相談援助の基盤 第2回講義レジュメ前半 精神保健福祉士、コミュニティ福祉問題、マクロ実践、住宅弱者とは

相談援助の基盤と専門職 第2回講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者(本校専任講師)が、社会福祉士養成学科(昼間部)にて、4月18日(金)に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


*はじめに
 参考文献から。生活問題の多様な側面。ワーキングプア、若者を巡る問題とソーシャルワークとの関連。

<前回レジュメの振り返り、補足>
 例えば、子育て支援・児童福祉、生活保護、障害者の地域生活支援、各種の入所施設、高齢者の在宅介護など、各種の福祉サービスの提供に際して必要な、相談援助やグループワーク等の、生活を支援する総合的な専門技術として、ソーシャルワークは存在する。

*事例

・ソーシャルワーク実践は、それぞれの時代や地域特性といった背景を交錯させながら生じる個人と集団および、その環境間の不調和からもたらされる問題が、社会的援助を必要とするとき、その間題の解決もしくは軽減のために展開され、専門性を高めてきたものである。

*「ハード福祉=社会福祉制度」と、「ソフト福祉=ソーシャルワーク」
 社会福祉の実体は、ハード面の「社会福祉制度」と、ソフト面の「ソーシャルワーク」の二つの側面から成り立っている。どちらか一つでは、機能しない。
・ソーシャルワークとは、社会福祉の目的を実現する方法であり、社会福祉制度の活用と、人々との生きた相互の関係を結びながら、福祉問題の解決を図り、変化を生みだしていく支援活動であると言えよう。

3 これからの社会福祉士に求められる専門性 テキストP4
・テキストによれば、社会福祉士によるコミュニティワーク・地域福祉活動の組織化=地域の福祉課題を専門職と住民の協働で取り組むことである。

*ソーシャルワークの本質
・従来も今日も変わらぬソーシャルワークの理念としては、自己決定の尊重が挙げられる。

*解説:自己決定
 略、詳細は講義にて。

・自己決定の尊重のもう一つの側面 略

・今日的には、ソーシャル・サポート・ネットワークの構築による、クライエントの地域生活の支援、孤立(孤独死)の予防等も課題である。

*解説:ソーシャル・サポート・ネットワーク 略

・新たな福祉問題・ニーズに対応する新たな制度・サービスを求めてのソーシャル・アクションも求められている。

*総括
・コミュニティ内の福祉ニーズの多様化、福祉問題(孤独死や虐待等)の深刻化に対応するため、コーディネートやネットワーク、これらを推進するためのコミュニケーションが、ソーシャルワーカーに求められている。
 換言するならば、施設・機関等の拠点での個別援助のみのシステムから、ネットワーク型の総合的援助へのシフトが必要とされていると言えよう。
・加えて、不十分な社会資源、政策の改善と開発に向けての働きかけを含むマクロ・ソーシャルワークが求められる。

4 精神保健福祉士の役割と社会福祉士との協働 テキストP5
*精神保健福祉士

・1997年の精神保健福祉士法に基づく,精神科ソーシャルワーカー(PSW)の国家資格である。 略

*精神保健福祉士法(平成9年 法律第百三十一号)抜粋
第二条 この法律において「精神保健福祉士」とは、第二十八条の登録を受け、精神保健福祉士の名称を用いて、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うこと(以下「相談援助」という。)を業とする者をいう。

(連携等)
第四十一条  精神保健福祉士は、その業務を行うに当たっては、医師その他の医療関係者との連携を保たなければならない。
2 精神保健福祉士は、その業務を行うに当たって精神障害者に主治の医師があるときは、その指導を受けなければならない。

<関連ニュースクリップ>
東京都、「住宅弱者」支援へ 協議会設置し物件紹介 脱法ハウス 毎日新聞 2013年11月23日 東京朝刊

抜粋「東京都は来年度、低所得者や高齢者など住宅を自力で見つけにくい「住宅弱者」をサポートする「居住支援協議会」を設置する方針を固めた。居室が狭く危険な「脱法ハウス」を巡り、国土交通省が今年9月に規制策を示したことで、施設からの退去者が多く見込まれることなども踏まえた措置。関係団体と連携し、スムーズな物件紹介を目指す」。引用ここまで

<ブログ記事 バックナンバー>
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*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部(通学)です
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube



<在校生、卒業生、一般の皆様へお知らせ>
ソーシャルワーク実践研究会<卒業生社会福祉士 現場報告会、一般公開>
2014年4月19日(土)14:30から16:00
会場:日本福祉教育専門学校高田校舎 電話:0120-166-255

 毎回、多様なテーマで、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生の社会福祉士からの現場の実践報告や、ディスカッションを行っています。卒業生と在校生、教員、参加者との交流の場でもあります。当ブログ筆者(本校専任講師)も参加予定。
 参加無料、一般公開

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by yrx04167 | 2014-04-17 18:32 | Comments(0)