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日刊 社会福祉ニュース*特集:子ども福祉*2/4(金)児童虐待の実態・福祉公開講座

<社会福祉士ニュース ソーシャル・ニュース・レビュー>
育児サポーター派遣事業-ゼロ歳児家庭、子ども緊急避難場所(シェルター)

福祉ニュース・クリップ*特集:子ども福祉・児童虐待
 筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク

<下記の各記事タイトル(赤色)をクリックすると、全文が読めます>
児童養護施設の1部屋定員3分の1に 神戸新聞2011/01/28 20:10
 引用「厚生労働省は28日、寄付が相次いだ児童養護施設について、1部屋の定員基準を3分の1以下に変更するなどとした省令の改正素案を専門家の検討会で示した。現在、15人以下となっている定員を4人以下(未就学児は6人以下)にする。定員は施設の設置基準ができた1948年から変わっておらず、変更されれば初めてとなる。児童虐待の増加により、入所児童の半数が虐待を経験している実態を受け、家庭的できめ細かいケアを充実させるための措置。施設側の意見も聞き、7月ごろ省令改正する見通し。
引用ここまで

引用
子ども虐待防止へ連携を強化 - 地域ぐるみで防止 中国新聞'11/1/31
 広島市東区の家庭で幼い子どもが犠牲となる事件が相次いだのを受け、市は、児童虐待の早期発見と予防に向けた取り組みを強める。東区の社会福祉協議会と協力。子育てボランティアや民生委員、市の保健師の連携を強め、地域ぐるみで再発防止を進める。東区役所は2、3月に、虐待問題に詳しい専門家を講師に招き、民生委員と子育てボランティアを対象に研修会を開催する。2月末までに区内9地区である民生委員の定例会にも市の保健師を派遣。乳幼児のいる家庭を訪問している民生委員と情報交換する。いずれの取り組みも2011年度も継続する。また、市児童相談所や地域子育て支援センターなど虐待相談窓口の電話番号を載せたチラシを作製。ポスターも4500枚作り、地域のコンビニエンスストアや病院に掲示してもらう。

杉並区が 育児サポーター派遣事業-ゼロ歳児の家庭へ。育児の孤立化予防 東京新聞:2011年2月1日 朝刊(TOKYO Web)
 育児の孤立化が指摘されるなか、東京都杉並区は、ゼロ歳児のいる家庭を子育て経験のある区民が訪問し、悩みに応える「育児サポーター」を、十月から開始する。同時に育児に困難を抱える親への派遣事業も強化し、児童虐待の早期防止につなげる。サポーター事業では、育児への悩みがあり相談を希望する親に、一家庭あたり三回まで訪問。一回の訪問時間は約二時間で、サポーターはおむつ替えなどの育児作業をともにしながら、相談に応じる。区は二〇〇九年度から、乳児の健康状態などを把握するため、ゼロ歳児のいる全家庭に保健師らが訪問している。例年、約四千件を訪問し約七百七十件が産後うつなど「養育困難」な状態にあり、児童虐待も約二十五件あった。養育困難世帯へは、これまでも保健師らが定期訪問していたが、今後は、新採用する保健師や看護師を交えた専門家チームをつくり、各家庭の実情に応じたきめ細かな対策を目指す。日本子どもの虐待防止民間ネットワークの岩城正光(まさてる)理事長は「虐待の根底は貧困と孤立。全戸訪問と連携した積極的な子育て施策は全国でも珍しいが、訪問を拒否する家庭もあるので、周知などの対策が重要になる」と指摘している。

子育て支援情報 堺市が携帯に無料配信サービスを3月開始 育児教室など   : YOMIURI ONLINE(読売新聞)2011年2月1日
 大阪府堺市は、子育てに役立つ情報を携帯電話にメールで配信するサービスを3月から始める。孤立しがちな保護者へタイムリーに情報を届けて子育てを後押しする。配信するのは、図書館での読み聞かせ、父親になる男性向けの育児教室、子ども対象の科学教室といったイベント情報や妊婦健診など制度の案内。育児の悩みについての相談窓口や緊急時の連絡先なども伝える。利用は無料。堺市では児童虐待事件が多発したが、竹山修身市長は「このサービスは、防止の一助にもなる」と期待を寄せる。

