人気ブログランキング |

ニュース:夕張市民 悲痛な声、高齢者の不安―全世帯調査中間集計

:夕張市民 悲痛な声 全世帯調査中間集計
 筆者付記:かつて炭坑の街として栄えたものの、財政破綻し、再建を図る北海道夕張市。平成19年3月、夕張市は国の指導、監督下で赤字財政を立て直す財政再建団体に指定され、総額353億円の赤字を18年間で解消する計画が始まった。市によると、20年度末の負債総額は約328億円の見通し。

2009年09月15日 朝日新聞 asahi.com マイタウン北海道
夕張市民 悲痛な声 全世帯調査中間集計


<上記の記事からの引用・抜粋>
■最寄り食料品店廃業 車運転できず
 歩いて行けた唯一の食料品店が廃業したり、高齢や病気で車の運転ができなくなったり、市民の弱いところから限界が現れ始めている――全国唯一の財政再生団体となる夕張市で、市民有志や学生とともに全世帯約6千戸を対象にした生活実態調査を続けてきた北海学園大の川村雅則准教授は14日、1170世帯分を中間集計し、そう分析した。
 住民の不安や不満は医療・福祉行政の不備に集中、市が作成中の再生計画への要望は除雪や消防・救急体制の充実、診療所の改築などが上位を占め、企業誘致や雇用対策がそれに続いた。




 東京都から同市に派遣されてきた鈴木直道さん(28)は市の新たな再生計画策定に合わせ、自ら参加する市民団体に全戸アンケートの実施を提案、北海学園大などに協力を求めた。

 今回の第1次調査は川村准教授や学生ら計33人で先月実施。訪問による面接聞きとりで461世帯、調査票の配布・回収方式で709世帯分を集めた。
 高齢化で83%の家庭が通院する家族を抱え、63%が専門医の不在に困り、51%が救急体制不備に不安を覚え、42%が医療保険の負担にあえぐ。

 高齢世帯ほど車を持たない家庭が増え、バス便削減の中、通院や買い物は旧炭鉱街らしい地域住民の互助による相乗り送迎や配送サービスに依存。市の財政破綻による市役所出張所や集会所閉鎖も、町内会有志らによる自主運営などでカバーしてきたが、「みんな年を取ってそれも困難に」(80代女性)。
 川村准教授は「地域社会を維持する条件が徐々に崩れつつある」と心配する。
by yrx04167 | 2009-09-17 06:40 | Comments(0)