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日本福祉教育専門学校入学 新入生の皆様へメッセージ 社会福祉士受験支援講座筆者 社会福祉士養成学科教員

2016年4月7日(木)は、日本福祉教育専門学校の通学課程の入学式です。
 本校各学科の新入生の皆さんは、入学式のご案内をご確認下さい。

 当日、ブログ筆者(本校社会福祉士養成学科 学科長)も会場受付にて皆さんをお待ちしています。 

 新入生とご家族の皆様、ご入学、おめでとうございます。日本福祉教育専門学校の教員の一人として、心から歓迎します。
 入門講座やオープンキャンパス、入試等で、入学前にお会いした方々も多いのですが、入学式で初めてお会いする方も合わせて、これからの在学中も卒業後も、よろしくお願いします。
 社会福祉士養成学科(通学1年課程)の今年度新入生の皆さんは、大学から引き続き学ぶ方も多く、また久しぶりの学生生活の方もおられます。
 良き学びは、一生の宝となり得るものです。そのような学内外の学びの機会、仲間と出会う接点に、この学校がなれたらと切に願っています。
 また本校での学びは、専門職としてのキャリアの入口です。資格取得は、スタートラインに着く通過点に過ぎません。
 本当のスタートになる就職後の、社会福祉士としての実践力を養成するのがこの1年間であり、卒業後も個別にスーパービジョン等の支援、ソーシャルワーク実践研究会を開催し卒業生の自己研鑚の支援を続けていきます。これらのプロセスのなかの1年間になります。

 この3月に卒業した社会福祉士養成学科の卒業生の多くは、福祉施設や、病院相談室の医療ソーシャルワーカー、総合相談機関である地域包括支援センター、福祉職公務員、地域福祉を推進する社会福祉協議会、NPOのスタッフ、スクールソーシャルワーカー等に就職していきました。今回の社会福祉士国家試験合格率84.9%、合格者数全国1位の社会福祉士養成学科(一般養成施設)の卒業生達の今後のそれぞれの実践に期待が集まっています。

 さて、4月からは、社会福祉士養成学科(昼間部)と社会福祉士養成科(夜間部)合わせて160名を超える新入生の皆さんを迎えて、日本福祉教育専門学校も社会福祉士養成学科も新たな体制のもと、新年度がはじまります。

 
 講義等でもお話しする予定ですが、皆さんと共に目指すものが三つあります。
 一、ソーシャルワーク専門職を目指す
 これが最重要な課題です。筆者を含め教員・学校側の努力ももちろん必要ですが、学生の皆さんの授業への積極的、主体的な参加の姿勢も必要です。
 新たな知識をまっすぐに吸収し、視野を拡げようとする皆さんの積極性に期待しています。
 また、学生相互の協力、クラスへの貢献、教員と皆さんとのコミュニケーションも必要不可欠です。何故なら、ソーシャルワークは、講義や本を読んで学べることもありますが、演習等のディスカッションに参加することや、実習等の現場における経験から学ぶことも多いからです。
 つまり、学生参加型の講義や演習こそ専門職養成の要であり、教室の主役は学生の皆さんです。
 私自身が担当する講義においては、ソーシャルワークの思考法、高い倫理性、専門職としての自己理解と受容、幅広くソーシャルワーク実践とその価値を捉えることをテーマに、実践事例、関連資料等も広く用いながら、私の実践経験も活かしつつ展開していきたいと考えています。
 また今年は、本校の認知症ケアのコミュニティ活動である「MeMoカフェ」等、学生の皆さんのボランティア活動の後押しを専門職養成の一環として、熱く進めていきたいと考えています。


 二、社会福祉士国家試験の合格
 社会福祉士国家試験は、科目数も多く、学ばなければならない内容も幅広いので、秋頃になって慌てても、合格は危うくなります。
 前期は、講義とその復習が学習の中心です。講義内容とテキストの基本的事項の全体を着実に理解する学習が必要です。
 先日の社会福祉入門講座最終回「社会福祉士試験合格報告会」には、60名を超える社会福祉士養成学科と養成科新入生が集まりました
 今回の合格者の報告によれば、講義が学習の要であって個々の学生が確実に復習しつつ学ぶこと、自習を毎日続ける継続の力が重要だと語っていました。「焦らず、諦めず」持続する姿勢が、合格への王道です。
 学生の皆さんと教職員との二人三脚で合格を目指して
頑張っていきましょう。