児童養護施設の現状が求める子ども支援策 - 保坂展人のどこどこ日記 - BLOGOS(ブロゴス)2011年01月30日00時49分 - livedoor ニュース
 児童養護施設で暮らす子どもたちが社会に巣立っていくのは、18歳、高校卒業時の春だ。その時に、施設から支払われる支度金は進学時と就職時に「77000円」と少額だ。この金額は、現金で手渡されるわけではなく、独り暮らしのための身辺用具を購入した領収書がなければならない。両親が死亡・行方不明だったり、虐待・ネグレクトその他の理由で「養育不能」の時には、13万が加算される。それでも、このお金は生活費にまわすことが出来るお金だ。「施設を出て働く子どもたちの給料が出るのは、働き始めて1カ月後になる。その間、子どもはどうやって暮らせばいいのかという声が施設関係者からあがって創設されたもの」(施設長)だが、とてもアパート等を借りる資金には届かない。だから、アルバイト等を積極的にして金銭を貯めて、自立のための準備を重ねなければならないことになる。こうした状況下で「進学」出来る子どもたちの支援体制はどうなのか。東京都は大学・専門学校の進学率が3割台と地方に比べれば高い。大きなハードルである入学金などの支払は東京都独自の支度金に民間の基金などを足して、何とかまかなうことが出来るという。一方で、私が見てきた北関東や東北地方の児童養護施設では、「進学など夢のまた夢」「戦後、施設から大学に進学した子はひとりもいない」など、「進学などそもそも不可能」な状態だ。1月26日に開かれた保坂のぶとフォーラムでは、社会福祉法人カリヨン子どもセンターの坪井節子さん(弁護士)をゲストに招いた。坪井さんが弁護士会の電話相談を通して、「どこにも居場所のない子どもたちの緊急避難場所(シェルター)をつくりたい」と仲間たちと奔走し、「カリヨン子どもの家」を立ち上げてからの話を聞かせてくれた。


<参考HP 下記をクリック>
児童虐待の防止等に関する法律

*同法より抜粋
(目的)
第一条  この法律は、児童虐待が児童の人権を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、我が国における将来の世代の育成にも懸念を及ぼすことにかんがみ、児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防及び早期発見その他の児童虐待の防止に関する国及び地方公共団体の責務、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援のための措置等を定めることにより、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資することを目的とする。
(児童虐待の定義)
第二条  この法律において、「児童虐待」とは、保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するものをいう。以下同じ。)がその監護する児童(十八歳に満たない者をいう。以下同じ。)について行う次に掲げる行為をいう。
一  児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
二  児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること。
三  児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号又は次号に掲げる行為と同様の行為の放置その他の保護者としての監護を著しく怠ること。
四  児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすもの及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動をいう。)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
(児童に対する虐待の禁止)
第三条  何人も、児童に対し、虐待をしてはならない。

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<入学予定の方、進路検討中の方、一般の皆様にお知らせ 下記をクリック>
2/4(金)社会福祉公開講座「児童虐待の実態と課題」

 毎回 時間:19:00~21:00 会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
2/4(金)
 「児童虐待の実態と課題」

*児童相談所長の現場経験を持つ社会福祉士養成学科の専任教員が、児童虐待の実態や今後の課題などについて、お話します。

2/18(金)
 「障害者福祉の現状と課題」

*社会福祉士養成学科・養成科は、入学前の準備教育として、『社会福祉公開講座』を開講ました。
 社会福祉公開講座は、すでに4月より入学が決まっている方はもちろん、これから入学をお考えの方等にも一般公開しております。
*社会福祉に関心をお持ちの皆様はもちろん、入学予定の方は予習として、また進路検討中の方も模擬授業として、お気軽にご参加ください。
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
参加費:無料(どなたでも参加できます。)
<お問い合わせ・参加申し込み先 下記の予約フォームをクリック>
学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

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JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
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日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です

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by yrx04167 | 2011-02-03 16:45 | Comments(0)