用されている。

・コミュニティワークの必要性
 様々な困難を抱える人々が、孤立を越えて お互いに受け入れられる、尊重される、承認される拠り所、居場所が求められている。それは、コミュニティであり、家族でもある。しかし、サポートを必要としている。
 コミュニティや家族に調和を創る専門職がソーシャルワーカーである。
 多様な住民を繋ぎ、対話や交流、利害の調整の能力を持つ専門職が種となって、相互理解と相互扶助、多文化共生によるコミュニティづくりへと進む。
 コミュニティは今よりも、温かみ、寛容、配慮、調和を持って共に生きることが出来るのではないか。
 コミュニティづくりには大きな可能性が含まれている。コミュニティの人々の集いが持つ潜在能力の大きさ、広さ。地域の子どもはコミュニティ全体で育て、地域の要介護高齢者もコミュニティの力で支える。
 ソーシャルワーカーは、コミュニティと人々の媒介、接着剤、ファシリテーター、応援団としての役割を果たす。様々な人々との出会いを力にする専門職である。

・人間は誰でも、自分がありのままで過ごせる居場所を必要としている。自分の人生の意味、生きる意義を見出したいと求めている。
 しかし、傷つきやすさから、強がろうとする。自分の肩書、力、仕事、社会的役割等によって、ありのままにの自分を隠そうとする。
 コミュニティはこれらの複雑さを内包する場でもあるが、人間はその繋がりのなかでしか生きられない。
 人間や自然環境も含めて共に生きるコミュニティの創造と持続を目指すところにソーシャルワークの今日的な役割がある。


1.「孤立・孤独死問題」が増加した背景
 「孤独死」は、高齢社会の進展と家族の変容に伴い、単身及び高齢夫婦のみの高齢者世帯は、今後ますます増加する中、孤独死の危険がますます高まることが予測される。
 家族関係の変化と並んで、孤独死につながる要因として、地域コミュニティとのつながりの希薄化があげられる。高齢者の実態調査においても、近所でお互いに訪問をしあう、友人と度々連絡を取り合うといった関係を持たない高齢者等は少なくない。これらは、近代化・都市化の中で、個人の自由とプライバシーを尊重し、他人に干渉しないことがよいこととされてきた結果が招いている状況でもある。
 従って結果的に「孤独死」に陥る人のみならず、高齢者等をとりまく社会のあり方全般を考える必要がある。

*孤独死をもたらす要
・阪神淡路大震災の被災者の仮設住宅・復興公営住宅において孤独死が多発したケースでは、孤独死に至った原因が以下のように整理されている。
1.孤立化; 1人暮らしなど孤立的な状況に置かれていること
2.衰弱化; 病気につながる不健全な状況に置かれていること
3.無援化; 必要な介護や治療が得られない状況に置かれていること


・「家族や地域からの孤立=孤立化」とは別に、衰弱化や無援化が挙げられているが、二者とも「孤立化」と密接な関係を持つものである。
 例えば、家族や地域生活から切り離されているが上に、ストレス蓄積、貧しい食生活、アルコール依存等に冒され「衰弱化」に至ったり、心身の不調・病気に至っていても、誰にも気づかれずにいるために適切な介護やサービスを受けられない状況「無援化」になることも多いためである。
 上記を踏まえて、孤独死をもたらす要因を高齢者の生活状況から整理し、防止策を考えると以下のような柱を立てることができると考えられる。

*孤独死をもたらす要因                *防止策のテーマ
1 周囲とのつきあいがなく、状況が把握されない    ⇒ 日常的な見守り活動
2 家族・地域等との人間関係がなく、閉じこもりがち。 ⇒ コミュニティでのふれあい・交流
3 必要な介護や治療が得られていない          ⇒適切な実態把握と生活支援
4 非常時・緊急時に助けを呼べない           ⇒緊急通報・応対体制

*「孤立死」予防活動とコミュニティづくりへの取組み
1.コミュニティづくりの計画的推進
・地域、街づくり-「孤独」の解消

 人とのかかわりが気楽にできる関係づくり、人があつまれる拠点づくり、適度な世話焼き(おせっかい)が可能な人間関係づくりを進める。

2.「孤立死」ゼロ作戦と高齢者虐待と認知症対策さらに災害予防対策を一体的に考えること
 「孤立死」防止の取組みは、高齢者虐待の早期発見や認知症高齢者等の支援、災害時における被害拡大の予防にも有効に機能するものと考えられる。

