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by yrx04167 | 2011-08-29 20:53
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by yrx04167 | 2011-08-28 16:15
相談援助の理論と方法 第19回講義レジュメ 2011/08/25 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース) 担当:当ブログ筆者

1章2節 相談援助の対象をどうとらえるか・続き
5 集団(グループ)をどうとらえるか
<概要:グループワーク

・グループによる意図的なプログラム活動やグループの相互作用を活用して個人の成長をめざし,個人,集団,社会のさまざまな問題への効果的な対応を支援するもの。

・グループワークの援助媒体は,グループワーカーがグループの目的を達成するために用いる手段のことで,主に次の四つがあげられる。
①グループワーカーとメンバー間の専門的援助関係,
②メンバーの相互作用,
③プログラム活動,
④社会資源である。
・特にグループワークに特徴的な援助媒体は,メンバーの相互作用とプログラム活動である。グループワークでは,ワーカーとの援助関係とは異なる,グループ特有のメンバー同士の関係が互いを支え合うことに役立つ。
 一方,プログラム活動は,グループの目的にそって展開される活動で,メンバーの参加,相互作用の促進,グループ意識の高揚等さまざまな意義がある。

*グループのもつ意義 テキストP13
・人間は社会的存在,あるいは社会的動物である。
 人は「人間」として生まれるのではない。生後の社会生活環境における学習を通じて、「人間」としての諸性質や諸能力を身につけ「人間」につくり上げられていく。
・「人間」としての発達上、深く依存している社会とは、人間のグループ、集団である。
 家族、近隣、学校、友人、職場等グループ経験における学習を重ねて自らの発達を続けていく。
人は、グループでの他者との相互作用を通じて「人間」らしさを獲得していくのである。

○補足:社会化と再社会
*「社会化」とは、「人間らしく」発達していく過程である。発達やしつけ、青年期のアイデンティティ形成として現れる。
 ほかの人々やグループとの相互交渉を通じて,自分が生まれ出た社会のさまざまな行動様式や知識,文化等と接触しながら,その社会の要求するものを順次自分のなかに取り入れ,その社会にふさわしい人間になる過程である。

*また、一生の間に,これまで慣れ親しんできたものの考え方や行動様式を変え,新しい学習をし,自分にとり新しい行動様式を身につけなければならない場合がある。これを「再社会化」という。

*グループワーク=集団の力を活かした援助 テキストP13
・社会福祉施設・機関の利用者を対象に、人間関係調整や生活意欲向上などのために、日常生活の場面で集団援助活動が展開される。
 また、職員の日常業務のなかでのチームワークづくり,支援内容の向上のための話し合い過程などにもグループを活用した集団援助活動がある。
・社会生活への適応能力あるいは訓練を目的にした集団援助活動は、矯正・治療施設でも活用されている。
 病気の治療や社会復帰を目的とする病院,保健所,地域センターなどにおいて展開される当事者や家族への集団援助活動もある。
・在宅福祉サービスの促進を図るため,ボランティアの組織化や訓練のためにグループを意図的に活用する集団援助がある。

*グループワークの定義 
・グループワーク・集団援助技術は、グループ(人為的か自然発生的)を媒体として、援助者がグループの利用者同士の相互作用を意図的に活用していく援助実践である
・グループワークでは、利用者同士の相互作用のなかに、常にプラスの力、すなわち治療教育的力を最大限に生み出していく援助が必要である。

・グループ全体と個別の理解の必要性。

<補足:コノプカのグループワークの定義>
*G.コノプカの集団援助技術(グループワーク)の定

 「ソーシャル・グループワークとは、ソーシャルワークの一つの方法であり、意図的なグループ経験を通じて、個人の社会的に機能する力を高め、また個人・集団・地域社会の諸問題に、より効果的に対処しうるよう、人々を援助するものである。」
・コノプカの定義は、個人の社会生活上の問題解決を、小集団が持つ治療的機能に着目して1960年代に定められた。この定義は、その後の集団援助技術研究の基本となった。

*集団と個別
 コノプカは「集団の中における、あるいは集団を通しての個別化」を目標としたグループワークを実践し、理論化した。それは、グループ内の各個人の相違点を認識することと、多種多様なグループをそれぞれ独自のグループとして認識することの両方に分けられる。

・1940年代から50年代は、治療グループワークが台頭し、障害児施設や一般・精神病院などで導入された。

*「成長志向グループ」と「社会活動(ソーシャルアクション)志向グループ
 コノプカは、個人の「社会的に機能する力」=社会的対処能力(社会生活する力)の向上を第一に掲げ、そのような観点からグループを「成長志向グループ」と「社会活動(ソーシャルアクション)志向グループ」の二つに大別し、理論化した。
・「成長志向グループ」は、グループが持つ「治療的機能」が重視され、個人の可能性の発展、人間関係の改善、社会的に機能する力の向上などを目的としている。
・「社会活動志向グループ」は、社会問題に取り組む社会活動のための援助を目的とする。

