人気ブログランキング |

<   2013年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

<社会福祉情報・ニュース・レビュー 震災障害者、福島介護施設高齢者死亡率調査、被災地医療、発達障害者支援、障害者・高齢者と犯罪・社会復帰支援>
筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク
 仮設住宅コミュニティ、被災地
 被災地医療支援活動
 介護施設、避難高齢者
 障害者や高齢者再犯予防、地検社会福祉士
<障害者・高齢者と犯罪・社会復帰支援とは 当ブログ筆者のコメント>
 2012年度の講義参考文献(相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法等で回覧)のうち、関連するものを挙げる。
 触法障害者・高齢者の社会復帰支援については、山本 譲司『獄窓記』2004年 (新潮文庫等)を講義にて紹介した。 『獄窓記』は新潮ドキュメント賞を受賞した。2005年に4月にTBS制作でドラマ化された(作品内の本人役は柳葉敏郎が演じた)。山本は、衆議院議員に当選後、秘書給与詐取事件で逮捕され、実刑判決により、服役した。障害を持った服役差者の介助役を担い、獄中の障害者、高齢者と出会い、福祉行政の課題を見出す。
 監獄改良、ソーシャルアクションの源流としては、ハワード John Howard、川北 稔, 森本 真美 (訳)『十八世紀ヨーロッパ監獄事情』」 (岩波文庫)を紹介した。自らの捕虜・拘禁の経験を出発点として,ヨーロッパ11カ国の監獄を歴訪したジョン・ハワード(一七二六―九〇)は,調査と観察にもとづいて,監獄の現状を記録し,衛生と健康、食事、処遇等の改良を提言する報告書をまとめた。
 他、相談援助の基盤と専門職では、日本における監獄学の創始者の1人である、小河滋次郎について解説する。

・なお、厚生労働省社会・援護局「福祉の支援が必要な刑務所出所者の現状」によると、
65歳以上の満期釈放者の5年以内刑務所再入所率は70%前後と、64歳以下の年齢層(60%前後)に比べて高い(法務省特別調査)。しかも、65歳以上の再犯者のうち約4分の3が2年以内に再犯に及んでいる(平成19年版犯罪白書)。
 親族等の受入先がない満期釈放者は約7,200人。うち高齢者又は障害を抱え自立が困難な者は約1,000人。(平成18年法務省特別調査)
  調査対象受刑者27,024人のうち知的障害者又は知的障害が疑われる者が410名、療育手帳所持者は26名。知的障害者又は知的障害が疑われる者のうち犯罪の動機が「困窮・生活苦」であった者は36.8%(平成18年法務省特別調査)
 刑務所出所後、円滑に福祉サービス(障害者手帳の発給、社会福祉施設への入所など)へとつなぐための仕組みがないことから、早期に再犯に至るリスクが高く、対策が必要」
 コメントここまで

東京地検採用の社会福祉士、障害者や高齢者の再犯防げ 橋渡し40人 万引や無銭飲食等 社会(TOKYO Web)
2013年3月30日 朝刊 東京新聞
抜粋:逮捕された高齢者や知的障害者に対し、必ずしも刑罰を与えるのではなく、福祉施設につないで社会復帰を促す再犯防止の取り組みが、東京地検で試行されている。社会福祉士一人を全国で初めて採用し、二カ月で四十人を福祉施設に仲介した。四月からは態勢を拡充して本格的に臨む。
 「四十人の大多数は住むところも仕事もない社会的弱者。福祉の支援があれば逮捕されなかったであろう人も多い。福祉にどうつなぐか、日々勉強です」。一月下旬から地検に勤める社会福祉士の松友さん。二十九日に地検で記者会見し、二カ月の活動を振り返った。
 地検の検事らはこれまでも、起訴猶予とした容疑者や執行猶予付き有罪判決を受けた被告らを福祉施設につないできたが、取り組みは限定的だった。松友さんは、施設とのパイプも豊富。検事が起訴猶予の方針を決めた後、受け入れ先を助言し、施設に橋渡しする試行にかかわっている。
 松友さんによると、高齢者や知的障害者ら四十人のうち住所不定が二十八人。万引による窃盗が最も多く、無銭飲食の詐欺、住居侵入などが目立った。
 寒さをしのぐため他人の住居に侵入したとして逮捕された六十代男性のケースでは、検事から相談を受けた松友さんが、刑務所出所者らに一時的に住居を提供する「自立準備ホーム」への入所を提案し、運営するNPO法人に掛け合った。男性は起訴猶予処分後、保護観察所を通じ円滑に入所できたという。
 松友さんと検察事務官一人の計二人が専従として取り組んできたが、四月からは増員し、「社会復帰支援室」として活動を本格化させる。
抜粋ここまで

2月の失業率4.3%、2カ月ぶり悪化=求人倍率、横ばい(時事通信社) - エキサイトニュース 時事通信社 2013年3月29日 11時16分
抜粋:総務省が29日発表した労働力調査によると、全国の2月の完全失業率(季節調整値)は4.3%と前月に比べ0.1ポイント悪化した。悪化は2カ月ぶり。厚生労働省が同日発表した2月の有効求人倍率(同)は、前月と同水準の0.85倍となった。
 労働力調査で、就業者(同)は9万人増の6298万人、完全失業者(同)は5万人増の284万人だった。
 総務省は失業率悪化について「国内景気の回復期待で、職を求める女性が増え、結果として失業者増となったため」(幹部)と分析。今後は女性の就業が進む可能性があるため、短期間のうちに大きく悪化する公算は小さいとしている。有効求人倍率は、求職者1人当たり企業から平均何件の求人があるかを示す。人手不足感の強い医療・福祉などで高水準の求人が続く一方、自動車など製造業の求人が前年に比べて減少した。 
抜粋ここまで

県、発達障害者支援に「結」マーク 啓発推進、支え合う社会を 長野 - MSN産経ニュース2013.3.30 02:44
抜粋:発達障害がある人やその家族が安心して暮らせる社会実現に向けて県は、人と人が結びあうことを意味する「結(ゆい)」と名付けた発達障害者支援シンボルマークを作成した。発達障害者を支援するさまざまな場面に活用して障害への正しい理解を広げ、だれもが伸び伸びと毎日を楽しく過ごせる環境づくりを進めていく。
 シンボルマークは、県発達障害者支援対策協議会ワーキンググループの委員の家族で、グラフィックデザイナーとして活躍する松川町の吉沢緩子(ひろこ)さんがデザインした。細長い紙を結んで鳥をかたどったマークは、世界自閉症デー(4月2日)のシンボルカラーのライトブルー。鳥のように山を越えて正しい知識が広がることを願い、地域や社会、人と人がしっかりと結びつく支援を表しているという。県健康長寿課によると、都道府県が独自に発達障害者支援のシンボルマークを制定するのは珍しく、運用にあたって先進県の新潟県からアドバイスを受けた。
抜粋ここまで

「おねがい たすけて」…児童虐待:事件2日前、8歳妹が折り紙に綴ったSOSの切なさ(1/3ページ) - MSN産経west
2013.3.30 12:00 (1/3ページ)
抜粋:堺市堺区で、同居する内縁の妻の小学6年の長女(12)を暴行し重傷を負わせたとして、3月、傷害容疑で無職の容疑者(32)が逮捕された。
 容疑者は3年ほど前から内縁の妻や子供たちと暮らしはじめ、しつけと称して暴力を振るっていた。次女は「家に帰りたくない」「ほかの家の子になりたい」と同級生に打ち明けていたという。折り紙に書かれた手紙は、暴力にさらされた日々からのSOSだった。
抜粋ここまで

<児童虐待・児童福祉関連記事 当ブログバックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web 8 児童福祉の概要1 虐待とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web9 児童福祉の概要2 被虐待児童の支援とは 相談援助の理論と方法予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 10 概要・児童福祉施設とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web11 児童相談所、社会的養護とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 障害者虐待防止、児童虐待相談、ハイリスク妊婦・子育支援、高齢者ファッション : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<地域福祉関連情報・震災被災地支援>
震災2年、小山慶一郎が聞く“障害者の声” 日テレNEWS24< 2013年3月15日 21:55 >
抜粋:岩手県の調査によれば、津波などによる県内の死者・行方不明者は、5823人(2013年2月時点)。そのうち障害者は439人(2012年8月時点)で、逃げ遅れたことが原因で亡くなった人もいたという。
 障害者を取り巻く厳しい現実―小山キャスターは、生まれつき耳が聞こえず、岩手・釜石市でひとり暮らしをしている女性(78)も訪ねていた。小山キャスターは、手話を交えて話しかける。
 小山キャスター「地震のときはどうしていたのですか?」
 女性(手話)「3時ごろに大きな地震があって怖かったです」
 小山キャスター「そのときは、どこにいたのですか?」
 女性(手話)「家にいました」
 地震発生直後、彼女は近くに住む妹に連れられて避難所に向かったという。しかし、3月11日の夜、釜石市は停電に見舞われた。暗がりの中では、周りとの意思疎通を図るのが難しかったという。
 小山キャスター「周りの人とのコミュニケーションは?」
 女性(手話)「難しかったです。コミュニケーションができなくて大変だったし、苦しかった」
 震災当日の夜、彼女が体験した暗がりの中での苦しみとはどんなものだったのだろうか。小山キャスターの取材中、彼女は部屋の電気を消し、停電時のようすを再現した。
 小山キャスター「(電気を消した状態で)今、ほとんど見えないですよね。手話も見るのが難しいですよね」
 暗がりの中で、本人は手話を使っているのかもしれないが、その様子はほとんどわからない。周囲の音が聞こえない彼女は、避難所の状況を読みとることができなかったという。家から持参していた懐中電灯で、筆談を試みたそうだが、見えにくかったそうだ。消していた電気を、再び彼女がつけた―
 小山キャスター「やっぱり暗いと見えないですね。難しいですね」
 女性(手話)「苦しいです」
 耳が聞こえない人(手話や筆談に頼る人)にとって、暗がりは言葉を失うのと同じことだ。震災時にどうやって情報を得ればいいのか、彼女は今も不安をかかえている。
 震災から2年がたった今、新たな悩みを抱えた人もいる。岩手・大船渡市の更地となった一角で、自宅のあった場所を指さす男性(59)がいた。震災前は、ここでマッサージ店を営んでいたという。彼は目に神経の障害があり、夜はほとんど目が見えないという。2年前の津波で自宅兼店舗を流され、現在は、仮設の店舗で仕事を再開している。しかし2013年の11月で2年間の契約が切れるという。彼は、この仮設店舗から出ていかなければならないのではないかと心配している。
 この男性は、仮設住宅で、障害がある妻(56)と暮らしている。彼女はわずかに光を感じる程度で、ほとんど目が見えないという。そのため、彼が食事などの面倒をみている。「これからどうなるのかを考えてはいますけど、それが実現するかどうかは、なかなか大変です」と、彼は不安を漏らす。目が見えず、体の不自由な妻に寄り添いながらどう生きればいいのか―悩みを抱えた障害者が今も多くいるのが被災地の現状だ。
 小山キャスターは、取材時に感じた課題をこう指摘する。
 小山キャスター「障害者の方が、いざという時にどう行動していいかわからなかったという点が問題だと感じます。こうした障害者が取り残されないようにするには、どこに誰がいるのかという名簿が重要になります」
 実は震災後、さまざまな福祉団体が障害者の安否確認やサポートをしようとしても、名簿が不十分で、支援が行き届かなかった問題もあったという。内閣府は、今後、自治体に名簿作りなどを急がせる方針を示している。また、被災地からは、行政に頼るだけではなく、普段から助けてもらえるコミュニティを作っていくことが重要だとの意見もある。
 小山キャスター「今回、被災した障害者の方の経験を、次に生かしていくことが大切だと感じました」
 今もほとんど建物がない大槌町の沿岸部を背に、小山キャスターはそう締めくくった。
抜粋・引用ここまで

