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認定社会福祉士制度研修課程 日本福祉教育専門学校

当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士、精神保健福祉士)が講義を担当する社会福祉士のキャリアの成長や専門性の向上のための研修。11月2日開講。
 
2014年11月2日(日) 当ブログ筆者の担当講義 第1回 講義レジュメの概要
障害の現状(現状の問題点、課題、今後の問題点)
1.研修のはじまりにあたって

*資質向上(スキルアップ)の機会を福祉専門職は求めているか。
 社会福祉士等の福祉専門職の成長、資質向上に必要な実践的な研修のあり方とは。
 自立支援協議会の教育機能 略

2. 障害の現状-事例、実践報告から
・資源の開発及び改善、障害者の地域生活支援、自立支援の事例から考える。
 自立支援協議会の開発機能、地域資源 略

*理念
・ノーマライゼーションの理念に基づき、障害のある人が普通に暮らせる地域づくりを推進する。
・共生社会の実現。
・障害者の地域生活への移行を進めるためには、障害者のニーズに合わせて複数のサービスを適切に結びつけて調整することや、社会資源の改善、開発等を行う相談支援事業の充実が不可欠であり、その中核的役割をなす自立支援協議会を強化する必要がある。 
 自立支援協議会の役割 略

*資源開発、地域生活支援の事例から、相談支援等の課題を考える。

・生活の拡充を図る支援
 障害に加えて多様な生活問題を持つ利用者の、日中の活動の場としての定着。

・作業による承認の機会の創出.自尊感情の強化、自立へ
 公園の緑化活動、園芸作業プログラムを通した社会貢献と、地域社会との交流を図る。

・創作活動による自己表現の促進、生活の活性化
 稲作等の農作業や創作活動などのプログラムを実施した。利用者の生活・意欲の活性化や残存能力の維持等を図った。

・地域生活の支援、連携・ネットワークの構築
 グループワークと並行して、障害の為に日常生活に支障がある利用者に対して、個別生活支援を実施した。

・訪問等個別援助の併用による危機の予防
 訪問により、利用者の心身の健康、生活の異変の早期発見、早期対応を図った。

・チームアプローチ、医療との連携
 利用者の心身の症状悪化に対して、医療と連携したチーム・アプローチにより、包括的対応を行なった。

・利用者の主体的な参加

・その他、社会資源の適切な利用の為の情報提供。地域資源との調整。

*地域生活支援のあり方 略

<ソーシャルワーク機能別科目群(障害)>
 「地域生活支援と自立支援協議会」(1単位)(90分授業×11回)
*目標・到達目標

 障害者の権利を擁護する立場から、当事者主体のもとで、地域生活が可能になるための社会福祉士の障害理解と支援方法を学び、その力量を養成することを研修目的とする。障害者の地域生活支援にたずさわる社会福祉士として、生活上さまざまな問題を抱える当事者への適切で妥当な援助ができ、リーダーシップを発揮できるためのスキルと自信を充足することを到達目標とする。

*開講日・時間<全5回>11/2(日)、11/8(土)、11/16(日)、11/29(土)、12/13(土)
 13:00~14:30 【休憩10分】14:40~16:10
 11/29(土)のみ 10:30~12:00【休憩1時間】13:00~14:30【休憩10分】14:40~16:10


担当講師一覧

*授業は日本福祉教育専門学校 本校舎(〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-16-3)で行います。

詳細は、 認定社会福祉士認証・認定機構のホームページをご参照ください。

<お問い合わせ>
日本福祉教育専門学校 本校舎 東京都新宿区高田馬場2-16-3
電話 03-3205-1611 認定社会福祉士担当



ソーシャルワーク実践研究会 2014年11月1日(土)午後2時から4時 <当ブログ筆者も参加> 
 公開シンポジウム 地域福祉における社会福祉士の役割 実践報告
 <社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカーCSW、福祉コミュニティ構築の展望>

今回は、社会福祉協議会に勤務する本校社会福祉士養成学科卒業生の社会福祉士の、地域福祉を推進する社会福祉士、社会福祉協議会の実践の報告が中心です。
 また、コミュニティの孤立死・孤独死等の福祉問題の実際と、予防に取り組むコミュニティソーシャルワーカーCSWのあり方、共に生きるコミュニティの繋がりの構築等、今日的な地域福祉の課題について議論を深めていきたいと考えています
。。
 一般公開です。テーマや社会福祉に関心をお持ちの皆様、本校の卒業生や在校生、どなたでも参加できます。参加申し込みは不要です、お気軽にお越し下さい。
 卒業生から、地域福祉、社会福祉協議会、社会福祉士の仕事の実際を聞ける機会です。
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)等、本校の教員も参加します。ブログ閲覧中の皆様の参加をお持ちしています。

 今回は、本校の学園祭「敬心祭」のなかの、公開シンポジウムとして行ないます。
 敬心祭参加者の皆さんも、お気軽にお立ち寄り下さい。

日時 2014年11月1日(土)14時から16時(終了予定)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎4階 244教室(旧高田馬場校舎)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube



ソーシャルワーク実践研究会特別企画 公開シンポジウムを開催しました 11月1日(土) レポート 次回は12月 日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科

敬心祭企画『卒業生パネルディスカッション』を開催 11月1日(土) レポート 日本福祉教育専門学校

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お知らせ 出張講義を始めます 当ブログ筆者が都内の事業所に出向き講義 東京都福祉保健局委託事業 講師謝金・講師派遣 無料
 この講座は、東京都福祉保健局の委託による、小規模な福祉・介護事業所対象の職場研修です。当ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料

<当ブログ筆者の担当科目(一部)>
「福祉・介護職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号16
 内容:職員のストレスと心身への影響、対処や予防の方法を職員各自のセルフケアを中心に解説
「福祉施設・事業所の燃えつき予防 燃えつきを防ぐ職場」講座17
 内容:職員の燃えつき(バーンアウト)と、対策や予防を、職場としての対応も含めて、事例を挙げながら解説
「生活困窮・生活保護受給者対象のグループワーク実践」講座番号1
 内容:貧困・生保受給者を対象としたグループワークのプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
「社会福祉士試験受験勉強の方法 共通科目編」講座11
「社会福祉士試験受験勉強の方法 専門科目編」講座番号12
「福祉・介護職員の職業倫理・福祉マインド講座」講座番号18 等

 社会福祉士国家試験の受験勉強の進め方、留意点を解説。
 上記は当ブログ筆者が派遣講師を担当する講座の一部です。(当ブログ筆者(日本福祉教育専門学校専任講師、社会福祉士、精神保健福祉士)は講座番号1,11,12,13,16,17,18を担当
講師謝金・講師派遣 無料

<東京都福祉保健局HP 抜粋>
 都では、福祉・介護施設や事業所に対し、養成施設の教員等を登録講師として派遣し、研修を行う「登録講師派遣事業」を実施します。
 下記の詳細をご確認の上、ご利用を希望される事業者の方は、本事業委託先である「東京都福祉人材センター研修室」へお申込みください。
(1)対象となる事業所
 下記のいずれかに該当する福祉・介護事業所が対象となります。
(1)利用定員がある場合
 *定員110人以下の施設サービス事業所
  例)特養、養護・軽費・有料老人ホーム、老健、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、施設入所支援
 ・定員50人以下の在宅サービス事業所
  例)通所介護・リハビリ、ショートステイ、生活介護、就労継続支援