・コノプカは、一つのグループがこれら二つの目的をもつこともあり、またすべてのグループをそのいずれかに変えてしまうような過ちを犯してはならないと示している。

*レジュメ2に続く


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第18回講義レジュメ1 システム論とソーシャルワークとは 社会福祉士養成科
 システムの作動とサイバネティックス
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第18回講義レジュメ2 システム論によるソーシャルワーク 社会福祉士養成科
 システム理論による一つのソーシャルワーク論
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第18回講義レジュメ3 ソーシャルワークの概念と定義とは 社会福祉士養成科
 事例:地域包括支援センターにおけるソーシャルワーク
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第18回講義レジュメ4 クライエント・家族のシステムとは 社会福祉士養成科夜間部
 相談援助の対象理解の視点 社会福祉援助活動の変遷

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法



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相談援助の理論と方法 第18回講義レジュメ4 2011/08/18 6・7時限
 社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース)

1章2節 相談援助の対象をどうとらえるか
1 相談援助の対象理解の視点 テキストP7
*社会福祉援助活動の変

・慈善活動による援助を源流とし、援助活動を科学的に実施することを目指し、社会福祉援助の方法が体系化された。発展過程において、「ケースワーク」「グループワーク」「コミュニティ・オーガニゼーション」等の、それぞれの援助対象をもつ、専門分化した援助方法が開発され、発展した。
・それぞれの援助方法の教育を受けた援助者は、自分が習得した援助方法を用い、特定の方法に適合する対象を求めた=各援助者の方法や技術によって、援助が可能な対象者を特定するという傾向があった。自らの専門性を優先した援助者による、対象者の選別とも言えよう。
 それは、援助を要する人々とその問題を全体的に理解するのではなく、援助者側の問題状況の特定、対象化であり、ソーシャルワークの本来の専門性を見失ったとも言える。
・これらの教訓を活かし、システム理論を応用した、今日の援助方法の統合化の流れがある。

2 システム理論による全体的、包括的な対象理
 システム理論を背景とするソーシャルワーク実践は、人と環境との交互作用に焦点を当て、その調和、適応バランスの実現を目指す。

*その前
・人間は環境と交流し、環境は人間の可能性を広げるものであり、阻害するものでもある
・人と環境の調和は、人のニーズ・能力等と社会的環境や文化等との間の調和であり、交流のなかで、不調和が生じる。
・人は環境との調和を維持するために、適応という努力を継続する
・人は状況に対処するため、自分、環境を変化させたり、両者の交換のあり方を変化することにより、環境を変化させようとする。
 環境との交互作用により、適応がなされるという考えである。

3 個人をどうとらえるか
・人が環境に能動的にはたらきかける対処能力の向上と、環境の応答性を強化する、相互作用を改善するための援助活動を展開する。

*クライエントの生活問題をその人の固有の問題として尊重する
・その人固有の生活問題を抱えている生活者として理解する
・バイステックは『ケースワークの原則』のなかで、個別化の原則を「個別化は人間が個人であるべきであり、かつ不特定のたんなる一人の人間一般としてではなく、人格的差異のある特定の人間として取り扱われるべき人間の権利にもとづいている」。
個の存在価値、個人の尊厳に基づいた理解である。

*人間の社会性について理解する
・人間は社会的な存在であり、他者との関係性のなかで生活をしている。
・ブトゥリムは『ソーシャルワークとは何か』において、三つの価値前提として、人間尊重、人間の社会性、変化の可能性をあげている。人間の社会性について、「人間はそれぞれに独自性をもった生きものであるが、その独自性を貫徹するのに、他者に依存する存在であることをさしている」。
・個人の理解のうえで、社会関係性に注目し、社会的役割と機能の認識、発揮を理解する必要がある。

*クライエントは内的能力を有し、それを発展させ、変化させることができると信じる
 生活問題、困難の長期化は、人間にあきらめ、無力感を与える。
 クライエントが自ら問題の解決に向けての行動ができるように支援する過程において、クライエントのもつ力を信頼し、その変化の可能性を信じる必要がある。
 先の価値前提の「変化の可能性」について、「人間の変化、成長および向上の可能性に対する信念」がソーシャルワーク実践に求められる。

4 家族をどうとらえるか
・ソーシャルワークにおいて、家族の存在は重要な位置を占める。
 インフォーマル資源としても重要である。また、問題が発生する場でもある。
・家族関係など、大きく変化がみられ、家族に関わる問題が顕れている。
・家族システムアブローチ -家族をシステムとして理解する。家族員が一定の相互連関関係(つながり)をもち、全体としての家族を構成している。

*解説:家
・日常的な生活共同や生殖などを行う親族集団をいう。どの範囲の親族を家族のメンバーとみなすか、その家族的地位・役割の付与に関する規則は存在するものの,具体的な内容は時代や文化により異なっている。

*利用者の家族は、多くの事例において、キーパーソンとなる。また利用者が医療機関で治療(手術等)を受ける場合の同意など、家族のみがなし得る役割がある。
・しかし、専門職のストレッサーのなかで、利用者の家族は主要なものの一つでもある。

*解説:ストレッサー 
 ストレスを引き起こす因子となるもの。(後述)

*解説:家族システム理
 家族を各部分の特性の総和以上の特性をもつ一つのシステムとして捉える考え方。(後述)

*概要:多問題家
 貧困・傷病・心身障害・問題行動など複数の問題群をかかえた家族をいう。(後述)

