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相談援助 第1回講義レジュメ1 
保育士養成課程にて、当ブログ筆者が講義

*保育・児童福祉と相談援助
子どもと家族の生活困窮ー多問題家族、アルコール依存症等のメンタルヘルス、働き方
 次回以降、児童虐待、子どもの貧困、ドメスティックバイオレンス、非行問題等も扱っていく。
 子どもと家族の相談の今日的な課題である。

 相談援助は、理論と実践知(臨床の知)の両方が重要である
 当ブログ筆者の実践の経験:生活保護受給者への訪問、セルフネグレクト、アルコール依存症と支援の拒絶
 ホームレス自立支援施設の相談員としての実践、利用者の沈黙


・社会福祉、ソーシャルワークにとって家族問題は昔も今も主要なテーマである。児童家庭福祉として。
・今日、アウトリーチ(=専門職が非自発的クライエントのところまで出向く援助の方法)が必要とされている。
 待ちの姿勢からの転換が求められる。

*ソーシャルワークを構成する要素
①ソーシャルワークの価値・倫理
②ソーシャルワークの専門知識
③ソーシャルワークの方法・技能・技術
・ソーシャルワークの価値、知識、技術は、相互に関連し、どれが欠けてもソーシャルワークは成り立たない。

*ソーシャルワークのメソッド(方法)前半
 ソーシャルワークは、具体的には下記の援助方法・技術のレパートリーを総合的に用いて、対象(個人、グループ、コミュニティ等)を援助する専門技術である。これらは、相互に関連する。
 特に要となる、ケースワーク(=相談援助)、グループワーク、コミュニティ・ワークを三大援助技術と称する。

1.直接援助技術の概要
① ケースワーク・個別援助技術

・相談援助のこと。クライエントとソーシャルワーカーが面接場面を構成し,クライエントの社会環境や人間関係の調整,社会福祉サービスの提供、クライエントの内面の支援等を行なうことで課題の解決を図る。
 危機介入、課題中心等のアプローチがある。
*今日的な課題:アウトリーチの必要性。

 虐待を受けた子どもと接していくなかで、その子どもたちが親から受けた虐待行為を、子どもから聞き取り、傾聴し共感すること、痛みに寄り添うこと-共感疲労を生じる。

②グループワーク・集団援助技術
・小集団を対象とし、グループでの活動や経験を通じ、また集団の持つ諸特性を活用して、グループと個々のメンバーの成長や課題の解決を図る。
・専門的援助関係、相互作用、プログラム活動、社会資源により援助が行なわれる。
*今日的な課題:各領域の自立支援の具体的なプログラムの必要性。

2.間接援助技術
①コミュニティ・ワーク 地域援助技術 

・地域援助技術とは、地域社会で生じる福祉問題を、地域社会・住民自らが主体的・組織的・計画的に解決できるように、ソーシャルワーカーが行なう援助の過程及び技術・方法である。
・地域援助技術とは、地域の組織化、福祉資源の開発、連絡調整等を行い、住民の地域福祉活動を側面から援助する。
*今日的な課題:孤立・孤独死等の潜在的な地域福祉の問題に対する支援の必要性。
 ソーシャル・インクルージョンの具体化。

②社会福祉調査・ソーシャルワーク・リサーチ 
 社会福祉サービスや政策の評価,ニーズや問題の把握,個別ケースでの介入や援助の効果測定,ソーシャルワークに必要な知識や理論構築といった,ソーシャルワークに関連するさまざまな質的・量的リサーチの総称。
*今日的な課題:エビデンス・ベースド・プラクティス(EBP)による支援の必要性。

③ソーシャルアドミニストレーション・社会福祉運営管理 
・社会福祉分野の公私の機関,施設,団体の運営管理技術の体系をさす。
*今日的な課題:NPOへの期待と運営の課題。

④ソーシャルアクション・社会活動法
・社会的に弱い立場にある人々の権利擁護、福祉の向上を目指し,その必要に対する社会資源の開発,社会参加の促進,社会環境の改善,政策形成等を図るための組織的活動である。
*今日的な課題:新たなニーズに対して、当事者・住民・専門職の協働による社会資源の開発が求められる。

⑤ソーシャルプランニング・社会福祉計画法
 主に地域福祉領域等での目標設定、各種福祉計画の立案である。

 <次回に続く>

当ブログ筆者の論文
当ブログ筆者の論文 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月



<参考 子どもの貧困 子どもの居場所関連情報>
<子どもの貧困対策 全国キャラバンin千葉 開催概要>
公益財団法人 あすのば HPより 

引用「日時●2017年7月2日(日)
第一部10時〜12時10分 第二部13時10分〜16時
会場●千葉市文化センター 5階セミナー室 アクセスはこちら
主催:公益財団法人 あすのば
後援:内閣府、千葉市、千葉県社会福祉協議会、千葉県社会福祉士会、ちばこどもおうえんだん
協力:市川てらこや、てらこやちば
助成:公益財団法人 キリン福祉財団

プログラム
▼第一部(全体会)10時00分~12時30分
主催者挨拶(小河光治・あすのば代表理事)
パネルディスカッション『地域で子どもを支えるために、いま必要なこと』
飯田拓郎 氏(てらこやちば学生代表・千葉大学3年)
仙田昌義 氏(総合病院旭中央病院小児科医)
田中千鶴子 氏(松戸市スクールソーシャルワーカー)
県内の若者
コーディネーター・村尾政樹(あすのば事務局長)
【50音順】

▼第二部(意見交換会)13時10分~16時00分
来賓挨拶(千葉市長 熊谷俊人 氏)
第一部ふりかえり/後援団体によるリレートーク/
学生企画・グループワーク『世代を越えて考える子どもの貧困対策』/意見交換など
参加費 無料/定員  120人

以下、引用
【「法成立4周年・あすのば設立2周年のつどい」開催!】
引用「すすめよう!子どもの貧困対策 法成立4周年・あすのば設立2周年のつどい」が、6月17日(土)10時から、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)で開催され、140人が参加しました。
学生らの座談会「多様な進路について考える」
「高校までは児童養護施設で暮らし高校卒業後、大学進学したが現実の大学生活が進学前に聞いていたこととの大きなギャップで退学。自分で事業を起こしたりしてきた」と発言。
「普通科の全日制高校を中退したら『高校に所属していないとホントに孤立するんだ』と実感した。その後、通信制高校に編入したが定時制や通信制の卒業生には進路未定者がかなり多いのが現実。私は大学進学したいと思ってなんとか進学できたが、つらい状況の子どもたちも多いと思う」
「父子家庭で中学のころ父が『大学進学は無理』と話していたこともあり、就職に有利と聞いて商業高校に進学。病気だった父が高校2年のときに亡くなった。それでもなんとか進学も考えて、高校の先生に相談したがダメだった」などと発言しました。
「あすのば3ヶ年中期ビジョン」を村尾政樹・事務局長が発表。5月の学生たちの宿泊研修での議論をまとめ「今までつながった子ども・若者とつながり続け、頼り合える関係性もつくり、仲間たちと子ども・若者を支える支援の輪を広げながら子どもの貧困対策をすすめる。子ども・若者にとって分かりやすい、いつでも・どこでも・誰でも頼れて活用できる情報をまとめて、まだ届いていない子ども・若者に届ける」などの意見も発表しました」引用ここまで

内閣府 子どもの貧困対策 子供の貧困対策に関する大綱等


【カナエール2017夢スピーチコンテスト 横浜会場】
◆日時:2017年7月1日(土)13:00~16:30(12:30開場)
◆会場:鶴見公会堂 神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2−1
 児童養護施設からの進学を支援する奨学金支援プログラム「カナエール」
 カナエール 夢スピーチコンテスト 2017は東京、横浜、福岡の3都市で開催されます。
 「「カナエール」は児童養護施設を退所した後、専門学校や大学等へ進学する子どもたちを支援する奨学金支援プログラムです。なんらかの事情で親と生活できず、児童養護施設で生活した子どもたちの大学等の進学率は23%(全国平均77%)※1。また、進学できても学業とアルバイトの両立は厳しく、経済的理由等により中退してしまう割合は25%と、全国平均の3倍近くにもなります ※2。
※1 厚生労働省「社会的養護の現状について」2015年調べ
※2 NPO法人ブリッジフォースマイル2016年調べ」
 NPO法人ブリッジフォースマイル
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ボランティア・市民活動論 第1回 レジュメ概要2
<今回のテーマ ボランティアの概要-ボランティアとは何か 続き>
 当ブログ筆者の担当講義

*前記事からの続き ボランティア 市民活動論 第1回 レジュメ概要1 生活困窮 貧困ボランティア経緯 寺院こども食堂とは
*相互性、互酬性
 ボランティア活動とは、双方向の関わりである。お互いのための活動である。
 ボランティアの自己理解、自分に向き合う-自分探し、自分の可能性を発見-自己実現へ。

・メイヤロフの「補充関係」
 広義のケア(支援)の実践と当事者の存在によって、援助者自身の生の質が補われている側面がある。
 つまり、援助者も自己実現と、自らの生きる真の意味とその場所を、実践のなかで見出し拡充しているのである。
メイヤロフによれば、ケアというものは、対象者の人間的な成長のためのものであり、ケアの提供者もケアの実践を通じて成長することが出来る。 。そしてケア提供者は、対象者から必要とされることによって、世界のなかでその場所に自らの居場所を獲得する。
 このケアとは広義の支援を指し、場所とは福祉施設等の現場を指すと考えられる。
 ある意味、利用者と援助者との相互依存関係とも言える。
 利用者は、支援があり援助者がいるから生活が成り立つ(側面もある)。
 援助者は、必要としてくれる利用者と実践があるから、自分の居場所を獲得できる。自分の存在理由、存在価値、レーゾンデートルとも。

 メイヤロフが「補充関係」として提示しているように、広義のケアの実践と当事者の存在によって、援助者自身の生の質が補われている側面がある 。つまり、援助者も自己実現と、自らの生きる真の意味とその場所を、実践のなかで見出し拡充しているのである。

*社会性
 ボランティア活動を通じて、社会の問題に気付き、当事者に共感し、社会問題の克服のための努力を媒体に,ボランティアが市民社会の主体として成長していくという側面もある。
 社会について学ぶオルタナティブな場、もう一つの学校とも言える。
 そこには、出会いと共感があり、意識化、気付きが促進される。

・民主主義、市民社会
・参加型福祉社会-協働、パートナーシップ、福祉社会の担い手
・コミュニティの再生を図る、ネットワークを構築する。
・グローバルに考えローカルに行動する


*ピア
 ピアカウンセリング
 自助グループ

・自助(セルフヘルプ)グループとは、弱さと痛みを分かち合い、支え合う共同体
 人間は弱さ、痛み、病をそれぞれが持つ。例えば、疾患であり、障害、過去、高齢、自尊感情の欠如等である。旧い傷跡を癒やすためには、先ずそれを自分の目で見つめなければならない。
 人間は、弱さ、痛みを分かち合い、支えあって生きることも出来る。排除や搾取ではなく、調和と相互扶助をもたらすボランティア、市民活動と行動する当事者たちの役割がここにある

・相互扶助
・相互扶助と博愛=ボランタリーアクションの動機(ベヴァリッジ)
・利他主義
*相互扶助は、生存のために必要な糧の、また喜びや痛みの分かち合いとも言える。
 お互いを尊重し合うということ

*本質的に、人間は親しく関わり合い、支え合うために生まれてきた。自分のことだけ考える生き方ではなく、他者と分かち合うことを。
⇒地域福祉の基盤である。連帯

*実践的には、ボランティアコーディネート、コミュニティワークは、
 誰かの、仲間の役に立ちたい、支え合いたいという思いを繋げる、広げる

・地域住民が要支援者を「支援すべき条件を持っていて、同じ住民として平等・対等である」と意識することによ って、要支援者は「特別な存在」ではなく「対等の存在」となる。これがノーマライゼーションが活きる共生の地域社会であり、住民の意識変革が前提である。
 住民参加が不可欠とする理由はここにある。
・要支援者は、地域の他の住民と同格の地域社会の構成員としてコミュニティに参画し、自立・自己実現を図る。

