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<卒業生、在校生、一般の皆様、入学検討中の方へお知らせ 社会福祉士養成学科・養成科>
12/10(土)14:30~16:00 ソーシャルワーク実践研究会
会場:日本福祉教育専門学校高田馬場校舎 JR山手線・東京メトロ東西線 高田馬場駅徒歩7分
*参加無料・一般公開


*今回のテーマは「就労支援」-働くこととソーシャルワーク

 ソーシャルワーク実践研究会は、社会福祉士養成学科・養成科の卒業生等の、継続した教育とフォロー、スーパービジョン、交流の場としての研究会です。
 毎回さまざまなテーマで、卒業生・社会福祉士からの実践報告・現場レポートや、ディスカッションなどを行なっています。 また、卒業生と在校生、教員、参加者との交流の場となっています。
 当ブログ筆者(専任教員)も参加予定です(今回は所用のため後半から参加します)

ソーシャルワーク実践研究会は、在校生はもちろん、社会福祉に関心をお持ちの一般の皆様の参加も歓迎です。
 卒業生から、社会福祉士の職場・仕事の実際を聞ける機会です。

 参加申し込みは不要です。皆様の参加をお持ちしています。お気軽にお越し下さい

日時 2011年12月10日(土) 14:30~16:00
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
 東京都豊島区高田3-6-15
主催:日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
参加費:無料(どなたでも参加できます。)
<参加申し込みは不要です。直接、会場にお越し下さい>

<お問い合わせ先 下記のフォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255


<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です


*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、相談等の実務を行なっています。
社会福祉士及び介護福祉士法
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<進路検討中の皆様にお知らせ 社会福祉士養成学科・養成科説明会 下記をクリック>
卒業生講演 卒業生が語る社会福祉士の魅力 9/30(金)19:00~20:00 会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 参加無料


*卒業生が語る社会福祉士=相談援助の専門職 の仕事
 担当:中庭さん(29歳)(都内児童相談所勤務 社会福祉士養成学科2011年卒業) 
・子ども福祉領域の社会福祉士として、児童相談所に勤務している卒業生・中庭さんが、社会福祉士の仕事の魅力や、そのやりがい等についてお話します。
 児童・子ども福祉や、社会福祉士の資格や仕事等に関心をお持ちの皆さま、お気軽にご参加ください!!

日時:2011年9月30日(金)19:00~20:00
■会場:日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎
 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線 高田馬場駅から徒歩7分
 東京都豊島区高田3-6-15
参加費:無料(どなたでも参加できます。)
<日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 交通アクセス>
JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線「高田馬場駅」徒歩7分
 案内図です

<お問い合わせ・参加予約先  下記の予約フォームをクリック>
 学校法人敬心学園 日本福祉教育専門学校
 電話:0120-166-255

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
*日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの昼間部です
 社会福祉士養成科は、4年制大学卒業(見込)等の方々が対象の、1年制の社会福祉士の養成コースの夜間部(2コース)です


第23回(平成22年度)社会福祉士国家試験 2011年3月発表
 日本福祉教育専門学校社会福祉士養成学科 合格率96.1% 
(受験者76名 合格者73名 現役のみ)


<参考:全国受験者数・合格率(第23回 平成22年度)>
・受験者数 43568人  ・合格者数 12255人
 全国受験者合格率 28.1%

*社会福祉士とは
  「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた、相談援助、運営管理等、ソーシャルワークに携わる専門職の国家資格です。
 各種の相談機関、福祉行政機関、福祉施設・団体、医療機関などにおいて,専門的知識と技術をもって,福祉サービス利用者の相談援助や,グループワーク、施設の運営管理、地域福祉活動等を行なう社会福祉専門職です。
 社会福祉士は、子ども、医療、コミュニティ、障害者、貧困、女性、高齢者、更生保護、行政等、多岐にわたる領域で、他者を支え、社会に貢献する仕事・職業です。
社会福祉士及び介護福祉士法

<社会福祉士の仕事 Web オリエンテーション 下記をクリック>
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介1―児童福祉
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介2 医療ソーシャルワーカー
社会福祉士 Webオリエンテーション 各分野の紹介3―高齢者福祉
社会福祉士の資格・仕事 Web オリエンテーション 各分野の紹介4-社会福祉行政機関
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介 5 貧困・低所得者支援と生活保護の施設・事業
社会福祉士 Web オリエンテーション 各分野の紹介6 地域福祉 コミュニティ・ワーク

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相談援助の理論と方法 第23回講義レジュメ1 2011/09/22 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース) 担当:当ブログ筆者

3章2節 自助グループを活用した相談援助・続き
○前回の補足:セルフヘルプ・グループの特徴、機

・通常、定期的に行われる例会・ミーティングにおいて、メンバーが一人一人、自分の感情を吐露し、他のメンバーはルールとして、それを批判してはならない(=言いっ放し、聞きっ放し)。

・多くの場合、何らかのスティグマや他人に対する不信感があるため、通常、最初から自ら関心をもって参加する人は少ない。自発的な参加が原則である。
しかしグループでは、非難されず、むしろ暖かく迎え入れられ(脱スティグマ化、尊重される経験)、自分と同じ体験をもった人に出会う(体験の共有、感情の分かち合い、自分の立場の客観化、直視する)。

