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当ブログ筆者が全国社会福祉教育セミナーにて報告を行います(済)
第46回全国社会福祉教育セミナー2016 会場 淑徳大学 「ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして」
分科会第4 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の現状と課題』2016年10月30日

コーディネーター: 空閑浩人氏(同志社大学)
発題者: 山本由紀氏(上智社会福祉専門学校)
     明星明美氏(日本福祉大学福祉経営学部 通信教育)
     関屋光泰 (日本福祉教育専門学校)
主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会


分科会報告 社会福祉士養成校(通学1年 昼間部)におけるソーシャルワーク専門職養成
<抜粋>
関屋光泰 当ブログ筆者
1-1 社会福祉領域への「転職」を目指す学生と社会福祉士養成校
 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、2004年度に設置された、大卒者等を対象とする社会福祉士一般養成施設の1年制の通学課程である。
 社会福祉士養成学科 昼間部 <定員80名>

<特徴>
①学生の子育て、家族介護との両立
学生の多様性 ボランティア等経験者、異業種からの転職、セカンドキャリア、社会福祉事業の継承者
学生による自主的な学習会。施設見学、自主ゼミ、受験対策
 当学科の学生は、大学において社会福祉以外の領域を学び、大学卒業後直ぐに当学科に進学する進路変更か、大学卒業後に社会福祉以外の職業等を経て、当学科に進学する社会人学生の両者で多数を占める。
 学生の就職先として、医療ソーシャルワーカーが最多で20%から30%であり、次いで公務員福祉職、社会福祉協議会が主要である。

 また、夜間部の社会福祉士養成科は、昼間に働きながらの学生生活である-現役社会人学生、勤労学生とも言えよう。
 同様に、精神保健福祉士養成学科と精神保健福祉士養成科の昼夜の通学課程を設けている。
 本校の特徴として、自由選択制のオープン科目が挙げられる。
 専門職養成の観点から、オリジナルの科目を開講し、介護へのロボットの応用等、フロンティアとも言える領域の学びを提供している。


*ソーシャルワーカーの養成 入学前教育から卒後教育まで繋ぐ
 社会福祉士養成校の主要な役割とは、社会福祉専門職の志願者を募り=入学前
 専門職養成教育の実施と福祉領域への就職の促進=在学中
 卒業後のスーパービジョンとネットワーク構築等、実践と生涯続く自己研鑽のフォローアップである。


 これらを繋ぎ、媒介する総合的な教育に関して述べていく。
 それは、ソーシャルワーク専門職への入口としでの学校であり、実践に就いた後も継続した自己研鑽、学習とその資源、ネットワークの媒介となる教育のあり方を探る。

<今回の報告の主要な内容>
テーマ1 
 実践に連結したソーシャルワーク教育 実践事例の活用とフィールドワークを重視
テーマ2
 入学前-在学中-実践・卒後教育を繋ぐソーシャルワーク専門職養成プロセス
 卒後教育として、認定社会福祉士課程、精神保健福祉研究科、同窓会総会等を学校として実施。
 当学科として、ソーシャルワーク実践研究会、卒業生スーパービジョン等を実施。
テーマ3
 養成校の専門職養成の課題-当日、詳細を報告


1-2 社会福祉士養成学科学生の社会福祉士への転職パターン
(1)大学卒業直後の転進
 主要には心理学部、法学部、教育学部卒業後の入学。近年は理系学部、スポーツ系学部も増加傾向にある。 略
(2)異業種からの転職
 医療事務、システムエンジニア、アパレル等 略
(3)専門性の拡充
 教育、保育、介護、からの社会福祉士への専門性拡充 略
(4)キャリアの再構築
 女性の活躍、定年退職後のセカンドキャリア等 略

 これらに加えて、社会福祉事業(施設、在宅等)の継承者。 当日、報告
 地域包括ケアを担う多様な福祉専門職の人材確保のため、社会人学生やセカンドキャリアを目指す学生のソーシャルワーク専門職養成は、重要であると考える。


1-3 入学の動機-福祉専門職への志願
 上記の専門性の拡充とキャリア構築に加えて、次のような動機を持って入学に至る。
(1)福祉の仕事への憧れ-福祉専門職への転職の源流
 人生のどの段階で抱いたものかは個人差があるが、人間と関わり支える仕事への漠然とした憧れが、転職の検討段階で復活し、動機を構成している。
 略 当日、詳細を報告

2-1 現場と繋がるソーシャルワーク教育、ドヤ街フィールドワーク 2003年から継続
 現場に直結した教育

相談援助実習指導等の演習において、自らの地域における実践を活かした事例検討やディスカッションを実施し、現場と直結した教育を行っている。
 約20年間の地域精神医療、公的扶助領域におけるソーシャルワーカーとしての実践経験と、その実践知や事例、エピソード等を講義において活用してきた。担当する講義において、専門職としての倫理や知識と、現場との往復を重視した実践的な学びを目指している。
 また、簡易宿泊所街「寿町」(横浜市中区)のフィールドワークとして、地域の医療機関や福祉施設の訪問プログラムを、地域福祉を学ぶフィールドワークとして2003年から実施している。寿町の現場を学生が体験し、また簡易宿泊所や福祉機関・施設への訪問を実施し、地域生活支援等の現状と課題を体験から学ぶプログラムとして継続している。
 加えて、児童自立支援施設の見学会と施設職員との交流のプログラムも2014年6月から実施している。
 認知症カフェ「MeMoカフェ」活動 2016年から開始 略

課題:フィールドワークによる学習、活動を更に展開したい。 例:子ども食堂。
 ⇒現場との出会い、当事者との交流。学校の社会貢献活動でもある。
 学生が主体となり地域福祉活動を創り、継続していくことを理想としている。


2-2 SWの視点と思考を育てるための演習、実習指導
 実践事例による演習 
 アルコール依存症、精神疾患、地域生活支援
 社会的孤立、多問題ケース(セルフネグレクト、健康管理、金銭管理)
 生活保護受給者、単身生活、グループワーク
 倫理的ジレンマ
 事例の一部を、当日、紹介


<演習テーマ 反響の大きいもの>
*ターミナル・緩和ケア
*アルコール・薬物依存症からの回復
*女性の貧困・DV問題
*子どもの貧困、養護問題
*リワーク支援
*福祉施設職員の燃え尽き、ストレスケア(後述)

 これらを、概要の解説、映像・文献等の資料、事例検討、ディスカッションから学ぶ。
 養成校と大学人間福祉学部のソーシャルワーク演習において実施。

*グループワークの理論と方法 実践事例 
 演習として、グループワークの学びを重視している。

*ケア、相談援助の技術。
*事例を用いたアセスメントや支援計画立案


2-3 入学前-在学中-実践を繋ぐ教育
1 導入期-ソーシャルワーク専門職キャリアの入口

<学生募集(広報)活動のポイント>
一、早期教育。ニ、専門職への志願。三、個別、双方向。
毎年、定員80名の充足を継続ー専門職も志願がなければ誕生しない。

<入学前教育-各講義のテーマ>
「地域包括ケアシステムにおける社会福祉士」
「障害者支援におけるNPO法人の役割」
「家族介護とジェンダー」
「日本の社会保障制度-今、何が問題か」
「貧困問題とソーシャルワーク」
「社会福祉士の役割と展望」
 専任教員が、その専門領域を活かして、入学予定者等対象の入学前講義として毎年、実施している。

2 養成期
*社会福祉士養成学科の国家試験対策
 当学科は、学生の社会福祉士国家試験の結果は、合格率は90%台から80%台を、合格者数も併せて全国トップクラスの結果を維持してきた。

 受験対策講座や直前講座、オリジナル模擬試験の実施、通常の講義における対応、個別指導等が源にある。学生の期待も大きい。
 しかし、養成校は社会福祉士国家試験の受験予備校ではない。当然ではあるが、専門職養成こそがミッションである。
 国家試験合格、資格取得は、専門職としてのキャリアのスタートラインに過ぎず、その先の実践の質が養成校に問われていると言えよう。

*受験対策(一部)
 クラス担任の相談、個別指導。
・「ノートテイキング」等、学生のピアサポート、自主ゼミ。
・本校オリジナル「社会福祉士模擬試験」を2回実施。
・「国家試験直前対策講座」-教員が科目を分担。

*ソーシャルワークの価値の内在化
①価値の源流を伝える。
 社会福祉の歴史の重視。
②価値観を揺るがす問いかけ。
  例 死生観、「自立」、多様性の尊重。
③視野、知識の幅を拡げる。
 ⇒参考文献の紹介、回覧 <次回に掲載>
 相談援助の基盤と専門職や実習指導における、価値、倫理の学びの重視。今日の社会福祉の領域のなかで、最優先の課題とも言えよう。


3 実践期-卒後の継続教育、スーパービジョン
 本校は、認定社会福祉士の課程を設け、筆者も講師を担当している。
 ソーシャルワーク機能別科目群(障害)
 「地域生活支援と自立支援協議会」

 ソーシャルワーク機能別科目群(高齢)
 「後見制度の活用(成年)」

 精神保健福祉研究科 <次回に掲載>

 ソーシャルワーク実践研究会
 卒業生の実践報告とディスカッション、卒業生と教員、在校生の交流の場として2ヶ月に1回実施。
 当日、詳細を報告 <次回に掲載>


<次回に続く>
社会福祉教育セミナー分科会 社会福祉士養成校における専門職養成<後編>
ソーシャルワーカー卒後教育


報告者 当ブログ筆者
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科 学科長
・相談援助の理論と方法
・相談援助の基盤と専門職
・相談援助実習指導 同実習
・社会調査の基礎 等。
・社会福祉士受験対策講義

・大学人間福祉学部 非常勤講師 ソーシャルワーク演習、社会福祉士受験対策講座
・国立武蔵野学院 附属児童自立支援専門員養成所 非常勤講師 公的扶助論


・ブログ「社会福祉士受験支援講座・教員日記」 筆者 http://miseki.exblog.jp/
訪問者数 のべ1,815,000人 2009年3月開設から
 1日の閲覧者 約2500人超


福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント論文 当ブログ筆者の業績一覧

当ブログ筆者の論文
『福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発』
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号
37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。

職業訓練生たち 1年目職員が感じた介護&ストレス ヒアリングからみえたこと 関屋 光泰
 介護職員「こころの健康管理」その施策と工夫
 産労総合研究所 2015


貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中


ソーシャルワーク実践研究会 11月5日のご案内 無料
ソーシャルワーク実践研究会
2016年11月5日(土)
14:30から16:00
会場 日本福祉教育専門学校 高田校舎

 社会福祉士養成学科卒業生等の実践報告。
 今回のテーマ「地域を基盤としたソーシャルワーク実践 社会福祉士の役割の真価を問う」
 毎回、医療福祉や障害者福祉、貧困等の実践報告を行っています。

 ご予約不要でどなたでもご参加いただけます。関心をお持ちの方、在校生や卒業生はもちろん、一般の方もご参加いただけます。
 当ブログ筆者も参加予定です。会場でお待ちしています。

 「ソーシャルワーク実践研究会」とは、当学科等の卒業後の学びとフォロー、交流の集まりである。
 社会福祉士の卒業生からの実践報告やディスカッション、卒業生と在校生、教員等との交流の場となっている。
 卒業生のネットワーク構築と、卒業生の相談に応じる機会として、また卒業生の自己研鑽や社会福祉領域への定着の支援、相互支援を促進している。
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ソーシャルワーク演習 後期第2回 職場のメンタルヘルスとリワーク支援
 当ブログ筆者の、大学における演習 レジュメ概要1 10月18日
はじめに リワーク概要
(1)リワークとは

 ここでは、「うつ病リワーク研究会」による文献 を参考として、精神科医療機関等が、うつ病等により企業等を休職中の人々を対象に実施している「リワーク」について概要を述べていく。
 なお、福祉施設や民間企業等が実施している復職支援事業は、「リワーク支援」と呼ばれている。
 「リワーク」とは、うつ病・気分障害等、メンタルヘルスに関連する要因により休職中の職員を回復させ、職場復帰へと繋ぐ取り組みのことであり、そのために医療機関が提供するものを「リワークプログラム」と呼んでいる。精神科デイケアの枠組みで実施されている、グループによる精神科リハビリテーションである。

 リワークの目標とは、次のものが挙げられている。
一、気分障害等の病状を安定させ、心身の健康の回復を図る。
二、復職準備性を向上させ、職務への復帰を可能とする。
三、不調の再発と再び休職することを予防するため、セルフケア能力を向上させる。
これらを目標としながら,リワークプログラムを通じて、適応・対処する能力の向上していく。

(2)復職準備性-復職支援の要
 職務を担えるレベルの状態の回復の程度を、復職準備性と呼ぶ。
 メンタルヘルスの疾病が要因となった休職から、職場に復帰する場合、その時期が職場にとって重要な課題となる。復職の決断が容易ではないのは、心身の状態が回復したことと、職務が可能になることは、同義ではないからでもある。
 この復職準備性は、主治医の診断のみではなく、リワークのグループワークにおける行動、課題の達成度等も加えて多面的に、かつ慎重に判断することは、復職の成否の鍵を握っていると言えよう。