3.「孤立死」防止ネットワークのさまざまなツールや見守りシステムの開発と継続的な運用

 「孤立死」防止のネットワークづくりは、都市型や町村型、戸建住宅型や集合住宅型など地域の実情に応じて工夫しながら構築する必要がある。そのツールとしては以下のものが考えられる。
・情報通信技術の活用 -緊急通報・ライフライン検知システム
・ICTの活用による双方向通信システム
・ライフライン等の活用による安否確認システム
・声かけネットワーク
・近隣の互助機能の組織化
・チラシ、通信
・情報共有ネットワーク -協議会の組織化と運用
・地域住民・行政・諸機関の協働づくり -地域包括支援センターの活用
・自治体における住宅部局と福祉部局の連携

<孤独死予防活動:従来の活動例>
1 日常的な見守り

・活動例:地域住民(社協等)による見守り・支援活動、電話訪問、傾聴訪問等の話し相手

2 コミュニティでのふれあい・交流
・活動例:サロン活動、地域での集い・交流の場づくり
 コミュニティカフェ等の取り組みの可能性。

3 生活支援、介護サービスの提供
・活動例:民生委員等による台帳作成、地域包括支援センター等による生活実態の把握、配食サービス等の生活支援サービスを活用した見守り

4 緊急通報・応対体制
・活動例:本人からの危険危機の通報、サービス事業者等と連携した緊急時連絡体制整備

 詳細は4月からの講義にて

相談援助入門講座第10回 学校福祉教育プログラムとは LGBT性的少数者理解、療育成果発表


平成28年度 日本福祉教育専門学校入学予定の皆様へ
入学前講座『社会福祉入門講座』最終回 入学予定者対象
平成28年3月22日(火)18:30開始 日本福祉教育専門学校  詳細は案内をご確認下さい。
「合格したての卒業生による国家試験合格報告会」 学生が語る社会福祉士試験合格勉強法

 今回の社会福祉士国家試験に合格した、本校在校生数名による、1年間の学生生活と受験勉強の方法やコツ、国家試験当日、就職活動の体験談等の報告です。質問など歓迎です。
 在校生から、受験勉強のコツ、使用したテキスト、受験体験、合格の理由、学校生活の感想等、今年度の在校生たちから、4月から学ぶ皆様への応援メッセージです。
 また、当ブログ筆者(社会福祉士養成学科 学科長)が、今回の国家試験の概要を簡潔にお話しします。
 社会福祉士になること、国家試験合格への第一歩はここから。
 全8回にわたった『社会福祉入門講座』もいよいよ最終回。あとは4月の入学式、開講によるスタートを待つばかりです。
 社会福祉士養成学科と社会福祉士養成科等、平成28年度4月本校入学予定者の皆様、お待ちしています。ぜひ、ご参加下さい。

第28回社会福祉士国家試験2016年 本校社会福祉士養成学科合格率84.9%
日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科(昼間1年制通学課程)結果
受験者数 73人
合格者数 62人 (一般養成施設ルート 通学 合格者数全国1位)
合格率 84.9%


第28回社会福祉士国家試験 全国
受験者数   44,476人
合格者数   11,735人
全国合格率    26.2 % 厚生労働省


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です。
電話:0120-166-255



当日の概要 報告
社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義最終回の報告



参考資料
子どもの貧困6万人調査、大阪市の保育園小中学校調査 6月から実施、自治体最大規模調査
2016/02/29 17:33 【共同通信】より引用

引用「大阪市は29日、生活に困窮する子どもの実態を把握するため、幼稚園や保育園、市立小中学校の計約6万人分のアンケートを6~7月に実施することを決めた。5歳児と小5、中2の約2万人ずつを対象とし、それぞれの状況を調べる。内閣府によると、子どもの貧困をめぐる自治体の調査としては全国最大規模 略
 子どもの貧困への対応を話しあう対策推進本部会議で決定した。小5と中2については市立小中学校を通じ、児童・生徒本人と保護者に学習や食事の状況などを聞く。5歳児は私立を含む市内の幼稚園、保育園の保育士や保護者に生活状況を尋ねる」引用ここまで

高校生通学補助拡大と高校生の医療費無料化 子育て施策を拡充 和歌山県すさみ町の16年度予算案
2016/03/08 17:00 【紀伊民報】より引用

引用「和歌山県すさみ町は7日、総額45億5300万円とする2016年度の一般会計当初予算案を発表した。中学生までだった医療費無料化を高校生にまで拡大するほか、高校生の通学補助を年額で2万円から5万円に増やす」引用ここまで

