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第29回社会福祉士国家試験、精神保健福祉士受験対策 直前講座
 地域福祉の理論と方法 ポイント確認問題
 精神保健福祉士共通科目


問題1 この事例を読み, A福祉活動専門員の活動に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。
〔事 例〕
軽度の認知症を抱える一人暮らしの高齢者Bさんの状態を,近隣住民が心配しているとの情報が民生委員を通じて社会福祉協議会に寄せられた。
そこで, A福祉活動専門員は,近隣住民の不安を解消するために活動を行った。

1 民生委員として保有しているBさんの子どもの連絡先などの情報を,近隣住民に伝えるよう民生委員に依頬した。
2 安否確認や見守り活動などの互助活動を実施している地域組織に,Bさんの安否確認や見守りを依頼した。
3 地域包括支援センターの稔合相談は,高齢者本人や家族からの相談を対象としており同センターには相談できないことから,福祉事務所に対応を相談した。
4 地域住民の認知症に対する理解を深めるため,「認知症サポーター養成講座」を開催するよう地域の介護サービス事業者に依頼した。
5  Bさんに成年後見制度の後見類型の適用を検討した。

(注) 「認知症サポーター養成講座」とは,「認知症サポーター等養成事業の実施について」(平成 18年 7月 12日厚生労働省老健局計画課長通知)に基づき実施される講座のことである。

問題2 地域福祉の主体に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 社会福祉法では,社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者は,地域福祉を推進していく上で地域住民等の理解と協力を得られるよう努めなければならないと規定されている。
2  「平成20年度国民生活選好度調査」(内閣府)では,ボランティア活動に参加したいと思う人は6割を超えている。
3 知的障害児の親の会や認知症高齢者の家族会のような当事者組織は,同じ福祉問題を抱える当事者の立場からの活動であるため公平性を保ちにくく,地域福祉を推進する主体としては位置づけない。
4 平成 12年の民生委員法改正で民生委員は,「住民の立場に立って相紋に応じ,必要な扶助を行う」と規定されたが,近年の生活保護受給者及び受給世帯の急増を受けて,自立支援プログラムではそうした人たちを保護指導する役割を担うこととされた。
5 「国民生活白沓」(平成 19年版)によれば,地縁に基づ く組織で区域内を網羅した幅広い活動を担っている町内会 ・自治会への住民の参加頻度は,全国的に増加傾向にあり,地域福祉を推進していく担い手としても期待されている。


<当ブログ筆者より>
 第29回社会福祉士、精神保健福祉士国家試験を受験する学生、当ブログ受講生の皆様へ。
 2016年の、社会福祉士国家試験に向けた受験対策の学習、お疲れ様でした。
 4年間もしくは1年間の学びの締めくくりとも言えるかもしれません。就職活動や卒業論文の後の、卒業旅行前の関門とも言えます。
 新年も当ブログは、ラストスパートとして全力で応援します。
 除夜の鐘を聴きながら、心穏やかな大晦日をお過ごし下さい。


 
当ブログ筆者の説明会
社会福祉協議会における社会福祉士
支え合うコミュニティを創る地域福祉

2017年1月14日(土)13:30から16:00
社会福祉士養成学科(通学1年昼間部)
社会福祉士養成科(夜間1年)〔トワイライトコース・ナイトコース〕
日本福祉教育専門学校本校舎

 学校と学科の説明、キャンパスツアーの他に、当ブログ筆者が下記の内容のミニ講義のプログラムを担当します。
 社会福祉士は、相談援助等のソーシャルワークの専門職です。地域への働きかけであるコミュニティワークも重要な仕事の一つです。
 その役割をいくつか挙げると、次のようになります。
 住み慣れたコミュニティで暮らし続けるため、ケアを必要とする高齢者や障害者、子ども、家族、生活困窮者を支えるためのソーシャルサポートネットワークを構築する、
 相談援助の専門職として総合相談を行う、
 共に生きるコミュニティづくり、見守りや支え合いの活動を推進し、地域福祉活動と専門職の相談やアウトリーチによって社会的孤立を防ぐ、
 ボランティアを必要とする人、志願する人を繋ぎ、コーディネートを行い、交流を促進する
 障害者等への理解を広げるため、子どもや住民に福祉教育プログラムを実施する。
 
 つまり、共生のコミュニティ、福祉のまちづくりを進めることに、社会福祉協議会の社会福祉士の実践の中心があります。
 今回のオープンキャンパスでは社会福祉協議会について、当ブログ筆者が、分かりやすくご説明いたします。
 社会福祉協議会には、毎年、当学科の学生も数多く就職しています。
 社会福祉士の仕事について知りたい、社会福祉協議会のことを知りたいという方、ぜひご参加ください。