福島・南相馬市の介護施設から避難の高齢者 死亡率2.7倍 東大調査 日テレNEWS24< 2013年3月27日 10:12 >
抜粋:福島・南相馬市・福島第一原発近くの介護施設から避難した高齢者の死亡率が避難前の2.7倍に達していたとの調査結果が発表された。
 これは、東京大学の研究グループが福島第一原発から23キロ圏内の福島・南相馬市の5つの介護施設に住んでいた高齢者328人の避難後の動向を、避難の経路やケアの状況も含めて調査したもの。高齢者たちは原発事故の後1~2週間で他の県に避難したが、約1年間で75人が死亡し、その死亡率は震災前5年間の平均死亡率の約2.7倍に達していた。
 研究グループは、死亡率が上昇した要因は避難の距離よりも避難先の施設のケアや食事介護の配慮にあると指摘し、すぐに避難するよりも、身体的負担の軽減や避難先のケアの充実も考慮するのが重要だと提言している。
抜粋ここまで

定年延長し被災地で医療活動継続 岩手・陸前高田市の病院長-北海道新聞[道外](03/30 16:40)
抜粋:東日本大震災で患者や職員ら20人以上が亡くなった岩手県陸前高田市の県立高田病院。石木幹人院長(65)は、3月末の定年を延長し、一医師として病院に残ることを決めた。震災の津波で高田病院は最上階の4階まで浸水。石木さんはスタッフや患者約160人と屋上で一晩過ごし、ヘリコプターで救助された。屋上で亡くなった患者もいる。 「一生忘れることはない」。津波で自宅にいた妻たつ子さん=当時(57)=も亡くした石木さんは言葉少なに振り返る。
抜粋ここまで

陸前高田:被災地 看護師等の常駐ボランティア同士が仮設住宅集会所で挙式- 毎日jp(毎日新聞)毎日新聞 2013年03月29日 13時00分
抜粋:東日本大震災のボランティア活動で知り合った新潟県と奈良県の男女が29日、岩手県陸前高田市の仮設住宅集会所で結婚式を挙げた。新郎新婦とも青年海外協力隊の活動経験があり、途上国へ向けていた目を国内に移し、被災者に寄り添ってきた。仮設のお年寄りや子どもたち数十人がモチ料理や童謡の合奏で式を盛り上げ、祝福した。
 結婚したのは新潟県長岡市の団体職員、河内さんと奈良市の看護師、村上さん。河内さんは社団法人「中越防災安全推進機構」に勤め、震災直後の11年4月から約1年間、小友町の仮設に常駐。04年の新潟県中越地震の際の自治会運営ノウハウなどを伝えてきた。
 村上さんは同じ仮設で11年夏から8カ月間、高齢者に声掛けする「見守り活動」などを担った。2人は夕刻のミーティングなどで互いの優しさに触れ、交際に発展したという。
 当初は奈良で挙式する計画だったが、仮設住宅の自治会長、千田さんらが「支援のお礼を込め、みんなで祝いたい」と誘った。特に村上さんの結婚には「誰も顔見知りがいない仮設で初めて部屋を訪ねてくれた」と目を潤ませる被災者もいるという。「器量がよく、地元の男性との見合いも画策したんだげどもなあ」と千田さんは笑う。
 震災前、河内さんは青年海外協力隊員として中米グアテマラで、村上さんは東南アジアのラオスで活動した。ともに中越地震や東日本大震災を機に「足元の日本でも何かしなくては」と思ったという。河内さんは「これからも2人で陸前高田に通い、一人一人が復興するまで見届けたい」。涙と笑顔で「ありがとう」を繰り返した村上さんは「支えているつもりが、気がつけば支えられている」と被災者との絆をかみしめていた。
抜粋ここまで

<当ブログ関連記事バックナンバー>
社会福祉ニュース 情報メモ 生活保護ケースワーカー増員、貧困食生活、福祉避難所、福祉ロボットスーツ : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 生活保護 無料学習教室、生活保護の世代間連鎖、子ども餓死、地域医療と福祉 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 子どもの貧困と健康問題、貧困の世代間連鎖と高校中退、貧困ビジネス規制条例 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 貧困うつ病・メンタルヘルス、貧困自殺・自営業・保証人、エコ福祉活動とは : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

<社会福祉士入門講座web バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web : 社会福祉士受験支援講座・教員日記



日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

日本福祉教育専門学校の夜間通学部

進路検討中の皆様 まだ間に合う2013年4月入学
日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科・養成学科
2013年4月入学 追加募集 4月3日まで受付中
電話 0120-166-255

<お問い合わせ先> 

 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255



<社会福祉情報・ニュース・レビュー 貧困うつ病、貧困自殺、生活保護バッシング、エコ福祉活動、おやきで地域振興>
筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク
<精神疾患と経済的困窮と人間関係の孤立=貧困の三位一体とは 当ブログ筆者のコメント>
 今回、紹介する雑誌記事にもあるように、失業による貧困、生活困窮と精神疾患・メンタルヘルスの問題は、二人三脚である。ブラック企業に代表される、劣悪な職場環境からメンタルヘルスの不調を背負わされ、離職に追い詰められる事例もある。もしくは、メンタルのが健康では無かったが、必死に働こうとした無理により、症状の悪化と離職に陥る事例がある。
 経済的困窮と職場環境の問題、精神疾患・障害とのボーダーライン層を含むメンタルヘルスの問題に加えて、孤立に顕著な人間関係・繋がりの問題が、と三位一体となり、困窮化は進行すると言えよう。
 これらの諸問題の特性を踏まえた、総合的なアセスメントと、全人的な支援を提供する必要がある。それは相談援助のみならず、メンタルヘルス、職業スキル、コミュニケーション能力、家族等のインフォーマルサポートなど、多岐にわたる脆弱性を持った当事者の対処能力の強化には、グループワークによる援助プログラムも不可欠である。既に先駆的な実践が展開されている。
 また、困窮した自営業者等の場合は、債務による自殺未遂の危険性もあるため、危機介入のアプローチが必要とされている。
<筆者コメントここまで>

倒産、リストラ、派遣切り、ブラック企業
ハローワーク相談、求職者支援
起業自殺
ほっとプラス
生活支援戦略と生活保護制度の見直しを検討する特別部会
ふれ愛山里ネットワーク

<生活保護・貧困関連情報>
35歳以上無職独身者調査、仕事を失った理由の最多は精神疾患(うつ病、自殺未遂)、他は介護離職、派遣切り等 失業引きこもり MSN トピックス 2013年3月26日 09:04 (日刊SPA!)

抜粋:現在、無職であるという35~49歳(独身の男女200名)を対象にアンケートを実施。その中で「無職になった理由」という質問に対し、精神的な病気で辞めた人たちが約46%に上った。
 次いで高かったのは、倒産、リストラ、派遣切りといった会社都合で仕事を失った人で約22%。
 「何度かの転職後、正社員として労務管理職に就いたが激務で心身ともに崩れ、自殺未遂を図った」(42歳・男性)、「高校時代から精神的に弱かったが、卒業後、正社員の仕事が見つからず職を転々としているうちに、うつ病になってしまった」(36歳・男性) というような悲痛な声が。働かなければならないと強く思うほど心の状態を悪化させてしまうのだ。再就職以前に、通常の日常生活を送ることもままならず、うつ病に陥ることも珍しくない。事態は一般の無職・独身者より深刻だ。
 また、「持病のヘルニアが重くてもう働けなかった」(35歳・女性)、「交通事故で脊椎損傷。車いすで働く環境がなく自主退社した」(39歳・男性)といった、病気やケガを理由に挙げる人々も約12%存在。
 そして、「父親が病気になり、看病するために退職した」(35歳男性)のように親の介護を理由に会社を辞める人も約8%いた。しかも、「介護に当たっているから就活ができない」(45歳・男性)などのように介護問題を抱えると仕事への復帰も一筋縄ではいかない。
 また、「無職から抜け出せない理由」について尋ねると、「ハローワークの窓口に行っても年齢で門前払いされる」(44歳・男性)と年齢を挙げる人もいれば、「外に出るのが怖い」(44歳・女性)とひきこもりに陥った人もいる。彼らに共通して言えるのは、気力の著しい減退だ。これが悪化して「もういいや」となってしまうと、社会復帰はさらに遠のいていく。
<抜粋・引用ここまで>

「起業した自営業者」の自殺の危険性 自殺に至るまでの期間が短い 資金繰り、取り立て、孤立、保証人問題- MSN トピックス 2013年3月10日 10:00 (J-CASTニュース)
抜粋:みずから起業した自営業者は、自殺の要因が起きてから、自殺にいたるまでの年月がもっとも短い―こんな事実が、NPOによる自殺者遺族への聞き取り調査で明らかになった。主婦の場合より4倍近く短いという。NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」は精神科医ら専門家とともにまとめた「自殺実態白書」を2013年2月28日、発表した。
*「保証人問題が大きく効いている」
 2007年から5年間かけて、自殺者の遺族523人に聞き取り調査をおこなった結果を分析し、まとめた。それによると、職業により、自殺にいたるまでの期間に大きな差があることがわかった。
 自殺の要因が発生してから自殺に至るまでの期間について、職業別にグループの真ん中の値、中央値で比較すると「みずから起業した自営業者」は2年、正規の雇用者は4年、親などから「事業を継いだ自営業者」は4年7か月、非正規の雇用者は6年11か月、主婦は8年3か月などとなり、特にみずから起業した自営業者の期間が短いことがわかった。白書ではこの理由について「保証人問題が大きく効いている」と分析する。
 具体的には、白書は事業不振に加え連帯保証債務の取り立て苦などの原因で自殺した50代の自営業男性の例について、以下のように報告している。
「バブル崩壊後は経営が急速に悪化。請け負った工事の代金が支払われなくなり、資金繰りに窮するようになった。元々融資してくれていた金融機関も応じてくれなくなり、ノンバンクの商工ローンなどからの借り入れも増えていった。連帯保証人になっていた同僚企業や親会社の倒産も相次ぎ、その督促も受けるようになる。半年ほどは巻き返そうと営業活動を続けていたが、督促の電話を受けていた妻が先に精神的に参ってしまい入院。とうとう5人いた従業員を解雇した。
 その後は仕事をせずに家で過ごすことが多くなり、口数も減っていった。資金繰りに窮するようになってから約1年後、会社事務所で自死。消費者金融などからの借り入れも含む数千万円の借用書がそろえてあり、遺書には保険金で精算するよう記してあった。以前から連鎖倒産を呼びかねない自己破産には消極的で、『いざとなれば生命保険がある』と言っていた」
*「介入できる時間はきわめて限られている」
 自営業者の自殺のそもそもの要因は、事業不振や負債、連帯保証を伴う負債であることが多い、と中央大学総合政策学部の崎坂香屋子特任准教授が白書の中で指摘する。そして、それらが起きてから自殺までの期間の短さを見ると、「(自殺防止のために)介入できる時間はきわめて限られているといわざるを得ない」。
 ところが「みずから起業した自営業者」の場合、亡くなる前に専門機関に相談していた人の割合も、63.4%と学生の57.8%についで低い。「負債を抱えながら、追い詰められた気配を周囲に悟らせないようにしていたかのような特徴が見出される」
 さらに「自殺のサインがあったと思うか」との問いに、遺族全体の58%は「あったと思う」と回答しているが、このうちの83%は、当時はそれが自殺の兆候だとは気付いていなかったという結果もある。
 一方で、自殺者全体のうちどこかに何らかの相談に行った人は、結果的には死に至ったものの、死亡までの平均日数が、そうでない人よりも長いことも調査結果からわかっている。
<抜粋・引用ここまで>