*相互扶助
 社会福祉の原始とも言える「相互扶助」とは、集団・共同体の構成員が生活上の問題・事故や危険などに対して相互に助け合うこと(互助)である。ダーウィンの生存競争説に反対したクロポトキンの理論の中心概念。生物や社会は競争や闘争によってではなく、自発的な協同によって進歩するという考え。

 ボランティア活動は具体的には,,コミュニケーション、対話や介助など当事者の直接的な支援,当事者団体や当事者とその家族や福祉施設などへの協働的なサポート、社会資源や老人クラブなど地域集団への送致的対応,さらに制度,施策の不備や職業,交通,情報などの環境への改善的,開発的対応などである。

続く

当ブログ筆者の論文
当ブログ筆者の論文 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


  
<社会的養護、福祉専門職の就職関連のイベント情報 インターンシップ情報も おすすめ 以下、引用>
「こどものしごとフェスティバル in 東京 社会的養護を知ろう、施設とつながろう」
日時 2017年06月25日(日) 13:00~17:30
会場 資生堂汐留FSビル(スペースFS汐留)8階


<プログラム>
シンポジウム「若手職員が本音で語る、社会的養護の実際とやりがい」
施設紹介 各ブースでの施設紹介
 就職・ボランティア・インターンシップなどの質問ができる!!
資料紹介
 社会的養護や全国の児童福祉施設の情報提供(パンフレット)も行います
 このセミナーには、職員の育成に熱心な施設が参加しています。
 主催のNPO STARS(Study Tour Abroad Reunion & Research with Shiseido:資生堂海外研修交流会) は、日本国の児童福祉界で活躍する資生堂児童福祉海外研修修了者が集うという“強み”を活かした、知見と実践力を兼ね備えた、次世代を担うべき人材育成を目指す、行動集団として、社会貢献することを活動理念とします」引用ここまで

参考 社会的養護 厚生労働省

<子ども家庭福祉、子育て支援 関連情報>
6/27(火)ホームスタート事業説明会(東京都世田谷区)
 東京都世田谷区玉川地域で、ホームスタート・ナオミによる「家庭訪問型子育て支援 ホームスタート」が今秋から始まります。

ホームスタート・ジャパンHP

クラウドファンディング readyfor
アフリカにルーツを持つ子どもたちへ、キャンプで自信と誇りを!
アフリカンキッズクラブ(AKC)



<参考ニュースクリップ>
高齢者虐待、背景に介護疲れ 2017/04/05 17:00 【紀伊民報】から

引用「和歌山県内で2015年度中に家族らから虐待を受けた高齢者数や件数は、調査開始の06年度以降2番目に多い数字となった。このうち「虐待者と2人暮らし」が半数以上を占め、背景に介護疲れがあるとみられる。県高齢者生活支援室は「困り事や悩みがあれば抱え込まず、市町村の窓口に相談してほしい」と呼び掛けている。
 法律に基づいて厚生労働省が毎年全国調査している。養護者による高齢者虐待は193件の相談・通報があり、うち121件を虐待と判断した。被虐待数は128人。いずれも過去2番目の多さで、13年度以降高止まりしている。
 被虐待者の8割の101人が女性で、男性は27人だった。虐待者は息子が52人で4割を占め、夫32人(24%)、娘23人(17%)も多く、全国と同様の割合となった。男性が多いのは、介護に不慣れのため、ストレスがたまっているのではと県は分析する」引用ここまで

高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
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児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
社会福祉士 受験対策ポイント

1.児童・家庭福祉制度の発展過程 1
第1回ホワイトハウス会議 1909年

 1909年、セオドア・ルーズヴェルト大統領の招集により、子どもに関する会議がホワイトハウスにおいて開催された。子どもの福祉のために世界で初めて開催された会議である。
 会議において、『家庭生活は,最高にして,最も美しい文明の所産である。児童は,緊急にして止むを得ないニーズを除いては,家庭からひき離されてはならない』との主旨の家庭尊重の原則が宣言された。これによって,1912年には連邦政府児童局が設置された。

世界児童憲章 1922年
 英国の児童救済基金団体が,児童保護の具体的方策を発表したものであって,2年後の国際連盟総会がこれを追認して、「児童の権利に関するジュネーブ宣言」となった。
 この宣言の前文において、「すべての児童はその身体的,心理的および精神的幸福のために必要な要素が与えられる」と示した。初めて権利としての児童福祉が謳われた。
 抜粋
 飢えた児童は食物を与えられなければならない。病気の児童は看病されなければならない。
 発達の遅れている児童は援助されなければならない。
 児童は、危難の際には、最初に救済を受ける者でなければならない。
 児童は、生計を立て得る地位におかれ、かつ、あらゆる形態の搾取から保護されなければならない。
 児童は、その才能が人類同胞への奉仕のために捧げられるべきである、という自覚のもとで育成されなければならない。

児童憲章 1951年
 児童福祉法1条にある「国民は,児童が心身ともに健やかに生まれ,且つ,育成されるよう努めなければならない」「児童は,ひとしくその生活を保障され,愛護されなければならない」という理念を普及するため,1951年のこどもの日に,児童憲章制定会議が宣言した。
 抜粋
 児童は、人として尊ばれる。
 児童は、社会の一員として重んぜられる。
 児童は、よい環境の中で育てられる。

一 すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。
二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
三 すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
四 すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
五 すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
六 すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。
七 すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
八 すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
九 すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。
十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
十一 すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二 すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。


現代社会と福祉 練習問題
<第29回社会福祉士国家試験 精神保健福祉士 共通科目 受験対策>

問題1 社会福祉の理念に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい

1 ナショナルミニマムは,障害者のノーマルな生活の実現を目的としていたが,今日では少数者を排除してきた社会のあり方を批判し,改革する理念としても展開されている。
2 リハビリテーションは,身体の機能回復のみを目的とするのではなく,その人が再び人間らしく生きることのできる「全人間的復権」を目標としている。
3 ノーマライゼーションは,すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障するもので,今日では所得保障だけでなく,教育,住宅や環境なども含めて考えられている。
4 ソーシャルインクルージョンは,すべての人々を社会的孤立や排除などから援護し,社会の構成員として包み支え合うことにより,今日的な「つながり」を再構築することを目標としている。
5 アメリカ共和党のレーガン(Reagan,R.)は,働く能力がありながら失業状態にある者を就労させる「第三の道」と呼ばれるニューディール・プログラムを実施し,福祉に依存するのではなく労働することを支援する政策を展開した。

人体の構造と機能及び疾病
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
問題2 次の病態・疾患のうち,嚥下障害を起こすことがないものを一つ選びなさい。


1 球麻痺
2 多発性脳梗塞
3 対麻痺
4 咽頭がん
5 筋萎縮性側索硬化症


*解答と解説:筋萎縮性側索硬化症 ALS とは
 記事下方をクリック


福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント論文 当ブログ筆者の業績一覧

貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。



*解答と解説 下記をクリック


More*解答と解説:筋萎縮性側索硬化症 ALS とは⇒⇒
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当ブログ筆者が全国社会福祉教育セミナーにて報告を行います お知らせ
第46回全国社会福祉教育セミナー2016 会場 淑徳大学 「ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして」
分科会第4 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の現状と課題(仮)』2016年10月30日

コーディネーター: 空閑浩人氏(同志社大学)
発題者: 山本由紀氏(上智社会福祉専門学校)
     明星明美氏(日本福祉大学福祉経営学部 通信教育)
     関屋光泰 (日本福祉教育専門学校)
主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会


全国社会福祉教育セミナー分科会第4 社会福祉士養成校におけるソーシャルワーク専門職養成1 当ブログ筆者

福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント論文 業績一覧

貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中


相談援助の基盤と専門職 後期第4回講義レジュメ概要1
当ブログ筆者(本校専任教員、社会福祉士)が、社会福祉士養成学科にて2016年10月に講義      
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


ソーシャルワークの統合化とジェネラリスト・ソーシャルワーク
・ソーシャルワークの統合化の過程とその到達点を理解することは、現代のソーシャルワークを理解するために必要である。
1 ソーシャルワークの統合化とジェネラリストアプローチの成立
・ソーシャルワークの統合化とは、ソーシャルワークの共通基盤、その主要な三方法であるケースワーク、グループワーク、コミュニティワーク(コミュニティオーガニゼーション)の共通基盤を明らかにして、一体化してとらえようとする一連の動向のことである。
・ソーシャルワークが専門職として成立する過程において、これらの三方法は独自の発展、それぞれの理論の発達を遂げた。
 しかし、専門分化を超えて、ソーシャルワークを全体的にとらえ、一体化による実践が課題であった。
 略 講義にて解説。

・1929年のミルフォード会議報告書
 初めて「ジェネリック」という概念が登場し、統合化へのさきがけとなった。

*全米ソーシャルワーカー協会の結成
・1955年に全米ソーシャルワーカー協会結成を直接的な契機として、統合化への動きが本格化した。

<米国の専門職団体の設置と統合化の経緯>
*1910~20年代、実践分野が専門分化していた為、各分野ごとに専門職団体が組織された
 また1946年、集団援助技術が、社会福祉援助技術の一方法であると公式に定義づけられたのを受けて、グループワーカーの専門職団体(AAGW=アメリカグループワーカー協会)が結成された。
1918年  医療ソーシャルワーカー協会設立
1919年  学校ソーシャルワーカー協会設立
1921年  アメリカ・ソーシャルワーカー協会設立 (実践分野の統合化を目指して設置)
1926年  アメリカ精神医学ソーシャルワーカー協会設立
1946年 アメリカ・グループワーカー協会設立
1946年  コミュニティ・オーガニゼーション研究協会設立
1949年  社会福祉調査グループ

*1955年 NASW(National Association of Social Workers:全米ソーシャルワーカー協会)の結成
 参加した諸団体
 略 講義にて解説。

・イギリスでは、1968年発表の社会福祉制度の改革を目的とする「シーボーム報告」の影響による。
 この報告書により、あらゆるクライエントを統合的に処遇できるソーシャルワーカーの養成が必要とされた。
 講義にて解説。

*補足:カリキュラム研究と、米国の資格制度
 1952年に設立されたソーシャルワーク教育協議会(Council on Social Work Education;CSWE)にて、W・ベームの指導のもとにカリキュラム研究が進められた。
・1959年,13巻に及ぶ『カリキュラム研究』として報告され、社会福祉援助技術教育における画期的な研究となった。また、その後のカリキュラム研究の基礎となるものである

・CSWEは、従来、ソーシャルワーク修士(Master of Social Work;MSW)の資格認定を行ない、CSWEの認可を受けた卒業生は専門のソーシャルワーカーと認められてきた。
・1960年代の社会福祉サービスの急速な拡大から人材の拡大が必要とされ、1969年にはNASWが学部卒のソーシャルワーカーを承認し、1974年からCSWEはソーシャルワーク学士(Bachelor of Social Work;BSW)の資格認定も行うこととなった。

*システム理論
講義にて解説。
◆ソーシャルワークの統合化の段階


*統合化の三つの形態
① コンビネーションアプローチ
 講義にて解説。
② マルチメソッドアプローチ

③ジェネラリストアプローチ

◆用語解説:ホリス Hollis, Florence (1907-87)
 講義にて解説。
 状況の中にある人間」(the-person-in-his situation)
 「人と状況の全体関連性」(person-situation configuration)
[主著] Casework : A Psychosocial Therapy, Random House, 1964 (邦題『ケースワーク――心理社会療法』岩崎学術出版社,1966).

○解説:NASW National Association of Social Workers

○解説:シーボーム報告

 Report of the Committee on Local Authority and Allied Personal Social Services
 1968年にイギリス政府に提出された公式報告書。

2 ジェネラリストアプローチからジェネラリスト・ソーシャルワークへ

 ジャーメインとギッターマン(Gitterman, A.)

