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社会福祉士相談援助入門講座第4回 相談援助プロセス前編 インテーク、アセスメントとは 高齢者虐待相談

社会福祉士 相談援助入門講座 その4
<4月から社会福祉士を目指す方などを対象としたweb予習・参考資料。プレ学習として活用して下さい>

4 相談援助のプロセス(前編)
*ケースワーク 相談援助のプロセス 全体像
 インテーク(受理面接)→アセスメント(事前評価)一プランニング(援助計画)→
インターベンション(具体的サービスの提供,介入)→モニタリング(介入効果の分析・評価)→
エバリュエーション(事後評価)→終結

1.インテーク(受理面接)
<インテークのポイント>
・様々な困難、生活問題、心の痛み、生きづらさを抱えて、自力では解決が望めないときに、人は相談の場に訪れる。つまり、人生のなかで困難な出来事に遭遇したときの、拠り所である。

・傾聴と受容、共感による面接

 孤立、不信感、希望を持つことが困難な人を配慮を持って迎え、その話を傾聴し、受容し、援助の次の段階へと結びつけることが基本となる。
 来談者の不安と緊張を解き、包容しつつ,主訴の内容を把握する。
・来談者は、ありのままの自分が社会福祉士ソーシャルワーカーに受け入れられることで、自己否定や自信喪失、過去のとらわれから解放され、自らも自分自身を受け入れるはじまりとなる。そして、自らへの信頼感や自信を回復し、自尊感情を持って、問題の解決への意欲が喚起される。

・来談者に寄り添う面接
 来談者の過去の出来事を変えることは出来ないが、来談者の困難や痛みに寄り添うことは出来る。また、現在の問題を解決し、これからの生き方を選択することも出来る。そのはじまり、出会いの場がインテークである。


・インテーク面接において、家族構成など利用者に関する基本的な情報を収集する。
 また、援助者の役割と提供できる援助内容を伝える。
・ソーシャルワーカーは、柔らかい調子で応対する。来談者の最大の関心事が何であるか話してもらう。

*インテーク(受理面接)は,援助の過程では来談者(サービスの申請者)が最初に援助機関と出会う局面である。

*インテークでは次の三つの点に注意しながらすすめる必要がある。
①申請者の主たる訴え(主訴)に十分耳を傾け(傾聴),その要求(ニーズ)が何であるかをあますところなく表明してもらい,的確に把握する。

②援助者が所属する機関や施設が提供できるサービスの内容と機能を情報として詳細に明示し,申請者の要求と関連させて十分な理解と納得がいくようにわかりやすく説明する。

③略

*カタルシス(法・効果)-インテーク面接等において、もたらされる。
 略 詳細は、4月からの講義において解説。

2.アセスメント(事前評価)
<アセスメントのポイント>
・アセスメントでは,問題や病理のみならず、個人の資質,才能,経験知,障害に対処してきた経緯、誇りにも着目する。
・援助に当たっては,クライエントの個別的なアセスメントに止まらず,利用者の生活の場である地域のアセスメントも重視する。
問題の本質を把握するために多方面からの情報収集を活発に展開する局面である。

*アセスメント(事前評価)では,問題の病理のみならず利用者の強さ(strengths)=健全な側面,可能性,潜在能力等プラスの側面も積極的に取り上げていく。 略

*コーピング
 対処能力のこと 略

*ストレッサー
 ストレスを引き起こす因子となるもの。 略

*ストレングス視点
 クライエントの上手さ,豊かさ,強さ,たくましさ,資源などのストレングスに焦点を当てることを強調する視点、援助観である。 略

*社会資源
 社会資源とは,生活環境に実在し,目標を達成するために活用できる制度的,物的,人的の各要素及び情報を指す。 略

3.目標設定
*アセスメントにおいて収集できた情報を基礎にして、利用者に最もふさわしい援助の目標設定を利用者とともに考え,立案する過程である。 略

<次回に続く>

社会福祉士の相談援助入門講座1 社会福祉士働く分野、ソーシャルワークとは 引きこもり生活困窮家庭相談

社会福祉士 相談援助入門講座2 医療ソーシャルワーカー相談室、心理社会的問題とは 引きこもり出張相談

社会福祉士相談援助入門講座第3回 コミュニケーションスキル、専門的援助関係とは シングルマザー貧困連鎖


日刊 社会福祉ニュース 情報クリップ
家庭の高齢者虐待137件 相談・通報も減少-県内13年度
2015年2月7日(土)山口新聞
引用「山口県は6日、厚生労働省が実施した高齢者虐待防止法に基づく調査で、2013年度に県内で家族や親族による家庭での虐待が137件あったと発表した。前年度に比べると21件の減少。死亡した人はいなかった。
 家庭での虐待の内容(複数回答)は、身体的虐待が94人(68.1%)、心理的虐待が60人(43.5%)、介護などの放棄が39人(28.3%)、経済的虐待が34人(24.6%)。虐待の深刻度について、5段階評価で最も重いとされたのは20人(14.5%)だった。
 虐待を受けた高齢者を保護するため、虐待者から分離したケースは77人(43.5%)で、このうち医療機関へ一時入院した人は22人だった。分離せずに助言・指導をしたのは44人、ケアプランを見直す措置を取ったのは26人だった。
 虐待を受けた高齢者の性別を見ると、男性が26.8%、女性が73.2%を占めた。年齢別では、80~89歳が最も多く42.1%、次いで70~79歳が35.5%を占めた。虐待を受けた要介護状態の高齢者のうち、89%は認知症の症状があった。誰から虐待を受けたかを分類すると、息子から虐待を受けたケースが38.7%で最多。次いで夫からが27.3%だった。娘からが10%、妻からが6.0%、孫からが5.3%だった」。引用ここまで

ギャンブル依存症は病気 2月1日に津で基礎講座
2015年1月17日 中日新聞
 引用「ギャンブルにのめり込み、抜け出せなくなる心の病気「ギャンブル依存症」への理解を深める基礎講座(中日新聞社後援)が、二月一日開かれる。
 ギャンブル依存症の啓発や患者の支援に取り組んでいる一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」(事務局・東京)の主催。ギャンブル依存症の父や夫を持つ代表の田中紀子さん(50)が講師を務め、症状など病気の基礎知識や、患者同士の自助グループへの参加といった治療法について話す。
 考える会によると、ギャンブル依存症の正式病名は「病的賭博」で、厚生労働省の推計では全国で五百三十六万人の患者がいるとされる。ギャンブルを続けるために借金を重ねたり、犯罪に手を染めたりなど深刻な結果を招く一方、本人も周囲の家族らも「病気」という認識が薄く、治療を受けている患者は二千人ほどにとどまっている」。引用ここまで

<関連ニュースクリップ>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

<ブログ閲覧者の皆様へご案内>
卒業生の実践報告 ソーシャルワーク実践研究会 2015年2月21日 一般公開 無料

日時 2015年2月21日(土) 14:30から16:30(研究会終了予定)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)
 ソーシャルワーク実践研究会は、本校卒業生の社会福祉士からの実践報告・現場レポートや、ディスカッションなどを行なっています。また、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者との交流の場となっています。
  ソーシャルワーク実践研究会は、卒業生や在校生、入学予定の方はもちろん、福祉職員の方や社会福祉に関心をお持ちの皆様の参加も歓迎です。


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です

日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube



by yrx04167 | 2015-02-10 22:44 | Comments(0)