生活保護、貧困テーマ「ひとりも殺させない」 生活保護バッシングに疑問呈する さいたまのNPO代表が出版 - Yahoo!ニュース 埼玉新聞 3月26日(火)12時47分配信
抜粋:ホームレスなどの生活困窮者を支援する活動に取り組んでいる民間非営利団体(NPO)「ほっとプラス」(さいたま市見沼区)代表理事の藤田孝典さん(30)が、生活保護や貧困の問題をテーマにした著書を出版した。題名は「ひとりも殺させない それでも生活保護を否定しますか」(堀之内出版)。増加の一途をたどる生活保護受給者や不正受給の問題などを背景に、現政権が生活保護費を削減する方針を打ち出した中、自身の経験に基づいて異を唱えている。
 社会福祉士でもある藤田さんは、生活困窮者らの生活保護申請に同行したり、「ほっとプラス」が運営するシェアハウスで困窮者を保護するなど、多角的な支援で貧困からの脱出を図ってきた。新著を出版した理由について、「昨年夏ごろ、生活保護バッシングがあり、生活保護に対して社会があまりにも無理解だと思った。生活保護を受けるのは『恥』という論調になると、支援が必要な人の足がますます遠のいてしまう」と危機感を持つ。
 県内でも近年、一家孤立死や、電気の供給を止められた世帯の住民が熱中症で死亡する事件が起きている。ホームレスばかりか、住居のある人でも生命に関わる貧困と隣り合わせに置かれている現状が浮き彫りになった。
 藤田さんは大学生時代から、都内でホームレス支援のボランティアに参加。過酷な貧困の実態を目の当たりにし、生活困窮者らを援助する活動にのめり込んでいった。「当時は炊き出しをやる程度。でも、ホームレスになった原因は、いろいろな事情がある。だから彼らに介入し、積極的にケアしないと社会復帰できないし、そういう場をつくりたかった」と藤田さん。弁護士や臨床心理士など、さまざまな専門家と連携しながら支援に取り組む。
 昨年から今年にかけて、藤田さんは厚労省社会保障審議会の「生活支援戦略と生活保護制度の見直しを検討する特別部会」で委員を務めた。著書では特別部会での議論を紹介するほか、生活保護批判への反論も展開している。
 藤田さんは「生活保護は将来の負の資産を減らすための制度。生活保護費を出した方が、受給者がやがて自立して納税者となり、経済も回っていく。約10年間に経験した例を挙げながら指摘した、現在議論されている生活保護制度改革の問題点を考えてほしい」と訴えた。
<抜粋・引用ここまで>

<当ブログ関連記事バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web 12 生活保護・公的扶助とは1 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web13 生活保護・貧困低所得支援2 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web14 生活保護・貧困低所得支援3 生活保護受給者の権利と義務とは 予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web15 福祉事務所、公的扶助ケースワークとは 低所得者支援と生活保護予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web16 生活保護施設、救護施設とは 低所得者に対する支援と生活保護制度予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 生活保護ケースワーカー増員、貧困食生活、福祉避難所、福祉ロボットスーツ : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 生活保護 無料学習教室、生活保護の世代間連鎖、子ども餓死、地域医療と福祉 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 子どもの貧困と健康問題、貧困の世代間連鎖と高校中退、貧困ビジネス規制条例 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<地域福祉情報>
中日新聞:ペレット製造に手応え 事業参入検討 金沢の障害者施設学ぶ:石川(CHUNICHI Web)2013年3月30日
抜粋:金沢市内の障害者施設に通う利用者が二十九日、同市湊の明和工業を訪れ、間伐材などを使った木質ペレット(固形燃料)の製造方法を学んだ。施設を運営する社会福祉法人「あおぞら福祉会」は、障害者の就労促進と森林資源の有効利用を両立させる事業として、参入を検討している。
 環境や農業分野の装置を開発する明和工業の社員が機械の扱い方などを教え、参加者はスギ材の切れ端などを粉砕し、豆粒大のペレットに成形する一連の作業を体験した。施設利用者は「気を付けてやれば十分できる」と手応えを話し、施設の職員は利用者が安全に作業を行えるかどうかを確認していた。体験会は、環境保全に取り組む金沢市のNPO法人「39アース」が木質ペレットの普及による森林保全を目指し、国土緑化推進機構の支援を受けて企画した。
抜粋ここまで

傷んだ白球を再生、座間の障害者施設での「エコボール」事業が好評/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社2013年3月29日
抜粋:高校野球の練習で傷んだ硬式ボールを座間市内の障害者施設が補修し、評判を呼んでいる。プロ野球・横浜大洋ホエールズ投手だった大門和彦さん(47)が考案した「エコボール」という取り組みに加わった。糸が切れ、革がめくれたボールを通所者が一針一針手縫いし、再び命を吹き込んでいく。堅実な仕事ぶりが評価され、修理を依頼する学校が増えている。
 座間市緑ケ丘のNPO法人「きづき」の事務所。赤い縫い糸が切れ、泥で汚れ、革が剥がれたボールが山になっている。精神障害者の女性2人が傷んだボールの籠を前に黙々と針を動かす。金づちでとんとんとたたき、形を整えると一丁上がりだ。「きづき」は、縫い方は近くのスポーツ用品店に教えてもらった。現在、精神的な障害のある男女10人ほどが作業する。県立座間総合高を皮切りに、座間高、大和高と依頼が広がってきた。強豪校の横浜隼人高もその一校。水谷哲也監督(48)は話す。「通常ならば半年くらいで使えなくなってしまうが、修理してもらえば、そこから3、4カ月は使うことができる」
 同法人の岩田文子代表(62)は「自分たちが補修したボールを高校生が練習に再び使う。何より環境に優しいし、通所者が社会とのつながりを実感することができる」と期待を寄せる。課題はお金だ。1球直すのに最低でも20分はかかる。1球50円の修理賃では人件費にもならない。同法人は糸と針の提供を呼び掛ける一方、工賃を支援してもらおうと個人1口千円、企業・団体1口3千円からの協賛金も募集している。通所者の女性(32)は作業の手を止めて話した。「こんなに汚れるまで選手たちは練習しているなんて知らなかった。夏の甲子園の予選が始まったら、球場で応援してみたい」
抜粋ここまで

一宇の味、手作りおやき つるぎの高齢者グループ - 徳島新聞社
2013/3/29 10:07
抜粋:つるぎ町一宇のお年寄りらでつくる住民グループ・ふれ愛山里ネットワークの会員が、地元の食材を使って手作りした「おやき」の販売を始める。4月から徳島市の量販店で売り出すほか、県外への出荷も計画。会員は「一宇の新たな特産品に」と張り切っている。
 おやきは、小麦粉を練った生地に野沢菜などの具材を包んで焼く長野県の郷土料理。会員は、一宇地区で保存食として伝統的に作られる切り干し大根やきんぴらゴボウを具材に使い、生地には少量の餅粉を加える。月600~1000個の生産を目標に掲げ、4月中旬からはホームページを通じてネット販売も行う。価格は3個入りで270円。
 グループは、過疎高齢化が深刻な一宇地区で特産品作りなどを行い、地域活性化を図ろうと2006年に発足。これまでは地元産のフキを使ったまんじゅうの製造販売に取り組んできたが、フキの保存が難しく安定生産できなかった。新たな商品開発を模索するうち、具材にさまざまな総菜が使え、県内では珍しいおやきに着目し、通年で生産することにした。会員の横井さん(85)は「過疎で地区全体の活気がなくなる中、新たな特産品を作って地域を盛り上げたかった。一宇の味を凝縮したおやきを大勢の人に食べてほしい」と話す。

<関連のブログ記事バックナンバー>
社会福祉ニュース 情報メモ 自殺防止ゲートキーパー、自殺者遺族電話相談、障害者アート、大学中退者孤立 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ いじめ防止、職場いじめ実態調査、薬物依存症フォーラム、アビリンピック : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 障害者虐待防止、児童虐待相談、ハイリスク妊婦・子育支援、高齢者ファッション : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

<社会福祉士入門講座web バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web : 社会福祉士受験支援講座・教員日記



日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

日本福祉教育専門学校の夜間通学部

進路検討中の皆様 まだ間に合う2013年4月入学
日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科・養成学科
2013年4月入学 追加募集 4月3日まで受付中
電話 0120-166-255

<お問い合わせ先> 

 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


↓社会福祉士に興味がある方はこちらへ!↓

  • 昼間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 夜間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 通信課程
  • イベント情報
  • 学科紹介
資料請求はこちら


社会福祉士・相談援助web入門講座 第28回
<予習・参考資料>

*「相談援助の基盤と専門職」と「相談援助の理論と方法」「地域福祉の理論と方法」などの予習・プレ学習として活用して下さい。
*地域福祉の概要1 社会福祉協議会
*概要
・社会福祉協議会は,地域福祉の推進を図ることを目的とする民間組織であり、後述の社会福祉法に規定されている。
・市町村社会福祉協議会の事業の一つとして,社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助がある。
・都道府県社会福祉協議会の運営適正化委員会は,福祉サービスに関する苦情についての解決を申し出た者からの相談に応じ,必要な助言を行う。

*地域社会の変
*少子高齢社会の到来に伴い住民組織の代表ともいえる自治会や町内会においても,福祉コミュニティづくりは,重要な課題の一つとなっている。

・高度成長期における工業化・都市化の中で地域の連帯感が希薄化し、さらに成熟社会を迎える中で、これまでのような地域の活力を期待することも難しい。人々の移動性や流動性が高まり、個人主義的傾向も強まる中で、「ご近所」の人間関係が形成されず、地域の求心力の低下を招いている。特に大都市においては、オートロックのマンションに民生委員が入れないという状況もあるように、地域社会の支え合う関係の脆弱化が著しい。

・しかし、地域社会における支え合いの脆弱化は都市部だけの現象ではない。中山間地においては、若年層を中心とした人口流出により地域社会の構成員が減少し、特に限界集落(過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落)のようなところでは、地域社会の維持さえ難しい状況となっている。

・地域社会の変容や住民意識の変化が進む一方で、終戦後のベビーブームに生まれた世代(いわゆる「団塊の世代」)が退職年齢に達し、職域を生活の中心としていた多くの人々が新たに地域の一員として入ってくる。こうした人々を始めとして、住民が地域での活動を通じて自己実現をしたいというニーズは高まってきている。住民が主体的に福祉に参加することで、住み慣れた地域でこれまでの社会的関係を維持しながら、生きがいや社会的役割をもつことができ、より豊かな生活につながることが期待される。

・地域は、隣人たちとの社会的な関係の中で、それぞれの住民が自分らしい生き方を実現していく場であり、歳をとっても、障害があっても、住み慣れた地域で自分らしい生き方を全うできることが、その人の尊厳を支えることになる。その意味で、地域の生活課題に取り組むことは、取り組む側にとって自己実現につながるだけでなく、支援される者にとっても地域で自己を実現し、尊厳ある生活が可能となるものでもある。

*市区町村社会福祉協議
 社会福祉協議会とは、社会福祉法に規定された,地域福祉の推進を図ることを目的とする公共性・公益性の高い民間福祉団体である。「社協」と略称される。行政単位に設置されており,社会福祉法では109条(市区町村社会福祉協議会),110条(都道府県社会福祉協議会),111条(全国社会福祉協議会)に定められている。また、複数の市町村を区域とした広域圏の社協の設置が可能となっている。
 社会福祉法における市区町村社協の構成に関する規定としては,区域内の社会福祉事業または更生保護事業を経営する者の過半数の参加が求められるとともに,「社会福祉を目的とする事業を経営する者」,地域福祉の推進を図る立場から,福祉ボランティア団体等の「社会福祉に関する活動を行う者」が不可欠な構成員として参加を求められている。

 事業は,①社会福祉を目的する事業の企画および実施,
 ②社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助,
 ③社会福祉を目的する事業に関する調査,普及,宣伝,連絡,調整および助成,
 ④その他社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業
 (指定都市社協は,これらに加えて区域内における地区社会福祉協議会の相互の連絡および事業の調整)とされている。

 具体的な事業としては,集落や小学校区などの生活圏エリアでの住民福祉活動を促進する小地域福祉活動,ボランティア活動育成をはじめとするボランティア・センター事業,福祉問題当事者への当事者組織支援,また,これらの当事者・住民の参加による在宅福祉サービス事業の開発などに加えて,当該行政からの委託・補助事業,介護保険関連事業の実施など,地域福祉・在宅福祉に関連する広範な事業を行っている。
 これを担う人材としては,福祉活動専門員やボランティア・コーディネーターなどのコミュニティワーカーや,在宅福祉事業関連の職員が配置されている。
 なお,福祉サービス利用援助事業などの福祉サービス利用支援に関する事業も,展開されている。

*社会福祉協議会の概要(2011(平成23)年2月15日現在
 ・全国社会福祉協議会            1か所
 ・都道府県・指定都市社会福祉協議会   66か所
 ・市区町村社会福祉協議会       1,861か所