*エコロジカル・パースペクティブとライフ・モデル

<解説>
1 エコシステム接近方法

ライフモデル(生活モデル)

用語解説:一般システム理論 general systems theory
 1968年,生物学者ベルタランフィ(バータランフィ Bertalanffy, L. v.)

用語解説:ジェネラリスト・ソーシャルワーカーgeneralist social worker


講義概要 少年事件、児童自立支援施設、保護観察、補導援護、遵守事項とは 大学社会福祉士講座 第29回

講義概要 貧困の再発見、相対的剥奪、タウンゼント、ヘッドスタート計画とは 現代社会と福祉



社会理論と社会システム 練習問題
第29回社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験対策 共通科目
問題3 次の記述のうち,デュルケム(Durkheim,E.)の提起した考えはどれか。適切なものを一つ選びなさい。


1 科学や技術のような物質文化に比べて非物質的な文化はそれほど急速に変化しないので,その間に遅滞の問題が生じる。
2 同じ業績を上げているにもかかわらず,準拠集団の人々と比べて,自己の社会的な評価が低い場合,相対的な不満・剥奪が生じる。
3 犯罪行動は,パーソナルな集団における他者との相互作用を通して犯罪文化に接触することにより学習される。
4 経済発展により人々の欲望は肥大化していくが,これを抑制する社会的規制力は次第に弱まり,不満や幻滅が強まる。
5 都市化により家族や親族,近隣などのきずなが弱まり,パーソナリティの統合性が失われて,孤独感や不安が生み出される。

<解答と解説:デュルケム、準拠集団とは
比較型準拠集団 規範型準拠集団とは 記事下方をクリック>


障害者に対する支援と障害者自立支援 練習問題
第29回社会福祉士・精神保健福祉士受験対策 共通科目

問題93 障害及び障害者の法的定義に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい

1 障害者の雇用の促進等に関する法律による障害者とは,「身体障害,知的障害又は精神障害があるため,長期にわたり,職業生活に相当の制限を受け,又は職業生活を営むことが著しく困難な者」をいう。
2 障害者基本法による障害者とは,「身体障害,知的障害又は精神障害があるため,継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者」をいう。
3 身体障害者福祉法による身体障害者とは,「別表に掲げる身体上の障害がある18歳以上の者であって,都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたもの」をいう。
4 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律による精神障害者とは,「統合失調症,精神作用物質による急性中毒又はその依存症,知的障害,精神病質その他の精神疾患を有する者であって,都道府県知事から精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者」をいう。
5 発達障害者支援法による発達障害とは,「自閉症,アスペルガー症候群その他の広汎(こうはん)性発達障害,学習障害,注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」をいう。

*解答と解説:精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、精神障害者とは
精神衛生法 精神障害者保健福祉手帳 社会復帰施設 任意入院 医療保護入院 措置入院
移送制度,精神保健福祉センター 保健所 精神医療審査会 精神保健指定医
精神障害者保健福祉手帳とは 記事下方をクリック



当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。


0から福祉業界へ 社会福祉士の活躍先 説明会
10/13(木) 18:30から20:00
社会福祉士養成学科、社会福祉士養成科説明会
日本福祉教育専門学校 高田校舎

 福祉経験がない方向けの説明会です。福祉業界の就職や転職動向について、当ブログ筆者(社会福祉士養成学科 学科長)がお話しいたします。
 国家資格取得後の活躍の場所や、就職状況がよく分かる説明会です。社会福祉士の仕事がイメージできて、当校の学生が幅広い分野に就職していることも実感いただけます。就職や転職のことについて、直接いろいろ質問や相談もできますので、是非ご参加ください

<練習問題 解答は下記をクリック>

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更生保護制度 大学 社会福祉士受験対策講座
当ブログ筆者の、大学における第29回社会福祉士国家試験受験対策講座 レジュメ概要1


*保護処分
少年事件の処分
児童自立支援施設等送致,保護観察,少年院送致
 講義にて解説。

家庭裁判所調査官
 講義にて解説。

・少年法では、非行少年を
犯罪少年(14歳以上で罪を犯した少年)、
触法少年(14歳末満で刑罰法令に触れる行為をした少年)、
虞犯少年(性格・環境から見て将来罪を犯すか、刑罰法令に触れる行為をなすおそれのある少年)の3種に区分している。

*少年院
 初等,中等,特別,医療の4種類
 一般短期処遇, 特修短期処遇及び長期処遇の区分 略 講義にて解説。

・少年鑑別所

*婦人補導院

*児童自立支援施設
 講義にて解説。

*1899(明治32)年、留岡幸助の家庭学校(感化施設-児童自立支援施設の源流)
 1899年,東京巣鴨に私立の感化施設「巣鴨家庭学校」を創設。1914年,北海道遠軽に「北海道家庭学校」を創設。
 「徳育、知育」
 労働により人間形成
 自然的環境
 家庭的雰囲気を重視した施設経営

*感化法
小河滋次郎
(明治33年法律37号)
感化院の設置

1.更生保護制度の概要
*「更生保護」とは<23回試験、24回試験出題>

「この法律(更生保護法)は、犯罪をした者及び非行のある少年に対し、社会内において適切な処遇を行うことにより、再び犯罪をすることを防ぎ、又はその非行をなくし、これらの者が善良な社会の一員として自立し、改善更生することを助けるとともに、恩赦の適正な運用を図るほか、犯罪予防の活動の促進等を行い、もって、社会を保護し、個人及び公共の福祉を増進することを目的とする」更生保護法第1条 

*保護観察制度<第22回試験 問題147出題> 
保護観察の目的:犯罪をした者及び非行のある少年に対し,社会内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。

保護観察官及び保護司が協働して,指導監督及び補導援護を行う。<22回試験、26回試験>

「1号観察」保護観察処分少年
「2号観察」少年院仮退院者
「3号観察」仮釈放者,
「4号観察」保護観察付執行猶予者、 「5号観察」婦人補導院仮退院者が対象となる。
<24回試験、第26回試験 問題147、第27回試験、少年に対する1号観察、2号観察>

*保護観察の実施方法
<指導監督> 25回試験出題

 特定の犯罪的傾向を改善するための専門的処遇を実施すること。
更生保護法 (指導監督の方法)
第五十七条  保護観察における指導監督は、次に掲げる方法によって行うものとする。
一  面接その他の適当な方法により保護観察対象者と接触を保ち、その行状を把握すること。
二  保護観察対象者が一般遵守事項及び特別遵守事項(以下「遵守事項」という。)を遵守し、並びに生活行動指針に即して生活し、及び行動するよう、必要な指示その他の措置をとること。
三  特定の犯罪的傾向を改善するための専門的処遇を実施すること。
2  保護観察所の長は、前項の指導監督を適切に行うため特に必要があると認めるときは、保護観察対象者に対し、当該指導監督に適した宿泊場所を供与することができる。

<補導援護> 25回試験出題
社会生活に適応させるために必要な生活指導、生活環境の改善。
更生保護法 (補導援護の方法)
第五十八条  保護観察における補導援護は、保護観察対象者が自立した生活を営むことができるようにするため、その自助の責任を踏まえつつ、次に掲げる方法によって行うものとする。
一  適切な住居その他の宿泊場所を得ること及び当該宿泊場所に帰住することを助けること。
二  医療及び療養を受けることを助けること。
三  職業を補導し、及び就職を助けること。
四  教養訓練の手段を得ることを助けること。
五  生活環境を改善し、及び調整すること。
六  社会生活に適応させるために必要な生活指導を行うこと。
七  前各号に掲げるもののほか、保護観察対象者が健全な社会生活を営むために必要な助言その他の措置をとること。

*遵守事項
*一般遵守事項 <24回試験、27回試験出題>

*特別遵守事項 <24回試験、26回、27回試験出題>

更生保護法 第五十一条  保護観察対象者は、一般遵守事項のほか、遵守すべき特別の事項(以下「特別遵守事項」という。)が定められたときは、これを遵守しなければならない。
2  特別遵守事項は、次条の定めるところにより、これに違反した場合に第七十二条第一項、刑法第二十六条の二 及び第二十九条第一項 並びに少年法第二十六条の四第一項 に規定する処分がされることがあることを踏まえ、次に掲げる事項について、保護観察対象者の改善更生のために特に必要と認められる範囲内において、具体的に定めるものとする。
一  犯罪性のある者との交際、いかがわしい場所への出入り、遊興による浪費、過度の飲酒その他の犯罪又は非行に結び付くおそれのある特定の行動をしてはならないこと。
二  労働に従事すること、通学することその他の再び犯罪をすることがなく又は非行のない健全な生活態度を保持するために必要と認められる特定の行動を実行し、又は継続すること。
三  七日未満の旅行、離職、身分関係の異動その他の指導監督を行うため事前に把握しておくことが特に重要と認められる生活上又は身分上の特定の事項について、緊急の場合を除き、あらかじめ、保護観察官又は保護司に申告すること。
四  医学、心理学、教育学、社会学その他の専門的知識に基づく特定の犯罪的傾向を改善するための体系化された手順による処遇として法務大臣が定めるものを受けること。
五  法務大臣が指定する施設、保護観察対象者を監護すべき者の居宅その他の改善更生のために適当と認められる特定の場所であって、宿泊の用に供されるものに一定の期間宿泊して指導監督を受けること。
六  善良な社会の一員としての意識の涵養及び規範意識の向上に資する地域社会の利益の増進に寄与する社会的活動を一定の時間行うこと。
七  その他指導監督を行うため特に必要な事項


*1777年、『イングランドおよびウェールズにおける監獄事情』公刊-ジョン・ハワード
<ポイント>

*1888年(明治21年)、「静岡県出獄人保護会社」を金原明善が創設。

*大正2年、原胤昭『出獄人保護』が著された。
○原胤昭 (1853-1942)
東京出獄人保護所を開設

*更生保護制度 科目のポイント
 第29回社会福祉士国家試験 出題予想

*更生保護制度の出題基準
1.更生保護制度の概要
2.更生保護制度の担い手
3.更生保護制度における関係機関・団体との連携
4.医療観察制度の概要
5.更生保護における近年の動向と課題

第28回社会福祉士試験問題 出題傾向
出題数:4問
問題147 保護観察、少年に対する保護観察、保護観察所、指導監督、補導援護に関する問題。
問題148 保護観察官、保護司に関する問題。
問題149 更生保護施設、更生保護法人に関する問題。
問題150 家庭裁判所と他機関との連携、犯罪少年等に関する問題。
基礎知識、用語の整理が重要となる。

*参考:第27回社会福祉士試験問題 出題傾向 出題数:4問
問題147 「少年に対する保護観察」
問題148 「保護観察官・保護司」に関する問題
問題149「社会復帰調整官・医療観察法」に関する問題
問題150 更生保護の近年の取り組み。

講義概要 貧困の再発見、相対的剥奪、タウンゼント、ヘッドスタート計画とは 現代社会と福祉



第29回社会福祉士国家試験受験対策 専門科目
高齢者に対する支援と介護保険制度 練習問題

問題2 高齢者福祉の国際動向に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい

1 スウェーデンでは,1990年代に,高齢者に対する保健・医療・福祉サービスをコミューンに一元化する「エーデル改革」を実施した。
2 イギリスでは,1990年代に,地域の民間事業者が利用者に対してケアマネジメントを行う「コミュニティケア改革」を実施した。
3 ドイツでは,1990年代に,介護保険制度を導入し,高齢者施設の利用者の自己負担を1割とすることなどにより利用者負担を軽減した。
4 アメリカでは,唯一の公的医療保険としてメディケアがあり,医療の範疇(ちゅう)に入らない介護サービスについても,すべて給付の対象としている。
5 韓国では,ドイツや日本の介護保険を参考に独自の介護保険制度の検討を進め,2008年7月から実施している。