・さらに参加を重ねることで、自分が自分と同じように苦しんでいる人への助け手になることも経験する。(ヘルパー・セラピー原則)
・相互扶助、対等な関係性である。

*セルフヘルプグループと内なる・外なる変
・アルコール依存症者がセルフヘルプグループに入って断酒できた場合のように、セルフヘルプグループでは相互に援助しあって状況が改善したりすることもある。しかし、それだけに留まるものではない。セルフヘルプグループのメンバーには内なる変革・外なる変革が伴って生じるのである。
 仲間同士が出会って孤立から解放され、抑圧されない対等な関係の中で、情報を交換し、体験を語り合い、感情を表現する。そうした出会いを通して、ありのままの自分が仲間に受け入れられることで、自己否定やとらわれから解放され、ありのままの自分を受け入れることができるようになる。そして自分への信頼や自信を回復して人間としての尊厳性を自覚し、自立への意欲が喚起される=内なる変革である。
 その過程を通して、社会の矛盾に気づき、病気や障害をもったまま生き生きと生きられる社会の実現をめざして、社会へとスピークアウトしていく。平均的状況からの逸脱を許さない社会、少数者を偏見によって差別し、排除しようとする社会の非人間性と不正常さを訴える。そして一般市民の理解を得て意識や態度の変更を求め、さらには新たな社会制度や社会サービスの創出や整備を図る=外なる変革である。

・また当事者は、自分の実感を大切にして専門職に体験を伝え、仲間とともに異議を申立て、社会の主人公は専門職ではなくて生活主体者である市民にあることを訴えていく。

<テキスト解説>
3 自助グループ結成への援助 テキストP69

・自助グループは、「ボランティア活動」としての要素も含む=メンバーの自発的な参加に基づく無償の活動であり、責任を担い合う。
 単にグループ結成を励ます、支援するという専門職の姿勢は望ましくない。

*セルフヘルプ・クリアリングハウス
・クリアリングハウスは、米国、ドイツを中心に運営されている。
 日本では「セルフヘルプ支援センター」等の名称で運営されている。
・クリアリングハウスの活動、機能とは、
①セルフヘルプ活動に関する情報収集・提供
②自助グループの相談:グループ紹介等
③広報:社会への啓発と提言
④調査・研究:グループ実態把握調査など

・クリアリングハウスの活動は、規模や形態によってそれぞれであるが、上記のような活動を実施している。
・社会福祉協議会、精神保健福祉センター等が、これらの機能を担っている。

*専門職による自助グループ結成への支援 P70
・セルフヘルプグループヘの援助方法については,グループに直凄的に参与して援助する「直接的援助」とセルフヘルプ・クリアリングハウスなどを通して援助する「間接的援助」がある。
・ボランティア活動にはボランティアセンターという専門の援助組織が必要なように,セルフヘルプ活動にはセルフヘルプ・クリアリングハウス)のような専門組織が求められる。

<補足:セルフヘルプ・グループに対する、専門職・ソーシャルワーカーの役割
・グループの設立時や初期の段階での側面的援助
・当事者やグループ全体が求めている専門的知識や情報の提供
・側面・周辺的なサポート(会合場所の提供、事務や連絡)
・グループの存在を知らない利用者に対して、(社会資源として)グループの存在を紹介する

4 自助グループとの連携 テキストP71
*対等なパートナーシップ

・自らのクライエントとの同一視という問題
 ⇒ グループとの対等なパートナーシップを構築することは困難である。
・援助の対象ではなく、連携のパートナーである。
 グループへの干渉をしない。

*自助グループの支援の特質 P72
・グループの特徴とは、「体験的知識」と「自己解放的な要素」である。

・専門職とその援助、枠組み、価値観との違いがある。

*自助グループの組織的課題 P73
・グループのリーダーシップ等の課題がある。

・中心的な活動メンバーと、「フリーライダー」的な参加者。

○補足:欧米のセルフヘルプグループの発
・アルコホリックス・アノニマス(AA,1935年創設)
・精神障害者の再発と慢性化を防ぐ回復者協会(1937)
・脳性マヒ協会(1947)
・「精神遅滞児協会」(1949)
・1950年代後半から60年代にかけて,とくに多くのグループが設立された。背景としては,公民権運動,反戦運動などの動きが盛んな時代であった。

*補足:日本のセルフヘルプグループの発
わが国では,第二次世界大戦後から設立されるようになった。
・日本患者同盟(結核,1948)、全国ハンセン氏病患者協議会(1951)は,患者自身による自主的な組織として設立された初期の代表的なグループである。
 終戦後の患者のおかれた状況に対して,医療,生活保障などの要求運動などのソーシャル・アクションが中心的な課題であった。
・子どもたちの未来をひらく父母の会(サリドマイド児親の会,1963),カネミ油被害者の会(1969),水俣病患者同盟(1974)などの公害・薬害などに関するグループも多く設立された。
・60年代後半から70年代にかけて,前述の欧米型のSHGが,次々と組織されるようになった。80年代では,地方レベルでもさらに増大している。

  1952 全日本精神薄弱者育成会(手をつなぐ親の会)
  1960 日本リウマチ友の会
  1961 全国肢体不自由児(者)父母の会連合会(全肢連),日本糖尿病協会
  1963 全日本断酒連合会(全断連),全国心臓病の子どもを守る会
  1964 小鳩会(ダウン症児親の会)
  1965 全国精神障害者家族連合会
  1968 自閉症児親の会全国協議会(1989年より日本自閉症協会に)
  1969 人工肛門造設者の会
  1973 胆道閉鎖症の子どもを守る会,てんかんの患者を守る会(小児てんかんの子供を持つ親の会と合同で,1976年より日本てんかん協会に)
  1978 あけぼの会(乳ガン手術体験者)

・この他にも、全国組織のない,ある地域だけの小さなグループも全国にはたくさんある。

*地域福祉活動との関
・セルフヘルプグループ、当事者組織の組織化の支援もコミュニティワークの課題である。こうした活動を通じて、地域住民の主体性と自治力を強めることが重要である。福祉ニーズを抱える当事者である地域住民自身が活動することによって、より具体的な地域福祉施策への提言ができ、早い時期に行政による対応や住民による参加が可能になるのである。

○解説:断酒
 酒をやめるための自助グループ
(後述)