(2)利用定員がない場合
 ・直近1か月または直近3か月平均の1サービスあたりの利用実人員が110人以下の事業所
  例)訪問介護、訪問看護

(3)上記に定めるほか、東京都及び東京都社会福祉協議会が協議の上、特に支援が必要であると認められる事業所

 事業所の要望をふまえ、東京都福祉人材センター研修室と登録講師が調整を図ります。
 所定の申込書に必要事項をご記入の上、FAXにてお申込みください。締切は平成26年11月5日(水曜日)必着です。
事業所に対する講師派遣研修を実施します。(登録講師派遣事業) 東京都福祉保健局  (ページ下方に申込書等)

詳しくは下記をクリック お問い合わせ等
東京都社会福祉協議会 東京都福祉人材センター研修室 登録講師派遣事業  申込書等


当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助  講演の一部を公開中  (2013年9月5日)

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相談援助の理論と方法 第27回講義レジュメ概要 前半
 2014/10/30 当ブログ筆者(専任講師、社会福祉士)日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科(1年制通学 夜間)にて講義


12章4節 相談援助における面接の形態
*その他:面接に必要な事項
・利用者がもっている強さ、ストレングスを支持する。語り、ことばの力を認めること。
 クライエントの語りを中心に、クライエント自身や周囲の環境、困難な状況、苦悩への肯定的な意味づけを援助していく。
・クライエントの沈黙の尊重。沈黙の意味を理解するように努める
 援助者からの質問が理解が困難なものなのか、言葉を選んでいるのか。
・しかし、利用者がタブー視している領域についても話すように支持していく-必要に応じて。
・クライエントが、生育歴のなかで周囲から強いられてきた「良い子」等のイメージを脱ぎ捨てて、ありのままの自分でいる時期にきたこと、援助者等の周囲はそれを尊重することを強調する。
・クライエントへの尊重や歓迎の感情や、笑顔の節約は良くない。ほほえみや理解の出し惜しみは、人間にとっての最高の贈り物を出し惜しみしているのと同じである。共感が伴わない援助技術は虚しいものである。
・準備の必要性=事前に把握できる情報からクライエントを予備的に理解=波長合わせ。
前回までのケース記録等を確認-今回の面接における取り上げる事項を確認する
・取り組みを妨げている感情の動きを確認する 略

「喪失は成長の王道である。喪失の劫火をくぐることによって、わたしたちは人生の向こう側に行くことができる。喪失によって、わたしたちは本物の男、本物の女になる。本物の友人、本物の夫、本物の妻になる」。 キューブラー・ロス


1 面接の構造 テキストP260要旨
・面接はさまざまな構造をもつ-面接の目的、面接の対象、面接の形態、面接の時間的・空間的条件など。
・面接の目的とは、援助全体の目的、個々の面接の目的がある。
・面接の対象は、クライエント本人、その家族、他の専門職、近隣・友人等も対象となる。

*面接の時間的条件
・面接の時間的条件は、面接の時間と時間的制限の設定の有無により規定される。
初回面接や急迫した場合など、より長い時間を必要とする場合もある。
制度説明だけで終わる面接等は、短い時間で終わることもある。
・あらかじめ時間制限を設けて、面接を行なうことが原則である。面接時間は有効に活用されるべきである。
 また臨機応変に面接時間を設定することが重要である。
・予約をして面接を行うことも有効であり、クライエントの面接に対する動機づけが強化される。またワーカーは、必要な準備(波長合わせ)ができる。

*面接の空間的条件=、面接を行なう場所に関する条件

 その条件として、秘密が守られ、雑音がなく、温度調整ができ、落ち着きのある雰囲気など面接に集中しやすい、人の出入りや電話により面接が中断されないなどである。物理的な阻害要因が作用せず,リラックスして話ができるような環境に配慮する。
・面接室は広さ、明るさ、色彩、家具の配置等に配慮が望まれる。
・地理的条件も考慮する。クライエントにとって遠すぎる場所、交通アクセスが極端に悪い、身体的精神的条件により来所が困難な場所などは避けたい。略

*構造化面接と非構造化面接
・何らかの筋道・過程に沿って、方法や回数、場所等を設定して行なう面接のことを「構造化面接」という。
・随時に対処する形の面接は「非構造化面接」という(面接の枠はある程度ある)。
 略

・面接の形態
 個別面接(一対一)
 合同面接:クライエント等の複数の人に一人のワーカーが面接する(家族合同面接等)
 並行面接:一ケースで、複数の人がそれぞれ個別面接を並行して行う(親子並行面接等)
 協同面接:一つの面接に複数のワーカーが参加する

2 生活場面面接 テキストP261要旨
事例:簡易宿泊所の訪問で分かる、生活保護受給の精神障害者や認知症高齢者の単身生活の実際。
アルコール依存症、生活や健康のリスク発見と、危機の予防。
クライエント理解のために有効な方法である。

*生活場面面接、訪問活動の勧め。
 福祉事務所公的扶助ケースワークにおける訪問のポイント。
公的扶助ケースワークのように、他の領域においても全利用者の訪問も1つの方法かもしれない。生活を捉え、QOL、支援の質の向上を図るために。


・生活場面面接とは、クライエントの生活場面で行われる面接のことである。クライエントの居宅、生活施設の居室、病院のベッドサイド等で行われる。
・居宅訪問面接が多くを占める。
 生活保護・公的扶助ケースワークにおいて、居宅訪問面接は従来から重視されてきた。
 利点は、クライエントの生活環境を観察できる、生活上のリスク(虐待等)を発見しやすい、通常は来所しない家族に会い、面接することができるなどである。クライエントの生活全般の情報を具体的に得ることが可能である。居宅での介護サービスを利用している場合など、クライエント本人と面接する機会が得にくい事例では、本人と接する機会となる。
・反面、時間設定がしにくい、ほかの家族がいることで秘密が守りにくい、面接内容が深まりにくい場合があるなどのデメリットもある。 略

・訪問時間はクライエントの生活に合わせ、落ち着いて面接ができる時間を選び、設定することが重要である。
・ワーカーは、居宅訪問において、リスク発見についても観察する技術の熟練が求められる。

・施設・医療機関における生活場面面接では、同室者などに面接内容が聞かれず、秘密が守られることに配慮する必要がある。また、離床が困難な場合には、その身体的状態等を考えて、クライエントに負担をかけないよう面接時間等を設定することが求められる。

*なぜ、利用者が高齢である、障害や疾病を持っているということによって、「子供扱い」をするのか。
 利用者自身にとって、重要な決定がなされる際、子どものような扱いを受けたり、自分の意思が尊重されなかったりするということ。

*ベッドサイドマナー 終末期の患者の側にいる場合等。
・ベッドサイドに座り込み、寄り添う。
・患者に触れたり、沈黙の時を大切にするなど、非言語的コミュニケーションを図る。
・笑顔で接し、患者の希望を支える。
・会話は、背景にある感情を汲み取りながら患者の話に傾聴する。
・援助者は一方的に話さず、患者の語りを尊重し、質問の機会をつくる。
・患者が最も心配なことはどんなことかを尋ねる。患者自らによる意味づけの支援。
・患者の心配事(苦痛、障害、死)について詳しく尋ねる。
・患者の個性、これまでの活動、技能、誇りなどについて耳を傾け、機会をみて敬意を表する。
・患者が遭遇している苦境について理解を示し、安易な励ましを避けて常に側にいること、共に取り組むことを知らせる。
・面接時に、患者の希望で、すぐ実行出来る具体的なことを提供する。
 これらのベッドサイドマナーは重要であり、「ユマニチュード」とも重なるところがある。