・近年では、専門職からの積極的なアプローチなくしては生活が成り立たない人たちの存在が指摘されている。

*利用者の家族が、解決・介入が困難な問題を複数かかえており、援助効果があがりにくい場合、多問題家族といえる。

*多問題家族の特
・問題は複数、かつ慢性化
・社会的孤立状況
・外部に対する強い不信感
・接近・援助が困難な状況

*利用者の生活に与える影
・複数の問題が併発、関連し、虐待などの深刻な問題が発生している家族は、利用者に負の影響をもたらす。
・施設入所により、利用者と家族に物理的な距離が生じることから、精神的にも適度な距離がとれて、家族関係の修復が望める場合もある。
・家族の問題は、利用者が施設に入所したからといって、容易には解決しない。

*支援方法と専門職の役割
・多問題家族では、家族が利用者にとって、不利益をもたらす場合があり、福祉専門職は利用者を擁護することが重要となる。
・併せて、家族関係の断絶を回避し、改善を図ることが求められる。

*施設への過剰な要求としての表出
・家族からの要求に対し、職員チームで「施設として対応可能な範囲」を決め、職員全員がそれに沿って対応する。範囲を超える要求は、過剰な要求として捉える。
・家族への早急な対応、働きかけを継続する。

*利用者への過剰な期待(家族の)
・利用者の家族が、利用者の状態を理解できずに、不可能な自立支援、退所などを要求する、もしくは実行してしまう場合がある。
・福祉専門職として、その家族を把握し、家族が正しく理解できる方法を探る必要がある説明にあたる専門職(医師など)の選択、他機関との連携等。

*利用者に対する無関心(家族の)
・複雑な家族関係、遠い家族で起こり得る問題である。
・福祉専門職からは、連絡・コミュニケーションを継続することが不可欠である。

*システムとしての自動制御性(自動性
・家族の役割関係や習慣。
 家族システムとして、一定の恒常性を保つ力があり、バランスを保ちながら、機能する。
家族のなかで生活問題や苦痛が生じた場合、それを緩和するために家族全体としての適応を図ろうとする

・閉鎖性と開放性
・秩序
・複雑性
・適応性


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ3 ソーシャルワーク・多職種チームワーク 社会福祉士養成
2節 交渉の方法と留意点 1 交渉という技術
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ4 交渉の方法、エンパワーメントとは 社会福祉士養成科
3 他機関との交渉

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ1 人・環境・交互作用、環境アセスメント 社会福祉士養成
 実践における人と環境  補足:人・環境・交互作用の視点
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ2 環世界、ニッチ、ハビタットとは 社会福祉士養成科
 人にとっての環境の意味  一般的な環境の定義
 社会福祉士養成学科・養成科

社会福祉士及び介護福祉士法


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相談援助の理論と方法 第18回講義レジュメ3 2011/08/18 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース)

<テキストⅡ>
1章 社会福祉援助活動の概念と定義 テキストⅡ
*事例:地域包括支援センターにおけるソーシャルワーク テキストⅡ P2

・相談援助の対象をどのようにとらえ、援助・介入の視点をどこにおくかを検討する。

1 制度としての社会福祉と実践としての社会福祉援助活動の相補性
<補足

 社会福祉は、「社会福祉制度」(ハード面)と、「ソーシャルワーク(社会福祉援助活動、実践)」(ソフト面)の二つの実体からなる。この両面は車の両輪である。
・ソーシャルワークとは、社会福祉の価値、理念を実現する方法であり、社会福祉制度の活用と人々との生きた相互の関係を結びながら社会福祉問題の解決を目指して、変化を生みだしていく支援活動であるといえる。
・社会福祉制度のみが存在しても、また逆も、社会福祉の目的を達成することは不可能である。

<テキスト解説>
*制度としての社会福

 人々の社会生活上の諸困難に対する援助を目的とした施策の総称であり、社会的な援助を必要とする人々に対する援護等を困るための制度、施策の体系である。
 社会全体の生活水準に照らし、一定の基準からの乖離があり、改善等を行なう必要が社会的に認められることによって、ニーズが明らかにされ、制度として機能する。

*制度としての社会福祉を展開するために必要な要
①現代社会における社会福祉の水準を具体化する
②社会福祉の思想や理念、目的を具体化する
③社会問題としての援護の必要性を具体化する
④援助の範囲や内容、方法を具体化する

・制度の基準・要件→柔軟な対応が困難、社会の変化に対して制度の硬直性により、要援護者の現実との乖離もあり得る。

*実践としての社会福祉援助活
・「さまざまな生活の諸困難やその当事者および家族、地域住民自らが個別的あるいは組織的に解決するように援助する社会福祉の専門技術である」とされている。
 専門技術を用い、制度としての社会福祉諸サービスの活用のみならず、諸条件の改善・向上を目標としている。

・社会福祉の制度・施策は、社会福祉援助活動を通して、その改善・向上が図られ、制度の充実が社会福祉援助活動を活性化させることにもなる。
 両者は相補的かつ相乗的な関係にあり、社会福祉において車の両輪である。