地域包括ケアシステムの構築、コーディネーション、連携、協働とは 相談援助の基盤と専門職 当ブログ筆者の講義レジュメの概要

貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)


<コミュニティと社会福祉 ニュースリンク>
優良施設に海童保育園 御下賜金の伝達式
2016年12月29日 佐賀新聞

上記の記事から引用「優良な民間社会福祉事業施設に対して、天皇陛下から金員を贈られる御下賜金の伝達式が21日、県庁であり、鹿島市の海童保育園に手渡された。
 御下賜金は県内の福祉事業施設や団体から、毎年1施設が選ばれている」ここまで引用


解答は下記をクリック

More 解答⇒⇒⇒
第29回社会福祉士国家試験、精神保健福祉士受験対策 直前講座
 地域福祉の理論と方法 ポイント確認問題
 精神保健福祉士共通科目


問題1 地域福祉における参加などに関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 「高齢者,障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」では,国民は,高齢者,障害者等の円滑な移動及び施設利用を確保するために協力するよう努めなければならないとされた。
2 社会福祉法では,地域福祉活動計画は地域住民 社会福祉事業を経営する者,その他社会福祉に関する活動を行う者の参加がなければ策定できないとされた。
3 住民参加型在宅福祉サービスの団体数は,介護保険制度導入後,急激に滅少 した。
4 「地域福祉計画策定の指針」では,地域住民は地域福祉サービスの対象としてニーズを的確に述べる形での参加が求められている。
5 特定非営利活動法人に対しては,自主的な活動への影響を避けるため,情報公開は求められていない。
(注) 「地域福祉計画策定の指針」とは,「市町村地域福祉計画及び都道府県地域福祉支援計画策定指針の在り方について(一人ひとりの地域住民への訴え)」(社会保障審議会福祉部会)のことである。

問題2 社会福祉協議会の歴史に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 1951(昭和26)年に, 日本社会事業協会と全日本民生重点連盟の2団体 をもって,全国社会福祉協議会の前身である中央社会福祉協議会が設立された。
2 1962(昭和37)年の「市町村社会福祉協議会の当面の活動方針」において,住民主体の原則が示された。
3 1966(昭和41)年に市町村社会福祉協談会の職員に対する国庫補助が始まり,福祉活動専門員が配置されるようになった。
4 1979(昭和54)年に全国社会福祉協議会が研究事業の成果として公表した「在宅福祉サービスの戦略」では,地域福祉は在宅福祉サービス,施設福祉サービス,組織化活動に分類された。
5 1992(平成4)年の「新・社会福祉協議会基本要項」において,社会福祉協議会は住民組織をもって構成されると定義した。


<当ブログ筆者より>
 第29回社会福祉士、精神保健福祉士国家試験を受験する学生、当ブログ受講生の皆様へ。
 合格体験から抽出した、社会福祉士や精神保健福祉士の過去問題集を活用した受験対策のポイントは、
 1.繰り返し解くこと(5回以上、可能な限り多く)
 2.不正解だったときこそ、間違えた、覚えていない要点を復習するチャンス。参考書やテキストで復習する。
 3.毎日、学習する。受験参考書等によるポイントの復習と併用するならば、更に効果が期待できる。

 社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験は、努力によって良い結果が勝ち取れる、努力を裏切らない試験です。
 当学科の学生から、よく卒業間際に聴くことばとして、「今まで生きてきたなかで、一番、勉強した」といった内容です。
 皆様の努力のラストスパートを全力で筆者も応援しています。
 2016年12月28日


2016 社会福祉士国家試験 1月公開模試 平成29年1月7日(土)
日本福祉教育専門学校


第28回社会福祉士国家試験合格発表2016年 正答と合格基準 合格体験報告会 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科合格率84.9%62人合格 一般養成施設ルート(通学)合格者数全国第1位。

 
低所得者に対する支援と生活保護制度 国家試験過去問題
<社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験対策・共通科目>

問題3 生活保護制度における扶助の範囲と方法に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 生活扶助は,衣食その他日常生活の需要を満たすために必要なものや移送について行うものであり,原則として金銭給付である。
2 教育扶助は,幼稚園,小学校,中学校,高等学校等の修学費について行うものであり,原則として金銭給付である。
3 住宅扶助は,家賃等の住居費用,家屋に必要な水道設備等の修理・補修費用等について行うものであり,原則として現物給付である。
4 医療扶助は,診察,薬剤又は眼鏡等の治療材料等について行うものであり,原則として金銭給付である。
5 介護扶助は,要介護者に対して居宅介護,住宅改修等を,また要支援者に対して介護予防,介護予防住宅改修等を行うものであり,原則として金銭給付である。