 三、充実し、楽しく学ぶ1年間であることを願います
 講義や演習、各自の読書で学ぶことはもちろん、実習等の経験、学友との会話、交流が、専門職として働いていくなかで、支えになるはずです。ある調査の結果によると、ソーシャルワーカーの実践のストレスや、燃え尽きも、支え合える知人・友人・同僚がいれば、予防に繋がる傾向がみられます。また、社会福祉士養成学科(昼間部)、夜間部ともに年齢層も幅広く(60歳代位から22歳)、入学までの経緯も多様ですので、日々の交流から、ソーシャルワーク専門職として成長し、重要なことを学び合えると思います。
 ぜひ、クラスや学科、学校で支え合い、学び合う仲間をつくって下さい。
 皆さんと教職員とのチームワークも求められています。交流を深めていきたいと筆者も願い、楽しみにしています。
 柔軟な繋がりで、専門職になることを、国家試験合格と就職を、皆の力を結集して目指していきましょう


*ソーシャルワークのミッション 優しさを活かして専門職としての社会貢献を
 さて、新入生の皆さんにとって、自分らしさを活かせる仕事、自らの本当の仕事・役割、人間と社会に貢献したい、自己実現を求めての進路の選択、決断であったことでしょう。皆さんが、意義のある仕事を、探し続けたことにより、ここに見つけたのです。今、その希望の種子は、皆さんの手の中に握られています。
 皆さんが期待するように、社会福祉士は、人間を支援する専門職であり、職業としての社会貢献を担う、ミッションと意義のある仕事です。
 苦境の中にある人を相談援助によって支え、グループワークによってコミュニケーションや仲間づくり等の成長のための新たな経験を提供し、コミュニティワークで支え合う繋がりを地域に創るなどが、社会福祉士の仕事です。
 今日、社会福祉の領域では、「子どもの貧困」や子育て支援、社会的孤立、介護を担う家族の支援、就労支援、依存症、コミュニティケア、共生のまちづくり、難病、緩和ケアなどの課題が待った無しです。
 これらのフィールドが、専門職となる皆さんの到着を待っています。他の誰かではなく、皆さん一人ひとりの存在が必要とされています。困窮と孤立のなかにある人々が、皆さんを求めているのです。

*成長する専門職 限りなき前進
 また、社会福祉士は成長する専門職であり、皆さん自身の自己実現、生の拡充も図れます。
 この1年間は学校での学びと実習等における新たな経験によって、卒業後は実践を通して、専門職としても全人的にも成長できることでしょう。
 1年間という短い期間においても、講義や演習で、学生や教育との関わりで、実習で、交流の場で、いろいろな出来事が起こることでしょう、良い経験も、そうではないことも。しかし、虹を見たい人は、雨を好きにならなければ、望んだものを見ることは出来ません。
 皆さんの成長のための雨が、豊かで優しいものであることを願います。
 いずれにせよ、皆さんの学びと希望の実現を、私たちの学校は一丸となって全力で応援します。困ったときには、気軽に相談して下さい。

*社会福祉士を目指して
 航海の出発です。皆さんとは同じ舟に乗り組み、共通の利害、一蓮托生とも言えます。共に前進し、共に努力し、困難なときも支え合っていきましょう。
 船出の時、先回りして不安を雪だるまのように大きく重くしてしまうよりも、希望の風船を大きく膨らませて、航海に携えていきましょう。
 私たちの航海が、どのようなものになるのかは、私たち一人一人にかかっています。潮に流されるのか、後戻りし逃げるのか、あるいは自らの希望に導かれ限りなく前進するのか。
 希望を実現する可能性こそが、この航海、そして人生を面白くさせます。


 社会福祉士養成学科やソーシャルケア学科をはじめ、本校の新入生の皆さんと7日の入学式にて、お会いできることを楽しみにしています。入学式は体調を整えて、お集まり下さい。
 当ブログ筆者も会場でお待ちしています。

 このブログ講座は、筆者が担当する講義や福祉施設職員研修等の記録や関連資料、受験対策重要ポイント、練習問題、お知らせ等で、皆さんの社会福祉士等の学び、実践を、今後も可能な限り支援します。
 新入生の皆さんにとって、学友や私たち教職員と共に過ごす充実した時間になりますように、願っています。
 ソーシャルワークの専門職として人間を支えたい、社会に貢献したい等、志を抱いて社会福祉士養成学科、社会福祉士養成科、ソーシャルケア学科等の本校に入学された皆さんに、歓迎と応援のメッセージを贈ります。