*社会福祉協議会の事
・地域福祉活動計画の策定
・心配ごと相談事業
・福祉総合相談事業
・生活福祉資金貸付
 法外援護資金貸付・給付
・地区社協の設置
・小地域ネットワーク活動
・ボランティアセンター(コーナー等)の設置
・ふれあい・いきいきサロンの設置
・社協運営型住民参加型在宅福祉サービス(食事サービス・移送サービス・家事援助サービス等)
・訪問介護事業
 通所介護事業
 訪問入浴介護事業
 居宅介護(ホームヘルプ)事業
 重度訪問介護(ホームヘルプサービス)事業
 行動援護事業
・日常生活自立支援事業
・身体障害児者(家族)の会
 知的障害児者(家族)の会
 精神障害児者(家族)の会
 認知症高齢者(家族)の会
 ひとり暮らし高齢者の会
 ひとり親(母子)家庭の会
 ひとり親(父子)家庭の会
・共同募金支会または分会
・老人クラブ連合会
・ファミリーサポート事業
・学童保育(放課後児童健全育成事業)
・子ども会・こどもクラブの組織化・運営支援
・児童館・児童センターの運営
・小規模作業所等の運営
・移動支援事業(地域生活支援事業)
・高齢者、障害者等を対象にした悪質商法防止のための活動
・食事サービス
・移送サービス

*社会福祉協議会の経緯と現
・社会福祉協議会の源流は、1908年(明治41年)に慈善事業家や団体の全国的な連絡研究機関として設立された、中央慈善協会(初代会長渋沢栄一)である。

・戦後の1949年(昭和24年)、GHQ による「社会福祉に関する協議会の設置」の指示、参議院厚生委員会による勧告において、「中央-都道府県-市町村にわたって一貫し、しかも社会事業の各分野を包括するような、新しい理念にもとづく合理的な社会事業振興連絡機関の創設が不可欠」との指摘があったことを受け、戦後の混乱とGHQ の公私分離の原則により活動が弱体化していた日本社会事業協会(中央慈善協会が前身。社会事業団体・施設経営者が主な会員)と日本民生委員連盟、軍人援護会を母体とする同胞援護会が統合し、1951年(昭和26年)1月、中央社会福祉協議会(現在は全国社会福祉協議会)が結成された。

・都道府県社会福祉協議会とその連合会としての全国社会福祉協議会は、1951年(昭和26年)の社会福祉事業法に規定され、都道府県社会福祉協議会が全国に設立された。その後、順次、市町村社会福祉協議会が設立され、現在では、全ての市町村に置かれている。1983年(昭和58年)には、市町村社会福祉協議会が法定化され、これにより市町村社会福祉協議会の法人化が進み、現在では、ほぼ全てが社会福祉法人格を取得している。

・2000年(平成12年)には、社会福祉法において、市町村社会福祉協議会が社会福祉協議会の基礎単位として位置づけられるとともに、社会福祉協議会の目的が「地域福祉の推進」にあることが明記された。

・市町村社会福祉協議会は、区域内の社会福祉を目的とする事業を経営する者(社会福祉施設等)、社会福祉に関する活動を行う者(ボランティア団体等)が参加し、かつ、社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとされている。
・役員及び評議員の構成をみてみると、社会福祉事業者のほか、自治会・町内会や地区社会福祉協議会、当事者グループ、ボランティアグループなどの代表によって構成され、また、活動においても、事業者間の連絡調整だけでなく、地域福祉活動への住民参加を進めるための様々な取組みが実施されている。

・具体的には、ふれあいサロンや見守りネットワーク活動、地区社会福祉協議会の組織づくりといった住民による地域福祉活動の支援、災害時の要援護者支援活動を行うなど、地域福祉を進める上で重要な役割を担っている。

・従来市町村社会福祉協議会は、公的な福祉サービスが措置であった時代に、ホームヘルプ事業の委託先として事業を行っていた経緯があり、1990年代に高齢者の在宅福祉事業が拡大し、さらに、2000年(平成12年)に介護保険が発足する中で、地域における介護保険事業者となり、業務の大きな部分が介護保険事業に向けられている実態にある。

<地域福祉関連 映像資料>
“無縁老人”をどう支えるのか 動画  NHK クローズアップ現代 2012年1月12日(木)

 去年11月、東京・新宿の路地裏にある木造アパートが火災で全焼。住人のうち、5人の高齢者が焼死。しかし、遺骨を引き取る人も現れないまま、山梨の無縁墓地へ葬られていった。そのアパートは「福祉アパート」といわれる“身元保証人なし”の生活保護受給者専用の住まいだった。命が助かった住民を取材していくと、「生活保護・独り暮らし」の高齢者が急増し、支援が行き届かず孤立を深めている実態が浮かび上がってきた。本来、支援が届くはずの「生活保護」の受給者が、なぜ、社会に居場所を見つけられ“無縁化”してしまうのか?福祉が救いきれない“無縁老人”の姿を浮き彫りにし、急増する単身高齢者を支えるために、本当に必要な支援を考える。

参考・抜粋 社会福祉法(昭和二十六年三月二十九日法律第四十五号
(地域福祉の推進)
第四条  地域住民、社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者は、相互に協力し、福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構成する一員として日常生活を営み、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が与えられるように、地域福祉の推進に努めなければならない。

(市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会)
第百九条  市町村社会福祉協議会は、一又は同一都道府県内の二以上の市町村の区域内において次に掲げる事業を行うことにより地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であつて、その区域内における社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者が参加し、かつ、指定都市にあつてはその区域内における地区社会福祉協議会の過半数及び社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が、指定都市以外の市及び町村にあつてはその区域内における社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。
一  社会福祉を目的とする事業の企画及び実施
二  社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助
三  社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成
四  前三号に掲げる事業のほか、社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業
2  地区社会福祉協議会は、一又は二以上の区(地方自治法第二百五十二条の二十 に規定する区をいう。)の区域内において前項各号に掲げる事業を行うことにより地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であつて、その区域内における社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者が参加し、かつ、その区域内において社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。
3  市町村社会福祉協議会のうち、指定都市の区域を単位とするものは、第一項各号に掲げる事業のほか、その区域内における地区社会福祉協議会の相互の連絡及び事業の調整の事業を行うものとする。
4  市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会は、広域的に事業を実施することにより効果的な運営が見込まれる場合には、その区域を越えて第一項各号に掲げる事業を実施することができる。
5  関係行政庁の職員は、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会の役員となることができる。ただし、役員の総数の五分の一を超えてはならない。
6  市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会は、社会福祉を目的とする事業を経営する者又は社会福祉に関する活動を行う者から参加の申出があつたときは、正当な理由がなければ、これを拒んではならない。

(都道府県社会福祉協議会)
第百十条  都道府県社会福祉協議会は、都道府県の区域内において次に掲げる事業を行うことにより地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であつて、その区域内における市町村社会福祉協議会の過半数及び社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。
一  前条第一項各号に掲げる事業であつて各市町村を通ずる広域的な見地から行うことが適切なもの
二  社会福祉を目的とする事業に従事する者の養成及び研修
三  社会福祉を目的とする事業の経営に関する指導及び助言
四  市町村社会福祉協議会の相互の連絡及び事業の調整
2  前条第五項及び第六項の規定は、都道府県社会福祉協議会について準用する。

(社会福祉協議会連合会)
第百十一条  都道府県社会福祉協議会は、相互の連絡及び事業の調整を行うため、全国を単位として、社会福祉協議会連合会を設立することができる。
2  第百九条第五項の規定は、社会福祉協議会連合会について準用する。

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<予習のために 下記をクリック>
平成24年版厚生労働白書 -社会保障を考える- (本文)|厚生労働省

平成24年版厚生労働白書 資料編|厚生労働省


<社会福祉士web入門講座バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


社会福祉士・相談援助web予習講座1 社会福祉士とは 相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法等 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 25 高齢者福祉の概要6 地域包括支援センターとは 相談援助の理論と方法 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web26 高齢者福祉の概要7 高齢者福祉施設と機関・後編 相談援助の理論と方法 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web27 ドメスティック・バイオレンスと女性福祉 相談援助の理論と方法 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

修了式・卒業式を迎える皆様へご挨拶 当ブログ筆者 2013年3月20日 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科・養成学科
2013年4月入学 追加募集 4月3日まで受付中
電話 0120-166-255

<お問い合わせ先> 

 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 資料請求はこちら 
<入学予定・進路検討中の皆様へ―入学前講義>
私はこうして国家試験に合格した! 社会福祉士入門講座
3/21(木)19時から21時 日本福祉教育専門学校高田校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線 高田馬場駅歩7分

<在校生が語る社会福祉士国試合格のための学習方法>

 社会福祉士養成学科・養成科の入学前講義の最終回は、在校生の合格体験報告会です。
 社会福祉士試験の受験勉強の方法や、国家試験合格、学校生活について在校生が語ります。
 1年間の自己学習の進め方、参考書や模擬試験等の受験対策、学習と生活のバランス、国家試験当日のこと等、在校生たちの体験談です。
当ブログ筆者(日本福祉教育専門学校 専任講師、社会福祉士)は、国家試験と受験対策の概要を解説します。


・社会福祉士=相談援助の専門職を目指す方を対象としたプレスクール・入学前講義です。
 すでに本校に合格された方、これから本校の受験を検討されている方等が対象です。
 皆様の参加をお待ちしています。

日時:2013年3月21日(木)19時から21時
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料

<お問い合わせ・参加予約先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255
予約フォーム:[社会福祉士入門講座] 私はこうして国家試験に合格した 日本福祉教育専門学校


<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です


2013年4月入学 社会福祉士養成科(夜間部)募集要項(入試日程等)日本福祉教育専門学校

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、相談等の実務を行なっています。
社会福祉士及び介護福祉士法

社会福祉士・相談援助入門講座web : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

↓社会福祉士に興味がある方はこちらへ!↓

  • 昼間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 夜間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 通信課程
  • イベント情報
  • 学科紹介
資料請求はこちら


<社会福祉情報・ニュース・レビュー 子どもの貧困と健康、生活保護・貧困の世代間連鎖と高校中退、貧困ビジネス規制条例案>
筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク
<当ブログ筆者のコメント>
*貧困の世代間連鎖
 貧困・生活困窮者は、経済的困窮の影響から、アルコール依存症や、虐待・暴力、多様な家族問題等が重層化する傾向がある。それにより、更なる貧困化、困窮の悪循環が進行すると考えられる。これらは、経済的に困窮したシングルマザー等にみられる

*社会的排除
・現代的な貧困の捉え方の一つとして、欧州諸国を発祥とする、市民社会や労働市場等からの排除を意味する「社会的排除」、またそれは、市民失格とも言える「社会的な資格喪失」、社会的結束からの脱落、「不安定さの悪循環」でもある。それは、ソーシャルインクルージョンの必要性につながる。
 現代における貧困とは、社会の内部における経済的困窮と職業等の地位の下降ではなく、市民社会のその外部への放逐、つまり排除であると考えられる。
・バラとラペールによると、社会的排除とは、多次元的で構造的な過程であり、貧困を単なる経済的・物質的な困窮と捉らえるものではない。それは、経済的脆弱さ、地域社会や人間関係からの疎外・参加機会の喪失、社会的結束・ネットワークの喪失、社会、所得保障・住宅・医療・教育等の社会サービスへのアクセス困難、労働市場からの排除等をもたらす、社会的剥奪であると捉らえる。 (バラ&ラペール 2005 35~39頁等)
 コメントここまで