生活保護法


当ブログ筆者の出張講義 福祉施設職員研修 無料>
東京都の登録講師派遣事業
「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号85

内容 介護、福祉職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援する研修

「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号79
内容 貧困、生活保護受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、ブログ筆者の実践や事例に基づき解説

「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号52
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の援助技術の基礎を解説。

「福祉施設職員の職業倫理、ハラスメント予防」講座番号86
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

 上記はブログ筆者 関屋光泰が担当する研修です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護・保育事業所対象の職場研修です。ブログ筆者が講師として出向きます。
詳しくは下記をクリック
東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業

当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034



*解答は下記をクリック

More *解答は ⇒⇒⇒⇒⇒
第29回社会福祉士国家試験、精神保健福祉士受験対策 直前講座
 地域福祉の理論と方法 ポイント確認問題
 精神保健福祉士共通科目


問題1 コミュニティに関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 マッキーヴァーは,国家はアソシエーションであり.家族はコミュニティであるとした。
2 ベヴァリッジは, 5つの巨悪と呼ばれる人々のニーズのうち,窮乏に対してはコミュニティによる対応が有効であるとした。
3 ウェルマンは,コミュニティの定義の多くが社会的相互作用 と共通の絆から成り立っているとした。
4 ヒラリーは、都市化はコミュニティを近隣社会から解放し,地域という空間的枠組みを超えたネットワーク形成を促すとした。
5 パットナムは.ソーシャル・キャピタルを,個人間のつながりである社会的ネットワークとそこから生じる互酬性と信頼性の規範が強くかかわっているとした。

問題2 日常生活自立支援事業に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 成年後見制度として開始され,平成19年度より日常生活自立支援事業に名称が変更された。
2 認知症高齢者,精神障尊者のうち判断能力が低下している者を対象としており,知的障書者は対象外とされている。
3 日常生活自立支援事業は,地域包括支援センターにおける地域支援事業の必須事業として位置づけられている。
4 要援護者本人からの相談だけでなく,家族,介態支扱専門員.民生委員,保健師、行政機関等からの連絡も含め,多様な相談に対応できる体制が求められている。
5 住民の立場に立って相談に応じ,必要な支援を行っている民生委員が実施主体とされている


<当ブログ筆者より>
 第29回社会福祉士、精神保健福祉士国家試験を受験する学生、当ブログ受講生の皆様。
 この年末年始は、受験対策のラストスパートです。
 まだ着手していない方は、必ず社会福祉士、精神保健福祉士の過去問題集(中央法規やメディックメディア等)で過去問を解きながら要点を確認して下さい。
 限られていますが、まだ時間はあります。
 当日まで応援を続けます。


低所得者に対する支援と生活保護制度 国家試験過去問題
<社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験対策・共通科目>


問題3 生活保護法の基本原則に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 保護は,要保護者とその扶養義務者の申請にもとづいて開始することを原則とし,それ以外の同居の親族等による申請は認められない。
2 無差別平等が原則なので,個々の世帯状況に配慮して保護の種類や方法の決定を行うことは許されない。
3 保護基準は,最低限度の生活水準を超えるものでなければならない。
4 生活保護の要否や程度の決定は,原則として世帯を単位として行うが,ここでいう世帯とは,同じ住居で居住し,生計を一つにしている親族を意味している。
5 保護基準には,保護の要否を判定するとともに,保護費の支給の程度を決定するという2つの機能がある。


当ブログ筆者の説明会
社会福祉協議会における社会福祉士
支え合うコミュニティを創る地域福祉

2017年1月14日(土)13:30から16:00
社会福祉士養成学科(通学1年昼間部)
社会福祉士養成科(夜間1年)〔トワイライトコース・ナイトコース〕
日本福祉教育専門学校本校舎