*援助者のストレス対処(その一部)
 ケアや面接、グループワーク等の実践において、ストレスとなる場面にどのように対処するか。
 事例 クライエントの怒りの感情の表出。
 ⇒しかし、この援助者個人に対する怒りではないことも多い。
 例えば、死の受容プロセスにおける「怒り」の段階である。看護やケアを行う身近な援助者に、怒りの感情を表出する。
・クライエントの怒りには、何らかの理由が存在する。援助者は、その怒りの意味を捉え、怒りに伴う不安や絶望を受け容れ、冷静な対処が求められる。
 怒りに翻弄されない平常心、専門職倫理が求められる。


<当ブログ記事 バックナンバー>
福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング2 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>当ブログ筆者の論文 抜粋

ソーシャルワーク相談、面接の特性、姿勢、生活場面面接とは 相談援助の理論方法講義レジュメ 第25回前半


当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助  講演の一部を公開中  (2013年9月5日)


*当ブログ筆者の論文
『生活保護受給者を対象としたグループワーク
-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第21巻1号
39頁から52頁


上記の論文の概要と筆者による関連する論文一覧

筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*筆者の論文要約
『簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について』


当ブログ筆者が試験問題解説を執筆の3冊、新刊
「2015社会福祉士国家試験過去問解説集」日本社会福祉士養成校協会編集 ISBN 978-4-8058-5001-5
 2014年5月10日発行
最新の第26回を含む3年分、450問を選択肢ごとに詳しく解説。過去2年分も最新の制度、統計情報にアップデート、出題傾向と対策がわかる科目別ポイント解説。第27回試験に完全対応。

「2015精神保健福祉士国家試験過去問解説集」
 ISBN 978-4-8058-5002-2 中央法規出版


<電子ブックでお試し・立ち読み クリック>

「クエスチョン・バンク QB 社会福祉士国家試験問題解説2015」
過去問題集最新刊 
当ブログ筆者も解説を執筆 2014年4月19日発売 MEDICMEDIAメディックメディア



当ブログ筆者の説明会 一般公開、無料
社会福祉士の合格は通過点 資格取得後の将来性 就職と仕事説明会 
2014年11/12(水)18時から19時半 社会福祉士の就職と仕事の実際説明会&相談会

 社会福祉士への転職を検討中の社会人の方等におすすめ。 
 相談援助の専門職=社会福祉士の国家試験の合格、資格取得は専門職としてのスタートラインです。
 当学科は、単なる資格スクールではありません-プロフェッショナルとしての実践力の養成に力を入れています。
 今回は、国家試験合格の先にある社会福祉士の就職先や仕事、給与等の実際、キャリアの成長など、社会福祉士の就職と仕事が分かる説明会です。
 相談援助等の実務18年、現役の社会福祉士でもある当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、分かりやすくご説明します。卒業生の事例も挙げながら、社会福祉士の仕事と就職の実際を解説します。また、1年間で社会福祉士になることと就職を目指す当学科の就職の傾向と、本校の転職支援などについてお話しします。
日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科・養成科(1年制通学)電話0120-166-255

日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

地域福祉、社会福祉協議会における社会福祉士 シンポジウム 卒業生報告 ソーシャルワーク実践研究会
2014年11月1日(土)午後2時から4時 無料 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎244教室(旧高田馬場校舎)

 公開シンポジウム 地域福祉における社会福祉士の実践報告
 <社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカーCSW、福祉コミュニティ構築の展望>

 今回は、社会福祉協議会に勤務する本校社会福祉士養成学科卒業生の社会福祉士の、地域福祉を推進する社会福祉士、社会福祉協議会の実践の報告が中心です。
 また、コミュニティの孤立死・孤独死等の福祉問題の実際と、予防に取り組むコミュニティソーシャルワーカーCSWのあり方等、今日的な地域福祉の課題について議論を深めていきたいと考えています。
 一般公開です。テーマや社会福祉に関心をお持ちの皆様、本校の卒業生や在校生、どなたでも参加できます。参加申し込みは不要です、お気軽にお越し下さい。
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)等、本校の教員も参加します。ブログ閲覧中の皆様の参加をお持ちしています。


*ブログ筆者の公開講座
社会福祉入門講座
「貧困問題とソーシャルワーク実践」
11/27(木)18時半から20時 会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎
社会福祉士養成(学)科の入学前講義 
一般公開 無料

貧困領域のソーシャルワークの実務18年の社会福祉士当ブログ筆者(本校専任講師)が、貧困問題に対する相談援助の実際、事例等に関しての講義を公開します。本校の受験を検討中の方、既に本校に合格された方<入学前講座>、テーマに関心をお持ちの方等、お待ちしています。
日本福祉教育専門学校 電話:0120-166-255
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相談援助の理論と方法 第25回講義レジュメ概要 前半
 2014/10/16 当ブログ筆者(専任講師、社会福祉士)日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科(1年制通学 夜間)にて講義


当ブログ筆者の実践事例から-アルコール依存症、精神障害者、生活保護受給者対象のグループワークのプログラム。
 これらの利用者を対象としたスポーツのプログラム-心身の健康の回復、生活の活性化、生活の幅の拡大を図る。簡易宿泊所に居住する利用者は、日常生活において運動する機会がほぼ無い。
 定期的なプログラム 略
 運動会のプログラム、心身の障害を持つ参加者の競技を考えよう。
 コミュニティづくり、地域における繋がりの構築の取り組みでもある。


*概要 相談援助における面接
・面接は,社会福祉士の実践にとって主要な援助の方法であり,援助者とクライエントの間の援助関係、働きかけをつくる基盤である。
・各回のセッションには目的やゴールが必要である。
 面接の目的は,面接の段階,サービスの方法,クライエントの問題の特質,などによって異なる。
・面接は言語技術のみでなく,ソーシャルワークの価値,専門知識によって支えられている。
・面接の定義とは テキスト参照のこと。

・生活場面面接という形態-クライエントの生活と内面への接近。
・言語的メッセージのみではない関わりを築く場合-言語障害や聴覚障害、重度の認知症、知的障害や精神障害、日本語を母語としないクライエント等。非言語を含めたコミュニケーション技術が求められる。略


*ソーシャルワーカーに必要な面接の姿勢、スキル等
・面接や観察のスキル
・援助者側の準備-事前の情報収集・整理、面接の環境整備、クライエントへの自らの先入観を排する
・援助の基本姿勢-バイスティックやロジャーズによる。

・共感と尊重が伴わない対人援助の技術は、虚しいものである。
 キューブラー・ロスによれば、苦境にあって痛みを分かち合い、逃げずに寄り添うこと、患者の言葉に耳を傾けることこそが、医療や精神科医療の専門性を超えて、患者に真に必要なものである。
 換言するならば、寄り添い、共にある人、それが対人援助の要であるとも言えよう。
 福祉・介護の支援を必要としている苦境のなかにある人々が求めているのは、自分の存在を受けとめる人、気にかけている人、支える手を伸ばす人である。
 これらの人々の声に応えることこそ、福祉・介護の専門職、援助者全般の職務であると言えよう。


・ソーシャルワークには、利用者との対等な目線や姿勢で接する関わりが必要とされる。
 また、近年の医療・社会福祉関連分野では、インフォームド・コンセント、自己決定、ノーマライゼーションなど、援助者と利用者との平等、協働、信頼関係がより必要とされている。
 適切な自己決定の支援が求められている。


事例:面接におけるクライエントの抵抗
・話さない,無言を続けるクライエント
・関係ないことばかり話すクライエント
・理性的に問題を分析し,理解はしているが、一向に実行にうつす様子がないクライエント等