<生活保護・貧困関連情報>
子どもの貧困問題と健康、小児医療が総合的支援の窓口に 和田浩さん:長野(CHUNICHI Web)中日新聞:2013年2月25日
抜粋:子どもの貧困問題と小児医療に取り組む、飯田市の健和会病院に勤務する小児科医。学会やシンポジウム、雑誌などを通じて事例を発表し「貧困が子どもの健康に悪影響を及ぼしてはならない。貧困は虐待や発達障害といった困難につながることがある。小児科医が困難を見抜く目をもち、丸ごとサポートする窓口になろう」と訴える。
 あるぜんそくの患者さんが浮かんだ。十分な治療が必要なのに定期通院せず、発作の時だけ受診する。思い切ってお母さんに聞くと、母子家庭で経済的に厳しく、受診を控えていた。後日、病院の職員が役所に同行して生活保護を申請した。子どもは定期受診できるようになり、ぜんそくの症状も改善した。その他にも、詳しく話を聞いてみると、貧困問題を抱えた親子がたくさんいることが分かった。
 県内では、医療費は自治体から後日給付される。医療費は後で返ってくるが、いったん窓口で支払わないといけない。その場で払う現金がなければ受診できない。全国では窓口無料化している県の方が圧倒的に多い。長野県でも窓口無料化は必要だ。貧困が受診する機会をブロックしてはよくない。
 抜粋ここまで

貧困の世代間連鎖と高校中退 堺市と関西大の生活保護世帯の高校生調査  - MSN産経ニュース 2012.9.6 14:49 [社会保障]
抜粋:「貧困の連鎖の原因のひとつに、高校中退の問題があるのではないか」。生活保護のケースワーカーの間では、以前からこのような指摘がされていたという。
 堺市では、生活保護世帯の高校進学率の向上を目指し、平成20年度から支援プログラムを実施。87・3%だった進学率を93・7%(平成23年度)まで向上させた。
 だが、高校に進学しても中途退学する生徒は後を絶たない。堺市関係者のひとりは「あまりにあっさりと中退してまうケースがある。中退すればその分、就職もしにくくなるにも関わらず、誰にも相談せず自分で判断してしまう傾向がある」と指摘する。
 義務教育の期間は小中学校の担任教諭によるケアや、生活保護世帯向けの学習支援といった取り組みが広がりつつあるが、高校中退者の支援については「教育、労働、福祉などそれぞれの分野で模索している状態」(厚労省生活困窮者自立支援室)という。
 調査を担当する関西大学の岡田忠克教授は「高校生の年頃は、仕事や人生を考える最も重要な時期。この時期に自分で生きる力を身につけるかどうかが人生を左右する」と指摘する。堺市では、調査結果を元に来年度の支援施策を確立することを目指す。市の担当者は「単にお金を支給するだけでなく福祉施策としての支えどころを明確にし、全国のモデルケースとなるような支援の仕組み作りを目指したい」としている。
 抜粋ここまで

貧困ビジネスの規制強化へ 埼玉、県議会に条例案 - MSN産経ニュス2013.3.4 17:47
抜粋:生活保護受給者から保護費を不当徴収する「貧困ビジネス」を規制するため、埼玉県議会最大会派の自民党県議団は4日、無料・低額宿泊所の事業者に、入居する受給者らと交わした契約内容を県に報告するよう求める条例案を議会に提出した。27日に可決される見通しで、10月1日施行を目指す。宿泊所が適正に運営されているか把握する狙いで、契約期間を1年以内として住居や食事など提供するサービスについて、内容を記した契約書面の写しの提出を求める。違反していると認められた場合、県が是正勧告したり、勧告内容を公表したりできると規定している。
 抜粋ここまで

<当ブログ関連記事バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web 12 生活保護・公的扶助とは1 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web13 生活保護・貧困低所得支援2 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web14 生活保護・貧困低所得支援3 生活保護受給者の権利と義務とは 予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web15 福祉事務所、公的扶助ケースワークとは 低所得者支援と生活保護予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web16 生活保護施設、救護施設とは 低所得者に対する支援と生活保護制度予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 生活保護ケースワーカー増員、貧困食生活、福祉避難所、福祉ロボットスーツ : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 生活保護 無料学習教室、生活保護の世代間連鎖、子ども餓死、地域医療と福祉 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<地域福祉情報>
お年寄りも安心 福祉ベル・緊急通報 住民同士が支え合う (長崎新聞ホームページ3月6日)
 西海市崎戸町の本郷地区自治会は1人暮らしのお年寄りら33世帯に急病や火災などの緊急用に「福祉ベル」を付けた。音が聞こえると近くの人たちが駆け付ける仕組み。福岡昭和自治会長は「もともと住民同士が支え合う人間関係があり、ベルの設置で、さらに安全安心を担保したい」と期待を寄せている。同自治会では約130世帯、240人が暮らしており、その半数が65歳以上と高齢化が顕著。福祉ベルは70歳以上の1人暮らしと、夫婦や親子2人合わせて150歳を超える世帯に取り付けた。
 お年寄りらは、緊急時に居間や寝室などに置いたボタンを押すと、玄関の軒先に設置したベルが鳴動(約80デシベル)。音を聞いた住民らは駆け付けるように自治会で取り決めをした。ベルと合わせ配った「緊急連絡カード」には、かかりつけの病院の電話番号などが記入されている。
 ベルが設置された女性(86)は「夫は亡くなり、5人の子どもは東京にいて、1人暮らし。万一の時は隣近所の人が頼り。ベルがあると安心」と笑顔を見せた。
抜粋ここまで

障害者福祉施設がラーメン移動販売 新潟日報netpark
抜粋:新潟市の障害者就労支援センター「ドリーム」によるラーメンの移動販売が好評だ。施設利用者が自前の製麺工房で麺を作り、市内外の高齢者施設やイベントなどで出来たてラーメンを提供している。県内ではユニークな取り組みだ。ドリームは同様の施設と差別化できるとして、開所した2009年からラーメンとうどんの麺、米粉麺を作ってきた。当初はバザーなどで麺を販売していたが販路が広がらず、いっそスープも作ってラーメンを提供しようと12年1月に移動販売を始めた。ドリームでは今後、さらに施設利用者の技術を高めて稼働率を上げ、収益を増やしていく方針だ。
 抜粋ここまで

障害者と円滑やり取りガイド…宇都宮市 : アラカルトニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
抜粋:宇都宮市は福祉施設の職員やボランティア向けに、障害者との円滑な接し方を手ほどきした「情報バリアフリー推進ガイドライン」を作成した。全国41の中核市で初の取り組みで、県内の自治体でも例がない。市内の福祉施設の指定管理者や社会福祉協議会などに3月中に配布する。
 障害者基本法は国や自治体に対し、障害者が円滑に情報を得られるようなバリアフリー化を進めることを求めている。字幕放送や手話通訳者の導入、情報通信機器の普及などが一般的だ。宇都宮市はさらに踏み込み、現場の職員らが障害者と円滑にコミュニケーションをとることこそが情報バリアフリー化だとして、障害者団体や特別支援学校などの現場担当者からノウハウを集めてきた。
 例えば視覚障害者の場合、点字は1割程度しか使えないとされ、拡大文字やカセットテープ、パソコン音声などの伝達手段も含め「使い分ける必要がある」とした。また、聴覚障害者は、接してすぐに障害があるか分かりづらいため、「声をかけたのに無視された」と誤解されやすい点を注意喚起した。その上で、手話や筆談などの手段を使い分け、あるいは組み合わせるべきとした。
 知的・発達・精神障害者には「笑顔で、ゆっくり、やさしい口調で声をかける」などと助言している。
 抜粋ここまで

<関連のブログ記事バックナンバー>
社会福祉ニュース 情報メモ 自殺防止ゲートキーパー、自殺者遺族電話相談、障害者アート、大学中退者孤立 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ いじめ防止、職場いじめ実態調査、薬物依存症フォーラム、アビリンピック : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 障害者虐待防止、児童虐待相談、ハイリスク妊婦・子育支援、高齢者ファッション : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

日本福祉教育専門学校の夜間通学部


社会福祉士・相談援助web入門講座 第19回
<予習・参考資料>

*「相談援助の基盤と専門職」と「相談援助の理論と方法」などの予習・プレ学習として活用して下さい。
<障害者(障がい者)福祉の概要・後編>
1 障害の例 高次脳機能障害
 一般に、外傷性脳損傷、脳血管障害等により脳に損傷を受け、その後遺症等として生じた記憶障害、注意障害、社会的行動障害などの認知障害等を指す=高次脳機能障害 であり、具体的には、「会話がうまくかみ合わない」、「段取りをつけて物事を行うことができない」等の症状があげられる。これにより、日常生活や社会復帰に困難を来す「高次脳機能障害者」が少なくない。
 これらは、日常生活において大きな支障をもたらす場合があるが、一見してその症状を認識することが困難であることなどから、国民や関係者の間に十分な理解が得られている状況にはない。

*認知障害の傾向
・注意障害:ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりする。ふたつのことを同時にしようとすると混乱する。

・遂行機能障害:自分で計画を立ててものごとを実行することができない。人に指示してもらわないと何もできない。いきあたりばったりの行動をする。

・社会的行動障害:以下のようなものを指して社会的行動障害という。
1  依存性・退行:すぐに他人を頼るようなそぶりを示したり、子供っぽくなったりすること。
2  欲求コントロール低下:我慢ができなくて、何でも無制限に欲しがること。好きなものを食べたり、飲んだりすることばかりでなく、お金を無制限に遣ってしまうことにもみられる。
3  感情コントロール低下:場違いの場面で怒ったり、笑ったりすること。ひどい場合には、大した理由もなく、突然感情を爆発させて暴れることもある。
4  対人技能拙劣:相手の立場や気持ちを思いやることができなくなり、良い人間関係をつくることが難しいこと。
5  固執性:一つのものごとにこだわって、容易に変えられないこと。いつまでも同じことを続けることもある。
6  意欲・発動性の低下:自分では何もしようとはしないで、他人に言われないと物事ができないようなボーとした状態。
7  抑うつ:ゆううつな状態が続いて、何もできないでいること。良く尋ねれば、何をするかは分かっている。

*高次脳機能障害者の支
 高次脳機能障害者の支援については、厚生労働省の「高次脳機能障害支援普及事業」により、病院などの支援拠点機関に相談支援コーディネーター(社会福祉士、保健師、作業療法士等)を配置し、専門的な相談支援、関係機関との連携や調整を行うなど、地域での高次脳機能障害者支援の普及を図っている。
 また、国立障害者リハビリテーションセンターでは、高次脳機能障害支援普及全国連絡協議会の開催や、支援拠点機関などの職員の研修会などを実施するとともに、高次脳機能障害情報・支援センターを設置して、高次脳機能障害に関する情報を集約しホームページで発信している。

・高次脳機能障害者に対して、家族や周囲のインフォーマルサポートを含めつつ,医療・保健・福祉従事者,学校や職場関係者等の、障害の特性を理解した適切な対応が求められる。

2 中途障害者の障害受容の過
*中途障害者=疾病や事故による受傷、後遺症により人生の途中で障害を負った人
・障害受容の過程は、ショック期、回復への期待の時期、混乱と苦悩の時期、適応への努力の時期、適応期に分かれる。(諸説あり)

 障害受容の過程は、適応に向かって一段階ずつ前進するのではなく、一進一退しつつ移行する。
①ショック期
今まで不自由なく動いてきた体が突然の事故・病気により動かなくなりショックと混乱に陥る。
 医師の診断を疑うなど、現実を逃避した行動も見られる。

②回復への期待と障害の受容
 障害を徐々に受け入れながらも回復への期待を膨らませ、リハビリ・訓練に励む。

③自己の再構築
 様々な苦難に遭いながらも障害を克服しようと努力し、自分の将来に向けて自問自答しながら『機能回復』よりも『どうすれば自分の残された機能を活かせるか』に重点 を置き、前向きに社会進出を行い、社会人として適応していく。

・障害受容には,当事者の価値観や人生観なども影響するので,必ずしも一定の過程を辿るものでもなく、障害の程度とは一致しない。
 当事者相互の支援活動であるピアカウンセリングや、当事者の集まりである自助グループも有効である。
 当事者の家族同士の交流も有効である。
 
*発達障害者の支援
・高機能自閉症とは,自閉症のうち知的障害を伴わない状態を言う。
・注意欠陥・多動障害(AD/HD)の子どもは,中度・重度の知的障害や自閉症が認められないにもかかわらず,「不注意」,「多動性」,「衝動性」などによって日常生活に困難を伴う。