 学校と学科の説明、キャンパスツアーの他に、当ブログ筆者が下記の内容のミニ講義のプログラムを担当します。
 社会福祉士は、相談援助等のソーシャルワークの専門職です。地域への働きかけであるコミュニティワークも重要な仕事の一つです。
 その役割をいくつか挙げると、次のようになります。
 住み慣れたコミュニティで暮らし続けるため、ケアを必要とする高齢者や障害者、子ども、家族、生活困窮者を支えるためのソーシャルサポートネットワークを構築する、
 相談援助の専門職として総合相談を行う、
 共に生きるコミュニティづくり、見守りや支え合いの活動を推進し、地域福祉活動と専門職の相談やアウトリーチによって社会的孤立を防ぐ、
 ボランティアを必要とする人、志願する人を繋ぎ、コーディネートを行い、交流を促進する
 障害者等への理解を広げるため、子どもや住民に福祉教育プログラムを実施する。
 
 つまり、共生のコミュニティ、福祉のまちづくりを進めることに、社会福祉協議会の社会福祉士の実践の中心があります。
 今回のオープンキャンパスでは社会福祉協議会について、当ブログ筆者が、分かりやすくご説明いたします。
 社会福祉協議会には、毎年、当学科の学生も数多く就職しています。
 社会福祉士の仕事について知りたい、社会福祉協議会のことを知りたいという方、ぜひご参加ください。

地域包括ケアシステムの構築、コーディネーション、連携、協働とは 相談援助の基盤と専門職 当ブログ筆者の講義レジュメの概要

貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)


<コミュニティと社会福祉 ニュースリンク>
ボランティア活動が本格化 糸魚川大火から1週間
2016/12/29 23:20 【新潟日報】

上記の記事から引用「糸魚川大火の発生から1週間となった29日、被災地では県内外から駆けつけたボランティアの活動が本格的に始まった。
 糸魚川市社会福祉協議会には火災直後からボランティアの希望が寄せられていた。この日は約70人が集まり、本格的に動き出した」ここまで引用


解答は下記をクリック

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第29回社会福祉士国家試験受験対策 直前講座
 福祉サービスの組織と経営 ポイント確認問題


問題 1 福祉サービス提供組織の経営を考える上で基礎となる経営理論に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 アンゾフは,経営における意思決定を,日常業務的意思決定,管理的意思決定,戦略的意思決定の3層に区分した。
2 チャンドラーは,経営戦略を,短期の基本目標を定めた上で,その目標を実現するために行動を起こしたり,経営資源を配分したりすることと定義した。
3 アンドルーズは,戦略を形成するプロセスとして,外部環境の機会と脅威を重要視し,組織内部の弱みや強みについての評価は必要でないとした。
4 ミンツバーグは,戦略は,当初に明確に意図する必要があり,当初に明確に意図しなかったものが実現しても,それは戦略ではないとした。
5 ユヌスは,「ソーシャルビジネス」の利益は,不測の事態に備えるために必要であるが,利益をビジネスの拡大に再投資してはならないとした。

問題 2 福祉サービス提供組織において重要であるコンプライアンス,法令の遵守,監査に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 コンプライアンスとは,行政機関が,事業者に対して,法令を守らせるようにすることをいう。
2 監査とは,経営者の立場から,従業員の行動をチェックする仕組みである。
3 監査には,外部の第三者が行う「外部監査」と,監事・監査役が行う「監査役等監査」,内部の組織・担当者が行う「内部監査」がある。
4 介護保険サービスを捷供する事業者のうち規模が小さい事業者は,法令を遵守するための体制の確保に係る責任者を配置する必要はない。
5 介護保険サービスを過供するすべての事業者は,法令の定めにより,業務が法令に適合することを確保するための規程を整備する必要がある。

第28回社会福祉士国家試験合格発表2016年 正答と合格基準 合格体験報告会 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科合格率84.9%62人合格 一般養成施設ルート(通学)合格者数全国第1位。


当ブログ筆者が執筆 新刊
2017社会福祉士国家試験過去問解説集 第26回-第28回全問完全解説 日本社会福祉士養成校協会編集 中央法規出版
ISBN978-4-8058-5338-2

450問を選択肢ごとに詳しく解説、科目別ポイント。過去3年分の国家試験全問題を掲載。最新の制度や数値にアップデート。

「2016精神保健福祉士国家試験過去問解説集」
 ISBN 978-4-8058-5162-3 中央法規出版


全国社会福祉教育セミナー分科会第4 社会福祉士養成校におけるソーシャルワーク専門職養成 前編
当ブログ筆者


社会福祉教育セミナー分科会 社会福祉士養成校における専門職養成2 ソーシャルワーカー卒後教育 ブログ筆者



福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント論文 当ブログ筆者の業績一覧


当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。



<コミュニティと社会福祉 ニュースリンク>
フードバンクかわさきが県内100世帯に配送 年の瀬にお餅どうぞ
2016/12/28 08:00 【東京新聞】

 上記の記事から引用 「寄付された食品などを生活が苦しい世帯に届けるボランティア団体「フードバンクかわさき」が、餅の配達作業を進めている。申し込みのあった県内の約百世帯に届ける。
 餅の多くは切り餅で、寄付金で購入した。一世帯一キロを基本に、家族構成や年齢などに合わせて配っている。
 同団体は、二〇一三年一月に設立。品質に問題はないが、販売できなかったり、余ったりした食品や日用品を企業や個人から寄付してもらい、必要とする世帯に週三回配達している」 ここまで引用
 