12章1節 相談援助における面接の目的
1 面接の目的 テキストP245から
①援助に必要な情報を得

・インテーク及びアセスメント、モニタリング等における情報収集である。
②問題解決を図る共同作業
・介入(支援の実施)における、クライエント等への働きかけ。

③問題解決を図るアクション・システムの形成
・アクション・システムとは、目標の達成のために働きかけ・行動する人々のことである。

・アクションシステムは、相互作用に基づく。率直な双方向の関わり、真正面から向き合い、どんなことでも率直に語り合える関係、その場、時間を創ることが、ソーシャルワークとしてもとめられている

<補足>
* A.ピンカスとA.ミナハンは、ソーシャルワークを一つのシステムと捉え、ソーシャルワーク実践では,ソーシャルワーカーは以下の四つのサブシステムの相互作用に関心をもたねばならないとしている。
①クライエント・システム
 クライエント・システムとは、社会福祉サービスを既に利用しているか、サービスを必要としている、援助活動を通して問題解決に取り組もうとしている個人や家族などから構成されている


②ワーカー・システム=チェンジ・エージェント・システム
(ワーカーとその所属機関)略

③ターゲット・システム
(目標達成のために変革しなければならない人や組織)略

④アクション・システム
(目標達成のためにターゲットに働きかける人々)略
*援助者は必然的に四つのシステムと重層的に関係し、発展させていく。

2 面接の特性<テキストP246要旨>
 面接は、人間の日常生活の広がりと流れに対応して、専門的な方法のもとに、総合的に継続して積み上げられる過程から成り立っている。
 面接は、その専門的方法を用いた技術的過程からなる援助活動ということになる。
 ①対面関係、②信頼関係、③協同・協働・参加
 一般的には、電話や手紙などではなく、面接という対面関係で、信頼感を醸成しつつ、クライエントとワーカーの双方が援助関係に協同して参加するという特性である。
 構造がある。略

・カデューシンらの援助的面接の特性⇒テキストP246参照のこと
 規範、会話のパターン、クライエントの利益、文化的差異等。
 専門職としての権威とは何か。略

<補足>
*面接を構成する要素
①面接者(ソーシャルワーカー)
②被面接者(クライエント)
③コミュニケーション
④援助目的
⑤援助方法(援助の展開)
⑥課題(解決を必要とするクライエントのニーズ・問題)
⑦空間(面接の場所)
⑧時間(面接時間の確保とその過程)
・これらは最低限必要なもので、どれを欠いても面接は成り立たない。

<社会福祉士国家試験出題実績>
・訪問による面接では,訪問先の利用者の生活の場から問題理解の手掛かりを得ることができる。 第21回社会福祉士国家試験出題

12章2節 相談援助における面接の展開
1 相談援助における面接の基本姿勢 テキストP248

*バイステックの原則
 ケースワークの基本原則でもあるが、クライエント自らの状況と感情(生の過程における特殊な出来事)の表出を促し、それを理解しようとする姿勢を基盤とする。

*援助者の基本的態度 (ロジャーズ)
・無条件の積極的関心(肯定的配慮)
・共感的理解 笑うものと共に笑い、泣く者と共に泣く
・純粋性(真実性) 率直な感情、内面の交流を図る。
 ありのままの自分による双方向の関わり。


2 面接においてワーカーが行なうこと
・傾聴・受容、疑問への応答、共感等。
・ワーカーの援助姿勢と専門性の提示、ストレングスの支持、共感等。テキスト参照

<面接のストレスケア、アサーティブ>
・クライエントや関係者に対して、アサーティブな自己表現を用いる場面もある。意見の表明等。
 援助者自身も、面接の相手も双方を尊重するスキルである。自分の意見を率直に、かつ適切な方法で落ち着いて述べる。
・所属機関の介護・福祉職員の良いところを引き出す工夫も必要である。同僚を支えるという視点、姿勢が求められている。
 援助業務等で疲労している、気になる職員に対する言葉かけ ストレスケアが求められている。


・状況や利用者等の人物像の正しい理解、共感が欠けていると、的はずれな援助となる。
 援助者の共感とは、情緒的な意味を持つだけではなく、現実的な援助の方策である

・生活困窮・貧困状態にある家族の事例。
 援助者とは異なる生活スタイルの理解から、支援ははじまる。
 例えば、夕食は家族が食卓を囲むのが良い家庭-しかし、多問題家族は揃わない。
 朝食を食べられない子ども。子どものTV視聴時間、学習環境。
 「問題」として捉えるのではなく、社会的な原因への視点も求められている。
 望ましい家族のあり方とは、問題を抱える家族への福祉的支援のあり方という課題。
 根底には、人間は家族と支え合って生きることが出来るという、何ものにも代えがたい家族の価値がある。

 続く

福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング2 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>当ブログ筆者の論文 抜粋


当ブログ筆者の講演が試聴できます。音声のみ。
貧困問題と相談援助
講演の一部を公開中
(2013年9月5日)


*当ブログ筆者の論文
『生活保護受給者を対象としたグループワーク
-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第21巻1号
39頁から52頁


上記の論文の概要と筆者による関連する論文一覧

筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*筆者の論文要約
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「福祉・介護職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号16
内容:職員のストレスと心身への影響、対処や予防の方法を職
員各自のセルフケアを中心に解説
「福祉施設・事業所の燃えつき予防 燃えつきを防ぐ職場」17
「生活困窮・生活保護受給者対象のグループワーク実践」講座番号1
内容:貧困・生保受給者を対象としたグループワークのプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
「社会福祉士試験受験勉強の方法 共通科目編」11
「社会福祉士試験受験勉強の方法 専門科目編」講座番号12 等

社会福祉士国家試験の受験勉強の進め方、留意点を解説。
 上記は当ブログ筆者が派遣講師を担当する講座の一部です。(当ブログ筆者は講座番号1,11,12,13,16,17,18を担当
この講座は、東京都のの委託による、小規模な福祉・介護事業所対象の職場研修です。当ブログ筆者等の派遣講師が出向きます。講師謝金・講師派遣 無料
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 公開シンポジウム 地域福祉における社会福祉士の実践報告
 <社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカーCSW、福祉コミュニティ構築の展望>


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社会福祉士の成長するキャリアのための研修 当ブログ筆者が講師 認定社会福祉士制度研修課程 日本福祉教育専門学校 高田馬場 電話 03-3205-1611 参考リンク

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 障害者の権利を擁護する立場から、当事者主体のもとで、地域生活が可能になるための社会福祉士の障害理解と支援方法を学び、その力量を養成することを研修目的とする。障害者の地域生活支援にたずさわる社会福祉士として、生活上さまざまな問題を抱える当事者への適切で妥当な援助ができ、リーダーシップを発揮できるためのスキルと自信を充足することを到達目標とする。

*開講日・時間<全5回>11/2(日)、11/8(土)、11/16(日)、11/29(土)、12/13(土)
 13:00~14:30 【休憩10分】14:40~16:10
 11/29(土)のみ 10:30~12:00【休憩1時間】13:00~14:30【休憩10分】14:40~16:10


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(1)各科目とも最少開催人数以下の場合は開講いたしませんのでご了承ください。
(2)授業は日本福祉教育専門学校 本校舎(〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-16-3)で行います。

詳細は、 認定社会福祉士認証・認定機構のホームページをご参照ください。

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*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です。電話:0120-166-255
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(2013年9月5日)


*当ブログ筆者の論文
『生活保護受給者を対象としたグループワーク
-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第21巻1号
39頁から52頁