<解答と解説は記事下方をクリック
エーデル改革、スウェーデン、高齢者ケア改革
社会的入院 ナーシング・ホームとは 
メディケア、メディケイドとは >



福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント論文 業績一覧

貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

当ブログ筆者が全国社会福祉教育セミナーにて報告を行います お知らせ
第46回全国社会福祉教育セミナー2016 会場 淑徳大学 「ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして」
分科会第4 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の現状と課題(仮)』2016年10月30日

コーディネーター: 空閑浩人氏(同志社大学)
発題者: 山本由紀氏(上智社会福祉専門学校)
     明星明美氏(日本福祉大学福祉経営学部 通信教育)
     関屋光泰 (日本福祉教育専門学校)
主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会


全国社会福祉教育セミナー分科会第4 社会福祉士養成校におけるソーシャルワーク専門職養成1 当ブログ筆者

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第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。

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社会福祉士 相談援助入門web講座 第13回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。詳細は4月からの講義にて解説>

子ども家庭福祉の概要(2)
<児童虐待・補足>
*虐待の子どもへの影響 被虐待児童の心理
 全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数は、5万6,384件(2010(平成22)年度 東日本大震災の影響により福島県を除いて集計した数値)になるなど、児童虐待は社会全体で取り組むべき重要な課題になっている。

 虐待の子どもへの影響としては、骨折・火傷などによる身体的被害、暴力を受ける体験からトラウマ(心的外傷)、派生する様々な精神症状(不安、情緒不安定)、栄養の不足、安定した愛着関係の不足による対人関係障害(緊張、ひきこもり)、自尊心の欠如(低い自己評価)等、様々な内容、その影響の程度、後遺症がある。

・虐待被害児童は,虐待を受けるのは自分が悪いからだ,自分に原因があるからだと考えがちである。
 このように,虐待が子どもの思考や認知に影響を与え,その結果,罪悪感が強くなり,自己評価も低くなってしまうことがある。
 被虐待児は,虐待を受け続けることで,大人の顔色をうかがい,年齢にふさわしくない大人びた言動を見せることがある。
 特に,大人の期待を満たすように行動したり,大人の気持ちや行為に敏感になったりすることがある。

・子どもの頃の虐待の影響は、大人になって気分障害(うつ病)、摂食障害、アルコール依存症等のメンタルヘルスの問題として顕在化する可能性がある。
 
うつ等のメンタルヘルスの問題を生じる場合、子どもの頃の心身の傷、その痛みが、内面の深いところに存在していて、心身
全体に広がる。過去の、認めたくない
傷が原因と言える。その傷が
再び心に身体に顕在化し、痛み、悲しさ、無力感等の情緒的な
混乱を引き起こす可能性がある。メンタルヘルスの問題の要因の一つともなり得る。

*児童虐待と社会福祉士
 子どもの虐待は、今日の社会福祉全体にとって、大きな課題である。
 児童養護施設への入所児童も、多くが虐待を経た子どもたちである。
 また、医療機関の医療ソーシャルワーカーにも、虐待の早期発見と対応、連携等の役割がある。
 社会福祉士等の援助者は、虐待の被害を受けた子どもたちへの危機介入などの支援を行う。必要ならば、一時保護、新たな生活の場としての児童養護施設等において支援する。
 相談の場面では、虐待被害の子どもたちの心理の理解が不可欠であり、「試し行動」などの特徴的な行動を踏まえて、支援を行う。

*虐待の世代間連鎖
・児童虐待に関連する生活問題として、生活困窮、子どもの親の依存症等のメンタルヘルス、本人と家族の心身の健康問題、不健康な生活環境、問題の世代間連鎖等がある。
 問題が重複する家族=多問題家族。その家族において、生活困窮のなかで虐待問題が生じることが目立つ。

*多問題家族と虐待
 例えば、食生活の貧困、栄養問題がある。子どもの発達への影響がある。
 思春期の子どもの極端な偏食、家族と共に食事を取らない。
 
・生活困窮のなかにある人間の脆弱性ゆえに、家族を含めた人間関係も壊れやすい。 
 本質的に、人間は親しく関わり合い、支え合うために生まれてきたのであり、誰もが関わり、繋がりを希求する想いを抱いている。


*被虐待児童の支援・概要 続きは4月からの講義で解説。
・「子ども虐待対応の手引き」等を参照
*被虐待児童の心理的特徴

・虐待を受けた子どもは、人間(大人)に対する不信感を抱いており、なかなか本当のことを言おうとしない傾向がある。
 次のような傾向を持っていることが多い。
・虐待の事実を家族内のこととして秘密を守ろうとする  略
・親から見捨てられるのではないか、という不安を持っているためにより親にしがみつく
 略 施設入所についての子どもの意向は、安心した状況のなかで子どもの本心を酌み取るための配慮をした上で確認したい。 略
 
*子どもへの個別援助はどのように行うか、二重のトラウマ
 虐待のために家族から分離されて施設に入所することは、子どもにとって非常に重大な体験である。
 こうした体験は、子どもに「二重のトラウマ(心的外傷)」を生じさせる可能性がある。
 一つは、保護者からの虐待によるトラウマであり、もう一つは保護者を失ったことによるトラウマである。
 子どもの施設入所後にも、彼らがこれらのトラウマから回復できるよう、児童相談所はできうるかぎりの援助を行わなければならない。
・虐待や、家族からの分離によるトラウマは、子どものさまざまな「問題行動」として現れる傾向がある。 略

*虐待とPTSD
 子どものトラウマ性の反応としてまず考えられるのは、PTSD(Posttraumatic Stress-Disorder:心的外傷後ストレス障害)である。
 こうした従来の諸研究・調査に基づいて、虐待というトラウマによって生じうると考えられる特徴を列記すると以下のようになる。
○ 入眠困難などの睡眠障害(PTSDの過覚醒症状)
○ 注意集中困難、多動性(PTSDの過覚醒症状)
○ 悪夢、夜驚(PTSDの侵入性症状)
○ 無感情、無感覚(PTSDの回避・麻痺症状)
○ 無気力、抑うつ(慢性化した回避・麻痺症状)
○ 年少の子どもや小動物に対する過度の攻撃行動(行動上の再現性)
○ かんしゃく・パニックや、それにともなう破壊的行動(感情調整障害)
○ 年長者や力の強いものに対する従順さ(力に支配された対人関係)
○ 年少時に見られる無差別的愛着傾向(愛着形成の障害)
○ 思春期以降に見られる対人関係の希薄さ(愛着形成の障害)
○ 他者、特に自分にとって重要な意味のある年長者に対する挑発的行動と、それにともなう虐待的な対人関係(トラウマとなった対人関係の反復的再現)
○ セルフカットなどの自傷行為(感情調整障害、あるいは乖離症状への対処行為)
○ 拒食や過食などの摂食障害、食べ物への固執(口唇期性障害) 略  続きは講義にて。

*児童福祉の役割-社会的養護
・虐待を受けた子どもなど、家族から適切な養育を受けられない子どもが増えている。そのような子どもたちこそ、社会全体で責任をもって、保護し、育てていく必要がある。
・社会的養護の施策は、かつては、親が無い子ども、親に育てられない子どもへの施策であったが、今日、虐待を受けて心身に傷をもつ子ども、何らかのハンディキャップのある子ども、ドメスティックバイオレンスDV被害の母子などへの支援を行う施策へと役割が変化し、その役割・機能の変化に、ハード・ソフトの変革が求められている。社会的養護の更なる充実は、切実な課題である。
・社会的養護の役割は、子どもの権利擁護を基本とし、子どもの安全・安心な生活を確保する。
・子育て支援の事業によって、子どもたちのことをゆっくり考えるゆとりを、支援を必要としている様々な家族に提供することも、児童福祉の課題である。

*児童虐待への取組みの推進
 厚生労働白書から抜粋
(1)児童虐待の現状

 児童虐待への対応については、2000(平成12)年11月に施行された児童虐待の防止等に関する法律(以下「児童虐待防止法」)が、その後、2004(平成16)年及び2007(平成19)年に改正され、制度的な対応の充実が図られてきた。
 しかし、重大な児童虐待事件が後を絶たず、全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数も増加を続けている。

(2)児童虐待防止対策の取組み状況
 児童虐待は、子どもの心身の発達及び人格の形成に重大な影響を与えるため、児童虐待の防止に向けて、①虐待の「発生予防」から、②虐待の「早期発見・早期対応」、③虐待を受けた子どもの「保護・自立支援」に至るまでの切れ目のない総合的な支援体制を拡充していくことが必要である。

 このため、
①発生予防に関しては、「乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」、「養育支援訪問事業」、「地域子育て支援拠点事業」など、相談しやすい体制の整備
②早期発見・早期対応に関しては、虐待に関する通告の徹底、児童相談所の体制強化のための児童福祉司の確保、市町村の体制強化、専門性向上のための研修やノウハウの共有、「子どもを守る地域ネットワーク(要保護児童対策地域協議会)」の機能強化
③保護・自立支援に関しては、社会的養護の質・量の拡充、家族再統合や家族の養育機能の再生・強化に向けた保護者支援の推進、親権に係る制度の見直しなどの取組みを進めている。

(3)児童虐待防止に向けた広報啓発の取組み
 児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、2004(平成16)年から、11月を「児童虐待防止推進月間」と位置付け、関係府省庁、地方公共団体、関係団体等と連携した広報・啓発活動を実施している。2011(平成23)年度には、月間標語の公募、シンポジウムの開催(東京都世田谷区)、広報用ポスター等の作成・配布、政府広報を活用したイベントの実施、テレビスポットCM、ラジオ、新聞等で児童相談所全国共通ダイヤルの周知徹底を図るなど、広報啓発活動を実施した。また、民間団体が中心になって実施してい
る「オレンジリボン・キャンペーン」を後援している。

(4)児童虐待防止のための親権制度の見直しについて
 2011(平成23)年5月、児童虐待の防止等を図り、児童の権利利益を擁護する観点から、親権の停止制度を新設し、法人又は複数の未成年後見人を選任することができるようにするなどの措置を講ずるための民法等の改正が行われた。また、里親委託中等の親権者等がいない児童の親権を児童相談所長が行うことにするほか、児童の福祉のために施設長等がとる監護等の措置について親権者等が不当に妨げてはならないこととするなどの措置を講ずるための児童福祉法の改正が行われた。

児童虐待の防止等に関する法律
(平成十二年五月二十四日法律第八十二号

(目的)
第一条  この法律は、児童虐待が児童の人権を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、我が国における将来の世代の育成にも懸念を及ぼすことにかんがみ、児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防及び早期発見その他の児童虐待の防止に関する国及び地方公共団体の責務、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援のための措置等を定めることにより、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資することを目的とする。

(児童虐待の定義)
第二条  この法律において、「児童虐待」とは、保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するものをいう。以下同じ。)がその監護する児童(十八歳に満たない者をいう。以下同じ。)について行う次に掲げる行為をいう。
一  児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
二  児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること。
三  児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号又は次号に掲げる行為と同様の行為の放置その他の保護者としての監護を著しく怠ること。
四  児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすもの及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動をいう。)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。