<補足
・社会福祉制度は、制度そのものが目標にかなうコントロールや操作を行ない、対象者にサービスを提供し、支援する力を持っているわけではない。
 そこには「社会福祉援助活動(ソーシャルワーク)」という専門的な行為が必要である。
「社会福祉制度」は目的を反映した専門的な「社会福祉援助活動」という行為を通じて、初めて本来的に機能する。
・日本における制度としての社会福祉は、誰もが尊厳をもって生きる権利を保障するため、憲法第25条で「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」として規定し、このことを具体化するため、「福祉六法」や精神保健福祉法などによって、さまざまな支援策を講じている。これらを制度としての社会福祉という。
・制度としての社会福祉は広義のとらえ方と狭義のとらえ方がある。広義のとらえ方は、所得保障、保健・医療、住宅、雇用、教育などの施策がめざす目的や目標を指す概念として用いられる。また、狭義のとらえ方は社会保障の一貫として「身体障害者、児童、その他援護育成を要する者が、自立してその能力を発揮できるよう、必要な生活指導、更生補導、その他の援護育成を行うこと」(昭和25年、社会保障制度審議会答申)と規定されるもので、社会福祉事業そのものである。
・一方、実践としての社会福祉援助活動は、先に示した広義の社会福祉、あるいは狭義の社会福祉によって制度化されている福祉サービスや諸々の社会資源を活用し、サービスを必要としている人々に対し、ニーズの充足を図り、自己実現を達成する役割を担う活動で、社会福祉援助活動あるいはソーシャルワーク実践等と表現される。

2 国際ソーシャルワーカー連盟のソーシャルワークの定義(2000) テキストⅡP4
 「ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワメントと解放を促していく。ソーシャルワークは、人間の行動と社会のシステムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である」

・人間の尊厳を中核とした対象理解である。
・ウェルビーイングとは人間として良好・快適な状態(身体・精神・社会・行動)が続いていることを指し、人権の尊重と自己実現、最大限の可能性の追求が主題となる。
・「社会の変革」とは、人間が社会的存在であり、社会的要素に規定された生活の向上のためには、社会そのものを変えていくことに目標をおく。

<補足
・利用者個人の問題を社会構造との関わりで考える視点が必要である。また、個々の問題を解決するため、原因となっている社会構造・問題の変革や、社会的不正義(差別・不平等など)挑戦する姿勢が必要である。

・「人間関係における問題解決」とは、人間関係上の問題に限定せず、社会的環境との相互作用のなかで生じる問題の解決を通して、人々のエンパワメントを促進し、社会的な抑圧から解放していくことを謳っている。

・この定義からは、社会福祉援助の対象を、個人の問題から社会そのものの問題まで、幅広い対象と状況の理解を前提としていることが読み取れる。

・「人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である」、人権を擁護し、社会正義の実現を図ることは、社会福祉の対象理解において重要な視点である。
 ソーシャルワーカーの専門職としての基盤は、人権と社会正義の原理である。人間の尊厳、生命の価値を守り、正義と公正、人々の最大限の幸福を追求する活動なのである。

*同定義の解説:「価値
 「ソーシャルワークは、人道主義と民主主義の理想から生まれ育ってきたのであって、その職場上の価値は、すべての人間が平等であること、価値ある存在であること、そして、尊厳を有していることを認めて、これを尊重することに基盤を置いている。ソーシャルワーク実践は、一世紀余り前のその起源以来、人間のニーズを充足し、人間の潜在能力を開発することに焦点を置いてきた。人権と社会正義は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。ソーシャルワーク専門職は、不利益を破っている人びとと連帯して、貧困を軽減することに努め、また、傷つきやすく抑圧されている人びとを解放して社会的包含(ソーシャル・インクルージョン)を促進するよう努力する。ソーシャルワークの諸価値は、この専門職の、各国別並びに国際的な倫理網領として具体的に表現されている」

・社会におけるさまざまな不平等、差別、抑圧に対して立ち向かい、すべての人間が価値ある存在として尊厳が認められる社会を実現することを目指すことに、ソーシャルワークの価値をおいている。
・個人のニーズの充足、潜在能力の開発、抑圧状況にある人々との連帯、抑圧からの解放により、ソーシャル・インクルージョンを目指す。

<補足
 様ざまな形態をもって行われるソーシャルワークは、人びととその環境の間の多様で複雑な相互作用に働きかける。その使命は、すべての人びとが、彼らのもつ可能性を十分に発展させ、その生活を豊かなものにし、かつ、機能不全を防ぐことができるようにすることである。
専門職としてのソーシャルワークが、焦点を置くのは、問題解決と変革である。従ってこの意味で、ソーシャルワーカーは、社会においての、かつ、ソーシャルワーカーが支援する個人、家族、コミュニティの人びとの生活にとっての、変革をもたらす仲介者である。
 ソーシャルワークとは、価値、理論、および実践が相互に関連しあうシステムなのである。

*レジュメ4に続


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ3 ソーシャルワーク・多職種チームワーク 社会福祉士養成
2節 交渉の方法と留意点 1 交渉という技術
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ4 交渉の方法、エンパワーメントとは 社会福祉士養成科
3 他機関との交渉