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福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング2 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*筆者の論文要約
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内容:職員のストレスと心身への影響、対処や予防の方法を職
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「福祉施設・事業所の燃えつき予防 燃えつきを防ぐ職場」17
「生活困窮・生活保護受給者対象のグループワーク実践」講座番号1
内容:貧困・生保受給者を対象としたグループワークのプログラムと留意点等を、講師(ブログ筆者)の実践や事例に基づき解説
「社会福祉士試験受験勉強の方法 共通科目編」11
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要約 福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<2> 当ブログ筆者の論文
 福祉・介護職員の燃えつき予防とストレスケア

全文は下記をクリック
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校

要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>当ブログ筆者の論文 抜粋 からの続き


<要約>
4.福祉専門職の燃えつきの要因

 燃えつきの概要を次に紹介する。
一、燃えつき・バーンアウトは、福祉、医療、教育等の対人援助サービスの従事者に広がっている今日的なテーマである。加えて、家族介護や育児等、家庭の領域でも見られる。
ニ、職務に励んでいた人が、燃えつきたように活力を失ってしまう状態である。具体的な症状として、心身の疲弊、慢性的な疲労感、感情の摩滅、無気力、抑うつ、不眠等が現れる
三、原因は、燃えつきの当事者のメンタルヘルスの課題だけではなく、労働環境の課題、職員の支援体制の未整備などの要因も大きい。
 また、燃えつきの要因を、現場の福祉専門職からの聞き取りや筆者の実践における経験から抽出すると次のようなものが挙げられる
一、高い理想や使命感、自らが希望する職務と、現実とのギャップが埋められない。
ニ、職場や関係者との人間関係の問題がある。
三、親しい利用者との死別や、支援の予期せぬ結末を経験する。
四、研修の機会が不十分であり、職員各自のスキルアップの希望が叶えられない。
五、指導者となり得る先輩職員が身近なところにいない。
六、職場環境、特に長時間の勤務や夜勤がある。組織運営の課題がある。
七、福祉専門職の職務の矛盾、倫理的ジレンマ、役割や立場に曖昧さが含まれている。

5. 社会福祉士に転職して燃えつきたA子の事例
(1)概要-転職した社会福祉士の典型的事例
(2)事例-企業から福祉NPOへの転職と燃えつき
(3) グループディスカッションにおける学生の意見
 なお、授業中の調査によれば、「自分も過去に燃え尽きのような体験がある」47%、「自分にないが、周囲に燃え尽きぎみの人がいた」16%、「今まではないが、福祉の職場に就いたときに心配だ」37%、「過去も未来も、自分には当てはまらない」0%であった。燃えつきを既に経験か、将来の燃えつきに不安を持つ学生で占められていることが分かる。
一、転職後の仕事のやりがいとワーク・ライフ・バランス
二、身につまされる燃えつき体験-学生の前職における経験、将来の不安
三、福祉専門職のメンタルヘルスとスーパービジョン
四、NPOの運営・組織マネジメントの課題、組織の改善
五、社会的起業の可能性-自己実現に向けて

(4)福祉NPOの運営の課題と燃えつき
 事例のA子のような福祉専門職への転職者は、前職よりも働きやすさ、やりがい、仕事の意義、繋がり、自分らしく働くスタイル等を求めて資格取得と転職に踏み切る。これらに問題が生じた 場合、内面においては燃えつきとして、外向きには周囲との摩擦として顕在化すると言えよう 。
 燃えつきからの回復プロセスは、自らの状態の自覚からはじまる
 心身の不調が疲労のみが原因ではなく、燃えつきであることを自覚し、上司・同僚等への相談から対策はスタートする。また休養し、仕事から心理的な距離をとる。更に、心身の健康と安定を図る。趣味等の新しい活動も有効であろう。その後に回復の重要なプロセスとして、仕事と生活に関する価値観の再検討がある。燃えつきは、生き方を含めた全人的な問題とも考えられる。

Ⅲ.福祉専門職への転職の実際
1. 社会福祉士への転職の経緯-社会福祉士のライフヒストリーから
 事例は、社会福祉士取得の年齢は、27歳から40歳までという幅がある。
 これらのソーシャルワーカー・社会福祉士の、生活史から、以下の共通点が抽出できる。
(1)福祉の仕事への憧れ-福祉専門職への転職の源流
(2)女性のキャリア再構築-結婚・出産・育児を経て専門職への途中参入
(3)広義の当事者性-家族介護・育児の経験と人生の転換点
(4)社会福祉士自身の家族関係の影響-モデルとなる家族もしくは葛藤
(5)教育や介護等の隣接領域からの「キャリアアップ」-専門性の拡充
(6)援助者モデルの存在-自らが尊重された経験からの影響
(7)人生の転換点-福祉専門職への転職のターニング・ポイント

2. 転職後の困難への対処-交流と相互支援
 先述の事例から抽出した燃えつきの要因、実践上のストレスは、次のようなものである。
一、職員間の人間関係
二、同僚等との、支援に関する意見や考え、価値観を共有できないか、食い違う
三、利用者の支えになっていない。「本当の援助」探し。自己効用感が希薄
四、自身の過労や、心身の健康問題。燃えつきの症状。
五、仕事と家庭・生活の両立。
六、福祉制度の制約(マクロ的な要因)。
七、組織を変えることの困難。組織に対する無力感。
また、事例から抽出した、実践上のストレスへの各自の対処を、次に挙げる。
一、実践のミッションとビジョンの獲得
二、「仲間」との相互支援。養成校の同窓生からの助言や、職場の同僚との問題意識の共有、チームワーク。
三、職場内の信頼できる先輩職員や上司、職場外のベテランによる指導と支援。
四、現場で求められる専門技術や、多様な事態への対処方法の修熟。学習の機会を得る。
五、環境への適応能力、マネジメント能力の向上。摩擦等も自身と同僚、組織の成長の機会へと転換する。
六、自分自身と向き合い、自己覚知を深化する。自らの仕事の意味付けである。
 これらの対処・適応の方法により、ストレスに対処して燃えつき等の危機を乗り越え、成長の機会へと転換している。総じて、転職とその定着の過程において、福祉専門職としてのミッション、理想を確立し、人的な繋がりと学習資源によって、実践のスキルの向上と、自己効用感を獲得する。これらの要素が 、ストレス、燃えつきとせめぎ合っていると言えよう。

3.専門職としての成長のために必要なもの‐学習、繋がり、指導者
 専門職としての成長、力量形成のきっかけ(11名中)
職場内外での研究活動、学習会への参加10名
社会的活動(専門職団体等)への参加9名
自分にとって意味のある職場への赴任(職務・役職等) 9名
職場における経験、利用者との関わりから学ぶ8名
職場内外の優れた、道筋を示す人との出会い7名

一、福祉専門職は、職に就いた後も継続した学習と指導者の存在が、成長のための要となる。
二、専門職養成の教育機関は、職に就いた後の学習とネットワーキングの媒介を担うことが役割の一つである。
三、共通点があるため、他の業種の人材育成の方法論との相互参照、交流にも、双方の発展の可能性があると思われる 。
 総じて、専門職とその実践を支援し、成長の促進、エンパワメントを図る研修のプログラムを、現場と教育サイドの協働によって構築することが必要と考えられる。
 また、実践における倫理的なジレンマ・葛藤 は、人間として、また専門職としての成長をもたらすという指摘もある。ジレンマを成長に繋げるためには、視野の広さと基盤となる専門性が必要であると考えられる。