*アルコホリクス・アノニマス Alcoholics Anonymous ; AA
 12ステップといわれる回復のための指針を示したプログラムに従って,アルコール依存・乱用の当事者同士が体験談や自己について語り合いながら,「今日一日」酒を飲まずに過ごそうとする自助グループ。
(後述)

*当事者活動 self help activity
 差別を受けたり,問題の渦中にある本人(当事者)たちの組織・団体が,その課題を明確に認識し,改善や解決をめざして行政等に積極的に行動を起こしていく活動。
(後述)

*障害者運動 disability movement
 障害を抱えている人たちやその親,あるいは関係専門職従事者などのそれぞれの当事者がつくる組織。
(後述)

<レジュメ2に続く

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第22回講義レジュメ1 コノプカによるグループワーク14原則とは 社会福祉士養成科
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第22回講義レジュメ2 自助・セルフヘルプ・グループとは 社会福祉士養成科9/15


<進路検討中の皆様にお知らせ 社会福祉士養成学科・養成科 下記をクリック>
卒業生講演:児童福祉における社会福祉士の仕事 日本福祉教育専門学校
 9/30(金)19:00~20:00 会場:本校高田馬場校舎 参加無料
 担当:中庭さん(29歳)(都内児童相談所勤務 社会福祉士養成学科2011年卒業) 
・子ども・児童福祉領域の社会福祉士として活躍中の卒業生・中庭さんが、社会福祉士の仕事や、やりがい等についてお話します。関心をお持ちの皆様、ご参加下さい。

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法


*続き・用語解説は下記をクリック 断酒会、アルコホリクス・アノニマス、当事者活動、障害者運動

More *続き・用語解説 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒
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相談援助の理論と方法 第22回講義レジュメ2 2011/09/15 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース) 担当:当ブログ筆者

3章2節 自助グループを活用した相談援助
1 自助グループとは テキストP65

・セルフヘルプ・グループself-help group とも称される、何らかの問題・課題(特定の体験と付随する困難)を抱えている、本人や家族のグループ・市民活動である。
 これらのグループは自発的に結成され、運営は他から独立したものであり、メンバーの相互援助を目的とする。
 グループの運営はメンバーによって行われ、多くの場合、専門家(ソーシャルワーカーなど)は運営の主要な事柄には関与しない(※)

・メンバーは、共通の障害や生活問題を抱える当事者等である。
例:自助グループの大まかな分類
①依存症(アルコール・薬物・ギャンブルなど)からの回復を目的とするグループ
②障害や難病をもつ当事者の相互支援グループ
③共通の体験(犯罪被害、不登校、子育て、家族の自殺など)をもつ当事者のグループ
④当事者の家族による相互支援グループ

*グループワークのグループ
・各種のグループにおける専門職の役割と責任等には差異がある。

*サポートグループ
・特定の専門機関による、間接的な支援が恒常的にある当事者グループのことである。
 例:医療機関の患者会等

2 サポートグループ
・地域の当事者、グループワーク終了後のメンバー等の支援の場として、活用することが可能である。

*サポートグループの長
・専門職からの助言、支援が提供されるこれらのグループへの参加は、当事者にとって過重な負担にならない。参加へのハードルが低い。
・グループワークに比して、参加者が多くても運営が可能である。
 メンバーの相互援助が期待出来ることから、専門職・機関の負担も重くない。

*サポートグループの限
・専門職・機関が支援することから、活動の枠組み、価値観も提供される。
 メンバーは、その機関の利用者に限定される場合がある。
・サポートグループから自助グループへの移行は、容易ではない。

*後述:前回に関連して:グループワークにおける援助技術
<概要>
①メンバー間で相互に支援するグループを組織化する技能:開始期
*グループの検討


*コミュニケーションの媒介
・媒介:メンバーの交互作用。

*参加の促
・諸活動と集団への参加を促す

*グループダイナミクスと援助
・相互の支援,メンバーの権利及び責任についてのグループ規範を強化する

*グループのテーマの明確

②グループメンバー相互の支援構築の技能:作業期
*議論の媒


*消極的なメンバーの支

*メンバーのニーズとグループの調

*人間関係のストレッサー。グループの機能不
・グループにとって,不適応、機能不全のパターンを明らかにする。

<レジュメ続きは記事の下方をクリック

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第22回講義レジュメ1 コノプカによるグループワーク14原則とは 社会福祉士養成科

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ6 グループワークの作業期・媒介とは 社会福祉士養成科夜間部


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卒業生講演 卒業生が語る社会福祉士の魅力 日本福祉教育専門学校
 9/30(金)19:00~20:00 会場:高田馬場校舎 参加無料
 担当:中庭さん(29歳)(都内児童相談所勤務 社会福祉士養成学科2011年卒業) 
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社会福祉士及び介護福祉士法


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相談援助の理論と方法 第22回講義レジュメ1 2011/09/15 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース) 担当:当ブログ筆者

【前回の補足】
◆コノプカによるグループワークの14原則
1.グループ内での個別

 各個人の独自性、相違点を認識し,それにしたがって行動すること
*ワーカーはグループの経験が個々の利用者にどのような効果をもたらし、一人ひとりがどのように考え、感じ、行動しているかを観察する

2.グループの個別
 多種多様のグループをそれぞれ独自のグループとして認識し,それにしたがって行動すること
*各グループワークはそれぞれの特徴をもっている。

3.メンバーの受容
 各個人をその個人独特の長所・短所とともに純粋に受け入れること
*援助者は、自分が利用者を受け入れており、また共感しているという気持ちを言葉や行動で積極的に伝えていくが、積極的に働きかけてこない利用者には、援助者からの働きかけを最も必要としている。

