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相談援助の基盤と専門職 後期2回 練習問題 チャルマーズ隣友運動、トインビーホール、エルバーフェルト制度 社会福祉士養成

相談援助の基盤と専門職 後期2回 練習問題・小テスト 2010/10/04
社会福祉士養成学科


問題1 慈善組織協会(COS)は、最初にアメリカ・ニューヨークで設立され、後にイギリス・ロンドンに移入され、イギリスにおいて活動を発展させた。

問題2 セツルメントが設立された主な目的とは、乱立傾向にあった慈善・博愛による援助活動・団体を組織化し、効果的な援助活動を行うことであった。 

問題3 慈善組織協会(COS)は、設立当初から普遍主義を採用し、貧困に苦しむすべての人を援助の対象にした。 

問題4 慈善組織協会(COS)は、友愛訪問員の教育・訓練を行ない、ソーシャルワークの発祥・形成に大きく影響を及ぼした。

問題5 J.アダムズは、米国の慈善組織協会(COS)の指導者として活躍し、ニューヨーク 博愛事業学校の開設に尽力した。

問題6 慈善組織協会(COS)の活動は、後のコミュニティワーク等の源流であり、特に友愛訪問はケースワークに発達したとされる。

問題7 チャルマーズは、スコットランドにおいて、隣友運動を展開し、貧困者の自助と相互扶助を重視した友愛訪問等の活動を行なった。

問題8 セツルメント運動はグループワークや、コミュニティワークの源流になった。

問題9 世界で最初に設立されたセツルメントは、1884年、T.チャルマーズがロンドンに設立したトインビー・ホールである。

問題10 ベーデン・パウエルは、トインビー・ホールから多くを学び、アメリカへ帰国後、シカゴにハル・ハウスを設立した。後にノーベル平和賞を受賞した。

問題11 1601年、エリザベス救貧法が完成し、労働能力の有無を基準に貧民を、①有能貧民、②無能力貧民、③児童、④老人、⑤障害者の5種類に分類し、就労を強制し、もしくは教区徒弟として送り出した。また、教区ごとに救貧税を徴収し、救貧事業が行われた。

問題12 1834年、新救貧法が成立し、その内容とは、①救済水準を全国均一とする、②有能貧民の居宅保護を廃止し、救済をワークハウス(労役場)収容に限定する、③劣等処遇の原則の明示であった。

問題13 慈善事業とは、生活困難にある人々等に対して,宗教的な動機から援助する救済事業のことである。

問題14 エルバーフェルト制度とは、デンマークの貧民救済制度であり、1853年に市の条例に基づいて実施され,その後国内各地で実施されるようになった。



*解答は下記をクリック



相談援助の基盤と専門職 後期2回 練習問題 

問題1 × 
 COSは、イギリスのロンドンで設立され、後にアメリカに移入された。

問題2 × 
 慈善組織協会(COS)が正しい。

問題3 ×
COSは設立当初は選別主義を採用していた。

問題4 ○ 正しい

問題5 × 
 J.アダムズはハルハウスの創設者である。

問題6 ○ 正しい

問題7 ○ 正しい

問題8 ○ 正しい

問題9 ×
 ハルハウスは、S.バーネットらが設立した。

問題10 × 
 正しくは、J.アダムズ。ベーデン・パウエルはボーイスカウトの創始者である。

問題11 ×
 貧民を、①有能貧民、②無能力貧民、③児童の3種類に分類して処遇した。

問題12 ○ 正しい

問題13 ○ 正しい

問題14 ×
 正しくは、ドイツ(エルバーフェルト市)である。



*今回の講義レジュメ 下記をクリック
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の基盤と専門職 後期第2回 講義レジュメ*ソーシャルワークの基礎確立期(~1930年代)*社会福祉士養成学科

by yrx04167 | 2010-10-04 12:18 | Comments(0)