4.福祉専門職に定着させるものは何か-卒業生の実践報告から
(1) 児童福祉・子育て支援-貧困と虐待の多問題家族を対象とした専門性の発揮
(2)指定管理者制度と転職型社会福祉士-求められる福祉専門職+ビジネススキル
(3)自己実現、成長できる職場
(4)福祉専門職への定着の要因

<続く>

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要約:福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング<前半>
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「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


Ⅰ.はじめに-社会福祉領域への「転職」を目指す学生と社会福祉士養成校
 本稿は、「福祉専門職養成・転職支援・実践を繋ぐ教育」を提案する。また、学生とフィールド・実践を繋ぐ「相談援助実習指導」の授業を、このモデルによる授業の一例として挙げる。
 加えて、グループインタビュー等に基づき、介護職員の職業訓練と転職に関しても述べ、また社会福祉士との比較を試みる。
 これらの軸には、一方向の教育から参加型の学びの共同体を目指す「アクティブ・ラーニング」と、在学中に限られた教育から生涯持続する学びの総合的支援「エンロールメント・マネジメント」への転換が貫いている。
 つまり、研修やスーパービジョン、ネットワーキング等によって福祉専門職の燃えつきを予防し、実践を支え、成長の種を蒔くことである。

Ⅱ.アクティブ・ラーニングによる社会福祉士実習教育
1.「相談援助実習指導」の概要

 筆者が担当するこの科目の前半は、実習先の各領域とその実践の現状の解説や、事例を用いたアセスメントや支援計画立案の演習、面接のロールプレイ等を実施した。
 後期は、事例検討やグループディスカッションを中心に、学生のこれまでの生活歴や日常との地続きの問題としての、ソーシャルワークの今日的なテーマを考察した。学生からの反響が大きかったのは、ターミナル・緩和ケアや、薬物依存症、女性の貧困・DV問題 であり、次いで子どもの貧困 、養護問題・里親、孤立死・孤独死問題と予防で あった 。これらは、学生が転職する各領域で、直面するであろう問題でもある。
 これらに加えて、教員であり実践者でもある筆者の貧困・社会的排除領域の実践の事例、エピソード、実践の知識や所感を、フィールドとの連結を図るために組み込んだ 。主に、貧困に関連する精神疾患等の諸問題や、当事者の生と死、関係性、自尊感情、ライフスタイル、関わりが困難な事例など、グループワークや訪問におけるエピソードを授業に活用している 。
  筆者の現在の実践は、横浜市中区の簡易宿泊所街「寿町」の「ことぶき共同診療所」における精神科デイケアのグループワークである。利用者は簡易宿泊所に単身で住む生活保護受給者であり、アルコール依存症、薬物精神病(依存症、主に覚醒剤)、統合失調症等の多様な疾患・障害を持つ。
 現場における実践と教育との往復こそが、福祉専門職養成の要と考えている。

2.実習における学びとリアリティ・ショック
(1)現場、当事者との関わりから学ぶ-生きづらさへの理解と共感
(2)援助のあり方に関する気付き-人を支える職業の入口
(3)コミュニティとの媒介-住民との相互交流を目指して

一、ミクロ領域のリアリティ・ショック -貧困とアルコール依存症、虐待、多問題家族、
二、メゾ・マクロ領域のリアリティ・ショック-相談援助の制約、社会への適応
三、リアリティ・ショックによる成長

 リアリティ・ショックは、学生の従来の価値観、姿勢等を問い直し、揺るがすものである。つまり、新たな視点をもたらし、成長を促進する肯定的な側面もある。ショックを受けた現状とは、実践に参入する学生にとって、やがて自らも直面し、改善を図っていかなければならない課題でもある。

3.アクティブ・ラーニングによる実習教育-燃えつきを巡って
 本稿で報告する授業 は、当学科において筆者が担当している「相談援助実習指導」のクラスの学生19名を対象としたものである。テーマの「実習と福祉専門職の燃えつき」は、先述の実習のリアリティ・ショック等の学生の課題を踏まえて設定した。
 また、この授業は、アクティブ・ラーニングの手法を用いて実施した。アクティブ・ラーニングの概要を次に述べる。
一、教員による一方向的な講義形式の教育を改革する方向性を持つ。
ニ、学生の能動的な学習への参加を取り入れた教育、学習法である。
三、具体的には、学生の協働による課題の発見を重視した、問題解決型の学習である。
 授業において、手法としては、グループディスカッション、ディベート、学生による発表等が用いられる。また、クリッカーと称される、教員と学生間の双方向のコミュニケーションや、学生による授業評価のフィードバックの支援システムを用いる場合もある。
 総じて、アクティブ・ラーニングは、ディスカッション等の手法による教室内外の対話重視、参加型教育のあり方と言えよう。後述するが、これらの現場と繋がる主体的な学習と、生涯にわたる学びへの媒介としての教育 のあり方は、福祉専門職養成・転職支援においても重要なものである。
 当日の授業は、次のように計画を立案し、進行した。
一、講義「実習と福祉専門職の燃えつき」及び投げかけ。
二、グループによる事例検討とディスカッション「社会福祉士に転職後、燃えつきたA子」
三、各グループからの発表と教員からのコメント、総括 。
 
 筆者の貧困・公的扶助領域のグループワーク実践の詳細は、以下を参照のこと。
『生活保護受給者を対象としたグループワーク-ドヤ街「寿町」における実践報告と考察』,「研究紀要」第21巻1号 ,学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校福祉文化研究所,2013年
『簡易宿泊所街・寿町における、生活保護受給者等を対象とする精神科デイケア-開始段階の実践に関する考察』,「研究紀要」第20巻第1号,学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校福祉文化研究所,2012年

<続く>

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会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎  各月・木曜日18:40開始
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第26回社会福祉士国家試験255名合格、精神保健福祉士278名合格 2014年3月発表 日本福祉教育専門学校
合格率89.2%、合格者74名 本校の社会福祉士養成学科は、一般養成施設ルート(昼間通学)合格者数 全国第1位。



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相談援助の理論と方法Ⅰ 第23回講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科トワイライト・ナイトにて、2014/10/02に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


7 計画されたソーシャルアクションとしての実践介入 テキストP214
・テキストは、1973年「ソーシャル・ワークの未来」(講演)ヤングハズバンドから。
 これらの概要と考察。
・クライエントだった人を援助者(ワーカー)に。
・ソーシャルワークの未来の専門性には、効果的な介入手法とターゲットとなる層に関する知識と技法が必要となる。特定の利用者層の理解と介入の専門知識である。

・ミクロからマクロに及ぶ実践が必要とされる。

・援助者(ソーシャルワーカー、ケアワーカー等)の当事者性-参考文献と参考資料から。
・援助者には、家族問題や疾病等の様々な困難を経て、援助者を志望し、繋がる仲間と自らが承認される職場を獲得した当事者性を持つ援助者を含む。これらの自らの生きづらさを抱える援助者は、職業としての他者への援助によって、自らの根源にある問題や、過去の自分の問題に直面することもあろう。そして援助者として承認されるとともに、援助者は自己を受容し、成長していく。ピアサポート等による相互支援も含めて、援助者のグループ等で自身を語ることが必要なのかもしれない と考えられる。
 当ブログ筆者「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」2014 抜粋。