1 職場のメンタルヘルス
 具体的に職場のメンタルヘルスを推進するにあたっては、次の3つの対策の要素がある。
1次予防とは、職員のメンタルヘルスに関する問題の発生の予防に努めるというものである。
2次予防とは、メンタルヘルスの不調を抱える職員を早期に発見、対策を実施する。
3次予防とは、メンタルヘルスの要因から休職した職員の職場復帰(リワーク)に関する支援を実施するというものである。

2 復職支援の進め方
*その困難
・組織として、復職支援をどのように進めるべきか。
 管理職として行うべきこと、留意点は何か。
・休職中の職員を支えている管理職の方が燃えつきてしまわないか。
・リハビリ出勤の進め方、留意点は何か。
・復職後のメンタルヘルスの困難を抱える職員の力になりたいが、接し方が分からない。
・忙しいときの仕事の断り方が上手く出来なくて、ストレスを感じる。
燃えつきや抑うつの症状、不眠等のメンタルヘルスの困難が、自らと同僚にも思い当たる

*ポイント
・ストレスから復元する力であるレジリアンスの重要性。
・実践ストレスのセルフケアのプロセスの概要。
・ストレッサーの自己分析の方法。

(3)リワークプログラムのポイント
 次の4つが、既存のリワークプログラムにおける実施の要点である。
一、通勤と職務の時間帯を模倣して、定期的に通所する場を設ける。
二、ルールのもとで空間的、時間的な拘束を行う枠組みを提供する。
三、課題を課す作業プログラムにより、調整しながら心身への負荷を掛けていく。
四、不調と休職の再発予防を目指すセルフケアへ繋がる心理社会教育プログラムを実施する。
 これらによって、心身を枠組みに慣らしながら、本人の心身の状態に応じて作業によって負荷を掛け、セルフケアの向上を図っていく 。

また、リワークプログラムを実施している医療機関で実際に行われているプログラム内容を次に挙げる。
*リワークプログラムを持つ医療機関で実際に行われているプログラム内容
・プレゼンテーションやディペート
・参加者とスタッフを交えたミーティング
・ディブリーフィング(うつ病エピソードの振り返り作業)
・セルフケアやストレスマネジメントのための心理社会教育
・集団認知行動療法
社会生活技能訓練
・アサーショントレーニング
・サイコドラマ
・映画鑑賞

【プログラム内容】 参考例
オフィスワーク
自己分析
セルフケア
生活習慣講座
ストレッチ
卓球
スキルアップタイム
個別面談

<続く>


当ブログ筆者が全国社会福祉教育セミナーにて報告を行います お知らせ
第46回全国社会福祉教育セミナー2016 会場 淑徳大学 「ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして」
分科会第4 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の現状と課題(仮)』2016年10月30日

コーディネーター: 空閑浩人氏(同志社大学)
発題者: 山本由紀氏(上智社会福祉専門学校)
     明星明美氏(日本福祉大学福祉経営学部 通信教育)
     関屋光泰 (日本福祉教育専門学校)
主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会


全国社会福祉教育セミナー分科会第4 社会福祉士養成校におけるソーシャルワーク専門職養成1 当ブログ筆者

福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント論文 業績一覧

貧困問題と相談援助 当ブログ筆者の講演 音声記録の一部を公開中

当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。


障害者に対する支援と障害者自立支援制度 練習問題
 第28回社会福祉士 精神保健福祉士国家試験受験対策 共通科目


問題1 特別支援教育に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 盲学校・聾(ろう)学校・養護学校において,一人一人の教育的ニーズに応じた特別支援教育を行う。
2 ほとんどの授業を通常の学級で受けながら,障害の状態等に応じた特別の指導の場(通級指導教室)で授業を受ける児童生徒数は,年々減少している。
3 特別支援学級を設けることができるのは,従来の特殊学級と同様に,小学校,中学校である。
4 1994年,スペインのサラマンカで開催された会議で,「特別ニーズ教育(Special Needs Education)」と「インテグレーション(Integration)」という新しい考え方が示された。
5 文部科学省の調査(平成14年)によれば,小・中学校の通常の学級に在籍する,学習障害(LD),注意欠陥多動性障害(ADHD),高機能自閉症等,特別な教育的支援を必要とする児童生徒数は,全体の6%程度である。

問題2 障害者基本法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい

1 障害者基本法は「障害者の日」を定めている。
2 市町村障害者計画の策定は、努力義務である。
3 中央障害者施策推進協議会の委員は、厚生労働大臣が任命する。
4 障害者基本法は、障害を理由とした差別禁止の理念を明示している。
5 政府は、3年ごとに障害者施策の概況の報告書を国会に提出する義務がある。

*解答と解説
 注意欠陥多動性障害ADHD、学習障害、
 障害者基本法、障害者週間、障害者基本計画とは
 中央障害者施策推進協議会 地方障害者施策推進協議会  
 attention-deficit/hyperactivity disorder ; ADHD 混合型,不注意優勢型,多動性・衝動性優勢型
 反社会性人格障害とは 記事下方をクリック


More*解答と解説:注意欠陥多動性障害ADHD、学習障害、障害者基本法、障害者週間⇒⇒
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当ブログ筆者の福祉施設職員対象研修 出張講義
東京都の「登録講師派遣事業 第1期・事業所向け派遣研修」

「福祉施設職員のストレスケア」研修 科目番号116
内容 福祉施設職員の困難の原因と、ストレス対処方法を事例も用い学びます。
 高齢者介護職や障害者支援員、保育等、施設職員の燃えつきや離職を予防し、心身のセルフケア等により、職員と職場をサポートする研修です。
・福祉施設職員の職務ストレスに対するセルフケアの促進、その方法
・ストレッサーのチェック
・実践ストレスのセルフケアのプロセス
・ストレスから復元する力=レジリエンスを強める
・ストレッサーの自己分析 
・福祉の職場の総合的ストレス・マネジメント
・ストレス場面への対処。リラクゼーションの方法
・援助者のエモーショナル・リテラシーの向上 感情のコントロール
・福祉施設職員の実務上の対策、専門職としての成長へ
・職員のメンタルヘルス ストレングス
・実践ストレスを成長に繋げていくために。
・チームリーダーによるサポーティブな職場のファシリテーション 等

貧困、生活困窮者対象のグループワーク実践」科目番号217
内容 生活保護受給者、生活困窮者等を対象としたグループワークのプログラムと留意点などを、講師の実践や事例も用いて解説。アルコール依存症等の回復支援、孤立予防、地域生活支援の課題も学びます。

「福祉施設職員の職業倫理、ハラスメント予防研修」科目番号155
内容 高齢者や障害者福祉施設等におけるハラスメントの予防を図る、事例やチェックリストを用いた職業倫理の研修です。介護職や支援員に求められる倫理や福祉マインドの基礎を学び、資質向上を図ります。

「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号63
内容 グループワークのプロセスや、プログラム立案と実例、形態、考え方等、援助技術の基礎を解説。福祉施設や集団の人間関係を深め、生活の活性化を図るグループワークの方法を、事例も用い学びます。 後述

 上記はブログ筆者 関屋光泰が担当する研修です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護・保育事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の講師が出向きます。講師謝金 無料
申込締切日
平成30年5月28日(月) 17:00まで
詳しくは下記をクリック
東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業

福祉施設職員のメンタルヘルスの支援 職員のストレスマネジメントと施設のリスクマネジメント 当ブログ筆者の論文 抜粋 リンク

<事業所に対する育成支援事業 登録講師派遣事業 東京都>
 障害者福祉施設におけるグループワークの基礎 研修 抜粋


 講師のグループワーク実践事例から
 生活保護受給、精神障害者対象のグループワーク、精神科デイケアにおけるプログラム。


<1.グループワーク 概要>
①グループワークが活用されている領域

・社会福祉施設等の利用者を対象に、人間関係調整やコミュニケーション、生活意欲の向上などのために展開されている。
・病気の治療、リハビリテーションの一環としての、病院,保健所などにおいて展開される当事者や家族へのグループワークもある。
 社会生活への適応、自立のトレーニングを目的にしたグループワークは、矯正・治療施設でも活用されている。

②グループワークの概要
・グループによる意図的なプログラム活動やグループ内外の相互作用を活用して、個々のメンバーの成長をめざし,個人,集団,社会のさまざまな問題への効果的な対応を支援する援助方法である。
・グループワークは、利用者に所属意識、成長、関係、新たな経験等をもたらすものである。
 ソーシャル・インクルージョン、自立支援を具体化する援助プログラムとしても有効である。
 生活困窮、社会的排除等の問題が存在する今日、社会福祉、就労支援において求められる援助方法であると言えよう。

<2.グループワークの援助媒体>
①援助者(ワーカー)とメンバー(参加者)の援助関係

・援助者の二つの立場-グループ援助の相互性
・二つの視点-メンバー個人とグループ全体を理解する
・援助者の二つの働き-グループの動きの活性化(促進)と、利用者のサポート。

・ワーカーは、可能ならしめる人(側面的な援助)
 (望ましい)変化を起こさせる人
 グループ内外の相互作用の媒介者、社会参加の拡大。

・シュワルツの「平行過程の原理」ワーカーとメンバーの役割分担。
 略 詳細は研修において。

②メンバー間の相互作用
・メンバー間の相互作用から、仲間同士の支持、問題解決の力を引き出すことが、重要な課題である。グループワークは、利用者の相互援助システムを志向する 略 詳細は研修において。
*メンバー間の相互作用の理解-グループの治療教育的力
・グループワークは、援助者が自然発生的あるいは意図的に形成されたグループの利用者の相互作用を活用し、その治療教育的力によってさまざまな目標の達成を目指す。
 しかし、グループの力は「両刃の剣」といわれる 略

③プログラム活動
1)プログラム活動の意味 

・グループワークは、「プログラム活動」を働きかけや動機づけの手段として,計画し,実践し,評価することで相互援助機能を生み出している。
・利用者は、活動を一緒にする過程で起こる相互作用によって,グループのまとまりや協力,連帯,共同などの関係をも生み出していく
⇒ 具体的には 略
 「結果」より活動の「過程」を重要視する 略

2)プログラム計画の前提 
 第1前提:どんなプログラムでも利用者のニーズが何よりも優先しなければならない。
 第2前提:プログラムはどこまでも目標達成のための手段であり,目的ではない。 
 第3前提:援助者はプログラム活動を「助ける人」であり,中心になって「やる人」ではない。

 前田ケイのプログラム活動の定義では、「グループがそのグループ目的に沿って行う,あらゆる具体的な活動を指し,その活動の計画,実行,評価などにわたる全過程を通しての活動を含む」。

3)プログラム材料 
 プログラム活動を進める際に利用されるプログラムの素材のことである。
*プログラムの種類(例)
(1)レクリエーション活動

 各種スポーツ(エアロビクス、ヨガ、ゲートボール),旅行、手芸、芸術(絵画)、音楽(鑑賞・演奏)など。
 プログラム事例 略
(2)社会参加活動
 環境(公園清掃)・リサイクル・緑化活動など。 プログラム事例 略
(3)社全体験学習活動
 プログラム事例 略
(4)訓練・自立支援活動
 調理実習、メンバーミーティング,作業(園芸)など。
(5)日常生活活動
散歩,雑談,会食など。
プログラム事例 略

4)プログラム計画の原則
*プログラムがメンバーの興味とニーズに基づいて設定されているか。
 援助者はメンバーの興味の発見に努めておかなければならない。
*メンバーの能力とレディネス(準備性)が考慮されているか。
 略 利用者の能力等に適合し,全員が参加可能で満足が得られるような活動を考慮することが大切である。

*グループワークにおけるプログラムの意義
①自由な自己表現の可能性
・自己表現の手段を豊かにし,技能を高めていくためのものとして,重要である。
身体的な表現を伴うスポーツ,手工芸などである。
②集団を安定させる機能
グループの発達と展開には,グループのまとまりと安定が必要である。
音楽や単純なルールによって設定されるゲーム,グループ独自の財産(規約,グループの名称,旗)を作り,持つことである。
③新たな集団過程を展開させる可能性
集団の展開は,グループやメンバーが新しい課題に直面し,さまざまな体験,成長させるものとして重要である。
この可能性が高いのは,他のグループと交流、グループの直面する問題についての討論などである。
④グループの組織化を要求される可能性
集団内の役割分担を必要とされる小旅行,演劇などである。

<その他、研修内容 詳細は研修において解説>
*グループワークにおける社会資源


*社会資源の活用にあたって,援助者の役割

<グループワークの展開過程> 
*準備期

 波長合わせ、グループの計画・構成、予備的な接触 
*グループの計画と組織内の合意形成
・複数の利用者のために、必要と考えられるグループをつくっていく=グループの計画である。
また、所属組織内の合意を形成し、職員からの支持を得て、支援体制を樹立する。