4.ワーカーとメンバーの援助関係の構
 グループワーカーとグループメンバーとの間に意図的な援助関係を樹立すること

5.メンバー間の協力関係の促
 グループメンバーの間によい協力関係ができるように奨励し,その実現に力をかすこと

6.グループ過程の変
 グループ過程に必要な変更を加えること

7.参加の原
 メンバーが各自の能力の段階に応じて参加するよう励まし,またその能力をさらに高めることができるよう援助すること
*ワーカーは利用者が各々の能力に応じて参加できるような活動を考え、メンバー相互の交流が促進されるよう参加を促していく

8.問題解決過程へのメンバー自身の取り組
メンバーが問題解決の過程に参加することができるように援助すること

9.葛藤解決の原
 メンバーが葛藤解決のためのよりよい方法を経験するように援助すること
*メンバー自身の、またグループ内での葛藤に対して,メンバーが自分たちで解決できる方法を見出せるように導くこと。
*ワーカーは,メンバー自身やグループが持つ葛藤に気づき,それを抑圧するのではなく,必要に応じてその葛藤を表出させることが必要となる。そして,逃避することなく葛藤を直視し,主体的に取り組めるように支持しなければならない。
*メンバーにとって,ワーカーの支持がある場面で葛藤の解決方法を学べることはきわめて有意義であり,社会的成長を促進させることにつながる。

10.経験の原
 人間関係をもつことにおいて,また、ものごとを成就することにおいて,多くの新しい経験を与えること

11.制限の原
 制限を,各個人およびグループ全体の状況に対する診断的評価に基づいて,巧みに用いてゆくこと
*利用者が自分や他人の生命を脅かしたり、人間関係を破壊する行動をとったりすることがないよう保護し、利用者の自我を強化し、援助者とよりよい援助関係を保っていく。

12.プログラムの活
 各メンバー,グループ目的および社会的目標の診断的評価に基づいてそれぞれの状況にふさわしいプログラムを意図的に用いていくこと

13.継続的評
 個人およびグループ過程について継続して評価を行うこと

14.グループワーカーの自己活
 グループワーカーは暖かく,人間的に,しかも訓練によってえた方法にしたがって自己を活用してゆくこと
*自己を援助の道具として用いること。援助者は集団のなかで利用者と行動をともにするが、ただ集団の過程を観察するために存在するのでなく、必要な援助をするために存在する。

<他、必要事項>
■シュワルツの平行過程の原
則  
*ワーカーの課題とメンバーの課題とは違っており、その両者の違いは明確に区別されなければならないという、シュワルツが提唱したものである。
*ワーカーはワーカーの仕事をもち、クライエントはクライエントの仕事をもつこと、そしてこの二つの仕事の過程は相互依存的ではあっても同じではなく、この分業を乱すと仕事の機能が弱体化するばかりでなく、ワーカーとメンバーとの出会いを操作的、感傷的にし、双方に不満を残すことが多い

*レジュメ2に続

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ2 グループワークの定義・発達史とは 社会福祉士養成科夜間部
 グループワークの発展の経緯
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ3 グループワーク プログラム活動・定義とは 社会福祉士養成科
 グループワークの援助媒体
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ4 グループワークの準備期・波長合わせとは 社会福祉士養成科
 グループ形成計画  利用者の構成要素
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ6 グループワークの作業期・媒介とは 社会福祉士養成科夜間部


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社会福祉士の資格と仕事説明会&相談会
  9/16(金)18:30~20:00 会場 日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 参加無料

日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成学科・養成科
社会福祉士及び介護福祉士法

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相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ7 2011/09/08 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース) 担当:当ブログ筆者

3章1節 グループを活用した相談援助・続
*終結期 テキストP63
*終結期とは、グループ援助を終わりにする段階である。
 しかし、グループ援助は終わるものの,このグループで得たものを糧として,次の生活へと移っていく「移行期」でもある。
*メンバーが次の生活にスムーズに移行していけるように援助する。
*終結期は単にグループ援助が終わってしまうというだけではなく,目的達成には最も生産的な段階である。

①グループの特徴
1)終結する理

①予定回数,期間を終了。
②目的を十分に達成し,グループの存在理由がない。
③援助をしていた職員が退職したり,配置転換になった。
④メンバーがグループ援助に関心・興味をなくし,参加者が減少して自然消滅した。
⑤葛藤,対立などでグループの活動目的が一致しなくなり,継続してもグループ援助の効果が期待できない。

2)複雑な反応の表出-終結と移行の準備、グループ活動の意義の確認
*自分が参加してきたグループ活動のなかでさまざまな経験をし,終了するということから複雑な感情をもち,いろいろな障害も出てくる。
*しかし,このグループでの経験を一つの糧として,「個人」が次の経験へと移っていく新しい序幕となるように準備しなければならない。「終結期」は,その「個人」にとっては次への「移行期」ともなる。

<多様な反応・感情
◇終わるということから最も重要な感情が表出する
= 「ドアの"とって(ノブ)"効果(療法)」
◇今まで以上に互いが励まし合うなど深い感情を呼び起こす
◇もっと継続をしたいという強硬な態度が示される
◇時間ばかりかけて何も役立つものがなかったというような「否定」をする
◇せっかく親しい関係が成立したグループが終結するということで,終わるということを拒否したり,喪失感をもつ

3)移行への援助-巣立ちへの準備
*援助者と「個人」,そしてメンバー同士が積み重ねてきた援助関係を急に切断してしまうのではなく,互いの成果をまとめる十分な時間が必要である。
*援助者は早めに作業の終結が近いことを告知し,メンバーにその準備をさせることが必要である。
 これまでにグループで経験した肯定的・否定的感情を分かち合い,評価し,このグループで経験した成果を,今後の自分の日常生活にどう生かしていくか考える必要がある。