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ1 人・環境・交互作用、環境アセスメント 社会福祉士養成
 実践における人と環境  補足:人・環境・交互作用の視点
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ2 環世界、ニッチ、ハビタットとは 社会福祉士養成科
 人にとっての環境の意味  一般的な環境の定義

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法

相談援助の理論と方法 第18回講義レジュメ2 2011/08/18 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース)

3章 人と環境の交互作用・続き
5 システム理論による一つのソーシャルワーク論
<補足

・人間を取り巻く(囲繞する)システムは,新たな情報・資源・エネルギーを提供する。
環境的要因によりクライエントやワーカー・システムは影響を受け,それに即した対応や自己変容を行なうことによって,均衡や安定が維持される。環境を遮断した人間の社会生活やソーシャルワークの存在はありえない。相互の変容と調整が必要となる。
 システム間,システムの要素間の不調和に関わること(=媒介者)がソーシャルワーク実践活動の本質の一つである。

<テキスト解説
・システムの行動(作動)は、「情報ならびに情報処理によって制御された資源ならびに資源処理」(情報-資源処理)と抽象的に一般化される。

*情報-資源処理(システム理論の一般化
・人や社会システムの行動は、動機づけ(動因喚起と目標設定)に規定されながら、必要な物事を認知し、評価し、指令を出すという形で行われている。
 この機能の「制御機能を果たす記号」の集合が「情報」であり、システムは、情報を貯蔵、伝達し、情報の意味を変換する「情報処理」を行なっている。
・動因喚起とは、当該システムの「要件不充足状態」の情報である。
・目標設定とは、当該システムの「要件充足状態」が情報化されることである。
・未情報化や誤情報化があり得る。

*資源の4分類
①物的資

 自然(生態)環境、建物、材料等の各種の物質的エネルギー的資源を包括する。(例:食糧)
②情報的資
 上記の制御機能を果たす以外の記号の集合、各種情報処理用具を含む(例:盲導犬)。
③人的資
④関係的資
 3種の資源に対する「所有」を保障する社会関係(例:貨幣と権利、生存権)

・例:生活保護の受給により、貨幣という関係的資源を獲得し、それにより、他の3種の資源を購入できる。権利という関係的資源が豊かになれば、資源へのアクセスが可能となり、要件充足の可能性が高まる。

・資源の処理とは、資源を貯蔵し、移送し、資源の用役を変え、資源の所有の仕方を変えるといった変換を意味する。

・「所有」「制御能」とは、資源の処理に対して、自主的・実効的な意思決定の可能性を意味する。
ただし、事実上の所有・制御能と権利上の所有・制御能を混同できない。
*資源空間の4区分
①事実のうえでも権利のうえでも制御された資源の集合  =内部環境
②権利上は制御されていないが事実上は制御された資源の集合 =準内部環境
③権利上は制御されているが事実上は制御されていない資源の集合 =外部環境
④事実上も権利上も制御されていない資源の集合 =外部環境
・資源が内部環境に組み込まれる度合いが多ければ、豊かさを示す。
・資源処理は情報処理によって制御されており、システムの資源環境のあり方により情報処理の精度も影響を受けるため、資源は情報処理を規定する。

*システム理論からのソーシャルワーク理
・人や社会システムは、情報処理により資源処理を行ない、要件を充足しようとする過程にある。
 「要件」とは、そのシステムの成立・存続・発展に必要な情報一資源処理のストック水準・フロー水準である。
・人、社会システムは、要件充足を目指して行動(作動)している。
 行動・作動がうまくいかない状態が、援助が必要な状態である。
・その要因
①充足すべき要件に関して、未情報化・誤情報化している場合。人的資源の情報的資源の側面での欠損状態(神経的情報処理の不適切性)。
・相談援助には、クライエントの情報処理の機能、あり方を探る側面も含まれ、不適切な情報処理によって生じている未情報化ないし誤情報化を修正する援助でもある。

・情報処理が適切であることが、要件充足への必要条件であるが、十分条件ではない。
 要件充足・指令情報の実行を妨げるのは――資源空間が保障されず、人体の機能性や情報処理用具が不足し、内部資源や準内部資源が欠乏、資源が外部化されている。

・援助者が関係的資源を供給することにより、内部資源を豊富にすることが必要になる。
例:ソーシャル・サポート・ネットワークによる関係的資源の提供。

・外部、上位システムの物的資源の不足や、システムの作動が不全である場合もある。
例:支援機関が活動しようとしても周囲に十分な資源がない。
 それらの資源をどう豊かにするか、資源の作動をどう機能的にするかという課題が生じる。

・援助者側も情報-資源処理システムである。援助者側も、認知-評価-指令の情報処理過程を経て、資源を処理している。
 援助者が所属する施設・機関のあり方が、その資源空間をどの程度、用意しているかが問われる。
・援助者のもつ情報ストックと、それを基礎にした情報処理(フロー)は、対象システムを把握する際に決定的な影響を与える。