*グループ形成計画 グルーピングの実際
(1)利用者の構成要素
・参加メンバーの性別,年齢,学歴,結婚歴,職歴,身体的・精神的特徴,社会経済的状況などを指す。
・要素を限定した同質グループ,又は異質要素をもったグループがある。

(2)参加メンバーの募集,選択

*開放的グループか閉鎖的グループか
*波長合わせ=的確な理解と反応のための準備的行為
 利用者への波長合わせ

*開始期-契約
*グループの特徴
 円滑な開始・接近と逃避
 契約作業-グループの目標と契約(約束)の確認-
 グループの課題(目標)
 グループワークにおける援助者のコミュニケーション技術
 コミュニケーションの媒介
 グループの凝集性を促進させる技術
*グループダイナミクスと援助者
 われわれ感情、グループ規範、グループ圧力等 略

*作業期
*信頼感と凝集性の強化
*人間関係のストレッサー。グループの機能不全
・プログラムに連続性を持たせる
・個々のプログラム活動を全体のプログラム活動の展開の中で見る

*終結期

コノプカによるグループワークの14の原則
1.グループ内での個別化

 利用者個人の独自性、相違点を認識し,それにしたがって支援する
 ワーカーはグループの経験が個々の利用者にどのような効果をもたらし、一人ひとりがどのように考え、感じ、行動しているかを理解し、個別化した支援を行う。

2.グループの個別化
 多種多様のグループをそれぞれ独自のグループとして認識し,行動する
 グループワークはそれぞれグループの特徴をもって実施されている。

3.メンバーの受容
 各個人をその個人独特の長所・短所とともにありのままに受け容れる
*援助者は、共感しているという気持ちを言葉や行動で積極的に伝えていくが、積極的に自分から働きかけてこない利用者は、援助者からの働きかけを最も必要としている。

4.ワーカーとメンバーの援助関係の構築
 グループワーカーとグループメンバーとの間に意図的に援助関係を創ること

5.メンバー間の協力関係の促進
 グループメンバーの間によい協力関係ができるように支える

6.グループ過程の変更

7.参加の原則
 ワーカーは利用者が各々の能力に応じて参加できるような活動を考え、メンバー相互の交流が促進されるよう参加を促していく

8.問題解決過程へのメンバー自身の取り組み
 メンバーが問題解決の過程に参加することができるように援助すること

9.葛藤解決の原則

 メンバー自身の、またグループ内での葛藤に対して,メンバーが自分たちで解決できる方法を見出せるように導くこと。
 ワーカーは,メンバー自身やグループが持つ葛藤に気づき,それを抑圧するのではなく,必要に応じてその葛藤を表出させることが必要となる。そして,逃避することなく葛藤を直視し,主体的に取り組めるように支持しなければならない。
 メンバーにとって,ワーカーの支持がある場面で葛藤の解決方法を学べることはきわめて有意義であり,社会的成長を促進させることにつながる。

10.経験の原則
 人間関係をもつことにおいて,また、ものごとを成就することにおいて,多くの新しい経験を与えること

11.制限の原則
 制限を,各個人およびグループ全体の状況に対する評価に基づいて,巧みに用いてゆくこと
 利用者が自分や他人を脅かしたり、人間関係を破壊する行動をとったりすることがないよう保護し、利用者の自我を強化し、援助者とよりよい援助関係を保っていく。

12.プログラムの活用
 各メンバー,グループ目的および目標、評価に基づいてそれぞれの状況にふさわしいプログラムを意図的に用いていくこと

13.継続的評価
 個人およびグループ過程について継続して評価を行うこと

14.グループワーカーの自己活用
 ワーカーは暖かく,人間的に,訓練によって修得した方法にしたがって自己を活用してゆくこと
*自己を援助の道具として用いること。援助者は集団のなかで利用者と行動をともにするが、ただ集団の過程を観察するために存在するのでなく、必要な援助をするために存在する。


 他、当ブログ筆者による研修メニュー(東京都登録講師事業)
福祉施設職員の人間関係、コミュニケーション 事例から学ぶ 科目番号117
 福祉施設の職員間の人間関係の難しさと改善の方法を、また利用者とのコミュニケーションの課題を、事例も用い学びます。
 障害者・高齢者福祉施設等の人間関係と職場の改善を図り、職員のストレスの緩和を図る研修です。

障害者福祉施設の新人職員等基礎研修 科目番号115
 障害者支援の視点やコミュニケーションスキル、職員の倫理等の基礎を、事例も交え解説します。
 新人職員等の資質向上もテーマに、福祉援助技術の基礎、姿勢、考え方など、障害者福祉施設の職員をサポートする研修です。

貧困、生活困窮者(子ども)支援の考え方 共生社会の課題 科目番号218
 子ども食堂等の地域福祉活動の拡大をふまえ、社会的排除、貧困の捉え方や、生活困窮者・児童支援の考え方、関連する健康問題等の基礎を解説。
 共生社会、ソーシャルインクルージョン志向の活動事例や、アウトリーチ等の課題も解説。

初回面接(インテーク)の基礎 初対面の利用者とのコミュニケーション技術 科目番号178
 訪問等における、初対面の利用者とのコミュニケーションや電話相談にも応用可能な、インテーク面接、相談の基礎を、生活困窮の事例も交え解説。
 早期支援により、社会的孤立と危機を防ぐアウトリーチの考え方も扱います。

面接の基礎 バイステック7原則を基盤に学ぶ援助関係の構築 科目番号179
 相談や訪問における利用者との人間関係の構築、面接技術、相談の基礎を事例を交えて学びます。
 バイステックの7原則を基盤に、利用者との良好なコミュニケーションの方法、姿勢、視点等を解説します。

社会福祉の歴史の基礎 福祉援助の源流から学ぶ 科目番号216
 セツルメント等の地域福祉活動、貧困問題と児童福祉、訪問・相談事業など福祉援助の源流を探り、歴史や先人から学びます。
 今日のコミュニティ福祉、共生社会、ソーシャルインクルージョンの課題解決のヒントを歴史から探究する研修です。

筆者のコメントが朝日新聞(全国版)に掲載されました 福祉施設職員のストレスケア、メンタルヘルス、感情労働とは

新聞に筆者のコメントが掲載されました「ルーテル学院大の関屋光泰 助教は、東京都内を中心に約60カ所の障害者施設などで職員向けのストレスケア研修を行ってきた。「忙しい時に利用者への言葉がきつくなり、そんな自分を責めてしまう」、研修の受講者からは、そんな悩みが多く寄せられる。<略>「自分が理想とする支援ができず、自己嫌悪に陥る職員も多い。職員のケアの必要性に目を向けるべきだ」と訴える」抜粋
(やまゆり園事件が残したもの:下)地域に開く、支え合い歩む
2017年7月26日 朝日新聞朝刊 全国



当ブログ筆者が報告を行います お知らせ
第46回全国社会福祉教育セミナー2016 会場 淑徳大学 「ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして」
分科会第4 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の現状と課題(仮)』2016年10月30日

コーディネーター: 空閑浩人(同志社大学)
発題者: 山本由紀(上智社会福祉専門学校)
     明星明美(日本福祉大学福祉経営学部 通信教育)
     関屋光泰 (日本福祉教育専門学校)
主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会



当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。


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<当ブログ筆者の論文 1 >
関屋光泰「福祉施設職員のメンタルヘルスとリワークの支援」 2016年
日本福祉教育専門学校 研究紀要 55頁から73頁
ISSN 0919-2034

 抜粋
Ⅰ. 福祉施設職員のメンタルヘルス支援プログラム
1. 福祉施設職員ストレスケア研修の開発と実施

 筆者は、福祉施設の介護職や支援員等の職員を研修により支援するため、「福祉施設職員サポーティブ研修」として4テーマのプログラムを、東京都福祉保健局による「事業所に対する育成支援事業 登録講師派遣事業」における研修として立案し、講師として実施した。
 この事業は、筆者を含む登録講師、つまり都内の社会福祉士、介護福祉士及び精神保健福祉士養成施設の教員等を、小・中規模の福祉施設の要望に応じて派遣し、個々の施設の課題に合わせ、専門的・実践的な研修を行うものであり、東京都社会福祉協議会が東京都から委託を受けて実施している。
 筆者が開発し実施した4テーマの研修とは、次のものである。
 「福祉施設職員のストレスケア研修」とは、職員の実践ストレスへの対処や燃えつき・慢性疲労の予防、メンタルヘルスのセルフケアを支援するプログラムである。現場の職員のケアと成長の促進を図る一連の研修の中核である。
 「福祉施設職員の職業倫理 ハラスメント予防」は、職員に求められる倫理やマインドの基礎と、ハラスメントの予防を事例等も踏まえながら解説する研修である。倫理を教条的に講義するのではなく、各施設の現実に沿いながらも倫理を共有し実践することを目指していく。職員の価値の部分を担う、研修の根幹部分である。
 略
 これらの筆者による研修は、都内の高齢者福祉施設及び障害者福祉施設の41箇所で研修を実施した。これらの研修は、介護職員、生活支援員、相談員、看護師、保育士、ケアマネージャー、施設長等の管理職等の合計711名が受講した。

*福祉施設のリスクマネジメントと職員のストレスマネジメント 
 研修プログラムの目的は、介護職員や支援員等の福祉施設職員の質の高い実践の持続を支援し、より良い働き方、生き方の拡充を促進するためである。
 当然ではあるが、個々の職員のメンタルヘルスの不調、混乱は、支援の実践に影響する。福祉施設全体にとっても、職務上のストレス、慢性疲労・燃えつき等によって実践が困難になり、更に休職し復職出来ない職員を生じて、職員の人員不足を招くことは、支援の質の低下や事故に繋がる可能性に直結する。
 職員のメンタルヘルス支援策、施設としてのストレス・マネジメントは、リスク・マネジメントでもある。もし職員の心身の健康の維持と、実践と職員の生活の拡充を促進するならば、良い福祉施設、良いサービスという実を結ぶ。つまり、福祉施設においては、事業の根幹は人にある
 筆者の研修は、離職を防ぐメンタルヘルス対策のみならず、施設と職員の成長、サポーティブな職場づくりをも視野に入れ、開発した。東京都の研修事業として機会を得て、各施設において実施し、現場からのフィードバックを活かし、プログラムの更なる改善を図ってきた。

2.職員の「いきなり退職」-施設共通の痛み
 研修の反応として、多くの福祉施設において語られた共通の問題とは、職員の突然の退職であった。職員のメンタルヘルスが密接に関わる「いきなり退職」は、現場を去る側には逃避の罪悪感を、残される職員には自責を、組織には人材確保の困難をもたらす。当然ではあるが、「いきなり退職」はメンタルヘルスの問題のみならず、複合的な要因が顕れたものであり、多様な側面がある。
 略
 また研修においては、慢性疲労や、職務上の困難を抱える職員をどのように支えていくべきかという課題が挙げられた。特に、メンタルヘルス領域の要因があり、休職中の職員のリワークをどのように進めていくべきかという課題が目立った。


(2)福祉施設職員間の人間関係の問題
 本研修におけるフィードバックからも、施設職員の人間関係における困難が明らかになった。福祉施設における支援は、多様な職種の職員のチームケアによって提供されているのであるから、職員間の人間関係に障壁があるならば、利用者にも働く職員にも影響が大きいことは言うまでもない。
 なぜ、職員間の人間関係には困難が生じるのか。それは、職員個人や組織としての実践の成果の不可視性等の要因によって、自己効用感の減退、無力感等の実践の不全感、否認とも言える感情と、苛立ちなどを含む否定的な感情が、職員の人間関係のなかで噴出されることが一つの要因である。つまり、実践における根源的な問題や、日常的な困難に直面したときの感情を、職員の人間関係の葛藤へと置き換えている。
 ここでは、実践の現実的な問題を、職員間の陰口という形態ではなく、これら否定的な感情の気付きの促進を起点として、感情を整理し、根源的な問題も見出し、改善への取り組みも検討する必要がある。これらを建設的に表現し合い、職員チームとして分析するワークショップ等の形態で、後述する外部者、コンサルタントがチームを支える必要があると考えられる。

(3)コンサルテーションの必要性
 福祉施設職員にとって、セルフケアや職員チーム内外のサポートネットワークによって、実践に踏みとどまっている。しかし、先述の図2の痛みが耐え切れない程になるか、頼りにしていた先輩等、燃えつきのストッパーが配置転換などによって拠り所を失うことによって、危機を迎える。休職によって回復を図るか、職務の課題に無関心になり、諦めや無力感の殻に閉じこもる。
 略
 コンサルタントが支えることによって、現場の職員がより良い実践を望むなかで、各自の能力を引き出し、適材適所で活かす組織マネジメントの促進が求められている。