解答は下記をクリック

More *解答⇒⇒⇒⇒
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
社会福祉士 受験対策ポイント
1.児童・家庭福祉制度の発展過程 2

児童権利宣言 1959年
 1924年の国際連盟による「児童の権利に関するジュネーブ宣言」と,1948年の国際連合による世界人権宣言をもとに,1959年に国際連合が採択した。
 これは,児童が成長するための機会及び便益を,法律その他の手段によって与えられなければならないとし,この目的のために法律を制定するに当たっては,「児童の最善の利益」について,最高の考慮が払われなければならないと宣言した。
 抜粋
 児童は、特別の保護を受け、また、健全、かつ、正常な方法及び自由と尊厳の状態の下で身体的、知能的、道徳的、精神的及び社会的に成長することができるための機会及び便益を、法律その他の手段によつて与えられなければならない。この目的のために法律を制定するに当つては、児童の最善の利益について、最高の考慮が払われなければならない。

 児童は、その出生の時から姓名及び国籍をもつ権利を有する。

 児童は、社会保証の恩恵を受ける権利を有する。児童は、健康に発育し、かつ、成長する権利を有する。この目的のため、児童とその母は、出産前後の適当な世話を含む特別の世話及び保護を与えられなければならない。児童は、適当な栄養、住居、レクリエーション及び医療を与えられる権利を有する。


第29回社会福祉士国家試験 直前対策講座
 福祉サービスの組織と経営 ポイント確認問題

 
問題1 福祉サービス提供組織を理解する上で基礎となる組織理論に関する次の記述のうち,正 しいものを一つ選びなさい。

1 組織には,.公式組織 と非公式組織があるが,人間関係論によれば,組織の生産性の観点からは,非公式組織はできるだけ作 らせないようにすることが望ましい。
2 マーチとオルセンによれば,組織における意思決定は常に合理的に行われるものであ り,偶然に左右される唆味な意思決定はない。
3 シャイン(Schein.E.)によれば,組織文化とは,組織の成員が個々に持っている多様な価値の総体である。
4 生産性の観点からは,組織におけるコンフリクトが存在することが望ましい場合もある。
5 日本的経営の特徴の一つである終身雇用は.組織の健全なあり方にとっては望ましいものではない。


問題2 特定非営利活動法人制度に関する次の記述のうち,正 しいものを一つ選びなさい。

1 特定非営利活動法人は,その主たる目的を,宗教の教義を広める活動とすることはできないが.政治上の主義を推進する活動 とすることはできる。
2 特定非営利活動法人の社員(法人の構成員)は,10名以上であるとともに,社員の資格の得喪について不当な条件を付さずに,加入脱退の自由を保障する必要がある。
3 特定非営利活動法人の業務は,定款で社員稔会の決議によるとしたものを除き,すべて理事会の決議によって行う。
4 特定非営利活動法人の理事は,当該法人から報酬を受け取ることはできない。
5 特定非営利活動法人が解散する場合,残余財産は,法人の開設者に帰属させることができる。


人体の構造と機能及び疾病 練習問題
*社会福祉士・精神保健福祉士共通科目受験対策

問題3 次のうち,脳卒中の発症・再発の予防に当たって留意すべきものとして,適切でないものを一つ選びなさい。

1 喫煙
2 高血圧
3 糖尿病
4 肺気腫
5 心房細動


当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。

当ブログ筆者の説明会
社会福祉協議会における社会福祉士
支え合うコミュニティを創る地域福祉

2017年1月14日(土)
社会福祉士養成学科(通学1年昼間部)
社会福祉士養成科(夜間1年)〔トワイライトコース・ナイトコース〕
日本福祉教育専門学校本校舎

 学校と学科の説明、キャンパスツアーの他に、当ブログ筆者が下記の内容のミニ講義を行います。
 社会福祉士は、相談援助やグループワークの他に、地域への働きかけであるコミュニティワークも重要な仕事の一つです。
 その役割をいくつか挙げると、次のようになります。
 住み慣れたコミュニティで暮らし続けるため、ケアを必要とする高齢者や障害者、子ども、生活困窮者を支えるためのネットワークを構築する、
 相談援助の専門職として総合相談を行う、
 住民同士の支え合いを推進し、地域福祉活動と専門職の相談や訪問によって孤立死を防ぐ、
 ボランティアを必要とする人、志願する人を繋ぎ、コーディネートを行いと、交流を促進する
 障害者等への理解を広げるため、子どもや住民に福祉教育プログラムを実施する。
 