②援助者の役割 
*終結期では,開始期と同様にグループの中心的役割を援助者が果たすようにする。
*終結期には援助者とメンバーの相互感情の流れが最も強くなる。メンバーたちはいろいろな深い感情を表出する。このグループで何を学んだか,これからどうするのかなどを表現する。
*援助者は,メンバーのこのような感情を互いが受け止められるように援助し,グループで何を得たのか考えさせる。

◆終結期における援助者の具体的な役
①一人ひとりのメンバーの複雑な感情を受容する
②メンバーのもつこれらの感情を互いに正直に分かち合えるようにする
③メンバーのグループ経験を評価する

③援助者の援助技
1)終結をスムーズに行う技術
2)グループのまとめと評価する技術
3)移行をスムーズに行う技術

④終結の評
*援助者はメンバーとともにグループの開始期から振り返り,評価することが重要な援助行動である。
・「個人」にとって役立ったか,どんな意義があったのか,何を得たのか,何を学んだのか,などを評価させていく。
・援助者もグループの「目的」「目標達成」との関係から全体的なまとめをする。
・援助者は,同じくそれぞれの「個人」,「グループ」についての評価を担当者として,さらに同僚とともに評価する。

◆グループ援助に関する終結段階の評価内
①メンバーの態度や行動(誰と誰が一緒に行動をしたか,どのような態度や行動で参加したか)
②メンバー同士の相互作用のあり方(仲間意識,相互協力,役割など)
③メンバーの援助者に対する態度,行動、相互作用(援助者をどうみていたかなど)
④プログラム活動の影響とメンバーの反応や参加の様子(プログラム活動が「個人」と「グループ」にどのような影響を与えたか,など)
⑤グループ状況(凝集性,雰囲気,コミュニケーション,サブ・グループ,スケープゴート,グループの圧力,など)
⑥援助者の具体的援助行動(何を観察したのか,そのことをどのように受け止め,解釈し,判断して援助したか,それに対する「個人」と「グループ」の反応はどうだったか,どのような影響を与えたか,これらの援助をどう評価するか等)
⑤終結後の計画の確認
*それぞれの「個人」のアフターケアについて援助計画をしておく。それぞれの評価や各人の課題等で必要な「個人」には新しい個別援助やグループ援助の計画を準備していく。
⑥記録のまとめ
 「個人」と「グループ」とのこれまでの記録をまとめておく。
 記録を通じてこの集団援助技術の評価をするとともに,次回の集団援助技術への資料とする。


社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ2 グループワークの定義・発達史とは 社会福祉士養成科夜間部
 グループワークの発展の経緯
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ3 グループワーク プログラム活動・定義とは 社会福祉士養成科
 グループワークの援助媒体
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ4 グループワークの準備期・波長合わせとは 社会福祉士養成科
 グループ形成計画  利用者の構成要素
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ6 グループワークの作業期・媒介とは 社会福祉士養成科夜間部


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社会福祉士の資格と仕事説明会&相談会
  9/16(金)18:30~20:00 会場 日本福祉教育専門学校 高田馬場校舎 参加無料

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相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ6 2011/09/08 6・7時限
社会福祉士養成科(夜間部トワイライトコース) 担当:当ブログ筆者

3章1節 グループを活用した相談援助・続
*作業期 テキストP60
・作業期とは、「個人」と「グループ」が自分たちの課題に取り組み,展開し,目的達成のために明確な成果が出るようにすすめていく段階である。

①グループの特徴
1)メンバーの役割の出

*グループ規範がしだいにでき,個々のメンバーがグループ内で,異なる役割を果たすようになる。
 例えば、意見やアイディアを出す,意見をまとめる,グループ全体を支える,場面でグループをリードする役割などがある。

2)メンバーの不信感・抵抗の出
*人間関係が成立するとともに,メンバー間の対立,摩擦や争いなどが起こりやすくなる。
 援助者やほかのメンバーに対する否定的感情,抵抗等があったり、孤立者や排除されるメンバーが出現する危機的状況が生まれる場合もある。

3)信頼感と凝集性の強
*援助者の援助やメンバーによる努力によって,メンバー同士の否定的感情が変化する。
 メンバーがともに考えたり,メンバー間の連帯や絆がいっそう強くなってくる。グループそのものや互いの信頼感が増し,ともにグループの目標を目指して前進する強いまとまり(凝集性)を現す言動も出る。

4)グループヘの個人的関わり
*メンバーが個人的なことを皆の前で話すようになり,ほかのメンバーのことも知りたいというニーズが強くなる。

5)相互援助システムの形成と活
*各メンバーを受容するようになり,メンバー同士が互いに援助し援助されるようになる。
 「仲間意識」「相互援助」意識が働くようになってくる。

②援助者の役割
1)個人への援助-メンバーとの関係形

*グループにおけるメンバー「個人」の目標を明らかにし,あるいは「個人」に必要な援助目標を立てて,具体的に行動できるように励ましていく。
 必要とあれば個別援助を行い,「個人」の目標達成のために障害となる要因を取り除いていく。
 個人は自分の考えていることや感情をほかのメンバーに話し,表現することは非常に難しいことから,できるだけメンバーの感情を表現できるように励ましていく。

*援助者はメンバーやグループ全体の感情に注目し,今,何がグループで起こっているのかをメンバーに考えさせ,グループに責任をもたせ,グループ内に起こってくる問題に対処できるように援助する。

2)グループ発達への援助-グループダイナミクスの活用
*「グループ」が「個人」にとって必要な存在となるような援助行動を行う。
・メンバー同士の人間関係に摩擦や対立が生じたり,孤立者が出現したりするような危機的状況が生まれてくるが,この混乱を援助者やメンバーの協働によって乗り越えていかなければならない。
・ここまでにできあがってきたグループ規範や個人の役割の「修正」を行う。
・危機的状況を乗り越えたグループはいっそうのまとまりが出てくる。