(児童に対する虐待の禁止)
第三条  何人も、児童に対し、虐待をしてはならない。

(国及び地方公共団体の責務等)
第四条  国及び地方公共団体は、児童虐待の予防及び早期発見、迅速かつ適切な児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援(児童虐待を受けた後十八歳となった者に対する自立の支援を含む。第三項及び次条第二項において同じ。)並びに児童虐待を行った保護者に対する親子の再統合の促進への配慮その他の児童虐待を受けた児童が良好な家庭的環境で生活するために必要な配慮をした適切な指導及び支援を行うため、関係省庁相互間その他関係機関及び民間団体の間の連携の強化、民間団体の支援、医療の提供体制の整備その他児童虐待の防止等のために必要な体制の整備に努めなければならない。
2  国及び地方公共団体は、児童相談所等関係機関の職員及び学校の教職員、児童福祉施設の職員、医師、保健師、弁護士その他児童の福祉に職務上関係のある者が児童虐待を早期に発見し、その他児童虐待の防止に寄与することができるよう、研修等必要な措置を講ずるものとする。
3  国及び地方公共団体は、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援を専門的知識に基づき適切に行うことができるよう、児童相談所等関係機関の職員、学校の教職員、児童福祉施設の職員その他児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援の職務に携わる者の人材の確保及び資質の向上を図るため、研修等必要な措置を講ずるものとする。
4  国及び地方公共団体は、児童虐待の防止に資するため、児童の人権、児童虐待が児童に及ぼす影響、児童虐待に係る通告義務等について必要な広報その他の啓発活動に努めなければならない。
5  国及び地方公共団体は、児童虐待を受けた児童がその心身に著しく重大な被害を受けた事例の分析を行うとともに、児童虐待の予防及び早期発見のための方策、児童虐待を受けた児童のケア並びに児童虐待を行った保護者の指導及び支援のあり方、学校の教職員及び児童福祉施設の職員が児童虐待の防止に果たすべき役割その他児童虐待の防止等のために必要な事項についての調査研究及び検証を行うものとする。
6  児童の親権を行う者は、児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を有するものであって、親権を行うに当たっては、できる限り児童の利益を尊重するよう努めなければならない。
7  何人も、児童の健全な成長のために、良好な家庭的環境及び近隣社会の連帯が求められていることに留意しなければならない。

(児童虐待の早期発見等)
第五条  学校、児童福祉施設、病院その他児童の福祉に業務上関係のある団体及び学校の教職員、児童福祉施設の職員、医師、保健師、弁護士その他児童の福祉に職務上関係のある者は、児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、児童虐待の早期発見に努めなければならない。
2  前項に規定する者は、児童虐待の予防その他の児童虐待の防止並びに児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援に関する国及び地方公共団体の施策に協力するよう努めなければならない。
3  学校及び児童福祉施設は、児童及び保護者に対して、児童虐待の防止のための教育又は啓発に努めなければならない。

(児童虐待に係る通告)
第六条  児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。
2  前項の規定による通告は、児童福祉法 (昭和二十二年法律第百六十四号)第二十五条 の規定による通告とみなして、同法 の規定を適用する。
3  刑法 (明治四十年法律第四十五号)の秘密漏示罪の規定その他の守秘義務に関する法律の規定は、第一項の規定による通告をする義務の遵守を妨げるものと解釈してはならない。
(略)
児童虐待の防止等に関する法律

 詳細は4月からの講義にて。


卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生 社会福祉士現場報告 2016年4月16日(土)14時半
<今回のテーマ 生活困窮者の相談事業 実践報告> 会場:日本福祉教育専門学校高田校舎 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 今回は、卒業生社会福祉士の、生活困窮者の相談事業に関しての実践報告を中心に、生活困窮者支援を考えます。 
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。

社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎
 MeMoプロジェクトとは
 認知症の方やご家族、地域の方々が安心して住み慣れた街で過ごせるように、「MeMoカフェ(認知症カフェ)」・「認知症サポーター養成講座」・「認知症に関する公開講座」などを当・日本福祉教育専門学校が提供する認知症ケア活動です。


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

相談援助講座第12回 児童福祉概要1 子ども虐待とメンタルヘルス摂食障害とは うつ病自殺、ストレス休職教員


社会福祉士受験支援講座・教員日記ブログのリニューアルを検討中 コメントを下さい 当ブログ筆者
<300万PV(アクセス)ありがとうございます。2009年3月から>


参考
引用「全国の警察が昨年1年間に把握したドメスティックバイオレンス(DV)の被害は6万3141件だったことが17日、警察庁のまとめで分かった。12年連続の増加で、2001年のDV防止法施行以降、初めて6万件を超えて最多を更新した。
 ストーカー被害は前年より3・7%減の2万1968件だったが、12年以降は2万件前後の高水準で推移している。

 14年のDV防止法改正で同居の恋人間の暴力も対象となった。
 DVの被害者はほぼ9割が女性で、年齢別では30代が29・5%で最多」引用ここまで

引用「覚醒剤等の薬物犯罪への注目が集まる中、60歳まで覚醒剤使用で服役を繰り返した後、NPO法人を立ち上げ、薬物依存症などのリハビリを支援している男性がいる。鹿嶋市の栗原さん(73)で「体験した自分だからこそ、できる仕事」と活動を続けている。

 鹿嶋市内の畑で農作業をする男性たちに、栗原さんが声をかけると、生き生きとした笑顔が返ってきた。農作業は、NPO法人「潮騒ジョブトレーニングセンター」の職業訓練の一つ。「働く喜びや達成感を知れば、社会に出やすくなる」と、センター長の栗原さんは期待する。
 入所するのは、薬物やアルコール、ギャンブル依存症の二十~八十代の男女約百三十人。市内などの約十カ所の施設で生活する。回復プログラムの集団ミーティングのほか、農業や建築、介護などの職業訓練にも力を入れている。
 栗原さんは、三歳の時に養子になり、養父母から虐待を受けたという。「怒りと恨み、反発心の塊だった」と振り返る。十三歳から酒を飲んでは暴れ、二十歳で暴力団組員に。二十五歳で覚醒剤に手を染め、依存症になった。
 刑務所を行き来し、妻と娘二人は離れていった。常に幻聴と幻覚を抱え、日常生活に支障が出るようになり、組を追われた。覚醒剤を買うため借金を重ね、仲間からも相手にされなくなった。服役は七回、計二十年余りに及んだ。
 二〇〇三年に六十歳で出所した時、出迎える仲間がいないことにショックを受けた。めいに強引に連れられ、茨城県内で薬物依存症患者の民間リハビリ施設「ダルク」に入った。
 かつての仲間がいない見知らぬ土地で、回復プログラムを受け、ほぼ順調に立ち直った。数カ月後には職員として働き始め「組員、薬物、アルコール依存症を全部経験し、接し方が分かる。自分にうってつけの仕事」と〇六年に独立した。
 各地の刑務所や拘置所の薬物依存症患者に「私のような人間でもやめられる」と、入所を呼び掛ける手紙も送る。発足から十年以上がたち、刑務所から視察を受けるまでになった。
 入所者が薬物などを断った日は毎年、「生まれ変わった誕生日」として祝う。
 「事業を始め、仲間がいて、必要とされ、人として生まれ変われたと実感する」という。疎遠だった娘からは初めて「お父さん」と呼ばれた。栗原さんは最近、「今日のために、苦しんだ過去はあった」と思っている」引用ここまで

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相談援助入門web講座 第12回
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい。 詳細は4月からの講義にて解説>

社会福祉 各領域の概要・児童福祉1
<児童福祉とは>
 子どもの生活と権利を護り、児童福祉の理念を実現することを目的として,国,地方自治体、民間福祉、社会全体が子供とその家庭を援助するために行なう、各種の事業や福祉活動のことである。
 児童福祉は,社会福祉法,児童福祉法,「児童虐待の防止等に関する法律」等のに基づいて制度化されている。児童相談所,福祉事務所,保健所等の行政機関や,保育所,児童館,児童養護施設などの公私の児童福祉施設等で,社会福祉や心理、保育等の専門職が援助を行っている。
 専門職の援助だけでなく,児童委員・主任児童委員や子ども会,子育てサークル、PTA等の住民参加の地域福祉活動やNPO,企業等,多様な組織が児童福祉を支えている。

*社会的養護とは
 社会福祉士による児童福祉分野の実践は、この社会的養護を専門職として担うことが中心となる。
・社会的養護とは、保護者・家庭のない児童や、保護者が養護することが適当でない児童を、児童福祉施設や里親等によって社会的に養育するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことである。
・社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」という考え方と、「社会全体で子どもを育む」という考え方を理念とし、保護者の適切な養育を受けられない子どもを、社会の責任で養育し、子どもが心身ともに健康に育つことを保障する。

・社会的養護は、次の三つの機能を持つ。
①「養育機能」は、家庭での適切な養育を受けられない子どもを養育する機能であり、社会的養護を必要とするすべての子どもに保障されるべきもの。
②「心理的ケア等の機能」は、虐待等の様々な背景の下で、適切な養育が受けられなかったこと等により生じる発達の課題や心の傷(心の成長の阻害と心理的不調等)を癒し、回復させ、適切な発達を図る機能。
③「地域支援等の機能」は、親子関係の再構築等の家庭環境の調整、地域における子どもの養育と保護者への支援、自立支援、施設退所後の相談支援(アフターケア)などの機能
 つまり、社会的養護の役割は、子どもの権利擁護を基本とし、子どもの安全・安心な生活を確保するにとどまらず、必要な心身のケアや治療を行い、その子どもの社会的自立までを支援することにある。
 家族の再統合や家族や地域の養育機能の再生・強化といった親も含めた家族や地域に対する支援も、社会的養護本来の役割として取り組むことが必要である。

*歴史的経緯、現状と課題
 児童福祉の基本である「児童福祉法」は、戦後、困窮する児童を保護、救済する必要性と、さらに、次代を担う児童の健全な育成を図るため、昭和22(1947)年に制定された。
 児童福祉法のもと、昭和26(1951)年に制定された「児童憲章」や、平成6(1994)年の国連「児童の権利に関する条約」の批准といった「児童の権利保障」という理念の定着化とあいまって、児童福祉の諸制度は広く児童の最善の利益を保障する観点から充実が図られてきた。
 現在では、児童福祉法に基づいていろいろな問題から家庭で暮らすことのできない児童等への施設サービス(児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設等)や、保育所における保育サービス、障害児に対する在宅・施設サービス等が実施されている他、少子化の一層の進行や、児童虐待といった新たな課題に対応すべく、「次世代育成支援対策推進法」や「児童虐待防止法」による施策も進みつつある。
 児童福祉は、要保護児童の保護、救済といった限定的な制度から、すべての児童の健全な発達保障へとその対象について変遷をたどってきたが、これからは、社会・経済状況の変化や価値観の多様化等を背景として子育てを社会全体で支える視点からの制度の充実が必要であり、労働施策等との連携を含めた施策の推進が一層求められている。

<児童福祉の今日的な課題>
*児童虐待 child abuse 概要
 児童虐待は,
 ①身体的虐待(殴る,蹴るなどの身体的暴力),
 ②心理的虐待(子どもの情緒的発達を阻害する無視やことば),
 ③性的虐待,
 ④ネグレクト(養育の放棄・怠慢)に分類される。 略

・児童虐待の最も深刻な結末は、被害児童の死である。迅速かつ専門的な社会福祉専門職等の介入が必要不可欠である。
 また、虐待を生き延びる子どもたちも、身体的なケガ治癒した後にも、心の傷、メンタルヘルスの問題が残る可能性がある。
 虐待を受けた人々は、成長に伴い、人間関係の問題を起こしやすい傾向がある-後述。
 また自尊感情の問題、リストカット等の自傷等の問題を持っている可能性も高くなる。


*子ども虐待の定
 児童虐待防止法第2条ー次回

*具体的には、以下のものが児童虐待に該当する
ア.身体的虐待(第1号
・外傷とは打撲傷、あざ(内出血)、骨折、頭蓋内出血などの頭部外傷、たばこによる火傷など。
・生命に危険のある暴行とは首を絞める、殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、熱湯をかける、溺れさせる、逆さ吊りにする、異物をのませる、冬戸外にしめだす、一室に拘束するなど。
・意図的に子どもを病気にさせる。 など

イ.性的虐待(第2号)

ウ.ネグレクト(第3号

・子どもの健康・安全への配慮を怠っているなど。例えば、(1)家に閉じこめる(子どもの意思に反して学校等に登校させない)、(2)重大な病気になっても病院に連れて行かない、(3)乳幼児を家に残したまま度々外出する、(4)乳幼児を車の中に放置するなど。
・食事、衣服、住居などが極端に不適切で、健康状態を損なうほどの無関心・怠慢など。
 例えば、(1)適切な食事を与えない、(2)下着など長期間ひどく不潔なままにする、(3)極端に不潔な環境の中で生活をさせるなど。
・親がパチンコに熱中している間、乳幼児を自動車の中に放置し、熱中症で子どもが死亡したり、誘拐されたり、乳幼児だけを家に残して火災で子どもが焼死したりする事件も、ネグレクトという虐待の結果であることに留意すべきである。
・祖父母、きょうだい、保護者の恋人などの同居人がア、イ又はエに掲げる行為と同様の行為を行っているにもかかわらず、それを放置する。 など