 つまり、支え合うコミュニティ、福祉のまちづくりを進めることに、社会福祉協議会の社会福祉士の実践の中心があります。
 今回のオープンキャンパスでは社会福祉協議会について、当ブログ筆者が、分かりやすくご説明いたします。
 社会福祉協議会には、毎年、当学科の学生も数多く就職しています。
 社会福祉士の仕事について知りたい、社会福祉協議会のことを知りたいという方、ぜひご参加ください。

地域包括ケアシステムの構築、コーディネーション、連携、協働とは 相談援助の基盤と専門職 当ブログ筆者の講義レジュメの概要


解答は下記をクリック 
*編集ミスがあり、訂正しました。申し訳ありません。12月27日 筆者


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児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
社会福祉士 受験対策ポイント

1.児童・家庭福祉制度の発展過程 1
第1回ホワイトハウス会議 1909年

 1909年、セオドア・ルーズヴェルト大統領の招集により、子どもに関する会議がホワイトハウスにおいて開催された。子どもの福祉のために世界で初めて開催された会議である。
 会議において、『家庭生活は,最高にして,最も美しい文明の所産である。児童は,緊急にして止むを得ないニーズを除いては,家庭からひき離されてはならない』との主旨の家庭尊重の原則が宣言された。これによって,1912年には連邦政府児童局が設置された。

世界児童憲章 1922年
 英国の児童救済基金団体が,児童保護の具体的方策を発表したものであって,2年後の国際連盟総会がこれを追認して、「児童の権利に関するジュネーブ宣言」となった。
 この宣言の前文において、「すべての児童はその身体的,心理的および精神的幸福のために必要な要素が与えられる」と示した。初めて権利としての児童福祉が謳われた。
 抜粋
 飢えた児童は食物を与えられなければならない。病気の児童は看病されなければならない。
 発達の遅れている児童は援助されなければならない。
 児童は、危難の際には、最初に救済を受ける者でなければならない。
 児童は、生計を立て得る地位におかれ、かつ、あらゆる形態の搾取から保護されなければならない。
 児童は、その才能が人類同胞への奉仕のために捧げられるべきである、という自覚のもとで育成されなければならない。

児童憲章 1951年
 児童福祉法1条にある「国民は,児童が心身ともに健やかに生まれ,且つ,育成されるよう努めなければならない」「児童は,ひとしくその生活を保障され,愛護されなければならない」という理念を普及するため,1951年のこどもの日に,児童憲章制定会議が宣言した。
 抜粋
 児童は、人として尊ばれる。
 児童は、社会の一員として重んぜられる。
 児童は、よい環境の中で育てられる。

一 すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。
二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
三 すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
四 すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
五 すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
六 すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。
七 すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
八 すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
九 すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。
十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
十一 すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二 すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。


現代社会と福祉 練習問題
<第29回社会福祉士国家試験 精神保健福祉士 共通科目 受験対策>

問題1 社会福祉の理念に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい

1 ナショナルミニマムは,障害者のノーマルな生活の実現を目的としていたが,今日では少数者を排除してきた社会のあり方を批判し,改革する理念としても展開されている。
2 リハビリテーションは,身体の機能回復のみを目的とするのではなく,その人が再び人間らしく生きることのできる「全人間的復権」を目標としている。
3 ノーマライゼーションは,すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障するもので,今日では所得保障だけでなく,教育,住宅や環境なども含めて考えられている。
4 ソーシャルインクルージョンは,すべての人々を社会的孤立や排除などから援護し,社会の構成員として包み支え合うことにより,今日的な「つながり」を再構築することを目標としている。
5 アメリカ共和党のレーガン(Reagan,R.)は,働く能力がありながら失業状態にある者を就労させる「第三の道」と呼ばれるニューディール・プログラムを実施し,福祉に依存するのではなく労働することを支援する政策を展開した。

人体の構造と機能及び疾病
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
問題2 次の病態・疾患のうち,嚥下障害を起こすことがないものを一つ選びなさい。