・情報-資源処理パラダイムによるソーシャルワーク理論の構成は、援助のスケルトン(骨格)である(テキスト)。

*システムを考えることの重要
①人の生存は、必ず何らかの環境のなかで、環境と相互作用しつつ、相互に影響を与えながら営まれている。
②環境は「資源の蔵」のみならず、環境がアフォードする価値的性質(環世界)によって、人-環境のシステムを形成している。援助者側からみた客観的環境の側面だけではなく、「その人にとっての環境」という主観的側面を把握しなければならない。
③人は、正負のフィードバックを駆使しつつ、外部も含めた全システム内に位置を占めながら、形態維持や形態形成を行っている。
④人もしくは社会システムをとらえたとしても、システムとしての同型性により、自己組織性による維持・変動過程を想定できる。
⑤システムには自己組織性が備わっているのであり、その性向を強化する援助、環世界のアフォーダンスを強化する方向での援助が考えられる。

*レジュメ3に続


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ3 ソーシャルワーク・多職種チームワーク 社会福祉士養成
2節 交渉の方法と留意点 1 交渉という技術
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ4 交渉の方法、エンパワーメントとは 社会福祉士養成科
3 他機関との交渉

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ1 人・環境・交互作用、環境アセスメント 社会福祉士養成
 実践における人と環境  補足:人・環境・交互作用の視点
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ2 環世界、ニッチ、ハビタットとは 社会福祉士養成科
 人にとっての環境の意味  一般的な環境の定義

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法

相談援助の理論と方法 第18回講義レジュメ1 2011/08/18 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース)

3章 人と環境の交互作用・続き
<前回の補足

*オートポイエーシス
 チリの生理学者マツラーナとバレラによって提唱された、生命システムを特徴づける概念。
 自己生産を意味し、システムの構成要素を再生産するメカニズムをさす。

*ホメオスタシス
・生体が外的および内的環境の変化を受けても、生理状態などを常に一定範囲内に調整し、恒常性を保つこと。また、その能力。神経やホルモンの働きによる。米国の生理学者キャノンが提唱。

*概要:システム論
・システム論の基本的な考え方は,この世界で人間が認識できる最小のもの(素粒子=クオーク)から最大のもの(宇宙)までを一つの体系として見なすことができるとする考え方である。
 一つの対象は,それが最小のものでない限り,多様な要素の相互作用によって構成され,それが 最大なものでない限り,さらに大きな概念や対象の構成要素になっているとする,要素の複合体的体系論である。

*概要:システム論とソーシャルワーク
・システム論は、現在のソーシャルワークの基本的視点と枠組みを支える理論の1つとして機能している。
・ソーシャルワークが取り組むべきさまざまな分野,すなわち個人のパーソナリティを構成する諸要素から社会システムや社会制度を構成する要素の相互関係までを視野に収めることのできる広範 な視点を意味する。
 個人や集団の生活・福祉状況をそれ自身の閉鎖性の中のみではなく,社会や環境と相互関係を持つ開かれた状況の中で捉えるものである。

4 システムの作動とサイバネティックス テキストP62
*フィード・フォワード 

・システムは、内在的・外在的目的か、誘因(インセンティブ)に向かって常に作動している。
 目的、誘因に向けて、予測し、効率的な作動を生み出すことをフィード・フォワードという。
・システムの内的・外的条件は常に変動し、作動計画通りに目的に達するとは限らない。
 変化のなかで安定を生み出すことが必要となる。

*フィードバック
・システムの作動、変動(平衡)は、フィードバックによって生じる。
 ここでのフィードバックとは、結果を評価しつつ(振り返り)、目標達成に資するように情報化して差し戻すことである。

・システム作動中の、「ゆらぎ」等(逸脱)に対するシステムの対応は2種類である。
①負のフィードバック(による形態維持):逸脱を消去し、元の作動に戻そうとする
②正のフィードバック(による形態形成):逸脱を増幅し、新たなシステム状態へと向かおうとする
・正のフィードバックを限りなく増強しようとすると、システムの崩壊に導く場合もある。

<補足>フィードバック
 結果を原因側に戻すことで原因側を調節すること。電気回路では出力による入力の自動調整機能、生体では代謝・内分泌の自己調節機能など。

*サイバネティック
・フィードバックを定式化した理論である。サイバネティックスにより、システムは安定と変革を生み出す。
・機械、生命有機体、社会システムに共通する「動的自動詞整システム」に焦点を当てると、サイバネティックスは4層まで構想できる。
①ファースト・サイバネティックス:負のフィードバックによる形態維持(定常状態の維持)
②セカンド・サイバネティックス:正のフィードバックに基づく形態発生・形態形成
③サード・サイバネティックス:正負のフィードバックを交互に混合活用することによる意思決定
④フォース・サイバネティックス:正負のフィードバックを活用する多段的管理システム

<補足>サイバネティックス
・サイバネティックスは、自動制御学とも訳される。生物(人間の制御機能)と機械における制御と通信を統一的に認識し、研究する理論の体系。社会現象にも適用される。第二次大戦後、米国の数学者ノーバート=ウィーナーが提唱。「舵手(だしゅ)」の意のギリシャ語に由来する。