エ. 心理的虐待(第4号
・ことばによる脅かし、脅迫など。 子どもを無視したり、拒否的な態度を示す。
・子どもの心を傷つけることを繰り返し言う。 子どもの自尊心を傷つけるような言動など。
・他のきょうだいとは著しく差別的な扱いをする。
・子どもの面前で配偶者やその他の家族などに対し暴力をふるう。

*児童虐待防止対
  従来は 、児童相談所のみで対応する仕組みであったが、平成16年の児童虐待防止法等の改正により、
「市町村」も虐待の通告先となり、「市町村」と「児童相談所」が二層構造で対応する仕組みとなっている
○市町村虐待相談対応件数 平成17年度 40,222件 → 平成21年度 57,299件
○各市町村単位で、子どもを守る地域ネットワーク(要保護児童対策地域協議会)の設置が進んでいる。
(平成22年4月1日現在、95.6%の市町村で設置(任意設置の虐待防止ネットワークを含むと98.7%))。
○平成20年の児童福祉法改正法により、21年4月より、協議会の支援対象について、これまでの要保護児童に加え、乳児家庭全戸訪問事業等で把握した養育支援を必要とする児童や出産前から支援を行うことが特に必要である妊婦も追加された。

*児童虐待の発生予防における取り組み
 可能な限り、虐待の発生を未然に防止することが極めて重要である。専門職による専門的な支援については、これまでの「支援を望む人に幅広く」から「支援を必要とする人によりきめ細かく」という考え方に転換し、支援の重点化を図っていくことが必要である。

*児童虐待と多問題家族
 多くの生活問題を抱えながら、虐待の悪影響、加害行為であり、許されないことだと分かっていても繰り返してしまう親。
 虐待する親、加害者への働きかけ、ケアのあり方が問われている。
 多問題家族への援助の課題。  
 多くの問題を抱える家族への福祉的支援のあり方という課題がある。
 様々な形態の家族、望ましい家族関係のあり方とは。
 根底には、人間は家族と尊重し合い、支え合って生きることも出来る、誰でも人間は変わりうるという、価値がある。

*早期発見・早期対応 虐待防止ネットワ-ク、児童自立生活援助事業(自立援助ホ-ム)
 虐待対応の中心的機関である児童相談所の現行の体制には限界もあるとの認識の下、業務の市町村との役割分担、より幅広い専門職種との連携強化、市町村における虐待防止ネットワ-クの設置の一層の推進を図ることが必要である。

*保護・自立支援における取り組み 虐待保護者の治療・指導プログラム

 虐待を受けた子どものみならず、虐待を行った親など「家族」への支援という視点に立ち、保護者に対する治療・指導プログラムの充実・普及、家族再統合に向けたプログラム開発の研究を進め、家族再統合・家族の養育機能の再生・強化を図ることが必要である。
 また、親子の分離(保護)を行った場合であっても、可能な限り家庭的な生活環境を保障し、子どもの個々の状況に応じてきめ細やかなケアを行えるよう、里親制度の充実や施設におけるケア形態の小規模化、児童自立生活援助事業(自立援助ホ-ム)の充実など自立を促していくための支援を充実していくことが必要である。

 総じて、虐待を受けた子どもの保護・自立に向けた支援など子ども虐待対応の各段階に応じた切れ目のない総合的な対策が求められている。

・虐待等による子ども時代の痛みとメンタルヘルス
 虐待等によって子ども時代に感じた恐れや痛み、苦しさ、屈辱は、成長に伴って再び現れることがある。その痛みに記憶とは、子どもであった自分がひどい扱いを受けたこと、虐待、不当に拒絶された時のものである。また、周囲で起きた暴力、衝突を目撃した時の痛みでもあって、自分のせいでそうなったと思い込んでしまう。
 子どもは子どもであるがために、恐怖感等の感情、家族や自分自身に対する嫌悪感を表現することが難しく、心の奥に隠してしまう。しかし、無くなったわけではなく、身体や心、記憶に隠されているだけである。やがて成長に伴って、自分自身を責め、罪悪感を感じさせることがある。自分を痛めつけてしまう。人間関係等で生きづらさを生じる。
 メンタルヘルスの問題として、アルコール依存症や摂食障害、うつ病、自傷、引きこもり等として顕在化する傾向がある。
 子どもの頃から生き延びるため、痛みの記憶を隠しながらここまで生き続けてきたのだ。
 これらは世代間連鎖とも繋がる課題である。
 子どもの頃、暴力や心的外傷を経験した一方、成長に伴い、医療、社会福祉、教育等の専門職になることを目指す人々もいる。
 痛み、苦しみの記憶とどのように向き合いながら生きていくのか。
 ソーシャルワークにおいては、ナラティブアプローチの支援の課題でもある。


*不登校
 略
 詳細は4月からの講義にて。本校入学式は4月7日です。

相談入門講座11 孤立死予防共助の促進 大阪子ども貧困保育園小中学校調査、高校生通学補助拡大と医療無料


日本福祉教育専門学校入学 新入生の皆様へメッセージ 社会福祉士受験支援講座筆者 社会福祉士養成学科教員



<進路検討中の皆様 お知らせ>
大学生の皆様 社会福祉士入門講座
2016年4/14(木)18時開始 日本福祉教育専門学校高田校舎

 社会福祉士の就職先や、資格取得の勉強方法などについて当ブログ筆者(本校専任教員)が、福祉がはじめての方にも分かり易く解説します。お気軽にご参加下さい。
 ご相談も歓迎。参加無料

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 社会福祉士現場報告2016年4月16日(土)14時半 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。


社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義

【MeMoカフェ】 MeMoプロジェクトとは、日本福祉教育専門学校の高田コミュニティにおける認知症ケア活動です。
次回の認知症カフェは、4月29日(祝・金)13:30から日本福祉教育専門学校高田校舎です。



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<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


福祉施設職員のストレスケア研修 ブログ筆者が出張講義 東京都登録講師派遣事業 講師謝金無料

<ブログ記事 バックナンバー>
当ブログ記事バックナンバー 福祉施設職員研修


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂
第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)


精神保健福祉士シリーズ

社会福祉士シリーズ 

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参考
自殺者数98年以降最少の1037人 うつ病やブラック企業 兵庫県
2016/03/17 21:12 【神戸新聞】より引用

引用「2015年の兵庫県内の自殺者数が、1998年以降最少の1037人(前年比110人減)だったことが、県などの調べで分かった。年齢別では未成年で微増したが、ほかの年代は減少。今月は自殺対策強化月間で、相談業務や啓発などを強化し、2016年中は千人以下を目指している。
 県によると、15年の全国の自殺者数は、2万4025人。1998年以降、3万人台で推移していたが、2012年に3万人を切り、減少が続く。県内も5年連続で減っている。
 県内の原因別でみると、うつ病や体の病気などの健康問題が46・8%で最多。借金などの経済生活問題(13・6%)、離婚などの家庭問題(13・5%)、長時間労働などの勤務問題(9%)と続く。県の担当者は「勤務問題による自殺が増えており、『ブラック企業』が背景にあるのではないか」としている。
 若年層の自殺も増加傾向にある。県は高校や大学での自殺予防の取り組みに助成金を出す。
 相談専用ダイヤルTEL0570・064・556 」引用ここまで

うつ病休職教員 心にストレス 2014年度の県内教職員、休職は99人
2016/03/24 00:00 【山口新聞】より引用

引用「うつ病など精神的な疾患で休職する教員の数が年間約5千人前後と高い水準が続いている。
 仕事量が増え、心にストレスを感じる教員が多くなっていることが主な理由。
 発症していなくても追い詰められている人が多くいるとみられ、専門家や教育現場から「学校教育の質が低下しかねない」と懸念の声 略 」引用ここまで

こども発達支援センターが完成 障害児学童保育、障害者が働く地域交流レストランも併設 発達支援施設
2016/03/31 05:00 【下野新聞】より引用

引用「社会福祉法人恵友会(高根沢町)が氏家に建設していた「こども発達支援センターぴーち」が完成し、30日、竣工式が行われた。
 ぴーちは発達上の課題を抱える0歳から18歳の子どもを対象に専門的な保育や療育を行う。放課後などの学童保育も行う。4月1日に開所する。
 障害児の学童保育は人見健次市長の公約 略
 障害者が働く「地域交流レストラン ハッピークローバー」が併設」引用ここまで



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第28回社会福祉士 精神保健福祉士国家試験受験対策 共通科目
保健医療サービス 模擬問題

問題1 次のうち,地域医療支援病院に必要とされる要件として,正しいものを一つ選びなさい。

1 高度医療の提供能力
2 高度の医療技術の開発・評価及び研修能力
3 厚生労働大臣の承認
4 臨床研修病院としての能力
5 地域の医療従事者に対する研修能力

心理学理論と心理的支援 模擬問題

問題2 感覚・知覚に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 目を閉じた状態で,眼球を軽く圧迫すると明るさの変化を感じるのは,眼球への圧迫が視覚に対する適刺激だからである。
2 2つの刺激の明るさや大きさなどの物理的特性の違いを区別することができる最小の差異を,刺激閾【いき】という。
3 朝,暗い部屋で目覚めたときに,カーテンを開けると非常にまぶしいが,しばらく経つと普通に見えるようになるのは,暗順応の働きである。
4 滝をじっと見つめていて,その後に他の風景に目を向けると上方向に動いているように見えるのは,視覚の体制化とよばれる現象である。
5 映画のフィルムは1コマごとの静止画像なのに,連続して提示すると動いて見えるのは,仮現運動によるものである。



権利擁護と成年後見制度 練習問題

問題3 次の記述の中から、誤っているものを一つ選びなさい。
1 措置制度とは、社会資源を行政庁が優先順位をつけて配分するしくみである。
2 今日の福祉サービスは,契約から措置へといわれるように大幅な転換を迎えた。
3 利用者が,自分のことについて自分で判断し決めていくのが「自己決定」の原則である。
4 成年後見制度とは、判断能力が不十分な成年者の財産や権利を保護するための制度である。
5 成年後見制度には、事前的な予防措置として自分で選んだ「任意後見」と、保護が必要になった後に家庭裁判所が選任する「法定後見」がある。

問題18 成年後見制度に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。*
1 法定後見制度は,後見,保佐の二つの制度から構成されている。
2 家庭裁判所は,後見開始の審判をするときは,職権で,成年後見人を選任する。
3 市町村長は,65歳以上の者につき,その福祉を図るために特に必要があると認めるときは,民法に規定する審判の請求をすることができる。
4 成年後見人には,社会福祉協議会等の社会福祉法人や福祉関係の公益法人等を選任することが認められている。
5 家庭裁判所は,成年被後見人の財産の中から,相当な報酬を成年後見人に与えることができる。


障害者に対する支援と障害者自立支援制度 
模擬問題


問題1 次のうち、発達障害者支援法が定める発達障害に該当しないものを一つ選びなさい
1 身体的発達の遅れ
2 アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害
3 学習障害
4 自閉症
5 注意欠陥多動性障害

*解答・解説:地域医療支援病院、成年後見制度、後見人、補助人、保佐人、家庭裁判所とは
広汎性発達障害 レット障害 自閉症圏障害、発達障害  アメリカ精神医学会 DSMとは 記事下方をクリック



<児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 ポイントチェック 補足>
 第28回社会福祉士国家試験 受験対策 重要事項の確認
売春防止法
婦人相談所
要保護女子
婦人相談員