1 球麻痺
2 多発性脳梗塞
3 対麻痺
4 咽頭がん
5 筋萎縮性側索硬化症


*解答と解説:筋萎縮性側索硬化症 ALS とは
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当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。



*解答と解説 下記をクリック


More*解答と解説:筋萎縮性側索硬化症 ALS とは⇒⇒
相談援助の基盤と専門職 後期第10回講義レジュメ 概要1
当ブログ筆者(本校専任教員、社会福祉士)が、社会福祉士養成学科にて2016年11月に講義      
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


専門職および地域住民との連携・協働 テキストP141
1 専門職の協力体制
 社会福祉におけるコーディネーション 概要

・ソーシャルワーカー等が担う「調整者」としての役割である。
・利用者がが直面している問題によっては,さまざまな職種の専門職が連携を図り,様々な社会サービスを調整しながら援助を進めていくことが求められる。
・当事者、クライエントの立場にたってサービスの調整を行うことが重要とされている。

・コーディネーション(coordination)とは、ある目的の達成のために、その目的に適合しそうな社会資源、関係などを調整することである。
・社会福祉・ソーシャルワークの領域においては、「協働」「連携」「連絡調整」などの意味である。
・クライエントのニーズに応えるべく、有る専門職が中心となって他の専門職者との連携や連絡調整を図りながら、機関や施設が提供するサービスメニューを作成し、サービスの供給体制を構築したりして、ソーシャル・サポート・ネットワークの構築を図ることを意味する(横山2002)。

・地域包括ケアシステムの構築を目指して。
 その具体策。
 課題。

・包括的な相談支援システム 縦割りではない、地域を基盤とした総合的な相談体制
 例 ワンストップ型相談
 


・NPO等との連携、広範なネットワークの構築


・地域保健分野のケアコーディネーションの機能

 人々の健康問題にともなう生活問題の解決・改善・現状維持、安らかなターミナルケア期のケア、QOLの実現をめざして、社会資源を必要なときに適切に速やかに利用者に提供できるように、チームケアにより効果・効率的に連絡・調整・サービスの統合を図る。また、社会資源をつくり替え、新たに開発し、ケアシステムの形成と発展を図ることにある。

・「コーディネーション」とは、「クライエントへの最善の支援に向けての各機関・団体の合意に基づく連携を指し、一機関・団体では実現できない援助の質を多機関・団体の連携のもとで実現しようとする行為である。
狭義の領域としては保健、医療、福祉の専門職間連携であり、広義にはクライエントはもとより家族、近隣、ボランティアなどのインフォーマル・サポートおよび生活関連資源の連携までを含める。また、その連携は、既存の主体や社会資源間だけでなく、クライエントの利益に必要な支援を開発、創造することを含んだ連携のあり方であると定義できる。

<補足>
*概要:協働

 協力しつつ機能すること。共通の目的に対し,複数の個人や集団が協力して目標達成をめざしていく。

*チームケア

 担当者会議(カンファレンス)
 ケアマネジメント過程を相互に連携を図りながら一元的に行うことが求められる。

 専門職の協力形態
*コーディネーションが求められる背景
・福祉分野において、コーディネーションが使用されだしたのは1980年代以降である。
施設福祉から在宅福祉、地域福祉が重視されることにより、地域生活支援を行なううえで社会資源の調整が必要になったためである。
・コーディネーションは、ボランティアコーディネートの登場、ケアマネジメントの導入に現れた。
 利用契約制度においては、コーディネーションはソーシャルワークの重要な機能として、重視された。

・また地域生活支援においては、家族との調整、地域(住民)との調整が必要とされている。
 クライエントの地域社会への参加、地域ケアへの地域住民の参加が求められる。

・地域共生社会への課題
 福祉コミュニティづくり。地域福祉活動の促進。
 多世代交流、多様性尊重。
 
・地域住民の参画と協働
 共助(互助、相互支援)のつながり。
・住民主体による地域課題の解決力強化。痛みを共有するコミュニティへ。
 草の根の地域福祉。

・市町村による包括的な相談支援体制の整備

 地域における住民主体の課題解決
制度や分野にとらわれない地域課題の把握
 アクションリサーチ

・住民団体、インフォーマルサポートの支援、
 見守り活動、公的な相談支援機関へのつなぎや、課題の共有を担うコーディネート機能など地域課題の解決に向けた体制

<補足>
*ボランティア・コーディネーター

 ボランタリーな活動を支援し,その実際の活動において力が発揮できるよう,市民が課題や活動,組織と出会うことを支援したり,組織内でサービス利用者や有給職員との調整を行う専門職。
ボランティア・センターなど,福祉施設や病院,NPOなどのボランティア受入れ組織に配置される。
1995年の阪神・淡路大震災において災害ボランティアのコーディネーションが注目されてからである。