・個人とグループの最終的な目的に焦点を合わせながら,毎回実現可能な行動に部分化していき,やさしい内容から難しい内容へと段階的に目標達成へと向かわせる。

3)可変する援助者の役
*援助者の役割はそのグループの状況によって,自由自在に可変していくものでなければならない。
 例えば、メンバー同士の対立や摩擦で危機的状況が生じた場合,メンバーだけの力では解決できないと判断すれば障害を取り除く積極的援助に変えていく。

4)契約の再検
*開始期に確認をした契約を改正すべきと判断したら,もう一度メンバーたちと話し合い,再契約をすることも必要である。

③援助者の援助技術 
1)グループの目標達成を援助する技

*グループでの話し合いが限られた少数のメンバーだけで行われている場合は,発言をしていない・しにくいメンバー全員にも配慮した話し合いができるように助言,指導をする。
*グループが何かの決定をする場合,異なる意見があればグループでさらに検討させ,メンバーの納得いく合意が得られるように助言していく。

2)グループを支持する技
*作業期にはメンバーたちにリーダーシップを発揮する機会を与え,開始期の援助者中心のグループからメンバー中心のグループになるように側面的援助をする。
 援助者はいつも後方にいて,グループを見守り支持していく技術が必要である。

3)プログラム活用の技術-プログラム活動を通してのグループづくり
*援助者がプログラム活動の素材を何にするかを決めるのではなく,メンバーで決められるように側面的に援助する技術が必要とされる。
 援助者はそのプログラム活動がグループ目標達成を促進させるか,メンバー全員の参加が可能か,時間内に終われるか,活動の費用,などをメンバーと検討し,その後グループで決めさせていくことが求められる。

④評
①「個人」がグループ活動のなかで自分の目的に向かって必要な経験をしているか
②プログラム活動の選択が目的のために妥当か
③施設・機関は援助者の援助行動を含めて「個人」にとって必要かつ適切な援助をしているか

*レジュメ7に続く

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 グループを活用した相談援助  人間にとって集団が意味するもの  社会的環境としての集団
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ2 グループワークの定義・発達史とは 社会福祉士養成科夜間部
 グループワークの発展の経緯
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ3 グループワーク プログラム活動・定義とは 社会福祉士養成科
 グループワークの援助媒体
社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第21回講義レジュメ4 グループワークの準備期・波長合わせとは 社会福祉士養成科
 グループ形成計画  利用者の構成要素


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3章1節 グループを活用した相談援助・続
*開始期 テキストP59
*援助の開始期とは、最初の集まりから、グループとして動き始めるまでの段階を指す。
*グループをすすめていくための条件や内容についても参加者の同意を得て、確認する(=「契約」)。

①グループの特徴
1)円滑な開始・接近と逃

*最初のグループでの集まりでは、メンバーはこれから始まるグループに対する希望や期待とともに不安と恐れ、疑問、緊張などの気持ちが混じり合っている。
 ほとんどのメンバーは接近したい気持ちと逃避したい気持ちがあるアンビバレントな状況にある。
*このようなグループでは、メンバーの興味・関心、注目、評価は、中心的存在である援助者に集まる。
 援助者がどんな人物であり、どんな役割を果たす人であるかの評価が定まった後に、周りにいるメンバーに関心や注目をし始めるといった独特の特徴がメンバーにあることを理解する必要がある。

2)メンバー同士の評価と対
*援助者による援助行動によってメンバーはグループに出席した互いの理由、事情、立場を知り、互いの共通点をみつけていく。
・これらによってメンバーは、グループへの警戒心も薄れ、グループのメンバーへの関心を強めていく。
 また、サブ・グループ(下位グループ)が形成されていく。
*開始期の終わり頃には、メンバー間の考え方・行動の仕方などの違いから、対立が起こったり、スケープゴートといわれるグループの犠牲者が出てくる場合がある。

②援助者の役割
1)メンバーを迎える

*開始期における援助者の役割とは、「個人」同士ができるだけ短時間のうちに互いを知り合えるような対人関係樹立の援助がある。
・グループの緊張した雰囲気を援助者の態度や行動で早く和らげ、ばらばらに集まっている「個人」をできるだけ早くつなぎ合わせるような援助をすることで、個人は不安や緊張を少しずつ取り除くことができ、安心して自由に発言や行動ができるようになる。
・許容的雰囲気。市民社会の規範との調整。
*メンバーの名前を前もって正しく覚え、部屋に入ってくるときには名前で対応する。

2)自己紹
*単に名前を知り合うという方法ではなく、どんな背景、関心をもつ人間か、共通点を知ることで、互いを理解するため、自己紹介は必要である。
*またメンバーが一言でも話すことで受け身的立場から参加者へと立場を変えることになり、他のメンバーにも注目し始めることから重要。
*このことから自己紹介の方法を工夫してみることが必要である。

3)援助者自身と施設・機関のことについて話
*援助者の態度、行動が「個人」や「グループ」に大きな影響力をもち、雰囲気づくりにも影響する。
*援助者自身による自己紹介と役割の明確化は、信頼関係を樹立することになる。援助者の受容的態度や共感と併せて重要である。
*援助者は「個人」に対して、平等、対等に接しなければならない。早く「個人」を結びつけて、「グループ」にするための援助をしていく。
*「個人」「グループ」との専門的援助関係の樹立をすることも援助者の役割である。
 施設・機関に対する期待や要求を持ち込んできていることから、このグループを主催する施設・機関の使命や目的など紹介することを忘れてはならない。

4)契約作業-グループの目標と契約(約束)の確認
①グループの課題(目標)
②開催の日時や回数、期間の予定、費用など活動の条件
③当面のプログラム活動
④利用者同士の役割分担、責任
⑤秘密保持などの利用者同士の約束
⑥援助者の役割