「配偶者暴力相談支援センター」

母子及び父子並びに寡婦福祉法
母子福祉法

配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)
保護命令
ドメスティック・バイオレンス
「女性に対する暴力の撤廃に関する宣言」
国連第4回世界女性会議(北京)
『ドメスティック・バイオレンス特別報告書』(1996)

児童手当
児童手当法
子ども手当制度
所得制限

『子ども虐待対応の手引き』
『児童相談所運営指針』
要保護児童

児童福祉審議会
家庭児童相談室

入院助産

少年法による保護処分

保育所の設置者


配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律
(保護命令)
第十条  被害者(配偶者からの身体に対する暴力又は生命等に対する脅迫(被害者の生命又は身体に対し害を加える旨を告知してする脅迫をいう。以下この章において同じ。)を受けた者に限る。以下この章において同じ。)が、配偶者からの身体に対する暴力を受けた者である場合にあっては配偶者からの更なる身体に対する暴力(配偶者からの身体に対する暴力を受けた後に、被害者が離婚をし、又はその婚姻が取り消された場合にあっては、当該配偶者であった者から引き続き受ける身体に対する暴力。第十二条第一項第二号において同じ。)により、配偶者からの生命等に対する脅迫を受けた者である場合にあっては配偶者から受ける身体に対する暴力(配偶者からの生命等に対する脅迫を受けた後に、被害者が離婚をし、又はその婚姻が取り消された場合にあっては、当該配偶者であった者から引き続き受ける身体に対する暴力。同号において同じ。)により、その生命又は身体に重大な危害を受けるおそれが大きいときは、裁判所は、被害者の申立てにより、その生命又は身体に危害が加えられることを防止するため、当該配偶者(配偶者からの身体に対する暴力又は生命等に対する脅迫を受けた後に、被害者が離婚をし、又はその婚姻が取り消された場合にあっては、当該配偶者であった者。以下この条、同項第三号及び第四号並びに第十八条第一項において同じ。)に対し、次の各号に掲げる事項を命ずるものとする。ただし、第二号に掲げる事項については、申立ての時において被害者及び当該配偶者が生活の本拠を共にする場合に限る。
一  命令の効力が生じた日から起算して六月間、被害者の住居(当該配偶者と共に生活の本拠としている住居を除く。以下この号において同じ。)その他の場所において被害者の身辺につきまとい、又は被害者の住居、勤務先その他その通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないこと。
二  命令の効力が生じた日から起算して二月間、被害者と共に生活の本拠としている住居から退去すること及び当該住居の付近をはいかいしてはならないこと。
2  前項本文に規定する場合において、同項第一号の規定による命令を発する裁判所又は発した裁判所は、被害者の申立てにより、その生命又は身体に危害が加えられることを防止するため、当該配偶者に対し、命令の効力が生じた日以後、同号の規定による命令の効力が生じた日から起算して六月を経過する日までの間、被害者に対して次の各号に掲げるいずれの行為もしてはならないことを命ずるものとする。
一  面会を要求すること。
二  その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
三  著しく粗野又は乱暴な言動をすること。
四  電話をかけて何も告げず、又は緊急やむを得ない場合を除き、連続して、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールを送信すること。
五  緊急やむを得ない場合を除き、午後十時から午前六時までの間に、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信し、又は電子メールを送信すること。
六  汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。
七  その名誉を害する事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
八  その性的羞恥心を害する事項を告げ、若しくはその知り得る状態に置き、又はその性的羞恥心を害する文書、図画その他の物を送付し、若しくはその知り得る状態に置くこと。
3  第一項本文に規定する場合において、被害者がその成年に達しない子(以下この項及び次項並びに第十二条第一項第三号において単に「子」という。)と同居しているときであって、配偶者が幼年の子を連れ戻すと疑うに足りる言動を行っていることその他の事情があることから被害者がその同居している子に関して配偶者と面会することを余儀なくされることを防止するため必要があると認めるときは、第一項第一号の規定による命令を発する裁判所又は発した裁判所は、被害者の申立てにより、その生命又は身体に危害が加えられることを防止するため、当該配偶者に対し、命令の効力が生じた日以後、同号の規定による命令の効力が生じた日から起算して六月を経過する日までの間、当該子の住居(当該配偶者と共に生活の本拠としている住居を除く。以下この項において同じ。)、就学する学校その他の場所において当該子の身辺につきまとい、又は当該子の住居、就学する学校その他その通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずるものとする。ただし、当該子が十五歳以上であるときは、その同意がある場合に限る。
4  第一項本文に規定する場合において、配偶者が被害者の親族その他被害者と社会生活において密接な関係を有する者(被害者と同居している子及び配偶者と同居している者を除く。以下この項及び次項並びに第十二条第一項第四号において「親族等」という。)の住居に押し掛けて著しく粗野又は乱暴な言動を行っていることその他の事情があることから被害者がその親族等に関して配偶者と面会することを余儀なくされることを防止するため必要があると認めるときは、第一項第一号の規定による命令を発する裁判所又は発した裁判所は、被害者の申立てにより、その生命又は身体に危害が加えられることを防止するため、当該配偶者に対し、命令の効力が生じた日以後、同号の規定による命令の効力が生じた日から起算して六月を経過する日までの間、当該親族等の住居(当該配偶者と共に生活の本拠としている住居を除く。以下この項において同じ。)その他の場所において当該親族等の身辺につきまとい、又は当該親族等の住居、勤務先その他その通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずるものとする。
5  前項の申立ては、当該親族等(被害者の十五歳未満の子を除く。以下この項において同じ。)の同意(当該親族等が十五歳未満の者又は成年被後見人である場合にあっては、その法定代理人の同意)がある場合に限り、することができる。


震災被災地の若者の夢応援し5年間 「青い鳥」終了 応援資金
2015/12/28 10:12 【河北新報】

引用「東日本大震災の被災地の子どもを支援する仙台市の市民団体「仙台青い鳥プロジェクト」が岩手、宮城、福島3県の高校生9人に夢を実現するための応援資金として100万~45万円を贈った。震災の影響で夢を諦めないよう始めたプロジェクトは5年目の今回で幕を下ろす。
 今月12日に仙台市青葉区の東北大片平キャンパスであった贈呈式には本年度の奨学生9人のうち6人と保護者らが出席。将来への抱負を語った。
 蔵王高(宮城県蔵王町)3年の小野さん(17)は「支援に感謝し、養護教諭になる夢をかなえる」と喜んだ。
 略
 プロジェクトは2011年、震災で親を亡くしたり、自宅が被災したりして経済的な理由を抱える子どもの夢を応援しようと始まった。全国のサポーターがチャリティー活動を通して寄付金を集めた。奨学生は5年間で33人となった」引用ここまで


「農」に親しみ、子の「食育」に 滋賀の母親たち農活サークル発足 NORA
2015/12/28 08:44 【京都新聞】

引用「農業に親しみ、自然の中でリフレッシュしながら子どもたちの食育にも役立てようと、滋賀県内の母親たちが「農活サークル」を発足させ、活動している。守山市のJAおうみ冨士ファーマーズマーケット「おうみんち」から畑を借り、季節ごとの野菜を栽培して収穫。
 サークル名は「NORA(ノーラ)」。廣瀬さん(42)=同市=が、仕事を通じておうみんちの農家と知り合い、活動への共感を得たことから畑を借りられることになり、今年春に発足した。農家から指導を受け、曜日ごとに当番を決めて水やりなどの世話をしており、フェイスブックで畑の状況を情報共有している。
 無農薬のため、虫がついたり、草が生えたりといった苦労もあるが、月に1回は親子で集まったり、収穫イベントを企画したりと、楽しみながら取り組む工夫を凝らす。この冬には、日野菜や赤カブ、ブロッコリー、サニーレタスなどを育て
 略
 これまで野菜を育てたことがなかったという2児の母・松村さん(37)=同=は「子どもたちの体は食べ物でできている。一度自分の手で作ってみたい」と参加。「子どもは肥料の臭いや虫にも大喜びで、採れたてのおいしさに驚いた」と話す。
 将来的には農家と住民を結ぶコーディネーター役を目指す。
 廣瀬さんは「野菜作りに興味はあるけれど忙しかったり知識がなかったり、自分一人では不安なお母さんたちも、集まればできる。若い世代に農の魅力を伝えたい生産者も多く、積極的に交流 略 」引用ここまで


<当ブログ筆者の論文 最新>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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中央法規出版
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 2015年5月10日発行

450問を選択肢ごとに詳しく解説し、科目別ポイントを収載。第27回を含む過去3年分の国家試験全問題を掲載した問題集。過去2年分も最新の制度や数値にアップデートし、次回試験に完全対応。基本の理解、実力試し、傾向対策、総復習で着実に学習効果を発揮。

「2016精神保健福祉士国家試験過去問解説集 第15回-第17回全問完全解説」
 ISBN 978-4-8058-5162-3 中央法規出版


<ブログ記事 バックナンバー>
28回社会福祉士国家試験受験対策コース 相談援助の理論と方法 受験対策キーワード集1

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高齢者に対する支援と介護保険制度 練習問題
<第28回社会福祉士国家試験受験対策 専門科目>

問題1 高齢者の心理的特性や社会的特性に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい


1 プロダクティブ・エイジングとは,心身機能の低下に伴い,社会の第一線から退き,趣味と共に生きる高齢者のあり方を強調するものである。
2 タルヴィング(Tulving, E.)によれば,高齢者に特有の長期記憶を個人にまつわる出来事の記憶である意味記憶と,誰もが知っている知識に関する記憶であるエピソード記憶に分けて説明できる。
3 ライフコースは,社会的存在としての個人の生涯にわたる加齢過程を重視し,個人がたどる多様な生活過程を明らかにしようとする見方である。
4 特定の文化に特徴的な言語や知識に適用される能力である流動性知能は,加齢とともに向上するとされている。
5 老年期の人格や特性は,すべての高齢者に特有の傾向があるとされている。

児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 国家試験過去問題
*社会福祉士受験対策・専門科目

問題3 次の文章の空欄A,B,C に該当する語句の組み合わせとして,適切なものを一つ選びなさい

 昭和初期には,世界大恐慌,東北,北海道の大凶作の後を受けて多くの社会問題が発生した。親子心中だけでも,大正14年から昭和2年まで311件もあり,実子殺し,貰い子殺し,農村子女の身売り等の悲惨な状況の中で欠食児童は20万を超えていた。こういった状況に対処すべく,昭和4年【 A 】が制定され,生活扶助,……(中略)……助産等が実施され,貧児の施設収容も行われた。昭和8 年には児童虐待防止法,【 B 】が制定され,幼少年の虐待防止を図るとともに,多年の懸案であった要教護児の早期発見に資することとなった。また母子心中,欠食児童の増加等にかんがみ,昭和12年には12歳未満の子を有する貧困母子家庭救済のために,【 C 】が生まれた。
(厚生省児童家庭局編『児童福祉三十年の歩み(抜粋)』昭和53年)
A B C
1 恤救規則―感化法―母子保護法
2 救護法―少年教護法―母子保護法
3 救護法―感化法―母子保護法
4 救護法―少年教護法―母子福祉法
5 恤救規則―少年教護法―母子福祉法

*解答と解説:ライフコース 加齢過程 ライフサイクル研究、児童虐待防止法 欠食児童、
少年教護法 感化院 少年教護院 少年鑑別機関 少年教護委員、
救護法 居宅保護 収容保護 委託保護 恤救規則 人民相互ノ情誼とは 記事下方をクリック



心理学理論と心理的支援 国家試験過去問題
精神保健福祉士・社会福祉士共通科目 受験対策

問題3 自閉症等に関する次の記述のうち,正しいものを全て選びなさい

 1 自閉症の原因を親の養育態度に帰する考え方は,今は否定されている。
 2 自閉症には,重度の知的能力の低下が随伴し,診断上の基準になっている。
 3 対人関係やコミュニケーションなどの社会性の障害が見られることが特徴である。
 4 一つのことや動作にこだわりをもって執着する態度が見られることが多い。
 5 高機能自閉症とは,自閉症のうち知的障害を伴わない状態を言う。