・援助者は、自らの痛みを認めること。また、過去に関わる感情(怖れや怒り等)のなかには、徐々に手放す必要があるものも含まれる。
・自らの家族問題と援助者 事例 略

 吉岡によれば、援助者が援助者という職業を選び、続けているのには、明確な理由、意味がある。吉岡自身も、子ども時代、親からの否定的な評価を受け、自らを不要な、無力な存在という感覚が自らに浸透した。承認されない自己という物語である。これらを、クライエントによって気付かされた。つまり、援助者という職業、職場、関係性のなかで、援助者自身のなかで新たな意味づけが行なわれる。総じて吉岡は、援助者が自分自身を語ることを強調している。
 吉岡隆 編著『援助職援助論 援助職が「私」を語るということ』明石書店, 2009年


<援助者のセルフケア、支え合うチーム>
 援助者自身も様々な側面を持っている。自らを見詰め、更に豊なものとしていく。
 時に自らを省みる、内省的な視点と思考。
 同僚の良いところを探す、他者を裁かない。
 他者は容易には変えられない、相手の良さを引きだすことの方が現実的である。
 基本姿勢は、自分にしてほしいことを他人に行うということをシンプルに考え、実行する。
 チームワークとは、同僚や周囲への気遣いが基本にあるべきである。
 配慮のある職場が、お互いを楽にする。 


 テキスト抜粋 ・ヤングハズバンドは、1973年「ソーシャル・ワークの未来」(講演)において、シーボーム報告を高く評価している。シーボーム報告は、社会的介入の方法を考察している。
・「未来のソーシャル・サービス部局では、ソーシャル・ワーカーの基本的業務の1つは広範な社会的状況の評定、つまり、危機に直面している特定の階層が 、危機的状況に放置されているのか、長期にわたる援助を必要としているのか、それに対応するコミュニティの資質などを評価することになるだろう。あるいは、社会全体の対策が変化すべき傾向、 略  移民、青少年に必要な多様なサービスを評価することになるだろう。」
・「未来の専門性は、効果的なソーシャル・ワーク介入手法と、特定の階層や境遇に関連した多様な知識と技法、この両方が必要になると思う。この専門性とは社会科学と行動科学に関する知識の増加に補強され、ソーシャル・ワーカーの研究、記録、実践から示唆されながら自己の技法を発展させる諸条件の整備と相まって、サービスを提供する体験から派生してくる」
・「未来のソーシャル・ワークは、内面的世界の体験から大規模な社会評定、社会計画、社会変動をもたらし、それらを制御できるように計画されたソーシャル・アクションに到達できる ような調整機能をもたねばならないように思われる」。
・「ソーシャル・サービス部局にクライエントやクライエントだった人をワーカーとして活用する 」。

<補足>
*解説:シーボーム報告 

Report of the Committee on Local Authority and Allied Personal Social Services
 1968年にイギリス政府に提出された公式報告書。 略

11章1節 経過観察(モニタリング) テキストP218
1 相談援助のプロセスとモニタリング・再アセスメント・効果測定・評価 テキストP218

*モニタリングのポイント
・実施されたサービスが、支援計画・プランどおりに行われているか,サービスが利用者の変化に対応できるかなど,その状況・経過の観察である。
・進めてきた援助過程が効果的な結果をもたらしているか 略
・モニタリングでは,面接だけでなく,記録に残すこと 略
・モニタリングとは、クライエント・システムの状況を追跡し、継続して介入の経過や標的となる問題の変化 略
・介入がどのように進行しているかによって、ソーシャルワーカーは介入を計画に沿って続けるのか、修正するのかを判断する。もし望んでいた変化が起こらず介入の効果がない場合は、現在の介入を修正、もしくは中止し、新しい計画と合意をつくり直す 略
・モニタリングの対象となるクライエント・システムには、個人、家族、グループ、コミュニティなど 略

・P218図「相談援助のプロセス」参照

・得られた情報の整理と定期的な分析、再アセスメントの適宜実施、用いられたサービスの効果測定、相談援助の評価といったことが行われ、援助の終結、アフターケアへと至る。

*モニタリングの主な目的<テキストP219要旨>
①問題解決、ニーズ充足に対する援助、サービス提供が当初の計画どおりに進んでいるかを観察・分析 略

②介入・計画実施のプロセスにおいて、新たなニーズや問題が生じているか 略
 効果測定や評価にも活用される。

<社会福祉士等試験 出題実績>
・実施されたサービスがプランどおりに行われているか 略 第20回社会福祉士国家試験問題
・モニタリングでは,面接だけでなく 略 第20回社会福祉士
・(モニタリングにおいては)これまで進めてきた援助過程が効果的な結果 略 第6回精神保健福祉士国家試験

2 ソーシャルワークの重要な特性としての「マネジメント」 テキストP219
・必要な資源を見つけ出し、必要とするときに的確に提供するリンケージ(連結、連関)を中心としたマネジメント(運営)の手法 略

・問題解決とニーズの充足のためにどのような資源(サービス)を活用すればよいのかを、判断し援助することが、ソーシャルワークの主要な課題の一つである。

3 モニタリングの手続き テキストP220
・テキストP220図「モニタリングの手続き」参照
1.モニターする「対象者」を明確にする
クライエントとその家族に加えて、サービス提供者、インフォーマル資源の人々など 略

2.クライエント等のニーズ、問題を「対象問題」として明確にする
対象問題は、クライエント等の「行動」として捉えることもある。

・問題行動について、モニタリングとスモールステップによる動機付けを併せた支援の手法。

3.提供された援助、サービス資源を整理する
 略

4.モニタリングのスケジュール、方法等を明らかにする。
 略
得られた情報を整理し、再アセスメントや、計画の修正、変更、効果測定のために活用する。


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当ブログ筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


<ブログ記事 バックナンバー>
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第26回講義レジュメ2 行動変容・危機介入・ナラティブモデルとは

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第26回講義レジュメ3 医学・治療モデルとは

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介入の方法、危機介入、社会的支援介入、セルフケアとは 相談援助の理論と方法講義レジュメ 第22回前半 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験対策 学習に役立つリンク集 関連法編1 福祉六法、介護保険法等 <第26回社会福祉士国家試験問題と正答>



日本福祉教育専門学校同窓会のご案内 2014年10月18日14時 2014年卒業生は無料でご招待 日本福祉教育専門学校卒業生(全学科)の皆様へ  電話:03-3982-2511
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相談援助の理論と方法Ⅰ 第22回講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科トワイライト・ナイトにて、2014/09/25に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


*はじめに-参考資料等
 福祉・介護職員のストレスに関して。専門職の「共感疲労」、感情のケア。
 事例。略
 援助専門職も、実践現場(職務)からのストレスが、自らの心身の負担になるときもある。
 タテマエ(理念等)のみの対応ではなく、専門職自身のカタルシスを図ることの必要性。
 例えば、職務の間にも、現場から心理的な距離を置くための職員間の会話の工夫等である。
 現場の裏側における、専門職の感情の表出、率直な表現が、ストレスから個々の職員を、施設・組織を守ることの基礎となる。職場の環境として、職員の休憩のためのスペースは、職員のストレスケアの場として、重要であると言えよう。
 これらは、専門職の感情のコントロールの維持につながる。
 援助専門職自身のストレスケアや研修等の学びの機会から、援助を必要とする多くの人びとに寄り添い、人を支える新たな実践の力を得る。
 福祉領域は、サービスの根幹は人にある-サービスの質の要である。
 つまり職員の心身の健康と自己実現、成長、チームワークこそ、現場の力の源泉と言えよう。 略