*グループの目標と契約を確認することから、「ここで自分は何をしようとしているのか」「自分はどんな参加の仕方をしたらよいか」を利用者自身は改めて確認する。
*契約とは、メンバー「個人」と施設・機関側との間に結ばれる約束で、双方が一致した条件と目標達成に向かって、それぞれの役割分担による責任を果たす約束をしていくことを指す。

5)プログラム計画への援
*援助者はグループの目標とメンバーの関心、能力に合ったプログラム活動をメンバーとともに考え、検討し、選択しながら立案していく。

6)グループ形成への援
*開始期においては、利用者は援助者の方向のみを見て話をする場合が多く、援助者と「個人」との応答になってしまいがちである。
 援助者としては、グループは援助者のものではなく、出席しているメンバーのためのグループであることを意識づける援助を意図的に行なうべきである。
 利用者の積極的な相互作用の促進を図る援助を開始する。

③援助者の援助技術 
1)グループ全体の動きを察知する技術
*個々のメンバーがグループにおいて果たす役割、グループ規範、同調、グループ圧力、グループ・ダイナミックスの知識、開放的グループや閉鎖的グループの特徴を理解し、幅広い角度からグループを観察する技術が援助者には必要である。

*また、開始期には不安感や緊張感をもちながら出席しているメンバーに安心感、居心地よく感じさせるような技術も必要である。

2)援助者のコミュニケーション技
*一人ひとりのメンバーを見回しながら話すことができる技術、わかりやすく簡潔に話し、質問ができ、答えることができる技術、自由に表現できる雰囲気づくりの技術が必要である。

3)グループの凝集性を促進させる技
*「私」「あなたたち」ではなく、「私たち」という表現を援助者は意識して用いていくことも必要である。
 これによって、「われわれ感情」をグループにもたらしていくことにつながる。

4)プログラム・メディアを用いる技
*開始期に重要な技術として、プログラム活動をすすめる際にプログラム素材を適切に用いる技術がある。
*開始期において、音楽の使用や、緊張状態を解きほぐすためのゲーム等を導入すると、グループの堅苦しい雰囲気が和らぎ、メンバー間の会話がはずんでくる(「アイスブレイキング」)。
*援助者はプログラム・メディアを常に集め、プログラムのどこで何分位使うか等研究が必要である。
*プログラム活動を準備期にある程度組み立てておきながら、実際には臨機応変にプログラム材料を活用していく。

*レジュメ6に続く

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3章1節 グループを活用した相談援助・続
*準備期 テキストP58
・福祉施設・機関、病院、団体などにおいてグループ援助に必要性が生じたことから、援助者がグループ援助を開始するために、グループの計画を立て、利用者たちに予備的な接触を始める段階である。
①グループの計
・複数の利用者のために、必要と考えられるグループをつくっていく計画である。

◆問題・課題の明確化・援助対象・組織の理
・援助者の所属する施設・機関が何を利用者の問題・課題だと考え,どのような援助ができるか,すべきなのかを明らかにしなければならない。
・また、利用者が何を問題・課題と考えているか,何をしたいと考えているか,などを明らかにすることも必要。
・援助者は,施設・機関が明確化した援助すべき問題・課題と,利用者が明確化した問題・課題との共通領域を確認するとともに,援助者が果たすべき援助役割を明らかにしていく。
・援助者は、所属する施設・機関の同意や支援なしには、グループ援助ができない。職員全員がグループ援助をする意義や目的を十分に理解し,それぞれの立場からのバックアップが重要。
・問題・課題の明確化によって,援助者が考えるグループ援助の予備的目標を設定することになる。

②グループ形成計
(1)利用者の構成要素
(2)参加メンバーの募集,選択
(3)グループの人数とリーダーシップのあり方
(4)開放的グループか閉鎖的グループか
(5)グループ援助の回数や期間
  ・ここまでは、既に解説済み。

(6)プログラム活動のために,場所や部屋をあらかじめ設定する
・限られた施設・機関内の場所や部屋を有効に使うための検討が必要。
・話し合いのためには,騒音もなく落ち着いて話せる部屋が必要で,互いがリラックスでき,明るい雰囲気づくりができる部屋が望ましい。
・音楽プログラムのためには,思い切って音が出せる場所が望ましいし,ほかの利用者に対する配慮も必要。

③波長合わせ=的確な理解と反応のための準備的行為
◆利用者への波長合わせ

・援助者が利用者の生活状況,感情,ニーズなどについてあらかじめ理解すること。
・援助者が利用者援助の取組みのなかで表面化してくるかもしれない出来事について,予測を立てておくこと。

◆二つの「対象
①グループ援助に参加してくる利用者一人ひとりの「個人」
②その「個人」が構成する「小集団」(グループ)
・援助者は,「個人」の生活状況や感情を理解し,その「個人」がもっている関心事,心配事について理解をすることが必要。
・それらの「個人」によって構成される「グループ」が活動していくなかで起こってくるかもしれない出来事をあらかじめ予測をしておくことが必要。

◆援助者自身の波長合わせ
・援助者自身は、グループ活動に際してどんな反応をするかを予測し,心理的準備をしておく。
・援助過程において言語的・非言語的表現で素早く投げかけてくる利用者の感情や関心事,心配事を,援助者が敏感な洞察力で間違いなく受け止めていくことが必要。
・波長合わせによる利用者理解や予測,それに対する援助者自身の波長合わせによって,感受性を豊かにすることになり,グループ援助に心理的な余裕をもってのぞむことができる。

*波長合わせの能
 スーパーバイザーや経験豊富な同僚の力を借りる。
 これまでに実践された記録,事例研究,文献を調べる

④個別援助技術と集団援助技術との調
・一人の人間を援助していくという立場から,個別援助とグループ援助は表裏一体の関係にあることを忘れてはならず,援助者は常に利用者中心の援助活動を考え,利用者が両方を活用できるようにする。

