2010年 09月 19日 ( 1 )

<日刊 社会福祉ニュース ソーシャル・ニュース・レビュー>
北九州ホームレス支援機構、更生施設とは

関連ニュース・クリップ*特集:日本の貧困・ホームレスと支援
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路上生活者の年金適正受給を NHKニュース9月19日 4時15分
 引用「路上生活者、いわゆるホームレスの人たちの年金の受給状況などを把握するため、厚生労働省が100人余りを対象にサンプル調査を行ったところ、受給資格があるのに受け取っていない人が5人いることがわかりました。厚生労働省は、路上生活者、いわゆるホームレスの人たちの年金の受給や加入の実態を把握するため、ホームレスの生活を支援している施設に入所している人のうち、113人を対象にサンプル調査を行いました。その結果、60歳以上で、年金の受給資格があるにもかかわらず、手続きを取らずにいるために年金を受け取っていない人が5人いることがわかりました。厚生労働省は、この結果を基に推計すれば、全国でおよそ1200人のホームレスの人たちが、受給資格があるにもかかわらず、年金を受け取っていない可能性もあるとしています。厚生労働省は、今後さらに実態調査を進めるとともに、市町村が実施している生活相談の際などに、年金記録の確認もあわせて行うよう協力を求め、ホームレスの人たちが、年金を適正に受け取れるよう、取り組みを進めることにしています。
引用ここまで

引用
夕感!:北九州ホームレス支援機構 社会との絆、紡いで10年 - 毎日jp(毎日新聞2010年9月18日 西部夕刊)
 路上生活者の自立を支えてきたNPO法人「北九州ホームレス支援機構」(北九州市八幡東区)がこの秋、設立10年を迎える。1000人以上の路上生活からの脱出を手助けし、自立継続率は90%を超える。生活困窮者の増加に歯止めがかからない中、ホームレスを、家族や地域社会といった「絆(きずな)」=「ホーム」を失った人々ととらえ、社会制度としての新たな「絆」づくりの必要性を訴えている。9月10日夜、北九州市小倉北区の勝山公園。支援機構の奥田知志理事長(47)が、前日に亡くなった男性(49)について触れながら、炊き出しに並ぶ約60人に呼び掛けた。機構は男性に病院受診を勧めたが、ついに首を縦に振らなかった。「いろんな事情があるとは思います。でもね、生きてりゃ何とかなりますから。我々も20年間の経験で、解決できない問題ってあまりありません。遠慮なく相談員に話をしてください」 88年から活動を始め、00年11月にNPO法人となった。これまで月2~4回の炊き出し、住居や就職などの自立相談、自立支援センターの運営など幅広く手掛けてきた。 当初は「無職から就職へ」「家がない状態から家がある状態へ」と考えていた。だが、2、3年が経過し、問題の本質は別にあると気付いた。「路上生活者がアパートに入れば問題解決かと言えばそうではなかった。 常務理事の森松長生さん(50)も「住宅支援だけでは不十分。孤立状態をなくさないとホームレスの問題は解決しない」と語る。そこで仕事や金、住宅がない「ハウスレス」(物理的困窮)の問題だけでなく、家族や地域社会との「絆」という「ホーム」を失った「ホームレス」(関係的困窮)の問題を重視する取り組みを進めた。08年のリーマンショック後、路上に立つ若者が増えているという。親兄弟がいて実家もあるのに「帰れない」と口にする若者たち。奥田さんは、この夏に表面化した100歳以上の高齢者不明問題もホームレスと根っこは同じと感じている。「社会のさまざまな絆が切れて、社会そのものが今『ホームレス化』している。違和感を覚える人も少なくないと思うが、赤の他人による社会的な絆を作っていく仕組みが必要だと思う」