(4)共通の痛みを緩和する-感情労働
 一人の職員にとっての困難、痛みは、他の職員にとっても同様に困難を生じていると考えられる。何が今の実践のなかで最も困難でストレスを生じているのか、その共通点を見出し、具体的な対策を立案しなければならない。例えば、職員が自身の直面している困難と感情を表現できず沈黙を強いられている状況は、改善を働きかける。また、実践の中で自己の存在価値、意味を見出せない、もしくは自らの仕事や立場に対して過剰な防衛をしてしまう等の問題がある。
 略
 トップダウンでも外部からの注入でもなく、後述するキャンプファイアのかたちで、現場の経験から学び、思考し、不安に対処していく。
 職員に共通する困難として、福祉施設における実践が感情労働の側面を持つことが、一つの要因である。感情労働とは、自分の深層もしくは表層の感情をコントロールし、利用者に適応した態度と言葉、表情、振舞い、配慮等で対応することにより、報酬を得る労働のことである。
 ホックシールドによれば「この労働を行う人は、自分の感情を誘発したり抑圧したりしながら、相手のなかに適切な精神状態をつくり出すために、自分の外見を維持しなければならない。この種の労働は精神と感情の協調を要請し、ひいては、人格にとって深くかつ必須のものとして私たちが重んじている自己の源泉もしばしば使いこむ。例えば、利用者の態度や感情がどのようなものであっても、職員側は受容的な態度と対応、配慮をするための、自身の感情の統制である。
 しかし、職員も感情を持つ人間であり、自らの感情を統制し、時に操作、規制することには限界がある。加えて、職務の忙しさによって時間と精神的なゆとりが減少すると、感情労働の切り詰めや、わりきりが行わざるを得ない。「労働者は、自分がまったくコントロールできないような膨大な数の人々に対して深層演技をするように要求されると、守りの姿勢をとる。この状況で自尊の意識を守り抜く唯一の方策は、その仕事を『幻想作り』として定義し、仕事から自己を引き離し、軽く考え、真剣にならないようにすることである」。
 総じて、福祉施設職員を含む社会福祉、介護、看護等の対人援助領域全般が、感情労働としての側面も持つ。深層演技は、職員の情緒への負担、疲労の蓄積に繋がり、その限界から情緒が摩滅するならば、実践の質に影響が生じる。
 求められているのは、感情労働の疲労等を表現し合い、職員チームとして支え合うことである。

 略
 研修において出会うことが出来た援助者の方々は、他者の痛みに真摯に向き合い、専門職として寄り添いながら支援する上で、慢性的な心身の疲労感、痛みを抱えていることが多かった。福祉施設職員が、利用者のために献身的に実践を続けているのに、自らの心身の健康を維持できない、職員の痛みを支える人は誰もいないということでは、質の高い支援の継続が危ぶまれる。
 また、ワーク・ライフ・バランスを欠き、援助者が自らの家族問題や親密な人間関係における問題が生じることも、援助者自身のサポートネットワークを損ないかねない。援助者の過度の献身性、実践にだけのめり込むことは、脆弱性をもたらす場合もあると言えよう。利用者にとっても、福祉施設という組織にとっても、援助者とその実践の持続可能性が求められている。
 今、援助者を支援しその痛みを緩和するプログラムが切実に求められている。
 総じて、福祉施設職員の痛みに応え、現場の様々なニーズ、声を活かす研修と専門職教育が求められている。
また、研修のフィードバックから、リワーク支援プログラムの実施を現場が求めていると言えよう。
 <以上、論文からの抜粋>

参考文献の一部
 A.R. ホックシールド著,石川准,室伏亜希訳『管理される心─感情が商品になるとき』世界思想社,2000年
 ドナ C アギュララ著,小松源助,荒川義子訳『危機介入の理論と実際 医療・看護・福祉のために』川島書店,1997年
 アントン・オブホルツァー,ヴェガ・ザジェ・ロバーツ編,武井麻子監訳『組織のストレスとコンサルテーション 対人援助サービスと職場の無意識』金剛出版,2014年


<当ブログ筆者の論文 2 >
当ブログ筆者の論文 関屋光泰「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月
ISSN 0919-2034

*福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修の主旨
・福祉施設職員の職務ストレスに対するセルフケアの促進、その方法
・ストレッサーのチェック
・実践ストレスのセルフケアのプロセス
・ストレスから復元する力=レジリエンスを強める
・ストレッサーの自己分析 
・福祉の職場の総合的ストレス・マネジメント
・ストレス場面への対処。リラクゼーションの方法
・援助者のエモーショナル・リテラシーの向上 感情のコントロール
・福祉施設職員の実務上の対策、専門職としての成長へ
・職員のメンタルヘルス ストレングスと自己への語りかけ
・実践ストレスを成長に繋げていくために。語り合いの力
・チームリーダーによるサポーティブな職場のファシリテーション 等

当ブログ筆者執筆の新刊 1
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題 依存症と生活困窮(pp.171-178)
<概要>
 簡易宿泊所街「寿町」の精神科診療所におけるアルコール依存症と薬物依存症患者の支援の実践から、回復を図るグループワークや相談援助の課題等を考察した。
 生活保護を受給し簡易宿泊所に居住するアルコール・薬物依存症患者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。具体的には失敗を繰り返しても援助者と繋がり続け、危機を回避するための協働や、訪問やグループワーク等による社会的孤立を防ぎ、全人的な支援の持続が有効であると論じた。


関屋光泰(当ブログ筆者)の業績一覧 主要なもの>
(学術論文)
1.簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について
 単著
 平成21年3月 (修士論文 明治学院大学大学院 社会学研究科 社会福祉学専攻)

2.貧困・社会的排除とホームレス女性についての一考察 単著
 平成20年3月 『Socially』第16号 明治学院大学社会学・社会福祉学会

3.「日本型」社会福祉の源流をもとめて-小河滋次郎著「社会事業と方面委員制度」を読む- (査読付き)共著
 平成20年3月 『社会福祉学』第32号 明治学院大学大学院 社会学研究科社会福祉学専攻

4.簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について一横浜寿町における民間支援活動をめぐって- (査読付き)単著
 平成22年3月 『社会福祉学』第34号 明治学院大学大学院 社会学研究科社会福祉学専攻(pp.53-56)

5.簡易宿泊所街・横浜寿町地域における民間支援活動-歴史的経緯の概要-
 (査読付き)単著
 平成22年5月 『研究紀要』第18巻第1号 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校 福祉文化研究所
 (pp.39-48) (ISSN 0919-2034)

6.簡易宿泊所街・寿町における、生活保護受給者等を対象とする精神科デイケア-開始段階の実践に関する考察 (査読付き)単著
 平成24年『研究紀要』第20巻第1号,学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校福祉文化研究所
 (pp.35-48) (ISSN 0919-2034)

7.生活保護受給者を対象としたグループワーク -ドヤ街「寿町」における実践報告と考察-
 (査読付き)単著
 平成25年4月 『研究紀要』第21巻第1号,日本福祉教育専門学校福祉文化研究所
 (pp.39-52)(ISSN 0919-2034)

8.福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング (査読付き)単著
 平成26年4月 『研究紀要』第22巻第1号,日本福祉教育専門学校福祉文化研究所
 (pp.17-36)(ISSN 0919-2034)

(以下は、実践報告等)
9.『名古屋<笹島>野宿者聞き取り報告書』 共著

第一章 第三節 「仕事のない日の過ごし方」
平成7年10月 笹島の現状を明らかにする会
(pp.62-65)

10.野宿者の人々と共に創る演劇 単著
平成11年12月『Shelter-less』 (通号4),現代企画室 
(pp.71-76) (ISBN 4-7738-9934-4)

11.書評:冨江直子著『救貧のなかの日本近代-生存の義務-』 (査読付き)単著
 平成20年3月 『研究所年報』38号 明治学院大学社会学部付属研究所 (pp.211-213)

12.職業訓練生たち-1年目職員が感じた介護&ストレス 単著
 平成27年2月『介護人材Q&A』2015年2月号,産労総合研究所(pp.40-43)

(その他)
「第27回社会福祉士国家試験対策 ステップアップ講座テキスト」 平成26年8月
 日本福祉大学 社会福祉総合研修センターの社会福祉士国家試験対策講座のテキスト、社会福祉士全19科目、全194頁を執筆。

当ブログ筆者執筆の新刊 2
2017社会福祉士国家試験過去問解説集 第26回-第28回全問完全解説 日本社会福祉士養成校協会編集 中央法規出版
ISBN978-4-8058-5338-2


当ブログ筆者執筆の新刊 3
2017精神保健福祉士国家試験過去問解説集
一般社団法人日本社会福祉士養成校協会、一般社団法人日本精神保健福祉士養成校協会=編集中央法規出版
ISBN978-4-8058-5339-9



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全国社会福祉教育セミナー2016 会場 淑徳大学 「ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして」
分科会第4 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の現状と課題(仮)』2016年10月30日

コーディネーター: 空閑浩人(同志社大学)
発題者: 山本由紀(上智社会福祉専門学校)
     明星明美(日本福祉大学福祉経営学部 通信教育)
     関屋光泰 (日本福祉教育専門学校)
主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会


<ブログ記事 バックナンバー>
当ブログ記事バックナンバー 福祉施設職員研修


福祉施設職員のストレスケア、メンタルヘルス、感情労働とは 筆者のコメントが新聞に掲載されました
 2017年7月26日 朝日新聞朝刊 全国 「悩む職員の心のケア」(やまゆり園事件が残したもの:下)


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ソーシャルワーク演習(相談援助演習) レジュメ概要
 学部にて、大学3年生対象 当ブログ筆者の講義

<相談援助 面接技術2>
3.コミュニケーション 言語・非言語
 コミュニケーションとは、記号などを媒介して,意思や意味のある事柄を相互に伝え合い,理解しあうこと である。
 クライエントとの専門的な援助関係を深める為に、継続的なコミュニケーション、信頼関係を築くことが必要である

*コミュニケーションには以下のような特徴がある。
・「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション(=表情、視線、態度、うなずきなど)」。
・言語のコミュニケーションは、共感のもとに、感受性をめぐらしながら理解することに努める。

*観察の重要性 非言語(ノンバーバル)コミュニケーション
・観察は、面接において、クライエントが非言語的に発しているメッセージを読み解く技術である。
 観察について、フロレンス・ナイチンゲールは、「看護は、観察にはじまり、観察に終わる・・・生命を守り健康と安楽とを増進させるためにこそ、観察をするのである」と述べている『看護覚え書 』。


*非言語的コミュニケーション行動による援助技法の例-相互性
①共感性:肯定的な頭のうなずき,顔の表情、まなざし。
②尊敬:クライエントと時間を共有する,全身を傾けて向き合う。率直な配慮。
③思いやり:笑顔,接近、親しみやすさ 。
④純粋性:言葉と非言語行動の一致性(一貫性)。真実性。
⑤具体性:話の内容を図示したり,身体動作を用いて明確化する,明確かつ適度の音声。
⑥自己開示:冷静な表情で真剣に自己を語る姿勢。
⑦直面化:冷静な(自然な) 声の調子
⑧即時性:その場その瞬間に熱中する姿勢

・観察の能力を高めるためには、クライエントの顔の状態、呼吸のスピード、目の動き、まばたき、声のトーン・スピード、口元などを気をつける。
 クライエントの姿勢・動きなど。

*後光効果(hallo effect)
 視覚から得られる情報は,観察者の主観的評価が入りやすいため,過小評価,もしくは過大評価する可能性がある。自覚が必要である。
 つまり、外見上の好印象、もしくは警戒心をもたらす外見。見えることよりも、見えないものに価値をおく。

・クライエントのストレッサーを探る
 ストレッサーとは、ストレスを引き起こす因子となるもの。

・観察によって得られた情報を、全体的に、総合的に把握していく。問題の本質を把握するために、収集した情報を検討する 。
 全人的、生活の全体を捉える多面的な視野=援助者の視野の広さが求められる。
 具体的な関わりを行ないながら、観察は進められる-関与しながらの観察。


4 面接・コミュニケーション技法1
<アイビーのマイクロカウンセリング「かかわり行動」を参考>
1) 視線を合わせること-援助者の視線

・文化にあった視線の合わせ方をする。
 クライエントを凝視するのではなく,自然で暖かい視線が求められる。

*アイコンタクト
 日本人の場合,目のやり場や捨て場がある程度、用意された方が話しやすいことが多い 。
 初回面接時は、施設のパンフレット等があると、クライエントは目のやり場に苦慮せずに済む。

 座る位置も真正面より少し斜め横に位置する方が落ち着くことが多い。

2)身体言語に気を配る-援助者の姿勢
・自然体、オープンスタンス

 クライエントが安心して話ができるように,援助者は適度にリラックスし,少し前かがみになって関心を向けている姿勢を伝える。足や腕を組む等,知らないうちにでてしまう場合があるので注意が必要である。動作も相手への自然、率直な尊重が望ましい。

3)声の調子-言語による応答
・自然体で話す。分かり易く、ゆっくりと話す。

 クライエントの聴力については、確認を要する。必要に応じて、筆談等の手段も用いる。
・援助者が受容・理解・共感していることは、相手に伝える必要がある。
・クライエントの語りへの肯定的な応答が必要である。

4)言語的追跡
・暖かく豊かな調子で,クライエントの話の中から話題を進め,不用意にさえぎらず,傾聴する姿勢が基本である。
 援助者の側からは、話題を飛躍させてはならない。