学童保育、開設できず 草津市で住民反対運動「生活に支障」
2016/03/15 08:00 【中日新聞】 より引用

引用「四月から草津市岡本町で開設予定だった民営の児童育成クラブ(学童保育)が、開設中止となった。地元住民から「事前説明がなかった」などと反対意見が上がったことが主な理由だ。学童保育施設は、女性が子育てしながら働く上で欠かせない施設だが、設置をめぐっては、住民理解を得ることが難しいという現状が浮き彫りになった。
 開設予定の場所は志津南小から徒歩で十分ほどの住宅街。二階建ての空き家だった。 略
 定員三十人。二月十七日に辞退届が出され応募した十五人には同月中に市と法人が連絡した。うち十二人は併願していた他施設で受け入れることになったが、専願だった三人は市内の別施設への変更を余儀なくされた。
 法人は市の公募に応じて昨年、志津南の開設を申請。市は今年一月六日付で許可した。二月一日付の市広報で利用者募集の記事が載り、近隣住民から「聞いていない」との声が上がったことから、市が同月十三日に地元説明会を開いた。説明会で住民からは「公募の段階で意見を聞くべきではないか」などの声が寄せられた。子どもたちのにぎやかな声が、生活の支障になる恐れがあるとの趣旨の意見もあったという。
 市は法人に対して、地域住民への説明を呼び掛けていた。法人によると、予定地の町内会長には昨年のうちに説明していたが、学区全体を束ねるまちづくり協議会には説明していなかった。
 協議会側は「業者が住民に何も説明してこなかったことが最大の問題」と指摘。「周辺は宅地造成で騒音などもあり、住宅街で運営するには無理がある」と話す。法人側は「住民に十分な説明ができなかった」と陳謝している。市の担当者は「指導、監督が足りなかった。応募した方には連絡の上、おわびした」と話している。
◆「学校も迷惑施設」と見る人も
 住宅地への学童保育施設の設置は、周辺住民の理解が不可欠で課題も多い。草津市によると、同市岡本町に設置予定だった施設以外にも住宅地に隣接する施設はあり、児童の声などが苦情として報告されることもあった。
 市南部の学童保育施設は、高齢者の多い「もともと静かだった地域」(市担当者)に設置。二年間の期限を設け、民家を改修して開設した。
 施設から漏れる子どもの声は開設前から住民の懸念材料だったといい、開設後に住民から「子どものために必要な施設とは分かっているが、期間を一年に短縮してほしい」と市に申し入れがあった。市は床にカーペットを敷いたり、指導員が「静かに活動しましょう」と児童に呼び掛けたりするなどし、納得してもらったという。
 市担当者は「今は学校も『迷惑施設』として見る人もいる。住宅地になくても、設置には配慮が必要だ」引用ここまで

<進路検討中の大学生の皆様へお知らせ>
新大学4年生向け 社会福祉士説明会 相談会
2016年3/23(水)18時から
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎

 社会福祉士の仕事の実際、就職先、将来性、待遇等、素朴な疑問になんでもお答えする説明会です。社会福祉士として実務20年の当ブログ筆者(専任教員)が、 社会福祉士の実際について、分かり易くお話します。当ブログ筆者への相談も歓迎です。社会福祉士などに関心をお持ちの皆様、進路模索中の方もお気軽にご参加ください。参加無料


お問い合わせ 日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
 社会福祉士は、様々な生きづらさ、生活問題を持った人々を相談やグループワーク等によって支える、人間支援の専門職です。自分らしさと優しさを活かしながら働ける、職業として社会貢献を行う専門職でもあります。

社会福祉士及び介護福祉士法


社会福祉士養成科(夜間部通学課程1年)特別説明会 夜間部ナイトコース、4月入学まだ間に合います。
3/27(日)13:00から15:00 日本福祉教育専門学校

 この4月から夜間部(ナイトコース)への入学を希望される方を対象に、夜間部特別説明会を緊急開催いたします。各種ご相談に対応させていただき、当日AOエントリーができる説明会です。



認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎
 次回のMeMoカフェは、
 3月26日(土)13:30~ にオープンいたします!< 第2回>
 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎

 皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
 地域の皆様、認知症の方やそのご家族に少しでもお役に立てる場を作り、また、近隣をはじめ、豊島区内の住民の方や、地域活動グループ・町会・商店会などの団体の方をはじめ、認知症ケア活動に参加したい、詳しく知りたい方にも集っていただき、交流していただく場にしてまいりたいと思います。
 このコミュニティプロジェクトは、本校の社会貢献活動の一環であり、地域の皆様との協働で推進しています。

<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


「貧困問題と相談援助」 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

福祉施設職員のストレスケア研修 ブログ筆者が出張講義 東京都登録講師派遣事業 講師謝金無料


<ブログ記事 バックナンバー>
当ブログ記事バックナンバー 福祉施設職員研修


認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎 次回3月26日

当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂
第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)


精神保健福祉士シリーズ

社会福祉士シリーズ
 



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