 発達障害については、2004(平成16)年12月に「発達障害者支援法」が成立し、発達障害の法的位置づけが確立され、発達障害の早期発見や発達障害者の生活全般にわたる支援をすることとされた。
 また、障害者自立支援法等改正法により、発達障害者が障害者自立支援法・児童福祉法のサービスの対象であることが明確化された。

* 「発達障害」の法的位置づけ
・広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー等)
・学習障害
・注意欠陥・多動性障害
 その他これらに類する脳機能の障害で、その症状が通常低年齢で発現するもの(発達障害者支援法第2条)
 ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)におけるF80-98に含まれる障害(2005(平成17)年4月1日付け文部科学事務次官、厚生労働事務次官連名通知)

(1)発達障害者に対する地域支援体制
 地域において、医療・保健・福祉・教育・雇用などの関係者と連携して、発達障害者やその家族に対する相談支援などを行う「発達障害者支援センター」の整備を推進し、2011(平成23)年度末において47都道府県・18指定都市で実施されているところである。
 これに加え、「発達障害者支援体制整備事業」により、
・乳幼児期から成人期までの各ライフステージに対応する一貫した支援を行うための保健所、保育所などの支援関係機関のネットワークの構築
・発達障害に係る理解を深めるとともに地域における支援につなげていくためのアセスメントツール(発達障害を早期に発見し、その後の経過を評価するための確認票)の導入を促進する研修会の実施
・発達障害者の子育て経験のある親であって、その経験を活かし、子どもが発達障害の診断を受けて間もない親などに対して相談や助言を行うペアレントメンターの活動とその活動をコーディネートする者の配置を推進している。

(2)発達障害者への支援手法の開発・早期支援や普及啓発の実施
 発達障害者一人一人のニーズに対応する一貫した支援を行うことができるよう、先駆的な取組みを通じて有効な支援手法を開発・確立するとともに、発達障害者支援に携わる専門的な人材を育成している。
 また、発達障害などに関して知識を有する専門員が保育所等を巡回し、施設の職員や親に対し、障害の早期発見・早期対応のための助言などの支援を行う「巡回支援専門員整備事業」について、実施市町村の拡大を図ることとしている。
 2007(平成19)年12月に、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とする決議が国連で採択されたことを受け、厚生労働省・日本自閉症協会の主催により都内でシンポジウムを開催するなど、自閉症をはじめとする発達障害に関する正しい知識の浸透を図っている。全国各地においても、「世界自閉症啓発デー」や4月2日から8日までの「発達障害啓発週間」(関係団体等が提唱)において、様々な啓発活動が実施されている。

<当ブログ関連記事バックナンバー>
日刊 社会福祉ニュース 大人のADHDとアスペルガー症候群と就職、ニート支援・雇用、高齢ニート : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*精神保健医療福祉の現状と課題について
 精神疾患については、その患者数が近年急増しており、2008(平成20)年には320万人を超える水準となった。
 治療薬の発展などにより新規患者の入院期間は短期傾向にあり、1年以内に退院する新規入院患者が約9割となった一方で、精神障害による入院患者(約33万人)のうち、1年以上の長期入院者が3分の2(約22万人)を占める状況となっており、精神病床は、昭和30年代以来、長期療養を前提とした少ない人員体制(一般病床に比べ、医師は3分の1、看護職員は4分の3)となっていることから、入院期間をより短くしていくことが重要であるが、そのためには、精神病床の機能分化を進めるとともに、入院中心から外来・訪問など地域生活を支えるための医療の充実が必要である。
 また、精神障害者の入院には、任意入院、措置入院、医療保護入院が主な形態となっている。このうち、自らが病気であるという認識を持たない患者などを対象にする現行の医療保護入院は、保護者の同意がなければ退院できないため入院が長期化しやすく、また、患者本人の意思に反する場合もあるため、本人と保護者との間にあつれきが生まれやすいといった問題があり、特に精神障害当事者やその家族から長く見直しが求められている。

<国家試験受験対策 重要ワード 障害者に対する支援と障害者自立支援 精神保健福祉士共通科目>
知的障害者の権利宣言1971年
 「知的障害者は可能な限り,他の人と同等な権利を有する」
1948年、世界人権宣言「すべて人間は生まれながらにして自由であり,尊厳と権利において平等である」
障害者権利宣言 75年国際連合総会「障害者の権利に関する決議」
1981年、国際障害者年「完全参加と平等」
障害者に関する世界行動計画
1983年から92年「国連・障害者の十年」
1993年から2002年「アジア太平洋障害者の十年」

障害者権利条約「障害者の権利に関する条約」2006年の国連総会で採択。2008年発効。
障害者差別解消法「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」
 合理的配慮の不提供の禁止
障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針(基本方針)
障害者差別解消支援地域協議会

ピアカウンセリング

注意欠陥・多動性障害ADHD

『この子らを世の光に―近江学園二十年の願い―』糸賀一雄


*続く

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<予習のために 下記をクリック>
平成24年版厚生労働白書 -社会保障を考える- (本文)|厚生労働省

平成24年版厚生労働白書 資料編|厚生労働省


<社会福祉士web入門講座バックナンバー>
社会福祉士・相談援助web予習講座1 社会福祉士とは 相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法等 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 8 児童福祉の概要1 虐待とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web9 児童福祉の概要2 被虐待児童の支援とは 相談援助の理論と方法予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 10 概要・児童福祉施設とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web11 児童相談所、社会的養護とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 12 生活保護・公的扶助とは1 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web13 生活保護・貧困低所得支援2 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web14 生活保護・貧困低所得支援3 生活保護受給者の権利と義務とは 予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web15 福祉事務所、公的扶助ケースワークとは 低所得者支援と生活保護予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web16 生活保護施設、救護施設とは 低所得者に対する支援と生活保護制度予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web17 児童相談所の業務とは 相談援助の理論と方法等 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web18 障害者福祉、アスペルガー症候群とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

日本福祉教育専門学校の夜間通学部

<入学予定・検討中の皆様へ―社会福祉士養成学科・養成科の入学前講義>
私はこうして国家試験に合格した! 社会福祉士入門講座
3/21(木)19時から21時 日本福祉教育専門学校高田校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線 高田馬場駅歩7分

入学前講義最終回は、在校生の合格体験報告会です。

・社会福祉士を目指す方を対象としたプレスクール・入学前講義です。これから本校の受験を検討されている方、すでに本校に合格された方が対象です。参加無料。

社会福祉士入門講座 日本の社会保障制度・何が問題か 日本福祉教育専門学校
3/7(木)19:00から21:00 参加無料
日本福祉教育専門学校高田校舎 ※校舎が2つありますので、ご注意ください。
 社会福祉士を目指す方を対象としたプレスクールです。実際の授業を受講できる入学前教育です。
これから本校の受験を検討されている方、すでに本校に合格された方が対象です。
<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


↓社会福祉士に興味がある方はこちらへ!↓

  • 昼間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 夜間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 通信課程
  • イベント情報
  • 学科紹介
資料請求はこちら


<社会福祉情報・ニュース・レビュー 生活保護ケースワーカー増員、貧困食生活、福祉避難所、ブラック企業ハローワーク>
筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク
<当ブログ筆者コメント>
・貧困とは、複合的な生活問題である。
 例:生活困窮+不安定雇用+多重債務+アルコール依存症+学歴、生育環境による不利
・貧困とは、経済的困窮に重複して、心身の健康破壊と医療格差、虐待・暴力(児童やパートナー)、自殺、子どもの発達・教育格差・非行、家族問題等の、問題の重層化や負の連鎖を招くものである。
・貧困は、子どもへの世代間連鎖、教育格差、人生のスタートラインにおける不平等も問題とされている。
・社会福祉の視点からは、複合的な問題である貧困に対して、全人的・総合的な理解と援助が求められる。
 ①個別の心理・社会的な問題・健康問題、②人間関係、③社会的な背景・問題、④これらの過去と現在が関連して、個別に現れると考えられる。
・背景には、非正規雇用等の社会的な問題がある


<生活保護・貧困関連情報>
生活保護ケースワーカー増員へ 全国で千人超 (共同通信2013年3月2日 16時49分) - エキサイトニュース
抜粋:政府は2日、生活保護のケースワーカーを2013年度に増員する方針を固めた。受給者が過去最多の214万人超と急増していることに対応するためで、13年度予算案で自治体ごとの標準的な職員配置数の基準を見直し、体制強化に取り組む。全国で千人を超える増員につながるとみられる。ケースワーカーは、福祉事務所で生活保護の受給手続きや相談などに応じる
<抜粋ここまで>

貧困食生活・スナック菓子・菓子パン・ハンバーガー 格差社会の食生活で若者の“オヤジ化”が加速している(週プレNews) - エキサイトニュース
抜粋:奥仲哲弥医師(山王病院副院長・呼吸器センター長)が、次のように指摘する。
 「収入の少ない若い世代が、ファストフードや菓子パンを主食にしていることも大問題ですね。これにスナック菓子と甘味飲料を加えた食生活を続けていると、すぐにでも糖尿病予備軍になりそうです。30代ですでに血管が狭まり、若年性心筋梗塞や脳梗塞になる危険もあると思います」
 自分は太っていないから大丈夫、というわけでもないらしい。
「ハンバーガー1個でも、体には余分な脂肪がたくさんたまります。痩せ型でコレステロール値が低くても中性脂肪値は異常に高い、という人もいるんです」(奥仲先生)
 糖分や脂肪分過多の食事を続けることは、自分の体年齢を無理やり引き上げ、しかも、こうした食生活はメンタルにも悪影響を及ぼすようだ。
「すぐエネルギー源になる糖分が、今の日本にはあふれていますよね。それを制限なく取り続けていると、若いうちはすい臓が元気だからたくさんインスリンが出ます。細胞がそのインスリンの力で血液から糖分をどんどん引き入れるので、逆に低血糖になってしまう。これがひどくなると、抑うつ状態になります。若い人のうつ症状には、このタイプも少なくありません」(本郷赤門前クリニック院長・吉田たかよし医師)
 さらに血糖値が低くなることで、抑うつ状態だった人が、急に暴力的になることがある。
<抜粋ここまで>

マックで夜明かす男性「ハロワはブラック企業ウジャウジャ」(NEWSポストセブン) - エキサイトニュース
抜粋:歌舞伎町一番街に足を踏み入れた。午前2時、マクドナルドに入った。3階のイートインスペースで20人ほどが、テーブルに突っ伏している。中高年もいる。チノパンにパーカーの20、30代もいる。足許に、バックパックやキャリー。ワンドリンクで一夜の平安を確保した者たちである。
「ハローワークに行かないの?」
「ハロワ? ブラックうじゃうじゃ。また使い捨てられ、ウツにさせられ、死にに行くみたいなもんすからね」
 礼もいわずにチーズバーガーハッピーセット440円に、かじりついた。食いながら10日前まで働いていた甲州街道沿いの店の話をした。バイトだった。見ている前で、店長が地域担当マネージャーに罵倒される。「なんだこの売り上げは、しっかりやれオカマ」
 あるとき店長から怨み口を聞いた。「去年1年、1日も休みなかったんだ。本部への報告、他店オープンの応援、しょっちゅう突然、人が辞める、その補充。休日出勤残業代もほとんどつかないし」
〈さんまの塩焼き〉〈ボジョレヌーボー〉季節ごとに〈強化商品〉が搬入され、店長はそれを自腹で買い、売り上げの悪い商品を毎日、思い切り食べた。
<抜粋ここまで>

「有期雇用契約」4人に1人 総務省労働力調査(共同通信) - エキサイトニュース
抜粋:雇用労働者5452万人のうち、期間があらかじめ定められている「有期雇用契約」で働く人が1410万人に上ったことが1日、総務省の1月の労働力調査で分かった。労働者の4人に1人が不安定な雇用契約に基づいて働いている実態が裏付けられた形だ。パートや契約社員といった非正規労働者の就労実態を正確につかむため、同省が契約期間などについての調査項目を変更し、今回初めて公表された。
<抜粋ここまで>