・相手の話し方や状態、呼吸などに、援助者側が適応することも有効である。
 相手の話し方を合わせるとき、話し方のスピード、声の大小、音程の高低、リズムなどに注意する。

*参加型コミュニケーション、相互性
 平等―当事者はワーカーから学ぶが、ワーカーもまた当事者から学ぶ。相互性、対等な援助関係のあり方。
・クライエントが語ることを促進し、更に引き出し、妨げないことが最重要な課題である。
 クライエントの語り、そのことばを途中でさえぎって援助者の意見をのべたり,質問したりしないように気をつける。

・クライエントも援助者も双方が、互いを必要としている。面接とは出会い、つながりを創る場でもある。つながりの場を必要としている孤独な人々のために、ソーシャルワークは存在する。
 相談援助の場において、クライエントと援助者が共に、障壁を取り払い、受け容れあう新しい心、共生の力が必要である。

・世界の現実、日常に押しつぶされない心と、主体的に生きる力とも言えよう。
 自分の生き方を選ぶこと、どのようにしたいかの方向性がはっきりしないままでは、生活に根を下ろす生き方は、困難であるだろう。
 相談援助とは、クライエントの主体的な生き方を支え、自由な選択、本人が決定するプロセスを支える場、技術でもある。


・援助者側、機関の提供できることとできないことを明らかにし,できるかどうかわからないことを,簡単に約束しないようにする。

*最小限度のはげまし
・うなずき,相槌などで,相手の話しを促す。援助者がクライエントと共に存在し、肯定し、話を続けるべきであると促すこと。
・援助者が、クライエントにその話を傾聴し、受容している姿勢を示す1つのしるしである。また、クライエントに話し続けるよう促し、語ることを支え、励ますためである。
 うなずき等、反応を示しながら聞くことで、傾聴しようとする援助者の意思が伝わり、相手も話しやすくなる。
・非言語的な「最小限度のはげまし」とは、視線をあわせ、興味を持ち聴いていることを示すために上体をすこし前に傾けること、うなずく(首を縦に振る反応)等である。
 うなずきが相手の話の腰を折る危険性は少ない。
 援助者が無表情、緊張し過ぎる、動きが大げさになり過ぎてはならない。

・言語的な「最小限度のはげまし」は、クライエントに共感を表現するものである。
  1.「なるほど」「そうですか」「ええ?」「そう?」「それで?」「それから?」
  2.1語または2語のくり返し。
  3.「もっと続けて話してください」
  4.「うむむ……」「うーん」
  5.クライエントが話をした文章の最後の数語をそっくりくり返す。


・頻繁すぎるとわざとらしくなり、相手の話の腰を折ることにもなる。
・沈黙も有効に活用する。援助者の応答をはじめる前に、援助者が数秒間待つことを意味する。クライエントに話をつづけさせたり答えさせたりするための時間を与える。

<面接技術 次回に続く>


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主催 日本社会福祉教育学校連盟 日本社会福祉士養成校協会 日本精神保健福祉士養成校協会


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

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発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)

2017社会福祉士国家試験過去問解説集 第26回-第28回全問完全解説 日本社会福祉士養成校協会編集 中央法規出版
ISBN978-4-8058-5338-2

 450問を選択肢ごとに詳しく解説、科目別ポイント。過去3年分の国家試験全問題を掲載。最新の制度や数値にアップデート。

<当ブログ筆者の論文>
当ブログ筆者の論文 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


<当ブログ筆者の論文 最新>
「福祉施設職員のメンタルヘルスとリワークの支援」
日本福祉教育専門学校 研究紀要 55頁から73頁


<ブログ記事 バックナンバー>
当ブログ記事バックナンバー 福祉施設職員研修


ソーシャルワーク演習レジュメ 面接技術1 基本的態度 純粋性、構成要素、無際限性、沈黙とは 大学学部にて


第28回社会福祉士国家試験合格発表2016年 正答と合格基準 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科 合格率84.9%62人合格 一般養成施設ルート(通学)合格者数全国第1位。

社会福祉士 国家試験受験対策コース 当ブログ筆者の受験対策講義

低所得者に対する支援と生活保護制度 練習問題 初級
*社会福祉士・精神保健福祉士共通科目 基礎
<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題 入門編>


問題1 公的扶助制度の特徴に関する次の記述の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,適切なものを一つ選びなさい

  一般的に,公的扶助制度はセーフティネットとしての機能を持ち,最低限度の生活水準以下の状態に対して「 A 」にはたらく。また,我が国の生活保護法では,労働能力の有無や困窮の原因にかかわらず保護の対象とする「 B 」を採用しながら,「 C 」によってその要件を確認している。
   A     B           C
1 防貧的-- 一般扶助主義--資力調査(ミーンズ・テスト)
2 防貧的--制限扶助主義--所得調査(インカム・テスト)
3 救貧的--制限扶助主義--資力調査(ミーンズ・テスト)
4 救貧的-- 一般扶助主義--所得調査(インカム・テスト)
5 救貧的-- 一般扶助主義--資力調査(ミーンズ・テスト)

生活保護法

心理学理論と心理的支援(心理学)練習問題 初級
*社会福祉士・精神保健福祉士共通科目 基礎
<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題入門編>


問題2 次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,適切なものを一つ選びなさい

  人間の記憶には性質の異なるいくつかの機能があることが知られている。例えば,電話帳から電話番号を覚えて電話をかけるような場合には「 A 」が用いられる。その容量には制限があり,記銘した情報を保持しておくためには「 B 」が必要であることが知られている。最近はその概念が拡張され,「 C 」のモデルが提案されている。
 <組み合わせ>
   A      B        C
1 短期記憶--リハーサル --作動記憶(作業記憶)
2 感覚記憶--アイコン ---作動記憶(作業記憶)
3 短期記憶--リハーサル --手続き記憶
4 短期記憶--アイコン ---手続き記憶
5 感覚記憶--リハーサル --作動記憶(作業記憶)

*解答・解説:ミーンズ・テスト、稼働能力、一般扶助主義、制限扶助主義、セーフティネット、選別主義的給付
普遍主義的給付、インカム・テスト、福祉ミックス、旧生活保護法とは 下記をクリック

*解答・解説:記銘,保持,想起、ワーキングメモリー、エピソード記憶、展望的記憶、
意味記憶、短期記憶とは 下記をクリック


More*解答・解説 稼働能力、一般扶助主義、制限扶助主義とは ⇒⇒⇒⇒⇒
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ソーシャルワーク演習 レジュメ概要
 学部にて、大学3年生対象 当ブログ筆者の講義

<相談援助 面接技術1>
*面接とは
 面接者とは、その役割と専門性を持った、平凡な人間のである。
 平凡だから限界がある-他者を分かり、感情を共有することにも限界がある。
 「ありのまま」の相互性-面接者も来談者も、人間であること。弱さや限界、強さも持っている。
 つまり、相談、面接の本質とは、人と人との出会いであり、小手先の技術ではない。


・面接の無際限性
 人とは基本的に捉え尽くせないもの、無限なもの、『分からない』もの、謎である。
 人間の分からなさ認めながら、分かろうとして接近するのも、面接の一つの側面である。
 人間にはその時々の感情があり、意味づけて生き、それぞれの生き方がある。


・専門職としての傾聴こそ、求められている役割の基本である。傾聴に集中する姿勢が求められている。
・全体像をみること、偏見を持たないこと。近づくこと。
・誰に対しても、親しみやすさを基本に接する。自然な対話のなかで、クライエントの人生とその困難を読み取る。

1.面接におけるクライエントの抵抗
 事例 クライエントの沈黙。
・多くをしゃべらない,無言を続ける。
・自分の問題を直視することへの抵抗。
 問題に向きあわない、逃避するクライエントも少なくない。


<クライエントの抵抗の要因>
・クライエントは、生活問題等のストレスから、敏感、傷つきやすい状態で、相談の場に来談する。
・問題を自力で解決出来ないことの、恥の感情、苛立ち。
・自分の感情を、援助者に表出することの抵抗感や、援助者に非難されるのではないかという怖れ 。
 援助者の、クライエントに対する事実や感情の探求に対する(クライエント側の)抵抗。
・信頼感の欠如が原因の一つとも言えよう。

<援助における諸問題の例>
○沈黙
 援助場面においては,沈黙が非言語的コミュニケーションとしてさまざまな意味をもつ 略 。
・「沈黙」は、その意味の理解と、適切な対処が求められる。
 沈黙は、援助への抵抗、ワーカーへの依存や安心感、否定的感情などにより現れる。
 また、何を話すか、話さないかの迷いや、どのように話すのかなどにも現れる。沈黙の時間にも意味がある場合があり、クライエントの自己理解が進む場合もある。
・迷いによる沈黙は、話したいこと等を考えつくまで待つ必要がある。
・抵抗や否定的感情、依存などは、共感的な語りかけが有効である。
 安心感によるものは、沈黙を尊重しつつ、次の話題に移るなどの配慮が必要である。
・「次の言葉を探して考えている」場合と、「聞かれた意味がわからない」「何を答えていいかわからない」などの場合の違いを受け止め,それに応じて,答えを待つ,もう少し具体的な問いかけをする,ワーカーの応答の不適切さを修正する等の対応が必要である。

2.面接の概要
 面接は,ソーシャルワークにとって援助の主要な道具であり,ソーシャルワーカーとクライエントの間に起こる相互作用をつくりあげている-相互に変化する。
 それぞれの面接には目的やゴールが必要である。
 略
 面接は言語技術のみでなく,ソーシャルワークの価値,知識,援助関係によって支えられている。

・クライエントの語りを、
 引き出す
 妨げない
 障壁をとり除く

*援助者の基本的態度 (ロジャーズ)
・無条件の積極的関心(肯定的配慮)
・共感的理解 笑うものと共に笑い、泣く者と共に泣く
・純粋性(真実性) 率直な感情の交流


*ソーシャルワーク面接における課題
・クライエントにとって優先すべき問題は何か、生活問題の明確化が必要となる。
 援助の対象となる課題を絞る。
 ソーシャルワークの組織、専門職個人の抱え込み 力量や範囲を超えたことは困難である。

・クライエント目線の捉え方
 児童福祉、子育て支援、家族問題に関しては、市民社会の「当たり前」が通用しないこともある。
 例えば、「・・・・・が出来て当たり前」は、当事者にとって出来ないこともある。当事者とその周囲が自力では出来ないから、支援を求めて相談に来ている。

・面接の準備とは、ケース記録や事前の情報を熟読し、可能な限り手がかりとなる情報を集め、それを基に話題を整理し、クライエントに接近する手法として活用する。
・クライエントの非言語の、特に顔色や視線(目)、口元、態度などに注意を払い、話のきっかけになる話題をひき出す。
 立ち上がり方は、非言語の情報の宝庫といえる。
・クライエントの緊張により,直接問題の焦点に入ることには抵抗が感じられるような場合、日常生活の話題などを語りあい,クライエントの気持をやわらげるよう心がける。
 しかし、なるべく早く,適当な頃合いを見て,核心にふれるようにする.
・ワーカー自身の気持をよく整理して,ワーカーの個人的感情や先入観が面接過程にもちこまれないよう注意する。
・面接の予約を,ワーカーの側から破ることは,絶対にしないよう気をつける。


<相談援助における面接の形態>
1 面接の構成要素

・面接はさまざまな構成要素をもち、面接の目的、面接の対象、面接の形態、面接の時間的・空間的条件などにより規定される。
 面接の構成要素のうち、重要なのは「面接者」であり、その生活歴、家族、人間関係、個性等が、面接に大きな影響を与える。
・面接の目的 略
・面接の対象は、クライエント本人、その家族、他の専門職、近隣・友人も対象となる。

*面接の時間的条件
・面接の時間的条件は、面接の時間と時間的制限の設定の有無により規定される。
 初回面接や急迫した場合など、より長い時間を必要とする場合もある。
 制度説明だけで終わる面接等は、短い時間で終わることもある。
・あらかじめ時間制限を設けて、面接を行なうことが原則である 。 略
・予約をして面接を行うことも有効であり、クライエントの面接に対する動機づけが強化される。またワーカーは、必要な準備(波長合わせ)ができる。
 波長合わせとは 略

・「愛情の贈り物」とは 略
・「激励」 クライエントの力や能力についての信頼感の表現 略

*面接の空間的条件=、面接を行なう場所に関する条件
 その条件として、秘密が守られ、雑音がなく、温度調整ができ、落ち着きのある雰囲気など面接に集中しやすい、人の出入りや電話により面接が中断されないなどである。リラックスして話ができるような環境に配慮する 。
・面接室は広さ、明るさ、色彩、家具の配置等に配慮が望まれる。
・地理的条件も考慮する。クライエントにとって遠すぎる場所、交通アクセスが極端に悪い、身体的精神的条件(移動に障害のあるクライエント)により来所が困難な場所などは避ける。
・来所面接が困難な場合は、訪問面接などを行なう(可能な場合)。