 社会福祉士受験支援講座 筆者(日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科 学科長

<2016年4月8日 学科オリエンテーションのお知らせ>
 社会福祉士養成学科(昼間部)のオリエンテーションは4月8日午後13時から、日本福祉教育専門学校本校舎5階にて行います(地下鉄の場合は、東西線 「高田馬場駅」 4番出口突き当たりの階段を出ると、正面です)。
 オリエンテーション後は、テキスト販売もあります
ので、大きめのキャリーバッグ等が便利だと思います(自分でテキストを持ち帰る場合)。時間や持ち物等の詳細は、案内をご確認下さい。
 オリエンテーションにおいては、「社会福祉士国家試験合格のために」等をお話します。インフォメーションもあります。社会福祉士養成学科の皆さん、当学科の教職員一同、お待ちしています。

<追記>
 本日、平成28年度 学校法人敬心学園の合同入学式を挙行いたしました。本日は、雨のなか、入学式お疲れ様でした。
 新入生のみなさま、保護者のみなさま、ご入学おめでとうございます。

【入学式】平成28年度 敬心学園5校合同入学式を行いました。 日本福祉教育専門学校
 今年度の入学式も、敬心学園グループ全5校合同開催となりました。
あいにくの雨模様となってしまいましたが、1,000人を超える入学生をはじめ、ご家族、来賓の方々にご来場いただきました。

学校法人敬心学園
敬心学園ニュース2016.04.18 平成28年度 学校法人敬心学園合同入学式を挙行いたしました。
引用「2016年4月7日(木)、明治神宮会館(東京・原宿)にて、
 敬心学園5校(日本福祉教育専門学校・日本リハビリテーション専門学校・臨床福祉専門学校・日本児童福祉専門学校・日本医学柔整鍼灸専門学校)の合同入学式を挙行いたしました。
 式典当日は、敬心学園5校にご入学いただいた約1200名の新入生のみなさん、保護者のみなさまを5校の教職員でお迎えすることができました。ここから敬心学園スピリッツである“スチューデント・ファースト”のはじまりです。
また合同入学式では多くの来賓のみなさまにご列席をいただきました。
 第一部 合同入学式式典では、学校法人敬心学園 小林光俊理事長より式辞

 ご列席を代表いたしまして4名のご来賓の方々よりご祝辞を賜りました。
 学校法人敬心学園会長 東京国際大学理事長・総長 倉田信靖先生
 前・国務大臣、参議院議員 山谷えり子先生
 自由民主党 国土交通部会長 衆議院議員 秋元司先生
 前・文部科学大臣政務官 参議院議員 赤池誠章先生

第二部では、世界最古の木管楽器「ディジュリドゥ」の奏者・画家としてご活躍されているGOMAさんをお迎えして特別講演をおこないました。
平成28年度敬心学園合同入学式を挙行することができました」引用ここまで


卒業生、新入生、一般の皆様 お知らせ
ソーシャルワーク実践研究会 社会福祉士現場報告2016年4月16日(土)14時半
 日本福祉教育専門学校高田校舎
今回のテーマ 生活困窮者の相談事業 実践報告 

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
 また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです。
 今回は、卒業生社会福祉士の、生活困窮者の相談事業に関しての実践報告を中心に、生活困窮者支援を考えます。 
 卒業生、新入生、福祉施設職員、一般の皆様、ご参加下さい。参加無料、一般公開。

社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義

*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


認知症カフェ MeMoカフェオープン レポート 会場 日本福祉教育専門学校高田校舎
 MeMoプロジェクトとは
 認知症の方やご家族、地域の方々が安心して住み慣れた街で過ごせるように、「MeMoカフェ(認知症カフェ)」・「認知症サポーター養成講座」・「認知症に関する公開講座」などを当・日本福祉教育専門学校が提供する認知症ケア活動です。


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

相談援助講座第12回 児童福祉概要1 子ども虐待とメンタルヘルス摂食障害とは うつ病自殺、ストレス休職教員


社会福祉士受験支援講座・教員日記ブログのリニューアルを検討中 コメントを下さい 当ブログ筆者
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by yrx04167 | 2016-04-05 23:52 | Comments(0)