<当ブログ関連記事バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web 12 生活保護・公的扶助とは1 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web13 生活保護・貧困低所得支援2 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web14 生活保護・貧困低所得支援3 生活保護受給者の権利と義務とは 予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web15 福祉事務所、公的扶助ケースワークとは 低所得者支援と生活保護予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web16 生活保護施設、救護施設とは 低所得者に対する支援と生活保護制度予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<地域福祉関連情報>
大学校舎を福祉避難所に 苫小牧-北海道新聞[道央]02/26 16:00
抜粋:苫小牧市と学校法人駒沢大(東京)は25日、同法人が所有する苫小牧駒沢大(苫小牧市錦岡)の校舎の一部を、災害発生時に高齢者や障害者を受け入れる福祉避難所とする協定を締結した。市内の西部地区では初めて。 避難所とするのは、研究講義棟の3階にある計12室。112人を収容できる。
 この日は、苫駒大の小堀訓男学長が市役所を訪れ、岩倉博文市長と協定書を交わした。福祉避難所は一般の避難所での生活が難しい高齢者や障害者、妊婦や乳幼児向けの2次避難施設。食料品や寝具、簡易ベッドのほか、紙おむつなどを備蓄。
<抜粋ここまで>

サイバーダイン、福祉用ロボットスーツHALが安全認証取得:日刊工業新聞2013年02月28日
抜粋:サイバーダイン(茨城県つくば市)は27日、同社が福祉向けに展開するロボットスーツ「HAL」が、日本品質保証機構からサービスロボットの安全に関わる認証を取得したと発表した。生活支援ロボットで国際的な認証を受けるのはこれが初めて。国際的に安全性が保証されることで、海外展開を後押しできると期待される。HAL福祉用は筋肉を動かそうとする時に発生する微弱な信号を読み取って、足の動きをサポートするロボット。筋力が低下するなどした患者の下半身に装着し、日常の動作支援などに使う。
<抜粋ここまで>

障害者就労支援事業所が開所、日替わりランチ…宮崎市 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)2013年3月2日
抜粋:ランチメニューの提供などを通じて障害者の就労を支援する事業所「La Foret サンライズ・アゲイン」の開所式が1日、宮崎市高岡町高浜の施設で行われた。
 関西福祉大(兵庫県)で臨時講師を務め、発達障害者支援などの指導をしていた菊池絹子さん(64)が「障害を持つ人たちが古里で暮らせるようにしたい」と、閉店した飲食店を改装して開設。企業での雇用が困難な人に働く場を提供、訓練する「就労継続支援B型事業所」として1月末に県から認可された。
 2月1日から営業を始め、現在、宮崎市や都城市の障害者ら5人が調理の補助や配膳、接客などを行っている。県内産のヒノヒカリや野菜などを使った日替わりランチが735円。利用者を募集中で、ランチのほか、果物や花の栽培、販売も考えている。地元の祭りやバザーなどに参加して住民との交流も進めるという。
<抜粋ここまで>

育てた野菜で交流 松山の障害者施設が「収穫祭」産官学の連携も - 愛媛 - 地域 朝日新聞デジタル2013年3月3日
抜粋:障害者の通所施設「多機能型事業所あゆみ」(松山市)で2日、通所者が育てた農作物を販売する収穫祭があった。周辺の16・5アールの畑で採れたネギや水菜、キャベツなどを買い求める地域の人らでにぎわった。 県中予地方局が今年度始めた施設行事を地域に開放する「見てみてや!愛顔(えがお)の障害福祉施設」の一環。会場では、地元農家から苗をもらって育てたイチゴが「粒が大きい」と人気で、用意した40パックが開店から30分ほどで売り切れた。
 産官学の連携もテーマで、施設関係者だけでなく、県職員や聖カタリナ大(松山市)の学生、愛媛銀行(同)の行員もボランティアで参加。
<抜粋ここまで>

障害者自立へ讃岐逸品シリーズ商品好調、工賃アップの施設も 香川県と施設の共同開発…香川 : アラカルトニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
抜粋:就労支援施設で働く障害者の工賃を上げようと、香川県が2011年度から施設側と共同開発している商品「讃岐逸品シリーズ」の売れ行きが好調だ。
 昨年4月末に発売した和菓子「うどん県バッチ和三盆」は、11月までの約7か月間で370万円に達し、第2弾の焼き菓子「Yumeiri」も4か月で100万円を突破。障害者の収入アップにつながり始めているという。県特産の保多織(ぼたおり)を使ったバッグも近く売り出される。
讃岐逸品シリーズは、県の特産品を使った菓子や雑貨の開発を、施設でつくる県社会就労センター協議会と共同で進める取り組み。受注や販売は協議会の窓口に一本化することで、施設は生産に集中できる。複数の施設で分担して製造することで、供給を安定させるのもねらいだ。
 和三盆を木型に詰めて作る干菓子「うどん県バッチ和三盆」(17個入り1050円)は1施設、希少糖入りシロップと県産小麦「さぬきの夢」を使ったクッキーやパイ、ラスクなどの「Yumeiri」(3袋入り1050円)は現在、6施設が製造。好調な売り上げを受け、工賃を数千円上げた施設もあるという。
 第3弾として企画されたのが、保多織のバッグと、ビジネスバッグ。県が行ったデザインコンペには計27点の応募があり、ベージュと黄色の保多織を組み合わせたバケツ型のトートバッグと、A3判の書類が入る赤色のビジネスバッグが選ばれた。ビジネスバッグは、国などに施設製品を優先的に購入する努力義務を課す障害者優先調達推進法が4月に施行されることから、官公庁の需要に期待しているという。
<抜粋ここまで>

ミャンマーの障害者支援 - 中国新聞'13/3/2
抜粋:島根県邑南町の国際交流団体「瑞穂アジア塾」が、障害のあるミャンマー人の受け入れ、研修を支援している。現地で行政の支援がほとんどない障害者の自立を後押しする。受け入れ2人目のソー・ウインター・ローさん(33)が町内に民泊し、周辺の施設や高校で日本の福祉や技術を学んでいる。ソー・ウインター・ローさんは1歳の時、ポリオの影響で左脚に障害が残った。同国の中心都市ヤンゴンで、障害者の自立へ人材育成に取り組み、1月下旬に来日。2月下旬には町内の矢上高を訪れ、生徒に教わりながら旋盤や溶接機を使った作業に挑んだ。21日まで滞在し、福祉施設の作業を体験したり、ミャンマーでの活動について発表したりする。
<抜粋ここまで>

障害者制作の看板設置へ ローソン108店・県情報発信コーナー - 徳島新聞社2013/3/1 10:23
抜粋:コンビニ大手・ローソンの県内108店舗に設置されている県の情報発信コーナーに、障害者が県産杉の間伐材で作った看板プレートが3月から取り付けられる。
 2006年に県と包括業務提携を結んだローソンは、店内に観光やイベントのパンフレットなどを並べるコーナーを設けている。1日から専用ラックを順次新しくするのに合わせ、障害20 件者が働くセルプ箸蔵(三好市池田町)と就労支援センター・ハーモニー(藍住町)に県を通じてプレート制作を依頼していた。
<抜粋ここまで>

<関連のブログ記事バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web18 障害者福祉、アスペルガー症候群とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 自殺防止ゲートキーパー、自殺者遺族電話相談、障害者アート、大学中退者孤立 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ いじめ防止、職場いじめ実態調査、薬物依存症フォーラム、アビリンピック : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 障害者虐待防止、児童虐待相談、ハイリスク妊婦・子育支援、高齢者ファッション : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

日本福祉教育専門学校の夜間通学部

<入学予定・検討中の皆様へ―社会福祉士養成学科・養成科の入学前講義>
社会福祉士入門講座 日本の社会保障制度・何が問題か 日本福祉教育専門学校
3/7(木)19:00から21:00 参加無料
日本福祉教育専門学校高田校舎 ※校舎が2つありますので、ご注意ください。
 社会福祉士を目指す方を対象としたプレスクールです。実際の授業を受講できる入学前教育です。
これから本校の受験を検討されている方、すでに本校に合格された方が対象です。


<社会福祉情報・ニュース・レビュー 生活保護 無料学習教室、生活保護の世代間連鎖、子ども餓死、地域医療と福祉>
筆者による、社会福祉関連の動向、情報のブックマーク

障害者制作の看板設置へ ローソン108店・県情報発信コーナー - 徳島新聞社
コンビニ大手・ローソンの県内108店舗に設置されている県の情報発信コーナーに、障害20 件者が県産杉の間伐材で作った看板プレートが3月から取り付けられる。

 2006年に県と包括業務提携を結んだローソンは、店内に観光やイベントのパンフレットなどを並べるコーナーを設けている。1日から専用ラックを順次新しくするのに合わせ、障害20 件者が働くセルプ箸蔵(三好市池田町)と就労支援センター・ハーモニー(藍住町)に県を通じてプレート制作を依頼していた。

2013/3/1 10:23
洗濯事業1日から開始 池田町の福祉事業所・ふれ愛の家 - 岐阜新聞 Web
障害者の自立、就労支援を行う揖斐郡池田町下東野の町障害福祉20 件サービス事業所「ふれ愛の家」が1日から洗濯事業を開始する。障害福祉20 件サービス事業所によるクリーニング業は県内でも珍しい。28日、洗濯事業所の完成式が同所で行われ、関係者らが事業発展を祈願した。
 ふれ愛の家は約30人が利用。町営池田温泉のタオルの袋詰めのほか、民間企業の箱折りや排水口キャップの組み立て作業などに従事しているが、受注量が安定しない。このため、同温泉のサウナマットを年間約2万枚受注することを見込み、クリーニング業の開始を決めた。
2013年03月01日08:45


<関連のブログ記事バックナンバー>
社会福祉士・相談援助入門講座web 8 児童福祉の概要1 虐待とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web9 児童福祉の概要2 被虐待児童の支援とは 相談援助の理論と方法予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 10 概要・児童福祉施設とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web11 児童相談所、社会的養護とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 12 生活保護・公的扶助とは1 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web13 生活保護・貧困低所得支援2 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web14 生活保護・貧困低所得支援3 生活保護受給者の権利と義務とは 予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 貧困の連鎖、ホームレス居場所支援、生活保護・無料学習教室 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

日刊 社会福祉ニュース 生活保護の子ども・貧困連鎖・学習支援、教育格差大阪、貧困と結核、貧困女性 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 日刊 社会福祉ニュース 生活保護家庭の子ども学力・学歴・教育支援・連鎖、シングルマザー雇用、貧困集会

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 日刊 社会福祉ニュース 孤立・孤独死対策・震災・高齢者、シングルマザー交流・支援、高学歴低所得非正規

貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<関連記事 当ブログバックナンバー>
社会福祉ニュース 情報メモ 自殺防止ゲートキーパー、自殺者遺族電話相談、障害者アート、大学中退者孤立 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ いじめ防止、職場いじめ実態調査、薬物依存症フォーラム、アビリンピック : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉ニュース 情報メモ 障害者虐待防止、児童虐待相談、ハイリスク妊婦・子育支援、高齢者ファッション : 社会福祉士受験支援講座・教員日記



日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です


<入学予定・検討中の皆様へ―社会福祉士養成学科・養成科の入学前講義>
社会福祉士入門講座 日本の社会保障制度・何が問題か 日本福祉教育専門学校
3/7(木)19:00から21:00 参加無料
日本福祉教育専門学校高田校舎 ※校舎が2つありますので、ご注意ください。
 社会福祉士を目指す方を対象としたプレスクールです。実際の授業を受講できる入学前教育です。
これから本校の受験を検討されている方、すでに本校に合格された方が対象です。

私はこうして国家試験に合格した! 社会福祉士入門講座
3/21(木)19時から21時 日本福祉教育専門学校高田校舎

社会福祉士養成学科・養成科の入学前講義。最終回は、在校生の合格体験報告会です
 進路検討中の皆様も、ぜひご参加下さい。参加無料。

<進路検討中の皆様へ 社会福祉士養成科・養成学科説明会>
働きながら 学べる!トワイライトコース&ナイトコース説明会 日本福祉教育専門学校
2/28(木)18:30から19:30
日本福祉教育専門学校高田校舎 ※校舎が2つありますので、ご注意ください。
 JR山手線・東京メトロ東西線 高田馬場駅歩7分
 夜間部2コースについて、それぞれの特色や時間割などについてご説明します。どちらのコースか迷っている方におすすめです。また、当日は夜間部の専任講師が直接みなさまに夜間部クラスの雰囲気・学習時間などを詳しくお話しします