*困難の言語化によるストレスケア
 何らかの経験に意味を付与するためには、言語化する必要がある。つまり、ストレスが掛かる困難な状況を語ることによって、意味を見出すことが可能になる。
 例えば、最近の職務における困難な経験は、自らの成長のための試練である。 
 また、利用者の心身の痛みに関わる際、その気づきを言語化する能力が必要である。
 これらを共有化する能力も求められる。

・福祉専門職として期待される役割によって、拡張された自己とも捉えられる。
 それは、仕事のやりがい、専門職としての誇りにも繋がる。
 反面、対人援助の専門職特有のストレスに適切に対処することが求められる。
 この二つの側面を語ることが、専門職自らの拡充の起点となると考えられる。


10章2節 介入の方法と留意点・続き
<ポイント>
・介入は、アセスメントを経て立案された支援計画の実施である。
 直接的介入・活動と間接的介入・活動に分類ができる。
1 介入の方法 テキストP207
1) 計画に目標を明記し介入の方法(レパートリー)を選択

・短期目標(直ちに実行)、中期目標(例:3か月程)、長期目標(例:3か月以上)の実行の具体的方法を支援計画に明記する(テキスト)

2)介入の矛先の決定とその特性に適した方法の活用
・介入の矛先を把握し、その矛先の特性に応じて適切な方法を用いる。
 クライエントのライフサイクルに対応した介入の方法が求められる。

*介入の対象とは
1.クライエント自身
2.クライエントの基盤 生活基盤、家族等
3.社会資源
4.支援機関とネットワーク

*介入の目的とは
 利用者の全人的な成長と、自己実現。円滑な社会生活の支援、お互いに尊重し合い、対等な人間として誠実に向き合う人間関係の実現、生活問題の解決等。
 クライエントは、問題発生による環境の不安定化、顕在化した脆弱性によって、クライエントの不安は増大し、何かにすがろうとする思いは強くなるが-困窮する人を助けるかのように近づいてつけ込み、食い物にする個人やビジネスもある 事例 略-、拠り所が無い中で更なる不安と不信が蓄積され、翻弄される。介入は、苦境のなかにいるクライエントに、無条件の受容と尊重に基づいて寄り添い、拠り所をもたらす。それは人々の生命と権利、生活を守るための共生の取り組みである。


3)介入の矛先の拡大(個人から集団・コミュニティ)
・ライフ・イベントには、通常的出来事(卒業、就職、定年退職など)と、非通常的出来事(犯罪、災害など)がある。
・非通常的出来事の発生の場合、介入の矛先が個人から集団、広域社会などに拡大 略

・ミルン(D.L.Milne)は「社会的支援介入」=臨床的介入、近接的介入、遠隔的介入を提示 略
臨床的介入は「社会的支援と地域社会志向が個人治療をより効果的」にする。
近接的介入は、「分析のレベルは、学校、職場そして家族または友人」 略
遠隔的介入は「物質的社会的欠乏状態、健康教育そして環境デザイン」 略

<補足>
*解説:アイデンティティ identity

 自己同一性のこと。自己の斉一性,連続性と一貫性,帰属性の3基準から定義され,主体的実存感覚、自己意識の総体である。自己への肯定感や受容感,存在感,有能感などの実感から感覚的に自覚され、アイデンティティの確立は青年期の課題  略

*解説:モラトリアム moratorium
 エリクソンが心理学の領域で用いた概念である。つまり、若者が大人社会の課業や義務を免除され,さまざまな社会的役割を試行錯誤しながらアイデンティティ形成をしていく時期の特徴 略

2 直接的介入と間接的介入 テキストP208
*直接的介入

・ジョンソンらによる、直接的介入・活動の10のカテゴリー。
1)人間関係の発展、
 コミュニケーションからの孤立の解消と繋がりの構築を支援する。人と人を繋げる、媒介する支援である。
 繋がりの中の資源を見出す。
 クライエントに構え過ぎず、自然な人間関係をもたらす。


2)状況の中の人の理解、
 クライエント自身が、周囲の人間関係を理解し適応する-周囲の環境、関係を理解し適応する、適切に主張する。

3)計画の過程での活動

4)クライエントによる資源の活用
クライエントの資源にアクセスし、選択し、利用、話し合う能力を育成する。

5)エンパワメントやイネイブリング、
諦観と宿命感、学習された無力感からの、クライエントの解放である
クライエントが揺るがない自信を持つことの支援である。

6)危機状況での活動、

7)社会的機能の支援、

8)クライエントとアクティビティを活用、
活動-心身の活性化のための手助け、活動。趣味、生きがい活動。

9)クライエントとシステムとの媒介、
グループワークならば、集団の内外の媒介 ワーカーの機能を「個人と社会が互いに手を差し伸べる過程を媒介すること」と明示した
 摩擦や誤解、争いのあるところに、相互理解と調和、支え合う繋がりをもたらす働きである。
 クライエントとの関係の中に、またグループやコミュニティの人々の輪の中に調和、お互いの尊重、信頼、支え合いを生み出せるならば、連帯や相互扶助はそこから更に拡大し、成長していくだろう。


10)ソーシャルワークの臨床モデルを活用
各モデル・アプローチを選択し、用いる
*解説:イネーブラー enabler
 「助力者」とか「力を添える人」と訳されることがある。クライエント自身が問題を解決する能力をもつことができるよう働きかける援助者 略

*危機理論
 危機理論とは、火災で犠牲となった人々の関係者(遺族,親族,友人・知人)の悲嘆にまつわるリンデマン(Lindemann, E.)の研究に端を発し,後にキャプラン(Caplan, G.)らと共同で1940年代から60年代に構築された理論 略
 危機とは,対処困難な事態に突然直面した際に引き起こされる,身体的・心理的・社会的にホメオスタシス(恒常性)のバランスを崩した状態をいう。危機理論は,人が危機状態から脱する過程において一定の段階と法則が存在 略
 危機発生状況は,ライフサイクル上のさまざまな発達課題として,あるいは偶発的な出来事として脅威,喪失などの形で生じる。たとえば,進学,恋愛,就職,結婿,子どもの誕生,子どもの独立,転職,定年退職,転居,移住などの折には,人は新しい対処様式を必要とする。また,病気や事故,災害,戦争などによって,親しい人を失うこともありえる。 略

*危機介入法 crisis intervention
 危機介入法では,危機理論に基づいて,現時点での問題発生状況を理解し,危機に関係する事柄に集中的に取り組む。 略
 また,危機への対処にあたって,心の内面の検討だけではなく,クライエントを支える可能性のある周囲の関係者(家族や学校・職場の関係者など)や関係機関(医療幾閑・各種の相談機関・行政機関)などの資源のアセスメントと,その利用をはかり,必要があれは,家族面接や訪問面接などによって環境の調整を行なう。
 危機介入法では,限られた時間内での面接・援助で対処することになる。その間にタイミングよく介入する必要がある。面接回数(例: 略。

<補足:直接的介入・活動>
 直接的活動では、面接等により被援助者に直接働きかけ、被援助者が自身の状況に気づき、被援助者自身が環境との関係に適応をし、問題解決能力やセルフケア能力を高めていくことを支援する。
被援助者との信頼関係を基盤とし、受容や自己決定の尊重などいわゆるケースワークの原則に則した専門的援助関係による介入の展開 略

*セルフケア
 自分のことを自分で世話するという意味であり,保健・医療の分野においては,自らの健康問題に自ら対処する態度や行動をいう。健康の維持・増進,病気の早期発見,医療サービスの的確な利用,疾病の自己管理など  略

当ブログ筆者の社会福祉士試験 直前ポイント講座
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 岡山会場は筆者が担当
12月21日(日)10:00~18:00 岡山会場

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