*解答と解説:自閉症、広汎性発達障害、 
レット障害 アスペルガー障害 自閉症圏障害(autistic spectrum disorders)とは 記事下方をクリック



<18 就労支援サービス ポイントチェック>
雇用保険制度は,第二次世界大戦後の経済混乱の時期に創設された失業保険法を,その前身としている。

ワーク・ライフ・バランス憲章(内閣府) 後述
「仕事と生活の調和推進のための行動指針」の数値目標

完全失業者
労働力人口

職業リハビリテーション
ILO(国際労働機関)「障害者の職業リハビリテーションの基本原則」
職業評価:職業リハビリテーション計画
職業指導
職業準備訓練
職業能力開発
職業紹介
保護雇用

障害者の法定雇用率

ジョブコーチ
援助付き雇用

職場適応援助者事業
「障害者の雇用の促進等に関する法律」

育児・介護休業
短時間正社員制度


<補足・参考資料>
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章 抜粋 引用

 仕事と生活の調和と経済成長は車の両輪であり、若者が経済的に自立し、性や年齢などに関わらず誰もが意欲と能力を発揮して労働市場に参加することは、我が国の活力と成長力を高め、ひいては、少子化の流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。
 そのような社会の実現に向けて、国民一人ひとりが積極的に取り組めるよう、ここに、仕事と生活の調和の必要性、目指すべき社会の姿を示し、新たな決意の下、官民一体となって取り組んでいくため、政労使の合意により本憲章を策定する。 
 略

仕事と生活の調和推進のための行動指針 抜粋 引用

1 行動指針の性格
 本行動指針は、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」(以下「憲章」という。)で示す「仕事と生活の調和が実現した社会」を実現するため、企業や働く者、国民の効果的な取組、国や地方公共団体の施策の方針を定める。 略

3 各主体の取組 抜粋
(1)企業、働く者の取組
(総論)
 働く者は、将来を見据えた自己啓発・能力開発に取り組み、企業はその取組を支援する。
 労使団体等は連携して、民間主導の仕事と生活の調和に向けた気運の醸成などを行う。
 労使は、就業の実態に応じて、均衡を考慮しつつ、労働契約を締結し、又は変更すべきものとする。

(就労による経済的自立)
 就職困難者等を一定期間試行雇用するトライアル雇用などを活用しつつ、人物本位による正当な評価に基づく採用を行う。
 パート労働者等については正規雇用へ移行しうる制度づくり等を行う。
 就業形態に関わらず、公正な処遇や積極的な能力開発を行う。

(健康で豊かな生活のための時間の確保)
(多様な働き方の選択)

(2)国民の取組
 国民一人ひとりが、個々人の多様性を理解し、互いに尊重し合う。
 自らの仕事と生活の調和の在り方について考え、周囲の理解を得ながらその実現を目指す。
 家庭や地域の中での自らの役割を認識し、積極的な役割を果たす。
 消費者の一人として、サービスを提供する労働者の働き方に配慮する。

(3)国の取組
(総論)
 先進企業の好事例等の情報の収集・提供・助言、業務効率化のノウハウ提供、中小企業等が行う労働時間等設定改善の支援等、仕事と生活の調和の実現に取り組む企業への支援を推進する。
 労働基準法、労働契約法、パートタイム労働法等関係法令の周知を図るとともに、法令遵守のための監督及び指導を強化する。
 顕彰制度や企業の取組の診断・点検を支援すること、次世代育成支援対策推進法に基づく認定マーク(くるみんマーク)の周知等により、積極的取組企業の社会的な評価を推進する。
 働く者等の自己啓発や能力開発の取組を支援する。
 労働者の健康を確保し、安心して働くことのできる職場環境を実現するためにメンタルヘルス対策を推進する。
 行政機関においても、業務の効率化等により長時間労働の抑制を図るとともに、男性の育児休業の取得や介護のための両立支援制度の活用の促進など、率先して仕事と生活の調和に取り組む。

(就労による経済的自立)
 勤労観・職業観を形成し、社会人・職業人として必要な能力を身につけた人材を育成するため、学校段階を通じたキャリア教育・職業教育を体系的に充実させる。また、キャリア教育を進めるにあたっては、社会・経済・雇用などの基本的な仕組みや労働者としての権利・義務、仕事と生活の調和の重要性など、キャリアを積み上げる上で必要な知識の理解についても促進を図る。
 現在のジョブ・カード制度等を発展させ、非正規労働者を含めた、社会全体に通じる職業能力開発・評価制度を構築する。また、職場や地域での活動に必要な能力向上の機会を拡充するため、社会人の学習目的に応じた教育プログラムの提供や学習成果が適切に評価されるような枠組みの構築等により、社会人の大学や専修学校、公民館等における学習を促進する。
 非正規労働者や長期失業者等に対し、職業訓練とその期間中の生活保障を行う求職者支援制度の創設に向けた検討を行い、トランポリン型の第2のセーフティネットを確立する。
 フリーターの常用雇用化を支援する。
 若者や母子家庭の母等、経済的自立が困難な者の就労を支援する。

(健康で豊かな生活のための時間の確保)
 改正労働基準法(平成22年施行)に基づく割増賃金率の引上げへの対応や年次有給休暇取得促進を図るために改正した「労働時間等見直しガイドライン(労働時間等設定改善指針)」の周知等により、長時間労働の抑制及び年次有給休暇の取得促進を図る。

(多様な働き方の選択)
 育児・介護休業、短時間勤務、短時間正社員制度、テレワークといった多様な働き方を推進するとともに、パート労働者の均衡待遇の推進、働く意欲と能力のある女性や高齢者の再就職や就業継続の支援、促進等、その多様な働き方を推進するための条件を整備する。
 女性が主体的に働き方を選択できるよう、結婚、妊娠、出産といったライフイベントを視野に入れ、長期的な視点で自らの人生設計を行うことを支援する。
 妊娠・出産を経ても働き続けたいという希望を持ちながらも離職する女性がいまだに多い現状を改善し、育児休業を取得しやすい環境を整備するとともに女性の就業率の向上を図る。
 多様な働き方に対応した保育サービスの充実等多様な子育て支援を推進する。
 在宅就業の環境整備のための枠組みを検討する。
  「パパ・ママ育休プラス」等も活用した男性の育児休業の取得促進や学校や地域など様々な場で、男女が協力して子育てに関わることについての学習機会を提供すること等により男性の子育てへの関わりの支援・促進を図る。
 地域のスポーツ活動や自然体験活動、文化活動等への親子での参加を促すとともに、保護者や地域住民等の学校支援活動などへの参加を促進し、男性が子育てに関わるきっかけを提供する。
 地方公共団体や市民・NPO等による育児・介護の社会的基盤づくりを支援する。
 多様な教育訓練システムの充実等、職業能力の形成支援に係る労働市場の社会的基盤を整備する。
 引用ここまで
仕事と生活の調和推進のための行動指針 内閣府


児童養護施設の子どもの進学支援 県内企業、返還のない奨学金を新設
2015/12/22 00:00 【埼玉新聞】

引用「事情で親と一緒に暮らせない子どもたちの進学を支援しようと、県内の中小企業が返還しなくていい奨学金を新設した。「将来の夢を諦めてほしくない」―。民間企業による給付型の奨学金は県内初。奨学生は来春、短大に進学し、憧れだった保育士への道を歩み始める。
 さいたま市浦和区の化学メーカー「ハーベス」(前田知憲社長)で今月1日、県内の児童養護施設で暮らす女子高生(18)に認証書が手渡された。
 女子高生は小学6年から施設で生活。高校3年になり部活動を引退してからは、飲食店でアルバイトをした。短大に進むため学費をためようとしたが思うようにいかず、一度は諦めたことも。
 それでも「一人でいる時も、泣いている時も、駆け付けてくれた幼稚園の先生のようになりたい」。高校の保育実習を通じ、その思いを強くした。
 ハーベスが本年度新設した奨学金は、県内の児童養護施設や里親の元で暮らす子どもを対象に、4年間で最大750万円を補助する。一人当たりの給付額は全国最高水準。
 入学金と学費のほか、18歳で児童養護施設を出なければならない子どものために、生活費も年間60万円給付する。
 略
 県こども安全課によると、県内の児童養護施設や里親の元で生活する子どもたちは約1700人。大学や専門学校への進学率は13・9%(2013年度現在)にとどまり、県内の公私立高校に通う生徒の進学率81・0%(同)を大きく下回るのが現状だ。学力や意欲があっても、住居や学費が壁となり進学を諦める子も少なくないという。
 同課は「県内でも民間の奨学金はたくさんあるが、いずれも貸し付け。進学できても卒業時から借金を背負うことになり、その不安から進学を諦めて就職する子も多い」と話す」引用ここまで

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当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 国家試験過去問題
第28回社会福祉士国家試験 受験対策 専門科目

問題1 民生委員・児童委員に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい

1 児童委員は、都道府県民生委員・児童委員推薦会の推薦にもとづき、都道府県知事が委嘱する。
2 主任児童委員は、児童委員活動要領によれば、主任児童委員としての本務に支障がない限り、生活福祉資金貸付業務や老人世帯への訪問活動に積極的に協力しなければならない。
3 児童委員は、地域住民の実情把握と記録、相談・援助、児童健全育成の地域活動、連絡通報、児童虐待への取り組みなどの活動を行う。
4 児童相談所長は,その管轄区域内の児童委員の中から主任児童委員を指名することができる。
5 児童健全育成問題への対応をより強化するため平成6年から主任児童委員が制度化されたが,同じく,同年,少年法も改正され,犯罪少年への指導を行う保護司制度が創設された。

<現代社会と福祉 重要事項 国家試験受験対策キーワード>
 社会福祉士・精神保健福祉士受験対策 共通科目
貧困と社会的排除に抗するナショナル・アクション・プラン
「社会的な援護を要する人々に対する社会福祉のあり方に関する検討会」報告書

「ゆりかごから墓場まで」
日本型福祉社会

三浦文夫
「貨幣的ニード」「非貨幣的ニード」
ノーマティブ・ニード(規範的ニード)
エクスプレスト・ニード(表出されたニード)
コンパラティブ・ニード(比較ニード)
フェルト・ニード(感じ取られたニード)

第3次男女共同参画基本計画
全国母子世帯等調査
国民生活基礎調査
女子差別撤廃条約

割当
バウチャー

SCAPIN


人体の構造と機能及び疾病 練習問題
*社会福祉士・精神保健福祉士共通科目受験対策

問題2 次のうち,脳卒中の発症・再発の予防に当たって留意すべきものとして,適切でないものを一つ選びなさい。

1 喫煙
2 高血圧
3 糖尿病
4 肺気腫
5 心房細動

解答と解説:児童委員、主任児童委員、民生委員、エンパワーメントとは
ディスエンパワーメント(disempowerment)
パワーの欠如状態 パワーレスネス(powerlessness)
ソロモン(Solomon, B.)『黒人のエンパワーメント』(1976)
グティエーレス(Gutierrez, L.),リー(Lee, J.)とは 記事下方 クリック



民生委員・児童委員について 厚生労働省


方城炭鉱爆発事故の悲劇すいとんで学ぶ 福智町の8小中学校 人権教育
2015/12/16 02:06 【西日本新聞】

引用「101年前に方城村(現福智町)で起きた炭鉱爆発事故「方城大非常」を語り継ごうと、福智町内の8小中学校で15日、事故をテーマにした人権学習があった。給食では、事故犠牲者の子どもに振る舞われたという逸話にちなんだ郷土料理「方城すいとん」が提供された。
 事故は1914年12月15日午前9時40分ごろ、三菱方城炭鉱で発生した。死者は判明しているだけで667人に上り、国内の炭鉱事故では最大規模とされる。
 現場に近い伊方小では、6年生が事故で家族を亡くした子どもや炭鉱の写真を見て当時の様子を学んだ  略  」引用ここまで

<当ブログ筆者の論文 最新>
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日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


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