*ボランティア・センター
 ボランティア活動の仲介支援機関・拠点。ボランティアの養成・研修,情報提供,コーディネーション,相談,会場備品提供などを行う。1960年代に善意銀行,ボランティア協会などのかたちで広がり,70年代に各地の社会福祉協議会のなかに設置された

*コーディネーションの構成要素
・「連携能力の向上」-情報の収集、他領域に関する知識習得。
・「多職種間連携」-共通基盤が異なる多職種間
 目的、情報の共有化、相互の専門性とともに所属機関の特質を理解した協力関係が求められる。定期的なケア会議をもつ

*コーディネーターの基本的な姿勢
・コーディネーションは、一般のビジネススキルとしても重要である。

コーディネーションの留意点
・コーディネーションは効果だけでなく、その連携のあり方によっては弊害も生み出すおそれがある。
クライエントからみた弊害-プライバシー保護との葛藤等。

・連携・協働は、クライエント側に立った参加志向で進める必要がある。

<コーディネーションの留意点>
*相互に向上する関係の維持に留意する。

*連携する社会資源を広くとらえる
・地域のあらゆる資源との連携を目指す。

*住民、市民との連携
 まちづくりの連携・協働者としての住民、市民。

*クライエント側に立った連携を堅持する。
 参加型のシステムを志向する。

*共同事業化、開発への道筋の保障
 中長期的な展望を持つ。

ネットワーキングとは
・リップナック・スタンプ夫妻Lipnack, J. & Stamps, Jによれば
「ネットワークとはわれわれを結びつけ、活動、希望、理想の分かち合いを可能にするリンクである。ネットワーキングとは、他人とのつながりを形成するプロセスである」。

<補足>
・夫妻らが市民活動の手法として提唱し,「既存の組織への所属とか,居住する地域とか差異や制約をはるかに越えて,人間的な連繋をつくりあげていく活動」を意味するとされている。

・金子によれば「ネットワーキングという言葉は、一般にネットワークが形成される過程を意味するものであるが、それは同時にネットワーク形成過程の背後にある個と個の関係、個と全体の関係についての個人的な思想や想いを暗示する言葉である。(略)ネットワークというのは、それぞれ独立した「個」が互いの違いを認識しあいながらも、相互依存関係で自発的に結びついたもの(略)プロセスである」。
・ネットワーキングとは、個々の違いを認めつつ、多様化と多元化を促進する動態的、創造的なつながりづくりの過程を指す。

ネットワーキングが求められる背景
・不況や少子高齢化、また、核家族化や単身化等の世帯の縮小化に伴うコミュニティの希薄化などの閉塞感から、既存組織制度を超えて、新たな社会を創造していく「つながり方」を模索している。

<補足>
・家族やコミュニティのケア機能が低下したため、社会サービスが必要である
=「介護の社会化」の方向性

・ネットワーキングは,共生社会(ノーマライゼーションを含む)を目標として個人・集団・組織などを再組織化していくアプローチである。
・インフォーマルな結びつき、セルフヘルプグループのネットワークなど。

<補足>
*補足:介護の社会化
 家庭のなかで行われてきた介護を社会全体で担うこと。介護を社会的に支える一つの方策として介護保険制度がある。

*補足:ネットワーキングの必要性
・地域における社会福祉サービス提供機関の連携や協力、ネットワーク化の必要性。
在宅福祉サービスの提供を円滑に行う地域ケアシステムの充実を図るために、福祉施設、各種関連サービス提供者、社会福祉協議会などが相互に連絡調整を行えるような体制づくりである。

*補足:当事者活動と地域福祉活動
・上記に併せて、当事者や地域住民の組織化、ネットワークづくりの必要性がある。
住民参加の福祉活動、当事者活動への支援が必要な場合もある。
 例えば、福祉ニーズを抱える本人や家族等の当事者団体である「認知症老人の家族の会」や「患者の会」などの組織化が必要である。


全国社会福祉教育セミナー分科会第4 社会福祉士養成校におけるソーシャルワーク専門職養成 前編
当ブログ筆者


社会福祉教育セミナー分科会 社会福祉士養成校における専門職養成2 ソーシャルワーカー卒後教育 ブログ筆者



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37頁から55頁 平成27年4月
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第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。