*構造化面接と非構造化面接
・何らかの筋道・過程に沿って、方法や回数、場所等を設定して行なう面接のことを「構造化面接」という。

・随時に対処する形の面接は「非構造化面接」という(面接の枠はある程度あるが )。
生活施設のレジデンシャルソーシャルワークにおいて、必要に応じて行なう面接などに多い。

*面接の形態
 個別面接(一対一 )
 合同面接:クライエント等の複数の人に一人のワーカーが面接する(家族合同面接等)
 並行面接:一ケースで、複数の人がそれぞれ個別面接を並行して行う(親子並行面接等)
 協同面接:一つの面接に複数のワーカーが参加する

2 生活場面面接
・クライエントの生活場面で行われる面接のことである。クライエントの居宅、生活施設の居室、病院のベッドサイド等で行われる。居宅訪問面接が多くを占める。
 従来から公的扶助ケースワークにおいて、居宅訪問面接は従来から重視されてきた 。
 利点は、クライエントの生活環境を観察できる、生活上のリスク(虐待等)の発見が可能 、通常は来所しない家族に会い、面接することができるなどである。クライエントの生活全般の情報を具体的に得ることが可能である。居宅での介護サービスを利用している場合など、クライエント本人と面接する機会が得にくい事例では、本人と接する機会となる。
・反面、時間設定がしにくい、ほかの家族がいることで秘密が守りにくい、面接内容が深まりにくい場合がある。援助者側の負担が大きい(留守、職員体制)などのデメリットもある。
・訪問時間はクライエントの生活に合わせ、落ち着いて面接ができる時間を設定する 。

・施設・医療機関における生活場面面接では、同室者などに話が聞こえてしまう難点があり、配慮を要する。また、離床が困難な場合には、その身体的状態等を考えて、クライエントに負担をかけないよう面接時間等を設定することが求められる。
 事例 生活場面面接
メリット:生活等の観察、構えのない面接
 モニタリングとして有効な手法
 転倒、生活の変化等、生活上のリスク発見についても敏感になることが求められる

インテーク面接、観察技法、非言語コミュニケーションとは 相談援助の理論と方法講義概要



アウトリーチ、拒否的クライエント、電話相談、予防的援助活動とは 相談援助の理論と方法 講義概要



当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)

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第28回社会福祉士国家試験合格発表2016年 正答と合格基準 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科 合格率84.9%62人合格 一般養成施設ルート(通学)合格者数全国第1位。

社会福祉士 国家試験受験対策コース 当ブログ筆者の受験対策講義
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相談援助の理論と方法 前期第11回講義レジュメ概要 2
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科(トワイライト、ナイト)にて、2016年6月29日に講義予定            
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>


5章相談援助の展開過程Ⅰ
3節 受理面接・インテーク
1 インテーク段階の内容 テキストP107
*概要

・インテーク(受理面接)は,援助の過程ではクライエント(この段階では申請者)が、最初に援助機関と出会う局面である。
⇒インテーク=クライエントとの出会いの機会であり、来談理由がその中心となる 。
 クライエントにとって回復・解決への一歩の前進であり、孤立を脱し社会と繋がる等の、はじまりとなる。
 クライエントの自己評価の低さ-もう一人ではないという実感の獲得。

・クライエントの来談理由、その生活問題を、援助者は的確に把握し,最も適切な機関、支援へと振り分けるための判断する場面でもある。 (インテークは、社会福祉士国家試験に出題多数)

・ケースワーク・相談援助は、実質的にインテークによって開始される。
 インテークは,「取り入れること」あるいは「受理(面接)」と訳すことができる。
単なる事務的な受付と混同しないため,インテークという言葉が使用される。
・通常、インテークは,問題が持ち込まれた時点で,面接というかたちをとって行われる。

*インテークでは、次の三点が主に行われる。
①主訴の提示

 来談者(申請者)の主たる訴え=主訴に十分耳を傾け(傾聴 ),その要求(ニーズ)が何であるかをあますところなく表明することを促す。。
・インテークの場には、人生の危機・苦境で訪れる。
例えば、子どもや高齢者への虐待、ドメスティックバイオレンス等の暴力、犯罪被害。生活困窮、家族介護の困難、ハンディキャップによる問題。
 生活問題の背景にある複雑な家族関係(親子の長期分離歴)、離婚、望まない妊娠、多問題家族。
・主訴とそれに関わる感情の表現を促す-言葉で表現出来るもの、出来ないもの 。
事例 沈黙の面接-うなだれたまま一言も話さないクライエント
事例 「介護保険制度を教えて下さい」のような、表面的な会話で、本当の主訴を語らないクライエント。


②ソーシャルワークとサービスの説明
 援助者と所属する機関や施設が提供できるサービスの内容と機能を情報として明示し,申請者の要求と関連させて理解と納得がいくようにわかりやすく説明する。

(③契約)⇒注意 略
 講義にて解説

*準備段階
・事前に入手できるクライエントに関する情報を調べる。
・予備的な理解-波長合わせ

*面接の導入部分-観察とホリスティックな視点による配慮
<出迎えと観察>
・待合室やロビーへの「出迎え」と観察、面接の場面設定を行なう(機関によって違い有り)。
 出迎え時、観察の要点-座り方や態度、家族等同伴者、立ち上がり方など。
個室という圧力-当事者の秘密を打ち明けるプレッシャー。精神的負担。
⇒臨機応変な場面設定の必要性。
・面接室まで共に歩く効用-隣の位置 。
肩を並べて歩きながら話すこと

<配慮、理解する姿勢>
・面接の開始時、「お暑い(お寒い)ところを、よくおいでくださいましたね」「随分遠かったでしょう」など、来談者を気遣った挨拶の言葉で開始する。
・また、来談者の体調への気遣い、子ども連れならば、子どもへの配慮等も必要となる。
・これらは、個々の来談者(クライエント)の置かれている状況を観察し,適した方法、言葉で伝えることが大切である 。
面接全般において必要なスキルであるが、特にインテーク面接においては、その後の展開を円滑に進めるために不可欠と考えられる。

・援助者の支援にあたる姿勢が、支援に及ぼす影響が大きい-精神科医療でも明らかにされている。

*質問の組み立て
・インテーク面接の展開は、機関・施設として定められた質問項目があったとしても、来談者の状況や話の流れに沿って、質問の順番を組み立てる=機械的に順番通りに質問しない (仲村優一)。

・生活問題の現状と経緯、感情等を聴き取る-質問を活用する。
 開かれた質問と閉じた質問を状況に応じて組み合わせる。

*非言語(ノンバーバル)コミュニケーションの必要性(観察)
・ことばや文字を直接には用いないコミュニケーション形態で,身振り,姿勢,表情などの身体動作から,空間意識や接触行動,化粧や服装などにまで及ぶ。
 意図的,意識的な言語コミュニケーションとは対照的に無意図的,無意識的な色彩が濃いが,対人関係において相互の感情状態を判断したり,パーソナリティや社会的地位に関する情報を交換する積極的機能も果たす。
 言語コミュニケーションを円滑にし相互理解を深める補助手段としても重要である。
 他、ごまかし(にせ物)は,非言語的に露見する、非言語的コミュニケーションは,言語的コミュニケーションに比べその正当性が高い、非言語は,情緒表出の第一の手段である等の特性がある。

・面接における、関与しながらの観察という方法。
 非言語の観察、ホリスティック(包括的)な視点、俯瞰的な視点。

・援助者の専門的な非言語的表現は,重要である。
(欧米においては)握手したり,手を取ってオフィスに案内したり,子どもをなでたり,混乱し、感情の乱れている時に手を握ること等は,重要な非言語的共感の示し方である。ただし、クライエントの年齢、性別、文化への注意を要する。

*来談者の言葉の二面性

・時として利用者の言葉は、「表面的な(言語による)情報」と「裏側に潜む感情や価値観を含んだメッセージ」といったような、二つの面からできていることがある。裏側への気づきが必要である。特に高齢者の場合に、配慮を要する(例 SOSは発しづらい)。
・そのため、対人援助の場面では,援助者は利用者が言語で表出した感情や情報だけではなく,表情や身振り,視線,態度などの非言語(ノンバーバル)コミュニケーションにも注目して相互に信頼関係を結ぶ。
 さらに,傾聴や共感的理解といったコミュニケーション技術を活用して,利用者自身が課題を明確化し、自らの能力を最大限に活用して問題解決ができるよう働きかける。

・ワーカーは非言語的表現と言語的表現との食い違いを察知し,言葉と内容との二面性を理解しなければならない。
 例えば、クライエントが硬直しながらもほほ笑んだり,声高な調子で冷静さや気分を害していないことを主張する場合は,クライエントが自己の感情を理解し,処理しきれていないことを意味する。
・初期の面談の場合には,言葉と態度の食い違いを直接指摘したりせずに、言語的,非言語的表現を使って共感の気持ちを示す方がよい。しかし,後の面談では,食い違いについて話すことは,援助のために必要となる。

*インテークにおけるアカウンタビリティ

・インテーク時に、所属機関のサービスの内容、期待できる効果(その根拠)について、専門職は説明する責任がある。

◎解説:アカウンタビリティ  (第16回等 社会福祉士国家試験出題)
 サービスの内容,質,成果などについての説明責任をさす 略


アウトリーチ、拒否的クライエント、電話相談、予防的援助活動とは 相談援助の理論と方法 講義概要


<児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 練習問題・初級>
<社会福祉士国家試験専門科目 基礎>
<この4月から学習を開始した受講生向き練習問題 入門編>


問題1 次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,適切なものを一つ選びなさい

 昭和初期には,世界大恐慌,東北,北海道の大凶作の後を受けて多くの社会問題が発生した。親子心中だけでも,大正14年から昭和2年まで311件もあり,実子殺し,貰い子殺し,農村子女の身売り等の悲惨な状況の中で欠食児童は20万を超えていた。
 こういった状況に対処すべく,昭和4年「 A」 が制定され,生活扶助,……(中略)……助産等が実施され,貧児の施設収容も行われた。昭和8年には児童虐待防止法,「 B」 が制定され,幼少年の虐待防止を図るとともに,多年の懸案であった要教護児の早期発見に資することとなった。また母子心中,欠食児童の増加等にかんがみ,昭和12年には12歳未満の子を有する貧困母子家庭救済のために,「 C 」が生まれた。(厚生省児童家庭局編『児童福祉三十年の歩み(抜粋)』昭和53年)
   A     B       C
1 恤救規則--感化法----母子保護法
2 救護法---少年教護法--母子保護法
3 救護法---感化法----母子保護法
4 救護法---少年教護法--母子福祉法
5 恤救規則--少年教護法--母子福祉法

心理学理論と心理的支援(心理学)練習問題 初級
*社会福祉士・精神保健福祉士共通科目 基礎
今年4月から学習をはじめた受講生向き練習問題 入門編


問題2 知能検査に関する次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい。

 ウェクスラー(Wechsler,D.)の知能検査は,知能の内容を言語性と「 A 」とに分け,それぞれを6つの下位尺度で構成し,測定するものである。また,児童用以外にも,「 B 」用のWPPSIや青年から高齢者までを対象とする「 C 」を開発するなど,適用範囲が広いこと,偏差値で表され,集団の中での位置が分かりやすいことなどが特徴として挙げられる。
   A    B      C
1 数理性--障害児---WISC-R
2 数理性--青年前期--WAIS-R
3 動作性--低年齢児--WAIS-R
4 動作性--青年前期--ITPA
5 芸術性--低年齢児--ITPA

*解答・解説:母子一体の原理、少年教護法、救護法、感化法、小河滋次郎、留岡幸助、感化院とは
知能検査、ウェクスラー式知能検査法、ビネー式とは 下記をクリック


当ブログ筆者執筆の新刊
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
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ISBN978-4-335-61117-9
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第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)

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<当ブログ筆者の論文>
当ブログ筆者の論文 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
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第28回社会福祉士国家試験合格発表2016年 正答と合格基準 日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科 合格率84.9%62人合格 一般養成施設ルート(通学)合格者数全国第1位。

社会福祉士 国家試験受験対策コース 当ブログ筆者の受験対策講義

*解答・解説は下記をクリック

More*解答と解説:知能検査、ウェクスラー式知能検査法とは  →→→
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当ブログ筆者の福祉施設職員対象研修 出張講義
東京都の「登録講師派遣事業 第1期・事業所向け派遣研修」
 下記は、当ブログ筆者(関屋光泰 大学助教)が講師を担当する研修です。

「福祉施設職員のストレスケア」研修 科目番号116
内容 福祉施設職員の困難の原因と、ストレス対処方法を事例も用い学びます。
 高齢者介護職や障害者支援員、保育等、施設職員の燃えつきや離職を予防し、心身のセルフケア等により、職員と職場をサポートする研修です。
 具体的には、下記のテーマを解説
・福祉施設職員の職務ストレスに対するセルフケアの促進、その方法
・ストレッサーのチェック
・実践ストレスのセルフケアのプロセス
・ストレスから復元する力=レジリエンスを強める
・ストレッサーの自己分析 
・福祉の職場の総合的ストレス・マネジメント
・ストレス場面への対処。リラクゼーションの方法
・援助者の感情のコントロール
・福祉施設職員の実務上の対策、専門職としての成長へ
・職員のメンタルヘルス ストレングスと自己への語りかけ
・実践ストレスを成長に繋げていくために。語り合いの力
・チームリーダーによるサポーティブな職場のファシリテーション 等