<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

社会福祉士・相談援助web入門講座 第18回
<予習・参考資料>

*「相談援助の基盤と専門職」と「相談援助の理論と方法」などの予習・プレ学習として活用して下さい。
<障害者(障がい者)福祉の概要・前編>
*障害者 person with disability

 障害をもつ人を示す呼称。障害は、その人が抱えている問題の一側面にすぎないことから,「障害をもつ人」「障害のある人」「障碍者」「チャレンジド」などの呼称も用いられている。
 なお、障害者基本法では,「『障害者』とは,身体障害,知的障害又は精神障害があるため,長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう」(2条)と定義している(後述)。

*障害の例:アスペルガー症候
 アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」の1つのタイプである。最初に症例を報告したハンス・アスペルガーというオーストリアの小児科医の名前にちなんでつけられた。
 アスペルガー症候群は、自閉症の3つの特徴のうち、対人関係の障害と、パターン化した興味や活動、の2つの特徴を有し、コミュニケーションの目立った障害がないとされている障害である。言葉の発達の遅れがないというところが自閉症と違う。知的発達に遅れのある人はほとんどいない。

*アスペルガー症候群の特
 アスペルガー症候群の人々には、「表情や身振り、声の抑揚、姿勢などが独特」、「親しい友人関係を築けない」、「慣習的な暗黙のルールが分からない」、「会話で、冗談や比喩、皮肉が分からない」、「興味の対象が独特で変わっている(特殊な物の収集癖があるなど)」、といった特徴がある。このほかに、身体の使い方がぎこちなく「不器用」な場合が多い。

<当ブログ関連記事バックナンバー>
日刊 社会福祉ニュース 大人のADHDとアスペルガー症候群と就職、ニート支援・雇用、高齢ニート : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<関連参考資料 映像>
アスペルガー症候群  活躍の場を求めて 
2010年4月21日(水)放送 - NHK クローズアップ現代

<引用・抜粋>
 引きこもり、うつ病など20~40代の間で深刻化する問題の背後の多くに、実はアスペルガー症候群が潜んでいることがわかってきた。
 アスペルガー症候群は脳の機能障害で、知的障害はないが他人の気持ちを推し量ったり、暗黙のルールを理解できないため、職場では「変わった人」と見られ、孤立を深めて社会からドロップアウトしていく人が少なくない。一方でIT技術など特定の分野において秀でた能力を持っている人も多く、周囲が障害を理解し、対応を工夫すれば、目覚しい活躍をすることも分かってきた。
 企業でも今、アスペルガー症候群の人を積極的に採用し、その力を活かそうという取り組みが始まっている。“アスペルガー症候群の人”たちが社会で活躍するためには何が必要なのか、当事者と雇用する側双方の取材を通して考える。

*障害者福祉制度の経緯・概要
 障害者福祉とは、障害をもつ人たちを対象とした,社会福祉の制度・サービス体系および援助方法,援助実践の一分野である。高齢者福祉や児童福祉など他の分野と同様に,援助対象となる障害者の特有のニーズに配慮して,独自の制度・サービス体系や援助方法を構築している。
 日本では,第二次世界大戦後に初の障害者立法である身体障害者福祉法(1949年)が制定された。
 その後,1960年に精神薄弱者福祉法(現・知的障害者福祉法),1995年に精神保健法が「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に改正され,これら3障害を中心とした障害者福祉制度の体系がつくられた。
 この障害者福祉施策を含む総合的な施策体系を方向づける基本法として,障害者基本法(1993年。70年の心身障害者対策基本法がその前身)が制定された。
 平成15(2003)年度から施行された「支援費制度」は、利用者が自らにふさわしいサービスを選択、事業者との契約に基づいてサービスを利用することによって、措置制度から転換し、利用者本位のサービスを実現すべく創設された。

*「障害者自立支援法」が制定され、平成18年(2006年)4月から段階的に施行された
 その背景として、支援費制度には以下の問題点が指摘されていた。
○身体、知的、精神という障害種別ごとに縦割りでサービスが提供されており、使いづらい仕組みとなっていること。また、精神障害者は支援費制度の対象外であること。
○地方自治体によっては、サービスの提供体制が不十分であり、必要とする人々すべてにサービスが行き届いていないこと。
○働きたいと考えている障害者に対して、就労の場を確保する支援が十分でないこと。
○支給決定のプロセスが不透明であり、全国共通の判断基準に基づいたサービス利用手続きが規定されていないこと。
*障害者自立支援法のポイント
○利用者本位のサービス体系
 障害の種別(身体障害・知的障害・精神障害)にかかわらず、障害のある人々が必要とするサービスを利用できるよう、サービスを利用するための仕組みを一元化し、事業体系を再編した。
○サービス提供主体の一元化
 今までは、サービスの提供主体が県と市町村に分かれていたが、市町村が責任をもって、一元的にサービスを提供する。
○支給決定手続きの明確化
 支援の必要度に応じてサービスが利用できるように障害程度区分が設けられた。また、支給手続きの公平公正の観点から市町村審査会における審査を受けた上で支給決定を行うなど、支給決定のプロセスの明確化・透明化が図られた。
○就労支援の強化
 働きたいと考えている障害者に対して、就労の場を確保する支援の強化が進められている。
○安定的な財源の確保
 国の費用負担の責任を強化(費用の2分の1を義務的に負担)し、利用者も利用したサービス量及び所得に応じて原則1割の費用を負担する。

*障害者福祉施策の見直し
 平成21年度9月9日の連立政権合意において、「障害者自立支援法」は廃止し、「制度の谷間」がなく、利用者の応能負担を基本とする総合的な制度をつくることとされている。

*障害者福祉専門機関の例:身体障害者更生相談
 身体障害者福祉法11条により,都道府県ならびに政令指定都市に設置が義務づけられている。医師,身体障害者福祉司,心理判定員,職能判定員などの専門職が配置されている。身体障害者に対して,専門的な知識・技術を必要とする相談・指導を行うとともに,身体障害者手帳の交付,身体障害者施設の入所判定,各種診査等を行う。また必要に応じて補装具の処方および適合判定を行う。これらの業務を巡回して行う場合もある。

*障害者福祉のソーシャルワーク
・利用者への全人的、総合的な視点、理解。

・生活全体を捉える視点。

・多様な「自立」を支援すること。

・ライフステージごとの問題や課題を共有できる援助者として姿勢(先天性障害、中途障害)

・関連する医療・教育・福祉の制度と実践との関連。

・利用者本人とその家族全体を捉える視点、働き掛け(家族への支援、配慮)

・危機状況の予防

・専門職とインフォーマル・サポートの連携、協力

・コミュニティ・ケア

・リハビリテーション


<国家試験受験対策 重要ワード 障害者に対する支援と障害者自立支援>
 脱施設化
 ノーマライゼーション
 バンク- ミケルセン「知的障害者の生活を可能な限り通常の生活状態に近づけるようにすること」

 ニーリエ Nirje, Bengt 1969年『ノーマライゼーションの原理』
 「日常生活の様式や条件を社会の普通の環境や生活方法にできるだけ近づけること」。
 1日・1週間・1年のノーマルなリズム,ライフサイクルにおけるノーマルな経験,ノーマルな要求や自己決定の尊重,男女両性のいる暮らし,ノーマルな経済的水準,ノーマルな住環境水準

 ヴォルフェンスベルガー Wolfensberger, Wolf
 ソーシャルロール・バロリゼーション「価値のある社会的な役割の獲得」
 
<統合教育、インクルージョン>
 障害児教育
 インテグレーション
 障害児の統合教育
 メインストリーミング
 インクルージョン
 すべての子どもが包み込まれる教育
 特別なニーズ教育に関する世界会議(World Conference on Special Needs Education)」
 「全ての者の教育(Education for All)」 サラマンカ声明
 特別支援学校

 障害者に関する世界行動計画

 言語性学習障害
 読字障害


参照:障害者基本法(昭和四十五年五月二十一日法律第八十四号) 抜粋
(目的)
第一条  この法律は、全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのつとり、全ての国民が、障害の有無によつて分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現するため、障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策に関し、基本原則を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策の基本となる事項を定めること等により、障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。

(定義)
第二条  この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一  障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
二  社会的障壁 障害がある者にとつて日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。

(地域社会における共生等)
第三条  第一条に規定する社会の実現は、全ての障害者が、障害者でない者と等しく、基本的人権を享有する個人としてその尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい生活を保障される権利を有することを前提としつつ、次に掲げる事項を旨として図られなければならない。
一  全て障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されること。
二  全て障害者は、可能な限り、どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられないこと。
三  全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。

(差別の禁止)
第四条  何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。
2  社会的障壁の除去は、それを必要としている障害者が現に存し、かつ、その実施に伴う負担が過重でないときは、それを怠ることによつて前項の規定に違反することとならないよう、その実施について必要かつ合理的な配慮がされなければならない。
3  国は、第一項の規定に違反する行為の防止に関する啓発及び知識の普及を図るため、当該行為の防止を図るために必要となる情報の収集、整理及び提供を行うものとする。
(略)

参照 身体障害者福祉法
<抜粋>
 (法の目的)
第一条  この法律は、障害者自立支援法 (平成十七年法律第百二十三号)と相まつて、身体障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するため、身体障害者を援助し、及び必要に応じて保護し、もつて身体障害者の福祉の増進を図ることを目的とする。

(自立への努力及び機会の確保)
第二条  すべて身体障害者は、自ら進んでその障害を克服し、その有する能力を活用することにより、社会経済活動に参加することができるように努めなければならない。
2  すべて身体障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるものとする。

(国、地方公共団体及び国民の責務)
第三条  国及び地方公共団体は、前条に規定する理念が実現されるように配慮して、身体障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するための援助と必要な保護(以下「更生援護」という。)を総合的に実施するように努めなければならない。
2  国民は、社会連帯の理念に基づき、身体障害者がその障害を克服し、社会経済活動に参加しようとする努力に対し、協力するように努めなければならない。

(身体障害者)
第四条  この法律において、「身体障害者」とは、別表に掲げる身体上の障害がある十八歳以上の者であつて、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたものをいう。

*続く

<関連資料 バックナンバー>
貧困・低所得・生活保護 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


<予習のために 下記をクリック>
平成24年版厚生労働白書 -社会保障を考える- (本文)|厚生労働省

平成24年版厚生労働白書 資料編|厚生労働省


<社会福祉士web入門講座バックナンバー>
社会福祉士・相談援助web予習講座1 社会福祉士とは 相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法等 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 8 児童福祉の概要1 虐待とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web9 児童福祉の概要2 被虐待児童の支援とは 相談援助の理論と方法予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 10 概要・児童福祉施設とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web11 児童相談所、社会的養護とは 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web 12 生活保護・公的扶助とは1 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web13 生活保護・貧困低所得支援2 相談援助の理論と方法等予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web14 生活保護・貧困低所得支援3 生活保護受給者の権利と義務とは 予習資料 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web15 福祉事務所、公的扶助ケースワークとは 低所得者支援と生活保護予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web16 生活保護施設、救護施設とは 低所得者に対する支援と生活保護制度予習 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記

社会福祉士・相談援助入門講座web17 児童相談所の業務とは 相談援助の理論と方法等 : 社会福祉士受験支援講座・教員日記


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


<進路検討中の皆様へ 学校説明会>
日本福祉教育専門学校説明会オープンキャンパス
3/2(土)13:20-15:30 参加予約不要、無料

会場:日本福祉教育専門学校本校舎 JR・東京メトロ 高田馬場駅から徒歩1分
・当ブログ筆者(日本福祉教育専門学校 専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士の資格と就職、社会福祉士養成科・学科の概要を解説します。


<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です

日本福祉教育専門学校の夜間通学部

↓社会福祉士に興味がある方はこちらへ!↓

  • 昼間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 夜間部
  • イベント情報
  • 学科紹介
  • 通信課程
  • イベント情報
  • 学科紹介
資料請求はこちら