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相談援助の理論 講義レジュメ アセスメント面接の観察力、コミュニケーション、喪失の支援とは 9/4第19回

相談援助の理論と方法Ⅰ 第19回講義レジュメ概要 前半
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科トワイライト・ナイトにて、2014/09/04に講義            
<レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


事例:統合失調症の当事者への、疾病と障害、治療と精神科リハビリテーションの特徴を踏まえた、ソーシャルワークによる支援とは。 
 統合失調症の陽性症状と陰性症状とは何か。地域生活支援の課題に関して。
 参考文献の解説。  略 詳細は講義にて。


9章1節 ソーシャルワークにおけるアセスメントの特性、援助的関係、面接・続き
3 面接における言語反応一留意すべき点 テキストP180

<ポイント>
・アセスメントにおけるクライエントからの情報収集の方法には,観察や面接がある。面接時には、質問や面接・コミュニケーションの技術を用いる。
・クライエントの理解に際しては、クライエントの家族や社会における役割、環境についても理解が必要であるが、クライエントの内面、見えない側面の理解も必要である。
 アセスメントは、クライエントの真の人物像等を探求するプロセスであり、どの段階で完成というものではない。力動的なものである。 略

*アセスメント面接の目的
・アセスメント面接の目的達成のために、言語・非言語のコミュニケーションの慎重さ、的確さが求められる。
 クライエントへの飽くなき関心と、無条件の尊重による傾聴。

・クライエントに対する適切な反応のためには、クライエントの話の内容が理解できる、利用者とその領域に関する知識が必要である-高齢者や障害者、低所得者の心理、発達課題の特徴の知識。
・テキストの展開例1-2には:「ライフサイクル・高齢期の特徴」の「喪失体験」のプロセスに関する知識が、理解のために必要である。
 喪失、生、加齢、疾病、死などの人間にとって最も重要なライフイベントであり、最大の苦境とその痛みと、そこから学ぶということの理解。
 特に、生きる過程は、喪失の連続とも言えよう。誰もが大切だと思ってきたもの、例えば若さ、体力、親しい人、地位等が自らの側から離れていったり、失うことを経験する。これらには、永続的に独占して所有できるものなど無く、やがて時が来たら失うのである。喪失は成長の為の試練とも意味づけられるが、失った痛みに耐えるときに、寄り添い支えることが求められる。そのためのアセスメントでもある。 略


・これらの知識は、ソーシャルワーカーの観察力、感受性、コミュニケーション力があって、活かされる。
 援助者の感受性は、実践を通して磨かれる。専門職としての成長。
 スーパービジョンや研修の機会が、成長を支援する。
 クライエントの内面(肯定的な側面も否定的な側面も含めた)、感情の理解の深化が可能となる。


・面接能力には、クライエントの考えや思いを理解し、相手に理解したことをフィードバックする能力と、必要な情報を、クライエントにとって意味のある"やり取り"として問いかける力が含まれる。
・情報を収集し、多くの情報の間にある関連性の理解、統合し、分析する作業が必要となる。

*面接におけるワーカーの言語の反応 分類の例(渡部)
 場面構成、受け止め・最小限の励まし・促し・非指示的リード、明確化・認知確認、相手の表現の繰り返し、言い換え、感情の反射・感情の明確化、要約、質問、支持・是認・勇気づけ、再保証、情報提供、提案・助言、解釈・説明、焦点化・見えていない点に気づき新たな展開を開く。

<補足:面接技術・抜粋 詳しくは12章で解説>
1 質問の技法
*質問の明確化

 略

*開かれた質問(オープン・クエスチョン)
 質問に答えることで、多くのことが語れる質問であり、関連した感情や考えの表現が可能である。
・開かれた質問による問いかけは、クライエント自身が自分の言葉で表現することで,みずから内面、問題や課題を探究して、明確化していくことを助けることができる。
<例> 略

<補足> 略

*閉ざされた質問(クローズド・クエスチョン)
 略
<例>
 略
・開かれた質問と閉ざされた質問を適切に組み合わせて用いる。
・援助者からの質問が多くなりすぎることは避ける。 略
また、クライエントが自分で考え、自分自身を見つめ、探索し、自分の言葉で表現する機会を奪ってしまう。クライエントにとっての自己理解、自己表現の機会を創る。

2節 アセスメントで得るべき情報16項目と視覚化できるアセスメントツール
<ポイント>
・アセスメントにおいて、問題を認識・分析するために収集する情報は、適切かつ正確でなければならない。
・情報は、問題(現われた問題に関すること),人(問題のなかに巻き込まれた人たち),環境(環境のなかの潜在的だが活用可能な資源や、実際に活用している資源,それらの資源の制限)という広範な視点から収集される。

1 アセスメントの際の留意点と16項目の情報 テキストP183
*アセスメントの留意点

1.アセスメントは、クライエント本人からの情報収集のみではない場合がある。
 原則として本人から了承を得る。 略

2.アセスメントで得る情報の焦点・量は、問題領域によって異なる
 実践領域や問題により、病歴、対人関係、成績、就労・職歴、経済状況、居住、家族等、アセスメントで収集する情報内容も異なる。

3.情報は、項目順ではなく、クライエントの話の流れに沿いつつ、明らかにしていく。 略
・メゾ・マクロの視点からの情報収集も必要 略

<補足:情報を集める方法>
1)クライエントとの面接
2)ソーシャルワーカーによる観察や、クライエントによる自己観察
 クライエントを的確に観察することにより、感情の動きを読み取り、状況を捉えること
3)家族・近隣者などの関係者との面接
4)クライエント宅訪問等による観察、生活場面面接
 クライエントの生活の場を訪問し面接を行うことにより、その生活の全体を捉え、生活に密着した総合的支援に活かす=ソーシャルワークの専門性の重要な領域である。
5) 6) 略

*観察
・観察は、 略
 自己観察とは。 略

 2014/09/04の講義。続く

社会福祉士の就職・転職の実際 0からの福祉業界<当ブログ筆者の説明会>
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 当ブログ筆者(本校専任講師)は、第1クールは相談援助の理論と方法、相談援助の基盤と専門職を担当。

会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎  各月・木曜日18:40開始
お問い合わせ 電話03-3982-2833

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<当ブログ筆者の講演が試聴できます。下記をクリック>
貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中


当ブログ筆者の論文 最新
「福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング」 『研究紀要』第22巻第1号,2014年

同『研究紀要』』第22巻第1号 全頁 2014年 日本福祉教育専門学校


*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です。電話:0120-166-255
日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube


<認定社会福祉士研修 当ブログ筆者が講義を担当>
・ソーシャルワーク機能別科目群(障害)「地域生活支援と自立支援協議会」(1単位)
・ソーシャルワーク機能別科目群(高齢)「後見制度の活用(成年)」(2単位)

 お問い合わせ:日本福祉教育専門学校本校舎 認定社会福祉士担当 電話 03-3205-1611

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日本福祉教育専門学校同窓会のご案内 2014年10月18日14時 2014年卒業生は無料でご招待 日本福祉教育専門学校卒業生(全学科)の皆様へ  電話:03-3982-2511
by yrx04167 | 2014-09-15 10:51 | Comments(0)