*福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修の主旨
 この研修の機会が媒介となって、各職員のストレス対処法とその力の共有を図り、職場のストレスケアを促進するプログラムである。職員のストレスケアは、退職予防はもちろん、福祉施設の事業の安定、質の高いサービスの提供に直結する課題である。換言するならば、持続可能な実践、事業のために不可欠な課題であると言えよう。
 着手が可能なところから、職員のセルフケアの促進と現場職員の支援策、サポーティブな職場づくりを開始する必要がある。これらは単なるストレス対策のみならず、施設と職員の成長も目指すポジティブな内容も含む。

貧困、生活困窮者対象のグループワーク実践」科目番号217
内容 生活保護受給者、生活困窮者等を対象としたグループワークのプログラムと留意点などを、講師の実践や事例も用いて解説。アルコール依存症等の回復支援、孤立予防、地域生活支援の課題も学びます。
 具体的には、下記のテーマを解説
・社会的孤立を脱し、自立や就労の意欲の向上、生活の拡充を図る支援ーグループの活用
・作業等のプログラムによる承認の機会の創出、利用者の自信の強化、自己表現の促進
・人間関係の向上、グループづくり、コミュニケーションの媒介、繋がりの構築、トラブルの解決
・アルコール依存症等、関連する問題
・グループにおいて進めるエンパワメント、利用者の主体的な参加の促進
・相互援助の意識を高めるプログラム
・人間的成長を促進するプログラム、ポジティブな視点への転換
・危機の予防、金銭管理等の地域生活の支援
・利用者のセルフケアの向上、生き抜く技法と力の促進
・職員のチームアプローチ 等

*「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」研修とは
・貧困問題の当事者等が、働くことや人間関係からの疎外、社会的孤立、自尊感情が持ちづらい状態から、グループワークによって生活問題の主体的な解決の促進や相互支援を目指していく。
 生活保護受給者等のグループワークの留意点として、当事者の人間関係、コミュニケーションの特性等が挙げられる。グループにおいては、これらの特性を踏まえた集団や個人への働きかけ、当事者に合ったプログラムの立案と活用が必須となる。
 具体的な課題は上記に加え、
・相互援助の意識を高めるプログラム
・グループにおいて進めるエンパワメント
・アルコール依存症からの回復、断酒の継続、ギャンブル問題
 心身の健康と日常生活の維持
 金銭管理の支援


「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号63
内容 グループワークのプロセスや、プログラム立案と実例、形態、考え方等、援助技術の基礎を解説。福祉施設や集団の人間関係を深め、生活の活性化を図るグループワークの方法を、事例も用い学びます。
 具体的には、下記のテーマに関して解説。
・福祉施設等におけるグループワークの活用例。
 福祉施設の利用者等を対象に、人間関係の調整や、コミュニケーション、生活意欲向上などのために展開されるグループ。リハビリテーションの一環。
*グループワークの概要
・グループによる意図的なプログラム活動やグループ内外の相互作用を活用して、個々のメンバー(参加者)とグループの全人的な成長をめざし,個人,集団,社会のさまざまな問題への効果的な対応を支援する援助方法である。
 例:自他による受容と仲間づくり、自尊感情の回復へ
*スタッフとメンバー(参加者)の援助関係、相互作用の媒介者としてのスタッフ。
 グループのまとまりや相互の理解と協力,緩やかなつながり、人間関係を生み出す。
*メンバー間の相互作用を活用し、その治療教育的力によってさまざまな目標の達成を目指す。関わりなどの新たな経験を提供する。

*プログラムの種類(実例)グループワーク実践から
 プログラム計画の原則 進め方,スタッフの役割

*グループワークにおけるプログラムの意義 
①自由な自己表現の可能性
②集団を安定させる機能
③新たな集団過程を展開させる可能性
④グループの組織化
*グループワークのプロセス、進め方
 準備期、開始期、作業期、終結期
 グループの構成、リーダーシップ、波長合わせ
*グループワークの留意点

「福祉施設職員の職業倫理、ハラスメント予防研修」科目番号155
内容 高齢者や障害者福祉施設等におけるハラスメントの予防を図る、事例やチェックリストを用いた職業倫理の研修です。介護職や支援員に求められる倫理や福祉マインドの基礎を学び、資質向上を図ります。
 具体的には、下記のテーマに関して解説。
・福祉施設職員の職業倫理、社会福祉の価値
・利用者・家族との専門的援助関係、配慮のある挨拶と言葉づかい、コミュニケーションスキル
・倫理的なリスクマネジメント
・虐待、権利侵害の予防
・福祉施設職員の使命、人間の尊厳、生き方、利用者の苦境・痛みの軽減、変化の可能性
・インフォームド・コンセント、自己決定の尊重
・ホリスティック・全人的な視野、利用者の多様性と個別性
・利用者の利益の最優先、利用者本位 等

*この研修では、福祉施設職員としての倫理や福祉マインドを、職場や職員のなかで共有を図っていくために、倫理と実践の課題を解説し、整理を行う。当ブログ筆者(担当講師)の実践経験等も踏まえながら、実践的、現場からの視点でハラスメント予防を考えていく。
 質の高いサービス、より良い職場と職員チームづくり、職員支援の中心として、社会福祉の価値、ミッションが必要不可欠である。
 リスク・マネジメントとしての、倫理の内在化、ハラスメント予防の促進。
 ミスとしての倫理違反や、判断ミスや失敗も起こり得る。
 燃えつきバーンアウト、慢性疲労等の状態は、適切な実践を損なってしまう要因ともなり得る。個々の職員だけの課題ではなく、職場全体の課題である。
・職業倫理と現実との往復、対話が求められる。

福祉施設職員の人間関係、コミュニケーション 事例から学ぶ 科目番号117
 福祉施設の職員間の人間関係の難しさと改善の方法を、また利用者とのコミュニケーションの課題を、事例も用い学びます。
 障害者・高齢者福祉施設等の人間関係と職場の改善を図り、職員のストレスの緩和を図る研修です。

障害者福祉施設の新人職員等基礎研修 科目番号115
 障害者支援の視点やコミュニケーションスキル、職員の倫理等の基礎を、事例も交え解説します。
 新人職員等の資質向上もテーマに、福祉援助技術の基礎、姿勢、考え方など、障害者福祉施設の職員をサポートする研修です。

貧困、生活困窮者(子ども)支援の考え方 共生社会の課題 科目番号218
 子ども食堂等の地域福祉活動の拡大をふまえ、社会的排除、貧困の捉え方や、生活困窮者・児童支援の考え方、関連する健康問題等の基礎を解説。
 共生社会、ソーシャルインクルージョン志向の活動事例や、アウトリーチ等の課題も解説。

初回面接(インテーク)の基礎 初対面の利用者とのコミュニケーション技術 科目番号178
 訪問等における、初対面の利用者とのコミュニケーションや電話相談にも応用可能な、インテーク面接、相談の基礎を、生活困窮の事例も交え解説。
 早期支援により、社会的孤立と危機を防ぐアウトリーチの考え方も扱います。

面接の基礎 バイステック7原則を基盤に学ぶ援助関係の構築 科目番号179
 相談や訪問における利用者との人間関係の構築、面接技術、相談の基礎を事例を交えて学びます。
 バイステックの7原則を基盤に、利用者との良好なコミュニケーションの方法、姿勢、視点等を解説します。

社会福祉の歴史の基礎 福祉援助の源流から学ぶ 科目番号216
 セツルメント等の地域福祉活動、貧困問題と児童福祉、訪問・相談事業など福祉援助の源流を探り、歴史や先人から学びます。
 今日のコミュニティ福祉、共生社会、ソーシャルインクルージョンの課題解決のヒントを歴史から探究する研修です。

 上記はブログ筆者 関屋光泰が担当する研修です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護・保育事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の講師が出向きます。講師謝金 無料
申込締切日 
平成30年5月28日(月) 17:00まで
詳しくは下記をクリック
東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業

<研修事業の対象>
福祉・介護・保育等の福祉サービスを提供し、次の要件のいずれかに該当する事業所
1 利用定員のある事業所
施設サービスの事業所は定員110人以下
例)特養、養護・軽費・有料老人ホーム、老人保健福祉施設、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、施設入所支援、保育園
在宅サービスの事業所は定員50人以下
例)通所介護、ショートステイ、生活介護、就労継続支援

2 利用定員のない事業所
1サービスあたりの利用実人員(直近1カ月または直近3カ月平均)が110人以下
例)訪問介護

3 上記に定める他、東京都及び東京都社会福祉協議会が協議の上、特に支援が必要と認められる事業所
 
3 講師謝金・講師旅費
 無 料
※ただし、研修で使用する資料印刷等は、原則として事業所の負担となります。
5 申込締切日 平成30年5月28日(月) 17:00まで

申込方法

研修企画一覧から受講を希望する科目を選び、東社協研修受付システム「けんとくん」このリンクは別ウィンドウで開きますからお申込みください。

【お問合せ先】東京都福祉人材センター研修室
電話 03-5800-3335


筆者のコメントが朝日新聞(全国版)に掲載されました 福祉施設職員のストレスケア、メンタルヘルス、感情労働とは

新聞に筆者のコメントが掲載されました「ルーテル学院大の関屋光泰 助教は、東京都内を中心に約60カ所の障害者施設などで職員向けのストレスケア研修を行ってきた。「忙しい時に利用者への言葉がきつくなり、そんな自分を責めてしまう」、研修の受講者からは、そんな悩みが多く寄せられる。<略>「自分が理想とする支援ができず、自己嫌悪に陥る職員も多い。職員のケアの必要性に目を向けるべきだ」と訴える」抜粋
(やまゆり園事件が残したもの:下)地域に開く、支え合い歩む
2017年7月26日 朝日新聞朝刊 全国


 ブログ筆者は、福祉施設の介護職や支援員等の職員を研修により支援するため、「福祉施設職員サポーティブ研修」として、東京都による「事業所に対する育成支援事業 登録講師派遣事業」における研修として立案し、講師として実施した。
 この事業は、筆者を含む登録講師、つまり都内の社会福祉士、介護福祉士及び精神保健福祉士養成施設の教員等を、小・中規模の福祉施設の要望に応じて派遣し、個々の施設の課題に合わせ、専門的・実践的な研修を行うものであり、東京都社会福祉協議会が東京都から委託を受けて実施している。
 これらの筆者による研修は、都内の高齢者福祉施設及び障害者福祉施設等の80ヶ所程で研修を実施した。
 これらの研修は、介護職員、生活支援員、相談員、看護師、保育士、ケアマネージャー、施設長等の管理職などが受講した。

<職員の退職予防を図る研修>
 筆者の研修プログラムの目的は、介護職員や支援員等の福祉施設職員の質の高い実践の持続を支援し、より良い働き方、生き方の拡充を促進するためである。
 個々の職員のメンタルヘルスの不調、混乱は、支援の実践に影響する。福祉施設全体にとっても、職務上のストレス、慢性疲労・燃えつき 等によって実践が困難になり、更に休職し復職出来ない職員を生じて、職員の人員不足を招くことは、支援の質の低下や事故に繋がる可能性に直結する。
 職員のメンタルヘルス支援策、施設としてのストレス・マネジメントは、リスク・マネジメントでもある。もし職員の心身の健康の維持と、実践と職員の生活の拡充を促進するならば、良い福祉施設、良いサービスという実を結ぶ。つまり、福祉施設においては、事業の根幹は人にある。
 筆者の研修は、離職を防ぐメンタルヘルス対策のみならず、施設と職員の成長、サポーティブな職場づくりをも視野に入れ、開発した。東京都の研修事業として機会を得て、各施設において実施し、現場からのフィードバックを活かし、プログラムの更なる改善を図ってきた。

<福祉施設職員の方々を支えたいという願いから生まれた研修>
 サポーティブ研修プログラムの開発と、実施を決意させたものがある。それは、次のような一教員としての気掛かりである。
 筆者が、福祉専門職養成の教壇に立ち始めてから、12年が過ぎた。その間に、筆者が講師を務めた専門学校や大学、職業訓練を経て、福祉施設等の現場に送り出した社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士等の卒業生たちは、援助者として働きがいを持ち続け、ワーク・ライフ・バランスを保っているだろうか。スーパービジョンや研修等によって、成長出来ているだろうか。福祉施設が直面している困難を耳にする機会があると、気に掛かる。
 全ての卒業生を含む福祉施設職員のフォローを続けることは、現実的ではない。しかし、間接的にも何らかの支えになれたらという願いから、昨年度からこのサポーティブな研修プログラムを開始した。

