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ソーシャルワーク、相談援助実習の意義とは 実習で何を学ぶのか

 社会福祉士の実習がなぜ必要なのか、ソーシャルワーク・相談援助実習の意義
  ソーシャルワークは、生活問題を対象とし、解決・改善をめざして具体的に取り組んでいく実践科学でもある。これらソーシャルワークの学びには、演習、実習を含む。
 ソーシャルワーク、社会福祉援助技術を学ぼうとするとき、理論、知識の学習のみでは、実践のための援助技術は修得できない。つまり演習、実習等の学びがなければ、専門職としての機能や役割が果たすことは難しい。
 実習では、実際にソーシャルワーク実践の現場に出向き,実習期間、学生がソーシャルワークの実習をすることで理論の学習と実践とを結びつける

 相談援助実習のねらい
①相談援助実習を通して、相談援助に係る知識と技術について具体的かつ実際的に理解し実践的な技術などを体得する。
②社会福祉士として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を習得する。ソーシャルワークの倫理に沿った実践、社会への働きかけ、アドボカシーのアクションが求められている。
③関連分野の専門職との連携のあり方及びその具体的内容を実践的に理解する。

 実習で何を学ぶのか
 社会福祉実践に携わるソーシャルワーカーを目指して,現場で出会う多様で個別性をもつ生活問題を理解し、考察することである。
 生活問題として、就労・経済問題,家族関係の問題,虐待,精神保健福祉,介護問題などがどのような背景から生じてきているのかについて分析・評価する能力が求められている。社会の中で存在する差別、企業の就労においても切り捨てられてしまう場合もあり、また押し付けられるスティグマを乗り越えて、自尊感情を取り戻していくという課題が、基底にはあると言える。
 これらの生活問題に直面している利用者への援助過程において, どのような援助が行われるのか,その過程においてどのような援助技術が必要で,そのときの援助者としての姿勢や活動、技術を身につけることが求められる。

 援助者の態度や行動様式、信頼関係の構築、利用者の態度や表情から感情をどのように理解するのか。
 利用者の直面する多様、個別性のある生活問題を援助するときにはどのような理論モデルを援用して援助を展開していくべきかについての知識も必要である。
 例えば、危機介入アプローチ等を用いるのか。アウトリーチ、関係機関との連携等、具体的な活動によって、地域福祉の課題をどのように解決を目指すのか。

 また障害者、精神保健福祉の根幹に今日でも掲げられている自己決定の尊重、ノーマライゼーション、地域生活等に沿った実践ついて、どのような場面でこれらの理念、精神は活かされているのか、その実際を現場から学ぶ
 利用者に対して、日中の作業・活動、食生活、居住環境、家族や地域との関係等の生活の全体を捉える視点を持ちながら、関わり、実習に取り組む。差別等による諦めではなく、共同性、つながりを獲得していく場でもある。
 利用者のライフステージごとの問題や課題を共有するソーシャルワーク専門職として姿勢を、実践から学ぶ。
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by yrx04167 | 2021-04-10 14:43 | Comments(0)