⑤記録の準
①「個人」用フェイス・シート ②「個人」用記録用紙 ③「グループ」用記録用紙
・現実的で効果的な記録がとれるように工夫。

⑥予備的接
・グループ援助活動への参加を促していくためには,直接援助者が利用者一人ひとりに面接や声かけをしていく。参加への抵抗、アンビバレントな感情がある当事者もいる。
・目的をできるだけわかりやすく説明するように心がけ,援助者がどんな援助をするかも十分に説明し,参加を促す。
・予備的接触では,利用者への波長合わせを忘れてはならない。例えば,参加を促したときの利用者の態度や表現から,利用者の感情をあらかじめ理解していくことが大切。

*レジュメ5に続く


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3章1節 グループを活用した相談援助・続き
<テキスト解説>
*グループワークの援助媒体 テキストP57

・援助者とメンバーの専門的援助関係。
 グループ全体への働きかけと、メンバーへの個別援助。

・メンバー間の相互作用
 グループワーク関係とも言えよう。

*プログラム活動 テキストP58
1)プログラム活動の意
味 
・グループワークは、「プログラム活動」を働きかけや動機づけの手段として,計画し,実践し,評価することで相互援助機能を生み出している。
・利用者は、活動を一緒にする過程で起こる相互作用によって,グループのまとまりや協力,連帯,共同などの関係をも生み出していく ⇒ グループの治療教育的な力を生み出す
 「結果」より活動の「過程」を重要視する。

・前田ケイのプログラム活動の定義では、「グループがそのグループ目的に沿って行う,あらゆる具体的な活動を指し,その活動の計画,実行,評価などにわたる全過程を通しての活動を含む」。

・「プログラム」とは,立案・計画から評価に至るまでのグループでの共通体験の全過程を意味し、個別具体的な活動や行事を「プログラム活動」と呼ぶ。
・一つの具体的な「プログラム活動」から,次の「プログラム活動」へと進んでいけるようにすることを「プログラム展開」と呼ぶ。

2)プログラム計画の前提 
 第1前提:どんなプログラムでも利用者のニーズが何よりも優先しなければならない。
 第2前提:プログラムはどこまでも目標達成のための手段であり,目的ではない。 
 第3前提:援助者はプログラム活動を「助ける人」であり,中心になって「やる人」ではない。

3)プログラム活動の過程 
 ①目標設定の段階
 ②援助計画立案の段階
 ③実践の段階。
 ④評価

*そして,評価に基づき,再び援助の目標を設定することになる

4)プログラム材料 
 プログラム活動を進める際に利用されるプログラムの素材のことである。

5)プログラム計画の原則
*プログラムがメンバーの興味とニーズに基づいて設定されているか

 援助者はメンバーの興味やニーズの発見に努めておかなければならない。

*メンバーの能力とレディネス(準備性)が考慮されているか
 メンバーの年齢,性別,健康・発達状態,生活歴,趣味,経験を考慮して,利用者の能力にふさわしく,満足が得られるような活動を考慮することが大切である。

*評価は何のために行われるかということが理解されているか
 評価は,プログラム活動の向上のために必要である。次回の活動計画の改善,援助体制の改善,援助方法の改善へと活用されることが何よりも大切である。利用者,職員の協力が得られやすい評価の場,機会,方法で実施するとともに,プログラム活動ごとの実践記録,評価記録を整理,保管しておくことが必要である。

≪評価:援助者の立場から
A全体のプログラム計画の立案が適切であったか
Bグループ運営のあり方や援助方法が適切であったか

≪評価:利用者の立場から
①積極的に,主体的に参加
②満足感,成就感,日常生活の変化
③協力や連帯感,個人とグループとの関わり

*社会資源 テキストP58
・利用者の要求の充足と,グループワークの目的達成のために,効果的に利用するさまざまな有形・無形の人的,物的,制度的資源のすべてを指す。
・援助者は,実践で活用できる社会資源について,正確かつ最新の情報をもち,プログラム実践の過程において,それらの資源を適切に用いることができるように努力しなくてはならない。

3 グループワークの展開過程 テキストP58
<概要:過程と機能>
◆準備期 -波長合わせ

①グループ活動を成立させる。
②援助目的を説明する。
③個々の利用者のアセスメントを行い,具体的目標を立て,評価基準を策定する。

◆開始期 -契約
④グループ活動の条件や合意をつくりあげていく。
⑤グループ目的と利用者個々人の目的を媒介し,相互に援助し合うように働きかける。
⑥自助能力を引き出し,グループ過程への参加を援助する。
⑦必要な情報を提供する。

◆作業期 -媒介
⑧利用者と行動を共にしつつ、心理的サポートを与え,行動のモデルとなる
⑨グループが利用者の相互援助システムとして発達するように援助する。
⑩目的達成のためのプログラム計画を促進する。
⑪社会的技能の獲得や社会資源活用を援助する。
⑫グループ活動を妨げている原因を取り除いたり,問題解決のための援助を促進する。
⑬利用者とほかのシステムとの媒介者として働く。
⑭必要な場合には弁護的役割を果たす。

◆終結期 -移行
⑮終結への準備を援助し,必要に応じてほかのサービスへの紹介をする。
⑯効果を評価、記録を整理し組織体に報告をする。
 社会福祉士受験支援講座・教員日記

*レジュメ4に続く

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 グループワークの発展の経緯

社会福祉士受験支援講座・教員日記 : 相談援助の理論と方法 第20回講義レジュメ1 ケース・ケアマネジメントの過程・プロセス解説 社会福祉士
 施設症  トータル・インスティテューション・全制的施設


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