<当ブログ筆者の論文>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


<ブログ記事 バックナンバー>
当ブログ記事バックナンバー 福祉施設職員研修


当ブログ筆者執筆の新刊等
精神保健福祉援助演習(専門)第2版
精神保健福祉士シリーズ 10
福祉臨床シリーズ編集委員会 編

ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)

当ブログ筆者が、低所得者に対する支援と生活保護制度(公的扶助論)解説を担当。

2019社会福祉士国家試験過去問解説集 第28回-第30回全問完全解説 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集

ISBN 978-4-8058-5661-1
中央法規出版
 450問を選択肢ごとに詳しく解説、科目別ポイント。過去3年分の国家試験全問題を掲載。最新の制度や数値にアップデート。


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相談援助の理論と方法 前期第6回講義レジュメ概要1
 当ブログ筆者(本校専任講師、社会福祉士)が、社会福祉士養成科(トワイライト、ナイト)にて、2016年5月25日に講義            
<この記事は、ダイジェスト版と講義当日の補足。レジュメ完全版は講義にて配布。解説の詳細は講義にて>

2章3節 ソーシャルワークの機能
1 ソーシャルワークの過程から捉えた機能 テキストP44~

・ソーシャルワーク、専門的援助・支援の過程は、援助が始まり、何らかのかたちで終結するまでの過程のなかで進められる。
 インテーク・問題の把握から始まり ⇒<アセスメント> ⇒ <目標・計画の設定> ⇒ 
<支援プログラムの実施> ⇒ <評価(終結)> の段階に区別される。

◎インテークでは,ワーカーとクライエントの両者の間で相互によりよい関係を築くため,信頼関係(rapport)の形成を図ることが重要である。
◎アセスメントでは,クライエントの社会生活の全体性を見て,多様な環境と人との相互作用のうち,どれが問題に関連しているかを検討できる広い視野が必要である。

・アセスメント等を通して、ソーシャルワーカーとは様々な異なる点(人生における経験、ライフスタイル、生き方等)を持つクライエントの理解を深める。
 例えば、生活歴のなかの、
・クライエントの年齢、生きてきた時代の特徴的な共通体験。例えば、戦争(満州開拓団等)、炭鉱閉山、高度経済成長、バブル経済。
・文化、民族、言語。
・クライエント個人の経験。例えば、少年少女グループ。
・地域の特徴。都会と地方。
・LGBT等、クライエントの個性。

・クライエントが辿ってきた、ソーシャルワーカー自身とは異なる生活の現実に向き合う過程でもある。
 
*アセスメントは、ストレッサーを探り、特定する過程でもある。
 「悲しみを調査する」、クライエントが生きる過程における痛みを調べ、分かち合う。
 また、クライエントの多様性を理解し、受容する。
・つまり、当事者は多様な文化、精神性を持つ。
 ソーシャルワークにとっての課題は、それぞれの社会的、経済的な背景を持ち、障害を含めた個性や生活様式、生き方、価値観等も異なる人々が寄り合い、多様性の中から生まれる精神的、文化的な豊かさを蓄積していくことの促進である。

*ソーシャルワークの過程から捉えた機能(主要なもの)
①アセスメント機能
②目標・計画作成機能
③援助計画実施機能
④評価機能  略

2 ソーシャルワークの枠組みからとらえる機能 テキストP45
*ソーシャルワークの機能

・人と環境とを調整する機能
・人の対処能力を強化する機能
・環境を修正・開発する機能 略

*クライエントの環境の課題
・クライエントの環境は、オアシスのように豊かな資源であり本人を護っているか。
 それとも、負の評価等に満ちた、針のむしろ、足の引っ張り合いか。
・多問題家族

*クライエントの対処能力の課題
・クライエントのコミュニケーション能力という課題。
・クライエントが、どの程度の困難、ストレスに対処できるのかは個人差がある。
 特に子育てにおいて、充分には対処できないこともある。子育て支援の課題であろう。
・支援を拒絶するクライエント。


◎リッチモンド(Richmond,M.)は,人と社会環境との間を個別に意識的に調整することの重要性を指摘している。

*ピンカスとミナハンによるソーシャルワークの機能(七つ)。テキストP45参照。
・人々の問題解決能力や対処能力、資源活用能力の向上
・資源にアクセス出来ない人々を資源に結びつける
・資源の活用が妨げられている場合に、人々と資源との相互作用を容易にする、修正する
・資源提供能力の改善のため、資源システム内の相互作用、関係の促進と修正
・社会的諸施設の開発
・経済給付
・社会的統制

*岡村重夫によるソーシャルワークの五つの機能 テキストP46参照
・評価的機能
・調整的機能
・送致的機能
・開発的機能
・保護的機能

*補足:D.H.ヘプワースによる専門職の役割とは、
 「直接サービス提供者」、
 「システムをつなぎ合わせる役割」、
 「システムの維持・強化」、
 「調査者・調査消費者」、
 「システム開発」である。

・ソーシャルワーカーの役割の拡大―時代とともに変化していく 。
 進化、成長する専門職である=変化する社会への対応をやめるならば、専門職としての終わりとも言えよう。現在進行形であること。
例:児童虐待への対応できる専門知識は、ソーシャルワークにおいて蓄積が必要である。

・ミクロ、メゾ、マクロによるソーシャルワーカーの役割の分類 テキストP48表 参照。
・ソーシャルワークの機能 同頁表参照。
・ソーシャルワーカーの役割の実施 テキストP49から参照。

<前回講義から>
*サービス・ニーズに関連して
・全人的視点を基盤に、岡村重夫は人々が社会生活を営む上での基本的要求を七つに整理した。
①経済的安定の要求
②職業の機会の確保
③健康の維持
④社会的協働への要求
⑤家族関係の安定
⑥教育機会の確保
⑦文化・娯楽に対する参加の要求

<その他のポイント>
◎ニードを充足するサービスについての情報が,利用対象者に十分に提供されないと,ニードが潜在化し,そのサービスの利用が進まないことがある 。
◎(地域における取り組みとして)アウトリーチ型のニーズキャッチが重要なので,地域住民座談会を企画・実施することもが必要である。(場合もある)

Common Human Needs トール(C.Towle)

・社会生活ニーズ
 サービス・ニーズ

権利擁護アドボカシー、社会正義、社会的コンフリクト、価値の内在化とは 相談援助基盤講義レジュメ 救貧法


社会保障 練習問題 初級
社会福祉士・精神保健福祉士共通科目
<この4月から学習を開始した受講生向き>


問題3 社会福祉の歴史に関する次の記述のうち、空欄AとBとCに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

 イギリスでは、第二次世界大戦後、(  A  )にもとづき、社会保険で(  B  )の基本ニーズを保障し、不足する部分を公的扶助で、超過する部分は任意保険でまかなうという方法で、いわゆる「ゆりかごから墓場まで」といわれる(  C  )が成立した。
 <組み合わせ>
      A        B            C
1 ベヴァリッジ報告    ナショナル・ミニマム    福祉国家
2 フェルゼン報告     劣等処遇        夜警国家
3 エドワード報告     ナショナル・トラスト    国民国家
4 バーネット報告     コミュニティ・ケア     連邦国家
5 ルイ報告        コミュニティ・チェスト   社会主義国家

*解答・解説:ナショナル・ミニマム、シドニー・ウェッブ 記事下方をクリック


当ブログ筆者の出張講義 福祉施設職員研修 無料
東京都の登録講師派遣事業
「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修」講座番号101

内容 介護、福祉職員のストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康のセルフケアを支援する研修

「生活困窮者、生活保護受給者対象のグループワーク」講座番号93
内容 貧困、生活保護受給者対象のグループワークプログラムと留意点等を、ブログ筆者の実践や事例に基づき解説

「障害者福祉施設におけるグループワークの基礎」講座番号61
内容 福祉施設におけるグループワークのプロセス、方法、プログラム等の援助技術の基礎を解説。

「福祉施設職員の職業倫理と福祉マインド、ハラスメント予防」講座番号102
内容 福祉施設職員に求められるモラルや福祉マインドの基礎と、ハラスメントの予防を含めて解説。

 上記は当ブログ筆者が担当する研修です。
この講座は、東京都福祉保健局の委託による、福祉・介護・保育事業所対象の職場研修です。ブログ筆者等の講師が出向きます。講師謝金 無料
申込締切 平成28年5月31日
詳しくは下記をクリック
東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業


貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

<当ブログ筆者の論文>
当ブログ筆者の論文 最新 「福祉施設職員のストレスケア サポーティブ研修プログラムの開発」
日本福祉教育専門学校 研究紀要第23巻1号 37頁から55頁 平成27年4月


<ブログ記事 バックナンバー>
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当ブログ筆者執筆の新刊
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ISBN978-4-335-61117-9
発行日 2016/02/22 弘文堂

第8章 地域における精神保健問題(依存症と生活困窮)

2017社会福祉士国家試験過去問解説集 第26回-第28回全問完全解説 日本社会福祉士養成校協会編集 中央法規出版
ISBN978-4-8058-5338-2

 450問を選択肢ごとに詳しく解説、科目別ポイント。過去3年分の国家試験全問題を掲載。最新の制度や数値にアップデート。


*解答・解説:ナショナル・ミニマム、シドニー・ウェッブ 下記をクリック

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本校卒業生、新入生、福祉職員等、ブログ閲覧中の皆様にお知らせ 一般公開
日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科主催
ソーシャルワーク実践研究会 卒業生社会福祉士の現場報告
今回のテーマ 生活困窮者の相談事業 実践報告 
参加無料 参加申し込み不要、直接会場へ

 ソーシャルワーク実践研究会は、子ども家庭福祉、コミュニティ福祉、生活困窮者支援、医療ソーシャルワーク、障害者福祉、高齢者福祉等、毎回さまざまなテーマで、本校社会福祉士養成学科の卒業生等の社会福祉士からの実践報告、現場レポートなどを行なっています。
  また、それぞれの実践の経験からの知識を共有するディスカッションを行い、卒業生と在校生、教員、福祉職員、参加者とのネットワークの場ともなっています。
 この研究会は、社会福祉士養成学科等の本校卒業生の支援と、継続した学習の場、学生や参加者との交流のオープンな集まりです
 今回は、卒業生社会福祉士の、生活困窮者の相談事業に関しての実践報告を中心に、生活困窮者支援を考えます。 

 この3月に卒業した社会福祉士養成学科(通学1年課程)の卒業生は、病院相談室の医療ソーシャルワーカーや地域包括支援センター、福祉職公務員、社会福祉協議会、スクールソーシャルワーカー等に就職する傾向です。
 3月に卒業したばかりの卒業生の皆さんも、ぜひ気軽に参加して下さい。それ以前のOB・OGからも参加の連絡が入っています。
 また、この4月からは社会福祉士養成学科と社会福祉士養成科合わせて160名を超える新入生を迎えて、学校も学科も新たな体制のもと新年度がはじまります。
 もちろん、本校新入生の皆さんの参加も歓迎します。


 ソーシャルワーク実践研究会は、社会福祉士養成学科・養成科等の本校の学生や卒業生はもちろん、入学予定の方、現場の福祉職員の方々や社会福祉に関心をお持ちの一般の皆様の参加も歓迎です。進路検討中の方もご参加ください。
 当ブログ筆者(本校専任教員)等の教員も参加予定です。
 ブログ閲覧中の皆様、是非ご参加ください。

<実践からの知識を共有する場>
 この研究会は、卒業生、福祉職員の皆様にとって、実践におけるストレスや、戸惑い等も話せる飾らない学びと交流の場であり、ディスカッションのなかに課題解決のヒントがあるかもしれません。
 また、現場の困難を切り抜け方など、実践の経験からの知識が、参加者や教員から語られ、シェアされることもあります。
 毎回、様々な参加者が集まる肩肘張らない集いです。福祉職員の皆様も、一般の皆様もお気軽にお立ち寄り下さい
 参加申し込みは不要です。直接、会場にお越しください。

日時:2016年4月16日(土)14:30から16:00(研究会の終了予定時刻)
会場:日本福祉教育専門学校 高田校舎(旧高田馬場校舎)(1階窓口近くに使用教室を掲示します)
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15

参加費:無料(どなたでも参加できます、参加申し込みは不要です)

<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

<お問い合わせ先> 
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
電話:0120-166-255


日本福祉教育専門学校 公式チャンネル - YouTube

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理、グループワーク等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護等、多岐にわたる領域で、相談援助、社会貢献等の実務を担っています。
社会福祉士及び介護福祉士法


社会福祉士国家試験合格報告会 合格者が語る受験勉強法 社会福祉士養成学科合格率84.9% 入学前講義


【MeMoカフェ】 MeMoプロジェクトとは、日本福祉教育専門学校の高田コミュニティにおける認知症ケア活動です。
次回の認知症カフェは、4月29日(祝・金)13:30から日本福祉教育専門学校高田校舎です。



貧困問題と相談援助:当ブログ筆者講演の音声記録の一部を公開中

社会福祉士受験支援講座・教員日記ブログのリニューアルを検討中 コメントを下さい 当ブログ筆者
<300万PV(アクセス)ありがとうございます。2009年3月から>

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