<補足:システム論に基づくソーシャルワーク
* A.ピンカスとA.ミナハンは、1973年、ソーシャルワークを一つのシステムと捉え、システム理論に基づくソーシャルワーク実践では,ソーシャルワーカーは以下の四つのサブシステムの相互作用に関心をもたねばならないとしている。
①クライエント・システム
・個人,家族,グループ,組織など,ソーシャルワーカーが援助の対象とするシステムである。
 クライエント・システムとは、社会福祉サービスを既に利用しているか、サービスを必要としている、援助活動を通して問題解決に取り組もうとしている個人や家族などから構成されている小集団を指す。

②ワーカー・システム=チェンジ・エージェント・システム(ワーカーとその所属機関
 ワーカー・システムとは、援助活動を担当するソーシャルワーカーとそのワーカーが所属する機関や施設とそれを構成している職員全体を指す。

③ターゲット・システム(目標達成のために変革しなければならない人や組織
 ターゲット・システムとは、クライエントとワーカーが問題解決のために変革あるいは影響を与えていく標的とした人々や組織体を指す。
 標的は、クライエントが選択される場合や、クライエント以外のワーカーやワーカーが所属している機関や施設も含む人々や組織体が選択される場合もある。

④アクション・システム(目標達成のためにターゲットに働きかける媒体
 アクション・システムとは、変革に影響を与えていく実行活動に参加する人々や資源のすべてを指し、実行活動のチームワークを構成する人々をいう。
*援助者は必然的に四つのシステムと重層的に関係し、発展させていく。

*レジュメ2に続


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ3 ソーシャルワーク・多職種チームワーク 社会福祉士養成
2節 交渉の方法と留意点 1 交渉という技術
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第16回講義レジュメ4 交渉の方法、エンパワーメントとは 社会福祉士養成科
3 他機関との交渉

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ1 人・環境・交互作用、環境アセスメント 社会福祉士養成
 実践における人と環境  補足:人・環境・交互作用の視点
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 前期第17回講義レジュメ2 環世界、ニッチ、ハビタットとは 社会福祉士養成科
 人にとっての環境の意味  一般的な環境の定義

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法

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by yrx04167 | 2011-08-17 08:54
低所得者に対する支援と生活保護制度
 練習問題

<社会福祉士・精神保健福祉士共通科目 受験対策web夏期講習>

問題13 生活保護法に基づく保護施設に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 救護施設は,心身に著しい障害があるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させ,生活扶助を行うことを目的とする施設である。
B 更生施設は,心身上の理由により養護及び生活指導を必要とする要保護者を入所させ,生業扶助のみを行うことを目的とする施設である。
C 授産施設は,心身の理由又は世帯の事情により就業能力の限られている要保護者に対して,就労又は技能の修得に必要な機会及び便宜を与えて,その自立を助長することを目的とする施設である。
D 宿所提供施設は,住居のない要保護者の世帯に対し住宅扶助を行うことを目的とする施設である。

<組み合わせ>
  A   B  C  D
1 ×  ×  ×  ○
2 ×  ○  ○  ○
3 ○  ×  ○  ○
4 ○  ×  ×  ×
5 ×  ○  ×  ×


*社会福祉士・精神保健福祉士受験対策 web夏期講習
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 受験対策夏期講習 低所得者に対する支援と生活保護制度・重要ポイント1 社会福祉士・精神保健福祉士共通
1.公的扶助とは何か-公的扶助の概念と範囲
◎各国の公的扶助制度の共通する特質 など

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 受験対策夏期講習 低所得者に対する支援と生活保護制度 重要ポイント2 社会福祉士・精神保健福祉士共通
◎生活保護法の「四つの基本原理」 など
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 受験対策夏期講習 低所得者に対する支援と生活保護制度 重要ポイント3 社会福祉士・精神保健福祉士共通
保護の原則 など
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 受験対策夏期講習 低所得者に対する支援と生活保護制度 重要ポイント4 社会福祉士・精神保健福祉士共通
生活扶助

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 受験対策夏期講習 低所得者に対する支援と生活保護制度 重要ポイント5 社会福祉士・精神保健福祉士共通 

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法


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<社会福祉関連情報 ソーシャル・ニュース・レビュー 特集:高齢者福祉・コミュニティ>
買い物弱者調査

筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク
<下記の各記事タイトル(赤色)をクリックすると、全文が読めます
マンションに寝たきり・認知症など高齢者11人閉じ込め、堺市が高齢者虐待の疑いで立ち入り調査  貧困ビジネスか: 関西(読売新聞2011年8月13日)
 引用「認知症などの高齢者11人が住む堺市堺区の賃貸マンション(5階建て)で、全ての居室ドアに内側から開けられない鍵が設置されていることがわかり、市は12日、虐待にあたる疑いがあるとして高齢者虐待防止法に基づき立ち入り調査をした。1階には訪問介護事業所が入っており、複数の入居者が通帳の管理を事業所に委ねていることも判明。市は入居者らに転居を指導する一方、「囲い込み」による貧困ビジネスの可能性もあるとみて調査を進める。市などによると、マンションの入居者は65歳以上の男性5人、女性6人。認知症などで寝たきり状態の人もおり、全員が1階の訪問介護事業所から介護サービスの提供を受けている。うち4人が生活保護を受給している。事業所は堺市内の複数の病院を通じて入院患者にマンションへの入居を勧誘し、大阪市西区の不動産会社に仲介を任せていた。家賃は月額3万8000円程度という。市の調査では、外側からしか開けられない鍵は家主が管理。厚生労働省の省令では、特別養護老人ホームなどでは緊急時を除いて身体を拘束したり、行動を制限したりすることを禁じており、市は「通常のマンションならなおさら許されない」としている。
 さらに、市の聞き取りに対し、生活保護受給者を含む4人が「通帳を事業所に預けていた」と証言。外出制限と合わせ、市は「生活保護受給者の自立を妨げる恐れがある」として受給者らに転居を指導した。
 生活保護を受けて2年半前からマンションに入居しているという70歳代の女性は「鍵は持たされず、預金通帳も介護事業所に預けさせられている。10日に1回、事業所から5000円を渡されるだけ」と話した。市の調査では、金銭管理について住人と事業所の契約書が確認できず、保護を受ける権利の譲渡を禁止する生活保護法に抵触する可能性があるという。
 マンション近くに住む男性は「昼間に70歳ぐらいの車いすの住人男性と近所のスーパーで時々出会う。具体的な不満を聞いたことはないが、『ここを早く出たい』と言っていた。息苦しそうにしていて、マンションまで送ったこともある。ちゃんと世話を受けていたのだろうか」と話していた。
引用ここまで

引用
震災被災地の高齢者の肺炎等のワクチン接種で公費助成を 2011年08月10日 20:06 キャリアブレイン
 民主党の厚生労働部門・予防接種法改正ワーキングチーム(WT、顧問=足立信也参院議員)は8月10日、日本医師会の保坂シゲリ常任理事から、今後の予防接種についてヒアリングを行った。この中で保坂常任理事は、東日本大震災で被災した高齢者が肺炎に発症し、重症化することに懸念を示した上で、肺炎球菌ワクチンによる予防が可能だとして、接種に対する国の予算措置を要望した。 保坂常任理事はまた、インフルエンザ菌b型(ヒブ=Hib)や小児用肺炎球菌など、今年度で終了する3つのワクチン接種の公費助成を継続するとともに、定期接種の対象疾患を拡大する予防接種法の抜本改正法案を速やかに国会へ提出、成立させるよう強く求めた。

高齢者の17%、1人で食事 - MSN産経ニュース2011.8.4 08:25
 高齢者の6人に1人が1人で食事をしていることが、全国農業協同組合中央会の調べで分かった。同居の家族らがいる人は半数以上だった。調査は4月、全国の65~84歳の高齢者908人を対象にファクスを使って実施。前期高齢者(65~74歳)と後期高齢者(75~84歳)が各454人ずつ。それによると、食事をする際の人数が「1人」と答えた人は17・4%。「2人」は57・3%で、「3人」は12・9%。
 「1人」と答えた人の家族構成を見ると、1人暮らしは46・2%と半数以下で、子供と同居20・3%▽子供・孫と同居16・5%-など。同居者がいながら1人で食べているのは、回答者全体の9・3%に上った。JA全中によると、家族がつくる食事が脂っこくて口に合わなかったり、不仲が原因だったりするケースがあるという。
 JA全中は「牛乳・乳製品や果物の不足といった栄養の偏りが、1人だとより顕著になる。高齢者が免疫力を高めるには食事だけでなく社会との関わりも大切」として、家族で一緒に食事をとれる環境づくりを呼びかけている。

地域ぐるみで高齢者守る 石狩-北海道新聞[札幌圏]08/12 15:00
 高齢者を地域ぐるみで見守ろうと、市とコープさっぽろは10日、一人暮らしのお年寄りの安否確認に関する協定を結んだ。宅配時に異変を察知した際、速やかに関係部署に連絡し、対応する体制を整える。 市内でコープの宅配システム「トドック」の利用は約3500人に上り、うち65歳以上は千人を占めている。宅配担当者は、一人暮らしの高齢者件宅で新聞や郵便がたまったポストや、何日間も閉じたままのカーテンなど気がかりな状況があれば、市や地域包括支援センターに連絡する仕組み。市役所で行われた調印式で、田岡克介市長は「高齢者人口が50%に達している地域もあり、日常的に高齢者宅を回る企業との連携は心強い」と感謝。コープの山口敏文専務理事は「行政との連絡体制を強化し、安心して暮らせる老後づくりにつなげたい」と話した。 コープさっぽろは既に札幌市など4自治体と同様の協定を結んでおり、病気や死亡を含めこれまでに24件の異変を発見している。

高齢者45%買い物不便 民生委員7割弱者認識 - 県内のニュース - 宮崎日日新聞2011年08月09日
 身近な店が閉店したり、車の運転ができなかったりして買い物が難しい「買い物弱者」について、宮崎日日新聞とケーブルメディアワイワイは延岡市内の高齢者100人と民生委員100人にアンケートを実施した。民生委員の71%は「買い物弱者がいる」と認識。高齢者の45%が買い物に不便さを感じているものの、実際に相談や支援を求めるなどの行動を起こす人は少ないことが分かった。高齢者に買い物は不便かを問う設問では「いいえ」が53%で半数を上回ったが、「はい」も45%に達した。不便な理由のトップは「店が遠い」(16人)で、体力低下で自宅と店との「距離」がネックになっていた。



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