毎日社会福祉顕彰:受賞の「みなと寮」理事長・宮武さん笑顔 /大阪 (毎日新聞 9月18日(土)12時51分配信) - Yahoo!ニュース
 「親身になって相談に乗り、将来への道筋をつけてあげたいと思って取り組んできた」。第40回毎日社会福祉顕彰を受賞した、社会福祉法人「みなと寮」理事長の宮武一郎さん(78)。社会福祉の世界に飛び込んで50年余。当時は大阪市港区にあった更生施設「みなと寮」の職員となったのは1956年。入寮者には、アルコールや薬物に依存し生活がすさんだ労働者も多かった。ひざをつき合わせて話し合い、社会復帰の手助けをした。67年に施設長、81年には法人の理事長に。この間、入寮者には心身に重い障害を抱えた人も増え、介護・介助に力を入れる一方、老人福祉事業も手がけ施設を相次いで開所、認知症ケアも進めた。85年、みなと寮の老朽化で河内長野市への移転を計画。寮は救護施設として再出発することにしたが、地域住民の反対に直面した。地域に開かれた施設として高齢者や障害者の入浴サービスや緊急一時保護も実施。住民との交流会も年に1回開催するなどして理解を深めるようにした。近年、ホームレスや刑務所出所後に行き場のない人の支援もする。05年には堺市にホームレスの自立支援施設を開所。昨年からは、刑務所を出所したばかりの障害者や高齢者らを自らの施設で受け入れ、府内の他の救護施設や障害者施設での受け皿づくりも進める。なによりも利用者との対話を重視してきた。「どの施設でも利用者は孤独になりがち。話し相手になることが第一歩」と話す。

長崎新聞ホームページ:高齢者に寄り添い奉仕活動 佐世保の森田さん78歳(9月19日)
 20日は敬老の日。誰もが充実した老後を送る権利があるが、病や貧困、孤独などを抱える高齢者も少なくない。佐世保市の森田さん(78)は、地元で長年高齢者福祉のボランティアに従事。問題を抱える人に寄り添い今も現役で活動を続けている。高齢者と将来老いを迎えるすべての人が「社会性を持ち、死ぬ瞬間まで目標を持って生きてほしい」と話す。今月上旬、介護相談員として同市内の特別養護老人ホームを訪れた森田さんは、顔見知りの入所者一人一人に声を掛けて回っていた。話の間ずっと、高齢者の手を両手で優しくさすり続ける。「手を触ると健康かどうか分かるんです」 同市出身。以前は看護師として全国の公的・民間医療機関を渡り歩き、要職を務めた。夫(故人)が病に倒れたことから1988年帰郷。以後「健康な限り古里にお返しをしたい」と、経験を生かした奉仕活動に取り組んできた。会員が高齢者施設や高齢者宅で、縫い物をしたり相談相手になったりするボランティア団体「なずな会」に参加。公的機関と連携し施設を訪問する介護相談員も10年以上務め、多くの高齢者と向き合ってきた。 数年前の春先の夜。仲間の車で市内を帰宅中、車道沿いの階段に座り込む女性のお年寄りを見かけた。「こんな夜にどうしたの?」。車を止め問い掛けた。「今は昼ですよ」。女性は真顔だった。視線を落とすとはだしのままだった。女性は80歳代の夫と2人暮らし。重度の認知症のようだった。夫は耳が遠く、2人とも近所付き合いはない。介護保険などの福祉制度を利用しておらず、子どもとも疎遠で、家の中は荒れ果てていたという。市などと連携しながら何度も家を訪れ、少しずつ信頼を得て世話に当たったが、女性は約1年半後に亡くなった。「もっと早く見つけていたら」と振り返る。「誰にも言えなかった」と涙ながらに従軍体験を語った人、打ち込んできた仕事を定年で離れ、孤独感を打ち明けた人…。「不幸なお年寄りはたくさんいる」。地域、家族の人間関係の希薄化がその一因と感じる。



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*社会福祉士とは・・・ 「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,地域への援助、施設・団体の運営管理等を行う社会福祉専門職です。
 児童、医療、コミュニティ、障害者、貧困・低所得、女性、高齢者等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です

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